JP2000054655A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JP2000054655A
JP2000054655A JP10221905A JP22190598A JP2000054655A JP 2000054655 A JP2000054655 A JP 2000054655A JP 10221905 A JP10221905 A JP 10221905A JP 22190598 A JP22190598 A JP 22190598A JP 2000054655 A JP2000054655 A JP 2000054655A
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JP
Japan
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ceiling
room
living area
storage
bedroom
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JP10221905A
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English (en)
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Jun Nakatani
純 中谷
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の部屋内で天井高さを変えることによっ
て、より居住性に優れた住宅を提供する。 【解決手段】 部屋55(例えば、寝室)の天井が、第
1の天井部56と、該第1の天井部56よりも高い第2
の天井部57とから構成した。従って、部屋55内に、
天井高さの異なる2つの居住領域60、61を形成させ
ることが出来ることとなって、同じ部屋55でありなが
ら、それぞれの居住領域60、61の特性に応じた生活
を楽しむことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅に関し、特
に、一部屋内に異なる居住領域を有する住宅に関する。
【0002】
【背景の技術】従来、住宅の部屋の天井は、全面が平ら
な平天井により構成されるのが一般的である。また、例
えば、住宅の部屋を屋根の傾斜方向に延出させた場合、
この屋根の下方に位置する部分の天井が水平となるよう
に天井を形成すると、天井を低くしなければならないの
で、部屋空間が狭くなり圧迫感を受け易くなるため、延
出した屋根の下方に位置する部分の天井を、屋根の傾斜
に沿って傾斜させた傾斜天井にしたものも知られている
(例えば、特開平8−293957)。
【0003】ところで、例えば、食堂、或いはリビング
などのようなくつろぎスペースにおいては、開放感を得
るため、天井高さを出来るだけ高くしておく方が望まし
い。一方、寝室などは、天井が高いと落ち着かないこと
もあり、却って低い方が望ましい。しかしながら、寝室
は、居室としても使用出来るようになっていて、通常居
室に合わせた天井高さになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みて為されたものであって、同一の部屋内で天井高さを
変えることによって、より居住性に優れた住宅を提供す
ることを目的とする。なお、本出願人は、上記課題を解
決する技術を、予め日本特許情報機構(JAPIO)の
先行技術調査(パトリス)を利用して、検索キー:E0
4B05/52Vにて先行技術を調査し、その結果、特
許23件、実用新案51件を抽出した。しかし、上記課
題を解決するための技術は、発見出来なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載に発明は、例えば、図1から図18に
示す住宅1において、部屋55(例えば、寝室)の天井
が、第1の天井部56と、該第1の天井部56よりも高
い第2の天井部57とから構成されていることを特徴と
している。
【0006】請求項1記載の発明によれば、部屋55の
天井が、第1の天井部56と、この第1の天井部56よ
りも高い第2の天井部57とから構成されているので、
部屋55内に、天井高さの異なる2つの居住領域60、
61を形成させることが出来ることとなって、同じ部屋
55でありながら、それぞれの居住領域60、61の特
性に応じた生活を楽しむことが出来る。即ち、例えば、
天井が低い第1の天井部56によって形成される居住領
域60に寝室60a(例えば、寝所スペース)を設け、
これよりも天井が高い第2の天井部57によって形成さ
れる居住領域60にくつろぎスペース61aを設けるこ
とが出来るので、同一部屋55内で異なる生活をそれぞ
れ快適に楽しむことが出来る。また、第1の天井部56
は、第2の天井部57に比べて、天井高さが低くされて
いるので、第1の天井部56の天井裏56aにより大き
な収納スペースを設けることが出来る。
【0007】ここで、第1の天井部56と第2の天井部
57の高さは、例えば、第2の天井部57の高さを通常
の居間レベル(例えば、8尺或いは9尺)の高さとし、
第1の天井部56の高さをそれ以下にするようにしても
よい。また、それに限らず、第1の天井部56、及び第
2の天井部57の高さはそれぞれ任意に定めてよい。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の住
