JP2001129405A - 有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法 - Google Patents

有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法

Info

Publication number
JP2001129405A
JP2001129405A JP2000254469A JP2000254469A JP2001129405A JP 2001129405 A JP2001129405 A JP 2001129405A JP 2000254469 A JP2000254469 A JP 2000254469A JP 2000254469 A JP2000254469 A JP 2000254469A JP 2001129405 A JP2001129405 A JP 2001129405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
organic waste
iron oxide
catalyst
based catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000254469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4508381B2 (ja
Inventor
Takao Masuda
隆夫 増田
Yuichi Ikeda
裕一 池田
Nobuhiro Sato
伸博 佐藤
Shuichi Yoshida
修一 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP2000254469A priority Critical patent/JP4508381B2/ja
Publication of JP2001129405A publication Critical patent/JP2001129405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508381B2 publication Critical patent/JP4508381B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、炭素の析出量が少なく、触媒が劣化
しにくく、製造コストの小さい有機廃棄物分解用酸化鉄
系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】水酸化鉄(FeOOH)、四酸化三鉄(Fe
O)及び三酸化二鉄(FeO)のうち一種類以上か
らなる鉄化合物からなり、該鉄化合物が水蒸気中または
水蒸気を含む雰囲気中で加熱して得たものである、有機
廃棄物分解用酸化鉄系触媒。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機廃棄物分解用
酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法
に関する。
【0002】
【従来技術】従来、有機廃棄物を有用性有機物へ転換す
るために、ゼオライト触媒を用いて有機廃棄物を接触分
解することが行われていた(特開平5−138,03
1)。さらに、特開平1−38、532には超臨界水酸
化技術を用いて有機廃棄物を分解する方法が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−138,0
31の方法では、触媒の活性点へ炭素が析出することに
よって触媒が劣化し、また触媒の製造コストが高いとい
う問題点がある。一方、特開平1−38,532は強酸
化雰囲気中に曝されるので、腐食が激しく、また圧力が
水の臨界圧力である210kg/cm以上と高いた
め、使用されるポンプ及びコンプレッサーは特殊品に限
定されるという欠点がある。
【0004】本発明は、炭素の析出量が少なく、触媒が
劣化しにくく、製造コストの小さい有機廃棄物分解用酸
化鉄系触媒及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る有機廃棄物
分解用酸化鉄系触媒は、水酸化鉄(FeOOH)、四酸化三
鉄(FeO)及び三酸化二鉄(FeO)のうち一種類
以上からなり、該鉄系化合物は水蒸気または水蒸気を含
有する雰囲気中で加熱して得られたものである。水酸化
鉄(FeOOH)を水蒸気中または水蒸気を含有する雰囲気
中で加熱処理すると、得られた四酸化三鉄(Fe
O)、三酸化二鉄(FeO)は多孔質となり、優れ
た触媒活性を示す。本発明に係る有機廃棄物分解用酸化
鉄系触媒において、以下の態様がこのましいとして挙げ
られる。 (1)前記鉄化合物が、水酸化鉄(FeOOH)である。水蒸
気処理により、一部が酸化三鉄(FeO)および三酸
化二鉄(FeO)に変化し、得られた触媒は活性を示
すと共に、触媒反応に有利な多孔質とすることができ
る。 (2)前記水蒸気または水蒸気を含有する雰囲気中の加
熱処理を400〜700℃で行う。水蒸気または水蒸気を含有
する雰囲気中の加熱処理によって得られた触媒が多孔質
化し、400〜700℃とすることによって、触媒に磁
性をもたすことができる。従って、触媒の磁力による回
収が可能となる。 (3) 酸化ジルコニウム(ZrO)が該鉄化合物に担持ま
たは含有されている。この場合には、有機廃棄物を処理
に伴う残渣の発生量を低減することができる。 (4)前記酸化鉄系触媒が酸化亜鉛、酸化錫、アルカリ金
