JP2001131324A - スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法 - Google Patents

スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法

Info

Publication number
JP2001131324A
JP2001131324A JP31879699A JP31879699A JP2001131324A JP 2001131324 A JP2001131324 A JP 2001131324A JP 31879699 A JP31879699 A JP 31879699A JP 31879699 A JP31879699 A JP 31879699A JP 2001131324 A JP2001131324 A JP 2001131324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
styrene
producing
extruded
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31879699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4031165B2 (ja
Inventor
Fuminobu Hirose
文信 廣瀬
Yoichi Ohara
洋一 大原
Yuji Fujiwara
裕士 藤原
Takeishi Sato
武石 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP31879699A priority Critical patent/JP4031165B2/ja
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to US09/868,637 priority patent/US6569912B1/en
Priority to CNB008024421A priority patent/CN1247674C/zh
Priority to PCT/JP2000/007489 priority patent/WO2001030896A1/ja
Priority to CA002356917A priority patent/CA2356917A1/en
Priority to EP00970087A priority patent/EP1164158A4/en
Priority to CA002622370A priority patent/CA2622370A1/en
Publication of JP2001131324A publication Critical patent/JP2001131324A/ja
Priority to NO20013200A priority patent/NO20013200L/no
Priority to US10/358,153 priority patent/US6762212B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4031165B2 publication Critical patent/JP4031165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】環境課題が低い発泡剤を用い、高い断熱性と難
燃性を両立し、生産容易なスチレン系樹脂押出発泡体を
得る。 【解決手段】スチレン系樹脂を押出発泡するに際し、発
泡剤として非ハロゲン系発泡剤、特に飽和炭化水素とエ
ーテルを用い、難燃剤としてハロゲン系難燃剤とテトラ
ゾール化合物を発泡体中に共存させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境適合性に優
れ、かつ難燃性に優れたスチレン系樹脂押出発泡体の製
造方法、及び発泡体に関する。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂発泡体を得る方法とし
て、スチレン系樹脂を押出機等にて加熱溶融し、これに
発泡剤を注入混合し、更にこの混合物を良好な発泡体を
得るに適する温度まで冷却し、該冷却物をダイより押出
すことによりスチレン系樹脂発泡体を連続的に製造する
方法は、たとえば特公昭31−5393号公報や、特公
昭42−19195号公報において開示された公知の技
術である。
【0003】これらの公知技術に対して、発泡剤として
塩素原子含有ハロゲン化炭化水素(以下、CFCと略
