JP2001126424A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2001126424A
JP2001126424A JP30496499A JP30496499A JP2001126424A JP 2001126424 A JP2001126424 A JP 2001126424A JP 30496499 A JP30496499 A JP 30496499A JP 30496499 A JP30496499 A JP 30496499A JP 2001126424 A JP2001126424 A JP 2001126424A
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Japan
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signal
speed
controller
head
switching
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Yosuke Hamada
洋介 濱田
Iwao Oshimi
巌 押味
Jiro Abe
二郎 阿部
Kiyotada Ito
清忠 伊藤
Shinsuke Nakagawa
真介 中川
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Hitachi Ltd
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    • G11B21/10Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
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    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
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    • G11B5/5526Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】速度制御器から位置制御器への切り替え後のセ
トリング応答特性を達成し、また、速度制御器から位置
制御器に切り替えるまでの時間のばらつきを低減し移動
時間の安定化を図ることでアクセスタイムを短縮する。 【解決手段】位置偏差信号が、有限の所望のセトリング
時間で零になる時間の3次関数で応答するように、位置
制御器70が時間の1次関数の駆動信号22を発生す
る。また、目標位置信号発生器72が出力する目標位置
信号に対する追従誤差を低減するためにフィードフォワ
ード信号発生器73を設ける。さらに、位置偏差信号が
所定の位置偏差になってから切り替えのための判定を開
始し、位置偏差信号が、速度信号を比例倍した値以下に
なった時点で、速度制御器41から位置制御器70への
切り替えを行う切り替え判定器51を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録再生装置
の位置決め制御装置に係わり、特に磁気ディスク装置や
光ディスク装置等の位置決め制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置や光ディスク装置とい
った記録再生装置においては、ヘッド位置を目標トラッ
ク位置へすみやかに位置決めし、アクセス時間の短縮を
図ることが課題となっている。
【0003】ディスク装置におけるアクセス時間は、速
度制御系により目標トラック近傍までの移動を行う速度
制御に要する時間と、速度制御モードから位置決め制御
モードに切り替わった後の、ヘッド位置が目標トラック
位置へ整定するまでの時間により決定される。このう
ち、速度制御系から位置制御系に切り替わった直後の位
置制御系は、通常、位置偏差信号を入力として駆動信号
を演算するPID補償器やリードラグ補償器等のフィー
ドバック補償器により制御が行われる。
【0004】特開平3−23571号公報における位置
制御系は、速度制御モードから位置追従制御モードに切
り替わった後の位置のオーバーシュートを低減して応答
特性を改善するために、目標トラック位置に指数関数的
に次第に漸近していく目標位置信号を位置偏差信号に加
算して、位置偏差信号を前記指数関数で減衰する目標位
置信号に追従させることにより応答特性を改善させる制
御系である。
【0005】そして速度制御系から位置制御系への切り
替えは、位置偏差が一定値以下になった時点で切り替え
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、目
標位置信号が指数関数的であるために無限時間を経過し
