JPH09318084A - 暖房装置 - Google Patents
暖房装置Info
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- JPH09318084A JPH09318084A JP13922796A JP13922796A JPH09318084A JP H09318084 A JPH09318084 A JP H09318084A JP 13922796 A JP13922796 A JP 13922796A JP 13922796 A JP13922796 A JP 13922796A JP H09318084 A JPH09318084 A JP H09318084A
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温水の熱を有効に利用できる暖房装置を提供
する。 【解決手段】 複数の温水マットと、人検知器とを備
え、この検知器で人の有無を検知し、人の座っていない
温水マットには温水を流さないように制御する制御手段
を備えたので、人の座っていない温水マットの熱を節約
でき、従来のものに比べて温水の熱を有効に利用するこ
とができる。
する。 【解決手段】 複数の温水マットと、人検知器とを備
え、この検知器で人の有無を検知し、人の座っていない
温水マットには温水を流さないように制御する制御手段
を備えたので、人の座っていない温水マットの熱を節約
でき、従来のものに比べて温水の熱を有効に利用するこ
とができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、温水などの熱媒
体の熱で、床暖房や室内の暖房を行うようにした暖房装
置に関する。
体の熱で、床暖房や室内の暖房を行うようにした暖房装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エアコンの室内機と温水マットとで室内
を暖房するようにした暖房装置は、特開平４−２３６０
１９号公報に記載されているものがある。この暖房装置
は、エアコンの室内機で室内空気を加熱し、温水マット
で床から暖房するようにしたもので、室内機によって空
気の対流により部屋を暖め、温水マットによって熱の伝
導により部屋を暖めているものである。
を暖房するようにした暖房装置は、特開平４−２３６０
１９号公報に記載されているものがある。この暖房装置
は、エアコンの室内機で室内空気を加熱し、温水マット
で床から暖房するようにしたもので、室内機によって空
気の対流により部屋を暖め、温水マットによって熱の伝
導により部屋を暖めているものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述したような暖房装
置では、分岐管を備えており、この分岐管により温水マ
ットを複数接続可能でに構成している。このため、比較
的広い面積の床暖房を行えるものであるが、人が座って
いない温水マットがあれば、この温水マットにも温水が
流れ、このマットに流れる温水の熱が単に床を暖めるこ
とになって有効に温水の熱が利用されていなかった。
置では、分岐管を備えており、この分岐管により温水マ
ットを複数接続可能でに構成している。このため、比較
的広い面積の床暖房を行えるものであるが、人が座って
いない温水マットがあれば、この温水マットにも温水が
流れ、このマットに流れる温水の熱が単に床を暖めるこ
とになって有効に温水の熱が利用されていなかった。
【０００４】この発明は、温水の熱を有効に利用できる
暖房装置を提供するものである。
暖房装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１に記載の発明は、熱媒体の流れる熱交換器
を有する室内機と、熱媒体の流れる複数の床暖房機と、
これら暖房機及び前記室内機とに熱媒体を供給するため
の熱源機とを備えた暖房装置において、前記床暖房機上
の人の有無を検知する人検知器と、この人検知器の人の
検知の有無に応じて前記床暖房機に流れる熱媒体を制御
する制御手段とを備えたものである。
に、請求項１に記載の発明は、熱媒体の流れる熱交換器
を有する室内機と、熱媒体の流れる複数の床暖房機と、
これら暖房機及び前記室内機とに熱媒体を供給するため
の熱源機とを備えた暖房装置において、前記床暖房機上
の人の有無を検知する人検知器と、この人検知器の人の
検知の有無に応じて前記床暖房機に流れる熱媒体を制御