属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物からなる群のう
ち、一種類以上を担持または含有する。この場合には、
有機廃棄物を処理に伴う残渣の発生量を低減することが
できる。 (5) 有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒が、鉄化合物100
重量部と、該酸化ジルコニウム14重量部以下とからな
る。ZrOを後述する蒸発乾固法で担持させた場合、よ
り好ましくは本発明の銃器廃棄物分解用酸化鉄触媒は、
該鉄化合物100重量部と、該酸化ジルコニウム4.3乃
至7.7重量部とすることが好ましい。この範囲内である
と、残渣の発生をより好ましく低減することができる。
【0006】更に、本発明は、水酸化鉄(FeOOH)を水
蒸気中または水蒸気を含有する雰囲気中で加熱し水酸化
鉄(FeOOH)、四酸化三鉄(FeO)及び三酸化二鉄
(FeO)のうち一種類以上からなる鉄化合物を形成
する、有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒の製造方法に関す
る。本発明に係る有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒の製造
方法としては、以下の態様が好ましい。 (1)前記鉄化合物を形成した後、該鉄化合物に酸化ジル
コニウムを担持させる。あるいは、前記鉄化合物を形成
する前またはした後に、該鉄化合物に酸化ジルコニウム
を含有させる。前記鉄化合物を形成する前に該鉄化合物
に酸化ジルコニウムを含有させるには、出発材料である
水酸化鉄(FeOOH)に混ぜておけばよい。 (2)水酸化鉄(FeOOH)を400〜700℃の温度範囲で
水蒸気中または水蒸気を含有する雰囲気中で加熱する。 本発明は、上記有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒を用いて
有機廃棄物を処理する方法であって、有機廃棄物処理後
に該有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒を磁力により回収す
る、有機廃棄物を処理方法に関する。
【0007】本発明の有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒が
処理対象とする「有機廃棄物」としては、稲わら、水く
ず等の植物系の廃棄物、生ごみ、汚泥、家畜糞尿、廃プ
ラスチック、上記の熱分解物等を例示することができ
る。本発明の有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒は、以下の
ような反応の触媒として機能すると考えられる。
【化1】 上記式中、R、Rは有機基を示す。また、水の分解
により酸素を生じさせ、該酸素による酸化の触媒として
も機能する。
【化2】
【0008】本発明の有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒に
よれば、投入酸素量が削減できるため反応器の腐食を低
減することができる。即ち、本発明の有機廃棄物分解用
酸化鉄系触媒によれば、反応雰囲気中の水蒸気を酸素と
水素に分解する。この酸素は有機物廃棄物の酸化反応に
おいて消費されるので、有機廃棄物を酸素分解するため
に外部より供給する酸素量を低減することができる。ま
た、本発明の有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒は磁性を有
し磁力回収が可能な鉄化合物を含むので回収が容易であ
るという利点を有する。また、圧力が水の臨界圧力より
低くても、実施例にて後述するように超臨界時と同様の
触媒能を発揮するため反応圧力を下げることが可能とな
り、従ってポンプ及びコンプレッサーの汎用品の使用が
可能となる。
【0009】
【実施の態様】以下に、本発明に係る有機廃棄物分解用
酸化鉄系触媒及びその製造方法を更に説明をする。 (1)有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒 本発明に係る有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒は、水酸化
鉄(FeOOH)、四酸化三鉄(FeO)及び三酸化二鉄
(FeO)のうち一種類以上からなる鉄化合物であ
り、鉄化合物は水蒸気または水蒸気を含有する雰囲気中
で加熱して得られたものである。 好ましくは、酸化ジ
ルコニウム(ZrO)が該鉄化合物に担持あるいは含有
されている。
【0010】水酸化鉄(FeOOH)は触媒製造時の出発原
料であり、鉄化合物の水酸化鉄(FeOOH)、四酸化三鉄
(FeO)及び三酸化二鉄(FeO)は、該出発原料
を水蒸気中または水蒸気を含む雰囲気中で加熱すること
によって形成される。加熱によって、触媒構造は多孔質
となる。水酸化鉄(FeOOH)、四酸化三鉄(FeO)及
び三酸化二鉄(FeO)はともに触媒構成成分であ
り、以下の反応平衡を保ち酸化還元触媒として働く。な
お、水酸化鉄(FeOOH)は、三酸化二鉄(FeO)に水
(HO)が付いたものである。
【化3】 上記各々の役割が発揮される限り水酸化鉄(FeOOH)、
四酸化三鉄(FeO)及び三酸化二鉄(FeO)の比
率は特に限定されるものではない。また、一般の触媒と
同様、比表面積が大きくなると触媒活性は上がる。Zr
は(i)の正反応(→向きの反応)を促進する。反
応イメージは下図の通り
【化4】
【0011】また、本発明に係る有機廃棄物分解用酸化