す)を使用した方法が例えば特公昭41−672号公報
に、また塩素原子を部分的に水素化した塩素原子含有ハ
ロゲン化炭化水素(以下、HCFCと略す)を用いた方
法が例えば特公昭57−7175号公報において開示さ
れている。CFC、HCFCに代表されるフロン類は一
般にガス状態の熱伝導率が低いことから、これを用いて
押出発泡体を製造することで、断熱性に優れた押出発泡
体を得ることが期待できる。
【0004】しかもこれら発泡体に用いられることが多
い該フロン類は不燃、もしくは燃焼性が低いという特徴
を有していることが多いために、これらを主たる発泡剤
として用いて製造した押出発泡体においては、主として
樹脂自身の燃焼性のみを考え、樹脂に対して好適な難燃
剤であるとされているハロゲン系難燃剤を単独、もしく
は2種以上併用するだけで、多くは難燃性の優れたスチ
レン系樹脂押出発泡体を得ることができていた。
【0005】しかしCFC及びHCFCに代表される該
フロン類は、オゾン層保護、地球環境の保護の点から、
可能ならば代替していくことが望まれるようになってい
る。
【0006】該フロン類以外の発泡剤を用い断熱性に優
れたスチレン系樹脂発泡体を製造する方法としては、プ
ロパン及び/又はブタンと塩化アルキルとを組み合わ
せ、さらにヘキサブロモシクロドデカンやテトラブロモ
ビスフェノールA等のハロゲン系難燃剤を1〜3重量%
用いて軽量でしかも厚みのある断熱性の発泡体を製造す
る方法が、特開平10−237210号公報に開示され
ている。
【0007】しかしながら、該公報で得られる発泡体
は、発泡剤であるプロパン、ブタンをそれぞれ3.5重
量%、2重量%に限定し、その熱伝導率は0.025〜
0.034Kcal/mhr℃(0.029〜0.04
0W/mK)に留まっている。従って、例えば前記フロ
ン類を用いて製造していた、熱伝導率0.024Kca
l/mhr℃(0.028W/mK)以下(例えばJI
S A9511に規定されるB類3種保温板相当)の優
れた断熱性を有し、且つ優れた難燃性を有する発泡体を
得るまでには至っていない。プロパン、ブタン類を増量
することで断熱性は向上する可能性はあるが、開示され
た難燃剤の種類及び量ではJIS A9511に規定さ
れるような難燃性を断熱性と同時に安定的に実現するこ
とは困難である。加えて、該公報で使用される発泡剤で
ある塩化アルキルは、1992年度の日本産業衛生学会
の勧告では、環境、特に労働環境における許容濃度が定
められ、その取り扱いには注意と対策が望まれており、
可能ならば代替していくことが好ましい。
【0008】これら塩化アルキルに代わる物質として、
ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、およびメチルエ
チルエーテルより選ばれるエーテル類を用い、ブタン等
の飽和炭化水素と共に発泡剤として用いて断熱性の高い
スチレン系樹脂発泡体を製造する方法が、特開平11−
158317号公報において提案されている。
【0009】該公報に開示される発明により、厚みがあ
り断熱性に優れ環境適合性にも優れたスチレン系樹脂発
泡体を安定的に製造することが可能となったが、その難
燃性の更なる向上がなされるならば、更に工業的価値が
向上する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、断熱材として好適に使用しうるスチレン系
樹脂押出発泡体を製造するに際して、環境適合性に優れ
た発泡剤を使用することで環境適合性に優れた発泡体と
し、かつ例えばJIS A9511に規定されるB類3
種保温板のような高度な断熱性と、高度な難燃性を両立
させた優れたスチレン系樹脂押出発泡体を安定的に製造
する方法、及び製造された発泡体を提供することを目的
とするものである。
【0011】
【発明が解決するための手段】本発明者らは、前記課題
の解決のため鋭意研究してきた結果、スチレン系樹脂を
加熱溶融させ、発泡剤を該スチレン系樹脂に注入し、ダ
イ等を通して押出発泡してなるスチレン系樹脂発泡体の
製造方法において、該発泡剤として非ハロゲン系発泡剤
を用い、かつハロゲン系難燃剤とテトラゾール化合物を
併用して発泡体中に共存させることで、環境適合性に優
れ、かつ、難燃性の優れたスチレン系樹脂発泡体を得ら
れることを見いだし本発明に至った。
【0012】すなわち本発明は、1)スチレン系樹脂を
加熱溶融させ、発泡剤を該スチレン系樹脂に注入し、押
出発泡してなるスチレン系樹脂発泡体の製造方法であっ
て、該発泡剤として非ハロゲン系発泡剤を使用し、且つ
発泡体中にハロゲン系難燃剤とテトラゾール化合物を共
存させることを特徴とするスチレン系樹脂押出発泡体の
製造方法に関する。
