JP2001090354A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP2001090354A
JP2001090354A JP26950399A JP26950399A JP2001090354A JP 2001090354 A JP2001090354 A JP 2001090354A JP 26950399 A JP26950399 A JP 26950399A JP 26950399 A JP26950399 A JP 26950399A JP 2001090354 A JP2001090354 A JP 2001090354A
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door
dresser
rooms
house
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JP26950399A
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Inventor
Yuri Sato
百合 佐藤
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PANTHEON JISHO KK
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PANTHEON JISHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅から廊下をなくし、専有面積を十分に有
効利用できる住宅を提供する。 【解決手段】 建物内の平面視における略中央部に中間
部屋2を設け、この中間部屋2の全周囲を取り囲むよう
に複数の部屋3,4,5,6,7を隣接配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般のマンショ
ン、アパート、一戸建て等の住宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマンション、アパート、一戸建て
等の住宅は、いわゆる‘田の字’といわれる間取り(レ
イアウト)を備えるものが大半である。
【0003】図6に示すように、この‘田の字’といわ
れる間取りを備える住宅100には、必ず移動・連結の
ための廊下101が存在し、この廊下101により住宅
100の専有面積を十分に有効利用できないという問題
があった。
【0004】また、住宅100が‘田の字’の間取りを
備えることにより、各部屋102,103,104,1
05,106,107,108,109(たとえば、洋
室、洋室、キッチン、リビング・ダイニング、和室、洗
面室、トイレ、浴室)はそれぞれ分離されており、各部
屋毎のプライベートは守られるようになっている。しか
し、ひとたび来客があると、ゲストがリビング・ダイニ
ング105にいる状態となり、以下のような問題があ
る。つまり、この状態でその住宅100の居住者が、た
とえば洋室102、洋室103、および和室106か
ら、洗面室107、トイレ108、あるいは浴室109
を使用するために移動したい場合、必ず廊下を通らなけ
ればならないため、ゲストの目に触れずに移動すること
は難しい。要するに、プライベートスペース(洋室10
2、洋室103、和室106、洗面室107、および浴
室109)とパブリックスペース(廊下101、リビン
グ・ダイニング105、およびトイレ108)とを明確
に分離することができないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の事
情に鑑みてなされたものであって、住宅から廊下をなく
し、専有面積を最大限有効に利用できる住宅を提供する
ことを目的とする。
【0006】この発明の他の目的は、来客があってリビ
ング・ダイニングにゲストがいたとしても、プライベー
トスペースとパブリックスペースとを明確に分離するこ
とができる住宅を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の住宅では、上
記課題を解決するため、以下の手段を採用した。すなわ
ち、請求項1記載の住宅によれば、建物内の平面視にお
ける略中央部に中間部屋が設けられ、該中間部屋を取り
囲むように複数の部屋が隣接配置されていることを特徴
とする。この住宅においては、複数の部屋を、中間部屋
を取り囲みかつ中間部屋の全周に隣接するよう配置して
いる。
【0008】請求項2記載の住宅によれば、前記中間部
屋と前記複数の部屋のそれぞれとの間には、少なくとも
一つの扉が設けられていることを特徴とする。この住宅
においては、中間部屋と複数の部屋のそれぞれとの間に
