JP2001120908A - 高分子凝集剤及びその製造方法 - Google Patents

高分子凝集剤及びその製造方法

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JP2001120908A
JP2001120908A JP30014699A JP30014699A JP2001120908A JP 2001120908 A JP2001120908 A JP 2001120908A JP 30014699 A JP30014699 A JP 30014699A JP 30014699 A JP30014699 A JP 30014699A JP 2001120908 A JP2001120908 A JP 2001120908A
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mol
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amidine
unit
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Katsuhisa Kubo
勝寿 久保
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Kurita Water Industries Ltd
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Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アミジン単位を有するカチオン性高分子凝集剤
であって、アミジン単位の比率が比較的低くても、優れ
た凝集性能を発揮する高分子凝集剤及びその製造方法を
提供する。 【解決手段】(A)一般式[1]で表されるアミジン単位
6〜30モル%、(B)多官能性モノマー単位0.000
3〜0.04モル%及び(C)他のモノマー単位を有する
ポリマーを含有することを特徴とする高分子凝集剤、並
びに、N−ビニル若しくはN−イソプロペニルカルボン
酸アミド若しくはイミド、(メタ)アクリロニトリル及び
多官能性モノマーを含むモノマー混合物を重合したの
ち、酸変性によりアミジン単位を形成する高分子凝集剤
の製造方法であって、N−ビニル又はN−イソプロペニ
ル化合物と(メタ)アクリロニトリルの仕込みモル比が2
0:80〜80:20であり、多官能性モノマーの仕込
み量が0.0003〜0.022モル%であることを特徴
とする高分子凝集剤の製造方法。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子凝集剤及び
その製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、ア
ミジン単位を有するカチオン性高分子凝集剤であって、
アミジン単位の比率が比較的低くても、優れた凝集性能
を発揮する高分子凝集剤及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】N−ビニルカルボン酸アミドとアクリロ
ニトリルを必須モノマー成分とする共重合体を加水分
解、環化して得られるアミジン単位を有するポリマー
は、凝集剤や紙用添加剤として優れた性能を示すことが
知られている(特開平5−192153号公報)。ま
た、この公報によれば、このポリマーの性能はアミジン
単位の比率に左右され、20〜90モル%が有効であ
り、製造の容易さと凝集剤の性能の点から最も好ましい
比率は50〜80モル%とされている。しかしながら、
このような高い比率のアミジン単位を有するポリマーを
得るには、高温で反応させる必要がある。例えば、特開
平5−192513号公報には100℃で4時間反応さ
せることが、特開平6−218400号公報には100
℃で5時間反応させることが、いずれも実施例に記載さ
れている。N−カルボン酸アミドのアミド基をアミノ基
に変性するには70℃程度でも可能であるが、さらにニ
トリル基との反応でアミジン単位を高い比率で生成する
には、80℃以上、好ましくは90℃以上の加熱条件が
必要である。70℃の条件では、アミジン化反応が進行
しにくい。このために、温和な反応条件でアミジン化反
応を行い、アミジン単位の比率が低くても、なおかつ、
優れた性能を有する高分子凝集剤及びその製造方法が求
められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アミジン単
位を有するカチオン性高分子凝集剤であって、アミジン
単位の比率が比較的低くても、優れた凝集性能を発揮す
る高分子凝集剤及びその製造方法を提供することを目的
としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリマー分子をわ
ずかに架橋することにより、アミジン単位の比率が低い
ポリマーであっても、その比率の高いポリマーと同等の
凝集性能を発揮することを見いだし、この知見に基づい
て本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
(1)(A)一般式[1]で表されるアミジン単位6〜3
0モル%、(B)多官能性モノマー単位0.0003〜0.
