JP2001134718A - 料金収受システム、車載器、icカード書込判定方法およびicカード書込異常時の復旧方法 - Google Patents

料金収受システム、車載器、icカード書込判定方法およびicカード書込異常時の復旧方法

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JP2001134718A
JP2001134718A JP31259399A JP31259399A JP2001134718A JP 2001134718 A JP2001134718 A JP 2001134718A JP 31259399 A JP31259399 A JP 31259399A JP 31259399 A JP31259399 A JP 31259399A JP 2001134718 A JP2001134718 A JP 2001134718A
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card
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vehicle
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previous
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Toshihiro Yamamoto
智弘 山本
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ETCシステムにおいて、出口処理において
決済処理後に車載器からICカードへ情報を書込む際に
異常が発生した場合にシステムとして支障を来たすこと
をなくする。 【解決手段】このETCシステムの車載器6は、出口車
線制御装置52(出口ゲート装置4)との通信処理結果
の情報を前回情報として保持するメモリ80と、この前
回情報をICカード16へ書込むICカード処理部82
と、前回情報をICカード16に書込む際にICカード
16から前回情報を読み込み、メモリ80の前回情報と
一致した場合に今回の出口車線制御装置52との無線通
信による決済処理を行う制御部86とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばノンストッ
プ自動料金収受システム(以下ETCシステムと称す)
等の料金収受システム、車載器、ICカード書込判定方
法およびICカード書込異常時の復旧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路における渋滞緩和の新し
い手段としてETCシステムが実用段階に入っている。
【0003】ETCシステムは、車両に搭載され、スロ
ットに装着されたICカードから情報の読み取りおよび
書込みを行う車載器と、有料道路の出口料金所あるいは
入口料金所に設置され、上記車載器と無線通信するゲー
ト装置と、このゲート装置で処理した情報を蓄積すると
ともに決済処理のためのネガティブリストの照会等を行
うホストコンピュータ等から構成されている。
【0004】このETCシステムでは、個人情報や決済
方法等が記録されたICカードを、予め車両情報が登録
された車載器に挿入して車両を走行させる中で、車両が
有料道路の出口料金所あるいは入口料金所の所定の通行
区間(ETCレーン)で、その位置に設置された無線ア
ンテナを通じてゲート装置が車両の車載器およびICカ
ードの情報を無線通信で読み出し、その車両に対する通
行料金の決済処理を自動的に行うので、その車両は料金
所において一旦停止することなく通行できるようにな
る。
【0005】このETCシステムでは、上記ETCレー
ンでの車両通行中における通信時間を短縮するために、
ICカードが車載器に挿入されると、ICカードの情報
を予め車載器が読み込み、車両通行中はゲート装置と車
載器の間で無線通信を行い、決済処理完了後に、決済処
理結果の情報を車載器からICカードに書込む仕組みに
している。
【0006】ところで、このようなETCシステムで
は、車載器からICカードへ決済処理結果の情報を書込
むのは一連の通信処理を終了した後であることから、I
Cカードへ情報を書込む際に障害、例えば車載器のデー
タ書込み障害やICカードの記憶素子の異常等が発生し
た場合、問題が生じる。
【0007】つまり、車載器、ゲート装置、さらにはホ
ストコンピュータ等の上位機器は決済処理を終了し、そ
れぞれにデータが更新されているにも関らず、ICカー
ドのデータのみが更新されず、次に車載器とICカード
間で情報保持内容のマッチングを行ったときに、アンマ
ッチが発生し、以降の処理やシステムの運用に問題が発
生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の料金収受システムでは、車載器からICカードへ決
済処理結果の情報を書込む際に異常が発生した場合、I
Cカードの内容は更新されていないにもかかわらず、車
載器、ゲート装置、上位機器のデータのみが更新される
ことから、情報のアンマッチが発生し、システム運用に
障害が発生するという問題があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、ゲート装置と車載器間で無線通信によ
り決済処理を行った後に車載器からICカードへ決済処
理結果の情報を書込む際に異常が発生した場合でもシス
テムを問題なく運用することのできる料金収受システ
ム、車載器、ICカード書込判定方法およびICカード
書込異常時の復旧方法を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明のETCシステムは、有料
道路を利用した車両に対する通行料金の決済処理を無線
通信により行うゲート装置と、前記車両に搭載され、自
身に装着されたICカードから情報を読出し、前記ゲー
ト装置との無線通信により得られた決済処理結果の情報
を前記ICカードに書込む車載器とを有する料金収受シ
ステムにおいて、前記車載器が、前記ゲート装置との無
線通信によって得られた前記決済処理結果の情報を前回
情報としてICカード毎に保持する記憶手段と、前記I
Cカードを次に利用する際に前記記憶手段に保持されて
いる前回情報と前記ICカードに記憶されている前回の
決済処理結果の情報とを照合する照合手段と、前記照合
手段による照合結果、前記ICカードに前回情報が正常
に書き込まれていない場合、前記ICカードを使用不可
と判定する手段とを具備したことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明のETCシステムは、
有料道路を利用した車両に対する通行料金の決済処理を
無線通信により行うゲート装置と、前記車両に搭載さ
れ、自身に装着されたICカードから情報を読出し、前
記ゲート装置との無線通信により得られた決済処理結果
の情報を前記ICカードに書込む車載器と、無線通信に
て決済処理不能な車両に対して前記ICカードにて収受
員操作により決済処理する収受員操作機器とを有する料
金収受システムにおいて、前記収受員操作機器が、前記
車載器にて前記ICカードに書込めなかった前記決済処