少なくとも一つの扉があり、中間部屋から複数の部屋の
それぞれに直接出入可能となっている。またこれらの扉
は、中間部屋の壁部を形成するとともに、隣接する複数
の部屋の壁部を形成している。
【0009】請求項3記載の住宅によれば、前記中間部
屋は、鏡を有するドレッサーを備えたドレッサーホール
であることを特徴とする。この住宅においては、住宅の
略中央部にドレッサーホールが設けられている。
【0010】請求項4記載の住宅によれば、前記ドレッ
サーの背面には両側外方にスライド可能な扉が前記扉と
して設けられており、該スライド可能な扉はレールに案
内され、該レールは前記ドレッサーの上端部に取り付け
られることを特徴とする。この住宅においては、両側外
方にスライド可能な二枚の扉がドレッサーの背面に位置
するようにこれらの扉を案内するレールをドレッサーの
背面上端部に取り付けている。
【0011】請求項5記載の住宅によれば、前記スライ
ド可能な扉は、天井に固定された吊り下げ部材に取り付
けられたレールに案内されることを特徴とする。この住
宅においては、天井に固定された吊り下げ部材に取り付
けられたレールによってスライド可能な扉が支持されて
いる。
【0012】請求項6記載の住宅によれば、前記吊り下
げ部材は、複数本の棒状部材から成ることを特徴とす
る。この住宅においては、吊り下げ部材を複数本の棒状
部材とし、天井とレールとの間の空間を最大限確保する
ようにしている。
【0013】請求項7記載の住宅によれば、前記ドレッ
サーの背面および前記スライド可能な扉は、前記ドレッ
サーの背面に隣接する部屋の壁部を構成することを特徴
とする。この住宅においては、スライド可能な扉を締め
ることにより、中間部屋とこの中間部屋の背面に隣接す
る部屋とを分離する。
【0014】請求項8記載の住宅によれば、前記複数の
部屋のうち一の部屋から前記中間部屋を通して他の部屋
に向かって形成される見込み線上に、前記中間部屋と複
数の部屋のそれぞれとの間に設けられた前記扉が設けら
れることを特徴とする。この住宅においては、複数の部
屋のうち一の部屋から中間部屋を通して他の部屋に向か
って見込み線が存在する。
【0015】請求項9記載の住宅によれば、前記複数の
部屋のうちいずれか一つは脱衣室であり、該脱衣室から
出入可能とされた浴室が設けられていることを特徴とす
る。この住宅においては、浴室へは脱衣室を通って行く
ようになっている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。まず、図1はこ
の発明の住宅1を平面視した平面図である。この住宅1
は、建物内の平面視における略中央部に中間部屋2が設
けられ、この中間部屋2を取り囲むように、中間部屋2
の外周全てにわたって複数の部屋3,4,5,6,7が
隣接配置されているものである。中間部屋2を取り囲む
複数の部屋3,4,5,6,7はそれぞれ、たとえば、
窓10を有する洋室(寝室)、脱衣室、窓11を有する
和室、窓12およびシステムキッチン13を有する居間
(リビング・ダイニング)、玄関ドア14および窓15
を有する玄関ホールである。これらの複数の部屋は前記
洋室(寝室)、脱衣室、和室、居間(リビング・ダイニ
ング)、玄関ホールに限定されるものではなく、トイレ
8や浴室9、サービスルーム(図示なし)などであって
も良い。またこの実施の形態では、中間部屋2に隣接し
て配置された複数の部屋の数が5つとされているが、こ
れは設計的に可能であればいくつであっても良い。
【0017】中間部屋2と複数の部屋3,4,5,6の
それぞれとの間には、少なくとも一つの扉20,21,
22,23,24が設けられており、中間部屋2と複数
の部屋3,4,5,6との間を人が直接的に自由に行き
来することができるようになっている。また、部屋3と
部屋7との間、部屋7と部屋6との間、および部屋6と
部屋5との間にも、各部屋間を行き来できるように扉2
5,26,27が設けられている。この扉20〜27
は、蝶番式あるいはスライド式どちらの扉であっても良
い。なおこの実施の形態では、中間部屋2と部屋7との
間には扉を設けないものを示したが、設計変更により扉
を設ける形態のものにすることも可能である。また、中
間部屋2と部屋6との間にはスライド式の扉が2枚設け
られているが、これはどちらか1枚にすることも可能で
ある。
【0018】なお、図1に示す扉20〜28、窓10〜
12,15、システムキッチン13、および玄関ドア1
4の配置位置についてはこれに限定されるものではな
く、多様に変形実施可能なものである。
【0019】図1のような住宅1では、部屋3→扉25
→部屋7という動線、部屋3→扉20→中間部屋2→扉
24→部屋6という動線、部屋3→扉20→中間部屋2
→扉21→部屋4という動線、部屋5→扉27→部屋6
という動線、部屋5→扉22→中間部屋2→扉23→部