宅1において、前記第1の天井部56側に寝室部60a
が設けられていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、寝室部60
aの設けられた第1の天井部56の高さは、第2の天井
部57の高さよりも低くされているので、例えば、第2
の天井部57の高さを従来レベル(例えば、8尺或いは
9尺)とし、第1の天井部56の高さをそれよりも低く
すれば、寝室部60aの天井高さが従来よりも低くなる
こととなって、従来よりも落ち着いた寝室部60aにす
ることが出来る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の住宅1において、前記第1の天井部56の天井裏5
6a側に空気調整装置58(例えば、冷暖房装置)が配
置されていることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、第1の天井
部56の天井裏56a側に配置された空気調整装置58
によって、部屋55内の空気調整を図ることが出来る。
この際、第1の天井部56が低くされているので、天井
裏56aが広くなることとなって、空気調整装置58を
設けやすい。また、空気調整装置58が天井裏56aに
設けられているので、空気調整装置58が部屋55から
見えることがなく、外観上好ましいものとなる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の住
宅1において、前記第1の天井部56と前記第2の天井
部57との接合部に形成される段差部55aに、前記空
気調整装置58から生じた風を部屋55内に供給するル
ーバー59が設けられていることを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明によれば、第1の天井
部56と第2の天井部57との接合部に形成される段差
部55aに設けられたルーバー59によって空気調整装
置58から生じた風が部屋55内に供給されるので、空
気調整装置58から生じた風を第2の天井部57側の居
住領域61に送ることが出来る。従って、例えば、第1
の天井部56側に寝室60aを設けた場合に、風が直接
寝室60a側に当たることがないので、不快となること
がなく快適な睡眠がとれる。また、例えば、従来の段差
のない平天井の場合、ルーバーを天井面に設けることが
多く、この場合、あまり見た目がよくないが、段差部5
5aにルーバー59を設けた場合には、さほど外観性を
損ねることがない。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の住宅1において、前記第1の天井部56に
よって形成される第1の居住領域60と、前記第2の天
井部57によって形成される第2の居住領域61との境
部の少なくとも一部が仕切られていることを特徴として
いる。
【0015】請求項5記載の発明によれば、第1の天井
部56によって形成される第1の居住領域60と、第2
の天井部57によって形成される第2の居住領域61と
の境部の少なくとも一部が仕切られているので、第1の
居住領域60と第2の居住領域61とをより明確に分け
ることができて使い勝手がよくなる。ここで、第1の居
住領域60と第2の居住領域61との仕切りは、例え
ば、図4或いは図5に示したサイドボード63などで仕
切ってもよいが、これに限らずカーテンなどで仕切るよ
うにしてもよい。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の住
宅1において、前記第1の居住領域60と前記第2の居
住領域61とは、家具63(例えば、サイドボード)に
よって仕切られるとともに、前記家具63には、前記第
1の居住領域60と前記第2の居住領域61とに各々面
して収納部63b、63c(例えば、収納部、収納棚)
が設けられていることを特徴としている。
【0017】請求項6記載の発明によれば、第1の居住
領域60と第2の居住領域61とは、家具63によって
仕切られるので、違和感なく自然な形で第1の居住領域
60と第2の居住領域61とを仕切ることが出来る。ま
た、家具63には、第1の居住領域60と第2の居住領
域61とに各々面して収納部63b、63cが設けられ
ているので、それぞれの収納部63b、63cを居住領
域用として使用することができて便利となる。
【0018】ここで、家具63は、例えば、サイドボー
ド、本棚、タンスなど、第1の居住領域60と第2の居
住領域61の一部を仕切ることが出来るものであれば、
どのようなものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
住宅の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本
発明に係る住宅の1階部分の平面図である。
【0020】図1に示す住宅1の一階部分には、南側の
ほぼ中央部に玄関ホール2が設けられている。この玄関
ホール2の西側には居間3が配設されており、この居間
3の更に西側には、簡易書斎4が配設されている。この
簡易書斎4の床面は前記居間3の床面よりも一段高く形
成されており、該簡易書斎4と前記居間3とは腰壁5に
よって区切られている。前記居間3の北側には食堂6が
配設され、この食堂6の床面は居間3の床面より一段高
く、前記簡易書斎4の床面と同高さに形成されている。
【0021】また、前記食堂6の北側には、台所7が配
設され、この台所7と前記簡易書斎4との間には、テラ