【0013】さらに本発明は、2)非ハロゲン系発泡剤
が主として、発泡剤全量に対して90〜10重量%の炭
素数3〜5の飽和炭化水素から選ばれた1種または2種
以上の飽和炭化水素と、発泡剤全量に対して10〜90
重量%の発泡作用を有するエーテル1種または2種以上
とを含むものを使用する前記1)項記載のスチレン系樹
脂押出発泡体の製造方法に関する。
【0014】さらに本発明は、3)飽和炭化水素がイソ
ブタンであることを特徴とする前記1)〜2)項のいず
れか1項に記載のスチレン系樹脂押出発泡体の製造方法
に関する。さらに本発明は、4)エーテルがジメチルエ
ーテルであることを特徴とする前記1)〜3)項のいず
れか1項に記載のスチレン系樹脂押出発泡体の製造方法
に関する。
【0015】さらに本発明は、5)スチレン系樹脂10
0重量部に対し、ハロゲン系難燃剤を0.1〜10重量
部及びテトラゾール化合物を0.1〜10重量部含むこ
とを特徴とする前記1)〜4)項のいずれか1項に記載
のスチレン系樹脂押出発泡体の製造方法に関する。
【0016】さらに本発明は、6)ハロゲン系難燃剤が
臭素系難燃剤であることを特徴とする前記1)〜5)項
のいずれか1項に記載のスチレン系樹脂押出発泡体の製
造方法に関する。
【0017】さらに本発明は、7)ハロゲン系難燃剤が
ヘキサブロモシクロドデカンであることを特徴とする前
記1)〜6)項のいずれか1項に記載のスチレン系樹脂
押出発泡体の製造方法に関する。さらに本発明は、8)
テトラゾール化合物が、その熱分解温度が250℃以上
であるテトラゾール化合物であることを特徴とする前記
1)〜7)項のいずれか1項に記載のスチレン系樹脂押
出発泡体の製造方法に関する。
【0018】さらに本発明は、9)発泡板体の熱伝導率
が0.028W/mK以下であることを特徴とする、前
記1)〜8)項のいずれか1項に記載のスチレン系樹脂
押出発泡体の製造方法に関する。さらに本発明は、1
0)前記1)〜9)項のいずれか1項に記載の方法によ
り製造されたことを特徴とするスチレン系樹脂押出発泡
体に関する。
【0019】
【発明の実施形態】本発明で用いられるスチレン系樹脂
はスチレン単独重合体、特にポリスチレンが最も好まし
いが、特に限定されるものではなく、スチレンを50%
以上含む共重合体でも良い。スチレンと共重合する他の
単量体としては、メチルスチレン、エチルスチレン、イ
ソプロピルスチレン、ジメチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ビニルキシレン、ジビニルベンゼン、ブタジエン、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタク
リル酸メチル、アクリロニトリル、無水マレイン酸、無
水イタコン酸などが挙げられ、これらを単独もしくは2
種以上混合して使用することが可能である。
【0020】本発明では、非ハロゲン系発泡剤を使用す
ることを特徴とする。前記非ハロゲン系発泡剤とは、ハ
ロゲンを分子中に含有しない発泡剤をいう。この非ハロ
ゲン系発泡剤としては、例えば炭化水素が用いられる。
これには炭素数1から6の飽和炭化水素類、ジメチルエ
ーテル、ジエチルエーテル、メチルエチルエーテル、イ
ソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、フラン、フルフラール、2−メチルフラ
ン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等のエー
テル類、ジメチルケトン、メチルエチルケトン、ジエチ
ルケトン、メチルn−プロピルケトン、メチルn−ブチ
ルケトン、メチルi−ブチルケトン、メチルn−アミル
ケトン、メチルn−ヘキシルケトン、エチルn−プロピ
ルケトン、エチルn−ブチルケトンに例示されるケトン
類、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、i
−プロピルアルコール、ブチルアルコール、i−ブチル
アルコール、t−ブチルアルコールに例示されるアルコ
ール類、蟻酸メチルエステル、蟻酸エチルエステル、蟻
酸プロピルエステル、蟻酸ブチルエステル、蟻酸アミル
エステル、プロピオン酸メチルエステル、プロピオン酸
エチルエステルに例示されるカルボン酸エステル類など
の非ハロゲン系有機発泡剤などを用いることができる。
これらは単独又は2種以上混合して使用することが可能
である。
【0021】本発明で使用される特に好ましい飽和炭化
水素としては、プロパン、ノルマルブタン、イソブタ
ン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ネオペンタン等