鉄系触媒は、一般的には、温度300‐600℃、圧力
は常圧から25MPa以上(超臨界域)で粉末あるいは
造粒物の形状で触媒反応に使用される。
【0012】(2)有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒の製
造方法 本発明の有機廃棄物分解用酸化ジルコニウム担持酸化鉄
系触媒の製造方法は、水酸化鉄(FeOOH)を水蒸気中ま
たは水蒸気を含有する雰囲気中で加熱し鉄化合物を形成
する工程からなる。さらに、その後、該鉄化合物に酸化
ジルコニウムを担持することができる。また、ジルコニ
ウム等の塩を共沈させることによっても得られる。
【0013】(2−1)水酸化鉄(FeOOH)を水蒸気中
または水蒸気を含有する雰囲気中で加熱し鉄化合物を形
成する工程 水酸化鉄(FeOOH)を、例えば石英製等の反応管に仕込
み、水蒸気圧を例えば1気圧(常圧)とし、温度を例え
ば350℃乃至500℃の温度範囲において、水酸化鉄
(FeOOH)、四酸化三鉄(FeO)及び三酸化二鉄(Fe
O)の少なくとも1種類からなる鉄化合物を形成す
るに十分な時間、例えば水蒸気処理時間を1時間として
熱処理をして鉄化合物を形成する。水蒸気を含有する雰
囲気とは、例えば、過熱水蒸気、飽和水蒸気、燃焼排ガ
ス等を例示できる。
【0014】(2−2)形成された鉄化合物に酸化ジル
コニウムを担持する工程 形成された鉄化合物に酸化ジルコニウムを担持するに
は、鉄化合物を水に懸濁させた状態で、該懸濁液中で、
例えば水酸化ジルコニウムを生成させ鉄化合物に担持さ
せ、その後乾燥・焼成を行って酸化ジルコニウムを鉄化
合物に担持させる。
【0015】(実施例)以下に、本発明を具体的実施例
1乃至3に基づいて詳細に説明する。実施例中、は以下
の通り調製した。また、酸化ジルコニウムを担持させな
い酸化鉄系触媒は以下の工程1のみで製造した。 (1)酸化ジルコニウム担持酸化鉄系触媒の調製 1.FeOOH粉末を石英反応管に仕込み、水蒸気中で350℃
‐700℃で1時間加熱処理した。 2.得られた鉄化合物に20ml/gのイオン交換水を
加えて2時間攪拌して鉄化合物の懸濁液を得た。 3.攪拌しながら、0.1mol/リットルのZrOCl
水溶液を所定量添加した。滴下終了後、1時間さらに攪
拌した、24時間放置した。 4.反応懸濁液を110℃で12時間乾燥し、水を完全
に蒸発させた。 5.析出した余剰なZr化合物を固形酸化鉄系触媒から剥
離することによって取り除いた後、粉体を粉砕した。粉
砕粉末を成形後、再度粉砕し、分級した。 6.分級した粉末(粒度:0.2〜0.4mm)を石英
反応管に仕込み、水蒸気中、500℃で1時間加熱処理
し、ZrO担持酸化鉄系触媒を得た。
【0016】(2)実施例1 酸化鉄系触媒(ZrO
酸化鉄=0:100) 実施例1として酸化鉄系触媒(ZrO:酸化鉄=0:1
00)を用い、また比較例1として希土類金属カチオン
置換Y型ゼオライト(以下、「REYゼオライト」とする)
及びNi担持REYゼオライト(以下、「Ni-REYゼオライ
ト」)とを以下の条件で触媒反応を行い、その結果を比
較した。結果を図1に示す。 被分解対象物 ヤシ殻熱分解脂A (有機分50%:水分50%) 触媒反応温度 400℃ 触媒量/被分解対象物供給量 0.87g/(g/h) 図1から分かるように、酸化鉄系触媒を使用した場合
に、フェノール収率が最も高く、かつ残渣発生率が最も
低かった。酸化ジルコニウムを含まない酸化鉄系触媒
は、水分及び親水性有機物が混入している植物熱分解油
からフェノールを合成する触媒としてゼオライトよりも
優れていることがわかる。
【0017】(3)実施例2 無触媒、酸化鉄系触媒
(ZrO:酸化鉄=0:100)、ZrO担持酸化鉄系触
媒(ZrO:酸化鉄=2.0〜13.7:100)とを
以下の条件で触媒反応を行い、その結果を比較した。結
果を図2に示す。 被分解対象物 ヤシ殻熱分解脂B (有機分50%:水分50%) 触媒反応温度 400℃ 触媒量/被分解対象物供給量 0.87g/(g/h) 図2から分かるように、酸化鉄系触媒にZrOを担持し
たZrO担持酸化鉄系触媒は酸化鉄系触媒に比較して残
渣発生量がさらに減少し、ZrO:酸化鉄=7.7:1
00のZrO担持酸化鉄系触媒では残渣は発生しなかっ
た。また、フェノール収率は、ZrO:酸化鉄=7.
7:100のZrO担持酸化鉄系触媒で最も高く、3
6.9%であった。
【0018】(4)実施例3 ZrO担持酸化鉄系触媒
(ZrO:酸化鉄=7.7:100)によってヤシ油抽
出残液を以下の条件で処理し、結果を図3に示す。 被分解対象物: ヤシ油抽出残液 (固形分濃度 3.27wt%) 触媒反応温度、反応時間: 400℃、10分 圧力 : 82 kg/cm、258kg/cm 使用触媒 : ZrO担持酸化鉄系触媒(ZrO:酸化鉄=7.7:100) 触媒量 : 0.025g/g(被処理物)、 0.05g/g(被 処理物) 反応装置 :オートクレーブ(回分式) 酸素源 :投入せず 図3に示す結果から明らかなように、当該触媒の添加に
より、残渣発生量が減少し、一方COガスの発生量が増
加したのが分かる。即ち、触媒によって処理物中の酸化
が促進したのが分かる。また、触媒を添加したために、
Hの発生量が増大した。これは触媒が水分解を促進し
ていることによると考えられる。さらに、触媒を添加に
よる残渣発生率、CO転換率及びH転換率に与える影
響は、反応圧力による影響に比べて大きいことが分か
る。
【0019】(5)実施例4 ZrO担持酸化鉄系触媒を
水蒸気下場合の水蒸気処理温度における触媒の磁性変化
