JP2001136701A - コア及び電機子の製造方法 - Google Patents

コア及び電機子の製造方法

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JP2001136701A
JP2001136701A JP2000074461A JP2000074461A JP2001136701A JP 2001136701 A JP2001136701 A JP 2001136701A JP 2000074461 A JP2000074461 A JP 2000074461A JP 2000074461 A JP2000074461 A JP 2000074461A JP 2001136701 A JP2001136701 A JP 2001136701A
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winding
protrusion
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JP2000074461A
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Yoshihiko Harada
佳彦 原田
Toshio Yamamoto
敏夫 山本
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】巻線との間の絶縁を確保することが可能なコア
を提供すること。 【解決手段】スロット16の内周面には、紙22が配設
されている。一方、切り欠き部15から突起14の先端
までを除くコア21の両端面には、絶縁を有する樹脂が
塗布されている。換言すれば、切り欠き部15から突起
14の先端までは、絶縁を有する樹脂が塗布されていな
い。このため、切り欠き部15から突起14を折り曲げ
ても、絶縁を有する樹脂が剥離したり、割れたりするこ
とはない。その結果、巻線17をスロット16に巻回し
た後、突起14を切り欠き部15から折り曲げても、何
ら影響がない。従って、巻線17とコア21との間の絶
縁を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電機子におけるコ
アに関し、より詳しくは巻線との間の絶縁を確保するた
めの絶縁構造に特徴を有するコア及び電機子の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、エナメルで絶縁された巻線をコ
アのスロットに巻回するとき、コアの端部と接触して、
エナメルが剥がれたりすることがある。また、コアの両
端面においては、巻線がほぼ直角に曲がることとなるた
め、エナメルが剥がれやすい。このため、従来において
は、巻線とコアとが接触するコアの部分に、絶縁を有す
る樹脂を塗布することによって、巻線とコアとの間の絶
縁を確保していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示すようなコア101においては、巻線102をスロ
ット103に巻回した後、ティース104の先端に形成
された突起105を折り曲げる。ところが、切り欠き部
106から突起105を折り曲げたとき、切り欠き部1
06の樹脂107が剥離したり、割れたりする場合があ
る。このため、コア101と巻線102との絶縁が確保
できず、絶縁不良が発生したり、モータがロックしたり
する等、不具合が発生するおそれがあった。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、巻線との間の絶縁を
確保することが可能なコア及び電機子の製造方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、放射状に延びる複数
のティースとそのティースの先端から延出する突起とを
有するコアシートを複数枚接合して構成され、前記隣り
合うティース及び突起によりスロットが形成されるコア
において、前記スロットの内周面の少なくとも前記突起
及び前記突起の基端近辺と対応した位置に、絶縁を有す
るとともに、屈曲性を有する絶縁屈曲手段を配設した。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のコアにおいて、前記絶縁屈曲手段を、前記スロット
の内周面全体に配設した。請求項3に記載の発明では、
請求項2に記載のコアにおいて、前記突起の基端から突
起の先端までを除くコアの両端面に、絶縁を有する樹脂
を塗布した。
【0007】請求項4に記載の発明では、請求項2また
は請求項3に記載のコアにおいて、前記絶縁屈曲手段を
前記スロットの内周面に固定するための挟持手段を、コ
アの両端面に備えた。
【0008】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載のコアにおいて、前記挟持手段と前記絶縁屈曲手段と
が一体成形されている。請求項6に記載の発明では、請
求項1に記載のコアにおいて、前記絶縁屈曲手段を、前
記スロットの内周面の前記突起及び前記突起の基端近辺
と対応した位置に配設し、前記絶縁屈曲手段が配設され
ていないスロットの内周面、及び前記突起の基端近辺か
ら同突起の先端までを除くコアの両端面に絶縁材を塗布
した。
【0009】請求項7に記載の発明では、放射状に延び
る複数のティースとそのティースの先端から延出する突
起とを有するコアシートを複数枚接合して構成されるコ
アと、前記隣り合うティース及び突起により形成される
スロットに巻回される巻線とを備えた電機子の製造方法
であって、前記突起を前記スロットの径方向開口部が大