理結果の情報についての取得要求を前記ゲート装置に発
行する手段と、前記取得要求に対し前記ゲート装置から
送信されてきた前記ICカードの決済処理結果の情報を
受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前
記ICカードの決済処理結果の情報を前記ICカードに
書込むICカード書込手段とを具備したことを特徴とし
ている。
【0012】請求項3記載の発明の車載器は、車両に搭
載され、自身に装着されたICカードから情報を読出
し、有料道路に設置されたゲート装置との無線通信によ
り通行料金の決済処理を行い、決済処理結果の情報を前
記ICカードに書込む車載器において、前記ゲート装置
との無線通信によって得られた前記決済処理結果の情報
を前回情報としてICカード毎に保持する記憶手段と、
前記ICカードを次に利用する際に前記記憶手段に保持
されている前回情報と前記ICカードに記憶されている
前回の決済処理結果の情報とを照合する照合手段と、前
記照合手段による照合結果、前記ICカードに前回情報
が正常に書き込まれていない場合、前記ICカードを使
用不可と判定する手段とを具備したことを特徴としてい
る。
【0013】請求項4記載の発明の車載器は、車両に搭
載され、自身に装着されたICカードから情報を読出
し、有料道路に設置されたゲート装置との無線通信によ
り通行料金の決済処理を行い、決済処理結果の情報を前
記ICカードに書込む車載器において、前記ゲート装置
との無線通信によって得られた前記決済処理結果の情報
を前回情報としてICカード毎に保持する記憶手段と、
前記ICカードを次に利用する際に前記記憶手段に保持
されている前回情報と前記ICカードに記憶されている
前回の決済処理結果の情報とを照合する照合手段と、照
合結果、前記ICカードに前回情報が書き込まれていな
い場合、前記ICカードを使用不可と判定する手段と、
使用不可と判定された前記ICカードの前回情報を消去
するための指示を行う指示手段と、前記指示手段により
指示された前記ICカードの前回情報を前記記憶手段か
ら消去する手段とを具備したことを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明の車載器は、車両に搭
載され、自身に装着されたICカードから情報を読出
し、有料道路に設置されたゲート装置との無線通信によ
り通行料金の決済処理を行い、決済処理結果の情報を前
記ICカードに書込む車載器において、前記ICカード
に前記決済処理結果の情報を書込めない場合、前記IC
カードの書込み異常を報知する手段と、前記ICカード
に対する前記情報の再書込みを指示する指示手段と、前
記指示手段により行われた再書込みの指示により前記I
Cカードに対する前記情報の再書込みを行う手段とを具
備したことを特徴としている。
【0015】請求項6記載の発明のICカード書込判定
方法は、前記車両に搭載され、自身に装着されたICカ
ードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲート装
置との無線通信により通行料金の決済処理を行い、決済
処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器におけ
るICカード書込判定方法において、前記ゲート装置と
の無線通信によって得られた前記決済処理結果の情報を
前回情報としてICカード毎に保持する工程と、前記I
Cカードを次に利用する際に前記車載器に保持されてい
る前回情報と前記ICカードに記憶されている前回の決
済処理結果の情報とを照合する工程と、照合結果、前記
ICカードに前回情報が正常に書き込まれていない場
合、前記ICカードを使用不可と判定する工程とを有す
ることを特徴としている。
【0016】請求項7記載の発明のICカード書込異常
時の復旧方法は、有料道路を利用した車両に対する通行
料金の決済処理を無線通信により行うゲート装置と、前
記車両に搭載され、自身に装着されたICカードから情
報を読出し、前記ゲート装置との無線通信により得られ
た決済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器
とを有する料金収受システムにおけるICカード書込異
常時の復旧方法において、前記車載器にて決済処理結果
の情報を書込めなかった前記ICカードを前記有料道路
内に設置されているICカードリーダライタにセット
し、前記ICカードの決済処理結果の情報についての取
得要求を前記ゲート装置に発行する工程と、前記取得要
求に対し前記ゲート装置から得られた前記ICカードの
決済処理結果の情報を前記ICカードリーダライタにて
前記ICカードに書込む工程とを有することを特徴とし
ている。
【0017】請求項8記載の発明のICカード書込異常
時の復旧方法は、車両に搭載され、自身に装着されたI
Cカードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲー
ト装置との無線通信により通行料金の決済処理を行い、
決済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器に
おけるICカード書込異常時の復旧方法において、前記
ゲート装置との無線通信によって得られた前記決済処理
結果の情報を前回情報としてICカード毎に保持する工
程と、前記ICカードを次に利用する際に前記車載器に
保持されている前回情報と前記ICカードに記憶されて
いる前回の決済処理結果の情報とを照合する工程と、照
合結果、前記ICカードに前回情報が書き込まれていな
い場合、前記ICカードを使用不可と判定する工程と、
使用不可と判定された前記ICカードの前回情報を所定
操作により前記車載器から消去する工程とを有すること
を特徴としている。
【0018】請求項9記載の発明のICカード書込異常
時の復旧方法は、車両に搭載され、自身に装着されたI
Cカードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲー
ト装置と無線通信により通行料金の決済処理を行い、決
済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器にお
けるICカード書込異常時の復旧方法において、前記I
Cカードに前記決済処理結果の情報を書込めない場合、
前記ICカードの書込み異常を報知する工程と、前記I
Cカードに対する前記情報の再書込みを指示する工程
と、再書込みの指示により前記ICカードに対する前記
情報の再書込みを行う工程とを有することを特徴として
いる。
【0019】請求項1、3、6記載の発明では、ゲート
装置との無線通信によって得られた決済処理結果の情報
を前回情報としてICカード毎に車載器に保持してお
き、ICカードを次に利用する際に車載器に保持されて
いる前回情報とICカードに記憶されている前回の決済
処理結果の情報とを照合し、この照合結果として、IC
カードに前回情報が正常に書き込まれていない場合は、
ICカードを使用不可と判定するので、以降、ICカー
ドに前回情報を正常に書込むまでは利用者にそのICカ
ードを利用させなくでき、システム運用に支障を来たす
ことがなくなる。請求項2、7記載の発明では、車載器
