JPH04159669A - ディスク記録装置 - Google Patents
ディスク記録装置Info
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- JPH04159669A JPH04159669A JP2285648A JP28564890A JPH04159669A JP H04159669 A JPH04159669 A JP H04159669A JP 2285648 A JP2285648 A JP 2285648A JP 28564890 A JP28564890 A JP 28564890A JP H04159669 A JPH04159669 A JP H04159669A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
- G11B21/081—Access to indexed tracks or parts of continuous track
- G11B21/083—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ク装置のヘッド位置決め制御手段に関する。
ィスク装置は、コンピュータの大容量外部記憶媒体とし
て、非常に多く用いられている。
複数の記録媒体ディスクと、各ディスク面に対向する複
数のヘッドと、これらのヘッドを支持して目標トラック
に移動させるヘッド位置決め機構と、ヘッド位置決め機
構の動作を制御する制御回路とを主要素とする。
て実行するものが多い。まず、目標トラックからヘッド
の現在位置までのトラック数に応じた速度命令を与え、
ヘッドの速度をこれに追従させる速度フィードバック制
御系により、ヘッドを目標トラック近傍に高速移動させ
る。そこで、位置フィードバック制御系に切り換え、目
標トラックの中心に精密にヘッドを位置決めする。
は、ヘッド位置決め機構(制御対象)と補償器とヘッド
位置検呂器とからなる位l!#御系を備えた磁気ディス
ク装置において、位置制御系の前段に、この制御系の遊
動特性を持つフィルタを直列に接続し、フィルタ久方か
ら制御系出方までの伝達特性を1にして、希望する出力
応答を得る方式を提案している。
以下のような問題があった。
は、一種類の速度命令により、移動距離の短い動作から
移動距離の長い動作までのすべてを実行していることが
多い。この場合、特に移動距離の短い動作において、ア
クチュエータに十分大きな出力を発生させることは不可
能であり、十分に高速化することができない。
において、制御対象の加速度が急激に変化するため、ヘ
ッドやヘッド位置決め機構が励振され、ヘッド位置の整
定時間が長くなる。
るには、制御対象のモデルを用いねばならない。しかし
、制御対象のヘッド位置決め機構は複雑な振動モードを
持つことが多く、厳密なモデル化は不可能である。した
がって、進動特性のフィルタの入力から制御系の出力ま
での伝達特性は、正確には1にならない。このことを考
慮せずに入力を設計して動作させると、ヘッド位置決め
機構の共振点を励振し、ヘッド位置の整定時間が長くな
ることがある。
的構成を大きくは変更することなく、ヘッドの振動を抑
制し、位置決め動作を高速化したディスク記録装置を提
供することである。
ディスクと、ディスクの記録面に対向しデータを読み書
きするヘッドと、ヘッドを支持し移動させ位置決めする
機構と、ヘッドの位置を検出する手段と、検出した位置
信号を処理し前記位置決め機構に制御信号を出力する制
御手段とからなるヘッド位置制御系を有するディスク記
録装置において、ヘッドの位置決め動作の目標位置信号
を算出する手段と9位置制御系の近似逆システムのモデ
ル(逆モデル)に目標位置信号を入力し位置指令値を演
算する手段と、演算結果の位置指令値とヘッドの位置検
出信号とを比較し位置追従誤差を制御手段に出力する手
段とを備えたディスク記録装置を提案するものである。
を算出する手段と、速度制御系の近似逆システムのモデ
ル(逆モデル)に目標速度信号を入力し速度指令値を演
算する手段と、演算結果の速度指令値とヘッドの速度検
出信号とを比較し速度追従誤差を制御手段に出力する手
段とを備えたディスク記録装置を提案するものである。
号を算出する手段と、目標位置信号にヘッド位置検出ゲ
インを乗じて第一指令値を算出する手段と、第一指令値
とヘッド位置検出信号とを比較し位置追従誤差を制御手