きくなるように開いた状態で、前記突起及び前記突起の
基端近辺を除く前記スロットの内周面及び前記コアの両
端面に絶縁材を塗布し、次に、前記スロットに巻線を巻
回し、次に、前記突起を折り曲げて前記スロットの径方
向開口部が小さくなるように閉じる際、前記スロットの
内周面の前記突起及び前記突起の基端近辺と対応した位
置に、絶縁を有するとともに、屈曲性を有する絶縁屈曲
手段を配設して折り曲げるようにした。
【0010】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の電機子の製造方法において、前記突起を折り曲げる
ときに、前記絶縁屈曲手段を前記巻線と該突起とで狭持
させる。
【0011】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
スロットの内周面の少なくとも突起及び突起の基端近辺
と対応した位置に、絶縁を有するとともに、屈曲性を有
する絶縁屈曲手段が配設されるため、巻線を巻回した後
に突起を折り曲げても、折り曲げられる箇所において巻
線とコアとの絶縁が確保させる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、絶縁屈曲
手段によって、スロットの内周面全体が絶縁される。こ
のため、スロットの内周面全体において巻線とコアとの
間の絶縁が確保される。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の作用に加えて、樹脂によって、突起の基端から
突起の先端までを除くコアの両端面が絶縁される。よっ
て、巻線とコアとの絶縁が確保させる。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
または請求項3に記載の作用に加えて、絶縁屈曲手段が
挟持手段によって、スロットの内周面に固定される。こ
のため、巻線をスロットに巻き始めるときが容易とな
る。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の作用に加えて、挟持手段と絶縁屈曲手段とが一
体成形で構成される。請求項6に記載の発明によれば、
スロットの内周面の突起及び突起の基端近辺と対応した
位置に、絶縁を有するとともに、屈曲性を有する絶縁屈
曲手段が配設される。よって、巻線を巻回した後に突起
を折り曲げても、折り曲げられる箇所において巻線とコ
アとの絶縁が確保させる。又、絶縁屈曲手段が配設され
ていないスロットの内周面、及び突起の基端近辺から同
突起の先端までを除くコアの両端面には絶縁材が塗布さ
れる。よって、巻線とコアとの絶縁が確保させる。
【0016】請求項7に記載の発明によれば、巻線を巻
回した後に、絶縁屈曲手段を配設するため、巻線の巻回
時に絶縁屈曲手段が所定位置からずれることがない。請
求項8に記載の発明によれば、突起を折り曲げるときに
絶縁屈曲手段を巻線と該突起とで狭持させるため、特に
絶縁屈曲手段を固定するだけの工程を必要としない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した一実
施形態を図面を用いて説明する。図1に示すように、コ
アシート11の中央には、シャフトを貫通させるための
貫通孔12が透設されている。その貫通孔12の中央か
ら放射状、且つ等角度間隔に延出するティース13が形
成されている。各ティース13の先端には、等角度間隔
に延出する2つの突起14が形成されている。その突起
14の基端には、切り欠き部15が形成されている。そ
して、隣り合う各ティース13間には、スロット16が
形成されている。
【0018】図2に示すように、コア21は、複数のコ
アシート11を接合することにより構成されている。コ
ア21の両端面に位置するコアシート11の一部には、
絶縁を有する樹脂21aが塗布されている。具体的に
は、突起14の基端に形成した切り欠き部15から突起
14の先端までを除く、コア21の両端面に絶縁を有す
る樹脂21aが塗布されている。
【0019】図3に示すように、スロット16の内周面
全体には、巻線17との絶縁を確保するための絶縁屈曲
手段としての紙22が配設されている。そして、巻線1
7をスロット16に巻回した後、突起14を切り欠き部
15から折り曲げると、紙22も同時に折り曲げられ
る。その結果、突起14により巻線17がスロット16
内に収容される。このとき、巻線17は、コア21の両
端面に塗布された樹脂21aと紙22とによって、巻線
17とコア21との間の絶縁が確実に確保される。従っ
て、万一巻線17をスロット16に巻回するときに、巻
線17のエナメルが剥離しても、何ら問題が発生する余
地はない。加えて、スロット16内の巻線17が突起1
4で覆われるため、巻線17がスロット16内からはみ
出すことはない。
【0020】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)スロット16の内周面には、紙22が配設されて
いる。一方、切り欠き部15から突起14の先端までを
除くコア21の両端面には、絶縁を有する樹脂21aが
塗布されている。換言すれば、切り欠き部15から突起
14の先端までは、絶縁を有する樹脂21aが塗布され
ていない。このため、切り欠き部15から突起14を折
り曲げても、絶縁を有する樹脂21aが剥離したり、割
れたりすることはない。その結果、巻線17をスロット
16に巻回した後、突起14を切り欠き部15から折り
曲げても、何ら影響がない。従って、巻線17とコア2
1との間の絶縁を確保することができる。
【0021】(2)しかも、スロット16に巻線17を
巻回した後も、コア21の両端面に塗布された樹脂21
