JP2003343862A - 床暖房設備 - Google Patents

床暖房設備

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JP2003343862A JP2002156028A JP2002156028A JP2003343862A JP 2003343862 A JP2003343862 A JP 2003343862A JP 2002156028 A JP2002156028 A JP 2002156028A JP 2002156028 A JP2002156028 A JP 2002156028A JP 2003343862 A JP2003343862 A JP 2003343862A
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尚二 山口
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快適な暖房効果を得ながら、暖房対象空間の
床面温度の温度バリアフリーを目指す。 【解決手段】 床暖房パネル3が暖房対象空間Kに設置
され、床暖房パネル3に熱媒体流通管1,2が装備さ
れ、熱源Gからの熱媒体が前記熱媒体流通管に循環流動
されるように構成され、床暖房パネル3として、主パネ
ル部分3aとその主パネル部分3aの側脇部に配置され
る副パネル部分3bとが設けられ、熱源Gからの熱媒体
を主パネル部分3aの熱媒体流通管1、副パネル部分3
bの熱媒体流通管2の順に流動させるように、主パネル
部分3a、副パネル部分3b、および、熱源Gが接続さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房パネルが暖
房対象空間に設置されている床暖房設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような床暖房設備は、リビングや
和室などの暖房対象空間の床面に床暖房パネルを敷設す
るものであり、図5に示すように、熱媒体流通管1を床
暖房パネル3に装備させるものでは、床暖房パネル3の
熱媒体流通管1に熱源Gから熱媒体としての温水を循環
流動させることにより、暖房対象空間Kを暖房してい
る。そして、従来では、暖房対象空間Kの中央部分に床
暖房パネル3を設け、その床暖房パネル3の側周部の全
周を囲むように床暖房パネル3の側脇部にダミーパネル
Bを設けて、その床暖房パネル3の上面にアルミ箔など
の表面材Tを貼着したのち、フローリングなどの床仕上
げ材Sを床暖房パネル3の上面およびダミーパネルBの
上面に設けている。前記暖房対象空間Kのうち、使用者
が存在する可能性の高い中央部分に、床暖房パネル3を
敷設することにより、使用者が快適な暖房効果を得るこ
とができ、床暖房パネル3の側脇部にダミーパネルBを
設置することにより、床仕上げ材Sを設ける床面を面一
になるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の床暖房設備では、暖房対象空間の中央部分にのみ床
暖房パネルを敷設しているので、暖房対象空間Kの床面
温度が中央部分と側脇部とで大幅に異なり、床面温度の
温度バリアフリーは実現されていない。
【0004】そこで、暖房対象空間の床面の全体にわた
って床暖房パネルを敷設するなど、床暖房パネルの敷設
面積を大きくすることにより、暖房対象空間の床面温度
の温度バリアフリーを実現することが考えられるが、こ
の場合には、暖房対象空間のうち、使用者が存在する可
能性の低い空間までも、使用者が存在する可能性の高い
空間と同じように暖房されることとなるので、無駄な暖
房を行うことになる。しかも、床暖房パネルに熱媒体流
通管を装備させるものでは、床暖房パネルの敷設面積が
大きくなることにより、熱源からの熱媒体にて加熱する
面積が大きくなるので、床暖房パネルの床面温度が全体
的に低下することになり、暖房対象空間のうち、使用者
が存在する可能性の高い空間では、使用者が快適感を得
られる温度まで床暖房パネルの表面温度を上昇させるこ
とができなくなって、快適な暖房効果を得ることができ
ず、かえって使用者に不快感を与えるなどの問題を生じ
る虞がある。
【0005】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、快適な暖房効果を得ながら、暖
房対象空間の床面温度の温度バリアフリーを目指す床暖
房設備を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、床暖房パネルが暖
房対象空間に設置されている床暖房設備において、前記
床暖房パネルに熱媒体流通管が装備され、熱源からの熱
媒体が前記熱媒体流通管に循環流動されるように構成さ