段に出力する手段と。
ル)に目標位置信号を入力し第二指令値を演算する手段
と、第二指令値を制御手段の出力信号に加算し位置決め
機構への制御信号を出力する手段とを備えたディスク記
録装置を提案するものである。
に対向しデータを読み書きするヘッドとヘッドを支持し
移動させ位置決めする機構とヘッドの速度を検出する手
段と検出した速度信号を処理し位置決め機構への速度制
御信号を出力する制御手段とからなるヘッド速度制御系
と、前記ディスクとヘッドと位置決め機構とヘッドの位
置を検出する手段と検出した位置信号を処理し位置決め
機構への位置制御信号を出力する制御手段とからなるヘ
ッド位置制御系と、速度制御および位置制御のいずれか
を選択する切り換えスイッチとを備えたディスク記録装
置において、ヘッドの位置決め動作の目標速度信号を算
出する手段と、速度制御系の近似逆システム(逆モデル
)に目標速度信号を入力し速度指令値を演算する手段と
、演算結果の速度指令値とヘッドの速度検出信号とを比
較し速度追従誤差を速度制御手段に出力手段と、へラド
の位置決め動作の目標位置信号を算出する手段と、位置
制御系の逆モデルに目標位置信号を入力し位置指令値を
演算する手段と、演算結果の位置指令値とヘッドの位置
検出信号と比較し位置追従誤差を位置制御手段に出力す
る手段とを備えたディスク記録装置を提案するものであ
る。
を算出する手段と、速度制御系の近似逆システム(逆モ
デル)に目標速度信号を入力し速度指令値を演算する手
段と、演算結果の速度指令値とヘッドの速度検出信号と
を比較し速度追従誤差を速度制御手段に出力する手段と
、ヘッドの位置決め動作の目標位置信号を算出する手段
と、目標位置信号にヘッド位置検出ゲインを乗じ第一指
令値を算出する手段と、第一指令値とヘッド位置検出信
号とを比較し位置追従誤差を制御手段に出力する手段と
、ヘッド位置決め機構の近似逆伝達特性のモデル(逆モ
デル)に目標位置信号を入力し第二指令値を演算する手
段と、第二指令値を制御手段の出力信号に加算し位置決
め機構への制御信号を出力する手段とを備えたディスク
記録装置を提案するものである。
号の周波数成分の折り返し周波数をヘッド位置決め機構
の共振周波数に一致させる手段を備え、目標速度信号ま
たは目標位置信号を算出する手段を、目標加速度信号を
それぞれ1階または2階積分して前記目標速度信号また
は目標位置信号を算出する手段とすることができる。
周波数成分を除去するノツチフィルタにヘッド位置決め
動作の理想加速/減速パターンを入力して得られる信号
を目標加速度信号とする手段を備え、目標速度信号また
は目標位置信号を算出する手段を、目標加速度信号をそ
れぞれ1階または2階積分して前記目標速度信号または
目標位置信号を算出する手段とすることができる。
構を慣性体とみなしたモデルを含み、または、前記ヘッ
ド位置決め機構の固有振動モードのモデルを含んでいる
。
に演算する必要は無く、前記の各指令値を算出する手段
の少なくとも一部に代えて予め算出した結果の指令値デ
ータを表またはマツプとして記憶する手段を備え、その
記憶手段から再生したデータに基づき前記位置制御また
は速度制御を行なうことも可能である。
面に対向しデータを読み書きするヘッドと、ヘッドを支
持し移動させ位置決めする機構と、ヘッドの位置を検出
しトラックの境界で不連続になる第一位置信号を生成す
る手段と、位置決め機構への制御信号を生成する制御手
段とを有するディスク記録装置において、不連続な第一
位置信号をつなぎ目標位置からの偏差を表す第二位置信
号を生成する手段を備え、第二位置信号を用いてヘッド
位置を制御するディスク記録装置を提案するものである
。
ドを目標位置の近くに高速移動させる速度制御系と目標
位置に精密に位置決めする位置制御系とを切り換えて、
ヘッドを位置決めする。
御系または位置制御系の動作時間遅れの特性を打消し、
しかも、ヘッド位置決め機構の振動を抑制するような指
令値を算出する。この指令値を用いてヘッド位置決め制
御を実行するので、動作を高速化するとともに、ヘッド
の振動を防止できる。
気ディスク装置の実施例を詳細に説明する。
た磁気ディスク装置の一実施例を示すブロック図である
。本実施例は、位置制御により、ヘッドを高速かつ安定
に位置決めするものである。
より回転能動される軸に取り付けられたディスク11と
、ディスク11の外周から内周方向またはその逆方向に