aと紙22とにより、巻線17のエナメルが剥離するお
それが防止される。その結果、巻線17とコア21との
間の絶縁を確保することができる。従って、絶縁不良が
発生したり、モータがロックしたりする等、不具合が発
生するおそれを防止することができる。
【0022】(3)切り欠き部15から突起14の先端
までを除くコア21の両端面には、絶縁を有する樹脂2
1aを塗布していない。また、スロットの内周面にも、
樹脂21aを塗布していない。このため、絶縁を有する
樹脂21aの使用量が削減される。従って、コア21の
コストをも低減することができる。
【0023】(4)スロット16の内周面は、絶縁を有
するとともに、屈曲性を有する紙22によって、巻線1
7との絶縁を確保している。このため、コア21のコス
トを低減することができる。従って、モータのコストを
も低減することができる。
【0024】(5)ティース13から突起14が延出し
ている状態で、巻線17をスロット16に巻回すること
ができる。このため、巻線17を密集させて巻回するこ
とができる。従って、出力トルクを大きくすることがで
きる。
【0025】(6)スロット16内の巻線17が突起1
4で覆われる。このため、巻線17がスロット16内か
らはみ出すことはない。従って、コア21がモータに組
み込まれても、ロータの回転に伴う遠心力によって、巻
線17がスロット16内からはみ出ることもない。
【0026】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。・図4に示すように、ス
ロット16の内周面に配設される紙22を、コア21の
両端面において、絶縁を有する樹脂から構成される断面
コの字状の挟持手段としての挟持部23で挟持する構成
にしても良い。このように構成すれば、スロット16の
内周面に配設される紙22が確実に固定されている。こ
のため、巻線17の巻回によって、紙22が移動するこ
となく、巻線17をスロット16内に巻回することがで
きる。従って、巻線17をスロット16に巻き始めると
きが容易となる。
【0027】・加えて、スロット16の内周面に配設さ
れる紙22を、絶縁を有する樹脂で形成し、コア21の
両端面における挟持部23と一体成形しても良い。この
ように構成すれば、1部品として構成されるため、コス
トを低減することができる。
【0028】・図5に示すように、突起14を切り欠き
部15から折り曲げたとき、突起14の間隔が狭くなる
コアシート11から構成されたコア21に、前記実施形
態を適用しても良い。
【0029】・図6に示すように、スロット16の内周
面に配設する紙22の端部を、それぞれ斜めにカットし
て、突起14を切り欠き部15から折り曲げたとき、紙
22の端部が互いに重なり合うようにしても良い。
【0030】・図7に示すように、ティース13の先端
に延出する2つの突起14を、長突起14aと短突起1
4bとで構成したものに適用しても良い。・図8に示す
ように、ティース13の先端に延出する突起14を、1
つで構成したものに適用しても良い。
【0031】・上記実施の形態では、絶縁屈曲手段(紙
22)をスロット16の内周面全体に配設したが、スロ
ット16の内周面の突起14及び突起の基端(切り欠き
部15)近辺と対応した位置にのみ配設するようにして
もよい。例えば、図9に示すコア31に変更してもよ
い。詳述すると、隣り合うティース32及び突起33に
より形成されるスロット34の内周面において、突起3
3及び突起33の基端近辺と対応した位置には絶縁屈曲
手段としての紙35が配設されている。又、紙35が配
設されていないスロット34の内周面、及び突起33の
基端近辺から同突起33の先端までを除くコア31の両
端面には絶縁を有する絶縁材としての樹脂(例えば、エ
ポキシ樹脂)36が塗布されている。
【0032】上記スロット34に巻線37が巻回されて
構成される電機子は、以下のように製造される。まず、
図10に示すように、突起33をスロット34の径方向
開口部が大きくなるように開いた状態で、突起33及び
突起33の基端近辺を除くスロット34の内周面及びコ
ア31の両端面(図中、2点鎖線で示す範囲)に樹脂3
6を塗布する。次に、スロット34に巻線37を巻回す
る(図9参照)。次に、突起33を折り曲げてスロット
34の径方向開口部が小さくなるように閉じる際、スロ
ット34の内周面の突起33及び突起33の基端近辺と
対応した位置に、紙35を配設する。詳しくは、紙35
を巻線37に当接させた状態で突起33をスロット34
の径方向開口部が小さくなる方向に折り曲げ、該巻線3
7と突起33とで紙35を狭持させる。
【0033】このようにすると、スロット34の内周面
の突起33及び突起33の基端近辺と対応した位置に配
設される紙35と、スロット34の内周面の紙35が配
設されていない位置に塗布される樹脂36と、突起33
の基端近辺から同突起33の先端までを除くコア31の
両端面に塗布される樹脂36とにより、巻線37とコア
31との間の絶縁が確保される。ここで、突起33の基
端近辺には樹脂36が塗布されていないため、従来のよ
うに、突起33を基端から折り曲げたとき、該樹脂が剥
離したり、割れたりするといった不具合がない。
【0034】又、上記のような電機子の製造方法では、
巻線37を巻回した後に、紙35を設けるため、巻線3
7の巻回時に紙35がずれるといった不具合は生じな
い。その結果、より確実に巻線37とコア31との間の
絶縁を確保することができる。
【0035】しかも、突起33を折り曲げるときに紙3
5を巻線37と該突起33とで狭持させるため、特に紙
35を固定するだけの工程を必要とせず組み付け工数を
少なくすることができる。又、紙35を固定するための