ス8が配設されている。このテラス8は、住宅1の西側
の外壁から窪んだ位置に配設されており、前記食堂6か
ら出入り出来るようになっている。また、前記玄関ホー
ル2の北側には、該玄関ホール2から一段あがった位置
に第1の廊下10と第2の廊下11が設けられている。
【0022】前記第1の廊下10は、玄関ホール2から
北側に向けて延在するもので、その突き当たりで東側に
折曲されている。そしてこの折曲部10aの北側には、
トイレ12が配設されており、この折曲部10aの南側
には、第1の階段13が配設されている。前記第1の階
段13は、1階と地階とを行き来するための階段であ
る。
【0023】前記第2の廊下11は、玄関ホール2から
東側に延在して設けられ、該第2の廊下11の中途部の
北側に、第2の階段14とエレベータ15の扉15aと
が並設されている。これら第2の階段14とエレベータ
15は、平面視において住宅1のほぼ中央部に配置され
ている。エレベータ15は、住宅1の地階から2階まで
を昇降するものであり、1階においては、該エレベータ
15の扉15aの前にエレベータホール15bが配設さ
れている。また、このエレベータホール15bと、前記
第2の階段14の階段ホール14aとは隣接配置されて
いる。これらエレベータホール15bと階段ホール14
aとは、前記第2の廊下11の一部を構成しており、該
第2の廊下11は前記玄関ホール2から東側に向けて延
在して設けられている。
【0024】また、前記第2の廊下11の突き当たりの
裏側には壁を介して和室16が配設されている。この和
室16は主に来客用として使用される客室であり、該和
室16を形成する西側の壁には、該和室16に出入りす
るための出入口17が形成されるとともに、該出入口1
7を開閉する引戸17aが設けられている。前記和室1
6の西側には、前記出入口17に臨んで前室18が配設
されている。該前室18は、和室16より小さい、約
1.5〜2帖程度の広さの部屋であり、該前室18を形
成する南側の壁には、該前室18に出入りするための前
室出入口19が前記廊下11の端部に臨んで形成されて
いる。
【0025】さらに、前記和室16の北側には、茶室2
0が該和室16と連続して配置されており、該和室16
と茶室20との境界部は、引き違い式の襖21によって
開閉されるようになっている。なお、前記和室16と茶
室20の東側には、広縁22が配設されており、この広
縁22を通っても和室16と茶室20との間を行き来で
きるようになっている。また、前記茶室20の西側には
水屋23が配設されており、該水屋23からは畳敷きの
小室24を通って茶室20に出入りできるようになって
おり、該茶室20には前記廊下10から出入りできるよ
うになっている。更に、前記水屋23の北側には、茶道
具室25が設けられている。
【0026】続いて、2階部分の間取りについて説明す
る。図2は、本発明に係る住宅1の2階部分の平面図で
ある。図2において、前記第2の階段14を昇ったとこ
ろの正面に、ホール30が設けられ、このホール30の
西側には、南北に延在するとともに、その南端が東側に
折曲したL字型の第3の廊下31が設けられている。更
に、前記ホール30の南側に、前記第2の階段14の東
側に隣接して収納部屋32が設けられ、この収納部屋3
2の南側には、エレベーター15が設けられている。そ
して、前記ホール30、第2の階段14、第3の廊下3
1、収納部屋32、及びエレベータ15を挟んで、東側
には、子供部屋40が設けられ、西側には、親の居住領
域50がそれぞれ設けられている。
【0027】前記ホール30は、多目的スペースとして
親と子供がともに使用することが出来るとともに、その
東側には、前記子供部屋40に出入り可能な出入口41
にドア42が設けられている。前記子供部屋40は、例
えば、二人の子供が居住可能なように、南北に2つの居
住領域40a、40bに分けられ、各居住領域40a、
40bには、それぞれベット43、43、机44、4
4、ロフト(図示省略)、該ロフト(図示省略)に昇る
階段45、45などが対称位置に配置されている。
【0028】また、前記子供部屋40の2つの居住領域
40a、40bは仕切られておらず、二人の子供が互い
の居住領域40a、40bを自由に行き来することが出
来るようになっている。
【0029】前記第3の廊下31の西側には、トイレ5
1a、浴室51b、洗面所51cがユニット化された前
記子供部屋40の居住者用(即ち、子供用)の水廻り領
域51が設けられ、該水廻り領域51へは、第3の廊下
31に面した戸51dを介して出入り出来るようになっ
ている。
【0030】前記第3の廊下31の折曲部31aの南側
には、テラス33が設けられ、東側の端部には、前記子
供部屋40への出入りが可能な開口部46が設けられ、
該開口部46にドア47が設けられている。また、前記
折曲部31aの西側の端部には、前記親の居住領域50
へ出入り可能な開口部52にドア53が設けられてい
る。前記開口部52の西側には、前室54が設けられ、
該前室54の南側には夫婦用の寝室55が設けられてい
る。
【0031】前記前室54は、前記寝室55より小さ
い、約2帖程度の広さの部屋であり、該前室54の南側
には前記寝室55に出入り可能な出入口54a、54a
設けられている。また、前記前室54の北側には、クロ
ーゼット56が設けられ、さらに前記前室54の天井高
は、前記寝室55や第3の廊下31の天井高よりも低く
設定されている。
【0032】ここで、本発明に係る部屋としての前記寝
室55の構造について図3を用いて詳細に説明する。図