移動しディスク11に記録された情報を読み取りまたは
情報をディスク11に書き込むヘッド13.14と、こ
れらのヘッド13.14を支持するヘッド位置決め機4
i115と、ヘッド13.14を取り付けたヘッド位置
決め機構15を郵動するアクチュエータ16とを備えて
いる。
ボ信号32を読み取り、データヘット14の現在位置を
検出しその位置を制御するいわゆるサーボ面サーボ方式
を採用している。位置信号復調回路31は、サーボ信号
32を取り込み、ヘッドの位置偏差に比例したヘッド位
置信号33を出力する。
61に磁気ディスク装置への入出力を命令すると、マイ
クロプロセッサ5はヘッド位置決め動作のための位置指
令[38を演算し、ディジタル/アナログ変換器DAC
55を介して出力する。この演算のため、マイクロプロ
セッサ5は。
ヘッド位置信号33を取り込む。メモリ52は、マイク
ロプロセッサ5の動作プログラムや演算に必要な各定数
等を記憶している。マイクロプロセッサ5の演算処理の
詳細については、後述する。
3を減算し、位置追従誤差信号39を出力する。補償回
路35は、位置追従誤差信号39を取り込み、制御系の
安定性を高めたり、外乱や機構振動の影響を抑制するた
めの処理を実行し、パワーアンプ21に制御信号を出力
する。パワーアンプ21は、この制御信号に基づいて、
アクチュエータ16に電気的エネルギーを供給する。
ロプロセッサ5で行なう指令値決定の原理について、第
2図を用いて説明する。
16と、パワーアンプ21とを合わせて、前記位置制御
系の制御対象1aと呼ぶ。ヘッド位置決め機構15を慣
性体、アクチュエータ16とパワーアンプ21とを線形
なゲインにモデルΔ 化すると、制御対象1aの線形慣性体モデルGp(s)
の伝達関数は、 ここで、mは機構の質量、Kaはパワーアンプのゲイン
−Kfはアクチュエータの力定数を表す。
関数をGc (s)とする。
インを表す0位置信号復調回路31は、ヘッドの位置偏
差に比例したヘッド位置信号33を発生するので、その
線形ゲインをKpと表す。(1)式、(2)式を用いて
、位置制御系の閉ループ伝達関数の近似逆システムを示
す。
□ Δ Gc(s) Gp(s) ・・・・・・(3) (3)式は、実際の位置制御系の近似逆システムである
ことから、以後これを位置制御系の逆モデルと呼ぶ。
(以後、目標位置と呼ぶ)をr (t)とおく。そのラ
プラス変換をR(s)とする。逆モデルに目標位置を入
力して得られる信号を位置制御系への指令値にすると、
次式で表すようにヘッドは応答する。
ct、(s)△ Δ 1+KpGc(s)Gp(s)Gp(s)・・・・・・
(4) ここで、Y (s)はヘッドの応答のラプラス変換を△ 示す。Gp(s)がG p (s)に厳密に一致してい
れば、(4)式の結果、ヘッドの応答Y (s)は目標
位置R(S)に等しくなる。しかし、ヘッド位置決め機
構15は複雑な振動モードを多く持つため、慣性体モデ
△ ルG p (s)では機構の固有振動を十分には抑制で
きず、したがってヘットの応答Y (s)は振動的にな
り、目標位置R(s)に等しくならない。
計手順を説明する。
、その後、時刻τで一定値になる。r(t、)の2階微
分(以後、目標加速度と呼ぶ)r(t)は第4図に示す
波形になる。これを r(t)=αtn(t−0,5で)(1−τ)1・・・
・・・(5) と定式化する。目標加速度の周波数成分は、第5図に示
すように、折返し周波数f□、f2.・・・を持つ。ま
た、目標加速度の基本振動数は1/でである。
には多くの共振点があるが、特に共振周波数frが位置
決め動作の特性を劣化させる最大の要因である。そこで
、前記目標加速度の折返し周波数f1が共振周波数fr
に一致するように、(5)式の中の次数nと移動時間τ
を選択する。なお、閉ループ位置制御系が厳密にプロパ
なため、(3)式の逆モデルは2個の微分器を持つので
、目標位置は時間について少くとも2階微分可能なこと
が必要条件である。し、たがって、第4図に示すような
加・減速を行なうには、(5)式の次数D≧1が必要条
件である。以上のように目標加速度を決めたら、第2図
の積分器91.92により目標加速度を2階積分し、目
標位置を求める。
て決める。
デルに入力して得られた信号を位置制御系への位置指令
値とすると、ヘッド位置決め機構15の共振を抑制して
、位置決め動作を高速化できる9以上が位置指令値の決
定の原理である。
6がディスクコントローラ61に磁気ディスク装置への
