JP2001138162A - 工具保持具及び工具保持具用振れ修正具 - Google Patents

工具保持具及び工具保持具用振れ修正具

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    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/026Chucks the radial or angular position of the tool being adjustable
    • B23B31/0261Chucks the radial or angular position of the tool being adjustable for centering the tool

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具先端18の位置が横ずれして、工具保持
具10における回転中心Caから外れていても、ねじ部
材24を回して工具17における刃先先端18の位置
を、工具保持具10における回転中心Caに一致させる 【解決手段】 軸体13の元部側には、工作機における
回転部に対して装着する為の装着部12を備え、軸体1
3の先部側には、工具17を保持させるための保持部1
4を備えている工具保持具10において、上記軸体13
の外周部においては、長手方向に向かって相互に離れた
位置に第1の接部26と第2の接部27を設定し、両接
部26,27の間には、ねじ部材24を回動させること
により両接部26,27の間に対して軸体13における
先部側の軸線Cを変位させる力を発生させる為の振れ修
正手段20を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機の回転部に装
着して用いられる工具保持具に係り、詳しくは工作機の
回転部に工具保持具における軸体の元部側を装着し、軸
体の先部側には、刃物等の工具を保持する為の保持部を
備えさせて用いるものであって、保持部に取り付けられ
る刃物等の工具の先端部分の芯振れを修正できるように
した工具保持具に関する
【0002】
【従来の技術】工作機等を用いて被加工物に穿孔した
り、孔の内面を削ったりする場合、工作機の回転部に装
着されている工具保持具における先部側に刃物等の工具
を装着し、工作機等の回転部を高速回転させることによ
り工具保持具における先部側の工具を高速回転させて被
加工物に対して短時間で所望の加工をすることが行われ
ている。このように工具保持具は高速回転状態で使用さ
れるため、高速回転に伴って工具保持具における先部側
に装着した工具の先端が僅かでも振れると、穴の寸法精
度が乱れたり、穴の内周面が荒れる等、穴の精密加工が
できなくなる問題点が生じる。上記問題点を解決するた
めに、従来は、工具保持具における軸体の振動を修正す
る手段を工具保持具に設けている(特開平11‐104
931号公報参照)。そこで従来例を説明する為に図1
2を示し、この図を用いて説明する。工具保持具1にお
ける軸体3の元部側2は、図示しない周知構成の工作機
における主軸1aのテーパー孔1bに嵌合させる為、周
知の如くテーパー状のシャンク部2に形成してある。ま
た軸体3の先部側には工具4aの保持部4が備えさせて
ある(一般的にはドリル等の刃物で例示される工具4a
を締付固着するために保持部4としては拡大縮小自在の
挟着孔を有するチャック4が備えられる。なお周知の構
成にあってはチャック4の個所において刃物4aが軸体
3に対して直接的かつ一体状に装着して保持する場合も
ある)。軸体3における外周部で、かつシャンク部2の
側には周知の如くロボットにおける把持部で把持する場
合に用いられる太径のフランジ部5が形成してある。5
aは係合用の溝部を示す。図12に示される工具保持具
1においてはフランジ部5における溝部5aの底部には
複数の半径方向の孔6が螺刻され、各孔6には質量とし
てのねじ部材として、雄ねじ7が螺入されている。雄ね
じ7の頭部には六角レンチ用の六角孔8が設けられてお
り、レンチを用い各雄ねじ7を孔6内で進退調整し、工
具保持具1を高速回転させたときに、その半径方向の位
置の変化が、質量の変化として現れ、工具保持具1の軸
体3の振動が修正できるようにしてある。また、工具保
持具1の軸体3の部分で軸体の振動を修正しても、先端
の工具取付部4に近い位置で軸心が振れることもある。
そこで、先端部分3aにも同様の質量としての雄ねじ9
を進退調整自在に取り付けておき、各雄ねじ9を進退さ
せることで、先端部分3aの軸体の振動を修正できるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の様