ないと零とならず、有限のセトリング時間でセトリング
が完了するという保証が無いという問題点があった。
【0007】また、フィードバック補償により、目標位
置信号の変化に対し位置信号を追従させようとしても、
追従遅れによる追従誤差が発生し、セトリング時間を短
縮できないという問題点があった。
【0008】さらに、位置偏差が一定値以下になった時
点で速度制御系から位置制御系へ切り替える方式では、
所望の位置偏差近傍で、切り替えが可能であるが、速度
制御系において減速が強く作用すると、ヘッド速度が減
速し過ぎて失速してしまい、ヘッドが目標トラック位置
まで到達するまでの時間が増大する結果、アクセスタイ
ムが延びてしまうという問題点があった。
【0009】本願発明の目的は、ディスク記憶装置の目
標トラックまでの移動を行う速度制御系から、目標トラ
ックへの位置決めを行う位置制御系への切り替え時前後
における、目標トラックへのヘッド整定時間の短縮、及
び、切り替えまでの時間の安定化を図ったディスク記憶
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、以下のような手段を有する。
【0011】第1の目的である有限のセトリング時間で
零になることを達成するために、切り替え判定器が、速
度制御器から位置決め補償器からなる位置制御器へ切り
替えた直後、位置偏差信号が有限の所望のセトリング時
間で零になる時間の3次関数で応答するように、位置制
御器が有限の所望のセトリング時間で零になる時間の1
次関数の駆動信号を発生する手段、あるいは、mを自然
数とした時、位置偏差信号が有限の所望のセトリング時
間で零になる時間の(m+3)次関数で応答するよう
に、位置制御器が有限の所望のセトリング時間で零にな
る時間の(m+1)次関数の駆動信号を発生する手段を
有する。
【0012】第2の目的である目標位置信号に対する追
従誤差を低減し、セトリング時間を短縮するために、位
置制御器に切り替わった直後の位置偏差信号の反転値を
初期値とし所望のセトリング時間で零となる時間の3次
関数で目標位置信号を演算し出力する目標位置信号発生
器と、位置決め制御器に切り替わった直後の位置偏差信
号に比例した値を初期値とし前記所望のセトリング時間
で零となる時間の1次関数でフィードフォワード信号を
演算し出力するフィードフォワード信号発生器と、目標
位置信号を位置偏差信号に加算して新たな位置偏差信号
として出力する第1の加算器と、前記フィードフォワー
ド信号を位置決め補償器の出力である駆動信号に加算し
て新たな駆動信号として出力する第2の加算器と、位置
決め補償器が位置偏差信号の取り込むのに先立って位置
決め補償器の状態変数を零クリアする初期値設定器を有
し、フィードフォワード補償により、目標位置信号に対
する追従性を改善する手段を有している。
【0013】3次関数の目標位置信号、1次関数のフィ
ードフォワード信号に代わり、以下のような高次関数を
発生する手段でも良い。高次関数の場合は、mを自然数
としたとき、目標位置信号としては、位置制御器に切り
替わった直後の位置偏差信号の反転値を初期値とし所望
のセトリング時間で零となる時間の(m+3)次関数の
信号を、フィードフォワード信号としては、位置決め制
御器に切り替わった直後の位置偏差信号に比例した値を
初期値とし所望のセトリング時間で零となる時間の(m
+1)次関数の信号を演算し出力する手段を有する。
【0014】第3の目的である、速度制御器から位置制
御器までの切り替え時間の安定化を達成するために、本
発明の切換え判定器は、位置偏差信号が所定の位置偏差
になってから、切り替え判定器が判定を開始し、さら
に、位置偏差信号が、速度信号を比例倍した値以下にな
った時点で、速度制御器から位置制御器への切り替えを
行い、速度制御系によりヘッド速度が失速することによ
るセトリング時間の増大を防止して、速度制御器から位
置制御器切換えまでの時間ばらつきを安定化させる手段
を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0016】図1は、本発明の磁気ディスク装置の一実
施例を示すブロック線図である。磁気ディスク1は、情
報を記憶する媒体である。磁気ヘッド2は、磁気ディス
ク1上に存在するトラックにデータの記録と、このデー
タの再生を行なう。スピンドルモータ3は、磁気ディス
ク1を回転駆動する。ヘッド支持機構4はヘッド2を搭
載支持する。アクチュエータ5は、ヘッド支持機構4を
駆動する。一般に、このアクチュエータ5には、ボイス
コイルモータ(以降、VCMと略す)が用いられてい
る。以上の機構部品で構成される部分を位置決め機構7
と呼ぶ。位置決め機構7は、ヘッド2を磁気ディスク1
上の目標トラックに移動・位置決めする役割を担う。
【0017】位置検出回路10は、磁気ヘッド2が読み