3は、寝室の北側正面図である。前記寝室55の天井部
は、図3に示すように、西側に設けられた第1の天井部
56と、該第1の天井部56よりも高い第2の天井部5
7とから構成されている。前記第1の天井部56の天井
裏56a側には、空気調整装置としての冷暖房装置58
が配置されるとともに、前記第1の天井部56と前記第
2の天井部57との接合部に形成される段差部55aに
ルーバー59が設けられている。そして、前記第1の天
井部56によって形成される第1の居住領域60には、
寝室部としての寝所スペース60aが形成され、前記第
2の天井部57によって形成される第2の居住領域61
には、くつろぎスペース61aが形成されている。前記
寝所スペース60aには、夫婦用の二つのベット62、
62が備えられている。
【0033】また、前記寝所スペース60aとくつろぎ
スペース61aの間の境部は、図4と図5に示すように
家具としてのサイドボード63によってその一部が仕切
られている。前記サイドボード63は、例えば、図4に
示すように、前記寝所スペース60aに面して、テレビ
63a、及び収納部63bが設けられ、図5に示すよう
に、前記くつろぎスペース61aに面して、収納棚63
cなどが設けられている。従って、前記寝所スペース6
0aとくつろぎスペース61aの間の境部は、サイドボ
ード63によってその一部が仕切られているので、前記
寝所スペース60aとくつろぎスペース61aの境部を
より明確に分けることができて使い勝手がよくなる。特
に、サイドボード63によって仕切られるので、違和感
なく自然な形で前記寝所スペース60aとくつろぎスペ
ース61aを仕切ることが出来る。
【0034】前記寝所スペース60aの天井高さは、前
記くつろぎスペース61aの天井高さ(例えば、8尺或
いは9尺)よりも、約30cm〜40cm(1尺)程度
低く設定されているので、落ち着いて寝ることが出来
る。また、前記くつろぎスペース61aの天井高さは、
従来レベルであるため、居間としてゆっくりくつろぐこ
とができる。従って、寝室55内で寝る場所とくつろぐ
場所のそれぞれに適した天井高さとなっているので、そ
れぞれの居住領域の特性に応じた生活を快適に楽しむこ
とが出来る。
【0035】また、第1の天井部56は、第2の天井部
57に比べて、天井高さが低くされているので、第1の
天井部56の天井裏56aにより大きな収納スペースを
設けることが出来る。そして、この第1の天井部56の
天井裏に配置された冷暖房装置58によって、寝室55
内の空気調整を図ることが出来る。さらに、冷暖房装置
58が天井裏に設けられているので、冷暖房装置58が
部屋から見えることがなく、外観上好ましいものとな
る。
【0036】また、前記ルーバー59によって冷暖房装
置58から生じた風が寝室55内に供給されるので、冷
暖房装置58から生じた風をくつろぎスペース61aに
送ることが出来る。従って、風が直接、寝所スペース6
0a側に当たることがないので、不快となることがなく
快適な睡眠がとれる。また、例えば、ルーバー59を天
井面に設ける場合に比べて、段差部にルーバー59を設
けた場合の方が、外観上好ましく見える。
【0037】一方、図2の2階部分の間取りにおいて、
前記寝室55の北側には、脱衣室64と浴室65とが東
西に隣接して配設されており、これら脱衣室64と浴室
65の北側には洗面室67が配設されている。前記洗面
室67には、前記前室54と出入り可能な出入口54a
にドア68が設けられている。更に、前記脱衣室64へ
は、前記洗面室67から出入り出来るようになってい
る。
【0038】また、前記洗面室67の東側には、トイレ
69が配設され、北側にはウォークインクローゼット7
0が配設され、それぞれ洗面室67から出入り出来るよ
うになっている。そして、前記前室54により中間領域
が形成され、前記寝室63により親の居住領域が形成さ
れ、前記浴室65と、前記洗面室67と、前記トイレ6
9とによって、親の水廻り領域71が形成され、さら
に、前記脱衣室64と、前記クローゼット56及び前記
ウォークインクローゼット70を含めて、全て親世帯専
用の部屋とされ、前記子供部屋40とは、完全に分離独
立されている。
【0039】次に、前記親世帯用の領域に設けられた前
記洗面室67、前記ウォークインクローゼット70、前
記トイレ69について詳細に説明する。まず、前記洗面
室67について説明する。前記洗面室67には、南側
に、例えば、図6、図7に示すような洗面台72が設け
られるとともに、西側に、図8に示すような化粧台73
が設けられている。
【0040】前記洗面台72は、その上部に鏡72aを
有し、該鏡72aの両隣には、収納棚72bがそれぞれ
設けられ、下部には、収納部72cと、タオル掛けスペ
ース72dが設けられている。前記タオル掛けスペース
72dは、図7に示すように、該タオル掛けスペース7
2dから出し入れ自在なタオル掛け棒72eを備え、前
記タオル掛け棒72eは、タオル72fを掛けることが
出来るようになっている。そして、タオル72fを必要
としない時には、前記タオル掛け棒72eをタオル掛け
スペース72d内に引き込ませることにより、タオル7
2fをタオル掛けスペース72d内に収納することが出
来るようになっている。
【0041】従来、タオル掛けは、例えば、洗面室の壁
に設けられることが多く、この場合、タオルは常に人目
につくところに設けられていた。これに対し、前記タオ
ル掛け収納スペース72dを設けることにより、タオル
72fが常に人目につくことがなく、必要ない時はタオ