れ、前記床暖房パネルとして、主パネル部分とその主パ
ネル部分の側脇部に配置される副パネル部分とが設けら
れ、前記熱源からの熱媒体を前記主パネル部分の熱媒体
流通管、前記副パネル部分の熱媒体流通管の順に流動さ
せるように、前記主パネル部分、前記副パネル部分、お
よび、前記熱源が接続されている。
【0007】すなわち、暖房対象空間のうち、使用者が
存在する可能性の高い中央部分に主パネル部分を設置
し、その主パネル部分の側脇部として、主パネル部分の
側周部の全周や一部など、主パネル部分の周囲のうち、
全周囲または一部に副パネル部分を設置することによ
り、暖房対象空間の床面に全体的に床暖房パネルを敷設
することになる。ちなみに、副パネル部分を主パネル部
分の周囲のうち、一部に設置する場合には、主パネル部
分の周囲のうち、残りの部分にダミーパネルを設置する
ことにより、副パネル部分およびダミーパネルにて主パ
ネル部分の周囲の全周囲を覆うようにする。
【0008】熱源からの熱媒体は、まず、暖房対象空間
の中央部分に設置された主パネル部分の熱媒体流通管を
通流することにより、主パネル部分の表面を加熱し、次
に、主パネル部分の側周部の全周や一部に設置された副
パネル部分の熱媒体流通管を通流することにより、副パ
ネル部分の表面を加熱し、その後、熱源に戻ることにな
る。そして、熱媒体は通流に伴う放熱によって温度が低
下するものとなるが、主パネル部分では放熱前の十分高
温な熱媒体が熱源より供給されることになる。
【0009】したがって、熱源からの熱媒体が副パネル
部分よりも先に供給される主パネル部分では、使用者が
快適感を得られる温度まで表面温度を高くすることがで
き、しかも、主パネル部分と副パネル部分とによって暖
房対象空間の床面温度を全体にわたって上昇させること
ができることになるので、主パネル部分が設置された使
用者が存在する可能性の高い空間では、快適な暖房効果
を得ながら、暖房対象空間の床面温度の温度バリアフリ
ーを実現できることになる。
【0010】以上のことから、使用者が存在する可能性
の高い空間では、快適な暖房効果を得ながら、主パネル
部分および副パネル部分によって、暖房対象空間の床面
温度を全体的に上昇させることができることになって、
快適な暖房効果を得ながら、暖房対象空間の床面温度の
温度バリアフリーを実現できる床暖房設備を提供できる
に至った。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、前記主パ
ネル部分の熱媒体流通管が、パネル全体にわたって分散
配置した熱媒体往動通流用の往路部分と、その往路部分
の端部から連なり前記往路部分に対し熱媒体流動方向が
逆方向になる状態で並んで配置される熱媒体復動通流用
の復路部分とを備えるように構成され、前記復路部分を
通流した熱媒体を前記副パネル部分に導入するように構
成されている。
【0012】すなわち、主パネル部分の熱媒体流通管に
供給される熱媒体は、まず、往路部分を通流して主パネ
ル部分のパネル全体にわたって往動通流し、次に、往路
部分に対し熱媒体通流方向が逆方向になる状態で並んで
配置される復路部分を通流して主パネル部分のパネル全
体にわたって復動通流し、その後、副パネル部分の熱媒
体流通管に供給されることになる。そして、熱媒体は通
流に伴う放熱によって温度低下するものとなるが、主パ
ネル部分においては、順次温度が高温から低温に移行す
る往路部分と、順次温度が高温から低温に移行する復路
部分とが、流れ方向が逆になる状態で並ぶため、主パネ
ル部分の各部への放熱量を均一化し易いものとなってい
る。したがって、熱媒体流通管の往路部分および復路部
分を通流する熱媒体により、主パネル部分のパネル全体
にわたって表面温度を均一にすることができることにな
って、主パネル部分が設置された使用者が存在する可能
性の高い空間では、床面全体にわたって均一に暖房する
ことができることになる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、前記主パ
ネル部分における前記熱媒体流通管の設置密度が、前記
副パネル部分における前記熱媒体流通管の設置密度より
も大きくなるように構成されている。
【0014】すなわち、熱媒体流通管の設置密度とは、
単位面積当たりに熱媒体流通管が占める度合いを示した
ものであり、その熱媒体流通管の設置密度が、主パネル
部分の方が副パネル部分よりも大きくなるように構成す
ることにより、主パネル部分は、副パネル部分よりも、
熱媒体流通管が密集した状態で設けられることになる。
したがって、主パネル部分においては、熱媒体流通管を
密集した状態で設けることにより、表面温度を使用者が
快適感を得られる温度まで的確に上昇させることができ