出した磁気ディスク1上に予め記録されたディスク半径
方向位置を表すサーボ情報(図示せず)を、ヘッド位置
信号31を出力する。また、減算器50は、目標トラッ
ク位置信号30からヘッド位置信号31を減算し、位置
決めに必要な位置偏差信号32を演算し出力する。
【0018】速度検出器40は、磁気ヘッド2の速度を
表す速度信号34を演算する。速度信号34は、ヘッド
位置信号31を微分した信号、あるいは、ヘッド位置信
号31の微分結果をローパスフィルタで低周波数領域だ
けを通過させた信号とVCM電流信号33の積分結果を
ハイパスフィルタで高周波数領域だけを通過させた信号
を加算して合成した信号として得ることもできる。
【0019】速度検出器40が、VCM電流信号33を
積分して速度項を演算する場合は、加速度に比例した信
号であるVCM電流信号33を、AD変換器(ADC)
11がサンプルし、速度検出器40に送る。速度検出器
40は、VCM電流信号を積分し、速度信号を演算を行
う。
【0020】速度制御器41は、目標トラックまでの残
トラック量が大きい時に動作し、通常、予め定められた
目標速度プロファイルを記憶しておき、この目標速度プ
ロファイルに速度信号34が追従するように制御を行
う。位置制御器70は、位置偏差信号32の入力を受
け、位置偏差信号32を零にするように制御を行う。
【0021】切り替え判定器51は、位置偏差信号32
と速度信号34に基づいて、速度制御器41の出力信
号、あるいは、位置制御器70の出力信号のいずれかを
選択し、スイッチ52を切り替える。
【0022】スイッチ52で選択された信号は、DA変
換器(DAC)20によりディジタル信号からアナログ
信号に変換され、駆動信号22として出力される。駆動
回路21は駆動信号22に応じた電流をアクチュエータ
5に流す。アクチュエータ5は電流に比例した推力を発
生し、磁気ヘッド2を搭載したヘッド支持機構4の移動
・位置決めを行う。
【0023】速度検出器40、速度制御器41、減算器
50、位置制御器70、および、切り替え判定器51の
演算は、何れも制御回路80において実行される。制御
回路80は、アナログ演算回路を用いるか、マイクロコ
ンピュータ等のディジタル演算回路を用いて実現され
る。近年のディスク記憶装置では、マイクロコンピュー
タを用いて実現するのが主流であるため、図1の制御回
路80はマイクロコンピュータによる実施例を示してあ
る。
【0024】次に、本発明の位置制御器70の動作を、
図2を用いて、より詳細に説明する。図2は、位置制御
器70が動作している時の制御系ブロック線図である。
図2においては、理解を容易にするために、位置制御器
70の構成を、離散時間系(ディジタル演算回路)から
連続時間系(アナログ演算回路)に等価変換して表現し
てある。
【0025】図中、sはラプラス演算子を表し、1/s
は積分器を表す。また、ゲイン(K1)90は、制御回
路の出力である駆動信号からヘッド加速度までのゲイン
を表しており、DA変換器(DAC)20のゲイン、駆
動回路21のゲインと、アクチュエータ(VCM)5の
イナーシャの逆数ゲインをまとめて乗算したゲインであ
る。ゲインK2は位置検出回路10の検出ゲインを表
す。exp(−τs)は、ディジタル演算回路(マイクロコ
ンピュータ)で制御回路を実現した時の演算時間遅れ、
DA変換器20が一定時間間隔でデータを零次ホールドす
ることによる遅れなどをまとめた遅れ要素を表す。X0、
V0、e0は、それぞれ、速度制御器41から位置制御器7
0に切り替えた直後のヘッド2の突入位置、突入速度、
初期位置偏差信号である。
【0026】初期位置偏差信号e0により、目標位置信
号発生器72は、(数1)の3次関数で表される目標位
置信号76を演算し出力する。
【0027】
【数1】
【0028】(数1)のtは速度制御器41から位置制
御器70へ切り替わった時刻をゼロとする時間の変数で
あり、Tはセトリング時間を表す。目標位置信号76に
ヘッド位置を追従させるには、目標位置信号76に対応
する加速度を、ヘッドに発生させなければならない。こ
のためのフィードフォワード信号77を演算し駆動信号
の一部としての発生を、フィードフォワード信号発生器
73が行う。フィードフォワード信号77からヘッド加
速度までには、遅れ要素exp(−τs)と入力ゲインK1が
あるため、発生したい加速度信号にゲイン1/{K1・ex
p(−τs)}を乗じて、フィードフォワード信号を演算
する。
【0029】遅れ要素exp(−τs)の逆特性を乗じると
いうことは、発生したい加速度信号を時間的にτ(秒)
だけ進めて発生することを意味する。発生したい加速度
は、(数1)を2階微分した信号を検出ゲインK2で除算
した信号であるから、フィードフォワード信号77は、
(数2)のように表される。
【0030】
【数2】
【0031】(数1)の目標位置信号、(数2)のフィ