ル掛け収納スペース72dに隠すことが出来るようにな
ることとなって洗面室67の外観性を向上させることが
出来る。
【0042】なお、タオル掛け収納スペース72dは、
居住者の人数に合わせて設けることが望ましい。そうす
ることにより、各人専用のタオル掛け収納スペース72
dにすることが出来て、使い勝手がよくなる。前記タオ
ル掛け棒72eは、例えば、プラスチック製、或いは防
錆処理した金属製のものなどを用い、例えば、2重管の
一方ををスライドさせることにより、タオル掛け収納ス
ペース72d内の出し入れが出来るようになっている
が、特に、これに限定されるものではない。
【0043】また、前記洗面台72には、シャワー装置
72gが具備され、シャンプーなどが出来るようになっ
ている。
【0044】前記化粧台73は、図8に示すように、三
面鏡73aと、小洗面ボール73bと、小冷蔵庫73c
などを備え、座ってゆっくりと化粧、身繕いが出来るよ
うになっているとともに、化粧した後に手を洗ったり、
或いは化粧を落とした後に顔を洗ったりすることが直ぐ
に出来るようになっている。
【0045】ところで、従来、化粧台は、寝室等などに
設けられていたが、この場合には、水廻り設備を有して
いないことが多く、化粧時に手が汚れた場合や、化粧を
落とした顔を洗う場合には、別途洗面室にいって行わな
ければならなかったので、非常に煩雑であった。また、
朝起きた場合には、まず、顔を洗って歯を磨いた後に化
粧を行うのが一般的であるが、この場合、洗面室と、化
粧台のある部屋との間に距離がある場合にその行き来が
面倒な場合もあった。
【0046】しかしながら、上記洗面室67の場合に
は、該洗面室67内に化粧台73が設けられているの
で、化粧時に手が汚れた場合等でも直ぐに洗うことが出
来て、いちいち洗面室67と化粧台73のある部屋との
行き来をする必要がなく効率的である。また、化粧台7
3に設けられた小冷蔵庫73cに化粧品等を冷やしてお
くことが出来るので便利である。
【0047】次に、ウォークインクローゼット70につ
いて、図9〜13を用いて説明する。図9は、ウォーク
インクローゼットの天井部の平面図であり、図10は、
ウォークインクローゼットの北側断面図であり、図11
は、同じく東側断面図であり、図12は、同じく西側断
面図である。前記ウォークインクローゼット70の天井
部70aには、開口部70bが設けられ、該開口部70
bの上部には、天窓74が設けられている。
【0048】前記天窓74には、ブラインド(図示省
略)が設けられていて、該ブラインド(図示省略)で前
記天窓74を覆うことにより、前記ウォークインクロー
ゼット70内に太陽光を取り入れたり、或いは太陽光を
遮断することが出来るようになっている。また、前記天
井部70aには、蛍光灯75と白熱灯76が所定の割合
で配置され、図示しない電源スイッチによって、蛍光灯
75と白熱灯76の切り換えが出来るようになってい
る。
【0049】また、前記ウォークインクローゼット70
内には、北側に面した北側収納部77と、東側に面した
東側収納部78と、西側に面した西側収納部79と、中
央部に位置する中央収納部80などが設けられている。
【0050】前記北側収納部77には、例えば、図10
に示すように、その上段に、矩形状に区切りされ前方が
開口した収納部77aと、鏡77bなどが設けられてい
るとともに、その下段には、引き出し式の収納部77c
と、前方が開口した収納部77dが設けられている。前
記収納部77dには、例えば、トランクなどの重い荷物
を収納することが出来るようになっている。
【0051】また、前記東側収納部78には、例えば、
図11に示すように、上段に大きな荷物を収納できる大
型の大型収納部78aが設けられ、その下には、コート
などの長い衣服を掛けておくことが出来るコート収納部
78bや、スーツなどを掛けておくことが可能なスーツ
収納部78c、及び該スーツ収納部78cの下方に配置
された棚部78d等が設けられている。また、前記東側
収納部78の前面には、南北方向にスライドして移動可
能な鏡部78eが設けられ、前記鏡部78eは、衣服を
一時的に掛けておくことが出来るバー78fを備えてい
る。従って、衣服を選ぶ際、例えば、前記スーツ収納部
78c等からいくつかの種類の衣服を取り出して、この
バー78fにかけておき、次々と試着して衣服を選択す
ることが出来て便利となる。また、バー78fに衣服を
かけて、自分自身を鏡部78eに写し出すことにより、
いちいち試着しなくても衣服選びをすることが出来る。
この際、バー78fは、衣服選びする人間の背の高さに
応じて上下に移動するようにしてもよい。前記棚部78
dは、内部が見えるように透明な引き出し78gを有し
ている。
【0052】また、前記西側収納部79には、例えば、
図12に示すように、上段に大きな荷物を収納出来る大
型の大型収納部79aが設けられ、中段にスーツなどを
掛けておくことが可能なスーツ収納部79bが設けられ
ている。そして、さらにその下段には、シャツ等を収納
する棚部79cが設けられている。また、前記西側収納
部79の前面には、南北方向にスライドして移動可能な
スライド式鏡部79dが設けられている。さらに、前記
西側収納部79の北側に隣接して開閉式鏡部79eが設
けられている。この開閉式鏡部79eは、前記ウォーク
インクローゼット70の南東の角部を軸として開閉する
ことが出来るようになっている。即ち、この開閉式鏡部
79eは、閉じた状態では、西側に面することとなる
が、90度開いた状態では、前記北側収納部77の前面