を以下の条件で試験し、結果を表1及び図4に示す。 使用触媒 :ZrO担持酸化鉄系触媒(ZrO:鉄化合物=7.7:100) 水蒸気処理温度:350〜700℃ 磁性測定試験:永久磁石で回収できた量を目視で評価した。 X線回折 :粉末X線回折法(常法)によって行った。
【0020】
【表1】
【0021】表1及び図4の結果から、水蒸気処理温度
が350℃では、触媒の持つ磁性が弱く、磁力回収は困
難であったが、水蒸気処理温度が400〜700℃で
は、触媒は磁力回収可能な磁性が付与された。また、X
線回折の結果からも、水蒸気処理温度が400℃、50
0℃では磁性を有するFeOが検出された。従って、
400〜700℃で水蒸気処理をすることによって磁力
回収可能な触媒が得られる。
【0022】(6)実施例5 ZrO担持法の比較 下記被分解対象物を以下の条件で分解処理した。結果を
図5に示す。 被分解対象物 :常圧残油 10%、ベンゼン 90%混合物 供給量 0.78g/h 反応温度 :500℃ 触媒量 :1.0g/g(被処理物) ZrO担持法:蒸発乾固法(実施例1〜3の方法) ろ過法(以下参照)
【0023】<ろ過法によるZrO担持> 1.FeOOH粉末を石英反応管に仕込み、水蒸気中3
50〜500℃で1時間処理し酸化鉄系触媒を得た。 2.得られた酸化鉄系触媒を真空中で200℃、1h加
熱した。 3.熱処理した酸化鉄系触媒に対して真空中でZrOC
水溶液を酸化酸化鉄系触媒 1gあたり10
g滴下した。 4.滴下終了後、得られた懸濁液を1時間攪拌し、24
時間放置した。 5.ろ過後、110℃、12時間乾燥し、水を蒸発させ
た。 6.得られた粉末をプレス成形後、粉砕・分解した(粉
末粒度:0.2〜0.4mm)。 7.得られた酸化鉄系触媒を水蒸気中500℃で1時間
処理した。 ろ過法でZrO担持した触媒は、ZrO:酸化鉄
=1.7:100においても蒸発乾固法でZrO
持した触媒でZrO:酸化鉄=7.7:100と同
等の分解能を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、酸化鉄系触媒(ZrO:酸化鉄=0:
100)、希土類金属カチオン置換Y型ゼオライト(以
下、REYゼオライトとする)及びNi担持REYゼオライト
(以下、Ni-REYゼオライト)を用いて触媒反応を行った
場合の結果を比較するグラフである。
【図2】無触媒、酸化鉄系触媒(ZrO:酸化鉄=0:
100)、ZrO担持酸化鉄系触媒(ZrO:酸化鉄=
2.0〜13.7:100)を用いて触媒反応を行った
場合の結果を比較したグラフである。
【図3】ZrO担持酸化鉄系触媒(ZrO:酸化鉄=
7.7:100)によってヤシ油抽出残液を処理した場
合の結果を示す。
【図4】ZrO担持酸化鉄系触媒を水蒸気処理した場合
の水蒸気処理温度における触媒の磁性変化を以下の条件
で試験した結果を示す。
【図5】ZrOを蒸発乾固法及びろ過法で酸化鉄系触媒
に担持させた触媒を用いて行なった比較実験の結果を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10G 1/00 B01J 23/74 301M 1/10 B09B 3/00 304H 304P 304Z (72)発明者 佐藤 伸博 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 吉田 修一 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水酸化鉄(FeOOH)、四酸化三鉄(FeO)及
    び三酸化二鉄(FeO)からなる群のうち一種類以上か
    らなる鉄化合物からなり、該鉄化合物が水蒸気または水
    蒸気を含有する雰囲気中で加熱して得られたものであ
    る、有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒。
  2. 【請求項2】前記鉄化合物が、水酸化鉄(FeOOH)であ
    る、請求項1に記載した有機廃棄物分解用酸化鉄系触
    媒。
  3. 【請求項3】 前記水蒸気または水蒸気を含有する雰囲
    気中の加熱処理を400〜700℃で行う、請求項1または2
    に記載した有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒。
  4. 【請求項4】酸化ジルコニウム(ZrO)が該鉄化合物
    に担持または含有されている、請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒。
  5. 【請求項5】前記酸化鉄系触媒が酸化亜鉛、酸化錫、ア
    ルカリ金属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物からなる
    群のうち、一種類以上を担持または含有する、請求項1
    乃至4のいずれかに記載の有機廃棄物分解用酸化鉄系触
    媒。
  6. 【請求項6】該鉄化合物100重量部と、該酸化ジルコ
    ニウム14重量部以下とからなる、請求項4または5に
    記載した有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒。
  7. 【請求項7】水酸化鉄(FeOOH)を水蒸気中または水蒸
    気を含有する雰囲気中で加熱し水酸化鉄(FeOOH)、四
    酸化三鉄(FeO)及び三酸化二鉄(FeO)のうち
    一種類以上からなる鉄化合物を形成する、有機廃棄物分
    解用酸化鉄系触媒の製造方法。
