JP2611049B2 - 追従制御装置の整定監視方式 - Google Patents

追従制御装置の整定監視方式

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JP2611049B2
JP2611049B2 JP3014624A JP1462491A JP2611049B2 JP 2611049 B2 JP2611049 B2 JP 2611049B2 JP 3014624 A JP3014624 A JP 3014624A JP 1462491 A JP1462491 A JP 1462491A JP 2611049 B2 JP2611049 B2 JP 2611049B2
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置のヘ
ッド位置決めサーボ機構のような追従制御装置に関し、
特に、過渡状態が終結し所定の整定条件を満足したこと
を検知する追従制御装置の整定監視方式に関する。磁気
ディスク装置においては、大容量化を図るために同心円
状の記録トラックの間隔は年々短くなってきており、ヘ
ッド位置決めサーボの精度要求も年々厳しくなってきて
いる。
【0002】一般にディスク装置はデータの蓄積用とし
て用いられることが多いために、位置決めを誤って既に
書込みトラックのデータを消したり、弱めたりすること
は絶対に避けなければならない。このため通常の書込み
時には、被制御量であるヘット位置信号を監視し、所定
の閾値を越えると追従制御エラーとして上位装置(コン
ピュータ等)に報告する。
【0003】一方、ディスク装置においては、要求のあ
ったデータをアクセスするため、シークと呼ばれるヘッ
ド移動も行なわなければならない。シーク動作の終了
は、ヘッド移動が完了して所望の目的トラックに位置決
めし、この位置決め状態で過渡応答の整定が終った時点
であり、このシーク終了時点以降はデータ書込みを行う
ことから追従制御エラーは許されない。
【0004】このように磁気ディスク装置においては、
シーク動作後の追従制御の整定監視が必要であり、この
監視方式の判定基準は、隣接するトラックのデータの再
生信号レベルを低下せしめないオフトラック値より低め
の余裕(マージン)を持った値に設定される。そして判
定基準値の範囲におさまっている時間が一定の整定監視
時間となったときに整定完了と判断して書込みを行って
いる。しかし、従来の整定監視は、エラーレートを高め
るために整定監視時間を長目にとると、アクセス時間が
長くなるという問題があり、必要最小限の整定監視時間
でエラーレートを下げることのできる整定監視が望まれ
る。
【0005】
【従来の技術】図11にディスク装置の従来の整定監視
方式を示したブロック図である。図11において、10
0は磁気ディスク装置であり、磁気ヘッド102で再生
された位置情報信号は位置検出器104で増幅、復調さ
れ、追従するための目標トラックからの誤差を示す位置
誤差信号PEを出力する。
【0006】108はディジタルサーボ処理を実行する
サーボMPUであり、位置検出器104からの位置誤差
信号PEをAD変換器106でディジタル量に変換して
読取る。サーボMPU108はディジタルフィルタや状
態推定法を用いて追従制御のための必要な計算を行な
い、デジィタル駆動量を算出する。サーボMPU108
からのディジタル駆動量はDA変換器110によりアナ
ログ信号に変換され、パワーアンプ112で電力増幅さ
れた後にアクチュエータ(VCM)114を必要量だけ
動かす。アクチュエータ114が動くことにより磁気ヘ
ッド102の位置が変化するので、ヘッド位置信号も変
化しフィードバックをかけることができる。
【0007】一方、位置検出器104からの位置差信号
PEはウィンドウコンパレータ116にも供給され、追
従誤差の許容限界を示す閾値と比較される。書込中に位
置誤差信号PEが閾値より大きくくなれば、AND回路
118を介してサーボエラー信号がインタフェースMP
U120に通知され、更に上位装置200に通知され
る。
【0008】サーボMPU108は位置誤差信号PEの
AD変換値を基づき、常に整定監視を行なっており、整
定が完了するとシーク完了信号をインタフェースMPU
120へ送出する。サーボMPU108における整定監
視の代表的な方式を図12に示す。図12において、シ
ーク動作が完了して追従制御を開始した時刻tをt=0