入出力を命令すると、マイクロプロセッサ5は位置指令
値38を計算する。
ーチャートである。
る信号の中にヘッドの位置を移動させるアクセス動作命
令があるかをチエツクする。
スクコントローラ61から目標トラック番号を読み込む
。
ッド位置信号33をADC51を介して読み込む。
タ16の力定数値をメモリ52から読み込む。アクチュ
エータの力定数は、ヘッドの位置により変化することが
あるので、その変化の様子をあらかじめ測定し、メモリ
52に表形式で格納しておく。
す機構の共振周波数をメモリ52から読み出す。
の間のトラック数から、ヘッドの移動距離を計算する。
構の共振周波数とヘッドの移動距離とから、前述の目標
加速度を表す関数(5)式の次数n。
セッサ5の処理時間刻みで割り、それ以後の処理のルー
プ回数を求める。
、これ以後は、ヘッド移動開始後の逐次処理である。
して目標位置を求める。
理し、位置指令値を計算する。
る。
終了(ループ回数二〇)までは、ステップF13からF
9に戻って、一定周期で位置指令値の出力を繰り返す。
ラ61に知らせる。
号33との偏差に基づき、乳に述べたように位置制御を
行なう。
時間遅れを位置制御系の逆モデルで補償し、目標加速度
の設計手順により、ヘッド位置決め機構の固有振動との
共振を抑制しながら、高速に位置決めできる。
で行っているが、例えば隣接トラックへの移動にだけこ
の処理手順を用いる時のように、移動距離が一定不変の
場合には、前記手順で指令値を予め計算し、装置製造時
にその時系列データをメモリ52に格納しておき、実際
の動作時にはそのデータをマイクロプロセッサ5で順次
読み呂すだけの構成にしても良い。このようにすると、
より低速のマイクロプロセッサを採用することもできる
。
号が用いられている。この方式は、互いに90°位相の
ずれた2つの三角波状のポジション信号のうち、ヘッド
の位置偏差に比例する一方の相を選択する方式であるた
め、隣接するトラックの境界で不連続なヘッド位置信号
が作られる。
た時の信号波形を第8図に示す。一方、本発明によって
1トラック以上のヘッドの移動/位置決めを行なうには
、位置指令値への追従誤差を動作中継続して検出するた
め、目標トラック中心からの位置偏差を検出する必要が
ある。
すように、線形化ポジション信号をつないで、目標トラ
ック中心からの位置偏差を表す連続した第2の位置信号
を生成する手段を持ち、これを比較回路34にフィード
バックする。第2の位置信号は、前述の線形化ポジショ
ン信号から。
ク数)×(位置偏差検出ゲイン)の値を常に減算して作
る。
ョン信号33aは、ADC31bを介して、ディジタル
シグナルプロセッサDSP31aに取り込む。次に、上
記計算を実行し、第2の位置信号33bをDAC31C
を介して出力する。
式を変えなくても、位置信号をつなぐ手段を新たに付加
すれば、前述の高速位置決め制御手順と同等の効果が得
られる。
例の構成を示すブロック図である。
令値38を出力するのと並行し、DAC57を介して加
速度指令値3aを出力するb9加速度指令値3aを補償
回路35の出力に加算する加算回路37を位置制御系に
付加したことである。
6とパワーアンプ21とを合わせて、位置制御系の制御
対象1aと呼び、その伝達関数をG p (s)と表す
。制御対象1aは機構の複雑な振動モードを持っている
が、これを簡単な伝達関数にモデル化し、その逆システ
ムを制御対象Δ の逆モデル94とする。その伝達関数をl/Gp(S)
と表す。また、位置信号復調回路31の位置偏差検出ゲ
インは線形であるが、これをKpと表す。
て、目標位置の時系列値r (t)を設計する。このラ
プラス変換をR(s)とすると、Kp−R(s)を前記
の位置指令値38、R(s) /△ G p (s)を前記の加速度指令値3aとして各々用
いる。この構成により、ヘッドの応答が第一実施例の(
4)式の結果に等しくなることを次の式で示す。
(6) 上述の原理をヘッド位置決め制御系に適用した場合の各
要素の動作は、第一実施例とほぼ同様である。マイクロ
プロセッサ5は、目標加速度を表す関数の各パラメータ
を決定し、ループ処理を開始し、目標加速度を時間につ
いて2階積分して目標位置を算出し、この値から前記の
位置指令値と加速度指令値を算出し、DAC55,57
にそれぞれ出力する。
。しかも、第一実施例では位置制御系全体の逆モデルを
用いるのに対して、本実施例は制御対象だけの逆モデル
