JP2001040886A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP2001040886A
JP2001040886A JP11220343A JP22034399A JP2001040886A JP 2001040886 A JP2001040886 A JP 2001040886A JP 11220343 A JP11220343 A JP 11220343A JP 22034399 A JP22034399 A JP 22034399A JP 2001040886 A JP2001040886 A JP 2001040886A
Authority
JP
Japan
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living space
rooms
room
house
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11220343A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujiwara
広行 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 居住空間の充分な開放感が得られると共にプ
ライバシーの確保も十分であり、しかも動きやすく居住
性に優れた住宅を提供すること。 【解決手段】 建物1内の同一階に、第1居住空間と第
2居住空間とを区画し、それら第1居住空間及び第2居
住空間のそれぞれに複数の部屋を配置した住宅であっ
て、第1居住空間の各部屋7、8、9には、各部屋の出
入り口に開閉できる扉71、81、91が設けられ、第
2居住空間の各部屋11、12、13は共有通路Tによ
って連絡されており、第1居住空間から第2居住空間へ
の出入り口に開閉できる扉b、cが設けられている構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内の同一階
に、第1居住空間と第2居住空間とを区画し、それら第
1居住空間及び第2居住空間のそれぞれに複数の部屋を
配置した住宅に関し、特に、一方の居住空間を例えば高
齢者用の居住空間として利用するのに好適な住宅に関す
る。
【0002】
【背景の技術】近年の住宅は、高品質化に加えて大型化
や高級化が進み、それに対応して、外観のみならず、建
物内部の居住性や開放感などを持たせることも重要な要
素となっている。
【0003】また、一方では、高齢化が進み、それに対
する対策も必要となってきている。例えば、2所帯住宅
等においては、老夫婦へ配慮した段差のない床を設けた
り、車椅子の使用に便利な間取りとしたり、介護しやす
い居住空間や設備を有する配置としたりすることが必要
である。
【0004】さらに、こうした2所帯住宅等では居住者
の人数も多くなりがちであるため、それぞれのプライバ
シーも確保されるレイアウトとすることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の住宅で
は、こうした点への配慮が充分とは言えない。特に、車
椅子の使用に便利な間取りとしたり、介護しやすい居住
空間や設備を有する配置としたりする対策はほとんど採
られていない。また、従来の住宅では、居住者のプライ
バシーを確保する手段として各部屋に扉を設けることが
行われているが、この扉は老夫婦や介護の必要な高齢者
にとっては邪魔なことが多い。この点は介護する人にと
っても同様である。扉を設ければ開放感も得られなくな
る問題もある。
【0006】本発明の目的は、充分な開放感が得られる
と共にプライバシーの確保も十分であり、しかも動きや
すく居住性に優れた住宅を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る住宅を図面
を参照して説明すると、建物1内の同一階に、第1居住
空間と第2居住空間とを区画し、それら第1居住空間及
び第2居住空間のそれぞれに複数の部屋を配置した住宅
であって、第1居住空間の各部屋7、8、9には、各部
屋の出入り口に開閉できる扉71、81、91が設けら
れ、第2居住空間の各部屋11、12、13は共有通路
Tによって連絡されており、第1居住空間から第2居住
空間への出入り口に開閉できる扉b、cが設けられてい
る構成とした。
【0008】このような本発明によれば、第2居住空間
の各部屋11、12、13には扉はなく、共有通路Tに
よって連絡されているため充分な開放感が得られると共
にプライバシーの確保も十分であり、しかも動きやすく
居住性に優れた間取りとすることができる。
【0009】上記構成において、第1居住空間及び第2
居住空間のそれぞれに少なくとも2つの寝室8、9及び
11、12を配置してある構成とすることもできる。こ
のようにすれば、2所帯住宅等に有効利用でき、それぞ
れの所帯の独立性も確保できる。
【0010】また、第2居住空間の各部屋11、12、
13は一列に並ぶ形態で区画され、部屋と部屋の間にウ
オークインクローゼット14が配置されている構成とす
るのも好ましい。このようにすれば、各部屋の開放感と
独立性の両方が得られる他、ウオークインクローゼット
14を間仕切りとして兼用させることができる。
【0011】また、前記共有通路Tは片側に寄せて配置
されていて第2居住空間の各部屋11、12、13が一
列に並ぶ方向に沿って延びており、この共有通路Tと各
部屋の出入り口22、23とが連通している構成とする
ことが好ましい。このよにすれば、共有通路Tを直線的
に配置して見通し及び開放感を向上させることができ、
しかも共有通路Tの占める床面積を可能な限り小さくす
ることができる。
【0012】また、第2居住空間が高齢者用の居住空間
であり、各部屋11、12、13の床、共有通路Tの床
及び出入り口22、23等の床が連続する一様な床面に
揃えられている構成とすることが好ましい。このように
すれば、第2居住空間を特に高齢者用の居住空間として
利用する場合に車椅子等の利用も含めて居住性に極めて
優れたものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は住宅の1階の間取り図であ
る。
【0014】図1において、1は間口よりも奥行き方向
に長い二階建の建物(住宅)であり、その1階には、正
面左側に玄関2が配置され、その奥に延びる通路3の横
に2階への階段4が配置されている。通路3の奥にはキ
ッチン5、洗面51、風呂6が配置され、その右奥に予
備室7、子供部屋や介護人部屋等としても利用可能な寝
室8、9等が配置されている。これらキッチン5、洗面
51、風呂6、予備室7、寝室8、9等が第1居住空間
を構成している。
【0015】玄関2の右側で、第1居住空間の隣には、
通路3に沿った間仕切り壁A及び寝室9の壁Bによって
第2居住空間が区画されている。この第2居住空間も比