とする。この時点で図12(a)に示すように、位置誤
差信号PEには大きな位置誤差があり、斜線部で示す整
定領域に入っていない。この整定領域の限界値は図11
のウィンドウコンパレータ116の閾値より小さ目に設
定しておく。
【0009】図12(b)は位置誤差信号PEが整定領
域より外れている時に発生する位置オーバ信号OPであ
る。サーボMPU108はハードウェアあるいはファー
ムウェアでなる整定監視用のタイマカウンタ(以下「セ
トリングカウンタ」という)を内蔵しており、位置オー
バ信号OPがHレベルの時、セトリングカウンタは予め
定めた整定監視時間Tst1を与える所定値にプリセッ
トされ続けている。
【0010】位置誤差信号PEが整定領域に入って位置
オーバ信号OPがLレベルの時は、セトリングカウンタ
はデクレメントされ、セトリングカウンタ値が0になる
と、これを検出して図12(d)のシーク完了信号を上
げる。このように、従来の整定監視方式では、位置誤差
信号PEが整定領域にある一定時間Tst1に亘り入っ
ていたことを検出して整定終了(シーク完了)としてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の整定監視方式にあっては、一端整定終了と判
定した後に追従制御エラーが発生することがあり、その
原因を追求すると、図13のような場合である。即ち、
位置誤差信号PEは、ある整定監視時間内Tst1のあ
いだ整定領域内にあり、シーク完了信号を送出する条件
を満足しているが、その直後に整定領域から外れてしま
っている。
【0012】これを改善するには整定監視時間Tst1
を長くすれば良いが、整定監視時間Tst1を長くする
と正常動作の場合においても監視時間が長くなり、シー
ク完了信号が遅くなってディスク装置のアクセス時間が
長くなる問題がある。図14は監視時間Tst1を横軸
に、追従制御エラーの発生頻度の対数(エラーレート)
を縦軸に取ったもので、あるエラーレート、例えば10
の−12乗を前提に整定監視時間Tst1を決定してい
る。
【0013】このように整定監視時間Tst1はアクセ
ス時間を短縮し、ディスク装置を高速化するためには小
さくする事が望ましいが、許容できるエラーレートをも
満足しなければならないのであまり小さくできない。一
般に図13のようなケースは、制御対象となる機構部が
複数の共振構造を有しており、シーク時の大加速度を受
けて複数の共振構造が励起され、異なる周波数の減衰振
動が残留して重畳するような場合に多発する。
【0014】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、監視時間を長くすることなくエラー
レートを低減できる追従制御装置の整定監視方式を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、追従制御手段1により駆動さ
れる制御負荷2の過渡応答の整定を監視する追従制御装
置の整定監視方式を対象とする。このような追従制御装
置の整定監視方式として本発明にあっては、追従制御手
段1に設けられ、制御負荷2の状態を推定する状態推定
手段3と、少くとも制御負荷2の出力量yと状態推定手
段3で求めた状態推定量X(推定量)を入力して整定評
価関数mを算出する整定評価関数計算手段4と、整定監
視の時間経過を計数するカウンタ手段5と、整定評価関
数計算手段4の算出結果mとカウント手段5の計数値C
trを比較し、この比較結果に応じてカウント手段5に設
定している整定監視時間を算出結果mに置き換える比較
手段6と、カウント手段5の計数値Ctrが設定整定時間
に達した時に整定完了通知を発行する整定終了判定手段
7とを設け、制御負荷2の出力量yのみならず状態推定
手段3で求めた状態推定量X(推定量)も所定の条件を
満足したことを判定して整定終了を検知することを特徴
とする。
【0016】例えば追従制御手段1は、制御負荷2とし
てのヘッドを回転記録媒体に位置決め制御するサーボ制
御器であり、状態推定手段3によりヘッドの移動速度v
(推定量)を求め、整定評価関数計算手段4でヘッドの
位置yと移動速度v(推定量)に基づいて整定評価関数
としての整定監視必要時間mを算出する。尚、状態推定
手段3で求められる状態推定量X及び移動速度vには、
通常は推定量であることを示すハット印を、例えば後述
する図9のS4中の式のように設けるが、文中において
は上記のように移動速度v(推定量)として表現する。
