JP2001120870A - ミシンの先引きローラ制御方法およびその装置 - Google Patents

ミシンの先引きローラ制御方法およびその装置

Info

Publication number
JP2001120870A
JP2001120870A JP30429799A JP30429799A JP2001120870A JP 2001120870 A JP2001120870 A JP 2001120870A JP 30429799 A JP30429799 A JP 30429799A JP 30429799 A JP30429799 A JP 30429799A JP 2001120870 A JP2001120870 A JP 2001120870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse
cloth feeding
feed
cloth
leading roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30429799A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kubota
義彦 窪田
Haruo Iwabuchi
治男 岩渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP30429799A priority Critical patent/JP2001120870A/ja
Priority to TW89122476A priority patent/TW526302B/zh
Priority to CZ20003959A priority patent/CZ20003959A3/cs
Priority to CN 00134727 priority patent/CN1204312C/zh
Publication of JP2001120870A publication Critical patent/JP2001120870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 先引きローラの逆送り時に、送り歯との
間に被縫製物が弛みとなって皺を作らないようにする。
【解決手段】 縫目形成位置において布送り方向を正
逆に選択的に変換可能に被縫製物を移送する布送り手段
が逆送り状態となるとき、布送り手段よりも布送り方向
先方において上方から被縫製物に係合して回転により被
縫製物を移送する先引きローラの逆送り量が、前記布送
り手段の逆送り量または前記先引きローラの正送り量と
等しい又はそれよりも少ない送り量となるように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫目形成位置よりも布
送り方向先方に配置され、被縫製物に上方から係合して
回転により被縫製物を送る先引きローラを備えたミシン
の先引き送りローラ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縫目形成位置において送り歯の送
り四運動と押え足の協働により被縫製物を移動する布送
り手段よりも布送り方向前方に配置されモータにより回
転される先引きローラは、被縫物上方から被縫製物に係
合し、前記布送り手段よりも多めの布送り量で送ること
により被縫物を引っ張りながら前記布送り方向前方に移
送するようにしていた。
【0003】しかしながら、従来の先引きローラは被縫
製物を布送り方向前方に移動するための一方向回転のみ
が可能であったため、縫製中に前記送り歯による送り方
向を逆方向とする、所謂返し縫いを行なう際、送り歯と
先引きローラとによる被縫製物の引き合いとなり、先引
きローラにより被縫製物上面に引っ掻き傷を作ったり、
逆送り量が所定の量とならず、縫目が不揃いとなること
があり、縫製品の品質を低下させた。
【0004】このため、この送り歯による逆送り時に、
先引きローラが被縫製物に係合しないように上昇させる
構成のものも知られているが、この上昇させるためのソ
レノイド等の駆動手段を必要としたり、ソレノイドを付
勢して先引きローラを上昇させるまでの時間が必要とな
るため、ミシン速度を遅くする必要が生じて縫製能率を
低下したり、先引きローラが上昇して被縫製物から離れ
る前に送り歯による逆送りが開始されて、前記した縫製
品の品質の低下を生じることがあった。
【0005】また、従来において、布送り歯による逆送
り時に先引きローラを逆回転させる構成のものが知られ
ている。
【0006】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、布送り歯が逆送りとなる時に先引きローラを
逆回転させる構成の従来のものにおいては、逆送り時の
布送り量が正送り時の布送り時と同じ送り量で逆送りす
る、すなわち、布送り手段による送り量よりも多めの送
り量で逆送りするため、逆送りされる被縫製物が押え足
と先引きローラとの間で弛みとなり、終いには皺となっ
て押え足下方に送り込まれて縫い込まれてしまい、縫製
品の商品価値を失ったり品質を低下させてしまう問題が
生じた。
【0008】本発明の目的は上述の如き従来技術の欠点
を改善したミシンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、縫目形成位置において布送り方向を正
逆に選択的に変換可能に被縫製物を移送する布送り手段
が逆送り状態となるとき、布送り手段よりも布送り方向
先方において上方から被縫製物に係合して回転により被
縫製物を移送する先引きローラの逆送り量が、前記布送
り手段の逆送り量と等しい又はそれよりも少ない送り量
となるように制御する。または前記先引きローラの正送
り量より少ない送り量とするように制御する。
【0010】また、縫目形成位置において布送り方向を
正逆に選択的に変換可能に被縫製物を移送する布送り手
段と、布送り手段よりも布送り方向先方において上方か
ら被縫製物に係合して回転により被縫製物を移送する先
引きローラと、前記先引きローラが布送り方向を正逆に
選択的に変換可能とするように回転駆動可能とした駆動
手段と、前記布送り手段の送り方向に応じて前記駆動手
段の回転方向を反転させるように制御する制御手段と、
を備えたミシンの先引きローラ制御装置において、前記
制御手段は、前記布送り手段が逆送り状態となるとき、
前記先引きローラの布送り方向を逆送りとするととも
に、その逆送り量を正送りよりも少ない送り量に変更す
るようにした。
【0011】また、前記制御手段は、先引きローラの送
り量について少なくとも二つ以上の送り量設定が可能で
あり、前記先引きローラの送り方向に応じて、設定され
た送り量を切り換える切換手段を設けた。
【0012】さらに、縫目形成位置において布送り方向
を正逆に選択的に変換可能とした布送り手段と、布送り
手段よりも布送り方向先方において上方から被縫製物に
係合して回転により被縫製物を移送する先引きローラ
と、前記先引きローラを回転または停止する駆動手段と
を備えたミシンの先引きローラ制御装置において、前記
布送り手段の送り方向に応じて前記駆動手段の回転を制
御する制御手段をして、前記布送り手段が逆送り状態と
なるとき、前記先引きローラを空転状態とするために前
記駆動手段を停止させるようにした。
【0013】
【作用】このミシンは、布送り手段が逆送り状態となる
ときには、先引きローラは正転時よりも少ない送り量で
逆送り状態となるか、または空転状態となるので、被縫
製物が押え足の前で弛むことが無く逆送りがなされる。
【0014】
【実施例】図1において、ミシン頭部Mに上下動可能に
支持された針Nは、ミシン駆動モータ(図示しない)に連
動する。また、ミシン頭部Mに上下動可能に支持され常
には下方への弾勢力を受ける押え足1は、下降位置にお
いて該弾勢力により針板P上の被縫製物Wに圧接され
る。
【0015】針板P下方に配置された送り歯2は、前記
ミシン駆動モータに連動して、周知の送り運動発生機構
(図示しない)により楕円運動(送り四運動)を行なう。ま
た、送り歯2は、送り量規制カム(イチョウカム)の角度
を変位させることにより前記送り運動発生機構に作用し
て送り歯2の送り量を変化させる送り量変更機構、及び
逆送りレバーの操作により該送り量変更機構に作用して
送り歯2の送り方向を正送り方向(図1矢符X)から逆送
り方向とする逆送り機構等の周知の機構に連結されてい
る。
【0016】ミシン頭部Mより布送り方向後方(図1左
方)に張り出した支持アーム3の先端には、下端に先引
き送り機構Aを支持した支持軸4が上下動可能に支持さ
れている。この支持軸4は、支持軸4に巻装した圧縮ば
ね5により常に下方への作用力を受けている。
【0017】先引き送り機構Aは、前記支持軸4下端に
固定された支持体6と、該支持体6より布送り方向手前
(図1右方)下方に向けて延長する支持腕7と、支持体6
に固定されたパルスモータ8と、該パルスモータ8によ
り回転される先引きローラ9と、該先引きローラ9とパ
ルスモータ8との間を連結するタイミングベルト10と
により構成される。尚、これらの先引き送り機構Aの構
成は周知の構成である。次に第1の実施態様について説
明する。
【0018】図2において、11は、前記送り歯2が針
板P上方に突出して布送りを行なう期間に対応するミシ
ン主軸一回転中の回転角度範囲を検出し、該回転角度範
囲毎に送り時期信号を発生する回転角センサである。1
2a、12bは、前記先引きローラの正方向送り量及逆
方向送り量をそれぞれ設定するための先引き送り量設定
手段であり、作業者の設定値に応じた送り量データを発
生する。13は前記送り量変更機構または送り運動発生
機構に関連配置され前記送り歯2の送り量を検出して送
り量に対応した下送り信号を発生する下送り検出手段で
ある。14は、送り運動発生機構または逆送り機構に関
連配置され送り歯2の送り方向が正方向が逆方向かを検
出してそれぞれの状態に応じた状態信号を発生する送り
方向検出手段である。
【0019】15は、本ミシン各装置の制御プログラム
等を記憶するROMであり、16は、前記先引き送り量
設定手段12a,12bの設定値あるいは前記送り方向
検出手段14の状態信号等を記憶するRAMであり、17
は、前記制御プログラムに従い各装置を制御するための
CPUである。
【0020】18は、ミシンを駆動停止するミシン駆動
モータ、19は、ミシン駆動モータを駆動停止させるモ
ータドライバ、20は、前記パルスモータ8を正方向ま
たは逆方向に駆動または停止させるパルスモータドライ
バであり、CPU17の制御の下に前記送り時期信号の
発生に同期してパルスモータ8を回転駆動する。21
は、前踏み操作により起動信号を発生し前踏み解放によ
り停止信号を発生するようにペダル(図示しない)に関連
は位置されたペダルセンサである。
【0021】図3のフローチャートによりパルスモータ
8の制御を説明する。
【0022】先引き送り量設定手段12a,12bから
先引きローラ9による正逆送り量の設定値をRAM15
に読込み(S−1)、ペダルセンサ21によりペダル前踏み
が検知されると(S−2)、モータドライバ19を介して
ミシン駆動モータ18が駆動状態となる(S−3)。
【0023】通常は、この起動時には送り歯は正方向送
り状態であり(S−4)、送り方向検出手段14からは正
送りの状態信号が発生されており、前記送り時期信号の
発生毎にパルスモータドライバ20を介してパルスモー
タ8に先引き送り量設定手段12aによる正送り量が設
定されて駆動される(S−5)。通常は、この正送り時の
パルスモータ8の送り量は送り歯2の送り量より多く設
定される。
【0024】ペダルセンサ21によりペダル解放が検知
されると(S−6)、ミシン駆動モータ18が停止され(S
−7)、パルスモータ8も停止する(S−8)。
【0025】前記正送り中に返し縫いレバーの操作によ
り送り歯2が逆送り状態となって送り方向検出手段14
から逆送りの状態信号が発生されると(S−4)、パルス
モータ逆回転制御のサブルーチンが処理される(S−
9)。
【0026】このパルスモータ逆回転制御のサブルーチ
ン(図4)は、先ず、前記先引き送り量設定手段12bに
より設定された逆送り量となるように設定し(S−9
1)、前記回転各センサ11から布送りタイミングの送
り時期信号が発生するとき(S−92)、その設定値にな
るようにドライバ20がパルスモータ8の回転方向を逆
転駆動する(S−93)。そしてこのパルスモータ8の逆
送り量は、作業者により、常には、パルスモータ8の正
送り時送り量より少なく、例えば送り歯の逆送り量と等
しく、またはそれよりも少なくなるように設定されるも
のとする。
【0027】次に第2の実施態様について図5、図6に
おいて説明する。
【0028】図5の制御回路は、第1の実施態様(図2)
に対して逆方向の先引き送り量設定手段12a、下送り
量検出手段13を有しない点を除き同一の構成となって
いる。
【0029】図6に示すように、ペダルが前踏みされる
と(S−21)、ミシン駆動モータ18が駆動される(S−
2)。そして送り歯2が正方向送り状態では、パルスモ
ータ8は先引き送り量設定手段12aにより設定された
正方向送り量となるよう先引きローラ9を回転させる。
【0030】ステップS−25からS−27は第1の実
施態様と同じ制御となる。逆送り状態が検知されると(S
−23)、パルスモータ8を停止するようにパルスモー
タドライバ20が制御する(S−29)。
【0031】これにより、先引きローラ9は、空転状態
となって被縫製物Wに対して移送する作用力を失い、被
縫製物Wは、送り歯2の逆送り動作のみにより送られ
る。
【0032】次に第3の実施態様について図7、図8に
おいて説明する。図7において、第1の実施態様(図2)
に対して、逆送り指令手段22、ソレノイド駆動回路2
3、逆送りソレノイド24を設けたこと、及び送り方向
検出手段14を有しない点を除き同一の構成となってい