屋6という動線、および部屋5→扉22→中間部屋2→
扉21→部屋4という動線(これらの逆方向の場合も含
む)が形成される。
【0020】また、上記動線に加えて、住宅1では、中
間部屋2→扉23→部屋6→扉24→中間部屋2という
回遊動線(逆周りの回遊動線も含む)が形成される。こ
の回遊動線は人だけでなく、空気も循環できることを意
味するものである。
【0021】中間部屋2は、図2に示す鏡30を有する
ドレッサー31を備えたドレッサーホール(洗面室)で
ある。ドレッサー31には、収容棚32〜34、収納ボ
ックス35、洗面化粧台36、およびドラム式洗濯機3
7などが組み込まれている。したがって、このようなド
レッサー31を備えたドレッサーホール(中間部屋)2
では、洗面、化粧、洗濯等を行うことができる。なお、
ドレッサー31は、鏡30および洗面台のみを備えたも
のであっても良い。
【0022】図3に示すように、ドレッサー31の背面
には両側外方にスライド可能な扉23,24が設けられ
ており、このスライド可能な扉23,24は天井40に
固定された吊り下げ部材41に取り付けられたレール4
2に案内され、このレール42はドレッサー31の背面
上端部に取り付けられている。
【0023】この実施の形態では、スライド可能な扉2
3,24がドレッサー31の背面に設けられているが、
これらの扉23,24をドレッサー31の両側面F1,
F2にそれぞれ設けるようにレール42をドレッサー3
1の両側面F1,F2上端部にそれぞれ取り付けるよう
にしても良い。すなわち、前記両側外方にスライド可能
な扉23,24と直交する方向に扉を設けることもでき
る。したがって、ドレッサーホールの角にドレッサー3
1を設けることもできる。また、これらのスライド可能
な扉をどちらか一側のみに設けるようにしても良い。
【0024】吊り下げ部材41は3本の棒状部材43か
らなり、これら棒状部材43によりレール42が吊り下
げられているので、天井40とレール42上端との間に
は空間(開口部)Sが形成されるようになっている。吊
り下げ部材41は3本に限定されることはなく何本であ
っても良い。また場合によっては、吊り下げ部材41を
使用せず、レール42の両端および中央部を中間部屋2
の壁部44,45およびドレッサー31の背面上端部で
支持することも可能である。さらに、棒状部材43の断
面形状についても円形に限定されることはなく、楕円、
三角形、多角形等でも良い。ただし、スライド可能な扉
23,24および扉20,21,22を締め切ったとき
に、ドレッサーホール2と部屋6との通風が十分に行え
る程度に天井40とレール42の上端との間に空間Sが
形成されるようにしなければならない。
【0025】また、空間Sにより、扉23,24が締ま
っていても、空気が、部屋3→中間部屋2→空間S→部
屋6、および部屋7→部屋6→中間部屋2→部屋5(こ
れらの逆の場合もあり得る)へと流れ、空気がよどむこ
とがない。
【0026】図4に示すように、スライド可能な扉2
3,24を完全に締めると、ドレッサー31の背面38
およびスライド可能な扉23,24は、ドレッサー31
の背面38に隣接する部屋(リビング・ダイニング)6
の壁部を構成する。またドレッサー31の背面38は、
全面にキャンバスを貼ったものであっても良い。
【0027】図1において、扉25およびスライド可能
な扉23,24,27を締めた場合には、ドレッサーホ
ール2、部屋(洋室)3、部屋(脱衣室)4、部屋(和
室)5、および浴室9で構成されるプライベートスペー
スと、部屋(リビング・ダイニング)6、部屋(玄関ホ
ール)7、およびトイレ8で構成されるパブリックスペ
ースと、が完全に分離した形態で形成される。なお、扉
26を締めておけば、部屋(玄関ホール)7およびトイ
レ8もプライベートスペースとなる。
【0028】図5に示すように、複数の部屋3,4,
5,6のうち一の部屋から中間部屋2を通して他の部屋
に向かって形成される見込み線A,B,C,D,E上
に、中間部屋2と複数の部屋3,4,5,6のそれぞれ
との間に設けられたスライド可能な扉23,24および
扉20,21,22が設けられる。両方向矢印Aは、部
屋3から部屋5、および部屋5から部屋3への見込み線
である。両方向矢印Bは、部屋5から部屋6、および部
屋6から部屋5への見込み線である。両方向矢印Cは、
部屋3から部屋6、および部屋6から部屋3への見込み
線である。両方向矢印Dは、部屋4から部屋6、および
部屋6から部屋4への見込み線である。両方向矢印E
は、部屋4から部屋6、および部屋6から部屋4への見
込み線である。この実施の形態では5本の見込み線が形
成されているが、5本の見込み線のうちいずれか一本だ
けが形成されるものであっても良い。
【0029】図1に示すように、複数の部屋のうち部屋