の炭素数3〜5の炭化水素が挙げられる。これら炭化水
素は単独または2種以上を混合して使用できる。このう
ち、常温で主として気体状態であり、スチレン系樹脂に
対する透過性が低く断熱性を長期渡って保持しやすく、
しかも安価に入手できるという点からイソブタンが好ま
しい。
【0022】本発明で使用される好ましいエーテルとし
ては、ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、及びメチ
ルエチルエーテルが挙げられるが、スチレン系樹脂に対
する可塑性や、エーテルとして化学的に安定であること
から、ジメチルエーテルが特に好ましい。
【0023】本発明のより好ましい発泡剤としては、発
泡剤全量に対して90重量%以下、ことに80重量%以
下の炭素数3〜5の飽和炭化水素より選ばれた1または
2種以上の飽和炭化水素と、発泡剤全量に対して10重
量%以上、ことに20重量%以上の、ジメチルエーテ
ル、ジエチルエーテル、及びメチルエチルエーテルより
なる群から選ばれた1種または2種以上のエーテルとを
併用することが好ましい。
【0024】飽和炭化水素単独では厚みのある発泡体が
得にくい傾向があるが、エーテルは可塑性能と発泡力を
有しているため比較的厚い発泡体が得やすい傾向があ
る。さらにエーテルは比較的早期に発泡体から抜けて燃
焼性ガスとして残留しないため、抜けにくく断熱性も発
揮しやすい炭化水素と適量組み合わせることで、厚みが
厚い上に、難燃性も発揮しやすい条件を持った発泡体が
得やすい傾向がある。さらにまたエーテルと飽和炭化水
素を併用することでスチレン系樹脂の可塑性が向上、押
出圧力を低減し安定的に発泡体の製造が可能となる傾向
があり好ましい。
【0025】本発明において使用される発泡剤のスチレ
ン系樹脂に対する配合量は、発泡倍率の設定値などに応
じて適宜選択すべきものであるが、通常、発泡剤の合計
量をスチレン系樹脂100重量部に対して4〜20重量
部とするのが好ましい。発泡剤の量が前記範囲未満では
発泡倍率が低く、樹脂発泡体の特性として重要な軽量性
が発揮されにくく、一方前記範囲を越えると過剰な発泡
剤量のため製造安定性が悪化し発泡体中にボイドなどの
不良を生じることがある。
【0026】さらに、熱伝導率0.028W/mK以
下、例えばJIS A9511に定めるB類3種相当
の、より優れた断熱性を得ようとする場合、発泡体に残
留する飽和炭化水素量を、飽和炭化水素の種類によって
も異なるが、例えば炭素原子数3の飽和炭化水素であれ
ば4重量部以上、8重量部以下、好ましくは4.5重量
部以上、7重量部以下が好ましい。炭素原子数4の飽和
炭化水素であれば2.5重量部以上、8重量以下、好ま
しくは3重量部以上、6.5重量部以下、最も好ましく
は3.5重量部以上、5.5重量部以下が好ましい。炭
素原子数5の飽和炭化水素であれば3重量部以上、8重
量部以下、好ましくは3.5重量部以上、6重量部以下
とすることが好ましい。飽和炭化水素量が少ないと断熱
性が得にくい傾向があり、多すぎると本発明の方法をも
ってしても難燃性が得難い傾向がある。
【0027】本発明におけるスチレン系樹脂発泡体は公
知の押出発泡法により製造される。すなわち、例えばス
チレン系樹脂を押出機中などで加熱溶融させ、発泡剤を
該スチレン系樹脂に注入し流動ゲルとなし、押出発泡に
適する温度に冷却し、該流動ゲルをダイを通して低圧域
に押出発泡して、スチレン系樹脂押出発泡体を形成する
ことにより製造される。本発明では、例えば、約10m
m以上、更には約15mm以上の厚みの厚いスチレン系
樹脂押出発泡板体を良好に製造しうる。
【0028】スチレン系樹脂を加熱溶融する際の加熱温
度、溶融時間及び溶融手段については特に制限するもの
ではない。加熱温度は、スチレン系樹脂が溶融する温度
以上であればよく、例えば160〜230℃が選択し得
る。また、溶融時間は、単位時間あたりの押出量、溶融
手段などによって異なるので一概には決定することがで
きないが、該スチレン系樹脂と発泡剤があるいは添加剤
が均一に分散混合するのに要する時間が適宜選ばれる。
また溶融手段としては、例えばスクリュー型の押出機な
どの通常の押出発泡の際に用いられるものなど同等の機
能を有する溶融・混練装置を適宜選択すればよく、特に
制限するものではない。
【0029】発泡剤を注入する際の圧力は、特に制限す
るものではなく、例えば押出機の内圧力よりも高い圧力
であればよい。
【0030】さらに発泡体が押出される雰囲気の温度、
圧力も特に制限されるものではなく、良好な発泡体が得
られる温度、圧力を適宜選択すればよく、例えば常温、
大気圧雰囲気や、必要に応じて常温より高い温度あるい
は低い温度、また大気圧未満の減圧雰囲気や若干の加圧
