JPH0822623A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0822623A
JPH0822623A JP15097594A JP15097594A JPH0822623A JP H0822623 A JPH0822623 A JP H0822623A JP 15097594 A JP15097594 A JP 15097594A JP 15097594 A JP15097594 A JP 15097594A JP H0822623 A JPH0822623 A JP H0822623A
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amplifier
actuator
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target
information recording
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JP15097594A
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Masahiro Morisada
雅博 森貞
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの弾性力や粘性力を打ち消す
特性と制御系を安定に保つ特性をそれぞれ独立して設定
できるようにする。 【構成】 光スポットのトラックを横切った数をカウン
トするトラックカウント回路6と、このカウント値とア
クチュエータ2のドライバ3への制御入力から光ヘッド
1の位置と速度を推定するオブザーバ7と、この推定位
置と目標位置の偏差に対してPID演算を行うPID演
算器8と、目標加速度に所定の係数を乗じる第1のアン
プ10と、オブザーバ7の推定位置と推定速度に所定の
フィードバック係数を乗じる状態フィードバック器9
と、このフィードバック器9とPID演算器8及び第1
のアンプ10の各出力の加算された信号に所定の係数を
乗じる第2のアンプ11とを備え、第2のアンプ11の
出力をアクチュエータ2のドライバ3に出力することに
より、光ヘッド1を目的のトラックにアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクなどの記録
媒体に光学的に情報を記録、再生する光学的情報記録再
生装置に関し、特に光ヘッドのアクセス制御及びトラッ
キング制御を行う光ヘッド制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の光ヘッド制御装置を示した
ブロック図である。図中1は、光ディスク(図示せず)
に記録再生用の光ビームを照射する光ヘッドであり、ア
クチュエータ2の駆動によりトラッキング方向に移動で
きるように構成されている。光ヘッド1は光源の半導体
レーザ、そのレーザビームを微小光スポットに絞る対物
レンズ、光ディスクからの反射光を検出する光センサな
どを有し、その光センサの検出信号から光スポットとト
ラックとの偏差信号であるトラッキングエラー信号が生
成される。位置制御回路4では、トラッキングエラー信
号をもとにアクチュエータ2を制御して光スポットが例
えば±0.1μm以下の精度でトラックに追従して走査
するようにトラッキング制御が行われる。スイッチ5は
トラッキング制御とアクセス制御の制御モードを切り換
えるスイッチであり、情報の記録再生時には位置制御回
路4の出力をドライバ3に接続して前述のようなトラッ
キング制御が行われる。
【0003】一方、アクセス制御時には、スイッチ5は
速度制御回路16の出力をドライバ3に接続するように
切り換えられ、光ヘッド1を目的のトラックにアクセス
するように制御が行われる。このアクセス制御に際して
は、速度検出回路15でトラッキングエラー信号から光
スポットがトラックを横切った数がカウントされ、更に
このカウント値を用いて光ヘッド1の速度が求められ
る。そして、得られた速度と目標速度の差が速度制御回
路16に出力され、速度制御回路16では光ヘッド1の
速度と目標速度の差がゼロとなるように、即ち光ヘッド
1の速度が目標速度に追従するようにドライバ3の制御
が行われる。ここで、目標速度としては、例えば図6の
ように一定加速度の加速期間と一定加速度の減速期間を
有する速度プロフィールが与えられ、これに光ヘッド1
の速度が追従するように速度制御が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の制御装置では、アクチュエータ2が弾性部材に
よって支持されていた場合は、アクチュエータ2の弾性
力や粘性力を打ち消す特性と制御系全体の安定を保つ特
性の両方を位置制御回路4と速度制御回路16に持たせ
る必要があり、2つの目的を1つの装置で同時に満たす