4は脱衣室であり、この脱衣室4から出入可能とされた
浴室9が設けられている。すなわち、浴室9へは脱衣室
4を通らなければ行けない配置となっている。また、脱
衣室4と浴室9との間には扉28が設けられており、脱
衣室4から浴室9への出入りはこの扉28によってなさ
れる。この実施の形態では浴室9が脱衣室4をはさんで
中間部屋2と対向する位置に配置されているが、部屋3
側あるいは部屋5側に配置されたものであっても良い。
【0030】上記の住宅によれば、中間部屋2を取り囲
むように、中間部屋2の外周全てにわたって複数の部屋
3,4,5,6,7が隣接して配置されているので、廊
下が存在せず、住宅1の専有面積を最大限有効に利用す
ることができる。
【0031】また、中間部屋2と複数の部屋3,4,
5,6のそれぞれとの間には、少なくとも一つの扉2
0,21,22,23,24が設けられているので、部
屋3→扉20→中間部屋2→扉24→部屋6という動
線、部屋5→扉22→中間部屋2→扉23→部屋6とい
う動線、部屋3→扉20→中間部屋2→扉21→部屋4
という動線、および部屋5→扉22→中間部屋2→扉2
1→部屋4という動線を形成することができ、生活動線
が交差することを防止できる。
【0032】さらに、中間部屋2が洗面、化粧、洗濯等
を行うことができるドレッサーホールであるので、家族
(居住者)がドレッサーホールを中心として回遊し、コ
ミュニケーションの場を自然と増やすことができる。
【0033】さらにまた、ドレッサー31の背面38に
は両側外方にスライド可能な扉23,24が設けられて
おり、このスライド可能な扉23,24はレール42に
案内され、このレール42はドレッサー31の背面38
上端部に取り付けられることにより、スライド可能な扉
23,24がレール42によって吊り下げ支持されてい
るので、床面に別途レールを設ける必要がない。
【0034】さらにまた、ドレッサー31の背面38に
は両側外方にスライド可能な扉23,24が設けられて
おり、このスライド可能な扉23,24は天井40に固
定された吊り下げ部材41に取り付けられたレール42
に案内されることにより、天井40とレール42の上端
部との間には空間Sが形成されるようになっているの
で、ドレッサーホール(中間部屋)2と部屋6との通気
性を確保することができる。
【0035】さらにまた、吊り下げ部材41は3本の棒
状部材43からなり、天井40とレール42の上端部と
の間には空間Sが最大限形成されているので、ドレッサ
ーホール(中間部屋)2と部屋6との通気性が良好で、
ドレッサーホールの湿気を確実に排除することができ
る。したがって、ドレッサー31の鏡30が曇ることは
ない。また、湿気がないので化粧ののりも良好とするこ
とができる。
【0036】さらにまた、ドレッサー31の背面38お
よびスライド可能な扉23,24は、ドレッサー31の
背面38に隣接する部屋(リビング・ダイニング)6の
壁部を構成するので、扉23,24,25,27を締め
れば、リビング・ダイニング6にゲストがいたとしても
プライベートスペース(中間部屋2、部屋3、部屋4、
部屋5、および浴室9)と、パブリックスペース(部屋
6、部屋7、およびトイレ8)とを明確に分離すること
ができる。
【0037】さらにまた、複数の部屋3,4,5,6の
うち一の部屋から中間部屋2を通して他の部屋に向かっ
て形成される見込み線A,B,C,D,E上に、中間部
屋2と複数の部屋3,4,5,6のそれぞれとの間に設
けられたスライド可能な扉23,24および扉20,2
1,22が設けられているので、開放感があり、部屋の
広さを実際より広く感じることができる。
【0038】さらにまた、複数の部屋のうちいずれか一
つは脱衣室4であり、この脱衣室4から出入可能とされ
た浴室9が設けられているので、誰かが浴室を使用中で
あってもドレッサーホール2を自由に気兼ねなく使用す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】この発明の住宅によれば、以下の効果が
得られる。すなわち、中間部屋を取り囲むように複数の
部屋が隣接配置されているので、廊下がなくなり、住宅
の専有面積を最大限有効に利用できるという効果を奏す
る。
【0040】また、中間部屋と複数の部屋のそれぞれと
の間に扉があり、中間部屋から複数の部屋のそれぞれに
出入可能となっているので、複数の部屋のうち一の部屋
から他の部屋へは中間部屋を通って行き来することがで
きる。さらにこれらの扉は、中間部屋の壁部を形成する
とともに、隣接する複数の部屋の壁部を形成しているの
で、最小限の材料でそれぞれの部屋を区画することがで
きるという効果を奏する。
【0041】さらにまた、住宅の略中央部に家族(居住
者)が頻繁に使用するドレッサーホールが設けられてい