雰囲気が選択し得る。
【0031】本発明においては、スチレン系樹脂と共
に、あるいは別個に、ハロゲン系難燃剤及びテトラゾー
ル化合物、さらに必要に応じて添加剤がスチレン系樹脂
に添加される。本発明で用いられるハロゲン系難燃剤
は、通常難燃剤として使用されるものであれば特に限定
なく使用できる。例えば、ヘキサブロモシクロドデカ
ン、デカブロモジフェニルエタン、テトラブロモビスフ
ェノールA、テトラブロモビスフェノールAのカーボネ
ートオリゴマー、テトラブロモビスフェノールAビス
(2,3−ジブロモプロピルエーテル)、テトラブロモ
ビスフェノールA(2−ブロモエチルエーテル)、テト
ラブロモビスフェノールAジグリシジルエーテルとブロ
モ化ビスフェノール付加物エポキシオリゴマー、テトラ
ブロモビスフェノールAジグリシジルエーテルとトリブ
ロモフェノール付加物などのテトラブロモビスフェノー
ルA誘導体、デカブロモジフェニルエーテル、オクタブ
ロモジフェニルエーテル、エチレンビステトラブロモフ
タルイミド、エチレンビスジブロモノルボルナンジカル
ボキシイミド、1,2−ビス(ペンタブロモフェニル)
エタン、2,3−ジブロモプロピルペンタブロモフェニ
ルエーテル、ビス(2,4,6−トリブロモフェノキ
シ)エタンなどの臭素系芳香族化合物、ブロモスチレ
ン、クロロスチレン、塩素化パラフィン、塩素化ナフタ
レン、パークロロペンタデカン、塩素化芳香族化合物、
塩素化脂環状化合物などが挙げられる。これら化合物は
単独または2種以上を混合して使用できる。
【0032】本発明で用いられるハロゲン系難燃剤のな
かでも、スチレン系樹脂に対しては、臭素原子を分子内
に有する化合物である臭素系難燃剤、その中でも特にヘ
キサブロモシクロドデカンが、次に示すテトラゾール化
合物と組み合わせた場合にスチレン系樹脂発泡体に対す
る難燃効果が高いことから好ましい。
【0033】さらに本発明で使用されるテトラゾール化
合物としては、例えば、テトラゾールグアニジン塩、テ
トラゾールピペラジン塩、テトラゾールアンモニウム塩
等のテトラゾールアミン塩類、また、テトラゾールナト
リウム塩、テトラゾールマンガン塩等のテトラゾール金
属塩類が挙げられ、これら化合物は単独または2種以上
を混合して使用できる。
【0034】本発明で使用されるテトラゾール化合物と
しては、前記ハロゲン系難燃剤と組み合わせた場合、難
燃効果が最も高く現れやすくなることから、その熱分解
温度が250℃以上であるようなテトラゾール化合物が
好ましい。該テトラゾール化合物としては、例えば5,
5’−ビステトラゾール2グアニジン塩、5,5’−ビ
ステトラゾール2アンモニウム塩、5,5’−ビステト
ラゾール2アミノグアニジン塩、5,5’−ビステトラ
ゾールピペラジン塩が好ましく、中でも5,5’−ビス
テトラゾール2グアニジン塩が最も好ましい。熱分解温
度が250℃以上のテトラゾール化合物を使用すること
により、スチレン系樹脂加工時には熱分解せず、スチレ
ン系樹脂燃焼時に熱分解して効果的に不燃ガスを発生す
ることができる。ここで熱分解温度とは、一般的に示差
熱重量分析により測定される重量減少開始温度より得ら
れる。
【0035】本発明においてはスチレン系樹脂100重
量部に対し、ハロゲン系難燃剤、特にヘキサブロモシク
ロドデカン0.1〜10重量部、さらに好ましくは0.
15〜8重量部、もっとも好ましくは0.2〜5重量部
と、テトラゾール化合物、特に250℃以上で熱分解す
るテトラゾール化合物を0.1〜10重量部、さらに好
ましくは0.15〜6重量部、もっとも好ましくは0.
2〜4重量部を併用することが好ましい。
【0036】ハロゲン系難燃剤、特にヘキサブロモシク
ロドデカンが0.2重量部、あるいは0.15重量部、
さらに0.1重量部より少ないと難燃効果が発揮されに
くく、5重量部あるいは8重量部、さらに10重量部よ
り多いと、スチレン系樹脂が劣化したり、ダイから押出
されたスチレン系樹脂発泡体がちぎれやすくなり、成形
しにくくなる傾向がある。また、テトラゾール化合物、
特に250℃以上で熱分解するテトラゾール化合物が
0.2重量部、あるいは0.15重量部、更に0.1重
量部より少ないと同じく難燃性が得にくい傾向があり、
4重量部、あるいは6重量部、更に10重量部より多く
添加する場合、同じくダイから押出されたスチレン系樹
脂発泡体がちぎれやすくなり、成形しにくくなる傾向が
あり、またこれ以上添加しても難燃性は殆ど向上しな
い。
【0037】ハロゲン系難燃剤とテトラゾール化合物を
本発明の適量混合することで、その難燃に対する寄与機
構は未だ定かではないが、おそらくはスチレン系樹脂発
泡体燃焼時に発生するラジカルをハロゲンにより捕捉