ードフォワード信号は、より具体的には、マイクロコン
ピュータ等のディジタル演算回路により演算される。フ
ィードフォワード信号77が、目標位置信号通りのヘッ
ド位置応答を達成できるとき、位置決め補償器71に入
力される位置偏差信号は零となる。この時の位置決め補
償器71の役割は、フィードフォワード信号77で補償
しきれず発生する位置偏差信号を零にするように動作す
る。
【0032】次に、マイクロコンピュータ等のディジタ
ル演算回路で実現される位置制御器70のより詳細な動
作を説明する。制御回路80は、ヘッド位置信号31を
一定時間間隔Ts(秒)でサンプルし、位置偏差信号3
2の演算、位置決め補償器71の演算、目標位置信号発
生器72の演算、フィードフォワード信号発生器73の
演算と、第1の加算器60、第2の加算器61の演算を
行い、駆動信号22の出力をDA変換器20を介して行
う。位置決め補償器71は、PID補償器やリードラグ
補償器等のフィードバック補償器であり、目標位置信号
76に対し位置偏差信号32が追従するように動作す
る。
【0033】速度制御器41から位置制御器70に切り
替わった直後、位置決め補償器71の内部状態変数に初
期値による、セトリング応答に影響を防止するために、
位置偏差信号32の取り込みに先立って、初期値設定器
79は、位置決め補償器71の状態変数を零クリアす
る。これにより、位置決め補償器71からは、最初、零
が出力され、位置制御器70に切り替え直後は、フィー
ドフォワード信号77だけで制御を行う。
【0034】マイクロコンピュータ等のディジタル演算
回路における、さらに詳細な目標位置信号76とフィー
ドフォワード信号77の生成方法を以下に示す。
【0035】セトリングカウンター74は、切り替え判
定器51が速度制御器41から位置制御器70に切り替
えた時点でゼロクリアされ、サンプル周期Ts(秒)周期
のサンプルクロック75が入力される毎にインクリメン
トされる。セトリングカウンター74の値をkとする
と、時間t(秒)、サンプル周期Ts(秒)の関係は(数
3)のようになる。
【0036】
【数3】
【0037】セトリング時間T(秒)を表すセトリング
時間カウンター値Nは(数4)のように表される。
【0038】
【数4】
【0039】よって、ディジタル演算回路(マイクロコ
ンピュータ)で演算される目標位置信号発生器72とフ
ィードフォワード信号発生器73は、セトリングカウン
ター値kとセトリング時間カウンター値Nを用いて、
(数5)の目標位置信号と(数6)のフィードフォワー
ド信号を演算し出力する。
【0040】
【数5】
【0041】
【数6】
【0042】ただし、(数6)のフィードフォワード信
号GFFとnは(数7)、(数8)のように表される。
【0043】
【数7】
【0044】
【数8】
【0045】3次関数で表される目標位置信号にヘッド
位置を追従させるには、目標位置信号eref(refは下付
き)の微分信号と突入速度信号V0の間に(数9)の連続
性を確保する必要がある。
【0046】
【数9】
【0047】ただし、(数9)においてE0は、突入時の
位置偏差、すなわち、目標トラック位置とヘッド位置の
差(メートル)を表す。よって、良好なセトリング応答
を達成するには(数10)で表されるセトリング時間T
(秒)を用いて、目標位置信号とフィードフォワード信
号を演算し出力する必要がある。
【0048】
【数10】
【0049】セトリング時間演算器78は、セトリング
時間カウンター値Nを(数11)により演算し、目標位
置信号発生器72とフィードフォワード信号発生器73
に出力する。ここで、vは、速度信号34の時刻tが
0における値、すなわち、突入時速度信号である。ま
た、Kv(vは下付き)は、速度検出器40の速度検出
ゲインを表す。
【0050】次に切り替え判定器51の動作を説明す
る。速度制御器41から位置制御器70への切り替え
を、従来技術においては、図3に示す位置偏差Eと速度V
の位相面上で、位置偏差の絶対値が、所定の値以下にな
った時点で、速度制御器41から位置制御器70への切
り替えを行っていた。この従来技術による方法では、図
3(Ι)のように速度制御器41から位置制御器に切り
替わる場合は良好な切り替えを行えるが、図3(Π)に
示すように、速度制御器により減速が効き過ぎる場合
は、失速してしまい(速度が低下しすぎて)、位置偏差
が、なかなかゼロにならないという問題が生じる。
【0051】そこで、本発明の切り替え判定器51は、
図4の斜線部分に示すエリアに位置偏差と速度がなった
第1の条件、すなわち、位置偏差の絶対値が判定開始の
ための第1の所定値Es1以下であり、かつ、位置偏差信
号が速度信号の比例倍以下になった条件で、速度制御器
41から位置制御器70への切り替えを行う。また、失
速傾向とは逆に加速傾向の場合に備えて、位置偏差の絶
対値が、切り替えのための第2の所定値Es2以下になっ