する制御手段とを備えたものである。
【０００６】請求項２に記載の発明は、熱媒体の流れる
熱交換器を有する室内機と、熱媒体の流れる複数の床暖
房機と、これら暖房機及び前記室内機とに熱媒体を供給
するための熱源機とを備えた暖房装置において、前記室
内機に前記床暖房機上の人の有無を検知する人検知器を
設け、この人検知器の人の検知の有無に応じて前記床暖
房機に流れる熱媒体を制御する制御手段を備えたもので
ある。
熱交換器を有する室内機と、熱媒体の流れる複数の床暖
房機と、これら暖房機及び前記室内機とに熱媒体を供給
するための熱源機とを備えた暖房装置において、前記室
内機に前記床暖房機上の人の有無を検知する人検知器を
設け、この人検知器の人の検知の有無に応じて前記床暖
房機に流れる熱媒体を制御する制御手段を備えたもので
ある。
【０００７】請求項３に記載の発明は、温水の流れる熱
交換器を有する備えた室内機と、温水の流れる複数の温
水マットと、これら温水マット及び前記室内機に温水を
供給するための熱源機とを備えた暖房装置において、人
の有無を検知する人検知器と、この検知器での人の検知
の有無に応じて前記温水マットに流れる温水を制御する
制御手段とを備えたものである。
交換器を有する備えた室内機と、温水の流れる複数の温
水マットと、これら温水マット及び前記室内機に温水を
供給するための熱源機とを備えた暖房装置において、人
の有無を検知する人検知器と、この検知器での人の検知
の有無に応じて前記温水マットに流れる温水を制御する
制御手段とを備えたものである。
【０００８】請求項４に記載の発明は、熱媒体の流れる
熱交換器と、熱媒体の流れる複数の床暖房機と、これら
床暖房機及び前記室内機に熱媒体を供給するための熱源
機とを備えた暖房装置において、人の発する輻射熱ある
いは赤外線を検知して人の有無を検知する人検知器と、
この人検知器で検知した床暖房機の表面温度に応じて床
暖房機に流れる熱媒体を制御する制御手段とを備えたも
のである。
熱交換器と、熱媒体の流れる複数の床暖房機と、これら
床暖房機及び前記室内機に熱媒体を供給するための熱源
機とを備えた暖房装置において、人の発する輻射熱ある
いは赤外線を検知して人の有無を検知する人検知器と、
この人検知器で検知した床暖房機の表面温度に応じて床
暖房機に流れる熱媒体を制御する制御手段とを備えたも
のである。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の暖房装置の実施例を図面
に基き説明する。図１はクレーム対応図であり、この図
において、１０１は熱源機、１０２は制御手段で、この
制御手段は熱源機に設けられており、後述する熱交換器
や床暖房機に流れる熱媒体（例えば、温水や加熱された
冷媒）の流れを制御するためのものである。１０３は室
内機、１０４は熱交換器で、前記室内機内に配置されて
いる。１０５は人検知器で、例えば、サーモパイルや焦
電形赤外線検知器などを用いたものであって、人の有無
をその人の発する輻射熱や赤外線を検知することによっ
て検知するものである。１０６Ａ、１０６Ｂは床暖房機
で、図では、温水マットを使用しているが、この他にフ
ローリングの床材の中に熱媒体が流れるような床暖房パ
ネルを用いてもよい。
に基き説明する。図１はクレーム対応図であり、この図
において、１０１は熱源機、１０２は制御手段で、この
制御手段は熱源機に設けられており、後述する熱交換器
や床暖房機に流れる熱媒体（例えば、温水や加熱された
冷媒）の流れを制御するためのものである。１０３は室
内機、１０４は熱交換器で、前記室内機内に配置されて
いる。１０５は人検知器で、例えば、サーモパイルや焦
電形赤外線検知器などを用いたものであって、人の有無
をその人の発する輻射熱や赤外線を検知することによっ
て検知するものである。１０６Ａ、１０６Ｂは床暖房機
で、図では、温水マットを使用しているが、この他にフ
ローリングの床材の中に熱媒体が流れるような床暖房パ
ネルを用いてもよい。
【００１０】このように構成された暖房装置では、床暖
房運転時には、床暖房機１０６Ａ、１０６Ｂが運転され
ている。そして、人検知器が床暖房機の上に人が居るか
居ないかを検知し、例えば、床暖房機１０６Ｂ上に人が
居ないことが検知されると、この床暖房機への熱媒体の
供給を停止させる。このとき、熱媒体の供給を停止させ
ずに減少させる方法も考えられるが、より省エネルギー
とすることを考慮するとこのように熱媒体の供給停止が
望ましい。また、人検知器が床暖房機１０６Ｂの上に人