ることとなって、主パネル部分が設置された使用者が存
在する可能性の高い空間では、所望の暖房効果を的確に
得ることができることになる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、前記主パ
ネル部分を通流した熱媒体を前記副パネル部分を通流さ
せて前記熱源に戻す併用通流状態と、前記主パネル部分
を通流した熱媒体を前記副パネル部分をバイパスして前
記熱源に戻す単独通流状態とに切換自在な通流状態切換
手段が設けられている。
【0016】すなわち、手動操作や切換指令が指令され
るなどによって、通流状態切換手段を併用通流状態と単
独通流状態とに切り換えることにより、熱源からの熱媒
体を主パネル部分の熱媒体流通管と副パネル部分の熱媒
体流通管の両方に通流させる状態と、熱源からの熱媒体
を主パネル部分の熱媒体流通管のみに通流させる状態と
に切り換えることになる。したがって、使用者が手動操
作や切換指令を指令することにより、主パネル部分と副
パネル部分との両方にて、暖房対象空間の床面全体にわ
たって暖房する状態と、主パネル部分のみにて、暖房対
象空間の床面の一部を集中して暖房する状態とに切り換
えることができることになって、使用者の意図に応じた
状態で暖房対象空間を暖房することができることにな
る。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、床暖房パ
ネルが暖房対象空間に設置されている床暖房設備におい
て、前記床暖房パネルとして、主パネル部分とその主パ
ネル部分の側脇部に配置される副パネル部分とが設けら
れ、前記主パネル部分および前記副パネル部分の夫々に
加熱用長尺体が装備され、前記主パネル部分における前
記加熱用長尺体の設置密度が、前記副パネル部分におけ
る前記加熱用長尺体の設置密度よりも大きくなるように
構成されている。
【0018】すなわち、暖房対象空間のうち、使用者が
存在する可能性の高い中央部分に主パネル部分を設置
し、その主パネル部分の側脇部として、主パネル部分の
側周部の全周や一部など、主パネル部分の周囲のうち、
全周囲または一部に副パネル部分を設置することによ
り、暖房対象空間の床面に全体的に床暖房パネルを敷設
することになる。ちなみに、副パネル部分を主パネル部
分の周囲のうち、一部に設置する場合には、主パネル部
分の周囲のうち、残りの部分にダミーパネルを設置する
ことにより、副パネル部分およびダミーパネルにて主パ
ネル部分の周囲の全周囲を覆うようにする。
【0019】そして、加熱用長尺体とは、熱媒体流通管
や電気ヒータなどを示し、その加熱用長尺体の設置密度
とは、単位面積当たりに加熱用長尺体が占める度合いを
示したものであり、加熱用長尺体の設置密度が、主パネ
ル部分の方が副パネル部分よりも大きくなるように構成
することにより、主パネル部分は、副パネル部分より
も、加熱用長尺体が密集した状態で設けられることにな
る。
【0020】したがって、主パネル部分においては、加
熱用長尺体を密集した状態で設けることにより、表面温
度を使用者が快適感を得られる温度まで的確に上昇させ
ることができ、しかも、主パネル部分と副パネル部分と
によって暖房対象空間の床面温度を全体にわたって上昇
させることができることになるので、主パネル部分が設
置された使用者が存在する可能性の高い空間では、快適
な暖房効果を得ながら、暖房対象空間の床面温度の温度
バリアフリーを実現できることになる。
【0021】以上のことから、使用者が存在する可能性
の高い空間では、快適な暖房効果を得ながら、主パネル
部分および副パネル部分によって、暖房対象空間の床面
温度を全体的に上昇させることができることになって、
快適な暖房効果を得ながら、暖房対象空間の床面温度の
温度バリアフリーを実現できる床暖房設備を提供できる
に至った。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明にかかる床暖房設備につい
て図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕この床暖房設備は、図1および図2に
示すように、リビングや和室などの暖房対象空間Kの床
面に設置される床暖房パネル3と、その床暖房パネル3
の熱媒体流通管1,2に熱媒体としての温水を循環流動
させる熱源としての熱源機Gとを備えて構成されてい
る。前記床暖房パネル3として、暖房対象空間Kの中央
部分に設置される主パネル部分3aとその主パネル部分
3aの側脇部に設置される副パネル部分3bとが設けら
れ、主パネル部分3aおよび副パネル部分3bに熱媒体
流通管1,2が装備されている。
【0023】前記熱源機Gからの温水を主パネル部分3
aの熱媒体流通管1、副パネル部分3bの熱媒体流通管