を用いるので、指令値を計算するための処理手順は、本
実施例の方が簡単にできる。
る。本実施例は、速度制御と位置制御の組み合わせで、
ヘッドを高速かつ安定に移動させ位置決めしようとする
例である。
第二実施例と同様に動作する。位置信号復調回路31は
、サーボ信号32を取り込み、ヘッドの位置偏差に比例
したヘッド位置信号33を出力する。
装置への入出力を命令すると、マイクロプロセッサ5は
ヘッド位置決め動作のための速度指令値または位置指令
値を逐次計算し、DAC56,55を介して出力する。
および演算に必要な各定数などを記憶している。マイク
ロプロセッサ5の演算処理の詳細については後述する。
流検出信号43の近似積分とを合成し。
増幅回路42は、速度指令値44から検出速度45を減
算して、その差を線形に増幅する。
度制御から位置制御に切り換えるためにある。切り換え
は、マイクロプロセッサ5が、あらかじめ決められた条
件に従って行なう。
で行なう速度および位置指令値の決定の原理を説明する
。本実施例においても、第一実施例と同様に、第4図に
示すような加・減速により、ヘッドの移動・位置決めを
行なう。したがって、次式のように、目標加速度を時間
関数で定式化する。
”17)また、目標加速度のラプラス変換をRa (
s)と表す。目標加速度の成分は、第5図に示すように
、折り返し周波数f、、 f2・・・・・・を持ち、ヘ
ッド位置決め機構の周波数伝達特性は、第6図に示すよ
うに、共振周波数frを持つ。折り返し周波数が共振周
波数に一致するように、目標加速度の次数りと移動時間
τを設計できない場合には1周波数frでゲインが低下
するノツチフィルタ により、目標加速度を補正する。また、目標加速度の係
数αは、ヘッドの最終移動距離に応じて決める。このよ
うに目標加速度を設計したら、その目標加速度を時間に
ついて一階、二階積分し、目標速度Rv(s)、目標位
置Rp (s)を求める。
−−(9)次に、速度制御系と位置制御系の閉ループ
伝達関数の逆モデルを定義する。ヘッド位置決め機構1
5とアクチュエータ16とパワーアンプ21とを合わせ
て、制御対象1aと呼び、その伝達特性をG p (s
)と表す。また、これを簡単な伝達関数△ で表したモデルをG p (S)と表す。速度検出器4
1は、ヘッドの位置の応答Y (s)を微分する要素と
して、次のように微分器でモデル化できる。ただし、K
vは線形なゲインである。
(11)また、速度偏差増幅回路の線形なゲインをKe
と表す。以上のように定義すると、速度指令値44から
検出速度45までの伝達関数は次のようにモしたがフて
、 (12)式の逆システム(速度制御系のΔ
へ G s p (s) K e K v S G p
(s)“ また、位置制御系の逆モデルは第一実施例
で述べたように、次式になる。
(s)□工□・・・・・・(14) 次に、速度指令値と位置指令値の求め方を説明する。(
9)式の目標速度を速度制御系の逆モデル(13)式に
入力して得られる出力を速度指令値とする。また、(1
0)式の目標位置を位置制御系の逆モデル(14)式に
入力して得られる出力を位置指令値とする。
ィスクコントローラ61に磁気ディスク装置への入出力
を命令すると、マイクロプロセッサ5は、制御モードス
イッチ36を速度制御系の側に切り換える。そして、速
度指令値44と位置指令値38を計算し、出力する。
フローチャートである。
る信号の中にヘッド位置を移動させるアクセス動作命令
があるかをチエツクする。
制御系に切り換える。
トラック番号を読み込む。
ド位置信号をADC51を介して読み込む。
タの力定数値を読み込む。アクチュエータ16の力定数
は、ヘッドの位置により変化することがあるので、その
変化の様子を予め測定し、メモリ52に表形式で格納し
ておく。
機構の共振周波数をメモリ52から読み出す6 ステップF7では、ヘッドの現在位置と目標トラック間
のトラック数とから、ヘッドの移動距離を計算する。
構の共振周波数とヘッドの移動距離とから、目標加速度
を表す関数(7)式の次数り、移動時間で、係数αを決
定する。
プロセッサ5の処理時間刻みで割りそれ以後の処理のル
ープ回数を求める。
後の逐次処理である。
うので、ステップFIOの判別はYである。
める。
に入力して処理し、速度指令値を計算する。
出力する。また、ヘッドが目標トラックに接近してから
は、制御モードスイッチによって位置制御系に切り換え
