JPH04344137A - 電動機の固定子及び固定子の製造方法 - Google Patents
電動機の固定子及び固定子の製造方法Info
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- JPH04344137A JPH04344137A JP3114838A JP11483891A JPH04344137A JP H04344137 A JPH04344137 A JP H04344137A JP 3114838 A JP3114838 A JP 3114838A JP 11483891 A JP11483891 A JP 11483891A JP H04344137 A JPH04344137 A JP H04344137A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/02—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
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- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
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- H02K1/16—Stator cores with slots for windings
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- H02K3/00—Details of windings
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- H02K3/34—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
- H02K3/345—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation between conductor and core, e.g. slot insulation
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49009—Dynamoelectric machine
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小形電動機の固定子の構
造及び固定子の製造方法に関するものである。
造及び固定子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機の固定子の構造としては、
特開昭52−79207号公報に記載されたようなもの
があった。この公報に記載された固定子は回転子を収納
する中心孔の周囲に形成されたリング状連絡部と、この
リング状連絡部によって相互に連結された複数の歯とを
有する板状のコア素材をプレス打ち抜きによって形成し
、このコア素材を複数枚積層して固定子鉄心を形成した
後、この固定子鉄心の外周から歯に固定子巻線を巻き、
この固定子鉄心を円筒状のリングコアに圧入して固定子
を構成したものであった。
特開昭52−79207号公報に記載されたようなもの
があった。この公報に記載された固定子は回転子を収納
する中心孔の周囲に形成されたリング状連絡部と、この
リング状連絡部によって相互に連結された複数の歯とを
有する板状のコア素材をプレス打ち抜きによって形成し
、このコア素材を複数枚積層して固定子鉄心を形成した
後、この固定子鉄心の外周から歯に固定子巻線を巻き、
この固定子鉄心を円筒状のリングコアに圧入して固定子
を構成したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の固定
子ではリング状連絡部を用いて複数の歯がバラバラにな
らないようにして、固定子組立時の作業性を良くしてい
た。しかし、このような固定子ではリング状連絡部が歯
と同一材料であるため、歯に発生した磁束がこのリング
状連絡部に漏れ磁気橋絡部となる問題点を有し、その結
果電動機の運転効率が悪くなる問題点を有するものであ
った。
子ではリング状連絡部を用いて複数の歯がバラバラにな
らないようにして、固定子組立時の作業性を良くしてい
た。しかし、このような固定子ではリング状連絡部が歯