が居ることを検知すると、この床暖房機１０６Ｂへの熱
媒体の供給を再び開始する。
房運転時には、床暖房機１０６Ａ、１０６Ｂが運転され
ている。そして、人検知器が床暖房機の上に人が居るか
居ないかを検知し、例えば、床暖房機１０６Ｂ上に人が
居ないことが検知されると、この床暖房機への熱媒体の
供給を停止させる。このとき、熱媒体の供給を停止させ
ずに減少させる方法も考えられるが、より省エネルギー
とすることを考慮するとこのように熱媒体の供給停止が
望ましい。また、人検知器が床暖房機１０６Ｂの上に人
が居ることを検知すると、この床暖房機１０６Ｂへの熱
媒体の供給を再び開始する。
【００１１】以上説明しように、この暖房装置では、人
の座っていない床暖房機への熱媒体の供給を停止するの
で、余分なエネルギーを節約でき、省エネルギーにつな
がる。
の座っていない床暖房機への熱媒体の供給を停止するの
で、余分なエネルギーを節約でき、省エネルギーにつな
がる。
【００１２】
【実施例】次に、具体的な実施例について説明する。図
２〜図５はこの発明の具体的な実施例を示しており、図
２は温水及び冷媒回路図である。
２〜図５はこの発明の具体的な実施例を示しており、図
２は温水及び冷媒回路図である。
【００１３】１は暖房装置としても利用でき、且つ、冷
房装置としても利用できる空気調和装置である。２は室
外機、３は室内機、４Ａ、４Ｂは温水マット（床暖房
機）で、これら温水マット４Ａ、４Ｂ、室内機３、室外
機２で暖房装置１を構成している。また、室外機２は熱
源機２Ａとエアコン室外機２Ｂとで構成されている。
房装置としても利用できる空気調和装置である。２は室
外機、３は室内機、４Ａ、４Ｂは温水マット（床暖房
機）で、これら温水マット４Ａ、４Ｂ、室内機３、室外
機２で暖房装置１を構成している。また、室外機２は熱
源機２Ａとエアコン室外機２Ｂとで構成されている。
【００１４】５は冷媒圧縮機、６は凝縮器、７は減圧
器、８はサービスバルブ、９は蒸発器、１０はサービス
バルブ、１１はマフラ、１２はアキュムレータである。
これらの機器は、冷媒管１３Ａ〜Ｄ、１４Ａ〜Ｂ、１５
Ａ〜Ｂで環状に接続されている。
器、８はサービスバルブ、９は蒸発器、１０はサービス
バルブ、１１はマフラ、１２はアキュムレータである。
これらの機器は、冷媒管１３Ａ〜Ｄ、１４Ａ〜Ｂ、１５
Ａ〜Ｂで環状に接続されている。
【００１５】１６はバーナー、１７は比例弁、１８は開
閉弁、１９は温水熱交換器、２０は温度検知器、２１は
温水（加熱された水道水、あるいは不凍液）などの熱媒
体が流れる熱交換器、２２はプレッシャータンク、２３
は循環ポンプで、これらの機器は温水管２４Ａ〜Ｂ、２
５Ａ〜Ｂ、２６Ａ〜Ｂで環状に接続されている。２７は
分岐管、２８はバイパス管、２９、３０、３１、３２、
３３、３４は温水ニップル、３５は注水口、３６はドレ
ンタンク、３７はドレン口である。３８、３９は熱動弁
で、温水マット４Ａ、４Ｂへの温水を制御するためのも
のである。
閉弁、１９は温水熱交換器、２０は温度検知器、２１は
温水（加熱された水道水、あるいは不凍液）などの熱媒
体が流れる熱交換器、２２はプレッシャータンク、２３
は循環ポンプで、これらの機器は温水管２４Ａ〜Ｂ、２
５Ａ〜Ｂ、２６Ａ〜Ｂで環状に接続されている。２７は
分岐管、２８はバイパス管、２９、３０、３１、３２、
３３、３４は温水ニップル、３５は注水口、３６はドレ
ンタンク、３７はドレン口である。３８、３９は熱動弁
で、温水マット４Ａ、４Ｂへの温水を制御するためのも
のである。
【００１６】４０は制御器で、室内機３の運転制御を行
うものである。４１は人検知器で、例えば、サーモパイ
ルや焦電形赤外線センサを用いており、温水マット上の
人の有無を、その人の発する輻射熱や赤外線を検知する
ことによって検知するものである（尚、温度分布も検知
しており、温水マットと人との区別ができるようになっ
ている）。４３は制御器で、エアコン室外機の運転を制
御するものである。４２は制御器で、熱源機２Ａの制御
を行うものである。制御器同士の関係は、室内機の制御
器４０は熱源機の制御器４２と信号の授受を直接行い、
室外機の制御器４３は熱源機の制御器４２と信号の授受
を直接行うものである。このため、室内機の制御器４３
と室外機の制御器とは直接信号の授受を行わず、熱源機
の制御器４２を介して信号の授受を行うものである。
うものである。４１は人検知器で、例えば、サーモパイ
ルや焦電形赤外線センサを用いており、温水マット上の