し、またテトラゾール化合物の分解により発生する不燃
ガスが燃焼箇所周辺の酸素濃度を低下させる、及び炭化
発泡皮膜の形成により断熱層を形成するといった燃焼阻
害の相乗効果があるものと推察され、高い難燃性が得ら
れ易くなる傾向がある。
【0038】即ち、ハロゲン系難燃剤だけを難燃剤とし
て用いた場合、少量添加では必ずしも安定的に難燃性が
得られない傾向がある。また、添加量を増量するとダイ
より押出された直後に発泡体がむしれたり、あるいはち
ぎれたりして満足に発泡体が得られない傾向がある。ま
た、特に発泡剤として飽和炭化水素などの非ハロゲン難
燃剤を用いた場合、発泡体の燃焼時に発泡体から残留発
泡剤が大気中に放出され、該発泡剤が燃焼することで、
該発泡剤の燃焼熱により発泡体の表面溶解が生じて延焼
する傾向があった。しかしながら、これらの傾向につい
ても、ハロゲン系難燃剤とテトラゾール化合物を併用す
ることにより、該テトラゾール化合物の熱分解時に発生
する多量の窒素ガスにより残留発泡剤の燃焼を阻害する
ことで、極めて軽減させ得るか、ないしは無くすること
ができるといった優れた効果が得られ、適量を使用する
ことで優れた難燃性と成形加工の安定性を有する発泡成
形品が得られるようになる。
【0039】また、テトラゾール化合物から発生する不
燃ガスは窒素であり、腐食性がなく一般的には人体にも
極めて無害であり、環境適合性に優れている特徴を有す
る。
【0040】本発明においては、シリカ、タルク、ケイ
酸カルシウム、ワラストナイト、カオリン、クレイ、マ
イカ、ステアリン酸マグネシウムやステアリン酸バリウ
ム等の脂肪酸金属塩、酸化亜鉛、酸化チタン、高分子型
ヒンダードフェノール系化合物等の、造核剤、内外滑
剤、抗酸化剤などの添加剤を含有させることができる。
これらは必要に応じて適宜配合量を調整して配合すれば
よい。
【0041】
【実施例】次に本発明のスチレン系樹脂押出発泡体の製
造方法を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本
発明はかかる実施例のみに制限されるものではない。な
お、特に断らない限り「部」は重量部を、「%」は重量
%を表す。
【0042】以下に示す実施例1〜4、比較例1〜7の
方法で得られた発泡体の特性として、発泡倍率、独立気
泡率、平均気泡径、残存ガス量、発泡体の外観、発泡体
の色、熱伝導率、燃焼性を下記の方法にしたがって調べ
た。 1)発泡倍率 ポリスチレン樹脂のおおよその密度を1.05(g/c
3)として、次の式:発泡倍率(倍)=1.05/発
泡体の密度(g/cm3) 2)独立気泡率 マルチピクノメーター(ベックマン・ジャパン(株)社
製)を用い、ASTMD−2856に準じて測定した。 3)平均気泡径 押出発泡体の縦断面を走査型電子顕微鏡((株)日立製
作所製、S−450)にて30倍に拡大して発泡体の縦
断面を写真撮影し、撮影した写真を乾式複写機で複写
し、得られた複写物において、気泡部分を黒インキで塗
りつぶして1次処理を行い、1次処理した画像を画像処
理装置((株)ピアス製、PIAS−II)により処理
し、平均気泡径を求めた。 4)残留発泡剤量 製造20日後の発泡体を、ガスクロマトグラフ((株)
島津製作所製 GC−14A)を使用して分析すること
で、発泡体100gに対する残存量を測定した。分析で
はイソブタン、及びジメチルエーテルを分析対象とし
た。 5)発泡体の外観 発泡体の外観は以下の評価基準で評価した。
【0043】○ 断面に未発泡樹脂塊およびボイドがな
く、かつ表面にシワおよび突起がほとんどない。
【0044】△ 断面に未発泡樹脂塊およびボイド、お
よび/または、表面にシワおよび突起が少量存在する。
【0045】× 断面に未発泡樹脂塊およびボイドが多
量に存在するか、および/または、表面にシワおよび突
起が顕著に存在する。 6)熱伝導率 JIS A 9511に準じて、熱伝導率測定装置HC
−072(英弘精機社製)を使用し測定した。測定には
製造後20日経過した発泡体について行った。評価基準
は ○:熱伝導率が0.028W/mK以下 ×:熱伝導率が0.028W/mKより大きい 7)燃焼性 JIS A 9511に準じて厚さ10mm、長さ20
0mm、幅25mmの試験片を用い、n数10で測定
し、消炎時間をもって以下の基準で評価した。測定は製
造後20日経過した発泡体について行った。評価基準は ◎:消炎時間が10本すべて2秒以内 ○:消炎時間が10本すべて3秒以内 △:消炎時間3秒を越える試験片が1本以上、3本以下 ×:消炎時間3秒を越える試験片が4本以上、 実施例1 ポリスチレン樹脂(新日鐵化学(株)製、商品名:エス
チレンG−17、メルトインデックス(MI):3.