にて決済処理結果の情報を書込めなかったICカードを
有料道路内に設置されている例えばICカードリーダラ
イタ等のICカード書込手段にセットし、ICカードの
決済処理結果の情報についての取得要求をゲート装置に
発行し、この取得要求に対しゲート装置から得られたI
Cカードの決済処理結果の情報をICカードリーダライ
タにてICカードに書込むので、車載器が故障してIC
カードに前回情報を書き込めない場合でもICカードに
前回情報を書込むことができ、以降、ICカードを利用
できるようになる。請求項4、8記載の発明では、ゲー
ト装置との無線通信によって得られた決済処理結果の情
報を前回情報としてICカード毎に車載器に保持してお
き、ICカードを次に利用する際に車載器に保持されて
いる前回情報とICカードに記憶されている前回の決済
処理結果の情報とを照合し、この照合結果としてICカ
ードに前回情報が書き込まれていない場合は、ICカー
ドを使用不可と判定されるが、車載器に対して所定操作
を行うことにより、使用不可と判定されたICカードの
前回情報を車載器から消去するので、次に車載器に挿入
されたICカードは、新たなICカードとして車載器に
認識されるようになるので、以後の決済処理を可能にす
ることができる。
【0020】請求項5、9記載の発明では、ICカード
に前記決済処理結果の情報を書込めない場合、ICカー
ドの書込み異常を報知した後、ICカードに対する情報
の再書込みが指示されると、この再書込みの指示により
ICカードに対する情報の再書込みを行う。すなわち、
車載器にリトライ機能を持たせ、車載器からICカード
への書込み処理を再び行わせることにより、ICカード
への書込みタイミングのわずかなずれや装置間の相性、
ノイズ等による軽微な異常であったときにICカードに
情報を書込める場合もあり、これにより、ICカードに
前回情報が書込まれ、復旧することができる。
【0021】以上の結果、ゲート装置と車載器間で無線
通信により決済処理を行った後に車載器からICカード
へ決済処理結果の情報を書込む際に異常が発生した場合
でもシステムを問題なく運用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る料金収
受システムの一つの実施形態のETCシステムを概略的
に示す図、図2は図1のETCシステムを構成する入口
ゲート装置を示すブロック図、図3は図2の入口ゲート
装置を概略的に示す平面図、図4は図1のETCシステ
ムを構成する出口ゲート装置を示すブロック図、図5は
図4の出口ゲート装置を概略的に示す平面図、図6はI
Cカードリーダライタの表示操作部を示す図、図7は車
両に搭載された車載器を示すブロック図、図8は図7の
車載器の表示操作部を示す図、図9は図7の車載器に装
着されるICカードの内部構成を示すブロック図であ
る。
【0023】このETCシステムは、図1に示すよう
に、例えば高速道路等の有料道路の入口料金所ゲートに
設けられた入口ゲート装置2、および出口料金所ゲート
に設けられた出口ゲート装置4と、車両に搭載される車
載器(OBU:On Board Unit)6と、この車載器6に
セットされるICカード16とから構成されている。入
口ゲート装置2および出口ゲート装置4には、アンテナ
8、10、12が設けられており、これらアンテナ8、
10、12と車載器6が有する車載器アンテナ14との
間で通行料金の収受に関する無線通信が行われる。
【0024】車載器6には、必要に応じてICカード1
6を装着または取り出しを行うためのオートローディン
グ機構を備えたカード収容部が設けられている。このカ
ード収容部への挿入口にユーザがICカード16を挿入
すると、オートローディング機構によりカード収容部内
へICカード16が自動的に収容される。
【0025】また、車載器6からICカード16を取り
出すときはユーザが車載器6に設けられているイジェク
トボタンを押下すると、カード収容部内からICカード
16がオートイジェクトするように構成されている。
【0026】入口ゲート装置2、あるいは出口ゲート装
置4と車載器6との間での情報の受渡しは、それぞれ内
部のダイナミックRAM等のバッファメモリに記憶され
ている情報を無線で通信する。これに対し、車載器6と
ICカード16との間での情報の受渡しは、ICカード
16の内部に実装されているEEPROMやフラッシュ
メモリ等のメモリ素子に記憶された情報と車載器6本体
のバッファメモリに記憶された情報とを有線で直接的に
やり取りする。
【0027】ここで、入口料金所ゲートに設けられた入
口ゲート装置2および出口料金所ゲートに設けられた出
口ゲート装置4についてそれぞれ説明する。
【0028】入口ゲート装置2は、高速道路のインター
チェンジにおいて入口料金所ゲートの各車線単位に設け
られている。この入口ゲート装置4は、図2および図3
に示すように、入口料金所ゲートの第1のアンテナ8の
通信エリア18内へ進入してきた車両20を順次検知
し、車両20の車幅、タイヤ幅、車高、又は車長等の実
態的な情報から、大型車、普通車、小型車等といった車
両20の車種を総合的に判別する車種判別装置22と、
車種判別装置22により判別された車種が伝送されてき
たときに、第1のアンテナ8を通じて無線通信を開始し
車載器6を搭載した無線通信の可能な車両20に対して
入口料金所番号や入口料金所ゲートに進入した時刻等の
情報を送信する入口車線制御装置24と、車載器6を搭
載した車両20が第1のアンテナ8の通信エリア18に
対して通信不能となる手前の位置に設けられ、検知され
た車両20を、通信エリア18から発進する車両として
入口車線制御装置24へ通知する第1の車両検知装置2
6と、例えば赤信号、青信号を点灯させること等で車両
20へ停止又は発進の指示を与える路側表示器28と、
非ETC車(車載器6の非搭載車)や、ETC車(車載
器6の搭載車)であっても、例えば混信等の影響で正常
に交信が行えない車両に対し、車種判別装置22により
判別された車両の車種番号、車両の登録番号、当該入口
料金所ゲートの入口ゲート番号、入口料金所通過日時等
を自動的に磁気記録および印字して車両側に発行する通
行券発行機30と、第1のアンテナ8との間で正常に交
信が終了した車両20が第2の車両検知器32に検知さ
れたとき、入口車線制御装置24の指示に基づいて車両
22の車載器6と通信エリア34内でデータのやり取り
を行い、例えば、車種判別装置22により判別された車
両20の車種と、車載器6より受信した車載器6に予め
記録されていた車種とを比較し、比較結果を車載器6に
送信するための第2のアンテナ10と、第2のアンテナ
10の通信エリア34を通過し入口料金所ゲートからの
発進する車両20を検知する第3の車両検知器36とか
ら構成されている。
【0029】車種判別装置22は、通過する車両の車
幅、車高、および車長等を検出する車高、車長検知器3
8と、車両20が通過する路面に埋設され、車両20の
タイヤによって押圧された押圧検知スイッチにより車両
20の左右のタイヤを連結する軸数等を検出する踏板4
0と、入口料金所ゲートに進入してくる車両を1台ずつ
確実に検知するために、発光器と受光器とをゲート車線
に対向する位置にそれぞれ設置し、順次進入してくる車
両間の切れ目を検出する車両分離器42とから主に構成