な軸体の振動の修正手段は、この修正手段を設けた箇所
やその近傍の軸体の振動を修正できるだけである。しか
し、例えばドリル4aのように工具取付部4からの突出
寸法の大きい長手の工具の場合、回転中心に対する軸心
の振れを最も修正する必要があるのは、ドリル先端の刃
先4b部分である。しかるに、上記の従来技術では、雄
ねじ7及び9を用いてもドリル先端の刃先4b部分のよ
うに、工具取付部4から大きく突出した部分の、回転中
心に対する軸心の振れを修正することはできない。
【0004】本件出願の目的は、軸体の一部を加圧する
為のねじ部材を回動させるという簡単な操作でもって、
軸体における先部側の軸線Cを変位させ、突出した先
端部に装着されている工具の先端の中心部を工具保持具
の回転中心Caに合わせるようにした振れ修正手段を備
えている工具保持具を提供することにある。本件出願の
他の目的は、軸体における先部側の軸線Cを変位させる
為のねじ部材を工具保持具における主軸の周囲に少なく
とも3個所以上、均等位置に配設することにより工具と
しての刃物の軸心が、どちらの向きに振れていても、そ
の向きには無関係に、刃物の先端を工具保持具の回転中
心に移動できる様にした工具保持具を提供しようとする
ものである。他の目的は、1個所に設けたねじ部材であ
っても、そのねじ部材の回動の方向によって、上記刃物
の先端の位置を左にでも右にでも自由に変位させること
の出来るようにした工具保持具を提供することにある。
他の目的は、すでに完成されている工具保持具に対し
て、それの軸体の周辺に装着するだけで、上記工具保持
具を、軸体における先部側の軸線Cを変位させ、保持部
から大きく突出させて装着されている工具の先端の中心
部を、工具保持具の回転中心Caに合わせるようにした
振れ修正手段付きの工具保持具に変更することのできる
振れ修正具を提供することにある。他の目的及び利点は
図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らか
になるであろう。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に
係る工具保持具10の断面図であり、図2の(A)は、
図1のII‐II線矢視図である。なお(B)、(C)図は
ねじ部材24の数を変えた図を示す。図3は、図1の振
れ修正具部分の拡大図である。図1から図5において、
符号10から18が付された部材による構成は図12で
示す工具保持具1と同様に周知のものであるが、以下に
説明を加える。工具保持具10は、周知のように主体部
としての中空部13aを有する軸体13を備える。軸体
13の外周には、フランジ部11を、またフランジ部1
1の背部位置には元部側後方に向けて突設させたテーパ
ー状のシャンク部12を配設している。これは工作機に
おける回転部に対して装着する為の装着部である。フラ
ンジ部11の前側位置における軸体13は、フランジ部
11より著しく小径に形成されている(フランジ部11
より太径の場合もある)。フランジ部11の前側には段
部11bが形成されている。軸体13は、周知の如く細
長い中空の筒状に形成してあり(中実の場合もある)、
それの先部側には工具17を保持させるための保持部1
4を備えている。保持部14はチャック部として広く知
られており、周知の如く保持部14の中心孔14aに挿
入された任意の刃物としてのドリル17の元部を、コレ
ットチャック15a、締付リング15等を用いて締め付
け固定するようになっている。保持部14においては、
保持部14におけるの軸体部分の肉厚や、コレットチャ
ック(収縮環)15a、締付リング15等の製造誤差に
より、全体の肉厚が不揃いになる。そうすると工具保持
具10の回転中心Caに対して、工具先端18の位置が
横ずれして工具保持具における回転中心Caから外れ
る。その状態でドリル17を高速で回転させた場合に、
ドリル17の先端の刃先18が矢印S方向に振れ、精密
加工が不可能になってしまう。
【0006】そこで、本実施形態では、軸体13の外周
面に、振れ修正具20を着脱自在に配設している。振れ
修正具20の主体部は、ある程度の厚みと重量のある金
属材料を用いて、軸体13の外周に外嵌可能にリング状
(環状体)21に構成されている。環状体21の外周側
から内周側に向けて設けられている雌ねじ孔23に対し
ては、ねじ部材24を進退自在に螺合させている。雄ね
じで構成されるねじ部材24は、頭部24bに設ける周
知の操作溝を介して全長を雌ねじ孔23内に貫入させて
ある。ねじ部材24が螺合されている雌ねじ孔23は、
環状体21の周囲において1箇所でも工具17の先端1
8の芯振れの調整は可能である。しかし、軸体の外周部
における周方向の少なくとも3個所以上、幾つでもよい