人の有無を、その人の発する輻射熱や赤外線を検知する
ことによって検知するものである（尚、温度分布も検知
しており、温水マットと人との区別ができるようになっ
ている）。４３は制御器で、エアコン室外機の運転を制
御するものである。４２は制御器で、熱源機２Ａの制御
を行うものである。制御器同士の関係は、室内機の制御
器４０は熱源機の制御器４２と信号の授受を直接行い、
室外機の制御器４３は熱源機の制御器４２と信号の授受
を直接行うものである。このため、室内機の制御器４３
と室外機の制御器とは直接信号の授受を行わず、熱源機
の制御器４２を介して信号の授受を行うものである。
【００１７】制御器４２は、人検知器４１の人の検知の
有無に応じて温水マット４Ａ、４Ｂに流れる温水を制御
するものである。例えば、人が座っていない方の温水マ
ットには、この温水マットに温水を流すために開いてい
る制御弁の開度を小さくして温水の供給を減少させるも
のである。従って、この制御器４２は請求項に記載の制
御手段に相当する。５０は熱動弁で、熱交換器２１に流
れる温水の循環量を制御するためのものである。
有無に応じて温水マット４Ａ、４Ｂに流れる温水を制御
するものである。例えば、人が座っていない方の温水マ
ットには、この温水マットに温水を流すために開いてい
る制御弁の開度を小さくして温水の供給を減少させるも
のである。従って、この制御器４２は請求項に記載の制
御手段に相当する。５０は熱動弁で、熱交換器２１に流
れる温水の循環量を制御するためのものである。
【００１８】図３は温水回路のみを示しており、この図
３には熱動弁３８、３９は便宜上示していない。
３には熱動弁３８、３９は便宜上示していない。
【００１９】図４は室内機と温水マットとの外観図を示
す。４４Ａ、４４Ｂは温水プラグ、４５Ａ、４５Ｂは温
水コネクタ、４６Ａ、４６Ｂは温水管、４７Ａ、４７Ｂ
はオーバーマットで、このオーバーマットは温水マット
４Ａ、４Ｂの上に敷かれるものである。
す。４４Ａ、４４Ｂは温水プラグ、４５Ａ、４５Ｂは温
水コネクタ、４６Ａ、４６Ｂは温水管、４７Ａ、４７Ｂ
はオーバーマットで、このオーバーマットは温水マット
４Ａ、４Ｂの上に敷かれるものである。
【００２０】このように構成された空気調和装置１は、
暖房運転、除湿運転、冷房運転を居行えるものである
が、その暖房運転時に、図５に示すフローチャートに沿
った制御が行われ、当然、この暖房運転時には、エアコ
ン室外機２Ｂは停止している。
暖房運転、除湿運転、冷房運転を居行えるものである
が、その暖房運転時に、図５に示すフローチャートに沿
った制御が行われ、当然、この暖房運転時には、エアコ
ン室外機２Ｂは停止している。
【００２１】図示しないワイヤレスリモコンによって室
内機の暖房運転及び温水マットの運転を指令する信号が
出力されると（Ｓ１）、室内機の暖房運転が開始され、
床暖房運転も開始される（Ｓ２）。これら両暖房機の運
転を開始するためには、まず最初に、開閉弁１８が開か
れてバーナー１６が運転され、循環ポンプ２３が運転さ
れ、開閉弁３８、３９が開かれ、熱動弁５０が開かれ、
室内機３の送風ファン（図示せず）が運転される。これ
らの機器が制御されると、熱交換器２１で室内空気を加
熱し、温水マットで室を床から床暖房する。
内機の暖房運転及び温水マットの運転を指令する信号が
出力されると（Ｓ１）、室内機の暖房運転が開始され、
床暖房運転も開始される（Ｓ２）。これら両暖房機の運
転を開始するためには、まず最初に、開閉弁１８が開か
れてバーナー１６が運転され、循環ポンプ２３が運転さ
れ、開閉弁３８、３９が開かれ、熱動弁５０が開かれ、
室内機３の送風ファン（図示せず）が運転される。これ
らの機器が制御されると、熱交換器２１で室内空気を加
熱し、温水マットで室を床から床暖房する。
【００２２】床暖房が開始されると同時に、人検知器４
１が作動する（Ｓ３）。人検知器で温水マット４Ａ上に
人が居るか居ないかを検知し（Ｓ４）、温水マット４Ａ
上に人が居ない（座っていない）と検知されると、この
温水マット４Ａに温水を流すために開いていた熱動弁３
８の開度を小さくし、温水マット４Ａへの温水の供給を
減少させる（Ｓ５）。Ｓ４で温水マット４Ａ上に人が居
ると検知されると、引き続き温水マットＡに温水を供給
する（Ｓ５）。次に、人検知器で温水マット４Ｂ上に人
が居るか居ないか検知し（Ｓ７）、温水マットＢ上に人
が居ない（座っていない）と検知されると、この温水マ
ット４Ｂに温水を流すために開いていた熱動弁３９の開