されている。
【0030】次に、出口ゲート装置4について説明す
る。出口ゲート装置4は、高速道路のインターチェンジ
において出口料金所ゲートの各車線単位に設けられてい
る。この出口ゲート装置4は、図4および図5に示すよ
うに、出口料金所ゲートの第3のアンテナ12の通信エ
リア44内へ進入してきた車両20を順次検知する第4
の車両検知器46と、係員の居る収受員ブース48内に
設けられ、第4の車両検知器46により車両20が検知
されたとき、第3のアンテナ12を介して車両20に搭
載された車載器6に車両情報の送信を要求し、直進する
車両20が例えば第5の車両検知器50にて検知される
前に車両情報が受信できたか否かで車両20が通信可能
なETC車であるのか、または通信不能な非ETC車で
あるのかを判定するとともに、ETC車、非ETC車に
それぞれ対応した料金収受方法で車両側から通行料金を
徴収するための出口車線制御装置52と、例えば赤信
号、青信号を点灯させること等で車両20へ停止又は発
進の指示を与える路側表示器54と、出口料金所ゲート
から一般道への車両22の直進を規制するための車両直
進阻止機56と、通行料金の精算を終え、入口料金所ゲ
ートからの発進する車両20を検知する第6の車両検知
器58とから構成されている。
【0031】さらに、出口ゲート装置4の各車線には、
図4に示すように、収受員ブース48が設置されてい
る。この収受員ブース48内には、非ETC車の運転者
が所持している通行券(磁気カード)を処理する通行券
処理機61と、料金前納タイプの磁気カードであるプリ
ペイドカードや既存のクレジットカードを処理するカー
ド処理機62と、ETC車の車載器6から取り出された
ICカード16を装着し、ICカード16から直接情報
の読出し、処理結果の情報を書込むICカードリーダラ
イタ63と、車両20の運転者に対し有料道路の通行料
金、利用日時等を記録した領収書あるいはカードの利用
明細書を発行する領収書発行機64と、収受員に対し通
行料金の収受に関する情報を表示するとともに、表示内
容等に基づいて収受員が情報の入力操作を行う操作パネ
ル65とが設けられている。
【0032】図6に示すように、ICカードリーダライ
タ63の表示操作部(前面パネル)には、表示部71、
ICカード挿入口72、最新情報取得ボタン73が設け
られている。このICカードリーダライタ63が持つI
Cカード16の処理機能としては車載器6とほぼ同じ機
能が備えられている。表示部71にはICカードリーダ
ライタ63の動作状態やICカード16の情報の読み出
しあるいは書込み処理結果のメッセージ等が表示され
る。ICカード挿入口72はICカードを挿入するため
の開口部分である。最新情報取得ボタン73はICカー
ドリーダライタ63に装着されたICカード16に最新
の(直近の)前回情報を書込むために情報取得要求のコ
マンドを発行する操作を行うボタンである。
【0033】さらに、上述した入口ゲート装置2および
出口ゲート装置4は、上位装置であるホストコンピュー
タ60に接続されている。ホストコンピュータ60は、
有料道路の運営元が、車両20の運転者に対し、不正行
為等が行われた経緯から有料道路の利用を不許可と決め
た個人IDのリストであるネガティブリストの照合を行
うためや、車両20の運転者の銀行へ預ける預託金の口
座番号等をICカード16のID番号に予め関連付けて
おくことによりICカード16をクレジットカードに類
似したかたちで用いて入口ゲート装置2および出口ゲー
ト装置4を統括制御する。
【0034】次に、車載器6について説明する。図7に
示すように、車載器6は、ICカード16をカード収容
部74内にローディングするとともに、カード収容部7
4内のICカード16をイジェクトするオートローディ
ング/イジェクト機構76と、ICカード16とのイン
タフェース部78と、このインタフェース部78を通じ
て読出した情報を処理するとともに、処理結果をメモリ
80に記憶するICカード処理部82と、メモリ80に
記憶されている情報を車載器アンテナ14から送信する
とともに車載器アンテナ14で受信した情報をメモリ8
0に記憶させる無線制御部84と、利用者に操作され、
その操作内容を案内する表示操作部90と、各部を統括
して制御する制御部86とから構成されている。メモリ
80には、この車載器6が搭載される車両16の車長・
車高・軸数・重量・用途・特長等の車両情報に加え、車
載器6を他の車載器6と識別するためのID番号等が記
録されている。また、このメモリ80には、入口車線制
御装置24(入口ゲート装置2)や出口車線制御装置5
2(出口ゲート装置4)との通信処理結果の情報(入口
処理結果の情報、決済処理結果の情報等)が数ヶ月分記
録される。制御部86はメモリ80の前回情報とICカ
ード16から読み込んだ前回情報とを比較する照合処理
を行い、互いの情報が一致した場合に今回の出口車線制
御装置52との無線通信による決済処理を開始する。ま
た、互いの情報が一致しなかった場合はICカードを使
用不可と判定する。 車載器6には、複数の異なるIC
カード16が装着されることが考えられることから、図
8に示すように、出口ゲート装置4側から無線通信によ
って送られてきた決済処理結果の情報(以下前回情報と
称す)が、複数のICカード16の各ID番号毎に記憶
される。
【0035】図9に示すように、表示操作部90には、
利用者に操作されるキー操作部91や取出ボタン92、
リトライボタン93a、リセットボタン93b等を備え
た操作部と、操作内容を案内する文字表示およびLED
ランプ等を備えた表示部94と、ICカードを挿入およ
び取り出すICカード挿入口95とが備えられている。
表示部94は無線処理情報等の各種情報を表示し利用者
(運転者等)に通知するものである。取出ボタン92は
ICカードを取り出すための操作を行うボタンである。
リトライボタン93aはICカード16に対する書込み
動作を車載器6に再度行わせるためのボタンである。こ
のリセットボタン93bは車載器6に保持されている前
回情報を消去するためのボタンである。
【0036】ICカード16には、図10に示すよう
に、情報を記憶・読み出し可能なフラッシュメモリ9
7、車載器6のインタフェース部78との間でデータの
やり取りを行うインタフェース部98と、このインタフ
ェース部98およびフラッシュメモリ97を制御するC
PU99とが設けられている。
【0037】フラッシュメモリ97には、ユーザの銀行
の口座番号、障害者割引適用の可否等を示す特殊契約情
報、および契約の有効期限等の課金情報が記憶されてい
る。また、このフラッシュメモリ97には、ICカード
16を特定するためのID番号が予め記憶されている。
【0038】また、このフラッシュメモリ97には、車
両20が入口料金所を通過する際に、ゲート装置2から
の入口情報、例えば通過日時、料金所ゲートを特定する
ためのゲート番号、車両20の車種等が車載器6によっ
て記録される他、出口料金所では、出口ゲート装置4に
より決済処理された結果の情報として処理日時、差し引
き額、カード残額、ゲート番号、車種等の通行履歴が記
録される。
【0039】このICカード16は、車載器6に装着さ
れると、車載器6のICカード処理部82を介した制御
部86との信号のやり取りで車載器6の正当性を確認し