に当接させることによって、北側に面するようにさせる
ことが出来るようになっている。
【0053】また、前記中央収納部80には、例えば、
図13に示すように、腰高の収納ボックス81が配置さ
れている。前記収納ボックス81は、一の面に開口部8
1aが設けられているとともに、内部は幾つかの小スペ
ースに区切られている。そして、各小スペース毎に透明
部を有する引き出し81bが設けられ、内部が外から見
えるようになっている。また、前記収納ボックス81に
は、キャスター81cが取り付けられていて移動可能に
なっている。
【0054】ところで、ウォークインクローゼットは、
衣服等を収納するためのスペースとして設けられるもの
であるが、従来は、衣服の種類、例えば、コート類、ス
ーツ類、シャツ類、或いは小物類といったもの物品別の
収納スペースには、区切られていたものの、目的や用途
に応じた収納のしやすさの点では必ずしも配慮されてい
るとは言えなかった。
【0055】これに対して、上記説明したウォークイン
クローゼット70は、例えば、引き出し78g、81b
の前面部が透明となっているため、収納された衣服が見
えることとなるので、衣服を探すのに、いちいち引き出
しを開けて見る必要がなく直ぐに見つけることが出来
る。特に、日頃よく使うものをこの透明な引き出し78
g、81bに収納させておくと非常に便利となる。ま
た、重いものは、上段に収納することが煩雑であるが、
例えば、前記収納部77dのようなものがあれば、持ち
上げることなく、そのまま置けて便利となる。
【0056】また、従来のウォークインクローゼット
は、単に収納スペースとしてのみ使用される場合が多
く、ここでいくつかの衣服を選択した後、選択した複数
の衣服を部屋に持ち込み、部屋で試着して衣服を決定し
ていたので、決定しなかった衣服を再びウォークインク
ローゼットに仕舞わなければいけないという煩雑さがあ
った。
【0057】これに対して、前記説明したウォークイン
クローゼット70は、前記鏡部78eにバー78fが設
けられているので、衣服を選ぶ際、例えば、前記スーツ
収納部78c等からいくつかの種類の衣服を取り出し
て、このバー78fに一時的にかけておき、次々と試着
して衣服を決定することが出来る。従って、従来のよう
に、部屋に衣服を持ち込んで決定する必要がなく、その
場で決定することが出来るので便利となる。また、この
際、ウォークインクローゼット70内の照明を蛍光灯7
5或いは白熱灯76の何れかに選択することが出来るの
で、例えば、これから出かける場所の照明に合わせて衣
服の選択を行うことが出来る。
【0058】次に、前記トイレ69について、図14を
用いて説明する。図14は、本実施例の住宅のトイレの
縦断面図である。この図において、トイレ69は、便器
82と、この便器82の横の壁部83に当接した棚部8
4とを備えている。
【0059】前記棚部84は、前記便器82側の便器側
棚部84aとドア85側のドア側棚部84bとを備え、
前記便器側棚部84aの高さが前記ドア側棚部84bの
高さよりも低くなっている。前記便器側棚部84aは、
便器82に座った場合に前記便器棚部84bの物を取り
やすい程度に低くされている。そして、この便器側棚部
84bには、花瓶(図示省略)や照明ランプ(図示省
略)などが配置することが出来るようになっている。
【0060】前記ドア側棚部84bの上部には、手洗い
出来る手洗いボール(図示省略)が設けられ、前記ドア
側棚部84bの高さは、立った時に手を洗いやすい高さ
とされている。
【0061】ところで、従来、トイレに棚部に手洗い機
能を設けようとする場合、手洗い部に合わせて棚部を高
くしていたので、便器に座った場合に、棚部の使い勝手
が悪いという問題があった。
【0062】これに対し、上記説明したトイレ69の場
合、棚部84が、便器側棚部84aとドア側棚部84b
から構成され、それぞれが用途に応じた高さとされてい
るので、便器82に座った場合でも棚部84を使いやす
いものにすることが出来る。
【0063】次に、地階部の説明を図15に示す、本発
明に係る住宅の地階部分の平面図を用いて説明する。こ
の図において、1階と地階との間を行き来する前記第1
の階段13の西側には、事務所等として使用される第1
の広間90が配設されており、東側には前記エレベータ
15を挟んで化粧室91が配設されている。また、前記
エレベータ15の北側にはトイレ92が配設されてい
る。更に、前記第1の広間90の南側には、視聴室等と
して使用される第2の広間93が前記第1の広間90よ
り床面を一段低くして配設されており、この第2の広間
93の東側には、地下に形成された庭部94が配設され
ている。この庭部94の一部の上方は吹き抜け95とさ
れており、この吹き抜け95は2階まで連通し、前記2
階のテラス33の東側において上方に開放されている。
【0064】また、地階におけるエレベータホール15
cと、前記第1の階段13の地階における階段ホール1
3aとは隣接配置されており、前記エレベータホール1
5cの南側から前記第2の広間93に出入りするように
なっている。また、前記第1の階段13は直階段である
ので、図1に示すように、該第1の階段13の1階にお
ける階段ホール13bと、1階における前記エレベータ
ホール15aとは離間して配置されている。
【0065】そして、上記構成の住宅1において、住人
が1階から2階に行く際において、該住人が例えば1階
の居間3から食堂6の端を通って、エレベータホール1
5aに来たときに、エレベータ15が使用中であれば、