04モル%及び(C)他のモノマー単位を有するポリマー
を含有することを特徴とする高分子凝集剤、
【化3】 (ただし、式中、R1及びR2は、水素又はメチル基であ
る。)、及び、(2)一般式[2]又は一般式[3]で
表されるN−ビニル化合物又はN−イソプロペニル化合
物、アクリロニトリル又はメタクリロニトリル及び多官
能性モノマーを含むモノマー混合物を重合したのち、酸
変性によりアミジン単位を形成する高分子凝集剤の製造
方法であって、N−ビニル化合物又はN−イソプロペニ
ル化合物とアクリロニトリル又はメタクリロニトリルの
仕込みモル比が20:80〜80:20であり、多官能
性モノマーの仕込み量が0.0003〜0.022モル%
であることを特徴とする高分子凝集剤の製造方法、
【化4】 (ただし、式中、R1は水素又はメチル基であり、R3
水素又は炭素数1〜4のアルキル基であり、R4は炭素
数2〜3のアルキレン基である。)、を提供するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の高分子凝集剤は、(A)一
般式[1]で表されるアミジン単位6〜30モル%、
(B)多官能性モノマー単位0.0003〜0.04モル%
及び(C)他のモノマー単位を有するポリマーを含有する
ものである。
【化5】 ただし、一般式[1]において、R1及びR2は、水素又
はメチル基である。本発明の高分子凝集剤の製造方法
は、一般式[2]又は一般式[3]で表されるN−ビニ
ル化合物又はN−イソプロペニル化合物、一般式[4]
で表されるアクリロニトリル又はメタクリロニトリル及
び多官能性モノマーを含むモノマー混合物を重合したの
ち、酸変性によりアミジン単位を形成する高分子凝集剤
の製造方法であって、N−ビニル化合物又はN−イソプ
ロペニル化合物とアクリロニトリル又はメタクリロニト
リルの仕込みモル比が20:80〜80:20であり、
多官能性モノマーの仕込み量が0.0003〜0.022
モル%であるものである。
【化6】 ただし、一般式[2]及び一般式[3]において、R1
は水素又はメチル基であり、R3は水素又は炭素数1〜
4のアルキル基であり、R4は炭素数2〜3のアルキレ
ン基である。一般式[4]において、R2は水素又はメ
チル基である。本発明方法に用いる一般式[2]で表さ
れるN−ビニルカルボン酸アミド及びN−イソプロペニ
ルカルボン酸アミドとしては、N−ビニルホルムアミ
ド、N−ビニルアセトアミド、N−イソプロペニルホル
ムアミド及びN−イソプロペニルアセトアミドを挙げる
ことができる。一般式[3]で表されるN−ビニルカル
ボン酸イミド及びN−イソプロペニルカルボン酸イミド
としては、N−ビニルコハク酸イミド、N−ビニルグル
タル酸イミド、N−イソプロペニルコハク酸イミド、N
−イソプロペニルグルタル酸イミドを挙げることができ
る。これらのN−ビニル化合物及びN−イソプロペニル
化合物は、1種を単独で用いることができ、あるいは、
2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0006】本発明方法において、一般式[4]で表さ
れるアクリロニトリルとメタクリロニトリルは、それぞ
れを単独で用いることができ、あるいは、両者を組み合
わせて用いることもできる。本発明方法に用いる多官能
性モノマーに特に制限はなく、例えば、N,N'−メチレ
ンビス(メタ)アクリルアミド、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼンなどのジビニル
化合物、メチロール(メタ)アクリルアミドなどのビニル
系メチロール化合物、アクロレインなどのビニル系アル
デヒド化合物などを挙げることができる。本発明方法に
おいては、一般式[2]又は一般式[3]で表されるN
−ビニル化合物又はN−イソプロペニル化合物、一般式
[4]で表されるアクリロニトリル又はメタクリロニト
リル及び多官能性モノマーに加えて、他のモノマーを共
重合することができる。共重合する他のモノマーに特に
制限はなく、例えば、(メタ)アクリルアミド、スチレ
ン、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、酢酸ビニル、N−ビニルヒロリドンなどのノニオ
ン性モノマー、(メタ)アクリル酸又はそのアルカリ金属
塩、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸などのスル
ホン酸基を有するモノマー又はそのアルカリ金属塩など
のアニオン性モノマー、ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミドなどの3級塩又は4級塩などのカチオン性モノマー