て初めて車載器6側のメモリ80に、自身のフラッシュ
メモリ97に記憶されている課金情報を送る。そして、
車載器6はその課金情報と自身に記憶されていた車両情
報とを出入口料金所のゲート装置2、4ヘ無線送信し、
ゲート装置2、4側で処理を行った結果の情報が返信さ
れてくると、その処理結果の情報をICカード16に書
込む。
【0040】以下、この実施形態のETCシステムの動
作について説明する。まず、このETCシステムの入口
料金所における動作を説明する。
【0041】入口料金所のETCレーンに車両20が進
入し、レーン前部に設置されている第1の車両検知器に
よって車両20の進入が検知されると、車載器6と入口
車線制御装置24との間で無線通信が行われて、車種判
別等が正常に行われた場合は、入口車線制御装置24が
送信した入口情報が車載器6に書込まれるとともに、そ
の入口情報は車載器6にセットされたICカード16に
書込まれる。これにより、車両20は通行を許可され、
有料道路を走行することができる。続いて、図11〜図
15を参照して、有料道路を走行した車両20が所望の
出口料金所から有料道路を退出する場合について説明す
る。図11はこのETCシステムにおける車載器6のI
Cカードへの書込み処理動作を示すフローチャート、図
12は車載器6のICカード挿入時の処理動作を示すフ
ローチャート、図13はICカードリーダを使用した最
新情報取得処理動作を示すフローチャート、図14は車
載器6のリセット処理動作を示すフローチャート、図1
5は車載器6のリトライ処理動作を示すフローチャート
である。
【0042】まず、このETCシステムの出口処理動作
を説明する。通常、車両20が有料道路の出口料金所等
のETC車線に進入する前、つまり車載器6と出口車線
制御装置52(車線サーバ)とが無線通信を行う前に、
車両20の利用者(運転者)は予め車載器6にICカー
ド16を挿入しておく。これにより、車載器6によって
ICカード16の情報が予め読込まれる。
【0043】そして、車両20が、ETC車線の通信エ
リアに入ると、車載器6はアンテナ12を介して出口車
線制御装置52とデータのやりとりを行う。そして、車
載器6は無線通信が正常に完了すると、出口車線制御装
置52から受信した処理結果の情報を前回情報として自
身のメモリ80に保持するとともに、その前回情報をI
Cカード16に書込む動作を行う。
【0044】車載器6と出口車線制御装置52との間で
決済動作を正常に終了した場合、車載器6からICカー
ド16に前回情報を書込むときは既に無線通信が完了し
ている。
【0045】したがって、車載器6からICカード16
へ処理結果の情報を書込むときに、車載器6あるいはI
Cカード16に異常が発生した場合、出口車線制御装置
52(出口ゲート装置4)側では、既にその車両20に
対する一連の処理を完了しているものと認識している。
また、車載器6でも同様にデータが既に保持されている
ため、出口車線制御装置52と同じ認識と状態となって
いる。
【0046】このことは、ICカード16とこれ以外の
機器(車載器6および出口車線制御装置52)間で保持
内容にアンマッチが生じることを意味する。
【0047】このようにICカード16に前回情報が書
き込まれてない状態で、次の処理を行うことは、システ
ム運用に支障を来たすことから、このような障害に対し
て何らかの処置を行う必要がある。
【0048】そこで、本実施形態では、車載器6自身に
ICカード16とのデータ照合機能(チェック機能)を
持たせている。
【0049】すなわち、車載器6では、ICカード16
が装着されると、自身のメモリ80に保持しておいた前
回情報と今回装着されたICカード16から読み取った
情報とをチェックし、前回、通信処理結果の情報の書込
みが正常に行えたかどうかを事前にチェックする。
【0050】そして、ICカード16への情報の書込み
が正常に行えたことが確認できた場合だけ、出口での決
済処理を実行できる。
【0051】出口では、車載器6と車線制御装置(車線
サーバ)間で無線通信が行われる。そして、無線通信が
完了すると、車載器6はその無線通信結果の情報をIC
カード16へ書込む(図11のS101)。
【0052】この際、無線通信結果の書込みが正常に完
了すれば(S102のYes) 、車載器6はブザーや表
示操作部90への表示等を行って、書込み処理が正常に
完了した旨を利用者に伝える(S103) 。
【0053】一方、情報の書込みが正常に完了しなかっ
た場合(S102のNo) 、ICカード16を排出した
り(S104)、あるいは上記と異なる音のブザー音の
発生やメッセージの表示を行うことで、利用者に書込み
異常の旨を伝える。
【0054】そして、ICカード16への情報書込みの
正常/異常に関わらず、車載器6はICカード16への
書込みデータをICカードID別に前回情報としてメモ
リ80に保持しておく(S105)。
【0055】このメモリ80に保持されるデータのフォ
ーマットについては図7で示している。なお、複数の異
なるICカード1枚毎に最新の情報が必要なので、メモ
リ容量の制限上、2回目以降のデータについては前の情
報に上書きするものとする。車載器6からICカード1
6へのデータ書込みを行ったときに異常が発生した後、
ICカード16が車載器6に挿入されると、車載器6は
ICカード16の情報を読み取り(図12のS20
1)、前回情報の有無によってICカード16が初めて
使用されたカードか否かを確認する(S202)。
【0056】車載器6はICカード16から前回情報を
読取ると、挿入されたICカード16が既に使用されて
いるものと判定し(S202のNo)、ICカード16
の前回情報とメモリ80に保持されている前回情報とを
比較する(S203)。
【0057】この比較結果、互いの前回情報が一致して
いれば(S203の同じ)、車載器6は前回書込み処理
は正常に完了していると見なし、以後通信を可能とす
る。
【0058】一方、上記比較結果、互いの情報が異なる
場合(S203の異なる)、車載器6は前回の書込み処
埋が正常に完了しなかったと見なし、以後通信不可能と
し、ICカード16を排出し(S204)、ブザーの鳴
動、表示等によって利用者に異常を通知する。なお、S
202の判定処理において、車載器6に挿入されたIC
カード16が初めて使用されるものであれば(S202
のYes)、車載器6はICカード16を正常なものと
みなす。
【0059】これは、一度書込み異常が発生したICカ
ード16は使わずに、利用者が他のICカード、例えば
他のポストペイド方式のカード等を車載器6に挿入した
場合が考えられるためである。
【0060】この場合、「新たなご利用ですか?」等の
メッセージを表示部94に表示し、利用者がOKと操作
すると、後に挿入されたポストペイド方式のICカード
で無線通信による決済処理を行うようになる。
【0061】なお、このとき、書込み異常が発生したI
Cカード16への書込みデータ(ICカードより正常終
了の応答がなかったもの)は、後段での復旧等に使用す
るためにメモリ80等に記憶させておく。
【0062】このように車載器6自身のチェック機能に
よってICカード16がデータの書込み異常と判定され
た場合に、以後、ICカード16を利用できるように復
旧するための第1〜第3の復旧方法を提案する。