較的大きな空間であり、その内部には、玄関2の右から
奥行き方向にリビングルーム10、第1寝室11、第2
寝室12、レストルーム13が配置されている。第2寝
室12とレストルーム13との間にはウオークインクロ
ーゼット14が配置されている。
【0016】第1寝室11、第2寝室12、レストルー
ム13、ウオークインクローゼット14への各出入り口
21、22、23、24には扉は設けられておらず開放
された開口となっている。ただ、リビングルーム10へ
の出入り口20には扉dが設けられている。そして、こ
れらリビングルーム10、第1寝室11、第2寝室1
2、レストルーム13、ウオークインクローゼット14
のそれぞれの出入り口が、間仕切り壁A側に寄せた共有
通路Tと連通している。
【0017】共有通路Tはこのように片側に寄せて配置
されていて第2居住空間の各部屋10、11、12、1
3、14が一列に並ぶ方向に沿って延びており、この共
有通路Tと各部屋の出入り口とを連通させることで、共
有通路Tを直線的に配置して見通し及び開放感を向上さ
せ、しかも共有通路Tの占める床面積を可能な限り小さ
くしている。
【0018】なお、この第2居住空間に対しては、第1
居住空間とを区画する間仕切り壁Aに沿って複数の扉
a、b、cがそれぞれ設けられている。これにより、第
1居住空間と第2居住空間とのプライバシー性等を確保
している。
【0019】この第2居住空間は、ここでは高齢者用あ
るいは介護の必要な住人のための居住空間であり、各部
屋11、12、13の床、共有通路Tの床及び出入り口
20、21、22、23、24等の床が連続する一様な
床面に揃えられた構成としている。これにより、第2居
住空間の利用者や介護者等が車椅子等の利用も含めて便
利になるようにし、居住性に極めて優れたものとしてい
る。
【0020】なお、ウオークインクローゼット14の出
入り口24の近くには扉e、fをそれぞれ設けている
が、これは間仕切り壁Aに寄せて開放しておくことがで
きるようにしている。また、ウオークインクローゼット
14の周りには、建物の南側の窓寄りに、第2寝室12
とレストルーム13とを連絡する内部通路25も配置し
ている。
【0021】本実施の形態によれば、第2居住空間の各
部屋11、12、13には扉はなく、共有通路Tによっ
て連絡されているため充分な開放感が得られると共にプ
ライバシーの確保も十分であり、しかも動きやすく居住
性に優れた間取りとすることができる。
【0022】また、第1居住空間及び第2居住空間のそ
れぞれに少なくとも2つの寝室8、9及び11、12を
配置してある構成とすることによって、2所帯住宅等に
有効利用でき、それぞれの所帯の独立性も確保できる。
【0023】また、第2居住空間の各部屋10、11、
12、13は一列に並ぶ形態で区画され、部屋と部屋の
間にウオークインクローゼット14が配置されている構
成とすることによって、各部屋の開放感と独立性の両方
が得られる他、ウオークインクローゼット14を間仕切
りとして兼用させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、建物1
内の同一階に、第1居住空間と第2居住空間とを区画
し、それら第1居住空間及び第2居住空間のそれぞれに
複数の部屋を配置した住宅であって、第1居住空間の各
部屋には、各部屋の出入り口に開閉できる扉を設け、第
2居住空間の各部屋11、12、13は共有通路Tによ
って連絡し、第1居住空間から第2居住空間への出入り
口に開閉できる扉を設けた構成としたので、特に第2居
住空間の充分な開放感が得られると共にプライバシーの
確保も十分であり、しかも動きやすく居住性に優れた住
宅を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る建物の1階間取り図
である。
【符号の説明】
1 建物(住宅) 2 玄関 3 通路 7 予備室 8、9 寝室 10 リビングルーム 11 第1寝室 12 第2寝室 13 レストルーム 14 ウオークインクローゼット 20、21、22、23、24 出入り口 a、b、c、d、e、f 扉 T 共有通路 71、81、91 扉

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内の同一階に、第1居住空間と第2
    居住空間とを区画し、それら第1居住空間及び第2居住
    空間のそれぞれに複数の部屋を配置した住宅であって、
    第1居住空間の各部屋には、各部屋の出入り口に開閉で
    きる扉が設けられ、第2居住空間の各部屋は共有通路に
    よって連絡されており、第1居住空間から第2居住空間
    への出入り口に開閉できる扉が設けられていることを特
    徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、第1居住
    空間及び第2居住空間のそれぞれに少なくとも2つの寝
    室を配置してあることを特徴とする住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の住宅において、第
    2居住空間の各部屋は一列に並ぶ形態で区画され、部屋
    と部屋の間にウオークインクローゼットが配置されてい
    ることを特徴とする住宅。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の住宅において、前記共有
    通路は片側に寄せて配置されていて第2居住空間の各部
    屋が一列に並ぶ方向に沿って延びており、この共有通路
    と各部屋の出入り口とが連通していることを特徴とする
    住宅。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載の住宅において、第2
    居住空間が高齢者用の居住空間であり、各部屋の床、共
    有通路の床及び出入り口の床が連続する一様な床面に揃
    えられていることを特徴とする住宅。
JP11220343A 1999-08-03 1999-08-03 住 宅 Pending JP2001040886A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202225A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Misawa Homes Co Ltd 収納構造
JP2008297810A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Misawa Homes Co Ltd 居室構造
JP2021116581A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 ウォークインクローゼット、および、建築物

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