1)100部に対して、造核剤としてタルク0.5部、
難燃剤としてヘキサブロモシクロドデカン3.0部、
5,5’−ビステトラゾール2グアニジン塩(東洋化成
工業(株)製、BHT−2GAD)2.0部、さらにス
テアリン酸バリウム0.25部とからなる樹脂混合物を
ドライブレンドし、得られた樹脂混合物を口径65mm
と口径90mmのものを直列連結した二段押出機へ約4
0Kg/hrの割合で供給した。
【0046】前記口径65mmの押出機に供給した樹脂
混合物を、200℃に加熱して溶融ないし可塑化、混練
し、これに連結された口径90mmの押出機で樹脂温度
を120℃に冷却し、口径90mmの押出機の先端に設け
た厚さ方向2mm、幅方向50mmの長方形断面の口金
より大気中へ押し出し、直方体状の押出発泡板体を得
た。このとき発泡剤として、イソブタン50%、ジメチ
ルエーテル50%からなる発泡剤をポリスチレン樹脂1
00部に対して8部となるように、それぞれ別のライン
から、前記口径65mmの押出機の先端付近(口径90
mmの押出機の口金と反対側の端部側に接続される側の
端部)から前記樹脂中に圧入した。得られた45mm厚
みの発泡板体の特性を表1に示す。 実施例2、3、4 ヘキサブロモシクロドデカン及び5,5’−ビステトラ
ゾール2グアニジン塩の量を表1に記載した構成、及び
量とした以外は、実施例1と同様の条件で押出発泡板体
を得た。得られた発泡体の特性を表1に示す。
【0047】
【表1】 比較例1 5,5’−ビステトラゾール2グアニジン塩を添加しな
い以外は実施例1と同様の条件で押出発泡板体を得た。
得られた発泡体の特性を表2に示す。 比較例2 5,5’−ビステトラゾール2グアニジン塩の配合量を
変えた以外は実施例1と同様の条件で押出発泡板体を得
た。得られた発泡体の特性を表2に示す。 比較例3 ヘキサブロモシクロドデカンの配合量を変えた以外は実
施例1と同様の条件で押出発泡板体を得た。得られた発
泡体の特性を表2に示す。 比較例4 ヘキサブロモシクロドデカンを添加しない以外は実施例
1と同様の条件で押出発泡板体を得た。得られた発泡体
の特性を表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、環境適合性に優れ、難
燃性に優れたスチレン系樹脂押出発泡体を安定的に製造
することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/16 C08K 5/16 // C08L 25/04 C08L 25/04 B29K 25:00 B29K 25:00 105:04 105:04 Fターム(参考) 4F074 AA32 AA33A AD02 AD04 AD14 AG10 BA35 BA36 BA37 BA38 BA39 BA72 BA73 BA74 BA75 CA22 4F207 AA13 AB02 AB05 AB21 AE02 AG20 AR15 KA01 KA11 KF02 KF04 4J002 BC031 BC041 BC051 BC061 BC071 CD122 EA016 EB087 EB097 EB127 EB137 EC036 ED026 ED077 EE036 EH036 EJ057 EL066 EU007 EU027 FD010 FD132 FD137 FD170 FD200 FD326

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系樹脂を加熱溶融させ、発泡剤
    を該スチレン系樹脂に注入し、押出発泡してなるスチレ
    ン系樹脂発泡体の製造方法であって、該発泡剤として非
    ハロゲン系発泡剤を使用し、且つ発泡体中にハロゲン系
    難燃剤とテトラゾール化合物を共存させることを特徴と
    するスチレン系樹脂押出発泡体の製造方法。
  2. 【請求項2】 非ハロゲン系発泡剤が主として、発泡剤
    全量に対して90〜10重量%の炭素数3〜5の飽和炭
    化水素から選ばれた1種または2種以上の飽和炭化水素
    と、発泡剤全量に対して10〜90重量%の発泡作用を
    有するエーテル1種または2種以上とを含むものを使用
    する請求項1に記載のスチレン系樹脂押出発泡体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 飽和炭化水素がイソブタンであることを
    特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載のスチレ
    ン系樹脂押出発泡体の製造方法。
  4. 【請求項4】 エーテルがジメチルエーテルであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスチ
    レン系樹脂押出発泡体の製造方法。
  5. 【請求項5】 スチレン系樹脂100重量部に対し、ハ
    ロゲン系難燃剤を0.1〜10重量部及びテトラゾール
    化合物を0.1〜10重量部含むことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のスチレン系樹脂押出発
    泡体の製造方法。
  6. 【請求項6】 ハロゲン系難燃剤が臭素系難燃剤である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法。
  7. 【請求項7】 ハロゲン系難燃剤がヘキサブロモシクロ
    ドデカンであることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載のスチレン系樹脂押出発泡体の製造方法。
  8. 【請求項8】 テトラゾール化合物が、熱分解温度が2
    50℃以上であるテトラゾール化合物であることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のスチレン系
    樹脂押出発泡体の製造方法。
  9. 【請求項9】 発泡板体の熱伝導率が0.028W/m
    K以下であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれ
    か1項に記載のスチレン系樹脂押出発泡体の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    方法により製造されたことを特徴とするスチレン系樹脂
    押出発泡体。
JP31879699A 1999-10-27 1999-11-09 スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法 Expired - Fee Related JP4031165B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31879699A JP4031165B2 (ja) 1999-11-09 1999-11-09 スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法
CNB008024421A CN1247674C (zh) 1999-10-27 2000-10-26 苯乙烯系树脂挤出发泡体及其制造方法
PCT/JP2000/007489 WO2001030896A1 (fr) 1999-10-27 2000-10-26 Mousse en resine styrene extrudee et son procede de production
CA002356917A CA2356917A1 (en) 1999-10-27 2000-10-26 Extruded styrene resin foams and methods for producing the same