  8. 【請求項8】前記鉄化合物を形成した後、該鉄化合物に
    酸化ジルコニウムを担持させる、請求項7に記載した有
    機廃棄物分解用酸化鉄系触媒の製造方法。
  9. 【請求項9】前記鉄化合物を形成する前またはした後
    に、該鉄化合物に酸化ジルコニウムを含有させる、請求
    項7に記載した有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒の製造方
    法。
  10. 【請求項10】水酸化鉄(FeOOH)を400〜700℃
    の温度範囲で水蒸気中または水蒸気を含有する雰囲気中
    で加熱することを特徴とする、請求項7乃至9のいずれ
    かに記載の有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至6のいずれかの有機廃棄物
    分解用酸化鉄系触媒を用いて有機廃棄物を処理する方法
    であって、有機廃棄物処理後に該有機廃棄物分解用酸化
    鉄系触媒を磁力により回収する、有機廃棄物の処理方
    法。
JP2000254469A 1999-08-25 2000-08-24 有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法 Expired - Lifetime JP4508381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000254469A JP4508381B2 (ja) 1999-08-25 2000-08-24 有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23818099 1999-08-25
JP11-238180 1999-08-25
JP2000254469A JP4508381B2 (ja) 1999-08-25 2000-08-24 有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001129405A true JP2001129405A (ja) 2001-05-15
JP4508381B2 JP4508381B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=26533560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000254469A Expired - Lifetime JP4508381B2 (ja) 1999-08-25 2000-08-24 有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508381B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031538A1 (fr) * 2001-10-03 2003-04-17 Sony Corporation Procede de recuperation d'hydrogene a partir de residus de resine, procede de production d'hydrogene a partir de residus de resine et dispositif de production d'hydrogene a partir de residus de resine
JP2003113268A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Sony Corp 樹脂廃材からの水素回収方法
JP2003119474A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Sony Corp 樹脂廃材からの水素の製造方法ならびに装置
JP2006007151A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Ngk Insulators Ltd 重質油を軽質化するための触媒とその製造方法
JP2006061852A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Ngk Insulators Ltd 汚泥から有用炭化水素を回収する方法
JP2006261254A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Chubu Electric Power Co Inc 還元雰囲気の超臨界水を用いた磁性体の合成方法
WO2007086348A1 (ja) * 2006-01-26 2007-08-02 Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry, Science And Technology 廃プラスチックの接触分解方法及び廃プラスチックの接触分解装置
WO2011114670A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 重質炭化水素油分解用触媒及び重質炭化水素油の分解方法
JP2011195733A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Jx Nippon Oil & Energy Corp 重質炭化水素油の分解方法