2の順に流動させるように、主パネル部分3a、副パネ
ル部分3b、および、熱源機Gが接続されている。すな
わち、熱源機Gから温水を供給する側が、主パネル部分
3aの熱媒体流通管1の入口側に接続され、主パネル部
分3aの熱媒体流通管1の出口側が、副パネル部分3b
の熱媒体流通管2の入口側に接続され、副パネル部分3
bの熱媒体流通管2の出口側が、熱源機Gに温水を戻す
側に接続されている。
【0024】そして、主パネル部分3aおよび副パネル
部分3bに熱媒体流通管1,2を装備した状態でその上
面にアルミ箔などの表面材Tを貼着したのち、その表面
材Tの上面に床仕上げ材Sを敷設するように構成されて
いる。ちなみに、図2は、表面材Tを取り外した状態で
の床暖房パネル3の平面拡大図を示し、表面材Tは、主
パネル部分3aの上面部分と副パネル部分3bの上面部
分とを一体的に構成したり、主パネル部分3aの上面部
分と副パネル部分3bの上面部分とを分割するように構
成することが可能である。
【0025】前記主パネル部分3aは、暖房対象空間K
の中央部分に設置され、主直線用基材4の複数枚と、主
直線用基材4の幅のほぼ2倍の幅を備えた幅広の主湾曲
用基材5の複数枚と、主直線用基材4の幅とほぼ同じ幅
を備えた幅狭の主湾曲用基材6とから構成され、主直線
用基材4、幅広の主湾曲用基材5、および、幅狭の主湾
曲用基材6の夫々には、熱媒体流通管1を配設するため
の上方が開口した凹入状の主溝部7が形成されている。
そして、主直線用基材4、幅広の主湾曲用基材5、およ
び、幅狭の主湾曲用基材6の夫々は、同じ厚みで、例え
ば、ポリエチレン発泡体などの発泡体にて構成され、熱
媒体流通管1を配設するための溝部の形状が異なる複数
の矩形基材を並べることにより、主パネル部分3aを構
成している。
【0026】前記主パネル部分3aは、主直線用基材4
の長さ方向(図2中Y方向)に隣接させた2つの主直線
用基材4を、その幅方向(図2中X方向)を同一方向と
して、複数の主直線用基材4を互いに隣接するように配
置し、主直線用基材4の長さ方向(図2中Y方向)の両
端部に幅広の主湾曲用基材5を配置して構成されてい
る。また、幅狭の主湾曲用基材6は、主直線用基材4の
長さ方向(図2中Y方向)の一端部で、かつ、主直線用
基材4の幅方向(図2中X方向)の一端部に配置されて
いる。ちなみに、主パネル部分3aにおいて、幅狭の主
湾曲用基材6の配置位置と対向する端部には、熱媒体流
通管1の入口部分および出口部分を配管するように、他
の主直線用基材4よりも長さが長い接続用の主直線用基
材4aが配置されている。
【0027】前記主直線用基材4および前記主湾曲用基
材5,6の幅方向に隣接する形態で木製の小根太15が
設けられ、この小根太15は、幅が同じで長さが異なる
複数の板体を主直線用基材4および主湾曲用基材5,6
の幅方向に並べて構成されている。ちなみに、小根太1
5として、主直線用基材4と同じ長さを備えた長尺の板
体と、その長尺の板体よりも短くて主湾曲用基材5,6
と同じ長さを備えた中尺の板体と、その中尺の板体より
も短い長さを備えた短尺の板体とが設けられ、長尺の板
体を主直線用基材4の間に設置し、中尺の板体を幅広の
主湾曲用基材5どうしの間または幅広の主湾曲用基材5
と幅狭の主湾曲用基材6の間に設置し、短尺の板体を幅
広の主湾曲用基材5の中央部分に設置するようにしてい
る。
【0028】前記主溝部7は、主直線用基材4に形成さ
れた直線状の主直線溝部7aと、幅広の主湾曲用基材5
に形成された湾曲状の主湾曲溝部7bと、幅狭の主湾曲
用基材6に形成された湾曲状の主湾曲溝部7cとから構
成され、主直線溝部7a、主湾曲溝部7b、および、主
湾曲溝部7cにわたって熱媒体流通管1を配管するよう
に構成されている。前記主湾曲溝部7bは、主直線用基
材4の幅方向に隣接する主直線用基材4に形成された主
直線溝部7aにわたって熱媒体流通管1を配管するよう
に構成されている。前記主湾曲溝部7cは、同じ主直線
用基材4に形成された直線用基材7aにわたって熱媒体
流通管1を配管するように構成されている。
【0029】前記主パネル部分3aの熱媒体流通管1
は、一般的に架橋ポリエチレン管やポリブテン樹脂管な
ど可撓性のあるものが使用され、接続部のない管により
構成されている。そして、主パネル部分3aの熱媒体流
通管1は、主直線溝部7aおよび主湾曲溝部7bにわた
って蛇行状に配管されて主湾曲溝部7cに連なる熱媒体
往動通流用の往路部分1aと、主湾曲溝部7cから連な
り主直線溝部7aおよび主湾曲溝部7bにわたって蛇行
状に配管される熱媒体復動通流用の復路部分1bとを備
えるように構成されている。すなわち、主パネル部分3
aの熱媒体流通管1は、パネル全体にわたって分散配置
した往路部分1aと、その往路部分1aの端部から連な