ようにするためには、設計がしにくいなどの問題があっ
た。また、制御目的はアクチュエータ2の位置を制御す
ることであるのに対し、実際には速度制御によってアク
セス制御を行っているので、速度制御系としての評価と
アクセス制御の結果が直ちに結び付かない上、状態空間
論に基づいたサーボ系が構成できないという問題があっ
た。更に速度制御から位置制御に切り換える際の過渡応
答を考慮する必要があり、制御系が複雑になるという問
題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的はアクチュエータの弾性力や粘性力
を打ち消す特性と制御系を安定に保つ特性をそれぞれ独
立して設定できると共に、状態空間論に基づいた位置サ
ーボ系として構成でき、しかも制御系の構成も簡単であ
る光学的情報記録再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、弾性部
材によって支持されたアクチュエータを有し、このアク
チュエータの駆動により光ヘッドを記録媒体のトラッキ
ング方向に移動させる光学的情報記録再生装置におい
て、前記光ヘッドのトラッキングエラー信号から光スポ
ットのトラックを横切った数をカウントする手段と、こ
のカウント値と前記アクチュエータのドライバへの制御
入力から光ヘッドの位置と速度を推定する手段と、この
推定位置と目標位置の偏差に対してPID演算を行う手
段と、目標加速度に所定の係数を乗じる第1のアンプ
と、前記推定手段の推定位置と推定速度に所定のフィー
ドバック係数を乗じる状態フィードバック手段と、該手
段と前記PID演算手段及び第1のアンプの各出力の加
算された信号に所定の係数を乗じる第2のアンプとを備
え、該第2のアンプの出力を前記アクチュエータのドラ
イバに出力することによって、前記光ヘッドを目的のト
ラックにアクセスすることを特徴とする光学的情報記録
装置によって達成される。
【0007】また、本発明の目的は、弾性部材によって
支持されたアクチュエータを有し、このアクチュエータ
の駆動により光ヘッドを記録媒体のトラッキング方向に
移動させる光学的情報記録再生装置において、前記光ヘ
ッドのトラッキングエラー信号から光スポットのトラッ
クを横切った数をカウントする手段と、このカウント値
と前記アクチュエータのドライバへの制御入力から光ヘ
ッドの位置と速度を推定する手段と、この推定位置と目
標位置の偏差に対してPI演算を行う手段と、目標加速
度に所定の係数を乗じる第1のアンプと、前記推定手段
の推定速度と目標速度の偏差に所定の係数を乗じる第3
のアンプと、前記推定手段の推定位置と推定速度に所定
のフィードバック係数を乗じる状態フィードバック手段
と、該手段と前記PI演算手段、第1のアンプ及び第3
のアンプの各出力の加算された信号に所定の係数を乗じ
る第2のアンプとを備え、該第2のアンプの出力を前記
アクチュエータのドライバに出力することによって、前
記光ヘッドを目的のトラックにアクセスすることを特徴
とする光学的情報記録装置によって達成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の光学的情報記録再生
装置の一実施例を示したブロック図である。なお、図1
では、図5の従来装置と同一部分は同一符号を付して説
明を省略する。図1において、トラッキング制御ループ
は図5と同じ構成であるので詳しい説明は省略するが、
位置制御回路4の伝達関数としては、例えば次式のよう
に構成される。
【0009】
【数1】 Kt ・[(1+TL2s)/(1+TL1s)]・[(1+TH2s)/(1+TH1 s)] …(1) Kt ,TL1,TL2,TH1,TH2は予め定められた定数、
sは複素変数である。また、位置制御回路4のゲインの
周波数特性としては図2に示すように、位相補償と低域
補償を組み合わせた特性になっている。
【0010】次に、光ヘッド1をアクセスするアクセス
制御回路について説明する。まず、トラックカウント回
路6ではトラッキングエラー信号をもとに光スポットの
トラックを横切った数がカウントされ、得られたカウン
ト値はオブザーバ7へ出力される。オブザーバ7ではト
ラックカウント値とドライバ3への制御入力から光ヘッ
ド1の位置と速度が推定され、PID演算器8では得ら
れた推定位置と目標位置の偏差に対してPID演算が行
われる。また、状態フィードバック器9ではオブザーバ
7の推定位置と推定速度に所定のフィードバック係数を
乗じる演算が行われ、第1のアンプ10では目標加速度
に所定の係数を乗じる演算が行われる。そして、PID
演算器8、状態フィードバック器9、第1のアンプ10
の出力が加算されて第2のアンプ11に出力され、更に
第2のアンプ11ではその加算値に所定の係数を乗じ、
得られた値が制御信号としてドライバ3へ出力される。
【0011】図3(a)は第1のアンプ10に与えられ
る目標加速度、図3(c)は目標位置である。アクセス