と同一材料であるため、歯に発生した磁束がこのリング
状連絡部に漏れ磁気橋絡部となる問題点を有し、その結
果電動機の運転効率が悪くなる問題点を有するものであ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の固定子は、回転
子を挿入する回転子挿入孔を有する円状の非磁性部材と
、この部材に等間隔に放射状に取り付けられる複数の歯
部と、これらの歯部と歯部との間に巻かれる固定子巻線
と、これら歯部の外周に隣りどうしの歯部間を連結する
ように嵌められるヨーク部とを備えたものである。
子を挿入する回転子挿入孔を有する円状の非磁性部材と
、この部材に等間隔に放射状に取り付けられる複数の歯
部と、これらの歯部と歯部との間に巻かれる固定子巻線
と、これら歯部の外周に隣りどうしの歯部間を連結する
ように嵌められるヨーク部とを備えたものである。
【0005】また、固定子の製造方法において、回転子
の回転軸側に単一の開口を向けた複数のスロットを同芯
円上に配した固定子鉄板を複数枚積層して固定子鉄心を
構成した後、この固定子鉄心のスロット内面、固定子鉄
心の両端面、及びスロットの開口を塞ぐ部材を非磁性の
絶縁性樹脂で一体に成形し、この後固定子鉄心の外周か
らスロットへつながる切欠きを形成し、この切欠きを介
してスロットへ固定子鉄心を挿入した後、この固定子鉄
心の外周にヨーク部を嵌めるものである。
の回転軸側に単一の開口を向けた複数のスロットを同芯
円上に配した固定子鉄板を複数枚積層して固定子鉄心を
構成した後、この固定子鉄心のスロット内面、固定子鉄
心の両端面、及びスロットの開口を塞ぐ部材を非磁性の
絶縁性樹脂で一体に成形し、この後固定子鉄心の外周か
らスロットへつながる切欠きを形成し、この切欠きを介
してスロットへ固定子鉄心を挿入した後、この固定子鉄
心の外周にヨーク部を嵌めるものである。
【0006】
【作用】このように構成された固定子及びこの製造方法
を用いた固定子は、固定子鉄心の歯の回転子側の開口を
非磁性の絶縁性樹脂による部材で塞ぐことができ、歯か
らの磁束の漏れを防止することができるものである。
を用いた固定子は、固定子鉄心の歯の回転子側の開口を
非磁性の絶縁性樹脂による部材で塞ぐことができ、歯か
らの磁束の漏れを防止することができるものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は固定子鉄板の上面図であり、固定子鉄心用の
0.5mm位の厚さの電気鉄板をプレス加工で打ち抜い
たものである。図中1は回転子を挿入する回転子挿入孔
である。2〜9はスロットであり、夫々の開口10〜1
7を回転子挿入孔1側に向けて同心円上に配置されてい
る。この開口は歯26〜33のエアギャップに相当する
ので、歯間の極分離が充分に確保できる程度に狭く構成
されている。
る。図1は固定子鉄板の上面図であり、固定子鉄心用の
0.5mm位の厚さの電気鉄板をプレス加工で打ち抜い
たものである。図中1は回転子を挿入する回転子挿入孔
である。2〜9はスロットであり、夫々の開口10〜1
7を回転子挿入孔1側に向けて同心円上に配置されてい
る。この開口は歯26〜33のエアギャップに相当する
ので、歯間の極分離が充分に確保できる程度に狭く構成
されている。
【0008】18〜25は接続部であり、隣り合う歯ど
うしをつなげているものである。従って、前記スロット
2〜9は隣り合う歯と接続部とによって構成されている
ものである。
うしをつなげているものである。従って、前記スロット
2〜9は隣り合う歯と接続部とによって構成されている
ものである。
【0009】このように構成された固定子鉄板を複数枚
積層(いくつかの歯にかしめ部を設け、このかしめ部で
かしめて積層してもよい)した後、上下の両端面及びス
ロット2〜9の内周面を樹脂でモールドする。この時同
時に全てのスロット2〜9の開口10〜17を樹脂で一
体にモールドして成形する。尚、開口がつながっている
電気鉄板を数枚同時に積層して固定子鉄心の強度を強く
してもよい。
積層(いくつかの歯にかしめ部を設け、このかしめ部で
かしめて積層してもよい)した後、上下の両端面及びス
ロット2〜9の内周面を樹脂でモールドする。この時同
時に全てのスロット2〜9の開口10〜17を樹脂で一
体にモールドして成形する。尚、開口がつながっている
電気鉄板を数枚同時に積層して固定子鉄心の強度を強く
してもよい。
【0010】図2はモールド後の固定子鉄心の上面図で
あり図3は図2に示したIII−III断面図である。 これらの図において、34は樹脂(ポリブチレンテレフ
タレート、ナイロン等の単体及びガラス繊維強化品)で
一体に成形された絶縁部であり、固定子鉄心の上端面の
絶縁を行なう部分35と同様に下端面の絶縁を行なう部
分36とスロット内の絶縁を行なう部分37,38と、
スロットの開口を塞ぐ部分39,40とからなっている
。
あり図3は図2に示したIII−III断面図である。 これらの図において、34は樹脂(ポリブチレンテレフ
タレート、ナイロン等の単体及びガラス繊維強化品)で
一体に成形された絶縁部であり、固定子鉄心の上端面の
絶縁を行なう部分35と同様に下端面の絶縁を行なう部
分36とスロット内の絶縁を行なう部分37,38と、
スロットの開口を塞ぐ部分39,40とからなっている
。
【0011】次に図4に示すように図2に示した固定子
鉄心の外周からスロットへつながる切欠き41〜48(
図1に示した接続部18〜25の部分)を樹脂と共に削
除したものの上面図ある。この加工方法としては■スリ
ッター加工(スロットのピッチずつ固定子鉄心を回転さ
せながら刃物で切り落す。)■1スロットずつの打抜加
工等が可能である。この時、加工時のバリ、かえり等の
発生する所をさけて加工すれば鉄心のかえりを防止する
ことができる。
鉄心の外周からスロットへつながる切欠き41〜48(
図1に示した接続部18〜25の部分)を樹脂と共に削
除したものの上面図ある。この加工方法としては■スリ
ッター加工(スロットのピッチずつ固定子鉄心を回転さ
せながら刃物で切り落す。)■1スロットずつの打抜加
工等が可能である。この時、加工時のバリ、かえり等の
発生する所をさけて加工すれば鉄心のかえりを防止する
ことができる。
【0012】また、夫々の歯26〜33はスロット開口
を塞ぐ部分、スロット2〜9の内周面、及び上下端面に
成形された樹脂で保持されているので、接続部18〜2
5を切欠いても夫々の歯がバラバラになることはない。
を塞ぐ部分、スロット2〜9の内周面、及び上下端面に
成形された樹脂で保持されているので、接続部18〜2
5を切欠いても夫々の歯がバラバラになることはない。
【0013】図5は図4に示した固定子鉄心に固定子巻
線を巻いた状態を示す上面図である。この図において、
49a〜49dは主巻線であり、50a〜50dは補助
巻線である。(本発明を単相誘導電動機の固定子に用い
た場合の実施例)これら巻線は、固定子鉄心を固定した
後切欠き41〜48に巻線ガイド治具を取り付け、高速
巻線機を用い直接夫々の歯に巻き付ける。従って、切欠
き41〜48の幅はこの巻線機が動作可能な幅を確保し
ていればよい。この時、端子ピンを設けておけば夫々の
巻線の巻き始め及び巻き終りを端子ピンに自動的にから
げることも可能である。(巻線の巻き始め、巻き終りが
明らかなので、この巻線の処理が容易であり自動化(機
械化)が可能である。)図6は図5に示した固定子の外
周に圧入される円筒状のヨーク部であり、切欠き41〜
48を塞ぐように中心に向って突出した突部52〜59
を有している。このヨーク部51は固定子鉄心と同じ材
質の電気鉄板をプレス加工にて打ち抜いた後積層したも
のである。この電気鉄板の積層は磁気抵抗の小さい位置
に設けたかしめ部を用いてかしめている。又は突部52
〜59の先端のいくつかを溶接して一体化してもよいも
のである。
線を巻いた状態を示す上面図である。この図において、
49a〜49dは主巻線であり、50a〜50dは補助
巻線である。(本発明を単相誘導電動機の固定子に用い
た場合の実施例)これら巻線は、固定子鉄心を固定した
後切欠き41〜48に巻線ガイド治具を取り付け、高速
巻線機を用い直接夫々の歯に巻き付ける。従って、切欠
き41〜48の幅はこの巻線機が動作可能な幅を確保し
ていればよい。この時、端子ピンを設けておけば夫々の
巻線の巻き始め及び巻き終りを端子ピンに自動的にから
げることも可能である。(巻線の巻き始め、巻き終りが
明らかなので、この巻線の処理が容易であり自動化(機
械化)が可能である。)図6は図5に示した固定子の外
周に圧入される円筒状のヨーク部であり、切欠き41〜
48を塞ぐように中心に向って突出した突部52〜59
を有している。このヨーク部51は固定子鉄心と同じ材
質の電気鉄板をプレス加工にて打ち抜いた後積層したも
のである。この電気鉄板の積層は磁気抵抗の小さい位置
に設けたかしめ部を用いてかしめている。又は突部52
〜59の先端のいくつかを溶接して一体化してもよいも
のである。
【0014】図7は図5に示した固定子鉄心の外周に図
