JP2001132246A - 書斎を備えた住宅 - Google Patents

書斎を備えた住宅

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JP2001132246A
JP2001132246A JP31422499A JP31422499A JP2001132246A JP 2001132246 A JP2001132246 A JP 2001132246A JP 31422499 A JP31422499 A JP 31422499A JP 31422499 A JP31422499 A JP 31422499A JP 2001132246 A JP2001132246 A JP 2001132246A
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JP
Japan
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study
room
space
common room
common
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JP31422499A
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English (en)
Inventor
Masaki Inoue
雅基 井上
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の室のスペースを制限することなしに、書
斎スペースを確保でき、かつ、書斎として十分な広さと
開放感が得られると共に、家族の気配を常に感じること
ができる書斎を備えた住宅の提供。 【解決手段】 家族が集う共用ルーム1が吹き抜けに形
成され、この共用ルーム1の一側吹き抜け空間A部分に
は吹き抜け空間A側のほぼ全面が開放されていて共用ル
ーム1から螺旋階段3で昇降可能な書斎2が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書斎を備えた住宅
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建坪や資金的に余裕のある住宅に
おいては、機能性にすぐれ、かつ、スペース的にも余裕
のある快適な書斎が確保されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日本の
住宅事情においては、よほど資金的に余裕がない限り、
限られた建坪内に書斎まで組み込むことは極めて困難で
あるという問題点があった。また、書斎を何とか組み込
む場合においても、他の室の間取りが優先される傾向に
あるため、どうしても、隅っこの狭いスペースにしか確
保することができないと共に、他の室とは閉ざされた状
態になりがちで、家族の気配を感じることができないと
いう問題点があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、他の室のスペースを制限
することなしに、書斎スペースを確保でき、かつ、書斎
として十分な広さと開放感が得られると共に、家族の気
配を常に感じることができる書斎を備えた住宅を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載の書斎を備えた住宅
は、リビングルームおよび/またはダイニングルーム等
家族が集う共用ルームが吹き抜けに形成され、前記共用
ルームの一側吹き抜け空間部分には該吹き抜け空間に少
なくとも一部が開放されていて前記共用ルームから螺旋
階段で昇降可能な書斎が形成されている手段とした。以
上のように構成することで、吹き抜け空間を有効利用
し、他の室のスペースを制限することなしに、書斎スペ
ースを確保でき、かつ、書斎として十分な広さと開放感
が得られると共に、書斎にいても家族の気配を常に感じ
ることができるようになる。
【0006】請求項2に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項1に記載の書斎を備えた住宅において、前記書斎に
おける吹き抜け空間方向側縁部に沿ってデスクが形成さ
れている手段とした。以上のように構成することで、デ
スクに向かった状態では、前方に吹き抜け空間部分が広
がっているため、書斎の床面積自体は狭くても、より強
い開放感が得られる。
【0007】請求項3に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項1に記載の書斎を備えた住宅において、前記共用ル
ームにはダイニングルームが含まれ、前記書斎の下部が
キッチンルームに形成されている手段とした。以上のよ
うに構成することで、書斎の下部空間を最大限に有効利
用することができる。
【0008】請求項4に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項1〜3のいずれかに記載の書斎を備えた住宅におい
て、前記共用ルームにおける前記書斎と対面する壁面が
1階部分から吹き抜け空間部分に至るまでのほぼ全面に
わたってガラス張りに形成されている手段とした。以上
のように構成することで、書斎からも吹き抜け空間およ
びガラスを通して高い位置から外の景色がすみずみまで
一望できるため、十分な開放感と満足感が得られる。
【0009】請求項5に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項4に記載の書斎を備えた住宅において、前記共用ル
ームにおけるガラス張り壁面の外部にはウッドデッキが
形成され、前記ガラス張り壁面には前記共用ルームとウ
ッドデッキとの間の行き来を可能とする開閉扉が形成さ