【0063】第1の復旧方法は、車載器6が故障した場
合を想定し、車載器6以外のICカードインターフェー
ス装置、例えば収受員ブース48に設置されたICカー
ドリーダライタ63等に車載器6から取り出したICカ
ード16をかけることで、出口車線制御装置52または
ホストコンピュータ60等から前回通信処理結果の情報
を入手してICカード16に書込む方法である。
【0064】第2の復旧方法は、利用者の操作によって
ICカード16へのデータ書込み動作を車載器6にリト
ライさせる方法である。
【0065】第3の復旧方法は、ICカード16の故障
で前回情報を書込めなかった場合に、修理した後のIC
カード16に前回の通信処理結果が書き込まれていなく
ても、次からICカード16が利用できるよう、車載器
6に保持されている比較対象の前回データを消去する方
法である。
【0066】以下、第1〜第3の各復旧方法について詳
述する。第1の復旧方法では、出口車線制御装置52に
接続されている収受員ブース48のICカードリーダラ
イタ63にICカード16をかけ、出口車線制御装置5
2に保持されている該当ICカード16の最新の処理結
果の情報を書込む、あるいは出口車線制御装置52より
も上位のホストコンピュータ60に対して出口車線制御
装置52から情報取得要求のコマンドを発行し、該当I
Cカード16の最新処理結果の情報を入手してICカー
ド16に書込む方法である。
【0067】この場合、利用者(運転者)は車載器6か
らICカード16を取り出し、収受員ブース48の収受
員にICカード16が書込み不良である旨を伝えてその
ICカード16を手渡す。そして、収受員がICカード
リーダライタ63の最新情報取得ボタン73を押下し、
ICカードリーダライタ63のICカード挿入口72に
ICカード16を差し込む。すると、ICカードリーダ
ライタ63は出口車線制御装置52に対して該当ICカ
ード16の情報取得要求のコマンドを発行する(図13
のS301)。
【0068】この情報取得要求のコマンドを受けた出口
車線制御装置52は自身の決済処理結果データの記憶部
(ハードディスク等)を検索して最新情報を取得する。
【0069】もしも、自身の記憶部(ハードディスク
等)に最新情報が存在しなければ、出口車線制御装置5
2はホストコンピュータ60等の上位機器に検索を行わ
せて最新情報を取得し、ICカードリーダライタ63に
受け渡す。
【0070】上記検索結果、最新情報が正常に得られな
ければ(S302のNo)、ブザー、あるいは表示パネ
ル65の表示等により収受員にその旨通知し(S303
のNo)、処理を終了する。
【0071】一方、最新情報が得られれると(S302
のYes)、出口車線制御装置52はその最新情報をI
Cカードリーダライタ63に受け渡し、ICカードリー
ダライタ63はICカード16に対して最新情報の書込
み処理を行う(S304)。この際に出口車線制御装置
52は書込みが正常に終了したか否かを判定する(S3
05)。
【0072】書込みが正常でなければ(S305のN
o)、出口車線制御装置52は書込み異常である旨をブ
ザー、表示等にて収受員に通知する(S306)。
【0073】書込みが正常であれば(S305のYe
s)、出口車線制御装置52は書込みが正常に終了した
旨を書込み異常の場合とは異なる音のブザー、表示等に
て収受員に通知する(S307)。
【0074】このようにICカード16に対しデータの
書込みまでを正常に完了すれば、以後、このICカード
16の再利用が可能となる。
【0075】この第1の復旧方法の利点としては、IC
カードリーダライタ63でデータの書込みが正常に完了
した場合、ICカード16自体に問題はなく、車載器6
のICカード書込み機能に問題があるという原因究明に
も役立つ。
【0076】このようにICカードリーダライタ63を
用いる以外にも、ICカード16にデータをコピーする
システム等、車載器6以外のICカードインターフェー
ス装置を利用して出口車線制御装置52での決済処理結
果の情報をICカード16に書き込むことができれば、
どのような方法でも適用できる。
【0077】続いて、第2の復旧方法を説明する。この
第2の復旧方法の場合、車載器6の図9に示した表示操
作部90のリトライボタン93aを使用する。
【0078】車載器6からICカード16へデータを書
込む際に、ノイズの発生やタイミングのずれ等の何らか
の通信異常によって、たまたまデータの書込みが正常に
行えなかっただけの場合が考えられる。
【0079】そこで、この第2の復旧方法では、異常発
生後に利用者が車載器6のリトライボタン93aを押下
することにより再度書込みを行えるようにする。
【0080】すなわち、車載器6においてICカード1
6に対する書込み異常が発生した後、利用者が、車載器
6の表示操作部90に設けられているリトライボタン9
3aを押下すると、車載器6はICカード16を挿入可
能な状態になる(図14のS401)。
【0081】ここで、オートローディング/イジェクト
機構76によって既にICカード16が排出されていた
場合、利用者はICカード16をカード収容部74(カ
ードスロット)に再度挿入することになる。
【0082】カード収容部74(カードスロット)にI
Cカード16が再度挿入されると(S402)、車載器
6はICカード16へのデータ書込み処理を再度行う
(S403)。
【0083】このリトライ動作でICカード16へのデ
ータ書込み処理が正常に完了すれば(S404のYe
s)、ブザー、表示等により正常であることを利用者に
通知し(S405)、以後、通信が可能となる。
【0084】一方、データの書込みが正常に完了しなけ
れば(S404のNo)、車載器6はICカード16を
排出する等によって(S406)、利用者に対し異常を
通知する。
【0085】続いて、第3の復旧方法を説明する。第3
の復旧方法の場合、車載器6の図9に示した表示操作部
90のリセットボタン93bを使用する。
【0086】上記の場合、車載器6に前回情報が保持さ
れているかぎり、一度書込み異常になった同じICカー
ド16は使えない。このため、この第3の復旧方法で
は、車載器6のメモリ80に保持されているICカード
別の前回情報をクリアする処理を追加する。これによ
り、車載器6に比較対象のデータがなくなるので、一度
書込み異常になったICカード16でも異常が直れば新
たなICカードとして利用できるようにする方法であ
る。
【0087】すなわち、ICカードに書込み異常が発生
すると、そのICカード16は車載器6より排出される
が、利用者が車載器6のリセットボタン93bを押下す
ると、車載器6は自身のメモリ80に保持されている該
当ICカードの前回情報を破棄(消去)する(図15の
S501)。
【0088】その後、書込み異常となったものの異常を
直した同じICカード16、あるいは書込み異常となっ
たICカード16のID情報を書き移したICカード1
6を挿入すると、車載器6では、初めて使用されるもの
として扱われるので、以後、そのICカード16を利用
することができるようになる。
【0089】但し、この第3の復旧方法の場合、表示操
作部90にリセットボタン93bを設けただけでは、ど
の利用者でも容易にリセット操作をできてしまうため、
ICカード16へのデータ書込みがなされてなくても、