部材を必要としない。
【0036】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 〔1〕請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のコア
において、絶縁屈曲手段は、紙であるコア。このように
構成すれば、コアを廉価に製造することができる。
【0037】〔2〕請求項1〜請求項6及び上記〔1〕
のいずれかに記載のコアと、前記スロットに巻回される
巻線とを備えた電機子。このように電機子を構成する
と、巻線とコアとの絶縁を確保することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項8の
いずれか1項に記載の発明によれば、巻線とコアとの間
の絶縁を確保することができる。
【0039】特に、請求項4または請求項5に記載の発
明によれば、巻線をスロットに巻き始めるときが容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コアシートを示す平面図。
【図2】複数のコアシートを接合したコアを示す斜視
図。
【図3】コアの一部断面図。
【図4】別の実施形態におけるコアの一部側面図。
【図5】別の実施形態におけるコアの一部断面図。
【図6】別の実施形態におけるコアの一部断面図。
【図7】別の実施形態におけるコアの一部断面図。
【図8】別の実施形態におけるコアの一部断面図。
【図9】別の実施形態におけるコアの一部断面図。
【図10】電機子の製造方法を説明するための説明図。
【図11】従来の技術におけるコアの一部断面図。
【符号の説明】
11…コアシート、13,32…ティース、14,33
(14a,14b)…突起(長突起、短突起)、15…
切り欠き部、16,34…スロット、21,31…コ
ア、21a,36…樹脂、22,35…絶縁屈曲手段と
しての紙、23…挟持手段としての挟持部、37…巻
線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AE07 5H604 AA05 AA08 BB01 BB14 CC02 CC05 CC15 DB01 DB15 PB03 QA01 5H615 AA01 BB01 BB14 PP02 PP10 PP13 PP18 QQ02 QQ19 RR04 SS04 SS05 SS33 SS44 TT03 TT26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に延びる複数のティースとそのテ
    ィースの先端から延出する突起とを有するコアシートを
    複数枚接合して構成され、前記隣り合うティース及び突
    起によりスロットが形成されるコアにおいて、 前記スロットの内周面の少なくとも前記突起及び前記突
    起の基端近辺と対応した位置に、絶縁を有するととも
    に、屈曲性を有する絶縁屈曲手段を配設したコア。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコアにおいて、 前記絶縁屈曲手段を、前記スロットの内周面全体に配設
    したコア。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコアにおいて、 前記突起の基端から突起の先端までを除くコアの両端面
    に、絶縁を有する樹脂を塗布したコア。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のコアに
    おいて、 前記絶縁屈曲手段を前記スロットの内周面に固定するた
    めの挟持手段を、コアの両端面に備えたコア。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコアにおいて、 前記挟持手段と前記絶縁屈曲手段とが一体成形されてい
    るコア。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のコアにおいて、 前記絶縁屈曲手段を、前記スロットの内周面の前記突起
    及び前記突起の基端近辺と対応した位置に配設し、 前記絶縁屈曲手段が配設されていないスロットの内周
    面、及び前記突起の基端近辺から同突起の先端までを除
    くコアの両端面に絶縁材を塗布したコア。
  7. 【請求項7】 放射状に延びる複数のティースとそのテ
    ィースの先端から延出する突起とを有するコアシートを
    複数枚接合して構成されるコアと、 前記隣り合うティース及び突起により形成されるスロッ
    トに巻回される巻線とを備えた電機子の製造方法であっ
    て、 前記突起を前記スロットの径方向開口部が大きくなるよ
    うに開いた状態で、前記突起及び前記突起の基端近辺を
    除く前記スロットの内周面及び前記コアの両端面に絶縁
    材を塗布し、次に、前記スロットに巻線を巻回し、 次に、前記突起を折り曲げて前記スロットの径方向開口
    部が小さくなるように閉じる際、前記スロットの内周面
    の前記突起及び前記突起の基端近辺と対応した位置に、
    絶縁を有するとともに、屈曲性を有する絶縁屈曲手段を
    配設して折り曲げるようにした電機子の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電機子の製造方法にお
    いて、 前記突起を折り曲げるときに、前記絶縁屈曲手段を前記
    巻線と該突起とで狭持させる電機子の製造方法。
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