た条件(第2の判定条件)においても、速度制御器41
から位置制御器70への切り替えを行う。これにより、
速度制御器41において、減速が効き過ぎた場合でも、
位置制御器への切り替えが良好に行うことが可能にな
る。
【0052】位置制御器70に切り替わった後、セトリ
ング時間演算器78によりセトリング時間Tが(数1
0)で決まり、マイクロコンピュータ内での実際のセト
リング時間カウンターは(数11)で決まる。
【0053】
【数11】
【0054】有限の所望のセトリング時間をTSPEC(SP
ECは下付き)としたとき、図5の位相面の切り替え境界
を示す直線の傾き(V/E)を、(数10)から、3/
TSPECに指定することで、セトリング時間を、ほぼTSP
EC(秒)に指定することができる。さらに、より高次の
目標位置信号とフィードフォワード信号とセトリング時
間の演算を行うには、mを自然数としたとき、(数1
2)〜(数19)を演算して得ることができる。
【0055】
【数12】
【0056】
【数13】
【0057】
【数14】
【0058】
【数15】
【0059】
【数16】
【0060】
【数17】
【0061】
【数18】
【0062】
【数19】
【0063】位置制御器70に切り替わった後、セトリ
ング時間演算器78によりセトリング時間Tが(数1
8)で決まり、マイクロコンピュータ内での実際のセト
リング時間カウンターは(数19)で決まる。有限の所
望のセトリング時間をTSPECとしたとき、図5の位相面
の切り替え境界を示す直線の傾き(V/E)を、(数1
8)から、(m+3)/TSPECに指定することで、セト
リング時間を、ほぼTSPEC(秒)に指定することができ
る。
【0064】以上、説明してきたような特徴を持つ、目
標位置信号発生器72、フィードフォワード発生器7
3、切り替え判定器51を備えた本発明を磁気ディスク
装置のヘッド位置決め制御系に適用した結果を図5に示
す。図5は、速度制御器41から位置制御器70に切り
替わった後の制御を、時間の1次関数の駆動信号で、位
置偏差信号が3次関数で応答するように制御した場合の
結果であり、移動可能なフルストロークのうち、約3分
の1のストロークを移動位置決めしたときのアクチュエ
ータ(VCM)5の電流波形、速度信号34と位置偏差信
号32を示してある。図5のうち、下段に表示された波
形は、速度制御器が動作しているときは速度信号34を
表示し、位置制御70が動作しているときは位置偏差信
号32を表示してある。また、位置偏差信号32は一定
値以上では飽和して表示してある。
【0065】図5の結果が示すように、速度制御器41
から位置制御器70に切り替わったあとの電流信号が、
時間の1次関数で零に到達すると、位置偏差信号32
は、零に到達し、良好なセトリング特性が得られること
が確認できる。図5は、駆動信号が1次関数の場合の効
果を示す結果であるが、さらに、2次以上の高次の関数
で駆動しても、同様に良好な応答を実現可能である。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、速度
制御器から位置制御器に切り替え後のセトリング応答特
性を改善し、所望のセトリング応答時間で安定化するこ
とができ、情報を記録再生するまでのアクセス時間の短
縮を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を磁気ディスク装置に適用し
たときのブロック線図である。
【図2】本発明の位置制御器が動作しているときの制御
系構成を示すブロック線図である。
【図3】従来技術の切り替え条件を示す位相面図であ
る。
【図4】本発明の切り替え条件を示す位相面図である。
【図5】本発明を適用した磁気ディスク装置のヘッド移
動位置決め動作中の、VCM電流、ヘッド速度信号、位
置偏差信号の応答波形である。
【符号の説明】
1…磁気ディスク、2…磁気ヘッド、3…スピンドルモ
ータ、5…アクチュエータ、20…DA変換器(DA
C)、21…駆動回路、40…速度検出器、41…速度
制御器、51…切り替え判定器、60…第1の加算器、
61…第2の加算器、70…位置制御器、71…位置制
御器、72…目標位置信号発生器、73…フィードフォ
ワード信号発生器、78…セトリング時間演算器、79
…初期値設定器、80…制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 二郎 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 伊藤 清忠 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 中川 真介 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 5D088 NN02 NN03 NN14 NN25 5D096 TT03 TT05 5D117 AA02 CC06 EE13 FF28 FF29 5H303 AA22 BB01 BB06 CC03 CC05 DD01 EE03 EE07 FF04 HH02 HH07 JJ02 KK02 KK07 KK17 KK28 KK35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録する記憶媒体と、この媒体にデ