などを挙げることができる。
【0007】本発明方法において、一般式[2]又は一
般式[3]で表されるN−ビニル化合物又はN−イソプ
ロペニル化合物と一般式[4]で表されるアクリロニト
リル又はメタクリロニトリルの仕込みモル比は20:8
0〜80:20であり、より好ましくは40:60〜6
0:40である。N−ビニル化合物又はN−イソプロペ
ニル化合物とアクリロニトリル又はメタクリロニトリル
のモル比が20:80未満であっても、80:20を超
えても、高分子凝集剤としての性能に寄与するアミジン
単位が少なくなるおそれがある。本発明方法において、
多官能性モノマーの仕込み量は0.0003〜0.022
モル%であり、より好ましくは0.003〜0.015モ
ル%である。多官能性モノマーの仕込み量が0.000
3モル%未満であると、ポリマーの架橋点が少なくな
り、アミジン単位の比率の低いポリマーが優れた凝集性
能を発現することが困難となるおそれがある。多官能性
モノマーの仕込み量が0.022モル%を超えると、ポ
リマーの架橋点が多くなりすぎて、ポリマーが不溶性と
なるおそれがある。本発明方法によってポリマーを製造
することにより、多官能性モノマー単位の比率が0.0
003〜0.04モル%であるポリマーを得ることがで
きる。
【0008】本発明方法において、重合方法に特に制限
はなく、使用するモノマー及び生成するポリマーの溶解
性などに応じて、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などを
選ぶことができる。例えば、使用するモノマーも生成す
るポリマーも水溶性であれば、水溶液重合が可能であ
る。モノマーを水に溶解し、不活性ガスを通気し、所定
温度まで昇温したのち、水溶性重合開始剤を添加するこ
とによってポリマーを得ることができる。水溶液重合に
よって得られたポリマーは、そのまま、または単離した
のち、加水分解及びアミジン化反応に供することができ
る。使用するモノマーが水溶性であり、生成するポリマ
ーが水不溶性である場合は、同様に重合することによ
り、ポリマーの水分散液を得ることができる。また、使
用するモノマーの水への溶解度が小さいときは、懸濁重
合や乳化重合などを用いることができる。乳化重合にお
いては、水中にモノマー、乳化剤、水溶性重合開始剤な
どを加え、不活性ガス雰囲気中、撹拌下に加熱すること
により、ポリマーを得ることができる。重合開始剤とし
ては、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、2,2'−
アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩などを用いる
ことができるが、アゾ系化合物が特に好ましい。本発明
方法においては、上記のポリマーの水溶液又は水分散液
を、酸又はアルカリの存在下に加熱することにより、ポ
リマー中の酸アミド単位又は酸イミド単位を加水分解し
てアミン単位とし、さらにアミン単位と隣接するニトリ
ル単位との反応により、一般式[1]で表されるアミジ
ン単位を生成するアミジン化反応を行う。加水分解及び
アミジン化反応は2段階で行うこともできるが、通常は
1段階で行うことが好ましい。ポリマーの構造と目的の
加水分解率及びアミジン化率に応じて、反応条件を選択
することができる。通常は、上記のポリマーを5〜80
重量%の水溶液又は水分散液とし、酸アミド単位又は酸
イミド単位に対して1〜5当量倍の酸又は酸アミド単位
に対して1〜5当量倍のアルカリ若しくは酸イミド単位
に対し2〜10当量倍のアルカリを加え、40〜70℃
に加熱することにより、加水分解及びアミジン化反応を
行うことができる。加熱時間は、1〜10時間であるこ
とが好ましい。このような条件で加水分解及びアミジン
化反応を行うことにより、アミジン単位6〜30モル%
のポリマーを得ることができる。加水分解及びアミジン
化反応の温度をより高温に、例えば、90℃程度とする
ことにより、アミジン単位の比率を高めることができる
が、本発明の高分子凝集剤は、アミジン単位の比率が3
0モル%を超えても凝集性能に変化はない。
【0009】本発明の高分子凝集剤は、(A)一般式
[1]で表されるアミジン単位6〜30モル%、(B)多
官能性モノマー単位0.0003〜0.04モル%及び
(C)他のモノマー単位を有するポリマーを含有する。
【化7】 ただし、一般式[1]において、R1及びR2は、水素又
はメチル基である。(A)一般式[1]で表されるアミジ
ン単位が6モル%未満であると、凝集性能が不足するお
それがある。一般式[1]で表されるアミジン単位が3