すぐに階段ホール14aに移動して第2の階段14によ
って2階に行くことができ、一方、エレベータ15が未
使用であれば、すぐにエレベータ15によって2階に行
くことができるので、エレベータホールと階段ホールと
が離間している場合に比して、住人がエレベータ15と
第2の階段14とを効率的に使用することができる。
【0066】前記第1の広間90の西側は、収納部96
が設けられ、該収納部96の上部には、図16に示しす
ように、矩形状の窓部97が並列して設けられており、
該窓部97と西側壁部98との間には照明装置99(図
15)が設けられている。前記収納部96は、図15に
示すように、前面に扉96aが設けられ、その内部に
は、書類等を保管することが可能な収納スペース96b
が設けられている。
【0067】前記窓部97は、いわゆるハイサイドサッ
シのはめ殺し窓であって、窓本体97aは摺りガラスか
ら出来ている。前記窓部97の内部には、造木(図示省
略)が配置され、前記照明装置99の光によって生じる
造木(図示省略)の陰影により、あたかも外部からの光
であるかの如く印象を与えることが出来るようになって
いる。また、前記照明装置99は、調光機能を有してい
て、光線の加減で外部からの光であるかのように演出す
ることが出来るようになっている。
【0068】ところで、従来、地階の部屋は、外部(地
上)と隔絶しているため、当然の如く窓部が設けられる
ことはないので、四方が壁で囲まれることによって息苦
しさを感じてしまうこともあった。
【0069】これに対し、上記説明した本住宅の第1の
広間90には、窓部97が設けられ、該窓部97の内部
に配置された照明装置99によって、光が室内に入って
くるため、あたかも外部と連通しているかの印象を与え
ることが出来るので、閉塞感が緩和されて息苦しさを感
じさせないようにすることが出来る。特に、前記照明装
置99の調光機能によって、光線の加減を調整したり、
或いは窓部97と西側壁部98の間に配置させた造木
(図示省略)により、外部からの光の如く演出がより効
果的に行うことが出来る。
【0070】次に、前記第2の広間93には、図17に
示すように、収納棚100が設けられ、該収納棚100
の前面部には、引き戸101が設けられている。前記引
き戸101は、図18の図15のA−A’部断面図に示
すように、その下端面部101aに戸車102が設けら
れ、該戸車102は、床103に釘104打ちによって
取り付けられたVレール105のV溝部105aに滑合
している。また、前記引き戸101の上端面部101b
には凹溝部101cが設けられ、該凹溝部101cに、
コ字状金物106の一の端部106aが滑合されてい
る。そして、前記コ字状金物106のもう一方の端部1
06bは収納棚100の壁107に釘108によって固
定されている。
【0071】前記コ字状金物106は、前記引き戸10
1のスライド方向に長尺な部材であって、例えば、金属
製のものから出来ている。前記コ字状金物106の凹溝
部101cと滑合される側の端部106aは、もう一方
の端部106bよりも短くされている。
【0072】ところで、従来、引き戸を取り付ける場合
には、鴨居と敷居を設け、鴨居と敷居の凹溝部に引き戸
の上端面部及び下端面部に設けた凸状部を滑合させてい
た。しかしながら、鴨居を壁に設けた場合には、鴨居が
見えてしまうので、外観性を損なう場合があった。
【0073】これに対し、上記説明したコ字状金物10
6は、図17に示すように、前方、及び横方向からも見
えないこととなって外観上好ましいものとなる。また、
コ字状金物106自体の取付も、従来の鴨居に比べて容
易となる。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、部屋の天
井が、第1の天井部と、この第1の天井部よりも高い第
2の天井部とから構成されているので、部屋内に、天井
高さの異なる2つの居住領域を形成させることが出来る
こととなって、同じ部屋でありながら、それぞれの居住
領域の特性に応じた生活を楽しむことが出来る。即ち、
例えば、天井が低い第1の天井部によって形成される居
住領域に寝室を設け、これよりも天井が高い第2の天井
部によって形成される居住領域にくつろぎスペースを設
けることが出来て、同一部屋内で異なる生活をそれぞれ
快適に楽しむことが出来る。また、第1の天井部は、第
2の天井部に比べて、天井高さが低くされているので、
第1の天井部の天井裏により大きな収納スペースを設け
ることが出来る。
【0075】請求項2記載の発明によれば、寝室部の設
けられた第1の天井部の高さは、第2の天井部の高さよ
りも低くされているので、例えば、第2の天井部の高さ
を従来レベルとし、第1の天井部の高さをそれよりも低
くすれば、寝室部の天井高さが従来よりも低くなること
となって、従来よりも落ち着いた寝室部にすることが出
来る。
【0076】請求項3記載の発明によれば、第1の天井
部の天井裏側に配置された空気調整装置によって、部屋
内の空気調整を図ることが出来る。この際、第1の天井
部が低くされているので、天井裏が広くなることとなっ
て、空気調整装置を設けやすい。また、空気調整装置が
天井裏に設けられているので、空気調整装置が部屋から
見えることがなく、外観上好ましいものとなる。
【0077】請求項4記載の発明によれば、第1の天井
部と第2の天井部との接合部に形成される段差部に設け
られたルーバーによって空気調整装置から生じた風が部
屋内に供給されるので、空気調整装置から生じた風を第
2の天井部側の居住領域に送ることが出来る。従って、