以後の通信が可能となってしまい、本願の本来の目的が
達成できなくなってしまう。
【0090】そこで、利用者といえども車両の所持者や
運転者等にはリセット操作が行えず、システム運用側の
人のみが操作を行えるような仕組み、例えばボタン操作
に隠しコマンド等を加える必要がある。
【0091】このようにこの実施形態のETCシステム
によれば、無線通信でICカード16を前に処理したと
きの前回情報をICカード毎に車載器6内のメモリ80
に保持しておき、次回ICカード利用開始時に前回情報
をチェックする機能を車載器6に持たせたことで、前回
情報がICカード16に正常に書き込まれていない場合
は以後の決済処理を不可能とすることで、システム運用
に支障を来たすことをなくすることができる。
【0092】また、上記チェック機能(照合機能)によ
ってICカード16に異常が発生したことが判定できた
場合に、上記第1〜第3の復旧方法で復旧することで、
以降のシステム運用に支障を来たすことをなくすことが
できる。
【0093】なお、上記実施形態では、主に出口料金所
におけるゲート装置(出口車線制御装置)と車載器間の
処理動作について説明したが、出口料金所ばかりでな
く、チェックバリア(有料道路の途中に設置されている
通過チェック用のポイント)や入口均一車線(入口料金
所で定額の料金を支払い、出口では車両がそのまま退出
できる仕組み)のゲート装置等での適用も可能である。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、I
Cカードを車載器で前に処理したときの決済処理結果の
情報を前回情報として車載器に保持しておき、次回IC
カード利用時に前回情報を照合する機能を車載器に持た
せ、前回情報がICカードに正常に書き込まれていない
場合は以後の決済処理を不能とすることで、システム運
用に支障を来たすことがなくなる。
【0095】また、ICカードに異常が発生した場合、
以下の複数の復旧方法で復旧することで以降のシステム
運用に支障を来たすことがなくなる。
【0096】第1の復旧方法は、車載器以外のICカー
ド書込手段、例えば収受員ブースに設けられているIC
カードリーダライタにICカードをセットして最新の情
報をゲート装置から取得してICカードに書込む方法で
ある。
【0097】また、第2の復旧方法は、車載器にリトラ
イ機能を付加し、書込み異常となったICカードに対し
て情報の書込みを再度行うことで、書込タイミングのず
れやノイズの発生等の軽微な異常であった場合にICカ
ードに情報を書込めるようにする方法である。
【0098】さらに、第3の復旧方法は、車載器にリセ
ット機能を付加し、書込み異常となったICカードの前
回情報を車載器から消去することで、次にICカードを
利用するときには車載器に新たなICカードとして認識
させ、同じICカードを再度使用できるようにする方法
である。
【0099】これにより、ゲート装置と車載器間で無線
通信により決済処理を行った後に車載器からICカード
へ決済処理結果の情報を書込む際に異常が発生した場合
でもシステムを問題なく運用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のETCシステムの概略を
示す図。
【図2】図1のETCシステムの入口ゲート装置を示す
ブロック図。
【図3】図2の入口ゲート装置を概略的に示す平面図。
【図4】図1のETCシステムの出口ゲート装置を示す
ブロック図
【図5】図4の出口ゲート装置を概略的に示す平面図。
【図6】ICカードリーダライタの表示操作部を示す
図。
【図7】車両に搭載された車載器を示すブロック図。
【図8】図7の車載器に記憶されるICカード別の前回
情報のフォーマットを示す図。
【図9】図7の車載器の表示操作部を示す図。
【図10】図8の車載器に装着されるICカードの内部
構成を示すブロック図。
【図11】このETCシステムにおける車載器6のIC
カードへの書込み処理動作を示すフローチャート。
【図12】このETCシステムにおける車載器のICカ
ード挿入時の処理動作を示すフローチャート。
【図13】このETCシステムにおいてICカードリー
ダを使用した最新情報取得処理動作を示すフローチャー
ト。
【図14】このETCシステムにおける車載器のリセッ
ト処理動作を示すフローチャート。
【図15】このETCシステムにおける車載器のリトラ
イ処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
2…入口ゲート装置、4…出口ゲート装置、6…車載
器、12…第3のアンテナ、14…車載器アンテナ、4
8…収受員ブース、52…出口車線制御装置、62…カ
ード処理機、63…ICカードリーダライタ、64…領
収書発行機、65…操作パネル、66…表示部、67…
選択ボタン郡、68…分割ボタン、69…引き去りボタ
ン、71…表示部、72…ICカード挿入口、73…最
新情報取得ボタン、90…表示操作部、91、111…
キー操作部、92…取出ボタン、93a…リトライボタ
ン、93b…リセットボタン、94…表示部、95…I
Cカード挿入口。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路を利用した車両に対する通行料
    金の決済処理を無線通信により行うゲート装置と、前記
    車両に搭載され、自身に装着されたICカードから情報
    を読出し、前記ゲート装置との無線通信により得られた
    決済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器と
    を有する料金収受システムにおいて、 前記車載器が、 前記ゲート装置との無線通信によって得られた前記決済
    処理結果の情報を前回情報としてICカード毎に保持す
    る記憶手段と、 前記ICカードを次に利用する際に前記記憶手段に保持
    されている前回情報と前記ICカードに記憶されている
    前回の決済処理結果の情報とを照合する照合手段と、 前記照合手段による照合結果、前記ICカードに前回情
    報が正常に書き込まれていない場合、前記ICカードを
    使用不可と判定する手段とを具備したことを特徴とする
    料金収受システム。
  2. 【請求項2】 有料道路を利用した車両に対する通行料
    金の決済処理を無線通信により行うゲート装置と、前記
    車両に搭載され、自身に装着されたICカードから情報
    を読出し、前記ゲート装置との無線通信により得られた
    決済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器
    と、無線通信にて決済処理不能な車両に対して前記IC
    カードにて収受員操作により決済処理する収受員操作機
    器とを有する料金収受システムにおいて、 前記収受員操作機器が、 前記車載器にて前記ICカードに書込めなかった前記決
    済処理結果の情報についての取得要求を前記ゲート装置
    に発行する手段と、 前記取得要求に対し前記ゲート装置から送信されてきた
    前記ICカードの決済処理結果の情報を受信する受信手
    段と、 前記受信手段により受信された前記ICカードの決済処