る。
【0033】逆送り指令手段22は、ミシンのアーム部
機枠等に配置された周知のスイッチ構成であり、作業者
が押圧操作することにより、逆送りの指令を発生するも
のである。
【0034】逆送りソレノイド24は、付勢時に前記送
り量変更機構に作用して送り歯2を逆送り方向に設定す
る周知のものである。
【0035】図8に示すように、ステップS−31から
S−33、ステップS−35からS−38までは第1の実
施態様(図3)と同様の制御となる。
【0036】前記逆送り指令手段22が操作されて逆送
り指令が発生されると(S−34)、ソレノイド駆動回路
23により逆送りソレノイド24が付勢され、送り歯2
は逆送り状態となる。この逆送り量は予め機構的に設定
される。
【0037】それから、パルスモータ逆回転制御のサブ
ルーチン(S−40)が処理され、前記第1の実施態様で
のべたものと同様の制御(図4)により、パルスモータ8
を逆方向に回転制御し、先引きローラ9が送り歯2とほ
ぼ等しい、またはそれより少ない逆送り量で逆送りす
る。
【0038】次に、第4の実施態様について説明する。
第4の実施態様においては、回路構成上は図5と同様に
なる。すなわち第1、2の実施態様における先引き送り
量設定手段12b及び下送り量検出手段13を不要とす
る。
【0039】そして図3及び図8におけるパルスモータ
逆方向回転サブルーチン(図4)について、図9のよう
に変更する。すなわち、先引きローラ9の逆送り量を、
正送り量のN%(この実施例では正送り量の100%、
すなわち同等)となるように演算し(S−94)、その演算
結果の値になるように設定され(S−95)、送り時期信
号が発生するとき(S−96)、パルスモータドライバ2
0がパルスモータ8を逆方向に回転する(S−97)。
【0040】尚、前記演算におけるN%の設定値は、1
00%以内で作業者が変更設定可能とするようにしても
よい。それによってより緻密な設定による先引きローラ
9の逆送りが可能となる。また、送り歯2の逆送り量に
対する割合の演算にしてもよい。
【0041】また、各実施態様においては、先引きロー
ラ9のの逆送り量は、送り歯2の逆送り量と等しくまた
はそれより少なくする例を記載したが、先引きローラ9
の正送り量より少なくすればよい。
【0042】また、各実施態様において、先引きローラ
9をミシン主軸一回転中におけるの送りタイミングのみ
に回転させるようにパルスモータ8を制御するものを示
したが、ミシンを高速化するために、ミシン主軸の一回
転中の全タイミングにおいて回転するようにしてもよ
い。その際にはこの制御に回転各センサ1は不要とな
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、先引きローラの逆送り
時の布送り量が、先引きローラの正送り時の布送り量よ
り少なくするか、送り歯の逆送り量より少ないまたは同
じ送り量で逆送りするようにしたので、逆送りされる被
縫製物が押え足と先引きローラとの間で弛みとならず、
皺となって押え足下方に送り込まれて縫い込まれること
を無くすことができるから、縫製品の商品価値を失った
り品質を低下させる従来の問題点を解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の先引きローラを装着したミシンの実施
態様例を示す図
【図2】本発明の第1の実施態様のミシン制御回路
【図3】本発明の第1の実施態様の逆送り制御フローチ
ャート
【図4】 本発明の第1の実施態様のパルスモータ逆回
転制御サブルーチンのフローチャート
【図5】本発明の第2の実施態様のミシン制御回路
【図6】本発明の第2の実施態様の逆送り制御フローチ
ャート
【図7】本発明の第3の実施態様のミシン制御回路
【図8】本発明の第3の実施態様の逆送り制御フローチ
ャート
【図9】 本発明の第4の実施態様のパルスモータ逆回
転制御サブルーチンのフローチャート
【符号の説明】
2 送り歯(布送り手段) パルスモータ(駆動手段) 先引きローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縫目形成位置において布送り方向を正逆に
    選択的に変換可能に被縫製物を移送する布送り手段が逆
    送り状態となるとき、布送り手段よりも布送り方向先方
    において上方から被縫製物に係合して回転により被縫製
    物を移送する先引きローラの逆送り量が、前記布送り手
    段の逆送り量と等しい又はそれよりも少ない送り量とな
    るように制御することを特徴としたミシンの先引きロー
    ラ制御方法。