度を小さくし、温水マット４Ｂへの温水の供給を停止す
る（Ｓ８）。Ｓ７で温水マット４Ｂ上に人が居ると検知
されると、引き続き温水マットＢに温水を供給する（Ｓ
９）。そして、次に温水マットへの通常の温水制御を行
う（Ｓ１０）。
１が作動する（Ｓ３）。人検知器で温水マット４Ａ上に
人が居るか居ないかを検知し（Ｓ４）、温水マット４Ａ
上に人が居ない（座っていない）と検知されると、この
温水マット４Ａに温水を流すために開いていた熱動弁３
８の開度を小さくし、温水マット４Ａへの温水の供給を
減少させる（Ｓ５）。Ｓ４で温水マット４Ａ上に人が居
ると検知されると、引き続き温水マットＡに温水を供給
する（Ｓ５）。次に、人検知器で温水マット４Ｂ上に人
が居るか居ないか検知し（Ｓ７）、温水マットＢ上に人
が居ない（座っていない）と検知されると、この温水マ
ット４Ｂに温水を流すために開いていた熱動弁３９の開
度を小さくし、温水マット４Ｂへの温水の供給を停止す
る（Ｓ８）。Ｓ７で温水マット４Ｂ上に人が居ると検知
されると、引き続き温水マットＢに温水を供給する（Ｓ
９）。そして、次に温水マットへの通常の温水制御を行
う（Ｓ１０）。
【００２３】今、一方の温水マットのみに温水が供給さ
れていて（人が一人居て）、更に人が温水供給のされて
いない温水マット上に座ると、人検知器４１でこの人が
検知され、温水供給のなされていない温水マットにも温
水の供給を増大させる。
れていて（人が一人居て）、更に人が温水供給のされて
いない温水マット上に座ると、人検知器４１でこの人が
検知され、温水供給のなされていない温水マットにも温
水の供給を増大させる。
【００２４】以上説明したように、温水マットの上に人
が居ない（座っていない）ことを検知すると、この温水
マットへの温水の供給を減少させるので、無駄な温水の
循環が押さえられ、人の座っていない床暖房機の熱が節
約でき、従来のものに比べて熱媒体の熱を有効に利用す
ることができる。このため、本発明によれば、エネルギ
ーを節約することができる。
が居ない（座っていない）ことを検知すると、この温水
マットへの温水の供給を減少させるので、無駄な温水の
循環が押さえられ、人の座っていない床暖房機の熱が節
約でき、従来のものに比べて熱媒体の熱を有効に利用す
ることができる。このため、本発明によれば、エネルギ
ーを節約することができる。
【００２５】人検知器４１として人の発する赤外線や輻
射熱を検知することによって人の有無を検知している検
知器を使用した例で説明したが、自動ドアなどに使用さ
れている電波の反射を検知して人の有無を検知するよう
な検知器を使用してもよい。
射熱を検知することによって人の有無を検知している検
知器を使用した例で説明したが、自動ドアなどに使用さ
れている電波の反射を検知して人の有無を検知するよう
な検知器を使用してもよい。
【００２６】この実施例では、人の座っていない温水マ
ットへの温水の供給を減少させるようにしたが、人の座
っていない温水マットへ流れる温水の量を停止するよう
な制御を行っても良い。むしろ、クレーム対応図の説明
で述べたように、省エネルギーを考慮すると、温水を停
止させるようにした方がよい。
ットへの温水の供給を減少させるようにしたが、人の座
っていない温水マットへ流れる温水の量を停止するよう
な制御を行っても良い。むしろ、クレーム対応図の説明
で述べたように、省エネルギーを考慮すると、温水を停
止させるようにした方がよい。
【００２７】また、人検知器４１として、人の発する赤
外線や輻射熱を検知することによって人の有無を検知し
ているが、この人検知器で床暖房機の表面温度を検知し
て、温水温度を制御しても良い。人は、特に高温でなく
ても、長時間その温度に触れているとやけどをすること
があり、これは低温やけどと呼ばれている。この低温や
けどは、皮膚の弱い人、強い人など多少のばらつきがあ
るが、例えば、４２〜４３℃の温度に長時間触れている
とこの低温やけどになりやすい。このため、この第２の
具体的実施例では、人検知器４１で床暖房機の表面温度
４０℃以上を検知すると、この床暖房機の表面温度が３
５℃程度になるように温水の温度を制御する。この温水
温度の制御は、バーナーの燃焼量を低下させる方法や、
バーナーの燃焼量を可変できないものでは、温水の循環
させる時間を短くする（温水を循環させる割合を小さく
する）ことにより、床暖房機の表面温度を低下させるよ
うな方法で行う。
外線や輻射熱を検知することによって人の有無を検知し
ているが、この人検知器で床暖房機の表面温度を検知し
て、温水温度を制御しても良い。人は、特に高温でなく
ても、長時間その温度に触れているとやけどをすること
があり、これは低温やけどと呼ばれている。この低温や
けどは、皮膚の弱い人、強い人など多少のばらつきがあ
るが、例えば、４２〜４３℃の温度に長時間触れている
とこの低温やけどになりやすい。このため、この第２の
具体的実施例では、人検知器４１で床暖房機の表面温度
４０℃以上を検知すると、この床暖房機の表面温度が３
５℃程度になるように温水の温度を制御する。この温水
温度の制御は、バーナーの燃焼量を低下させる方法や、
バーナーの燃焼量を可変できないものでは、温水の循環
させる時間を短くする（温水を循環させる割合を小さく
する）ことにより、床暖房機の表面温度を低下させるよ
うな方法で行う。
【００２８】この実施例では、温水マットの例で説明し
たが、フローリングなどの床材を貫通して温水が流れる
ように形成されている床暖房パネルを用いてもよい。
たが、フローリングなどの床材を貫通して温水が流れる
ように形成されている床暖房パネルを用いてもよい。
【００２９】また、この実施例では、熱媒体として温水
（加熱された不凍液、あるいは水道水）を使用した例で
説明したが、フロンなどの冷媒を用いてもよい。
（加熱された不凍液、あるいは水道水）を使用した例で
説明したが、フロンなどの冷媒を用いてもよい。
【００３０】
【発明の効果】この発明によれば、人の座っていない床
暖房機には温水などの熱媒体が流れないようにあるいは
減少させるように制御するので、無駄な熱媒体の循環が
押さえられ、人の座っていない床暖房機の熱が節約で
き、従来のものに比べて熱媒体の熱を有効に利用するこ
とができる。このため、本発明によれば、エネルギーを
節約することができる。
暖房機には温水などの熱媒体が流れないようにあるいは
減少させるように制御するので、無駄な熱媒体の循環が
押さえられ、人の座っていない床暖房機の熱が節約で
き、従来のものに比べて熱媒体の熱を有効に利用するこ
とができる。このため、本発明によれば、エネルギーを
節約することができる。
【００３１】また、請求項４に記載の発明では、人検知
器で床暖房機の表面温度を検知し、この人検知器での検
知温度に応じて床暖房機に流れる熱媒体を制御する制御
手段を備えたので、従来は温水温度が比較的低くても長
時間にわたってこの温度が保持されていると低温やけど
を起こすおそれがあったが、この発明によればこの低温
やけどを防止することができる。
器で床暖房機の表面温度を検知し、この人検知器での検
知温度に応じて床暖房機に流れる熱媒体を制御する制御
手段を備えたので、従来は温水温度が比較的低くても長
時間にわたってこの温度が保持されていると低温やけど
を起こすおそれがあったが、この発明によればこの低温
やけどを防止することができる。
【図１】この発明の暖房装置を示すクレーム対応図であ
る。
る。
【図２】この発明の暖房装置の実施の形態を示す冷媒及
び温水回路図である。
び温水回路図である。
【図３】同暖房装置の温水の流れのみを示す温水回路図
である。
である。
【図４】同暖房装置を示す斜視図である。
【図５】同暖房装置の制御手段の制御を示すフローチャ
ートである。
ートである。
１ 暖房装置 ３ 室内機 ４Ａ、４Ｂ 温水マット（床暖房機） ２１ 熱交換器 ４１ 人検知器 ４２ 制御器（制御手段） １０１ 熱源機 １０２ 制御手段 １０３ 室内機 １０４ 熱交換器 １０５ 人検知器 １０６Ａ、１０６Ｂ 床暖房機
Claims (4)
- 【請求項１】 熱媒体の流れる熱交換器を有する室内機
と、熱媒体の流れる複数の床暖房機と、これら暖房機及
び前記室内機とに熱媒体を供給するための熱源機とを備
えた暖房装置において、前記床暖房機上の人の有無を検
知する人検知器と、この人検知器の人の検知の有無に応
じて前記床暖房機に流れる熱媒体を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする暖房装置。 - 【請求項２】 熱媒体の流れる熱交換器を有する室内機
と、熱媒体の流れる複数の床暖房機と、これら暖房機及
び前記室内機とに熱媒体を供給するための熱源機とを備
えた暖房装置において、前記室内機に前記床暖房機上の
人の有無を検知する人検知器を設け、この人検知器の人
の検知の有無に応じて前記床暖房機に流れる熱媒体を制
御する制御手段を備えたことを特徴とする暖房装置。 - 【請求項３】 温水の流れる熱交換器を有する備えた室