るので、家族間のコミュニケーションの場を多く持つこ
とができるという効果を奏する。
【0042】さらにまた、ドレッサーの背面上端部には
両側外方にスライド可能な二枚の扉を案内するレールが
取り付けられているので、床面にレールを設ける必要が
なくレールによる段差をなくすことができるという効果
を奏する。
【0043】さらにまた、スライド可能な二枚の扉を案
内するレールが吊り下げ部材によって天井から吊り下げ
られているので、天井とレールとの間の空間を介して空
気を循環させることができるという効果を奏する。
【0044】さらにまた、吊り下げ部材を複数本の棒状
部材とし、天井とレールとの間の空間を最大限とれるよ
うにしているので、ドレッサーホールを常に湿気の少な
い状態に維持できるという効果を奏する。
【0045】さらにまた、スライド可能な扉を締めるこ
とにより、中間部屋とこの中間部屋の背面に隣接する部
屋とを分離できるので、プライベートスペースとパブリ
ックスペースとを明確に分離することができるという効
果を奏する。
【0046】さらにまた、複数の部屋のうち一の部屋か
ら中間部屋を通して他の部屋に向かって見込み線が存在
するので、目線を最大限遠くにおくことができるので、
開放感が得られ、かつ住宅内の大きさを実際より広く感
じることができる。
【0047】さらにまた、浴室へは脱衣室を通って行く
ようになっているので、誰かが浴室を使用している状態
でも脱衣室の扉を締めておけば気兼ねなくドレッサーホ
ールを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す平面図であ
る。
【図2】 この発明の一実施の形態を示す図であって、
ドレッサーの正面図である。
【図3】 ドレッサー背面の斜視図であって、スライド
可能な扉が開いた状態を示す図である。
【図4】 ドレッサー背面の斜視図であって、スライド
可能な扉が締まった状態を示す図である。
【図5】 図1に見込み線を加えた平面図である。
【図6】 従来の住宅を示す平面図である。
【符号の説明】
1 住宅 2 ドレッサーホール(中間部屋) 3 洋室(部屋) 4 脱衣室(部屋) 5 和室(部屋) 6 リビング・ダイニング(部屋) 7 玄関ホール(部屋) 9 浴室 20 扉 21 扉 22 扉 23 スライド可能な扉 24 スライド可能な扉 31 ドレッサー 38 背面 40 天井 41 吊り下げ部材 42 レール A 見込み線 B 見込み線 C 見込み線 D 見込み線 E 見込み線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内の平面視における略中央部に中間
    部屋が設けられ、該中間部屋を取り囲むように複数の部
    屋が隣接配置されていることを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 前記中間部屋と前記複数の部屋のそれぞ
    れとの間には、少なくとも一つの扉が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の住宅。
  3. 【請求項3】 前記中間部屋は、鏡を有するドレッサー
    を備えたドレッサーホールであることを特徴とする請求
    項1または2に記載の住宅。
  4. 【請求項4】 前記ドレッサーの背面には両側外方にス
    ライド可能な扉が前記扉として設けられており、該スラ
    イド可能な扉はレールに案内され、該レールは前記ドレ
    ッサーの上端部に取り付けられることを特徴とする請求
    項3に記載の住宅。
  5. 【請求項5】 前記スライド可能な扉は、天井に固定さ
    れた吊り下げ部材に取り付けられたレールに案内される
    ことを特徴とする請求項4に記載の住宅。
  6. 【請求項6】 前記吊り下げ部材は、複数本の棒状部材
    から成ることを特徴とする請求項5に記載の住宅。
  7. 【請求項7】 前記ドレッサーの背面および前記スライ
    ド可能な扉は、前記ドレッサーの背面に隣接する部屋の
    壁部を構成することを特徴とする請求項4に記載の住
    宅。
  8. 【請求項8】 前記複数の部屋のうち一の部屋から前記
    中間部屋を通して他の部屋に向かって形成される見込み
    線上に、前記中間部屋と複数の部屋のそれぞれとの間に
    設けられた前記扉が設けられることを特徴とする請求項
    2から7のいずれかに記載の住宅。
  9. 【請求項9】 前記複数の部屋のうちいずれか一つは脱
    衣室であり、該脱衣室から出入可能とされた浴室が設け
    られていることを特徴とする請求項1から8のいずれか
    に記載の住宅。
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