が(図2のB,C図参照)それらを均等位置に配設すれ
ば工具の先18の中心の「ぶれ」を調整するときに極め
て簡単、迅速になる。上記環状体21における1つの側
面には、上記軸体13の外周部に設けられている第1の
接部26に当接させる為の当付部28を備えさせた。こ
の第1の接部26は前記の段部11bに形成した。即
ち、フランジ部における前壁面26を利用して、ここに
上記環状体21における1つの側面28を当付けるよう
にした。上記のねじ部材24における先端29は、上記
第1の接部26から長手方向に向かって離れた位置に設
けられている第2の接部27に対して当接可能にしてあ
る。第2の接部27は、軸体13の外周面に環状のU溝
22を刻設して構成してある。上記ねじ部材24を回動
させることにより上記両接部(26、27)を加圧して
それらの間に、対して軸体13における先部側の軸線C
を変位させる力Fを発生させるようにしてある。即ち、
ねじ部材の先端部29が軸体13に圧接状態になったと
き、軸体13からの反力で上記環状体21の端面28
と、フランジ部11の側端面26とは圧接状態となり、
環状体21と軸体13とを強固に固定するようになって
いる。しかも図3に示す様に、本実施形態では、環状体
21のフランジ部側端面28と、フランジ部11の端面
26とが当接した状態、即ち、環状体21がフランジ1
1の側に移動不能な圧接状態になると、U溝22の中心
点22aに対して、貫通孔23は、その中心点が保持部
14の側に若干ずれるように位置決めされている。従っ
て、ねじ部材24が螺入され、その先端部29がU溝2
2内に入ったときに、ねじ先端部29は、U溝22の保
持部14側の傾斜面27(第2の接部)にのみ当たり、
フランジ11側の傾斜面には全く当たらない状態になっ
ている。これにより、ねじ部材24をねじ孔23にねじ
込んで締め付けたとき、ねじ込む力(図3において、工
具保持具10の軸心C方向へ向う力)は、傾斜面27の
作用により、図3にFで示す方向の力、即ち軸部13に
おける、保持部14の側を矢印Fa方向に撓ます分力を
持つこととなる。次に、30は環状のカバーを示し、ね
じ部材24の飛び出しを防止する為に環状体の外周に配
置し、端部を軸体13の側に着脱を自在に止着してあ
る。31はねじ頭24bよりも小さい径の操作孔を示
し、ねじ頭24bの外周側に位置させてある。
【0007】斯かる構成の工具保持具10にドリル17
を装着して回転させたときに、図4に示す様に、ドリル
の刃先位置18が回転中心軸Caよりずれていた場合は
工具17の先端18の中心部を工具保持具の回転中心C
aに合わせるようにする。この場合、図2の3本のねじ
部材24(又はそれ以上)の夫々の締め付け力(傾斜面
27への圧接力)を調整することにより、図3、図5に
示す様に、軸体13を撓ませて、軸線Cを矢印Fa方向
に変位させ、刃先位置18を回転中心軸Caに一致させ
る。図12に示される従来品は、修正具のねじ7を締め
込んでも、ねじ直下の質量しか変化させることができな
かったため、修正場所より工具側で発生する軸心の振れ
を修正するのが困難であったが、本実施形態によれば、
ねじ24を締め込む力を、図3に示す力Fの様に、軸体
13を撓ませて工具取付部側14に及ぼすことができる
ため、工具の先端18の回転中心と、工具保持具10の
回転中心Caとの振れを容易に修正可能となる。上述し
た様に、本実施形態による振れ修正具20は、修正具2
0よりも工具17側寄りの振れを修正することが可能で
ある。これは、傾斜面27の作用によるものであり、こ
の傾斜面27の傾斜角度を変えることで、力Fの方向を
より工具側に向けることもできるが、それだけ必要とす
る力(ねじ24を締め付ける力)も大きくする必要があ
る。
【0008】そこで、ドリル先端の刃先18の振れをよ
り修正できる本発明の第2実施形態に係る工具保持具1
0を図6に示す。この実施形態では、第1実施形態に比
べ、振れ修正具20の取付位置を、より工具17側に設
けたことが異なる。この様に、振れ修正具20を工具側
にすることで、傾斜面27の傾斜角度を浅くする必要が
なくなり、より小さなねじ締め付け力で工具先端18の
振れ修正が可能となる。
【0009】なお、図1から図6における工具保持具1
0に係わる振れ修正手段については、工具保持具10に
対して装着離脱が自在の構成である振れ修正具20を装
着して、工具保持具10に係わる「ぶれ」の修正を行う
ことを説明した。しかし振れ修正手段20は、着脱自在
の独立のものであってもよいが、独立した構成のもので
はなく、工具保持具10の製造過程において予め環状体
21を軸体における外周面に装着したものであってもよ
い。次に、図6の説明にあたっては、機能上前述の図1