    理結果の情報を前記ICカードに書込むICカード書込
    手段とを具備したことを特徴とする料金収受システム。
  3. 【請求項3】 車両に搭載され、自身に装着されたIC
    カードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲート
    装置との無線通信により通行料金の決済処理を行い、決
    済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器にお
    いて、 前記ゲート装置との無線通信によって得られた前記決済
    処理結果の情報を前回情報としてICカード毎に保持す
    る記憶手段と、 前記ICカードを次に利用する際に前記記憶手段に保持
    されている前回情報と前記ICカードに記憶されている
    前回の決済処理結果の情報とを照合する照合手段と、 前記照合手段による照合結果、前記ICカードに前回情
    報が正常に書き込まれていない場合、前記ICカードを
    使用不可と判定する手段とを具備したことを特徴とする
    車載器。
  4. 【請求項4】 車両に搭載され、自身に装着されたIC
    カードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲート
    装置との無線通信により通行料金の決済処理を行い、決
    済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器にお
    いて、 前記ゲート装置との無線通信によって得られた前記決済
    処理結果の情報を前回情報としてICカード毎に保持す
    る記憶手段と、 前記ICカードを次に利用する際に前記記憶手段に保持
    されている前回情報と前記ICカードに記憶されている
    前回の決済処理結果の情報とを照合する照合手段と、 照合結果、前記ICカードに前回情報が正常に書き込ま
    れていない場合、前記ICカードを使用不可と判定する
    手段と、 使用不可と判定された前記ICカードの前回情報を消去
    するための指示を行う指示手段と、 前記指示手段により指示された前記ICカードの前回情
    報を前記記憶手段から消去する手段とを具備したことを
    特徴とする車載器。
  5. 【請求項5】 車両に搭載され、自身に装着されたIC
    カードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲート
    装置との無線通信により通行料金の決済処理を行い、決
    済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器にお
    いて、 前記ICカードに前記決済処理結果の情報を書込めない
    場合、前記ICカードの書込み異常を報知する手段と、 前記ICカードに対する前記情報の再書込みを指示する
    指示手段と、 前記指示手段により行われた再書込みの指示により前記
    ICカードに対する前記情報の再書込みを行う手段とを
    具備したことを特徴とする車載器。
  6. 【請求項6】 前記車両に搭載され、自身に装着された
    ICカードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲ
    ート装置との無線通信により通行料金の決済処理を行
    い、決済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載
    器におけるICカード書込判定方法において、 前記ゲート装置との無線通信によって得られた前記決済
    処理結果の情報を前回情報としてICカード毎に保持す
    る工程と、 前記ICカードを次に利用する際に前記車載器に保持さ
    れている前回情報と前記ICカードに記憶されている前
    回の決済処理結果の情報とを照合する工程と、 照合結果、前記ICカードに前回情報が正常に書き込ま
    れていない場合、前記ICカードを使用不可と判定する
    工程とを有することを特徴とするICカード書込判定方
    法。
  7. 【請求項7】 有料道路を利用した車両に対する通行料
    金の決済処理を無線通信により行うゲート装置と、前記
    車両に搭載され、自身に装着されたICカードから情報
    を読出し、前記ゲート装置との無線通信により得られた
    決済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器と
    を有する料金収受システムにおけるICカード書込異常
    時の復旧方法において、 前記車載器にて決済処理結果の情報を書込めなかった前
    記ICカードを前記有料道路内に設置されているICカ
    ードリーダライタにセットし、前記ICカードの決済処
    理結果の情報についての取得要求を前記ゲート装置に発
    行する工程と、 前記取得要求に対し前記ゲート装置から得られた前記I
    Cカードの決済処理結果の情報を前記ICカードリーダ
    ライタにて前記ICカードに書込む工程とを有すること
    を特徴とするICカード書込異常時の復旧方法。
  8. 【請求項8】 車両に搭載され、自身に装着されたIC
    カードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲート
    装置との無線通信により通行料金の決済処理を行い、決
    済処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器にお
    けるICカード書込異常時の復旧方法において、 前記ゲート装置との無線通信によって得られた前記決済
    処理結果の情報を前回情報としてICカード毎に保持す
    る工程と、 前記ICカードを次に利用する際に前記車載器に保持さ
    れている前回情報と前記ICカードに記憶されている前
    回の決済処理結果の情報とを照合する工程と、 照合結果、前記ICカードに前回情報が正常に書き込ま
    れていない場合、前記ICカードを使用不可と判定する
    工程と、 使用不可と判定された前記ICカードの前回情報を所定
    操作により前記車載器から消去する工程とを有すること
    を特徴とするICカード書込異常時の復旧方法。
  9. 【請求項9】 車両に搭載され、自身に装着されたIC
    カードから情報を読出し、有料道路に設置されたゲート
    装置と無線通信により通行料金の決済処理を行い、決済
    処理結果の情報を前記ICカードに書込む車載器におけ
    るICカード書込異常時の復旧方法において、 前記ICカードに前記決済処理結果の情報を書込めない
    場合、前記ICカードの書込み異常を報知する工程と、 前記ICカードに対する前記情報の再書込みを指示する
    工程と、 再書込みの指示により前記ICカードに対する前記情報
    の再書込みを行う工程とを有することを特徴とするIC
    カード書込異常時の復旧方法。
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