れている手段とした。以上のように構成することで、共
用ルームを経由し、ウッドデッキ部分でのティータイム
や焼き肉パーティー等が手軽に行えるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
にかかる書斎を備えた住宅の要部を示す室内鳥瞰図、図
2は同一部切欠側面図であり、両図において、1は家族
が集う共用ルームを示す。
【0011】前記共用ルーム1は、図1に示すように、
1つの室内に、リビングルーム11部分と、ダイニング
ルーム12部分と、後述のキッチンルーム13とが一体
化された状態に形成されている。そして、この共用ルー
ム1は、その全体が2階の天井相当部分にまで至る吹き
抜けに形成されている。
【0012】前記共用ルーム1の吹き抜け空間A部分で
2階の床面に相当する高さ部分には、共用ルーム1にお
ける一方の側壁面1aに沿って書斎2が形成されてい
る。この書斎2は、前記共用ルーム1におけるリビング
ルーム11側から螺旋階段3で昇降可能であると共に、
螺旋階段3の下り口2aを除いた吹き抜け空間A側の縁
部全長にわたってデスク4が形成されている。
【0013】そして、このデスク4における前記下り口
2a側端縁部と後端縁部に沿って低い枠4aが立設され
ている以外は、この書斎2の吹き抜け空間A側の全面が
開放された状態となっている。
【0014】また、書斎2における側壁面1aに沿って
書棚5が設けられ、書斎2の奥側の壁面には採光窓6が
設けられている。また、吹き抜け部分の天井には、書斎
2に熱気が滞留するのを防止するためのシーリングファ
ン7が設けられている。
【0015】前記共用ルーム1における書斎の下部がキ
ッチンルーム13に形成されていて、リビングルーム1
1およびダイニングルーム12との間は中央部分のみが
カップボード14により仕切られていて、ダイニングル
ーム12側からキッチンルーム13への行き来が可能と
なっている。なお、このキッチンルーム13の側壁面1
a側には、流し台15、吊り戸棚16等が備えられてい
る。
【0016】前記共用ルーム1における前記書斎2が設
けられた側壁面1aと対面する側壁面1bが1階部分か
ら吹き抜け空間A部分に至るまでのほぼ全面にわたって
ガラス張りに形成されていて、このガラス張り側壁面1
bの外部にはウッドデッキ8が形成され、このウッドデ
ッキ8部分の奥には緑豊かな庭9が形成されている。そ
して、前記ガラス張りの側壁面1bの一階部分中央位置
は、共用ルーム1とウッドデッキ8部分との間の行き来
を可能とするガラス戸(開閉扉)1cに形成されてい
る。
【0017】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態の書斎を備えた住宅にあっては、家族が集う共用
ルーム1が吹き抜けに形成され、この共用ルーム1の一
側吹き抜け空間A部分には該吹き抜け空間A側のほぼ全
面が開放されていて共用ルーム1から螺旋階段3で昇降
可能な書斎2が形成されている構成としたことで、吹き
抜け空間Aを有効利用し、共用ルーム1のスペースを制
限することなしに、書斎2のスペースを確保でき、か
つ、書斎2として十分な広さと開放感が得られると共
に、書斎2にいても家族の気配を常に感じることができ
るようになるという効果が得られる。
【0018】また、前記書斎2における吹き抜け空間A
方向側縁部に沿ってデスク4が形成されることで、デス
ク4に向かった状態では、前方に吹き抜け空間A部分が
広がっているため、書斎2の床面積自体は狭くても、よ
り強い開放感を得ることができるようになる。
【0019】さらには、共用ルーム1における書斎2と
対面する側壁面1bが1階部分から吹き抜け空間A部分
に至るまでのほぼ全面にわたってガラス張りに形成され
ているため、書斎2からも吹き抜け空間Aおよびガラス
を通して高い位置から外の景色である緑豊かな庭9のす
みずみまで一望できるため、十分な開放感と満足感が得
られるようになる。
【0020】また、書斎2の下部をキッチンルーム13
に形成することにより、書斎2の下部空間を最大限に有
効利用することができるようになる。
【0021】また、共用ルーム1におけるガラス張り側
壁面1bの外部にはウッドデッキ8が形成され、ガラス
張り側壁面1bには共用ルーム1とウッドデッキ8との
間の行き来を可能とするガラス戸1cが形成されている
ため、共用ルーム1を経由し、ウッドデッキ8部分での
ティータイムや焼き肉パーティー等が手軽に行えるよう
になる。
【0022】以上本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本発明の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0023】例えば、発明の実施の形態では、家族が集
う共用ルーム1としてリビングルーム11とダイニング
ルーム12を配置した例を示したが、いずれか一方のみ
であってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の書斎を備えた住宅にあっては、リビングルーム
および/またはダイニングルーム等家族が集う共用ルー
ムが吹き抜けに形成され、前記共用ルームの一側吹き抜
け空間部分には該吹き抜け空間に少なくとも一部が開放
されていて前記共用ルームから螺旋階段で昇降可能な書
斎が形成されている手段としたことで、吹き抜け空間を
有効利用し、他の室のスペースを制限することなしに、
書斎スペースを確保でき、かつ、書斎として十分な広さ
と開放感が得られると共に、書斎にいても家族の気配を
常に感じることができるようになるという効果が得られ
る。
【0025】請求項2に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項1に記載の書斎を備えた住宅において、前記書斎に