JP2011194338A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Jx Nippon Oil & Energy Corp 重質炭化水素油分解用触媒
CN102989457A (zh) * 2012-12-11 2013-03-27 常州大学 一种废弃钛钢合金制备光催化材料的方法
US9085735B2 (en) 2013-01-02 2015-07-21 American Fuel Producers, LLC Methods for producing synthetic fuel
CN106732606A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 陕西师范大学 一种煤油共液化铁基催化剂
WO2019051923A1 (zh) * 2017-09-18 2019-03-21 华中科技大学 基于含铁污泥热解残渣的污泥复合调理剂及其制备与应用
CN112808233A (zh) * 2020-12-30 2021-05-18 山东大学 一种Fe3O4-生物炭复合纳米材料的制备方法及降解水体有机污染物的方法
CN112827511A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 山东大学 一种环糊精修饰磁性CuO-Fe3O4-生物炭多相纳米催化剂及其修复有机污染的方法
CN113457694A (zh) * 2021-06-04 2021-10-01 华南师范大学 一种复合催化剂及其制备方法和应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107177394B (zh) * 2017-07-05 2020-11-20 安徽省宗正农业科技开发有限公司 一种耐贮存的生物质燃料的加工方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836276A (ja) * 1971-09-13 1973-05-28
JPH06116569A (ja) * 1992-10-08 1994-04-26 Nippon Oil Co Ltd 重質油の流動接触分解方法
JPH07506051A (ja) * 1993-02-09 1995-07-06 ジュート−ヒェミー アクチェンゲゼルシャフト 酸化鉄を基盤にした一酸化炭素の転換用非クロム触媒
JPH0873647A (ja) * 1994-08-31 1996-03-19 Shizuoka Univ ポリスチレンからスチレンを回収するための方法
WO1996040839A1 (fr) * 1995-06-07 1996-12-19 Ngk Insulators, Ltd. Procede de production de petrole a bas point d'ebullition a partir de residus de matieres plastiques contenant du polyester phtalique et/ou du chlorure de polyvinyle
WO1999040839A1 (fr) * 1998-02-13 1999-08-19 Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) Mesure optique d'un marqueur fluorescent dans les bronches

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836276A (ja) * 1971-09-13 1973-05-28
JPH06116569A (ja) * 1992-10-08 1994-04-26 Nippon Oil Co Ltd 重質油の流動接触分解方法
JPH07506051A (ja) * 1993-02-09 1995-07-06 ジュート−ヒェミー アクチェンゲゼルシャフト 酸化鉄を基盤にした一酸化炭素の転換用非クロム触媒
JPH0873647A (ja) * 1994-08-31 1996-03-19 Shizuoka Univ ポリスチレンからスチレンを回収するための方法
WO1996040839A1 (fr) * 1995-06-07 1996-12-19 Ngk Insulators, Ltd. Procede de production de petrole a bas point d'ebullition a partir de residus de matieres plastiques contenant du polyester phtalique et/ou du chlorure de polyvinyle
WO1999040839A1 (fr) * 1998-02-13 1999-08-19 Centre National De La Recherche Scientifique (Cnrs) Mesure optique d'un marqueur fluorescent dans les bronches

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
三和正宏 他: "バイオマス廃液の有用化学物質への転換反応", 化学工学会秋季大会研究発表講演要旨集, JPN6008062151, 26 August 1999 (1999-08-26), pages 303, ISSN: 0001198019 *
増田隆夫 他: "重質油、バイオマス分解用鉄系触媒の開発", 第29回石油・石油化学討論会, JPN6008062158, 17 November 1999 (1999-11-17), pages 76 - 77, ISSN: 0001198022 *
増田隆夫 他: "鉄触媒による重質油とバイオマスの分解反応", 第29回石油・石油化学討論会, JPN6008062156, 17 November 1999 (1999-11-17), pages 74 - 75, ISSN: 0001198021 *
霜取勉 他: "水蒸気雰囲気下での超重質油から軽質燃料油への転換用鉄系触媒の開発", 化学工学会秋季大会研究発表講演要旨集, vol. 32, JPN6008062152, 26 August 1999 (1999-08-26), pages 304, ISSN: 0001198020 *

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031538A1 (fr) * 2001-10-03 2003-04-17 Sony Corporation Procede de recuperation d'hydrogene a partir de residus de resine, procede de production d'hydrogene a partir de residus de resine et dispositif de production d'hydrogene a partir de residus de resine
JP2003113268A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Sony Corp 樹脂廃材からの水素回収方法
KR100918672B1 (ko) * 2001-10-03 2009-09-22 소니 가부시끼 가이샤 수지폐재로부터의 수소회수방법, 수지폐재로부터의 수소의제조방법 및 수지폐재로부터의 수소의 제조장치
JP2003119474A (ja) * 2001-10-15 2003-04-23 Sony Corp 樹脂廃材からの水素の製造方法ならびに装置
JP2006007151A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Ngk Insulators Ltd 重質油を軽質化するための触媒とその製造方法
JP2006061852A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Ngk Insulators Ltd 汚泥から有用炭化水素を回収する方法
JP4522193B2 (ja) * 2004-08-27 2010-08-11 メタウォーター株式会社 汚泥から有用炭化水素を回収する方法
JP2006261254A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Chubu Electric Power Co Inc 還元雰囲気の超臨界水を用いた磁性体の合成方法
JP4673098B2 (ja) * 2005-03-15 2011-04-20 中部電力株式会社 還元雰囲気の超臨界水を用いた磁性体の合成方法
WO2007086348A1 (ja) * 2006-01-26 2007-08-02 Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry, Science And Technology 廃プラスチックの接触分解方法及び廃プラスチックの接触分解装置
US7932424B2 (en) 2006-01-26 2011-04-26 Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry, Science And Technology Method for catalytically cracking waste plastics and apparatus for catalytically cracking waste plastics
US8350104B2 (en) 2006-01-26 2013-01-08 Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry, Science And Technology Method for catalytically cracking waste plastics and apparatus for catalytically cracking waste plastics
JP2011195733A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Jx Nippon Oil & Energy Corp 重質炭化水素油の分解方法
JP2011194338A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Jx Nippon Oil & Energy Corp 重質炭化水素油分解用触媒
WO2011114670A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 重質炭化水素油分解用触媒及び重質炭化水素油の分解方法
CN102989457A (zh) * 2012-12-11 2013-03-27 常州大学 一种废弃钛钢合金制备光催化材料的方法
US9085735B2 (en) 2013-01-02 2015-07-21 American Fuel Producers, LLC Methods for producing synthetic fuel