    ータの記録再生を行なうヘッドと、このヘッドの位置を
    検出する位置検出回路と、この位置検出回路の出力と目
    標位置信号とから位置偏差信号を演算する減算器と、前
    記ヘッドの速度を演算し速度信号を出力する速度検出器
    と、この速度信号と前記位置偏差信号とに応じて前記ヘ
    ッドの移動を行う駆動信号を出力する速度制御器と、前
    記位置偏差信号に基づいて前記ヘッドを目標位置に位置
    決めを行う1次関数の駆動信号を出力する位置制御器
    と、速度制御器から位置制御器への切り替えを行う切り
    替え判定器とを備える記録再生装置。
  2. 【請求項2】情報を記録する記憶媒体と、この媒体にデ
    ータの記録再生を行なうヘッドと、このヘッドの位置を
    検出する位置検出回路と、この位置検出回路の出力と目
    標位置信号とから位置偏差信号を演算する減算器と、前
    記ヘッドの速度を演算し速度信号を出力する速度検出器
    と、この速度信号と前記位置偏差信号とに応じて前記ヘ
    ッドの移動を行う駆動信号を出力する速度制御器と、前
    記位置偏差信号に基づいて前記ヘッドを目標位置に位置
    決めを行う1次関数の駆動信号を出力する位置制御器
    と、速度制御器から位置制御器への切り替えを行う切り
    替え判定器と、位置制御器に切り替わった後の前記位置
    偏差信号の反転値を初期値とし3次関数で目標位置信号
    を出力する目標位置信号発生器と、前記位置制御器に切
    り替わった後の前記位置偏差信号に比例した値を初期値
    とし1次関数でフィードフォワード信号を出力するフィ
    ードフォワード信号発生器と、前記目標位置信号を前記
    位置偏差信号に加算して新たな位置偏差信号として出力
    する第1の加算器と、前記フィードフォワード信号を位
    置決め補償器の出力である駆動信号に加算して新たな駆
    動信号として出力する第2の加算器と、位置決め補償器
    が位置偏差信号の取り込むのに先立って位置決め補償器
    の状態変数を零クリアする初期値設定器とを備える記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】情報を記録する記憶媒体と、この媒体にデ
    ータの記録再生を行なうヘッドと、このヘッドの位置を
    検出する位置検出回路と、この位置検出回路の出力と目
    標位置信号とから位置偏差信号を演算する減算器と、前
    記ヘッドの速度を演算し速度信号を出力する速度検出器
    と、この速度信号と前記位置偏差信号とに応じて前記ヘ
    ッドの移動を行う駆動信号を出力する速度制御器と、前
    記位置偏差信号に基づいて前記ヘッドを目標位置に位置
    決めを行う1次関数の駆動信号を出力する位置制御器
    と、速度制御器から位置制御器への切り替えを前記位置
    偏差信号が前記速度信号を比例倍した値以下になった時
    点で行う切り替え判定器を備える記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記位置制御器に切り替わった時点の前記
    位置偏差信号と前記速度信号の比率から、前記所望のセ
    トリング時間を演算するセトリング時間演算器を有する
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】情報を記録する磁気ディスクと、この磁気
    ディスクにデータの記録再生を行なうヘッドと、このヘ
    ッドの位置を検出する位置検出回路と、この位置検出回
    路の出力と目標トラック位置信号とから位置偏差信号を
    演算する減算器と、前記ヘッドの速度を演算し速度信号
    を出力する速度検出器と、この速度信号と前記位置偏差
    信号とに応じて前記ヘッドの移動を行う駆動信号を出力
    する速度制御器と、前記位置偏差信号に基づいて前記ヘ
    ッドを目標トラック位置に位置決めを行う1次関数の駆
    動信号を出力する位置制御器と、速度制御器から位置制
    御器への切り替えを行う切り替え判定器とを備える磁気
    ディスク装置。
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