  2. 【請求項2】縫目形成位置において布送り方向を正逆に
    選択的に変換可能に被縫製物を移送する布送り手段が逆
    送り状態となるとき、布送り手段よりも布送り方向先方
    において上方から被縫製物に係合して回転により被縫製
    物を移送する先引きローラの逆送り量が、前記前記先引
    きローラの正送り量よりも少ない送り量となるように制
    御することを特徴としたミシンの先引きローラ制御方
    法。
  3. 【請求項3】縫目形成位置において布送り方向を正逆に
    選択的に変換可能に被縫製物を移送する布送り手段と、
    布送り手段よりも布送り方向先方において上方から被縫
    製物に係合して回転により被縫製物を移送する先引きロ
    ーラと、前記先引きローラが布送り方向を正逆に選択的
    に変換可能とするように回転駆動可能とした駆動手段
    と、前記布送り手段の送り方向に応じて前記駆動手段の
    回転方向を反転させるように制御する制御手段と、を備
    えたミシンの先引きローラ制御装置において、前記制御
    手段は、布送り手段が逆送り状態となるとき、前記先引
    きローラの逆送り量を正送り量よりも少ない送り量で先
    引きローラを逆送りすることを特徴としたミシンの先引
    きローラ制御装置。
  4. 【請求項4】縫目形成位置において布送り方向を正逆に
    選択的に変換可能に被縫製物を移送する布送り手段と、
    布送り手段よりも布送り方向先方において上方から被縫
    製物に係合して回転により被縫製物を移送する先引きロ
    ーラと、前記先引きローラが布送り方向を正逆に選択的
    に変換可能とするように回転駆動可能とした駆動手段
    と、前記布送り手段の送り方向に応じて前記駆動手段の
    回転方向を反転させるように制御する制御手段と、を備
    えたミシンの先引きローラ制御装置において、前記制御
    手段は、前記布送り手段が逆送り状態となるとき、前記
    先引きローラの布送り方向を逆送りとするとともに、そ
    の逆送り量を布送り手段の逆送り量またはそれよりも少
    ない送り量に変更することを特徴としたミシンの先引き
    ローラ制御装置。
  5. 【請求項5】縫目形成位置において布送り方向を正逆に
    選択的に変換可能とした布送り手段と、布送り手段より
    も布送り方向先方において上方から被縫製物に係合して
    回転により被縫製物を移送する先引きローラと、前記先
    引きローラを回転または停止する駆動手段と、を備えた
    ミシンの先引きローラ制御装置において、前記布送り手
    段の送り方向に応じて前記駆動手段の回転を制御する制
    御手段をして、前記布送り手段が逆送り状態となると
    き、前記先引きローラを空転状態とするために前記駆動
    手段を停止させることを特徴としたミシンの先引きロー
    ラ制御装置。
JP30429799A 1999-10-26 1999-10-26 ミシンの先引きローラ制御方法およびその装置 Pending JP2001120870A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30429799A JP2001120870A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 ミシンの先引きローラ制御方法およびその装置
TW89122476A TW526302B (en) 1999-10-26 2000-10-25 Advancing roller control method and apparatus for sewing machine
CZ20003959A CZ20003959A3 (cs) 1999-10-26 2000-10-25 Způsob a zařízení pro ovládání podávacího válečku pro ąicí stroj
CN 00134727 CN1204312C (zh) 1999-10-26 2000-10-26 缝纫机送进辊的控制方法及其装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30429799A JP2001120870A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 ミシンの先引きローラ制御方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001120870A true JP2001120870A (ja) 2001-05-08