CN106732606A (zh) * 2016-12-27 2017-05-31 陕西师范大学 一种煤油共液化铁基催化剂
WO2019051923A1 (zh) * 2017-09-18 2019-03-21 华中科技大学 基于含铁污泥热解残渣的污泥复合调理剂及其制备与应用
US11858836B2 (en) 2017-09-18 2024-01-02 Huazhong University Of Science And Technology Sludge composite conditioner based on iron-containing sludge pyrolysis residue as well as preparation method and use thereof
CN112808233A (zh) * 2020-12-30 2021-05-18 山东大学 一种Fe3O4-生物炭复合纳米材料的制备方法及降解水体有机污染物的方法
CN112827511A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 山东大学 一种环糊精修饰磁性CuO-Fe3O4-生物炭多相纳米催化剂及其修复有机污染的方法
CN113457694A (zh) * 2021-06-04 2021-10-01 华南师范大学 一种复合催化剂及其制备方法和应用
CN113457694B (zh) * 2021-06-04 2023-04-28 华南师范大学 一种复合催化剂及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP4508381B2 (ja) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001129405A (ja) 有機廃棄物分解用酸化鉄系触媒、その製造方法及び有機廃棄物の処理方法
JPS6354420B2 (ja)
JP2001232204A (ja) 陽イオンの添加された水素発生用硫化カドミウム亜鉛系光触媒及びその製造方法とそれによる水素の製造方法
CN114939394B (zh) 一种铁改性水热炭的制备方法及其在降解ddt中的应用
CN110665512B (zh) 二氧化锰-磁性生物炭复合催化剂及其制备方法和用途
JP3395149B2 (ja) 光触媒の製造方法
JP2002129171A (ja) 重質油の分解方法
Ly et al. In situ preparation of bimetallic ReOx-Pd/TiO2 catalysts for selective aqueous-phase hydrogenation of succinic acid to 1, 4-butanediol
AU2013230403A1 (en) Method for preparing solid nitrosyl ruthenium nitrate by using waste catalyst containing ruthenium
Kimber et al. Synthesis of copper catalysts for click chemistry from distillery wastewater using magnetically recoverable bionanoparticles
JP4122426B2 (ja) 水素製造方法
CN112121798B (zh) MIL-101(Fe/Co)衍生磁性铁酸钴催化降解水中氯霉素的方法及应用
TW318175B (ja)
JP2001239164A (ja) 硫化カドミウム系水素発生用光触媒及びその製造方法とそれを用いる水素の製造方法
KR100288647B1 (ko) 황화아연계수소발생용광촉매및그제조방법,그리고이를이용한수소의제조방법
CN113941324B (zh) 一种生产丁二酸的骨负载催化剂及制备方法
JPH10165818A (ja) 亜酸化窒素分解用触媒及び亜酸化窒素の除去方法
EP0062410B1 (en) Catalytic preparation of hydrogen from carbon monoxide and water
CN114182293B (zh) 粒子尺寸可控的Ru基催化剂的制备方法及其在“可再生能源电解制氢-合成氨”中的应用
JP3773293B2 (ja) アンモニア合成触媒の製造法
JP3672367B2 (ja) アンモニア合成触媒およびその製造法
CN108069825B (zh) 一种提高甲醛和乙炔反应制备1,4-丁炔二醇催化剂使用周期的方法
Ren et al. N-Doped natural albite mineral as green solid catalyst for efficient isomerization of glucose into fructose in water
JP2595582B2 (ja) ルテニウム含有触媒の製造法
CN114618463B (zh) 一种复合型催化剂及其制备方法和应用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060223

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080331

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4508381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term