0モル%を超えても、凝集性能はアミジン単位の増加に
見合っては向上しない。(B)多官能性モノマー単位の比
率が0.0003モル%未満であると、アミジン単位の
比率の低いポリマーが優れた凝集性能を発現することが
困難となるおそれがある。多官能性モノマー単位の比率
が0.04モル%を超えると、ポリマーが不溶性となる
おそれがある。(C)他のモノマー単位としては、酸変性
により加水分解されなかったN−ビニルカルボン酸アミ
ド単位、N−イソプロペニルカルボン酸アミド単位、N
−ビニルカルボン酸イミド単位、N−イソプロペニルカ
ルボン酸イミド単位、アクリロニトリル単位、メタクリ
ロニトリル単位、酸変性により加水分解されたがアミジ
ン化されなかったビニルアミン単位、必要に応じて共重
合された他のモノマー単位を挙げることができる。
【0010】本発明方法においては、N−ビニル化合物
単位又はN−イソプロペニル化合物単位、アクリロニト
リル単位又はメタクリロニトリル単位及び多官能性モノ
マー単位を有する水不溶性のポリマーを、硝酸イオンの
存在下に、水媒体中、酸を用いて変性して、高分子凝集
剤の水分散液とすることができる。使用する酸に特に制
限はなく、例えば、塩酸、硝酸、酢酸などを挙げること
ができる。使用する酸の量は、ポリマー中のN−ビニル
化合物単位又はN−イソプロペニル化合物単位の0.5
〜5モル倍であることが好ましく、1〜3モル倍である
ことがより好ましい。酸の量がN−ビニル化合物単位又
はN−イソプロペニル化合物単位の0.5モル倍未満で
あると、変性速度が遅く、また、十分に変性が進行しな
いおそれがある。酸の量がN−ビニル化合物単位又はN
−イソプロペニル化合物単位の5モル倍を超えると、変
性に対して大過剰の酸を添加していることになり、経済
的に好ましくない。使用する酸の量は、目的とする変性
率に応じて適宜選択することができる。水媒体中に存在
させる硝酸イオン源となる化合物に特に制限はなく、酸
として硝酸を使用する場合には硝酸自体が硝酸イオン源
となるほか、硝酸イオン源として、硝酸ナトリウム、硝
酸カリウム、硝酸カルシウム、硝酸アンモニウムなどの
硝酸塩を添加することができる。これらの硝酸イオン源
は、1種を単独で用いることができ、あるいは、2種以
上を組み合わせて用いることもできる。反応混合物中に
おける硝酸イオンの濃度は、3〜40重量%であること
が好ましく、5〜20重量%であることがより好まし
い。反応混合物中における硝酸イオンの濃度が3重量%
未満であると、酸変性されたカチオン性ポリマーが水媒
体中に溶出し、系の粘度が増大するおそれがある。反応
混合物中の硝酸イオンの濃度が40重量%あれば、酸変
性されたカチオン性ポリマーが水媒体中に分散するに十
分であり、通常は40重量%を超える硝酸イオンの必要
はない。硝酸イオン源となる化合物を添加する時期に特
に制限はなく、例えば、一般式[2]又は一般式[3]
で表されるN−ビニル化合物又はN−イソプロペニル化
合物、アクリロニトリル又はメタクリロニトリル及び多
官能性モノマーを重合する際に添加することもできる
が、重合終了後の酸変性時に添加することがより好まし
い。重合時に硝酸イオン源となる化合物を添加すると、
重合の進行とともに系の粘度が上昇して重合熱の除去が
困難となり、その結果得られるポリマーの分子量が小さ
くなって、高分子凝集剤として使用するには好ましくな
いポリマーとなるおそれがある。
【0011】N−ビニル化合物単位又はN−イソプロペ
ニル化合物単位、アクリロニトリル単位又はメタクリロ
ニトリル単位及び多官能性モノマー単位を有する水不溶
性のポリマーの濃度は、5〜50重量%であることが好
ましく、10〜30重量%であることがより好ましい。
水不溶性のポリマーの濃度が5重量%未満であると、得
られる水溶性カチオンポリマー水系分散液の濃度も低く
なり、経済的な有利性が損なわれるおそれがある。水不
溶性のポリマーの濃度が50重量%を超えると、均一に
酸変性を進めることが困難となるおそれがある。硝酸イ
オンの存在下に酸変性する場合には、反応混合物にヒド
ロキシルアミンを添加することが好ましい。ヒドロキシ
ルアミンを添加することにより、ゲル化を防止すること
ができる。また、硝酸イオンの存在下に酸変性する場合
には、反応混合物にメタノール、エタノール、イソプロ
パノールなどの低級アルコールを添加することが好まし
い。低級アルコールの添加により、酸変性時に副生する
カルボン酸が低沸点のエステルとなり、反応系からの除
去が容易となる。添加する低級アルコールの量は、水不
溶性のポリマー中のN−ビニル化合物単位又はN−イソ
プロペニル化合物単位の1〜3モル倍であることが好ま
しい。
【0012】硝酸イオンの存在下に酸変性する場合に
は、水媒体中にポリビニルアルコール、ポリエチレング
リコールなどの水溶性ポリマー、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリ(オキシエチレン−オキ
シプロピレン)ブロックコポリマー、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、アルキルアミンなどの界面活性剤を
分散剤として添加することができる。水溶性ポリマー及
び界面活性剤は、いずれも1種を単独で用いることがで
き、あるいは、2種以上を組み合わせて用いることもで
きる。水媒体中に水溶性ポリマー又は界面活性剤を存在
させることにより、水溶性カチオンポリマー水系分散液
の安定性及び流動性を向上することができる。反応混合
物中の水溶性ポリマー又は界面活性剤の濃度は、0.1
〜20重量%であることが好ましく、0.5〜10重量
%であることがより好ましい。反応混合物中の水溶性ポ
リマー又は界面活性剤の濃度が0.1重量%未満である
と、水溶性カチオンポリマー水系分散液の安定性及び流
動性の向上効果が顕著に発現しないおそれがある。反応
混合物中の水溶性ポリマー又は界面活性剤の濃度が20
重量%を超えると、水溶性カチオンポリマー水系分散液
の安定性及び流動性は、水溶性ポリマー又は界面活性剤
の添加量の増大に見合っては向上せず、経済的に不利と
なるおそれがある。水溶性ポリマー又は界面活性剤の添
加時期に特に制限はなく、N−ビニル化合物又はN−イ
ソプロペニル化合物、アクリロニトリル又はメタクリロ
ニトリル及び多官能性モノマーを重合する際に添加する
ことができ、あるいは、重合終了後の酸変性時に添加す
ることもできる。
【0013】本発明の高分子凝集剤は、含有されるポリ
マーが高分子量であることが好ましく、分子量の指標と
なる1規定塩化ナトリウム水溶液を溶媒として30℃で
測定した固有粘度が1dL/g以上であることが好まし
く、3dL/g以上であることがより好ましい。本発明の
高分子凝集剤は、汚泥を含むスラリーに対し、その固形
分に対するポリマーの比率が、0.01〜3重量%とな
るように添加することが好ましく、0.1〜1重量%と
なるように添加することがより好ましい。本発明の高分
子凝集剤は、アミジン化反応を終了した水溶液や水分散
液のままで、又は、濃縮若しくは希釈した水溶液とし
て、排水の凝集剤、汚泥の脱水剤、紙用添加剤などに使
用することができる。また、アミジン化反応を終了した
水溶液をアセトンなどの有機溶媒と混合し、ポリマーを
沈殿せしめたのち、分離、乾燥して粉末化し、あるい
は、エマルションなどとして使用することもできる。本
発明の高分子凝集剤は、各種の排水からその中の懸濁物
質を凝集させて除去するために好適に用いることがで
き、特に、有機汚泥に対して極めて有効である。このよ
うな汚泥としては、下水処理場から発生する初沈汚泥、
余剰汚泥、これらを混合した混合汚泥、消化汚泥などを
挙げることができる。また、し尿を活性汚泥処理する際
に発生する汚泥や、各種産業排水を活性汚泥処理する際
に発生する汚泥なども有利に処理することができる。
【0014】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 実施例1 撹拌機、窒素導入管及び冷却管を備えた300mLの四つ
口セパラブルフラスコに、N−ビニルホルムアミド2
0.0g(0.28モル)、アクリロニトリル22.3g
(0.42モル)及び純水250gを入れ、さらにN,
N'−メチレンビスアクリルアミド5mg(0.032ミリ
モル)を添加した。氷浴中でこの混合液に窒素ガスを流
量500mL/minで60分間吹き込み、液中の溶存酸素
ガスを除去した。撹拌しつつ60℃に昇温したのち、
2,2'−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩50
mgを添加した。このまま5時間重合を続け、水中にポリ
マーが析出した懸濁物を得た。この懸濁物に、35重量
%塩酸32.3g(0.31モル)を添加して、撹拌しな
がら70℃で8時間反応し、ホルミル基の加水分解とア
ミジン化を行った。生成物をアセトン中に添加し、析出
物を真空乾燥してポリマーを得た。得られたポリマーの
繰り返し単位を13C−核磁気共鳴吸収スペクトル法によ
り分析したところ、アミジン単位25モル%、ビニルア
ミン単位を示すアミノ基が25モル%、アクリロニトリ
ル単位を示すシアノ基が50モル%であった。また、1
規定塩化ナトリウム水溶液を溶媒として、30℃におい
て、ウベローデ粘度計を用いて測定した固有粘度は4.
1dL/gであった。このポリマーを、ポリマーA1とす
る。 実施例2 N−ビニルホルムアミドの仕込み量を28.6g(0.4
0モル)、アクリロニトリルの仕込み量を21.4g
(0.40モル)、35重量%塩酸の添加量を45.9g
(0.44モル)とした以外は、実施例1と同様にして
重合、加水分解、アミジン化及びポリマーの分析を行っ
た。得られたポリマーの繰り返し単位は、アミジン単位
26モル%、N−ビニルホルムアミド単位を示すホルミ
ル基が1モル%、ビニルアミン単位36モル%、アクリ
ロニトリル単位37モル%であり、固有粘度は3.9dL
/gであった。このポリマーを、ポリマーA2とする。 実施例3 N−ビニルホルムアミドの仕込み量を33.4g(0.4
7モル)、アクリロニトリルの仕込み量を16.6g
(0.31モル)、35重量%塩酸の添加量を54.2g
(0.52モル)とした以外は、実施例1と同様にして
重合、加水分解、アミジン化及びポリマーを行った。得
られたポリマーの繰り返し単位は、アミジン単位29モ
ル%、N−ビニルホルムアミド単位2モル%、ビニルア
ミン単位46モル%、アクリロニトリル単位23モル%
であり、固有粘度は3.8dL/gであった。このポリマ
ーを、ポリマーA3とする。
【0015】比較例1 実施例1と同じ四つ口セパラブルフラスコに、N−ビニ
ルホルムアミド28.6g(0.40モル)、アクリロニ
トリル21.4g(0.40モル)及び純水250gを入
れ、さらにN,N'−メチレンビスアクリルアミド0.2
5mg(0.0016ミリモル)を添加した。氷浴中でこ
の混合液に窒素ガスを流量500mL/minで60分間吹
き込み、液中の溶存酸素ガスを除去した。撹拌しつつ6
0℃に昇温したのち、2,2'−アゾビス(2−アミジノ
プロパン)二塩酸塩50mgを添加した。このまま5時間
重合を続け、水中にポリマーが析出した懸濁物を得た。
この懸濁物に、35重量%塩酸45.9g(0.44モ
ル)を添加して、撹拌しながら70℃で8時間反応し、
ホルミル基の加水分解とアミジン化を行った。生成物を
アセトン中に添加し、析出物を真空乾燥してポリマーを
得た。得られたポリマーの繰り返し単位は、アミジン単
位26モル%、N−ビニルホルムアミド単位2モル%、
ビニルアミン単位35モル%、アクリロニトリル単位3
7モル%であり、固有粘度は3.9dL/gであった。こ
のポリマーを、ポリマーB1とする。 実施例4 N,N'−メチレンビスアクリルアミドの添加量を0.5m
g(0.0032ミリモル)とした以外は、比較例1と同
様にして重合、加水分解、アミジン化及びポリマーの分
析を行った。得られたポリマーの繰り返し単位は、アミ
ジン単位24モル%、N−ビニルホルムアミド単位1モ
ル%、ビニルアミン単位37モル%、アクリロニトリル
単位38モル%であり、固有粘度は3.7dL/gであっ
た。このポリマーを、ポリマーB2とする。 実施例5 N,N'−メチレンビスアクリルアミドの添加量を25mg
(0.162ミリモル)とした以外は、比較例1と同様
にして重合、加水分解、アミジン化及びポリマーの分析
を行った。得られたポリマーの繰り返し単位は、アミジ
ン単位26モル%、ビニルアミン単位37モル%、アク
リロニトリル単位37モル%であり、固有粘度は3.8d
L/gであった。このポリマーを、ポリマーB3とす
る。 比較例2 N,N'−メチレンビスアクリルアミドの添加量を50mg
(0.325ミリモル)とした以外は、比較例1と同様
にして重合、加水分解及びアミジン化を行った。得られ
たポリマーは、不溶性であったので、分析は行わなかっ
た。このポリマーを、ポリマーB4とする。 比較例3 実施例1と同じ四つ口セパラブルフラスコに、N−ビニ
ルホルムアミド28.6g(0.40モル)、アクリロニ
トリル21.4g(0.40モル)及び純水250gを入
れた。氷浴中でこの混合液に窒素ガスを流量500mL/
minで60分間吹き込み、液中の溶存酸素ガスを除去し
た。撹拌しつつ60℃に昇温したのち、2,2'−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩50mgを添加した。
このまま5時間重合を続け、水中にポリマーが析出した
懸濁物を得た。この懸濁物に、35重量%塩酸45.9
g(0.44モル)を添加して、撹拌しながら90℃で
8時間反応し、ホルミル基の加水分解とアミジン化を行
った。生成物をアセトン中に添加し、析出物を真空乾燥
してポリマーを得た。得られたポリマーの繰り返し単位
は、アミジン単位60モル%、ビニルアミン単位20モ
ル%、アクリロニトリル単位20モル%であった。ま
た、固有粘度は3.7dL/gであった。このポリマー
を、ポリマーCとする。実施例1〜5及び比較例1〜3
におけるモノマー仕込み組成、ポリマー繰り返し単位及
び固有粘度を、第1表に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】実施例6 下水余剰汚泥を用いて凝集、脱水試験を行った。用いた
汚泥の性状は、pH6.0、SS1.94重量%、VSS
/SS82.2重量%、繊維分/SS6.8重量%、電気
伝導率236mS/mであった。汚泥200mLを300
mLポリビーカーに採り、ポリマーA1の0.2重量%水
溶液を、ポリマー添加率が汚泥のSSに対して0.6重
量%になるようにシリンジで添加し、スパーテルを用い
て180rpmで、30秒間撹拌した。そのときのフロッ
ク径は、2.5mmであった。次いで、ナイロンろ布を敷
いたブフナーロートに内径50mmの硬質塩化ビニル製の
円筒を置き、その中へ凝集した汚泥を注ぎ込み、メスシ
リンダーを用いて20秒後のろ液量を測定したところ、
138mLであった。さらに、ろ布上に残った凝集汚泥を
べルトプレス用のポリエステルろ布にとり、圧力1.0k
g/cm2で60秒圧搾を行った。ろ布上の汚泥をヘラで掻
き取り、含水率を測定したところ、80.6重量%であ
った。 実施例7〜10 ポリマーA1の代わりに、ポリマーA2、A3、B2、
B3を用いて、実施例6と同じ試験を行った。 比較例4 ポリマーA1の代わりに、ポリマーB1を用いて、実施
例6と同じ試験を行った。 比較例5 ポリマーA1の代わりに、ポリマーCを用いて、実施例
6と同じ試験を行った。実施例6〜10及び比較例4〜
5の結果を、第2表に示す。
【0019】
【表3】
【0020】第2表に見られるように、適量のN,N'−
メチレンビスアクリルアミドを共重合して適度に架橋し
たポリマーA1、A2、A3、B2、B3を用いた実施
例6〜10においては、加水分解とアミジン化を高温で
行ったアミジン単位の比率の高いポリマーCを用いた比
較例5と同等のろ過性と脱水性が得られている。これに
対して、共重合したN,N'−メチレンビスアクリルアミ
ドの量が少ないポリマーB1を用いた比較例4では、ろ
過性と脱水性が劣っている。 実施例11 下水消化汚泥を用いて凝集、脱水試験を行った。用いた
汚泥の性状は、pH7.4、SS2.13重量%、VSS/
SS67.9重量%、繊維分/SS3.8重量%、電気伝
導率796mS/mであった。汚泥200mLを300mL
ポリビーカーに採り、ポリマーA1の0.2重量%水溶
液を、ポリマー添加率が汚泥のSSに対して0.6重量
%になるようにシリンジで添加し、スパーテルを用いて
180rpmで、30秒間撹拌した。そのときのフロック
径は、3.0mmであった。次いで、ナイロンろ布を敷い
たブフナーロートに内径50mmの硬質塩化ビニル製の円
筒を置き、その中へ凝集した汚泥を注ぎ込み、メスシリ
ンダーを用いて20秒後のろ液量を測定したところ、1
60mLであった。さらに、ろ布上に残った凝集汚泥をべ
ルトプレス用のポリエステルろ布にとり、圧力1.0kg
/cm2で60秒圧搾を行った。ろ布上の汚泥をヘラで掻
き取り、含水率を測定したところ、82.8重量%であ
った。 実施例12〜15 ポリマーA1の代わりに、ポリマーA2、A3、B2、