制御時にはスイッチ5はa側に切り換えられ、図示しな
いコントローラから図3(a),(c)のような目標加
速度、目標位置を入力して光ヘッド1を目的のトラック
にアクセスするようにアクセス制御が行われる。
【0012】ここで、前述したPID演算器8、状態フ
ィードバック器9、第1のアンプ10、第2のアンプ1
1の係数は、例えば次のようなアルゴリズムによって求
めることができる。まず、アクチュエータ2の入出力特
性を次式の状態方程式で近似する。
【0013】
【数2】 1 ,a2 ,b1 はアクチュエータ2の特性によって定
まる定数、xp はアクチュエータ2の位置、xp ´はア
クチュエータ2の速度、uはアクチュエータ2への制御
入力である。
【0014】これに対し、目標加速度を入力として目標
位置を出力するモデルを、
【0015】
【数3】xm ″=um …(3) と考える。そこで、(2)式に対して、
【0016】
【数4】 u=1/b1 ・(uf +a2p +a1p ´) …(4) なる状態フィードバックを施すと、
【0017】
【数5】 が得られる。ここで、(3)式と(5)式の偏差を、
【0018】
【数6】e=xm −xp …(6) と定義すると、偏差系は、
【0019】
【数7】 となり、さらにこれを拡大して、
【0020】
【数8】 を構成する。
【0021】(8)式の拡大系を安定化する入力は、状
態空間論における最適制御に基づいて簡単に得られ、状
態フィードバック解は、
【0022】
【数9】 ν´=−K1 e´−K2 e″−K3 e …(9) となり、これを積分すると、
【0023】
【数10】 となる。よって、
【0024】
【数11】 を最終的に得ることができる。また、xp ,xp ´につ
いては、(2)式に対してオブザーバを構成して推定す
る。オブザーバの構成法については、現代制御理論につ
いての書籍、例えば、古田・佐野「基礎システム理
論」、コロナ社1978などに詳しく述べられている。
【0025】従って、(11)式から第1のアンプ10
の係数を1、第2のアンプ11の係数を1/b1 、PI
D演算器8の係数をK1 ,K2 ,K3 、状態フィードバ
ック器9の係数をa2 ,a1 と選ぶことができる。ま
た、以上の各係数を設定する場合、第2のアンプ11の
係数と状態フィードバック器9の係数はアクチュエータ
2の弾性力と粘性力を打ち消すように設定される。一
方、第1のアンプ10の係数とPID演算器8の係数は
制御系全体を安定に保つように設定される。このように
本実施例では、アクチュエータ2の弾性力と粘性力を打
ち消す特性と、制御系を安定化する特性をそれぞれ独立
して設定することができる。また、本実施例では、状態
空間論に基づいたサーボ系の制御装置として構成され、
従来のように速度制御によってアクセス制御を行うので
はなく、光ヘッドのアクセス制御を位置サーボ系として
実現することができる。
【0026】図4は本発明の他の実施例を示したブロッ
ク図である。なお、図4では図1と同一部分は同一符号
を付してある。この実施例では、トラッキング制御時と
アクセス制御時にかかわらず、ドライバ3は第2のアン
プ11の出力によって制御される。即ち、トラッキング
制御とアクセス制御を各々別の制御系によって制御する
のではなく、1つの制御系によって制御するように構成
されている。また、スイッチ14はトラッキング制御時
とアクセス制御時でオブザーバ7への信号を切り換える
スイッチであり、トラッキング制御時にはb側、アクセ
ス制御時にはa側に接続して制御モードに応じてオブザ
ーバ7の入力信号が切り換えられる。12は目標位置と
推定位置の偏差に対してPI演算を行うためのPI演算
器、13は目標速度と推定速度の偏差に対して所定の係
数を乗じる演算を行うための第3のアンプである。光ヘ
ッド1、アクチュエータ2、ドライバ3、トラックカウ
ント回路6、オブザーバ7、状態フィードバック器9、
第1のアンプ10、第2のアンプ11は図1と同じもの
である。
【0027】光ヘッド1を所望のトラックにアクセスす
る場合は、スイッチ14はa側に接続され、トラックカ
ウント回路6の出力がオブザーバ7に入力される。ま
た、第1のアンプ10に図3(a)の目標加速度、第3
のアンプ13の入力側に図3(b)の目標速度、PI演
算器12の入力側に図3(c)の目標位置がそれぞれ入
力される。こうしてアクセス制御が開始され、オブザー
バ7ではトラックカウント回路6でカウントされた光ス
ポットのトラックを横切った数とドライバ3への制御入
力から光ヘッド1の現在位置と速度を推定する演算処理
が行われる。またPI演算器12では目標位置とオブザ
ーバ7の推定位置との偏差に対してPI演算が行われ、
状態フィードバック器9ではオブザーバ7の推定位置と
推定速度に所定のフィードバック係数を乗じる演算が行
われる。
【0028】更に、第1のアンプ10では目標加速度に
所定の係数を乗じる演算が行われ、第3のアンプ13で
は目標速度とオブザーバ7の推定速度の偏差に所定の係
数を乗じる演算が行われる。第1のアンプ10、PI演
算器12、第3のアンプ13及び状態フィードバック器
9の出力は加算器で加算され、第2のアンプ11へ出力
される。そして、第2のアンプ11ではその加算値に所
定の係数を乗じる演算が行われ、得られた値は制御信号
としてドライバ3へ出力される。
【0029】一方、トラッキング制御時には、スイッチ
14はb側に切り換えられ、光ヘッド1からのトラッキ
ングエラー信号がオブザーバ7に入力される。また、図
3(a)の目標加速度と図3(b)の目標速度はそれぞ
れ0にセットされ、図3(c)の目標位置は光スポット
が追従すべきトラックにセットされる。このようにトラ
ッキング制御時には、目標加速度、目標速度、目標位置
が変えられ、この状態で各部ではアクセス制御時と同様
の制御が行われる。従って、第2のアンプ10からドラ
イバ3に光スポットが目的のトラックに追従するように
制御信号が送られ、アクチュエータ2をトラッキング方
向に変位させることでトラッキング制御が行われる。
【0030】ここで、オブザーバ7、第1のアンプ1
0、第2のアンプ11、状態フィードバック器9につい
ては、図1の実施例で説明したアルゴリズムを使用する
ことができる。また、PI演算器12については係数を
それぞれK1 ,K3 と選び、第3のアンプ13について
は係数をK2 と選べばよい。なお、各部の係数の設定に
際しては、状態フィードバック器9と第2のアンプ11
の係数はアクチュエータ2の弾性力と粘性力を打ち消す
ように設定され、第1のアンプ10、PI演算器12、
第3のアンプ13の係数は制御系全体の安定を保つよう
に設定される。
【0031】このように本実施例においても、図1の実
施例と同様にアクチュエータ2の弾性力と粘性力を打ち
消す特性と制御系を安定化する特性をそれぞれ独立して
設定でき、また光ヘッド1のアクセス制御を状態空間論
に基づいた位置サーボ系として実現することができる。
更に、本実施例では、アクセス制御とトラッキング制御
を1つの制御系で制御するために、アクセス制御とトラ
ッキング制御を切り換える際の過渡応答を考慮する必要
がなく、制御系の構成を簡単化することができる。ま
た、制御系に微分器を使用しないので、図1の実施例に
比べて雑音の影響を受けにくい利点もある。
【0032】更に、図1の実施例においても、第2のア
ンプ11の出力をドライバ3に接続し、かつ図4と同様
にスイッチ14を設けてオブザーバ7にアクセス制御時
にはトラックカウント回路6の出力を、トラッキング制
御時には光ヘッド1のトラッキングエラー信号を入力す
るように制御すれば、1つの制御系でアクセス制御とト
ラッキング制御を行うことができる。もちろん、トラッ
キング制御時には目標加速度は0にセットし、目標位置
は追従すべきトラックにセットすればよい。従って、こ
のように構成した場合には、アクセス制御とトラッキン
グ制御を切り換える際の過渡応答を考慮する必要がな
く、制御系の構成を簡単化することができる。なお、図
1,図4の実施例では、制御系をアナログ回路で構成し
たが、一部または全部をデジタル回路やCPUのプログ
ラムとして構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、弾性部材
によって支持されたアクチュエータの弾性力や粘性力を
打ち消す特性と制御系全体を安定に保つ特性をそれぞれ
独立して設定でき、また従来のような速度制御によって
光ヘッドのアクセス制御を行うのではなく、状態空間論
に基づいた位置サーボ系として構成することができる。
また、1つの制御系によって光ヘッドのアクセス制御と
トラッキング制御を行うことができ、装置の構成を大幅
に簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施例を
示したブロック図である。
【図2】図1の実施例の位置制御回路4のゲインの周波
数特性を示した図である。
【図3】目標加速度、目標速度、目標位置の例を示した
図である。
【図4】本発明の他の実施例を示したブロック図であ
る。
【図5】従来例の光ヘッド制御装置を示したブロック図
である。
【図6】図5の装置に与えられる目標速度を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 光ヘッド 2 アクチュエータ 3 ドライバ 4 位置制御回路 5,14 スイッチ 6 トラックカウント回路 7 オブザーバ 8 PID演算器 9 状態フィードバック器 10 第1のアンプ 11 第2のアンプ 12 PI演算器 13 第3のアンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性部材によって支持されたアクチュエ
    ータを有し、このアクチュエータの駆動により光ヘッド
    を記録媒体のトラッキング方向に移動させる光学的情報
    記録再生装置において、前記光ヘッドのトラッキングエ
    ラー信号から光スポットのトラックを横切った数をカウ
    ントする手段と、このカウント値と前記アクチュエータ
    のドライバへの制御入力から光ヘッドの位置と速度を推
    定する手段と、この推定位置と目標位置の偏差に対して
    PID演算を行う手段と、目標加速度に所定の係数を乗
    じる第1のアンプと、前記推定手段の推定位置と推定速
    度に所定のフィードバック係数を乗じる状態フィードバ
    ック手段と、該手段と前記PID演算手段及び第1のア
    ンプの各出力の加算された信号に所定の係数を乗じる第
    2のアンプとを備え、該第2のアンプの出力を前記アク
    チュエータのドライバに出力することによって、前記光
    ヘッドを目的のトラックにアクセスすることを特徴とす
    る光学的情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のアンプ及び状態フィードバッ
    ク手段の係数は前記アクチュエータの弾性力と粘性力を
    打ち消すように設定され、前記第1のアンプとPID演
    算手段の係数は制御系を安定に保つように設定されるこ
    とを特徴とする請求項1の光学的情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記推定手段への入力信号をトラ
    ッキング制御時とアクセス制御時で切り換えるスイッチ
    素子を有し、トラッキング制御時にはトラッキングエラ
    ー信号を前記推定手段に入力し、かつ目標加速度をゼ
    ロ、目標位置を追従すべきトラックにセットすることに
    より、光スポットが目的のトラックに追従するようにト
    ラッキング制御を行うことを特徴とする請求項1の光学
    的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 弾性部材によって支持されたアクチュエ
    ータを有し、このアクチュエータの駆動により光ヘッド
    を記録媒体のトラッキング方向に移動させる光学的情報
    記録再生装置において、前記光ヘッドのトラッキングエ
    ラー信号から光スポットのトラックを横切った数をカウ
    ントする手段と、このカウント値と前記アクチュエータ
    のドライバへの制御入力から光ヘッドの位置と速度を推
    定する手段と、この推定位置と目標位置の偏差に対して
    PI演算を行う手段と、目標加速度に所定の係数を乗じ
    る第1のアンプと、前記推定手段の推定速度と目標速度
    の偏差に所定の係数を乗じる第3のアンプと、前記推定
    手段の推定位置と推定速度に所定のフィードバック係数
    を乗じる状態フィードバック手段と、該手段と前記PI
    演算手段、第1のアンプ及び第3のアンプの各出力の加
    算された信号に所定の係数を乗じる第2のアンプとを備
    え、該第2のアンプの出力を前記アクチュエータのドラ
    イバに出力することによって、前記光ヘッドを目的のト
    ラックにアクセスすることを特徴とする光学的情報記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のアンプ及び状態フィードバッ
    ク手段の係数は前記アクチュエータの弾性力と粘性力を
    打ち消すように設定され、前記第1のアンプと第3のア
    ンプ及びPI演算手段の係数は制御系を安定に保つよう
    に設定されることを特徴とする請求項4の光学的情報記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記推定手段への入力信号をトラ
    ッキング制御時とアクセス制御時で切り換えるスイッチ
    素子を有し、トラッキング制御時にはトラッキングエラ
    ー信号を前記推定手段に入力し、かつ目標加速度と目標
    速度をゼロ、目標位置を追従すべきトラックにセットす
    ることにより、光スポットが目的のトラックに追従する
    ようにトラッキング制御を行うことを特徴とする請求項
    4の光学的情報記録再生装置。
JP15097594A 1994-07-01 1994-07-01 光学的情報記録再生装置 Pending JPH0822623A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100606699B1 (ko) * 1999-03-17 2006-07-31 엘지전자 주식회사 광픽업의 스프링 상수 보정 제어장치
CN100447872C (zh) * 2005-11-04 2008-12-31 日立乐金资料储存股份有限公司 光盘装置和光盘装置的存取控制方法

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