JPS5941476Y2 - 給湯用熱交換器の騒音防止構造 - Google Patents
給湯用熱交換器の騒音防止構造Info
- Publication number
- JPS5941476Y2 JPS5941476Y2 JP12083281U JP12083281U JPS5941476Y2 JP S5941476 Y2 JPS5941476 Y2 JP S5941476Y2 JP 12083281 U JP12083281 U JP 12083281U JP 12083281 U JP12083281 U JP 12083281U JP S5941476 Y2 JPS5941476 Y2 JP S5941476Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water supply
- supply pipe
- heat exchanger
- prevention structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、給湯用熱交換器の内部において、沸騰により
発生する騒音を防止する構造に関する。
発生する騒音を防止する構造に関する。
従来より、給湯器、風呂釜等の給湯用熱交換器において
は、外壁に複数個の吸熱板を付着した給湯管を、下方よ
りバーナで加熱して管内の水を温めている。
は、外壁に複数個の吸熱板を付着した給湯管を、下方よ
りバーナで加熱して管内の水を温めている。
しかし、給湯管は、経済性を考慮して薄肉としているた
め、加熱時の給湯管における温度分布は一様でなく、バ
ーナ側が極端に高温となる。
め、加熱時の給湯管における温度分布は一様でなく、バ
ーナ側が極端に高温となる。
そのため、管内の水はバーナ側より激しく沸騰し、その
結果生ずる気泡が管壁に衝突して騒音を発生している。
結果生ずる気泡が管壁に衝突して騒音を発生している。
この騒音は、時に60〜70デシベルにも達し、屋外設
置型風呂釜の夜間使用等において問題となっている。
置型風呂釜の夜間使用等において問題となっている。
この対策として、給湯管を厚肉として温度分布を均一に
すると、騒音はなくなるが、経済的に高価となる上、給
湯管の熱容量が増大して、バーナ消火後に管内の水が沸
騰するいわゆる後焚現象が表われ、給湯器のような間歇
的使用においては、熱湯が突出して火傷の原因となるお
・それがある。
すると、騒音はなくなるが、経済的に高価となる上、給
湯管の熱容量が増大して、バーナ消火後に管内の水が沸
騰するいわゆる後焚現象が表われ、給湯器のような間歇
的使用においては、熱湯が突出して火傷の原因となるお
・それがある。
本考案の目的は、このような問題を解決し、給湯管を厚
肉とすることなく、騒音を防止することにある。
肉とすることなく、騒音を防止することにある。
本考案の構成は、外壁に複数個の吸熱板を付着した給湯
管と、該給湯管を外部より加熱する熱源を有する給湯用
熱交換器において、前記給湯管の熱源に面する側の内壁
に、適当な断面の棒状体を長手方向に固着した構造であ
る。
管と、該給湯管を外部より加熱する熱源を有する給湯用
熱交換器において、前記給湯管の熱源に面する側の内壁
に、適当な断面の棒状体を長手方向に固着した構造であ
る。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図に示すように、給湯管1は、外壁に複数個の吸熱
板2が僅少の隙間をもって重ね合わせるように付着され
た円管で、その下方には、加熱用バーナ3が配設されて
いる。
板2が僅少の隙間をもって重ね合わせるように付着され
た円管で、その下方には、加熱用バーナ3が配設されて
いる。
給湯管1のバーナ3に面する側の内壁には、円形断面の
棒状体4が長平方向に固着されている。
棒状体4が長平方向に固着されている。
このように構成して、給湯管1の内部に給水し、バーナ
3で加熱する。
3で加熱する。
給湯管1の棒状体4のある側は、その反対側よりも、棒
状体4の分だけ熱容量が増大しているので、給湯管1の
バーナ側が極端に高温となることはなく、管内の水は周
囲より均等に加熱される。
状体4の分だけ熱容量が増大しているので、給湯管1の
バーナ側が極端に高温となることはなく、管内の水は周
囲より均等に加熱される。
したがって、水が局部的に沸騰して気泡が激しく発生す
ることは防止され、静かな清音をもって給湯されるので
ある。
ることは防止され、静かな清音をもって給湯されるので
ある。
第2図は、給湯管が長円形断面の場合の一実施例を示し
ており、1aは給湯管、2aは吸熱板、4aは棒状体で
ある。
ており、1aは給湯管、2aは吸熱板、4aは棒状体で
ある。
また、棒状体の断面形状は第1図及び第2図の様に円形
でもよいが、第3図の4b乃至第6図の4eに示す様に
、底辺側を給湯管の内周面の一部に密着する形状とする
方が望ましく、また、その断面の形態は、流量抵抗、伝
熱面積、バーナの熱量等に応じて適当に設定することが
好ましい。
でもよいが、第3図の4b乃至第6図の4eに示す様に
、底辺側を給湯管の内周面の一部に密着する形状とする
方が望ましく、また、その断面の形態は、流量抵抗、伝
熱面積、バーナの熱量等に応じて適当に設定することが
好ましい。
本考案は、上記の構成であるから、次のように勝れた効
果を発揮する。
果を発揮する。
(1)静かな清音をもって給湯できるので、騒音のおそ
れがなく、大型ボイラにも利用できる。
れがなく、大型ボイラにも利用できる。
(2)給湯管を厚肉にする必要がなく、かつ、構造も簡
単であるから、製造が容易で、経済性に勝れている。
単であるから、製造が容易で、経済性に勝れている。
第1図は本考案の一実施例を示す給湯用熱交換器の要部
の断面図、第2図は本考案の給湯管の他の実施例を示す
断面図、第3図ないし第6図は本考案の棒状体の他の実
施例を示す断面図である。 1.1a・・・・・・給湯管、2,2a・・・・・・吸
熱板、3・・・・・・熱源、4. 4a、 4b、
4c、 4d、 4e−・・・棒状体。
の断面図、第2図は本考案の給湯管の他の実施例を示す
断面図、第3図ないし第6図は本考案の棒状体の他の実
施例を示す断面図である。 1.1a・・・・・・給湯管、2,2a・・・・・・吸
熱板、3・・・・・・熱源、4. 4a、 4b、
4c、 4d、 4e−・・・棒状体。
Claims (1)
- 外壁に複数個の吸熱板を付着した給湯管と、該給湯管を
外部より加熱する熱源を有する給湯用熱交換器に於いて
、前記給湯管の熱源と対向する面の内壁面に、断面視に
於いてその底辺側を給湯管の内周面の一部に密着する形
状とした棒状体を長手方向に固着した構成の給湯用熱交
換器の騒音防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12083281U JPS5941476Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 給湯用熱交換器の騒音防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12083281U JPS5941476Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 給湯用熱交換器の騒音防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5827676U JPS5827676U (ja) | 1983-02-22 |
JPS5941476Y2 true JPS5941476Y2 (ja) | 1984-11-30 |
Family
ID=29914800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12083281U Expired JPS5941476Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 給湯用熱交換器の騒音防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941476Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014152948A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 伝熱管および排熱回収ボイラ |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12083281U patent/JPS5941476Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5827676U (ja) | 1983-02-22 |
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