B3を用いて、実施例11と同じ試験を行った。 比較例6 ポリマーA1の代わりに、ポリマーB1を用いて、実施
例11と同じ試験を行った。 比較例7 ポリマーA1の代わりに、ポリマーCを用いて、実施例
11と同じ試験を行った。実施例11〜15及び比較例
6〜7の結果を、第3表に示す。
【0021】
【表4】
【0022】第3表に見られるように、適量のN,N'−
メチレンビスアクリルアミドを共重合して適度に架橋し
たポリマーA1、A2、A3、B2、B3を用いた実施
例11〜15においては、加水分解とアミジン化を高温
で行ったアミジン単位の比率の高いポリマーCを用いた
比較例7と同等のろ過性と脱水性が得られている。これ
に対して、共重合したN,N'−メチレンビスアクリルア
ミドの量が少ないポリマーB1を用いた比較例6では、
ろ過性と脱水性が劣っている。
【0023】
【発明の効果】本発明の高分子凝集剤は、適量の多官能
性モノマーを共重合して適度に架橋しているので、アミ
ジン単位の比率が低くても凝集性に優れ、高温において
加水分解とアミジン化を行ってアミジン単位の比率を高
めた従来の高分子凝集剤と同等又はそれ以上の性能を発
揮する。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D015 BA05 BA09 BA10 BB05 CA01 CA12 DB16 DB19 DC02 DC07 EA06 EA35 4J100 AB16R AF06R AL66R AM02Q AM15P AM21R AM24R AN04P BA03R BA08R BA12P BC65H CA05 HA61 HB25 HB44 HB52 JA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式[1]で表されるアミジン単位
    6〜30モル%、(B)多官能性モノマー単位0.000
    3〜0.04モル%及び(C)他のモノマー単位を有する
    ポリマーを含有することを特徴とする高分子凝集剤。 【化1】 (ただし、式中、R1及びR2は、水素又はメチル基であ
    る。)
  2. 【請求項2】一般式[2]又は一般式[3]で表される
    N−ビニル化合物又はN−イソプロペニル化合物、アク
    リロニトリル又はメタクリロニトリル及び多官能性モノ
    マーを含むモノマー混合物を重合したのち、酸変性によ
    りアミジン単位を形成する高分子凝集剤の製造方法であ
    って、N−ビニル化合物又はN−イソプロペニル化合物
    とアクリロニトリル又はメタクリロニトリルの仕込みモ
    ル比が20:80〜80:20であり、多官能性モノマ
    ーの仕込み量が0.0003〜0.022モル%であるこ
    とを特徴とする高分子凝集剤の製造方法。 【化2】 (ただし、式中、R1は水素又はメチル基であり、R3
    水素又は炭素数1〜4のアルキル基であり、R4は炭素
    数2〜3のアルキレン基である。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005511869A (ja) * 2001-12-17 2005-04-28 オンデオ ナルコ カンパニー 双性イオン性モノマーを含む高分子量カチオン性及びアニオン性ポリマー
JP2011011125A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Hymo Corp 水処理方法

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JP2005511869A (ja) * 2001-12-17 2005-04-28 オンデオ ナルコ カンパニー 双性イオン性モノマーを含む高分子量カチオン性及びアニオン性ポリマー
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