【0017】ここでカウント手段5は、予め定めた整定
監視時間の初期値Noをプリセットし、比較手段6によ
り初期値Noを整定評価関数計算手段4の計算結果mに
置き換えられる。またカウント手段5は、プリセットさ
れた初期値No又は比較手段6によりプリセットされた
計算結果mを、整定監視時間の経過に伴ってダウンカウ
ントした計数値Ctrを出力する。
【0018】更に比較手段6は、カウント手段5の計数
値Ctrと整定評価関数計算手段4の計算結果mを比較
し、計数値Ctrが計算結果mより大きい場合、即ち、C
tr>m場合は、カウント手段5に計算結果mをプリセッ
トせずにダウンカウントを継続する。
【0019】また比較手段6は、計数値Ctrと計算結果
mを比較し、計数値Ctrが計算結果m以下の場合は、即
ち、 Ctr≦m の場合は、カウント手段5に計算結果mをプリセットし
てダウンカウントを継続する。
【0020】更に整定終了判定手段7は、カウント手段
5の計数値Ctrが零になったことを判定して整定完了通
知を発行する。
【0021】
【作用】このような構成を備えた本発明による追従制御
装置の整定監視方式によれば、状態推定手段3は制御負
荷2の出力量yのみなず他の状態X(推定量)も推定し
ており、ディスク装置の場合、位置推定値y(推定量)
の他に速度推定値v(推定量)等もベクトルX(推定
量)は含まれている。
【0022】そこで整定監視に位置yの他に速度推定値
v(推定量)をも用いると、一義的名整定監視時間の設
定では整定後に発生した追従制御オラーも救済できる。
即ち、エラー発生点の直前では速度成分v(推定量)と
位置y(推定量)が共に増加しており、整定領域から外
れるよう動いていることが予測できるので、初期設定し
た監視時間より少し長い時間の監視が必要と判断でき
る。
【0023】
【実施例】図2は本発明の一実施例を磁気ディスク装置
を例にとって示した実施例構成図である。図2におい
て、10はディスク機構部であり、ディスク機構部10
には記録媒体としてスピンドルモータにより定速回転さ
れる複数枚の磁気ディスクが内蔵され、記録用の磁気デ
ィスクに対してはヘッドICを内蔵した書込及び読出用
のR/Wヘッド12が設けられ、またサーボディスクに
対しては同じくヘッドICを内蔵したサーボヘッド14
が設けられる。
【0024】R/Wヘッド12及びサーボヘッド14は
VCMを用いたアクチュエータ16により磁気ディスク
の径方向に移動され、ヘッドを適宜のトラックに位置合
せすることができる。サーボヘッド14からはサーボデ
ィスクに書き込まれたサーボ信号が読み出され、サーボ
復調回路18に与えられる。サーボ復調回路18はAG
C回路20、ピークホールド回路22、差及び和作成回
路24、同期検出回路26、PLL回路28を備える。
【0025】AGC回路20はサーボ信号をAGC増幅
し、ピークホールド回路22においてサーボ信号のピー
ク値を検出し、ピークホールド回路22の出力を差及び
和作成回路24に与えることで2相位置信号POSN及
びPOSQを作成する。具体的には、図3に示すように
サーボトラックの磁気反転記録状態に対しサーボヘッド
14が例えば図示のようにシリンダCY0からCY2に
移動したとすると、各シリンダ位置に対応して示すサー
ボ信号が得られる。
【0026】このサーボ信号がピークホールド回路22
に与えられて大きな振幅が2つ続く同期信号部分の間に
存在する4つのピーク部分をピークホールドし、それぞ
れの和および差を取ることで2相位置信号POSN及び
POSQを作り出す。このようにして作り出された2相
位置信号POSN及びPOSQからは、図4に示すよう
に差信号(N−Q)及び和信号(N+Q)がそれぞれ作
り出され、この差信号及び和信号から例えばトラックク
ロッシングパルスTXPLを得ることができ、シーク制
御の際にトラッククロッシングパルスTXPLをトラッ
ククロスカウンタ75で計数して目標トラック位置まで
に通過したトラック数を求めることができる。
【0027】勿論、シーク終了後にヘッドを目的とする
トラックに位置決めする追従制御においても、例えば位
置信号POSNが使用され、位置信号POSNが常に0
となるように追従制御を行う。再び図2を参照するに、
サーボ復調回路18に設けられた同期検出回路26は、
図3に示したサーボ信号の同期成分を検出してPLLを
制御し、ピークホールド回路22においてサーボ信号の
同期部分を除く間のピーク部分を検出するタイミングを
作り出す。
【0028】このようなサーボ復調回路18としては、
例えばシリコンシステム社(SSI社)製のSSI32
H567を用いることができる。サーボ復調回路18か
ら得られた信号POSN及び信号POSQはAD変換器
30,32でディジタル量に変換され、DSPバス36
に送り出される。また、トラックカウンタ75で計数さ
れた通過トラック数も入力回路34を介してDSPバス
36に送り出される。
【0029】40はサーボ制御用DSPであり、演算及
び制御回路42、内部データRAM44、DSP内部レ
ジスタ46及びタイマ等の周辺I/O48を備え、DS
Pバス36を介してサーボ復調回路18からのサーボ復
調情報を受け、また、プログラム格納ROM52に格納
されたサーボ制御用プログラムを使用してサーボ制御を
実行する。
【0030】尚、サーボ制御用DSP40に対してはク
ロック供給回路50が設けられる。また、サーボ制御用
DSP40はDSPバス36、交信用レジスタ54、イ
ンタフェース用MPU56、更にインタフェース制御回
路58を介して上位コンピュータとの間で交信でき、上
位コンピュータからのアクセス指令を受けてシーク制御
及びシーク制御完了後の追従制御を実行する。
【0031】この追従制御において、サーボ制御用DS
P40は後の説明で明らかにする状態空間法で得られた
状態量と、アクチュエータ16による制御量との両方を
用いた整定条件の判定を行うようになる。このようなサ
ーボ制御用DSP40としては、例えばテキサスインス
ツルメンス社のTMS320C25を用いることができ
る。
【0032】サーボ制御用DSP40で演算された制御
量は、DSPバス36からDAコンバータ60に与えら
れてアナログ信号に変換され、パワーアンプ62で電力
増幅してアクチュエータ16のVCMを駆動する。一
方、R/Wヘッド12に対しては書込・読出回路64及
びフォーマッタ回路66が設けられ、書込アクセス時に
は上位コンピュータからの書込データを使用して書込動
作を行う。一方、読出アクセスに対してはR/Wヘッド
12から読み出した読出データを上位のコンピュータに
送出する。
【0033】図5は図2のサーボ制御用DSPによって
実現される本発明の整定監視方式の基本構成を示したブ
ロック図である。図5において、68は加算点、70は
状態空間法による状態推定機能を備えたオブザーバ制御
器、72は制御負荷であり、本発明にあってはディスク
機構部に設けたアクチュエータ及びそれにより駆動され
るヘッドである。74は整定評価関数計算部である。
【0034】まず、オブザーバ制御器70による追従制
御にあっては、加算点68に基準値rと制御負荷の出力
量yを入力し、両者の偏差が等しくなるようにオブザー
バ制御器70は駆動量uを制御負荷72に与える。出力
量yは前述のトラッククロスカウンタと信号POSN,
POSQから算出される。このような追従制御に加えて
オブザーバ制御器70には制御負荷の出力量y、即ちヘ
ッド位置yと駆動量uとに基づいて制御負荷72の状態
を状態空間法に基づいてシミュレーションする状態推定
機能を備える。
【0035】この状態推定機能によりオブザーバ制御器
70からは状態推定量X(推定量)が得られる。この状
態推定量X(推定量)には例えばヘッドの速度成分が含
まれる。整定評価関数計算部74は、従来、制御負荷7
2の出力量y、即ちヘッド位置yのみを用いていたもの
を本発明にあってはオブザーバ制御器70から得られた
状態推定量X(推定量)を加えた推定評価関数の演算を
行い、整定監視必要時間mを出力する。
【0036】まず本発明のオブサーバ制御器70(図2
ではサーボ制御用DSP)で行われる状態空間法による
磁気ディスク装置のヘッド位置の追従制御を説明する。
磁気ディスク装置の第1近似として2重積分要素で図2
のディスク機構部10を近似すると、状態ベクトルを、
【0037】
【数1】
【0038】とし、VCM駆動量をuとすれば、
【0039】
【数2】
【0040】となる。この基本式の各マトリックスは、
【0041】
【数3】
【0042】但し、bはディスク機構部16の定数で、
通常は、 b=Bl/m=(等価アクチュエータ力定数)/(等価ヘッド先端質量[Kg]) と表わされる。これを離散系で考えると、サンプリング
周期をTとして、
【0043】
【数4】
【0044】となる。ここで Tvn =Vn2 b/2=g とおくと、
【0045】
【数5】
【0046】である。従って、オブザーバ制御を行う場
合のオブザーバ方程式は、
【0047】
【数6】
【0048】となり、コントローラ方程式は、
【0049】
【数7】
【0050】となる。この2つの式から
【0051】
【数8】
【0052】を消去すると、
【0053】
【数9】
【0054】が得られる。故に、
【0055】
【数10】
【0056】の3つの式により、現在の駆動量un と位
置検出値xn から次の駆動量un+1 を決定すればよい。
ここでL1,L2 ,K1 ,K2 を最適に決定するには、
既存のLQR法等によりリカッチ方程式を解けば良い。
このような状態空間法の詳細は、例えば1990年発
行、 AddisonWesly著「Digital
Control of DynamicSystem
(Second Edition)」に示される。
【0057】次に本発明で用いる整定評価関数について
説明する。いま関数posit (x)を x>0ならば posit (x)=1 x≦0ならば posit (x)=0 と定義する。
【0058】図6に示す従来の整定整定評価関数は、
【0059】
【数11】
【0060】と表わされる。本発明の整定評価関数の一
例として、
【0061】
【数12】
【0062】を使用する。この整定評価関数は図6の従
来例のようにステップ状態に変化するのではなく、図7
に示すように漸次変換する傾斜部分を設けたもので、ラ
ンダム雑音の多い場合に効果がある。また本発明の整定
評価関数の他の例としては、
【0063】
【数13】
【0064】を使用する。この整定評価関数は、位置誤
差yn と速度推定値Vn (推定量)の両方により整定監
視されるもので、Mの大きさを等高線図で示すと図8の
ようになる。また、この整定評価関数は雑音成分が少な
く、残留振動成分が多い場合に有効であり、図2の実施
例におけるヘッド位置の追従制御の整定監視に最適とい
える。
【0065】更に本発明の他の整定評価関数として、
【0066】
【数14】
【0067】を使用する。この整定評価関数は、図6の
従来例と似ているが、追従制御が開始された時の位置誤
【0068】
【数15】
【0069】と速度推定値
【0070】
【数16】
【0071】によって定数mo が決定されるものであ
り、シーク制御から追従制御へ切替わるときの位置及び
速度が大きいバラツキをもつ場合に有効である。ここで
定数mo は、位置誤差又は速度推定値が大きいときに小
さくなるように選ぶ。図9は図2のサーボ制御用DSP
40で実行される本発明の整定監視処理を示したフロー
チャートである。
【0072】ヘッドのシーク制御が終了して目的トラッ
クにヘッドを追従させるための追従制御に切り替わる
と、図9のフローチャートが実行される。まずステップ
S1(以下「ステップ」は省略)でセトリングカウンタ
CtrをCtr=Noに初期化する。このセトリングカウン
タに対する初期値Noとしては、例えば図14に示した
ようなエラーレート10の−12乗を与えるような監視
時間Tst1で良い。
【0073】続いてS2でサンプリングタイムへの到達
の有無をチェックし、サンプリングタイムに到達する
と、S3でそのときのヘッド駆動量un と出力量xn を
サンプリングし、ステップS4で前述した状態空間法に
従った計算を実行し、次の(n+1)における駆動量u
n+1 を求める。このとき、同時に誤差yn+1 及び速度推
定値Vn+1 (推定量)も得られる。
【0074】次に、S5でS4から得られた位置誤差y
n+1 及び速度推定値Vn+1 (推定量)の両方を用いて図
7及び図8に示したような整定評価関数Nを用いて整定
監視必要時間nを計算する。次にS6に進んで、そのと
きのセトリングカウンタの計数値Ctrが0以下か否かチ
ェックし、0であれば整定状態にあることから以後の整
定監視処理を行わずにS2に戻って、S2〜S5の処理
を繰り返す。
【0075】一方、S6でセトリングカウンタの計数値
Ctrが0より大きい整定監視中にあってはS7に進み、
そのときのセトリングカウンタの計数値CtrがS5で求
めた整定監視必要時間mより大きいか否か判定する。セ
トリングカウンタの計数値Ctrが整定必要監視時間mよ
り大きければ、計数値Ctrに亘る整定監視が終了した後
はヘッド速度成分を考慮しても追従制御エラーを起こす
可能性がないことから、S8をスキップしてセトリング
カウンタの計数値CtrをそのままにしてS9でセトリン
グカウンタCtrの減算を行う。
【0076】一方、S7でそのときのセトリングカウン
タの計数値CtrがS5で求められた整定監視必要時間m
より小さかった場合には、現在のセトリングカウンタの
計数値Ctrによる整定監視では状態空間法による推定か
ら追従制御エラーを起こす可能性があることから、S8
に進んでセトリングカウンタの計数値Ctrをより大きな
整定必要監視時間mに置き換えるプリセットを行った
後、S9に進んで整定監視必要時間mに置き換えられた
セトリングカウンタの計数値Ctrの減算を行う。
【0077】続いて図10に示すように、S10に進ん
で、セトリングカウンタの計数値Ctrが0以上か否かチ
ェックし、0以上であれば整定監視中にあることから図
9のS2に戻って同様な処理を繰り返す。図10のS1
0でセトリングカウンタの計数値Crtが0であることが
判別されるとS11に進んで整定完了を報告し、書込動
作に入るようになる。
【0078】尚、図9の処理にあっては、S7でセトリ
ングカウンタの計数値CtrがS5で算出された整定監視
必要時間mより大きいときは、セトリングカウンタの計
数値Ctrを整定監視必要時間mに置き換えずにダウンカ
ウントを継続しているが、S5で整定監視必要時間mが
得られる毎にセトリングカウンタにプリセットしてダウ
ンカウントを継続するようにしてもよい。
【0079】このように、常に状態空間法の状態量を加
味して求められた整定監視必要時間mをセトリングカウ
ンタにプリセットしながら減算を継続することで、実際
の整定状況に見合った整定監視を適切に行なうことがで
きる。また、上記の実施例は磁気ディスク装置のヘッド
位置の追従制御を例にとるものであったが、本発明はこ
れに限定されず、光ディスクや光磁気ディスクにおける
ヘッド位置の追従制御についても全く同様に適用するこ
とができる。更に、ディスク装置に限定されず、適宜の
追従制御装置の整定監視に適用できる。
【0080】また、上記の実施例では状態空間法による
推定で得られた状態推定量として速度成分を使用してい
るが、これ以外に加速度成分やそれ以外の適宜の状態推
定量を用いた整定監視を行ってもよいことは勿論であ
る。
【0081】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、被制御量のみならず状態推定量も含めて、過渡応答
における整定を監視するため、そのときの過渡状態に見
合った整定監視時間を適切に設定することができ、アク
セス時間を延ばすことなく制御エラーレートを低減する
ことができる。このため、制御負荷となる機構部に固有
の共振特性、特に複数の共振特性をもつような場合の過
渡応答の整定監視に効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の実施例構成図
【図3】図2のサーボ信号と2相位置信号の説明図
【図4】図3の2相位置信号から得られるトラッククロ
ッシングパルスの説明図
【図5】本発明による整定監視の基本構成図
【図6】従来の整定評価関数を示したグラフ図
【図7】本発明で用いる整定評価関数を示したグラフ図
【図8】本発明で用いる他の整定評価関数を示したグラ
フ図
【図9】本発明の整定監視処理を示したフローチャート
【図10】本発明の整定監視処理を示したフローチャー
ト(続き)
【図11】ヘッド位置の追従制御を行う従来の磁気ディ
スク装置のブロック図
【図12】従来の整定監視方式を示した説明図
【図13】従来の整定監視方式における整定完了後のエ
ラー発生を示した説明図
【図14】エラーレートと整定時間の対応説明図
【符号の説明】
1:追従制御手段 2:制御負荷 3:状態推定手段 4:整定評価関数計算手段 5:カウント手段 6:比較手段 7:整定終了判定手段 10:ディクス機構部 12:R/Wヘッド 14:サーボヘッド 16:アクチュエータ(VCM) 18:サーボ復調回路 20:AGC回路 22:ピークホールド回路 24:差及び和作成回路 26:同期検出回路 28:PLL回路 30,32:AD変換器 34:入力回路 36:DSPバス 40:サーボ制御用DSP 42:演算及び制御回路 44:内部データRAM 46:DSP内部レジスタ 48:周辺I/O 50:クロック供給回路 52:プログラム格納ROM 54:交信用レジスタ 56:インタフェース用MPU 58:インタフェース制御回路 60:DA変換器 62:パワーアンプ 64:書込・読出回路 66:フォーマッタ回路 68:加算点 70:オブザーバ制御器 72:制御負荷 74:整定評価関数計算部 75:トラッククロスカウンタ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】追従制御手段(1)により駆動される制御
    負荷(2)の過渡応答の整定を監視する追従制御装置の
    整定監視方式において、前記追従制御手段(1)に設け
    られ、前記制御負荷(2)の状態を推定する状態推定手
    段(3)と、少くとも前記制御負荷(2)の制御量
    (y)と前記状態推定手段(3)で求めた状態推定量
    (X)を入力して整定評価関数(m)を算出する整定評
    価関数計算手段(4)と、整定監視の時間経過を計数す
    るカウンタ手段(5)と、前記整定評価関数計算手段
    (4)の算出結果(m)と前記カウンタ手段(5)の計
    数値(Ctr) を比較し、該比較結果に応じて前記カウン
    ト手段(5)の設定整定時間を前記算出結果(m)に置
    き換える比較手段(6)と、前記カウント手段(5)の
    計数値(Ctr) が設定整定時間に達した時に整定完了通
    知を発行する整定終了判定手段(7)と、とを備え、前
    記制御負荷(2)の制御量(y)のみならず前記状態推
    定手段(3)で求めた状態推定量(X)も所定の条件を
    満足したことを判定して整定終了を検知することを特徴
    とする追従制御装置の整定監視方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載の追従制御装置の整定監視方
    式に於いて、前記追従制御手段(1)は、制御負荷
    (2)としてのヘッドを回転記録媒体に位置決め制御す
    るサーボ制御器であり、前記状態推定手段(3)により
    ヘッドの移動速度(v)を求め、前記整定評価関数計算
    手段でヘッドの制御位置(y)と速度(v)に基づいて
    整定評価関数としての整定監視必要時間(m)を算出す
    ることを特徴する追従制御装置の整定監視方式。
  3. 【請求項3】請求項1記載の追従制御装置の整定監視方
    式に於いて、前記カウント手段(5)は予め定めた整定
    監視時間の初期値(No)をプリセットし、前記比較手
    段(6)により該初期値(No)を前記整定評価関数計
    算手段(4)の計算結果(m)に置き換えられることを
    特徴とする追従制御装置の整定監視方式。
  4. 【請求項4】請求項3記載の追従制御装置の整定監視方
    式に於いて、前記カウント手段(5)は、プリセットさ
    れた初期値(No)又は前記比較手段(6)によりプリ
    セットされた計算結果(m)を、整定監視時間の経過に
    伴ってダウンカウントした計数値(Ctr) を出力するこ
    とを特徴とする追従制御装置の整定監視方式。
  5. 【請求項5】請求項1記載の追従制御装置の整定監視方
    式に於いて、前記比較手段(6)は、前記カウント手段
    (5)の計数値(Ctr) と前記整定評価関数計算手段
    (4)の計算結果(m)を比較し、前記計数値(Ctr)
    が計算結果(m)より大きい場合は、前記カウント手段
    (5)に対する計算結果(m)のプリセットを行わずに
    ダウンカウントを継続することを特徴とする追従制御装
    置の整定監視方式。
  6. 【請求項6】請求項1記載の追従制御装置の整定監視方
    式に於いて、前記比較手段(6)は、前記カウント手段
    (5)の計数値(Ctr) と前記整定評価関数計算手段
    (4)の計算結果(m)を比較し、前記計数値(Ctr)
    が計算結果(m)以下の場合は、前記カウント手段
    (5)に該計算結果(m)をプリセットしてダウンカウ
    ントを継続することを特徴とする追従制御の整定監視方
    式。
  7. 【請求項7】請求項1記載の追従制御装置の整定監視方
    式に於いて、前記整定終了判定手段(7)は、前記カウ
    ント手段(5)の計数値(Ctr) が零になったことを判
    定して整定完了通知を発行することを特徴とする追従制
    御装置の整定監視方式。
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