り往路部分1aに対し熱媒体通流方向が逆方向になる状
態で並んで配置される、すなわち往路部分1aの端部か
ら連なり往路部分1aと平行またはほぼ平行な姿勢で配
置される復路部分1bとを備えて構成され、往路部分1
aと復路部分1bとを主パネル部分用間隔D1を隔てて
隣接する状態で配置するようにしている。
【0030】前記副パネル部分3bは、主パネル部分3
aの側周部の全周を囲むように主パネル部分3aの周囲
の全周囲に設置され、副直線用基材8の複数枚と、副直
線用基材8の幅とほぼ同じ幅を備えた副円弧用基材9の
複数枚と、副直線用基材8の幅とほぼ同じ幅を備えた副
湾曲用基材10とから構成され、副直線用基材8、副円
弧用基材9、および、副湾曲用基材10の夫々には、熱
媒体流通管2を配設するための上方が開口した凹入状の
副溝部11が形成されている。そして、副直線用基材
8、副円弧用基材9、および、副湾曲用基材10の夫々
は、同じ厚みで、例えば、木製にて構成され、熱媒体流
通管2を配設するための溝部の形状が異なる複数の矩形
基材を並べることにより、副パネル部分3bを構成して
いる。
【0031】前記副パネル部分3bは、主パネル部分3
aの四隅部に副円弧用基材9および副湾曲用基材10を
配置させ、副円弧用基材9と副湾曲用基材10の間およ
び副円弧用基材9間に副直線用基材8を配置させて、副
直線用基材8、副円弧用基材9、および、副湾曲用基材
10にて主パネル部分3aの側周部の全周を囲むように
構成されている。
【0032】前記副溝部11は、副直線用基材8に形成
された直線状の副直線溝部11aと、副円弧用基材9に
形成された円弧状の副円弧溝部11bと、副湾曲用基材
10に形成された湾曲状の副湾曲溝部11cとから構成
され、副直線溝部11a、副円弧溝部11b、および、
副湾曲溝部11cにわたって熱媒体流通管2を配管する
ように構成されている。前記副円弧溝部11bは、副円
弧用基材9に対して直交する方向に配置される副直線用
基材8の副直線溝部11aにわたって熱媒体流通管2を
配管するように構成されている。前記副湾曲溝部11c
は、同じ副直線用基材8に形成された副直線溝部11a
にわたって熱媒体流通管2を配管するように構成されて
いる。
【0033】前記副パネル部分3bの熱媒体流通管2
も、主パネル部分3aの熱媒体流通管1と同様に、一般
的に架橋ポリエチレン管やポリブテン樹脂管など可撓性
のあるものが使用され、接続部のない管により構成され
ている。そして、副パネル部分3bの熱媒体流通管2
は、副直線溝部11aおよび副円弧溝部11bにわたっ
て配管されて副湾曲溝部11cに連なる熱媒体往動通流
用の往路部分2aと、副湾曲溝部11cから連なり副直
線溝部11aおよび副円弧溝部11bにわたって配管さ
れる熱媒体復動通流用の復路部分2bとを備えるように
構成され、往路部分2aと復路部分2bとを副パネル部
分用間隔D2を隔てて隣接する状態で配置するようにし
ている。
【0034】前記主パネル部分3aの熱媒体流通管1
は、主パネル部分用間隔D1を隔てて隣接する状態で配
置され、副パネル部分3bの熱媒体流通管2は、主パネ
ル部分用間隔D1よりも大きい副パネル部分用間隔D2
を隔てて隣接する状態で配置されて、主パネル部分3a
における熱媒体流通管1の設置密度が、副パネル部分3
bにおける熱媒体流通管2の設置密度よりも大きくなる
ように構成されている。ちなみに、主パネル部分3aに
おいて、小根太15を、例えば、主直線基材4の幅方向
(図2中X方向)に303mmの間隔を隔てて配置し、
その小根太15間に熱媒体流通管1を2本配管させるよ
うにして、主パネル部分用間隔D1を、例えば、150
mmとし、副パネル部分用間隔D2を、例えば、200
〜300mmとしている。
【0035】前記副パネル部分3bには、主パネル部分
3a、副パネル部分3b、および、熱源機Gを接続する
ための接続用基材12が、接続用の主直線用基材4aに
隣接する状態で配置され、この接続用基材12にも、上
方が開口した凹入状の接続溝部13が形成されている。
【0036】前記接続溝部13は、直線状の供給用溝部
13aと、L字状の中継用溝部13bと、L字状の戻し
用溝部13cと、中継用溝部13bと戻し用溝部13c
とを接続する直線状のバイパス用溝部13dなどから構
成されている。そして、供給用溝部13a、中継用溝部
13b、戻し用溝部13c、および、バイパス用溝部1
3dは、熱源機Gと主パネル部分3aを接続する管部
分、主パネル部分3aと副パネル部分3bを接続する管
部分、および、副パネル部分3bと熱源機Gとを接続す
る管部分を配管するように構成されている。
【0037】ちなみに、図示は省略しているが、熱源機
Gと主パネル部分3aを接続する接続管、主パネル部分
3aと副パネル部分3bを接続する接続管、および、副
パネル部分3bと熱源機Gとを接続する接続管などの各
接続管として、直線状やT字状などの各種形状の接続管
が設けられ、これらの接続管を接続溝部13に配管する
ように構成されている。
【0038】前記バイパス溝部13dと戻し溝部13c
との接続箇所には、熱源機Gからの温水を主パネル部分
3aおよび副パネル部分3bの両方に通流させて熱源機
Gに戻す併用通流状態と、熱源機Gからの温水を主パネ
ル部分3aのみに通流させて熱源機Gに戻す単独通流状
態とに切換自在な通流状態切換手段としての通流状態切
換体14が配設されている。すなわち、通流状態切換体
14は、使用者による手動操作や、図外のリモコンから
の切換指令により、主パネル部分3aを通流した温水を
副パネル部分3bを通流させて熱源機Gに戻す併用通流
状態と、主パネル部分3aを通流した温水を副パネル部
分3bをバイパスして熱源機Gに戻す単独通流状態とに
切り換えるように構成されている。
【0039】以上のように構成された床暖房設備にて、
暖房対象空間Kを暖房する場合について説明を加える。
まず、主パネル部分3aおよび副パネル部分3bにて暖
房対象空間Kを暖房するときについて説明すると、手動
操作あるいは図外のリモコンにて併用通流状態用の切換
指令を指令することにより、通流状態切換体14を併用
通流状態に切り換える。熱源機Gからの温水は、まず、
主パネル部分3aの熱媒体流通管1に供給され、その熱
媒体流通管1における往路部分1aおよび復路部分1b
を通流される。そして、主パネル部分3aを通流した温
水は、副パネル部分3bの熱媒体流通管2に供給され、
その熱媒体流通管2における往路部分2aおよび復路部
分2bを通流したのち、熱源機Gに戻される。
【0040】このようにして、熱源機Gからの温水を、
主パネル部分3aの熱媒体流通管1、副パネル部分3b
の熱媒体流通管2の順に通流させたのち、熱源機Gに戻
すことにより、主パネル部分3aのパネル全体にわたっ
て表面温度を使用者が快適感を感じる温度まで上昇させ
て、暖房対象空間Kの中央部分では、所望の暖房効果を
得るとともに、主パネル部分3aおよび副パネル部分3
bの全体にわたって表面温度を上昇させて、暖房対象空
間Kの床面を全体的に暖房して、暖房対象空間Kの床面
温度の温度バリアフリーを実現するようにしている。
【0041】次に、主パネル部分3aのみにて暖房対象
空間Kを暖房するときについて説明すると、手動操作あ
るいは図外のリモコンにて単独通流状態用の切換指令を
指令することにより、通流状態切換体14を単独通流状
態に切り換える。熱源機Gからの温水は、まず、主パネ
ル部分3aの熱媒体流通管1に供給され、その熱媒体流
通管1における往路部分1aおよび復路部分1bを通流
される。そして、主パネル部分3aを通流した温水は、
通流状態切換体14の作用により、副パネル部分3bを
バイパスして熱源機Gに戻される。
【0042】このようにして、熱源機Gからの温水を、
主パネル部分3aの熱媒体流通管1を通流させたのち、
熱源機Gに戻すことにより、主パネル部分3aのパネル
全体にわたって表面温度を使用者が快適感を感じる温度
まで上昇させて、暖房対象空間Kの中央部分を集中して
暖房して、所望の暖房効果を得るようにしている。
【0043】〔第2実施形態〕この第2実施形態は、上
記第1実施形態において、主パネル部分3a、副パネル
部分3b、および、熱源機Gを接続する構成の別実施形
態を示すものである。以下、この第2実施形態について
説明するが、主パネル部分3a、副パネル部分3b、お
よび、熱源機Gを接続する構成を中心に説明し、それ以
外の構成については、上記第1実施形態と同様であるの
で、説明を省略する。
【0044】前記熱源機Gからの温水を供給する側が、
図3に示すように、主パネル部分3aの熱媒体流通管1
の入口側および副パネル部分3bの熱媒体流通管2の入
口側に分岐する状態で接続され、主パネル部分3aの熱
媒体流通管1の出口側および副パネル部分3bの熱媒体
流通管2の出口側が、熱源機Gに温水を戻す側に合流す
る状態で接続されている。そして、熱源機Gからの温水
を主パネル部分3aの熱媒体流通管1と副パネル部分3
bの熱媒体流通管2に分岐して流動させるように、主パ
ネル部分3a、副パネル部分3b、および、熱源機Gが
接続されている。
【0045】前記副パネル部分3bには、主パネル部分
3a、副パネル部分3b、および、熱源機Gを接続する
ための接続用基材16,17が備えられ、これら接続用
基材16,17の夫々にも、上方が開口した凹入状の接
続溝部18,19が形成されている。
【0046】前記主パネル部分3aと熱源機Gとを接続
するための接続用基材16に形成された接続溝部18
に、主パネル部分3aの熱媒体流通管1の入口部分およ
び出口部分を配管させるように構成され、その熱媒体流