るので、ステップFIOの判別はNである。
求める。
に入力して処理し1位置指令値を計算する。
る。
、ループ回数を1ずつ減らす。
8からFIOに戻って、一定周期で速度または位置指令
値の出力を繰り返す。
ラ61に知らせる。
8とを用いて、速度制御と位置制御を行なう。制御モー
ドスイッチ36の切り換え条件は、例えばヘッドが目標
トラック中心の手前1トラック以内に達し、しかも予め
定めた値まで検出速度45が低下した場合とする。この
切り換えのために、マイクロプロセッサ5はADC58
を介して検出速度信号45を常に取り込んでいる。
いて、機構の共振を抑制しながらヘッド位置決め動作を
高速に実現できる。
を従来方法と比較して第16図に示す。
中のヘッドの加速度波形を従来方法と比較して第17図
に示す。
間が短いことは明らかである。しかも、本発明によれば
、速度制御系から位置制御系に切り換わる瞬間に、ヘッ
ドの加速度が急激に変化しないので、残留振動が発生し
ない。本発明で、ヘッドの加速度の急激な変化を防止で
きるのは、既に述べたように、目標速度と目標位置とを
共通する一つの目標加速度から設計しており、切り換え
時点の前後で、アクチュエータへの制御入力が連続して
いるためである。
るように位置決め動作の目標値(目標位置。
記目標値を入力し、その出力を各制御系への指令値信号
にしている。したがって、動作中のヘッドの振動を防止
し、各制御系に固有の動作時間遅れを打ち消し、ヘッド
を目標トラック中心まで高速に移動させることができる
。
不連続な線形化ポジション信号をつなぎ、目標トラック
中心からの位置偏差を表す連続な第二位置信号を生成す
る。この方式により、現在の多くの磁気ディスク装置で
採用されている2相ポジション信号方式を変更せずに、
(1)で述べた本発明の高速位置決め制御法を現在の多
くの磁気ディスク装置にそのまま適用できる。
切り換えてヘッドの位置決め動作を行なう場合に、速度
制御系に入力する速度指令値と位置制御系に入力する位
置指令値を共通する一つの目標加速度から作る。その結
果、制御系の切り換え時にヘッド加速度が不連続に変化
しないので、整定時間を短縮ができる。
計算する処理の少なくとも一部に代えて、予め計算した
指令値を表またはマツプとしてメモリに格納しておく構
成も採用可能である。このようにすると、マイクロプロ
セッサはメモリから必要な値を逐次読み出し、DA変換
器に出力するだけでよい。したがって、より低速で安価
なマイクロプロセッサを用いても、ヘッドを高速に位置
決めできる。
実施例を示すブロック図、第2図は第1図実施例の動作
原理を示すブロック図、第3図は移動距離の時間的変化
の一例を示す図、第4図は目標加速度の時間的変化の一
例を示す図、第5図は目標加速度の周波数成分の一例を
示す図、第6図はヘッド位置決め機構の伝達特性をの一
例を示す図、第7図は第1図実施例のマイクロプロセッ
サの処理手順の一例を示すフローチャート、第8図は線
形化ポジション信号の波形の一例を示す図。 第9図は線形化ポジション信号をつないで作る第二位置
信号の波形の一例を示す図、第10図は線形化ポジショ
ン信号から第二位置信号を作る回路の一例のブロック図
、第11図は本発明の第二実施例を示すブロック図、第
12図は第11図実施例の動作原理を示すブロック図、
第13図は本発明の第三実施例を示すブロック図、第1
4図は第三実施例の動作原理を示すブロック図、第15
図は第13図実施例のマイクロプロセッサの処理手順の
一例を示すフローチャート、第16図は発明の上記各実
施例によるヘッド位置決め動作の応答を従来方法と比較
して示す図、第17図は同じく本発明の上記各実施例に
よるヘッド位置決め動作中のヘッドの加速度波形を従来
方法と比較して示す図である。 1・・・磁気ディスク装置機構部、11・・ディスク、
12・・・サーボ面、13・・・サーボヘッド。 14・・・データヘッド、 15・・・ヘッド位置決め機構。 16・・・アクチュエータ、 17・・・スピンドルモータ、 21・・・パワーアンプ、 31・・・位置信号復調回路、31a・・・ディジタル
シグナルプロセッサ(DSP)、31b・・・アナログ
・ディジタル変換器(ADC)、31 c・・・ディジ
タル・アナログ変換器(DAC)、31d・・・残トラ
ック数信号、 32・・・サーボ信号、33・・・ヘッド位置信号。 33a・・・線形化ポジション信号、 33b・・・第二位置信号、34・・・比較回路、35
・・・補償回路、37・・・加算回路、38・・・位置
指令値、39・・・位置追従誤差信号、3a・・・加速
度指令値、41・・・速度検出器、42・・・速度偏差
増幅回路、43・・・電流検出信号、44・・・速度指
令値、45・・・検出速度信号、5・・・マイクロプロ
セッサ、51,58・・・ADC。 52・・・メモリ、55,56,57・・・DAC16
・・・CPU、61・・・ディスクコントローラ、90
・・・ノツチフィルタ、91.92・・・積分器、93
・・・位置制御系の逆モデル、 94・・・制御対象の逆モデル、 95・・・速度制御系の逆モデル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、データ記録媒体ディスクと、ディスクの記録面に対
向しデータを読み書きするヘッドと、ヘッドを支持し移
動させ位置決めする機構と、ヘッドの位置を検出する手
段と、検出した位置信号を処理し前記位置決め機構に制
御信号を出力する制御手段とからなるヘッド位置制御系
を有するディスク記録装置において、 ヘッドの位置決め動作の目標位置信号を算出する手段と
、 前記位置制御系の近似逆システムのモデル(逆モデル)
に前記目標位置信号を入力し位置指令値を演算する手段
と、 演算結果の位置指令値と前記ヘッドの位置検出信号とを
比較し位置追従誤差を前記制御手段に出力する手段と を備えたことを特徴とするディスク記録装置。 2、データ記録媒体ディスクと、ディスクの記録面に対
向しデータを読み書きするヘッドと、ヘッドを支持し移
動させ位置決めする機構と、ヘッドの速度を検出する手
段と、検出した速度信号を処理し前記位置決め機構に制
御信号を出力する制御手段とからなるヘッド速度制御系
を有するディスク記録装置において、 ヘッドの位置決め動作の目標速度信号を算出する手段と
、 前記速度制御系の近似逆システムのモデル(逆モデル)
に前記目標速度信号を入力し速度指令値を演算する手段
と、 演算結果の速度指令値と前記ヘッドの速度検出信号とを
比較し速度追従誤差を前記制御手段に出力する手段と を備えたことを特徴とするディスク記録装置。 3、データ記録媒体ディスクと、ディスクの記録面に対
向しデータを読み書きするヘッドと、ヘッドを支持し移
動させ位置決めする機構と、ヘッドの位置を検出する手
段と、検出した位置信号を処理する制御手段とからなる
ヘッド位置制御系を有するディスク記録装置において、 ヘッドの位置決め動作の目標位置信号を算出する手段と
、 前記目標位置信号にヘッド位置検出ゲインを乗じて第一
指令値を算出する手段と、 前記第一指令値と前記のヘッド位置検出信号とを比較し
位置追従誤差を前記制御手段に出力する手段と、 前記ヘッド位置決め機構の近似逆伝達特性のモデル(逆
モデル)に前記目標位置信号を入力し第二指令値を演算
する手段と、 前記第二指令値を前記制御手段の出力信号に加算し前記
位置決め機構への制御信号を出力する手段と を備えたことを特徴とするディスク記録装置。 4、データ記録媒体ディスクとディスクの記録面に対向
しデータを読み書きするヘッドとヘッドを支持し移動さ
せ位置決めする機構とヘッドの速度を検出する手段と検
出した速度信号を処理し前記位置決め機構への速度制御
信号を出力する制御手段とからなるヘッド速度制御系と
、前記ディスクとヘッドと位置決め機構とヘッドの位置
を検出する手段と検出した位置信号を処理し前記位置決
め機構への位置制御信号を出力する制御手段とからなる
ヘッド位置制御系と、速度制御および位置制御のいずれ
かを選択する切り換えスイッチとを備えたディスク記録
装置において、 ヘッドの位置決め動作の目標速度信号を算出する手段と
、 前記速度制御系の近似逆システム(逆モデル)に前記目
標速度信号を入力し速度指令値を演算する手段と、 演算結果の速度指令値と前記ヘッドの速度検出信号とを
比較し速度追従誤差を前記速度制御手段に出力手段と、 ヘッドの位置決め動作の目標位置信号を算出する手段と
、 前記位置制御系の逆モデルに前記目標位置信号を入力し
位置指令値を演算する手段と、 演算結果の位置指令値と前記ヘッドの位置検出信号と比
較し位置追従誤差を前記位置制御手段に出力する手段と を備えたことを特徴とするディスク記録装置。 5、データ記録媒体ディスクとディスクの記録面に対向
しデータを読み書きするヘッドとヘッドを支持し移動さ
せ位置決めする機構とヘッドの速度を検出する手段と検
出した速度信号を処理し前記位置決め機構への速度制御
信号を出力する制御手段とからなるヘッド速度制御系と
、前記ディスクとヘッドと位置決め機構とヘッドの位置
を検出する手段と検出した位置信号を処理し前記位置決
め機構への位置制御信号を出力する制御手段とからなる
ヘッド位置制御系と、速度制御および位置制御のいずれ
かを選択する切り換えスイッチとを備えたディスク記録
装置において、 ヘッドの位置決め動作の目標速度信号を算出する手段と
、 前記速度制御系の近似逆システム(逆モデル)に前記目
標速度信号を入力し速度指令値を演算する手段と、 演算結果の速度指令値と前記ヘッドの速度検出信号とを
比較し速度追従誤差を前記速度制御手段に出力する手段
と、 ヘッドの位置決め動作の目標位置信号を算出する手段と
、 前記目標位置信号にヘッド位置検出ゲインを乗じ第一指
令値を算出する手段と、 前記第一指令値と前記ヘッドの位置検出信号とを比較し
位置追従誤差を前記制御手段に出力する手段と、 前記ヘッド位置決め機構の近似逆伝達特性のモデル(逆
モデル)に前記目標位置信号を入力し第二指令値を演算
する手段と、 前記第二指令値を前記制御手段の出力信号に加算し前記
位置決め機構への制御信号を出力する手段と を備えたことを特徴とするディスク記録装置。 6、請求項1ないし5のいずれか一項の記載のディスク
記録装置において、 当該ディスク記録装置が、目標加速度信号の周波数成分
の折り返し周波数を前記ヘッド位置決め機構の共振周波
数に一致させる手段を備え、前記目標速度信号または目
標位置信号を算出する手段が、前記目標加速度信号をそ
れぞれ1階または2階積分して前記目標速度信号または
目標位置信号を算出する手段からなる ことを特徴とするディスク記録装置。 7、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のディスク
記録装置において、 当該ディスク記録装置が、前記ヘッド位置決め機構の共
振周波数成分を除去するノッチフィルタにヘッド位置決
め動作の理想加速/減速パターンを入力して得られる信
号を目標加速度信号とする手段を備え、 前記目標速度信号または目標位置信号を算出する手段が
、前記目標加速度信号をそれぞれ1階または2階積分し
て前記目標速度信号または目標位置信号を算出する手段
からなる ことを特徴とするディスク記録装置。 8、請求項1ないし7のいずれか一項の記載のディスク
記録装置において、 前記の各逆モデルが、前記ヘッド位置決め機構を慣性体
とみなしたモデルを含んでいることを特徴とするディス
ク記録装置。 9、請求項1ないし7のいずれか一項の記載のディスク
記録装置において、 前記の各逆モデルが、前記ヘッド位置決め機構の固有振
動モードのモデルを含んでいることを特徴とするディス
ク記録装置。 10、請求項1ないし9のいずれか一項の記載のディス
ク記録装置において、 前記の各指令値を算出する手段の少なくとも一部に代え
て予め算出した結果の指令値データを表またはマップと
して記憶する手段を備え、当該記憶手段から再生したデ
ータに基づき前記位置制御または速度制御を行なうこと
を特徴とするディスク記録装置。 11、データ記録媒体ディスクと、ディスクの記録面に
対向しデータを読み書きするヘッドと、ヘッドを支持し
移動させ位置決めする機構と、ヘッドの位置を検出しト
ラックの境界で不連続になる第一位置信号を生成する手
段と、前記位置決め機構への制御信号を生成する制御手
段とを有するディスク記録装置において、 不連続な第一位置信号をつなぎ目標位置からの偏差を表
す第二位置信号を生成する手段を備え、第二位置信号を
用いてヘッド位置を制御することを特徴とするディスク
記録装置。
Priority Applications (2)
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- 1990-10-23 JP JP2285648A patent/JP3030513B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1991
- 1991-10-23 US US07/780,783 patent/US5229896A/en not_active Expired - Lifetime
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