6に示したヨーク部を圧入して構成した固定子の上面図
である。この際ヨーク部51は夫々の突部52〜59の
間に夫々の歯26〜33の端を挾持して夫々の歯の位置
決めが行なわれている。
6に示したヨーク部を圧入して構成した固定子の上面図
である。この際ヨーク部51は夫々の突部52〜59の
間に夫々の歯26〜33の端を挾持して夫々の歯の位置
決めが行なわれている。
【0015】尚、固定子巻線を巻く際に巻線が回転子挿
入孔にかからないようにガイドピンを夫々の歯の挿入孔
側の端面に絶縁部と同時に一体成形すれば、固定子巻線
の巻線後のコイルエンドの整形を簡単にすることができ
る。
入孔にかからないようにガイドピンを夫々の歯の挿入孔
側の端面に絶縁部と同時に一体成形すれば、固定子巻線
の巻線後のコイルエンドの整形を簡単にすることができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の如く本発明の電動機の固定子は、
回転子を挿入する回転子挿入孔を有する円状の非磁性部
材と、この部材の外周に等間隔に放射状に取り付けられ
る複数の歯部と、これらの歯部と歯部との間に巻かれる
固定子巻線と、これら歯部の外周に隣りどうしの歯部間
を連結するように嵌められるヨーク部とを備えたので、
固定子巻線を固定子の外周から歯に巻いた後ヨーク部を
嵌めることができ、固定子巻線を回転子挿入孔側の歯と
歯との間に形成された開口から巻く必要がなくなり、開
口(ギャップ)の幅を磁気橋絡の生じない幅まで小さく
することができ、電動機の運転効率を向上させることが
できる。さらに開口が狭くなる分電動機のコギングが小
さくなり、電動機の振動騒音を小さくすることができる
。
回転子を挿入する回転子挿入孔を有する円状の非磁性部
材と、この部材の外周に等間隔に放射状に取り付けられ
る複数の歯部と、これらの歯部と歯部との間に巻かれる
固定子巻線と、これら歯部の外周に隣りどうしの歯部間
を連結するように嵌められるヨーク部とを備えたので、
固定子巻線を固定子の外周から歯に巻いた後ヨーク部を
嵌めることができ、固定子巻線を回転子挿入孔側の歯と
歯との間に形成された開口から巻く必要がなくなり、開
口(ギャップ)の幅を磁気橋絡の生じない幅まで小さく
することができ、電動機の運転効率を向上させることが
できる。さらに開口が狭くなる分電動機のコギングが小
さくなり、電動機の振動騒音を小さくすることができる
。
【0017】また本発明は、前記した固定子の製造方法
において、回転子の回転軸側に単一の開口を向けた複数
のスロットを同芯円上に配した固定子鉄板を複数枚積層
して固定子鉄心を構成した後、この固定子鉄心のスロッ
ト内面、固定子鉄心の両端面、及びスロットの開口を塞
ぐ部材を非磁性の絶縁性樹脂で一体に成形し、この後固
定子鉄心の外周からスロットへつながる切欠きを形成し
、この切欠きを介してスロットへ固定子鉄心を挿入した
後、この固定子鉄心の外周にヨーク部を嵌めるので、固
定子巻線を固定子鉄心の外周から直接巻くことができ、
固定子巻線を内側(回転子挿入孔側)から直接巻く場合
に比べて巻線機の制約がなく固定子巻線の高速巻きが可
能になるものである。
において、回転子の回転軸側に単一の開口を向けた複数
のスロットを同芯円上に配した固定子鉄板を複数枚積層
して固定子鉄心を構成した後、この固定子鉄心のスロッ
ト内面、固定子鉄心の両端面、及びスロットの開口を塞
ぐ部材を非磁性の絶縁性樹脂で一体に成形し、この後固
定子鉄心の外周からスロットへつながる切欠きを形成し
、この切欠きを介してスロットへ固定子鉄心を挿入した
後、この固定子鉄心の外周にヨーク部を嵌めるので、固
定子巻線を固定子鉄心の外周から直接巻くことができ、
固定子巻線を内側(回転子挿入孔側)から直接巻く場合
に比べて巻線機の制約がなく固定子巻線の高速巻きが可
能になるものである。
【0018】また夫々の歯と歯との間の開口は非磁性の
部材で塞がれているので、この開口の幅を狭くしてもこ
の開口には磁気橋絡部がなく漏れ磁束を少なくでき電動
機の運転特性(効率)を向上させることができる。
部材で塞がれているので、この開口の幅を狭くしてもこ
の開口には磁気橋絡部がなく漏れ磁束を少なくでき電動
機の運転特性(効率)を向上させることができる。
【0019】さらに各歯はバラバラにならず常に一体の
まま固定子の組み立てが行なえるので、固定子を組み立
てる際の作業性を向上させることができる。
まま固定子の組み立てが行なえるので、固定子を組み立