通管1の両端部を熱媒ヘッダHに接続して、主パネル部
分3aと熱源機Gを接続するようにしている。前記副パ
ネル部分3bと熱源機Gとを接続するための接続用基材
17に形成された接続溝部19に、副パネル部分3bの
熱媒体流通管2の入口部分および出口部分を配管させる
ように構成され、その熱媒体流通管2の両端部を熱媒ヘ
ッダHに接続して、副パネル部分3bと熱源機Gを接続
するようにしている。
【0047】すなわち、熱源機Gからの温水が熱媒ヘッ
ダHにて主パネル部分3aの熱媒体流通管1と副パネル
部分3bの熱媒体流通管2とに分岐して流動するように
構成され、主パネル部分3aの熱媒体流通管1を通流し
た温水と副パネル部分3bの熱媒体流通管2を通流した
温水とが熱媒ヘッダHにて合流して熱源機Gに戻される
ように構成されている。
【0048】そして、図示はしないが、熱媒ヘッダHに
は、熱源機Gからの温水を主パネル部分3aの熱媒体流
通管1と副パネル部分3bの熱媒体流通管2とに通流さ
せる状態と、熱源機Gからの温水を主パネル部分3aの
熱媒体流通管1のみに通流させる状態とに切換自在な通
流状態切換手段としての切換弁が装備され、この切換弁
によって併用通流状態と単独通流状態とに切り換えられ
るように構成されている。
【0049】ちなみに、上記第1実施形態と同様に、主
パネル部分3aおよび副パネル部分3bには、加熱用長
尺体としての熱媒体流通管1,2が装備され、主パネル
部分3aの熱媒体流通管1は、主パネル部分用間隔D1
を隔てて隣接する状態で配置され、副パネル部分3bの
熱媒体流通管2は、主パネル部分用間隔D1よりも大き
い副パネル部分用間隔D2を隔てて隣接する状態で配置
されて、主パネル部分3aにおける熱媒体流通管1の設
置密度が、副パネル部分3bにおける熱媒体流通管2の
設置密度よりも大きくなるように構成されている。
【0050】〔別実施形態〕 (1)上記第1および第2実施形態では、主パネル部分
3aの側周部の全周を囲むように副パネル部分3bを配
置させ、主パネル部分3aの周囲の全周囲に副パネル部
分3bを設置するようにしているが、このような構成に
代えて、主パネル部分3aの側周部の一部に副パネル部
分3b配置させ、主パネル部分3aの周囲の一部に副パ
ネル部分3bを設置することも可能である。例えば、上
記第1実施形態では、図4に示すように、主パネル部分
3aの側周部の一部に副パネル部分3bを配置して、残
りの部分には、ダミーパネルBを配置させるようにして
もよい。ちなみに、図4のものでは、副直線用基材8、
副円弧用基材9、および、コの字状のコ字状溝部11d
が形成された副コ字用基材8aとを並べて、副パネル部
分3bを構成している。また、図示はしないものの、上
記第2実施形態においても、主パネル部分3aの側周部
の一部に副パネル部分3bを配置して、残りの部分に
は、ダミーパネルBを配置させるようにしてもよい。
【0051】(2)上記第1および第2実施形態では、
主パネル部分3aの熱媒体流通管1、および、副パネル
部分3bの熱媒体流通管2は、ともに、熱媒体往動通流
用の往路部分と熱媒体復動通流用の復路部分とを備え
て、熱媒体流通管を往復配管するようにしているが、必
ずしも熱媒体流通管を往復配管する必要はなく、また、
主パネル部分3aまたは副パネル部分3bの一方のみ熱
媒体流通管を往復配管することも可能である。
【0052】(3)上記第1および第2実施形態では、
主パネル部分3aにおける熱媒体流通管1の設置密度
を、副パネル部分3bにおける熱媒体流通管2の設置密
度よりも大きくするために、主パネル部分用間隔D1よ
りも副パネル部分用間隔D2を大きくするようにしてい
るが、このような構成に限らず、例えば、主パネル部分
3aに配管する熱媒体流通管の数を副パネル部分3bに
配管する熱媒体流通管の数よりも多くするなど、適宜変
更が可能である。また、上記第1実施形態では、主パネ
ル部分3aにおける熱媒体流通管1の設置密度と、副パ
ネル部分3bにおける熱媒体流通管2の設置密度とを、
同様な設置密度となるようにしてもよい。
【0053】(4)上記第1および第2実施形態では、
併用通流状態と単独通流状態とに切換自在な通流状態切
換手段を設けるようにしているが、この通流状態切換手
段を設けずに、常時、併用通流状態として実施すること
も可能である。
【0054】(5)上記第1および第2実施形態では、
主パネル部分3aとして、複数に分割された基材に熱媒
体流通管1を配管するように構成されたパネルを例示し
たが、予め熱媒体流通管が装備された一体型のパネルを
適応することも可能である。副パネル部分3bについて
も、複数に分割された基材に熱媒体流通管1を配管する
ように構成されたパネルに限らず、予め熱媒体流通管が
装備された一体型のパネルを適応することも可能であ
る。また、主パネル部分3aと副パネル部分3bとを一
体型で構成することも可能である。
【0055】(6)上記第1および第2実施形態では、
主パネル部分3aとして、小根太15を設ける小根太付
きパネルを例示したが、小根太15を設けるものに限ら
ず、熱媒体流通管が装備された各種のパネルを適応する
ことが可能である。また、副パネル部分3bについて
も、熱媒体流通管が装備された各種のパネルを適応する
ことが可能である。
【0056】(7)上記第1および第2実施形態では、
リビングや和室などを暖房対象空間として、その暖房対
象空間に床暖房パネル3を敷設する例を示したが、廊下
や台所などを暖房対象空間として適応することも可能で
ある。
【0057】(8)上記第2実施形態では、加熱用長尺
体として、熱媒体流通管を床暖房パネル3に装備する例
を示したが、加熱用長尺体としては、熱媒体流通管に限
らず、例えば、電気ヒータでもよく、電気ヒータを床暖
房パネルに装備して実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における暖房対象空間の床面の一
部切欠斜視図
【図2】第1実施形態における床暖房パネルの平面図
【図3】第2実施形態における床暖房パネルの平面図
【図4】別実施形態における床暖房パネルの平面図
【図5】従来技術における暖房対象空間の床面の一部切
欠斜視図
【符号の説明】
1,2 熱媒体流通管 1a 往路部分 1b 復路部分 3 床暖房パネル 3a 主パネル部分 3b 副パネル部分 14 通流状態切換手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床暖房パネルが暖房対象空間に設置され
    ている床暖房設備であって、 前記床暖房パネルに熱媒体流通管が装備され、熱源から
    の熱媒体が前記熱媒体流通管に循環流動されるように構
    成され、 前記床暖房パネルとして、主パネル部分とその主パネル
    部分の側脇部に配置される副パネル部分とが設けられ、 前記熱源からの熱媒体を前記主パネル部分の熱媒体流通
    管、前記副パネル部分の熱媒体流通管の順に流動させる
    ように、前記主パネル部分、前記副パネル部分、およ
    び、前記熱源が接続されている床暖房設備。
  2. 【請求項2】 前記主パネル部分の熱媒体流通管が、パ
    ネル全体にわたって分散配置した熱媒体往動通流用の往
    路部分と、その往路部分の端部から連なり前記往路部分
    に対し熱媒体通流方向が逆方向になる状態で並んで配置
    される熱媒体復動通流用の復路部分とを備えるように構
    成され、 前記復路部分を通流した熱媒体を前記副パネル部分に導
    入するように構成されている請求項1に記載の床暖房設
    備。
  3. 【請求項3】 前記主パネル部分における前記熱媒体流
    通管の設置密度が、前記副パネル部分における前記熱媒
    体流通管の設置密度よりも大きくなるように構成されて
    いる請求項1または2に記載の床暖房設備。
  4. 【請求項4】 前記主パネル部分を通流した熱媒体を前
    記副パネル部分を通流させて前記熱源に戻す併用通流状
    態と、前記主パネル部分を通流した熱媒体を前記副パネ
    ル部分をバイパスして前記熱源に戻す単独通流状態とに
    切換自在な通流状態切換手段が設けられている請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の床暖房設備。
  5. 【請求項5】 床暖房パネルが暖房対象空間に設置され
    ている床暖房設備であって、 前記床暖房パネルとして、主パネル部分とその主パネル
    部分の側脇部に配置される副パネル部分とが設けられ、 前記主パネル部分および前記副パネル部分の夫々に加熱
    用長尺体が装備され、 前記主パネル部分における前記加熱用長尺体の設置密度
    が、前記副パネル部分における前記加熱用長尺体の設置
    密度よりも大きくなるように構成されている床暖房設
    備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015031449A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 三菱樹脂インフラテック株式会社 床暖房用パネルの敷設構造
DE102007043714B4 (de) * 2007-09-13 2016-09-15 Pedotherm Gmbh Fußbodenheizung in einem Gebäude

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