から図5のものと同一又は均等構成と考えられる部分に
は、前述の図1から図5において用いた数字符号と同じ
符号を用い、区別の為に余分なアルファベットのeを付
すことにより構成は理解ができるので重複する説明を省
略した。(また図7以降に示される、振れ修正手段20
が付されている工具保持具10の部分図に係る構成にお
いても順次同様の考えで前図と同一の数字符号を付し、
う余分なアルファベットのf、g,h,iを順に付して
重複する説明を省略する。) 次に、上述した図1〜図6の実施形態では、振れ修正具
20の第2の接部として、U溝22の一面の傾斜面を利
用したが、軸体13の周方向に対応点在的に第2の当付
部29を受止める係合の構造が存在すればよく、U溝で
ある必要はない。また図3においては第2の接部27に
対してねじ部材24を対向させるように構成したが、第
1の接部26にU溝22を形成し、ねじ部材24をこれ
に対して進退自在に構成しても、図3に示される力Fを
発生させることは同様に可能である。
【0010】上記実施例の内、振れ修正手段20に係る
実施態様は次の図7、図8、図9、図10、図11に示
されるように構成しても良い。これらの図に示される振
れ修正手段20は、図3に示される振れ修正手段20と
は一部の構成において異ならせた実施態様を示すもので
ある。
【0011】図7に示される振れ修正手段の目的とする
ところは、軸体における長手方向の任意の中間位置に対
して振れ修正手段を施し、軸体13における先部側の軸
線を変位させることのできる可能性を示すものである。
図7において33は、軸体13fにおける長手方向38
の任意の中間位置外周に設けた前後開放型の舟底状の凹
陥部で、それの内側の軸体長手方向38に向かって相互
に離れた前後位置の両側に、第1の接部26fと第2の
接部27fとを構成する為の斜面を夫々形成している。
この凹陥部33には、鋼材製の押当部材34が舟底に向
けての進退を自在に備えさせてある。この押当部材34
の前後には、上記第1の接部と第2の接部の傾斜部分に
対して当接させる為に、対応傾斜状にした第1の当付部
28fと第2の当付部29fを備える。軸体の周囲には
ねじ部材24fを進退保持する為の雌ねじ形成部材36
が固定的に配置されている。雌ねじ形成部材36は、凹
陥部33の数及びこれに対応させるねじ部材24fの数
量だけ各独立的に軸周囲に固定的に配置してもよい。し
かし、図示の如く一体形成の環状体21fを軸周囲に配
置し、これに所望の数だけ雌ねじ形成部材36を配設し
ても良い。また舟底状の凹陥部33も、図1のU溝22
と同様に、軸体13の外周面に連続環状的に刻設しても
良い。凹陥部33を 軸体13の外周面に連続環状的に
刻設した場合には、環状体21fを軸周方向に向けて移
動自在にすることにより、雌ねじ形成部材36の周方向
の位置が変わり、軸体13fにおける先部側の軸線Cf
の変位方向を任意方向に変えることができる。従ってね
じ部材24の数を少なくすることができる。なお、押当
部材34には凹部34aが設けられ、これに対し、ねじ
部材24fの先端35が遊嵌させてある。図7の振れ修
正手段20は、ねじ部材24を操作して先端部35を軸
中心方向に進めると押当部材34における両側の押当面
28f,29fは、第1の接部26fと第2の接部27
fの斜面を押し広げ、図3に示す場合と同様に軸体13
fにおける先部側の軸線Cfを変位させる力Ffを発生
させる。
【0012】図8の振れ修正手段の提供の目的は、図1
2に示されるような従来の工具保持具に対しても容易に
装着できて、軸体における先部側の軸線の変位を容易化
させる可能性を示すものである。図8において11bg
は、軸体13gにおける長手方向38の任意の中間位置
外周に一般に設けられている段部で、長手方向38に向
かって相互に離れた位置の両側に、第1の接部26gと
第2の接部27gとを構成する為の立上壁面26gと、
それに直交する軸体外周面27gを夫々形成している。
この段部11bgには、鋼材製の押当部材40が角部4
2の空間に向けての進退を自在に備えさせてある。この
押当部材40の前後には、上記第1の接部26gと第2
の接部27gに対して当接させる為に、対応傾斜状の当
面にした第1の当付部28gと第2の当付部29gを備
える。一方上記軸体13gにおける角部42には、雌ね
じ孔23gを配設し、これには上記押当部材40の透孔
43を貫通させたねじ部材24gを進退可能に螺合させ
てある。 図8の振れ修正手段20gは、ねじ部材24
gを操作して押当部材40を角部42方向に進めると押
当部材40における両側の当り面28g,29gは、第
1の接部26gと第2の接部27gの当り面を押し広
げ、図7に示す場合と同様に軸体13gにおける先部側
の軸線Cgを変位させる力を発生させる。
【0013】図9、図10の振れ修正手段の提供の目的
は、ねじ部材のねじ込み力が、軸体における先部側の軸
線の変位に対して極めて効果的に働くようにした手段を
提供するものである。これらの図において、第1の接部
26h、iを構成する立上壁面26h、iはフランジ1
1h、i(又は軸体に固定された別材形成の環状部材)
の前側に形成される段部を利用し、軸体13h、iにお
ける長手方向38に向かって相互に離れた位置には、軸
体と一体材で固定的に形成した(又は別材で嵌着自在に
固定的に形成した)環状体21h、iを配設して、そこ
に雌ねじ部23h、iでもって第2の接部27h、iを
構成する。その雌ねじ部23h、iにはねじ部材24
h、iを螺合させ、それの先端を第1の当付部28h、
iとし、元部のねじの側を第2の当付部29h、iにし
た。このような構成によれば、ねじ部材24h、iを操
作して立上壁面26h、iと雌ねじ部23h、iを具備
する部材21h、iとの間を押し広げることにより軸体
13h、iにおける先部側の軸線Ch、iを変位させる
力を発生させる。なお図9と図10におけるねじ部材2
4h、iの軸線方向は、図9のように軸体13hの軸線
と平行状態にしたり或いは図10のように傾斜状に角度
47を付けて操作し易いようにしたり任意にすればよ
い。
【0014】図11の振れ修正手段の提供の目的は、ね
じ部材のねじの回動操作方向によって、軸体における先
部側の軸線の方向が、右寄りになったり左寄りになった
り、異なる方向に変位する力が発生するようにした。図
11において、第1の接部26jとしては立上壁面26
jに対し、左雌ねじ(または右雄ねじ)23jを形成
し、軸体13jにおける長手方向38に向かって相互に
離れた位置には、第1の接部26jのねじとは逆向きの
右雌ねじ部(または左)23jを第2の接部27jとし
てねじ保持部材50に配設する。ねじ保持部材50とし
ては鋼材製のナットのような独立した状態の構成のもの
であれば良い。第1の当付部28jと第2の当付部29
jとしては、一つのねじ部材24jの両側に左ねじ28
jと右ねじ29jを形成し、これらを前記第1の接部2
6jと第2の接部27jに夫々形成した左、右の雌ねじ
に螺合させ、一つのねじ部材24jを左又は右に回動操
作することにより両接部26j,27jを近づけたり、
離間させたりして、軸体13jにおける先部側の軸線C
jの方向を、右に、左に、異なる方向に変位することが
出来る。組立に当たっては、ねじ部材24jの両側を夫
々対応する雌ねじに螺合させた状態で、いまだ回動自在
の状態にあるナット50を溶接51等、任意の手段で軸
体13jの外周に固着させる。52は嵌合用の凹溝を示
し、53はねじ操作用の角部材を示す。
【0015】なお図7、図8、図9、図10、図11に
おいては軸体13の周囲に夫々4組の振れ修正手段20
を配置する例を示したが、その数は1から6組等、第1
実施例の場合と同様に任意である。またこれらの図に示
される振れ修正手段20については夫々1組についての
操作を説明したが、軸周に配置される2組、3組、数組
の振れ修正手段20を交互に操作すると軸心Cを任意の
方向に曲げて変位させることができる。例えば、工具1
7における刃先18の位置を、工具保持具10における
回転中心Caに寄せて一致させることもできるが、工具
17の刃先18の位置を、回転中心Caから遠ざけて、
切削半径を大きくするように操作することもできる。次
に具体的な構成を示す図7、図8、図9、図10、図1
1における各(A)図は、工具保持具における図3に対
応させた位置の断面図を表し、(B)図は、図7、図
8、図9、図10、図11における各(A)図の振れ修
正手段20位置の断面図である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、軸体13の先端部にあ
る保持部14に対して工具17を装着し、穿孔、切削作
業を行う場合、上記の工具先端18の位置が横ずれし
て、工具保持具10における回転中心Caから外れてい
ても、ねじ部材24を回して工具保持具10における2
つの接部26,27の間に対して軸体13における先部
側の軸線Cを変位させる力を発生させ、上記工具17に
おける刃先先端18の位置を、工具保持具10における
回転中心Caに簡単に寄せて一致させることのできる特
長がある。このことにより、工具保持具10を高速回転
させて穿孔、切削作業を行う場合に、精度の高い精密加
工が出きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る振れ修正手段を備え
る工具保持具の断面図。
【図2】図1のII‐II線矢視図で(A)はねじ部材を4
個所に配設した例、(B)はねじ部材を3個所に配設し
た例、(C)はねじ部材を6個所に配設した例。
【図3】図1に示す振れ修正手段の拡大図。
【図4】工具刃先の振れた状態を示す1部破断図。
【図5】工具刃先の振れを修正した状態を示す部分破断
図。
【図6】異なる実施例の振れ修正手段を備える部分断面
図。
【図7】更に異なる例の振れ修正手段の部分断面図。。
【図8】更に異なる例の振れ修正手段の部分断面図。
【図9】更に異なる例の振れ修正手段の部分断面図。
【図10】更に異なる例の振れ修正手段の部分断面図。
【図11】更に異なる例の振れ修正手段の部分断面図。
【図12】従来の振れ修正具の説明図。
【符号の説明】
10…工具保持具、11…フランジ部、12…シャンク
部、13…軸体、14…保持部、17…工具、18…刃
先、20…振れ修正手段、21…環状体、22…U溝、
24…ねじ部材、 26… 第1の接部、27…第2の
接部 28、29…当付部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸体の元部側には、工作機における回転部
    に対して装着する為の装着部を備え、軸体の先部側に
    は、工具を保持させるための保持部を備えている工具保
    持具において、上記軸体の外周部においては、長手方向
    に向かって相互に離れた位置に第1の接部と第2の接部
    を設定し、両接部の間には、ねじ部材を回動させること
    により両接部の間に対して軸体における先部側の軸線を
    変位させる力を発生させる為の振れ修正手段を配設した
    ことを特徴とする工具保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、軸体の外周部に配設
    される振れ修正手段は、軸体の外周部における周方向の
    少なくとも3個所以上の均等位置に配設したことを特徴
    とする工具保持具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、振れ修正手段
    は、夫々第1の接部と第2の接部に対して当接させる、
    第1の当付部と第2の当付部を備える当付部材と、上記
    当付部材における第1の当付部と第2の当付部を夫々上
    記第1の接部と第2の接部に押圧させて、長手方向に向
    かって相互に離れた位置に両接部の間に対して軸体にお
    ける先部側の軸線を変位させる力を発生させる為のねじ
    部材を備えることを特徴とする工具保持具。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、振れ修正手段
    は、第1の接部又は第2の接部に当接させる当付部を備
    える当付部材と、上記当付部材に設けられる雌ねじ孔に
    対して螺合させ、かつ、先端を上記2つの接部の内の残
    る接部に対して当接させたねじ部材とを備え、上記ねじ
    部材を回動させることにより両接部の間に対して軸体に
    おける先部側の軸線を変位させる力を発生させるように
    したことを特徴とする工具保持具。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、振れ修正手段
    は、少なくとも第1の接部又は第2の接部の一方に雌ね
    じ部を設け、その雌ねじ部にねじ部材の一方を螺合さ
    せ、ねじ部材の他方は残る接部に当接させ、上記ねじ部
    材を回動させることにより両接部の間に対して軸体にお
    ける先部側の軸線を変位させる力を発生させるようにし
    たことを特徴とする工具保持具。
  6. 【請求項6】 軸体の元部側には、工作機における回転
    部に対して装着する為の装着部を備え、軸体の先部側に
    は、工具を保持させるための保持部を備えている工具保
    持具に対して装着して用いる振れ修正具であって、上記
    振れ修正具は、上記軸体の周囲に配置する環状体と、そ
    の環状体の外周側から内周側に向けて設けられている雌
    ねじ孔に対して螺合させたねじ部材とを備え、上記環状
    体における1つの側面には、上記軸体の外周部に設けら
    れている第1の接部に当接させる為の当付部を備えさ
    せ、上記のねじ部材における先端は、上記第1の接部か
    ら長手方向に向かって離れた位置に設けられている第2
    の接部に対して当接可能にしてあり、上記ねじ部材を回
    動させることにより上記両接部の間に対して軸体におけ
    る先部側の軸線を変位させる力を発生させるようにして
    あることを特徴とする工具保持具用振れ修正具。
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