例えば、第1の天井部側に寝室を設けた場合に、風が直
接寝室側に当たることがないので、不快となることがな
く快適な睡眠がとれる。また、例えば、従来の段差のな
い平天井の場合、ルーバーを天井面に設けることが多
く、この場合、あまり見た目がよくないが、段差部にル
ーバーを設けた場合には、さほど外観性を損ねることが
ない。
【0078】請求項5記載の発明によれば、第1の天井
部によって形成される第1の居住領域と、第2の天井部
によって形成される第2の居住領域との境部の少なくと
も一部が仕切られているので、第1の居住領域と第2の
居住領域とをより明確に分けることができて使い勝手が
よくなる。
【0079】請求項6記載の発明によれば、第1の居住
領域と第2の居住領域とは、家具によって仕切られるの
で、違和感なく自然な形で第1の居住領域と第2の居住
領域とを仕切ることが出来る。また、家具には、第1の
居住領域と第2の居住領域とに各々面して収納部が設け
られているので、それぞれの収納部を居住領域用として
使用することができて便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る住宅の1階部分の平面図である。
【図2】本発明に係る住宅の2階部分の平面図である。
【図3】寝室の北側正面図である。
【図4】寝室の第1の居住領域側から見たサイドボード
の斜視図である。
【図5】寝室の第2の居住領域側から見たサイドボード
の斜視図である。
【図6】洗面室の南側正面図である。
【図7】洗面台の要部の斜視図である。
【図8】洗面室の西側正面図である。
【図9】ウォークインクローゼット内の天井部を示した
図である。
【図10】北側収納部を説明するためのウォークインク
ローゼットの北側正面図である。
【図11】東側収納部を説明するためのウォークインク
ローゼットの東側正面図である。
【図12】西側収納部を説明するためのウォークインク
ローゼットの西側正面図である。
【図13】収納ボックスの斜視図である。
【図14】トイレの南側正面図である。
【図15】本発明に係る住宅の地階部分の平面図であ
る。
【図16】第1の広間の収納部を説明するための第1の
広間の西側平面図である。
【図17】第2の広間の収納棚の斜視図である。
【図18】図15のA−A’部の要部断面図である。
【符号の説明】
1 住宅 55 寝室(部屋) 55a 段差部 56 第1の天井部 57 第2の天井部 58 冷暖房装置(空気調整装置) 59 ルーバー 60 第1の居住領域 60a 寝所スペース(寝室) 61 第2の居住領域 61a くつろぎスペース 63 サイドボード(家具) 63b 収納部 63c 収納棚(収納部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の天井が、第1の天井部と、該第1
    の天井部よりも高い第2の天井部とから構成されている
    ことを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 前記第1の天井部側に寝室部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の住宅。
  3. 【請求項3】 前記第1の天井部の天井裏側に空気調整
    装置が配置されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の住宅。
  4. 【請求項4】 前記第1の天井部と前記第2の天井部と
    の接合部に形成される段差部に、前記空気調整装置から
    生じた風を部屋内に供給するルーバーが設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の住宅。
  5. 【請求項5】 前記第1の天井部によって形成される第
    1の居住領域と、前記第2の天井部によって形成される
    第2の居住領域との境部の少なくとも一部が仕切られて
    いることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の住
    宅。
  6. 【請求項6】 前記第1の居住領域と前記第2の居住領
    域とは、家具によって仕切られるとともに、前記家具に
    は、前記第1の居住領域と前記第2の居住領域とに各々
    面して収納部が設けられていることを特徴とする請求項
    5記載の住宅。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261100A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Sekisui Chem Co Ltd 住宅構造
JP2010059694A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Nankai Plywood Co Ltd オープン階段装置
JP2010112119A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Sekisui House Ltd ウォークインクローゼット
JP2012082583A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Daiwa House Industry Co Ltd 化粧空間

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