おける吹き抜け空間方向側縁部に沿ってデスクが形成さ
れている手段としたことで、デスクに向かった状態で
は、前方に吹き抜け空間部分が広がっているため、書斎
の床面積自体は狭くても、より強い開放感が得られるよ
うになる。
【0026】請求項3に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項1に記載の書斎を備えた住宅において、前記共用ル
ームにはダイニングルームが含まれ、前記書斎の下部が
キッチンルームに形成されている手段としたことで、書
斎の下部空間を最大限に有効利用することができるよう
になる。
【0027】請求項4に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項1〜3のいずれかに記載の書斎を備えた住宅におい
て、前記共用ルームにおける前記書斎と対面する壁面が
1階部分から吹き抜け空間部分に至るまでのほぼ全面に
わたってガラス張りに形成されている手段としたこと
で、書斎からも吹き抜け空間およびガラスを通して高い
位置から外の景色がすみずみまで一望できるため、十分
な開放感と満足感が得られるようになる。
【0028】請求項5に記載の書斎を備えた住宅は、請
求項4に記載の書斎を備えた住宅において、前記共用ル
ームにおけるガラス張り壁面の外部にはウッドデッキが
形成され、前記ガラス張り壁面には前記共用ルームとウ
ッドデッキとの間の行き来を可能とする開閉扉が形成さ
れている手段としたことで、共用ルームを経由し、ウッ
ドデッキ部分でのティータイムや焼き肉パーティー等が
手軽に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる書斎を備えた住宅
の要部を示す室内鳥瞰図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる書斎を備えた住宅
の要部を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
A 吹き抜け空間 1 共用ルーム 1a 側壁面 1b 側壁面 1c ガラス戸(開閉扉) 2 書斎 2a 下り口 3 螺旋階段 4 デスク 4a 枠 5 書棚 6 採光窓 7 シーリングファン 8 ウッドデッキ 9 庭 11 リビングルーム(共用ルーム) 12 ダイニングルーム(共用ルーム) 13 キッチンルーム 14 カップボード 15 流し台 16 吊り戸棚

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リビングルームおよび/またはダイニン
    グルーム等家族が集う共用ルームが吹き抜けに形成さ
    れ、 前記共用ルームの一側吹き抜け空間部分には該吹き抜け
    空間に少なくとも一部が開放されていて前記共用ルーム
    から螺旋階段で昇降可能な書斎が形成されていることを
    特徴とする書斎を備えた住宅。
  2. 【請求項2】 前記書斎における吹き抜け空間方向側縁
    部に沿ってデスクが形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の書斎を備えた住宅。
  3. 【請求項3】 前記共用ルームにはダイニングルームが
    含まれ、 前記書斎の下部がキッチンルームに形成されていること
    を特徴とする請求項1また2に記載の書斎を備えた住
    宅。
  4. 【請求項4】 前記共用ルームにおける前記書斎と対面
    する壁面が1階部分から吹き抜け空間部分に至るまでの
    ほぼ全面にわたってガラス張りに形成されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の書斎を備え
    た住宅。
  5. 【請求項5】 前記共用ルームにおけるガラス張り壁面
    の外部にはウッドデッキが形成され、 前記ガラス張り壁面には前記共用ルームとウッドデッキ
    との間の行き来を可能とする開閉扉が形成されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の書斎を備えた住宅。
JP31422499A 1999-11-04 1999-11-04 書斎を備えた住宅 Pending JP2001132246A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005097849A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Asahi Kasei Homes Kk 集合住宅
JP2006283464A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Misawa Homes Co Ltd 階段設置構造
JP2011064018A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Misawa Homes Co Ltd 建物の換気構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005097849A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Asahi Kasei Homes Kk 集合住宅
JP2006283464A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Misawa Homes Co Ltd 階段設置構造
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Effective date: 20051020