US09/868,637 US6569912B1 (en) 1999-10-27 2000-10-26 Extruded styrene resin foam and process for producing the same
EP00970087A EP1164158A4 (en) 1999-10-27 2000-10-26 EXTRUDED POLYSTYRENE FOAM AND PRODUCTION METHOD THEREFOR
CA002622370A CA2622370A1 (en) 1999-10-27 2000-10-26 Extruded styrene resin foams and methods for producing the same
NO20013200A NO20013200L (no) 1999-10-27 2001-06-26 Ekstrudert polystyrenskum og fremgangsmate for fremstilling av dette
US10/358,153 US6762212B2 (en) 1999-10-27 2003-02-05 Extruded styrene resin foams and methods for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31879699A JP4031165B2 (ja) 1999-11-09 1999-11-09 スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001131324A true JP2001131324A (ja) 2001-05-15
JP4031165B2 JP4031165B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=18103051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31879699A Expired - Fee Related JP4031165B2 (ja) 1999-10-27 1999-11-09 スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4031165B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003012848A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Jsp Corp ポリスチレン系樹脂押出発泡板の製造方法及びポリスチレン系樹脂押出発泡板
JP2009035741A (ja) * 2008-09-11 2009-02-19 Kajima Corp 発泡性耐火塗料
JP2010138307A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Fuji Xerox Co Ltd 樹脂組成物及び樹脂成形体。
JP2011046845A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Dow Kakoh Kk スチレン系樹脂押出発泡体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003012848A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Jsp Corp ポリスチレン系樹脂押出発泡板の製造方法及びポリスチレン系樹脂押出発泡板
JP2009035741A (ja) * 2008-09-11 2009-02-19 Kajima Corp 発泡性耐火塗料
JP2010138307A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Fuji Xerox Co Ltd 樹脂組成物及び樹脂成形体。
JP2011046845A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Dow Kakoh Kk スチレン系樹脂押出発泡体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4031165B2 (ja) 2008-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2002051918A1 (ja) スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法
CA2356917A1 (en) Extruded styrene resin foams and methods for producing the same
JP2008291181A (ja) 熱可塑性樹脂発泡体
JP2007238927A (ja) 熱可塑性樹脂発泡体
JP4031165B2 (ja) スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法
JP4073129B2 (ja) スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法
JP3963618B2 (ja) スチレン系樹脂発泡体およびその製造方法
JP2022032685A (ja) 押出発泡法によるスチレン系樹脂発泡体の製造方法、及び製造される発泡体、並びに、製造方法に使用する発泡性樹脂組成物
JP3976592B2 (ja) スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法
JP4566549B2 (ja) 高断熱性スチレン系樹脂発泡体およびその製造方法
JP2002194129A (ja) スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法
JP4708315B2 (ja) 熱可塑性樹脂発泡体
JP3963617B2 (ja) スチレン系樹脂押出発泡板体の製造方法
JP2009173771A (ja) スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法
JP4180350B2 (ja) スチレン系樹脂発泡体及びその製造方法
JP2007002013A (ja) スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法
JP2007154006A (ja) 断熱性の改良された熱可塑性樹脂発泡体およびその製造方法
JP3913460B2 (ja) スチレン系樹脂発泡体およびその製造方法
JP3634936B2 (ja) アルケニル芳香族樹脂発泡体の製造方法および製造された発泡体
JP4118125B2 (ja) スチレン系樹脂発泡体の製造方法及び発泡体
JP2003342408A (ja) スチレン系樹脂発泡体およびその製造方法
JP2005213440A (ja) スチレン系樹脂発泡体およびその製造方法
JP2005041962A (ja) 熱可塑性樹脂組成物及びその発泡体
JP2005330351A (ja) スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法
JP4474733B2 (ja) スチレン系樹脂発泡体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees