JP2001124348A - 温水こたつ - Google Patents

温水こたつ

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JP2001124348A
JP2001124348A JP30630399A JP30630399A JP2001124348A JP 2001124348 A JP2001124348 A JP 2001124348A JP 30630399 A JP30630399 A JP 30630399A JP 30630399 A JP30630399 A JP 30630399A JP 2001124348 A JP2001124348 A JP 2001124348A
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JP
Japan
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hot water
kotatsu
box
shaped body
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP30630399A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sakaba
行男 阪場
Noriisa Takeshiya
憲功 武舍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga Engineering Co Ltd
Original Assignee
Morinaga Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Morinaga Engineering Co Ltd filed Critical Morinaga Engineering Co Ltd
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水を循環させて暖房するこたつ式暖房装置
において、簡単な構造の放熱器を用いて熱放射量を向上
させると共に安全性にも充分配慮した温水こたつを提供
する。 【解決手段】 こたつやぐら2内に放熱器となる箱状体
3を設置した温水こたつ1において、該箱状体3はその
前端面部の温水の流入口4と後端面部の流出口5とを有
する扁平な四角形からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温水を循環させて暖
房するこたつ式暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、こたつやぐらの天板
や床パネルの片面を放熱板により構成し、他面を化粧板
により構成してこれら対向面間に空隙部を形成すると共
に、温水管を前記放熱板面に当接せしめて該空隙部内に
蛇行配管し、更に該空隙部内に断熱材を充填した温水循
環やぐらこたつ装置が知られている(実開昭58−18
610号公報)。
【0003】該温水循環やぐらこたつ装置によれば、暖
房熱媒が水であるから、天板、床パネルとも過熱の心配
がなく安全である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記温水循環
やぐらこたつ装置は、温水管を放熱面に当接させて蛇行
配管したり前記空隙部に断熱材を充填させたりするの
で、構造が複雑となり、コスト高となる問題点があっ
た。
【0005】又、前記温水循環やぐらこたつ装置の放熱
板からの熱放射量が少ないという問題があった。
【0006】本発明はこれらの問題点を解消し、簡単な
構造で熱放射量を向上させると共に安全性にも充分配慮
した温水こたつを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく、こたつやぐら内に放熱器を設置した温水こた
つにおいて、該放熱器は、前後の端面部に温水の流入口
又は流出口をそれぞれ有する扁平な箱状体よりなること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図5により説明する。
【0009】図1は本発明の温水こたつ1の側面図を示
し、2がこたつやぐら、3が放熱器の本体となる箱状体
である。
【0010】尚、2a、2bはそれぞれこたつやぐらの
天板及び脚を示す。
【0011】箱状体3は温水の流入口4と流出口5とを
有する扁平な四角形からなり、該箱状体3の天井板3a
と底板3bは後述の如き波板状に形成されている。
【0012】6は温度制御系で、温度センサー6aと流
量調節バルブ6bと制御装置6cとからなり、後述の如
く箱状体3内の温水の温度を検出して、流入口4より流
入する温水の流入量又は流出口5より流出する温水の流
出量を自動調節する機能を有している。
【0013】尚、7は温水コンセントで、該温水コンセ
ント7は前記箱状体3の温水の流入管4a及び流出管5
aを温水式集中暖房システム(図3参照)の給湯管及び
排出管へ着脱自在に接続している。
【0014】又、前記コンセント7は逆止弁を有してお
り、前記着脱の際に水漏れすることがない。
【0015】前記箱状体3の天井板3a及び底板3b
は、山と谷を交互に配した波板状とし、更にこの波目を
図2に示す如き連続した山形のジグザグ模様に形成し
た。
【0016】尚、これら天井板3a及び底板3bは、両
者の波目の山と山及び谷と谷が互いに間隔を有して重な
り合うように配置し、更に前記箱状体3の前後の両端面
をこれら波目の模様に平行となるように設置すると共に
これら端面部にそれぞれ流入口4又は流出口5を設け
た。
【0017】図3に前記制御系6の信号線図を示し、図
1の如く前記温度センサー6aを前記箱状体3内に設け
ると共に前記流量調節弁6bを前記流入口4に設け、又
前記制御装置6cをこたつ脚2bに設け、該温度センサ
ー6aの検出信号を入力した制御装置6cは前記箱状体
3内の温水の温度が設定温度になるように流量調節弁6
bの開度を制御する様に構成されている。
【0018】次に本実施の形態の作用及び効果について
説明する。
【0019】図4は本発明の温水こたつ1を温水式の集
中暖房システムに接続して使用した例を示す。
【0020】即ち、居間L内には主放熱器となる温水ラ
ジエタBを設置して、該居間L内の温度を20℃以下の
例えば18℃程度に保ち、温水こたつ1を居間Lの補助
暖房装置として使用している。
【0021】尚、前記集中暖房システムにおいて、Cは
脱衣室用温水ラジエタ、Dはトイレ用温水ラジエタ、E
は温水ボイラ、又、Fは温水ボイラEの燃料タンクを示
す。
【0022】前記集中暖房システムより供給される温水
の温度は、一般に50℃乃至70℃であるが、この温水
の流入管4aには断熱材によりシールドを施し、更に箱
状体3内の温水の温度を常に例えば40℃となるように
して、これらに人が触れても火傷しないようにしてい
る。
【0023】即ち、前記流入管4aからの温水は、図1
に示す如く流入口4の流量調節弁6bを通り、箱状体3
内へ流入する。
【0024】前記箱状体3内の温水の温度が40℃を越
えると、温度センサー6aからの検出信号を入力した制
御装置6cは検出温度と40℃の設定温度との差に応じ
た制御信号を出力して流量調節弁6bの開度を該制御信
号に応じて小さくして箱状体3内への温水の流入量を小
さくする。
【0025】又、箱状体3内の温水の温度が40℃より
低くなると前述とは逆に制御装置6cは検出温度と40
℃の設定温度との差に応じた制御信号により流量調節弁
6bの開度を該制御信号に応じて大きくして箱状体3内
への温水の流入量を大きくする。このようにして箱状体
3内の温水の温度が設定温度になるように制御される。
【0026】ここで、前記箱状体3の天井板3a及び底
板3bを波板状に形成し、これら天井板3aと底板3b
の波目の山と山及び谷と谷が互いに間隔を有して重なり
合うようにすると共に、前記流入口4から流出口5への
温水の流れがこれらの波目模様と交差するようにした
が、これは温水から箱状体3への熱伝達を良くし、該箱
状体3の放熱表面積を大とすると共に該箱状体3からの
熱放射量を増大させる効果を有している。
【0027】即ち、温水ボイラを備えて本発明の温水こ
たつを用いた集中暖房システムでは、室内の暖房温度を
18℃程度として比較的低温に保つようにしたので、省
エネ効果が大であり、又、補助暖房装置として設置され
た本発明の温水こたつは、放熱器部の温度を40℃又は
それ以下としたので人が触れても火傷の危険がなく、か
くて省エネ効果と安全性とを兼ね備えたシステムとなっ
ている。
【0028】尚、本実施の形態では、箱状体3の天井板
3a及び底板3bを、図2に示す連続した山形のジグザ
グ模様としたが、これはジグザグ模様とする代りに平行
な波目模様の波板状としてもよい。
【0029】又、本実施の形態では流量調節弁6bを流
入口4に設けた例を示したが、該流量調節弁6bを流入
管4a或いは流出口5或いは流出管5aに設けてもよ
い。
【0030】本発明の温水こたつの第2の実施の形態を
図5により説明する。
【0031】本実施の形態では、前記第1の実施の形態
における温水こたつ1において、天井板と底板とを波板
状に形成した箱体3の代りに、平板状の天井板8a及び
底板8bに、多数の針状の突起体8cを内方向きに突出
させて形成した箱状体8を用いるようにした点が前記第
1の実施の形態とは異なる。
【0032】即ち、これら突起体8cは、箱状体8に流
入する温水の流れの整流作用を有すると共に、該温水の
熱を素早く箱状体8に伝達する効果を有している。
【0033】尚、これら突起体8cは、前記天井体8a
側と底板8b側の突起体を相互に接続させ、多数の柱状
体(図示せず)となるように形成してもよい。
【0034】
【発明の効果】このように本発明によれば、簡単な箱状
体からなる構造なので製造コストが安く、又、必要十分
な熱放射量が得られると共に安全性にも充分配慮した温
水こたつを提供できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温水こたつの第1の実施の形態の側面
図である。
【図2】前記温水こたつの一部、箱状体の平面図であ
る。
【図3】温度制御系の信号線図である。
【図4】前記温水こたつを組み入れた温水式集中暖房シ
ステムのシステム図の1例である。
【図5】本発明の温水こたつの第2の実施の形態におけ
る箱状体の一部断面図である。
【符号の説明】
1 温水こたつ 2 こたつやぐら 3、8 箱状体(放熱器) 4 流入口 5 流出口 6 温度制御系 6a 温度センサー 6b 流量調節弁 6c 制御装置 8a、8b 突起体
フロントページの続き Fターム(参考) 3L070 AA01 BB18 DD02 DE09 DF06 DG06 3L073 BB01 BB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 こたつやぐら内に放熱器を設置した温水
    こたつにおいて、該放熱器は、前後の端面部に温水の流
    入口又は流出口をそれぞれ有する扁平な箱状体よりなる
    ことを特徴とする温水こたつ。
  2. 【請求項2】 前記箱状体の天井板と底板を各々山と谷
    が交互に存する波板状に形成すると共に、これら天井板
    と底板は両者の波目の山と山及び谷と谷が互いに間隔を
    有して重なりあうようにし、更にこれら波目が前記箱状
    体の前後の端面に平行となるように設置したことを特徴
    とする請求項1に記載の温水こたつ。
  3. 【請求項3】 前記箱状体の天井板及び底板に、該箱状
    体内に向かって突出する多数の突起体を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の温水こたつ。
  4. 【請求項4】 前記箱状体に該箱状体内の温水温度の検
    出のための温度センサーを設けると共に、前記流入口或
    いはこれに連なる流入管又は前記流出口或いはこれに連
    なる流出管に温水の流量調節バルブとを設け、前記温度
    センサーの検出信号に応じて該流量調節バルブを制御す
    る制御装置を具備していることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれか1に記載の温水こたつ。
  5. 【請求項5】 温水を用いた集中暖房装置の配管を設置
    した居間に、主暖房器として温水パネルを設置し、補助
    暖房器として前記温水こたつを設置すると共に、該温水
    こたつの給湯管と排出管とを着脱自在に前記セントラル
    暖房システムの配管に接続したことを特徴とする請求項
    1に記載の温水こたつ。
JP30630399A 1999-10-28 1999-10-28 温水こたつ Pending JP2001124348A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151457A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Chofu Seisakusho Co Ltd 空気調和機
KR101749183B1 (ko) 2016-06-10 2017-06-21 정지우 축열사를 이용한 복합 난방장치
JP2019219103A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 株式会社サンエス 過熱水蒸気発生装置と、それを用いた暖房器具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151457A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Chofu Seisakusho Co Ltd 空気調和機
KR101749183B1 (ko) 2016-06-10 2017-06-21 정지우 축열사를 이용한 복합 난방장치
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