Family

ID=17931348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30429799A Pending JP2001120870A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 ミシンの先引きローラ制御方法およびその装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2001120870A (ja)
CN (1) CN1204312C (ja)
CZ (1) CZ20003959A3 (ja)
TW (1) TW526302B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106222893A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 苏州市志诚机械有限公司 一种用于缝纫机的压轮组件及缝纫机

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101624760B (zh) * 2008-07-09 2013-07-17 余晋 手提封包机的抓料机构
JP2019058232A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 Juki株式会社 ミシン
CN113005646A (zh) * 2021-03-05 2021-06-22 苏州琼派瑞特电子科技有限公司 一种包缝机用进料拖布机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106222893A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 苏州市志诚机械有限公司 一种用于缝纫机的压轮组件及缝纫机
CN106222893B (zh) * 2016-08-31 2022-04-15 苏州市志诚机械有限公司 一种用于缝纫机的压轮组件及缝纫机

Also Published As

Publication number Publication date
CN1295149A (zh) 2001-05-16
TW526302B (en) 2003-04-01
CZ20003959A3 (cs) 2002-02-13
CN1204312C (zh) 2005-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6127072B2 (ja)
JPS625388A (ja) ミシンにおける布端部の定寸縫い装置
US5477795A (en) Thread trimming device for a lockstitch bar tacking sewing machine
JP2001120870A (ja) ミシンの先引きローラ制御方法およびその装置
JP2589427B2 (ja) ミシンの布搬送制御装置
JP3913842B2 (ja) ミシンの布押え圧力制御装置
US5660128A (en) Puller apparatus
JPH11169571A (ja) ベルトループ供給装置
JP4084025B2 (ja) ミシンの押え上げ装置
JP3096146B2 (ja) ミシン
JPH0710312B2 (ja) ミシンの布送り制御装置
JPH01115393A (ja) ミシンの布押え圧調節装置
JPS6050476B2 (ja) ミシンの自動糸調子装置
JP2646617B2 (ja) ミシンの糸繰出し制御装置
JPS625395A (ja) ミシンにおける布端部の定寸縫い装置
JP2646618B2 (ja) ミシンの速度制御装置
JP2001224875A (ja) ボタン付けミシンのボタン浮かし装置
JPH05293276A (ja) ミシン
JPS6047869B2 (ja) ミシンの自動糸調子装置
JP2880016B2 (ja) ミシン
JP2873128B2 (ja) ミシン
JPH0613075B2 (ja) プレイバツクミシンにおける定寸縫い装置
JP2001087583A (ja) ミシン用生地送り装置
JPH02291892A (ja) 偏平縫いミシンにおける角縫い方法および装置
JPS6364995B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081029

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303