てる際の作業性を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例を示す固定子鉄板の上面図であ
る。
る。
【図2】モールド後の固定子鉄心の上面図である。
【図3】図2に示した固定子鉄心のIII−III断面
図である。
図である。
【図4】図2に示した固定子鉄心の外周からスロットへ
つながる切欠きを設けた固定子鉄心の上面図である。
つながる切欠きを設けた固定子鉄心の上面図である。
【図5】図4に示した固定子鉄心に固定子巻線を巻いた
後の固定子鉄心の上面図である。
後の固定子鉄心の上面図である。
【図6】図5に示した固定子鉄心の外周に嵌まるヨーク
部の上面図である。
部の上面図である。
【図7】図5に示した固定子鉄心に図6に示したヨーク
部を嵌めて構成した固定子の上面図である。
部を嵌めて構成した固定子の上面図である。
1 回転子挿入孔
2〜9 スロット
10〜17 開口
18〜25 接続部
26〜33 歯
34〜40 絶縁部
41〜48 切欠き
49a〜49d 主巻線
50a〜50d 補助巻線
51 ヨーク部
52〜59 突部
Claims (2)
- 【請求項1】 回転子を挿入する回転子挿入孔を有す
る円状の非磁性部材と、この部材に等間隔に放射状に取
り付けられる複数の歯部と、これらの歯部と歯部との間
に巻かれる固定子巻線と、これら歯部の外周に隣りどう
しの歯部間を連結するように嵌められるヨーク部とを備
えたことを特徴とする電動機の固定子。 - 【請求項2】 回転子の外周に空隙を介して導体が巻
かれた歯部を放射状に設けた後、この歯部の外周に隣り
どうしの歯部間をヨーク部で連結して成る固定子の製造
方法において、回転子の回転軸側に単一の開口を向けた
複数のスロットを同芯円上に配した固定子鉄板を複数枚
積層して固定子鉄心を構成した後、この固定子鉄心のス
ロット内面、固定子鉄心の両端面、及びスロットの開口
を塞ぐ部材を非磁性の絶縁性樹脂で一体に成形し、この
後固定子鉄心の外周からスロットへつながる切欠きを形
成し、この切欠きを介してスロットへ固定子鉄心を挿入
した後、この固定子鉄心の外周にヨーク部を嵌めること
を特徴とする固定子の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3114838A JPH04344137A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 電動機の固定子及び固定子の製造方法 |
GB9209983A GB2256094B (en) | 1991-05-20 | 1992-05-08 | An electric motor and method of producing the same |
KR1019920008182A KR0130753B1 (ko) | 1991-05-20 | 1992-05-15 | 전동기의 고정자 및 고정자의 제조방법 |
CN92103904A CN1049534C (zh) | 1991-05-20 | 1992-05-16 | 电动机的定子的制造方法 |
US08/232,303 US5502341A (en) | 1991-05-20 | 1994-04-25 | Electric motor and method of producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3114838A JPH04344137A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 電動機の固定子及び固定子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344137A true JPH04344137A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14647970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3114838A Pending JPH04344137A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 電動機の固定子及び固定子の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
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