内機と、温水の流れる複数の温水マットと、これら温水
マット及び前記室内機に温水を供給するための熱源機と
を備えた暖房装置において、人の有無を検知する人検知
器と、この検知器での人の検知の有無に応じて前記温水
マットに流れる温水を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする暖房装置。 - 【請求項４】 熱媒体の流れる熱交換器と、熱媒体の流
れる複数の床暖房機と、これら床暖房機及び前記室内機
に熱媒体を供給するための熱源機とを備えた暖房装置に
おいて、人の発する輻射熱あるいは赤外線を検知して人
の有無を検知する人検知器と、この人検知器で検知した
床暖房機の表面温度に応じて床暖房機に流れる熱媒体を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする暖房装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13922796A JPH09318084A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13922796A JPH09318084A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09318084A true JPH09318084A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15240459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13922796A Pending JPH09318084A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09318084A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1073266A (ja) * | 1996-08-29 | 1998-03-17 | Sunpot Co Ltd | 暖房装置 |
| JP2007032972A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Sunsunny Kogyo Kk | 床暖房制御方法 |
| JP2014185785A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Toshiba Corp | 温熱システム、及び温熱制御方法 |
| JP2014219132A (ja) * | 2013-05-07 | 2014-11-20 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 室内環境制御システム |
| CN104848326A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-08-19 | 安徽正石新型建材有限公司 | 一种智能水地暖 |
| JP2016205672A (ja) * | 2015-04-20 | 2016-12-08 | リンナイ株式会社 | 空調床暖房システム |
| JP2017146090A (ja) * | 2017-03-31 | 2017-08-24 | 株式会社アクト | 室内環境制御システム |
| CN113137678A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-07-20 | 科宇智能环境技术服务有限公司 | 一种地暖多联机系统及其变频控制方法 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13922796A patent/JPH09318084A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN113137678A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-07-20 | 科宇智能环境技术服务有限公司 | 一种地暖多联机系统及其变频控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041130 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |