JP2001118869A - バンプボンディング用加熱装置、バンプボンディング方法、及びバンプ形成装置、並びに半導体ウエハ - Google Patents

バンプボンディング用加熱装置、バンプボンディング方法、及びバンプ形成装置、並びに半導体ウエハ

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JP2001118869A
JP2001118869A JP29663199A JP29663199A JP2001118869A JP 2001118869 A JP2001118869 A JP 2001118869A JP 29663199 A JP29663199 A JP 29663199A JP 29663199 A JP29663199 A JP 29663199A JP 2001118869 A JP2001118869 A JP 2001118869A
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semiconductor wafer
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正力 成田
Makoto Imanishi
誠 今西
Takaharu Mae
貴晴 前
Nobuhisa Watanabe
展久 渡辺
Shinji Kanayama
真司 金山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置構成が大型化せず、かつ取り扱い容易な
バンプボンディング用加熱装置、バンプボンディング方
法、及びバンプ形成装置を提供する。 【解決手段】 旋回部材111、旋回装置112、及び
ウエハ加熱装置113を備え、上記ウエハ加熱装置を旋
回させることなく、上記旋回装置にて上記旋回部材を旋
回させ上記旋回部材に載置されている半導体ウエハ20
1の旋回を行うようにした。このように上記ウエハ加熱
装置が旋回しないので装置構成をコンパクト化でき、か
つ上記旋回装置にて上記旋回部材を直接に旋回させるの
で、従来の気体浮上式の旋回方法に比べて、半導体ウエ
ハの旋回角度を高精度にて実現可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハに形
成された回路上の電極部分にバンプを形成する際に上記
半導体ウエハを載置し該半導体ウエハをバンプボンディ
ング温度に加熱するバンプボンディング用加熱装置、該
バンプボンディング用加熱装置を使用して実行されるバ
ンプボンディング方法、及び上記バンプボンディング用
加熱装置を備えたバンプ形成装置、並びに半導体ウエハ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バンプ形成装置には、上記バンプ
ボンディング用加熱装置が備わる。図24及び図25に
示すように、従来のバンプボンディング用加熱装置1で
は、上記バンプボンディング温度に加熱するために当該
バンプボンディング用加熱装置に搬入され、ヒートステ
ージ2に載置された半導体ウエハ3に対して、ヒートス
テージ2に開口する気体噴出孔4から気体が噴出され
る。該気体噴出により、半導体ウエハ3はヒートステー
ジ2上で半導体ウエハ3の周方向へ回転され、予め設定
された回転角度に配置される。このような気体浮上式に
よる半導体ウエハ3のダイレクト旋回方法は、半導体ウ
エハ3を旋回させる構造としては気体供給装置5のみを
備えれば良く、バンプボンディング用加熱装置1のコン
パクト化を図れる点で好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは以下のような問題がある。即ち、半導体ウ
エハ3が、上記バンプボンディング温度までの加熱等に
よる温度差に起因して電荷を生じるような電荷発生半導
体基板であるときには、ヒートステージ2に載置される
とき帯電により上記電荷発生半導体基板がヒートステー
ジ2に静電付着してしまう。又、半導体ウエハ3を設定
角度分旋回させるためには、半導体ウエハ3の大きさや
重さによって噴出する気体の圧力、流量等を制御しなけ
ればならず取り扱いが容易ではなく、又、高い精度にて
設定角度分旋回させるのは困難である。
【0004】一方、上記気体浮上式による半導体ウエハ
3の旋回方法を採らない場合には、半導体ウエハ3を保
持したヒートステージ2を回転させる構造が考えられる
が、該構造では装置が大型化するという問題がある。本
発明はこのような問題点を解決するためになされたもの
で、装置構成が大型化せず、かつ取り扱い容易なバンプ
ボンディング用加熱装置、該バンプボンディング用加熱
装置にて実行されるバンプボンディング方法、及び上記
バンプボンディング用加熱装置を備えたバンプ形成装
置、並びに半導体ウエハを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。本発明の第1態様
のバンプボンディング用加熱装置によれば、バンプボン
ディングが行われる半導体ウエハを載置し、載置された
上記半導体ウエハの周方向へ旋回されるウエハ旋回部材
と、上記ウエハ旋回部材を上記周方向へ旋回させる旋回
装置と、上記ウエハ旋回部材を載置し該ウエハ旋回部材
を介して上記半導体ウエハをバンプボンディング温度に
加熱し、かつ旋回する上記ウエハ旋回部材に対して非旋
回状態に設置されるウエハ加熱装置と、を備えたことを
特徴とする。
【0006】又、本発明の第2態様のバンプボンディン
グ方法によれば、バンプを形成する半導体ウエハをウエ
ハ旋回部材上に載置し、上記ウエハ旋回部材を介して上
記半導体ウエハをバンプボンディング温度に加熱するウ
エハ加熱装置を旋回させることなく、上記半導体ウエハ
を載置した上記ウエハ旋回部材のみを上記半導体ウエハ
に要求される旋回角度にて上記半導体ウエハの周方向へ
旋回させ、上記旋回後、上記半導体ウエハにバンプボン
ディング温度にてバンプボンディングを行うことを特徴
とする。
【0007】又、本発明の第3態様のバンプ形成装置
は、上記第1態様のバンプボンディング用加熱装置を備
えたことを特徴とする。
【0008】又、本発明の第4態様の半導体ウエハは、
上記第2態様のバンプボンディング方法を使用してバン
プを形成したことを特徴とする。
【0009】又、本発明の第5態様の半導体ウエハは、
半導体ウエハの結晶方位とは異なりかつ上記結晶方位に
傾斜した方向に沿って回路を形成した回路形成後半導体
ウエハを上記結晶方位と上記傾斜方向との差異に基づい
た角度にて旋回装置にて旋回して上記回路にバンプが形
成されたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態であるバンプボンディング用加熱装置、該バンプボン
ディング用加熱装置にて実行されるバンプボンディング
方法、及び上記バンプボンディング用加熱装置を備えた
バンプ形成装置、並びに上記バンプボンディング方法を
使用してバンプが形成された半導体ウエハについて、図
を参照しながら説明する。尚、各図において、同じ構成
部分については同じ符号を付している。又、本実施形態
では、処理対象となる半導体ウエハとして、室温から上
記バンプボンディング温度までの温度変化に伴い電荷を
生じ帯電する電荷発生半導体基板を例に採る。その中で
も特に、上記SAWフィルタを形成するウエハ状の圧電
基板(以下、「圧電基板ウエハ」と記す)を処理するの
に適している。しかしながら、処理対象を上記圧電基板
ウエハに限定するものではない。即ち、上記電荷発生半
導体基板に相当する、例えばLiTaO3やLiNbO3
等の化合物半導体ウエハや、水晶を基板とする水晶半導
体ウエハ等に対しても本実施形態のバンプボンディング
用加熱装置は適用可能である。又、Siを基板とするS
i半導体ウエハにも適用可能である。尚、その場合、バ
ンプを形成するときのウエハの温度を約250℃〜約2
70℃まで加熱することになる。
【0011】又、所定の周波数の信号のみを伝達する半
導体素子としてSAW(surface Acoustic wave)フィル
タがあるが、近年では扱う周波数の数が増えたことに起
因して、従来の図22に示すような、ウエハの結晶の方
位に対して直交方向に素子250を形成するものだけで
はなく、図23に示すように、傾斜した方向に例えば上
記SAWフィルタ素子を形成しバンプ251をボンディ
ングした半導体ウエハ202を作製する場合も生じてい
る。このような上記傾斜方向に素子を形成したウエハに
対してバンプを形成するときには、バンプ形成ヘッドの
可動方向との関係で、その傾斜角度分、ウエハを旋回さ
せる必要が生じる。つまり従来に比べてより高い精度に
てウエハを旋回させる必要が生じてきている。本実施形
態のバンプボンディング用加熱装置、バンプボンディン
グ方法、及びバンプ形成装置は、上記傾斜角度の旋回が
必要な半導体ウエハに特に有効である。
【0012】図1に示すように、本実施形態のバンプボ
ンディング用加熱装置110は、大きく分けて、ウエハ
旋回部材111と、旋回装置112と、ウエハ加熱装置
113とを備える。上記ウエハ旋回部材111は、バン
プボンディングが行われるバンプ形成前の上記圧電基板
ウエハ(以下、「バンプ形成前ウエハ」と記す)201
を載置し、載置した上記バンプ形成前ウエハ201の周
方向へ旋回される。尚、本実施形態では約210℃であ
る上記バンプボンディング温度にて、ウエハ旋回部材1
11に載置されているバンプ形成前ウエハ201の電極
部に対してバンプ形成ヘッド120にてバンプが形成さ
れ、バンプ形成後の上記圧電基板ウエハを、以下「バン
プ形成後ウエハ202」と記す。
【0013】又、このようなウエハ旋回部材111は、
バンプ形成前ウエハ201が載置されバンプ形成前ウエ
ハ201よりも大径にてなる金属製で円板状のウエハ載
置台1111と、上記ウエハ載置台1111とほぼ同じ
大きさにてなる金属製で円板状のターンテーブル111
2とを有する。ターンテーブル1112は、上記210
℃を超える温度にて焼戻しして製造されているので、上
記約210℃程度の加熱により反りが生じることはな
い。ターンテーブル1112は、上記ウエハ載置台11
11を載置し、当該ターンテーブル1112の周囲に
は、上記旋回装置112に備わる後述の歯車1122に
係合する歯11127が本実施形態では全周に渡って形
成されている。
【0014】又、図5に示すように、ウエハ載置台11
11を載置する、ターンテーブル1112の載置面11
121には、同心円状にて大径の第1吸着溝11122
と、小径の第2吸着溝11123とが形成されている。
第1吸着溝11122と第2吸着溝11123とは、連
通部11124にて互いにつながっている。又、第1吸
着溝11122及び第2吸着溝11123は、ターンテ
ーブル1112内に形成されている吸引用通路1112
6に連通しており、後述するように第1吸着溝1112
2及び第2吸着溝11123並びに上記吸引用通路11
126内の空気は、吸引装置117にて吸引される。よ
って、上記載置面11121に載置されたウエハ載置台
1111を上記吸引動作にて上記載置面11121に吸
着することができる。又、ターンテーブル1112の全
周にわたり第1吸着溝11122及び第2吸着溝111
23を形成することで、全周にわたり均一にウエハ載置
台1111を上記載置面11121に吸着することがで
きる。
【0015】このようにターンテーブル1112に対し
てウエハ載置台1111を吸着にて保持するように構成
した理由は、処理対象である半導体ウエハの厚みや大き
さに応じてウエハ載置台1111を交換する必要があ
り、該交換動作を容易にするためであり、又、ターンテ
ーブル1112及びウエハ載置台1111は、バンプ形
成前ウエハ201を本実施形態では約210℃のバンプ
ボンディング用温度に加熱するため約210℃まで加熱
されるが、このときのウエハ載置台1111の熱膨張を
許容するためである。又、ターンテーブル1112の載
置面11121には、載置されるウエハ載置台1111
を位置決めするため、円柱状の2本の位置決め用ピン1
1125−1、11125−2が立設されている。
【0016】上述のように構成されたターンテーブル1
112の中央部には、図2に示すように、T字形の継手
115が取り付けられる。該継手115は、ターンテー
ブル1112内に埋設される円板状の取り付け部115
1と、該取り付け部1151に立設され取り付け部11
51と一体的に形成された通路形成部1152とから構
成される。ターンテーブル1112に継手115が取り
付けられた状態において、上記通路形成部1152は、
ターンテーブル1112の裏面11128を超えて突出
し、ターンテーブル1112を載置している上記加熱装
置113に対して回転自在な状態にて加熱装置113を
貫通して延在し、当該通路形成部1152の接続部分1
153にて接続部材116に回転可能に嵌合される。
【0017】上記接続部分1153は、ベース板114
に取り付けられ制御装置180にて動作制御される、本
実施形態ではエアーシリンダを有する昇降装置119に
て加熱位置1191と移載位置1192との間を昇降さ
れる昇降用板120に固定されている。尚、昇降用板1
20は、2つのガイド部材121にて支持されるととも
に、昇降が案内される。
【0018】ターンテーブル1112に継手115が取
り付けられたとき、継手115の取り付け部1151
は、ターンテーブル1112の載置面11121と上記
継手115の一端面1151aとが同一面に位置するよ
うにしてターンテーブル1112内に埋設される。継手
115内には、ターンテーブル1112に上記継手11
5が埋設された状態にて、ターンテーブル1112内の
上記吸引用通路11126に連通し上記通路形成部11
52に沿って当該通路形成部1152内を延在する気体
吸引通路1154と、ウエハ載置台1111内の上記気
体出入用通路11115に連通し上記通路形成部115
2に沿って当該通路形成部1152内を延在する吸引ブ
ロー通路1155とが設けられている。
【0019】上記気体吸引通路1154は、上記接続部
材116を介して吸引装置117に接続される。吸引装
置117は制御装置180にて動作制御され、吸引装置
117の動作により気体吸引通路1154、上記吸引用
通路11126を介して第1吸着溝11122及び第2
吸着溝11123内の空気が吸引される。又、上記吸引
ブロー通路1155は、上記接続部材116を介して吸
引ブロー装置118に接続される。吸引ブロー装置11
8は制御装置180にて動作制御され、吸引ブロー装置
118の動作により吸引ブロー通路1155、上記気体
出入用通路11115を介して上記気体出入孔1111
2から、気体の吸引又はブローが行われる。上記接続部
材116と、上述のように該接続部材116に回転可能
に嵌合されている上記通路形成部1152の接続部分1
153とは、O−リング等のシール部材を用いたシール
構造にて気密を保持している。よって上記気体吸引通路
1154及び上記吸引ブロー通路1155を流れる気体
が外部へ漏れることはない。
【0020】上記ウエハ載置台1111は、上記210
℃を超える温度にて焼戻しして製造されているので、上
記約210℃程度の加熱により反りが生じることはな
い。よって上述のように吸着によりターンテーブル11
12に保持可能である。又、バンプ形成前ウエハ201
を載置するウエハ載置台1111の載置面11111に
は、図4に示すように、バンプ形成前ウエハ201を吸
着さらにはブローするための気体の出入孔11112が
開口され、又、バンプ形成前ウエハ201を上記載置面
11111に載置するときに、バンプ形成前ウエハ20
1を保持しているウエハ保持部1411の保持爪141
2が進入する逃がし溝11113が設けられ、さらに、
載置面11111に載置されたバンプ形成前ウエハ20
1のオリエンテーションフラット部分が接触しバンプ形
成前ウエハ201の規正を行うために使用される位置決
めローラ11114が2つ設置されている。上記気体出
入孔11112は、ウエハ載置台1111内に形成した
気体出入用通路11115に連通している。
【0021】上記載置面11111に対向するウエハ載
置台1111の裏面11116には、ターンテーブル1
112に立設されている上記位置決め用ピン11125
−1、11125−2に対応して、ピン挿入穴1111
7−1、11117−2がそれぞれ形成されている。上
記ピン挿入穴11117−1は、上記位置決め用ピン1
1125−1と嵌合する程度の穴径の円柱状にてなる
が、上記ピン挿入穴11117−2は、ウエハ載置台1
111の直径方向に延在する長穴形状にてなる。この理
由は、上記約210℃にウエハ載置台1111が加熱さ
れたとき、該熱によるウエハ載置台1111の熱膨張分
を吸収可能とするためである。上述したようにウエハ載
置台1111は、ターンテーブル1112に吸着にて保
持され、かつ上記ピン挿入穴11117−2を長穴形状
にしたことより、上記約210℃に加熱されたときにお
いてもウエハ載置台1111は自由に延伸でき、延伸が
制限されたときに生じる変形が生じることはない。よっ
て、ウエハ載置台1111の裏面11116の全面がタ
ーンテーブル1112の載置面11121に接触できる
ので、ウエハ載置台1111の温度は、ウエハ載置台1
111の全体においてほぼ均一となる。したがって、載
置しているバンプ形成前ウエハ201をほぼ均一に加熱
することができる。
【0022】上記ウエハ加熱装置113は、上述のよう
にターンテーブル1112を載置し、ウエハ旋回部材1
11のターンテーブル1112及びウエハ載置台111
1を介してバンプ形成前ウエハ201を上記バンプボン
ディング温度に加熱する。又、詳細後述するように、ウ
エハ旋回部材111は、上記旋回装置112にて上記周
方向へ旋回するが、このときウエハ加熱部材113は旋
回しないように構成している。
【0023】このようなウエハ加熱装置113は、図6
に示すように、上記ターンテーブル1112を載置する
ターンテーブル載置板1131と、ヒータ1132と、
支持部材1133とを有する。ターンテーブル載置板1
131には、図6に示すように、制御装置180にて動
作制御される吸引装置11311が接続されており、該
吸引装置11311の吸引動作によりターンテーブル載
置板1131上に載置されるターンテーブル1112
は、ターンテーブル載置板1131に保持される。上記
ヒータ1132は、ターンテーブル載置板1131に該
ターンテーブル載置板1131の厚み方向に直交する方
向にあけられた穴1134に挿入された、本実施形態で
はカートリッジヒータであり、本実施形態では4本のヒ
ータ1132が互いに平行に並列されている。上記支持
部材1133は、当該バンプボンディング用加熱装置1
10のベース板114上に上記ターンテーブル載置板1
131を支持する部材である。
【0024】ヒータ1132の加熱によりターンテーブ
ル載置板1131は加熱され、ターンテーブル載置板1
131の熱は、ターンテーブル1112へ伝導するとと
もに、その一部は支持部材1133へも伝導する。この
とき、もし支持部材1133をヒータ1132の延在方
向と同方向に延在させたとすると、支持部材1133に
近いヒータ1132の熱は、支持部材1133から遠い
ヒータ1132の熱に比べて、より多く支持部材113
3へ伝導しやすい。よって、ターンテーブル載置板11
31における温度が全体でほぼ均一にならず、ターンテ
ーブル載置板1131に載置されているターンテーブル
1112、ひいてはバンプ形成前ウエハ201が全体的
にほぼ均一な温度にならないという問題を生じる。又、
ヒータ1132においても、加熱開始当初では、その全
長に渡りほぼ均一に発熱することは困難であり、両端部
分は中央部分に比べると温度が低くなってしまう。
【0025】そこで本実施形態では、支持部材1133
へのヒータ1132の熱の伝導が偏らずターンテーブル
載置板1131の全体がほぼ均一な温度になるように、
ヒータ1132の延在方向及びターンテーブル載置板1
131の厚み方向に直交する方向に沿って、又、各ヒー
タ1132の上記両端部分に対応して支持部材1133
が延在するように、支持部材1133を延在させてい
る。このように構成することで、4本のヒータ1132
のそれぞれから支持部材1133へ熱が伝導するので、
ターンテーブル載置板1131の全体をほぼ均一な温度
にすることができ、バンプ形成前ウエハ201の全体を
ほぼ均一な温度にすることができる。
【0026】上記旋回装置112は、本実施形態ではサ
ーボモータにてなり制御装置180にて動作制御される
駆動源1121と、上記ターンテーブル1112の上記
歯11127に係合する歯車1122と、ターンテーブ
ル1112の熱が上記駆動源1121に伝達するのを防
止し、かつ駆動源1121にて発生した駆動力を上記歯
車1122に伝達して歯車1122を回転させる回転力
伝達機構1123とを有する。本実施形態では、回転力
伝達機構1123としてタイミングベルトを使用してい
るが、該構造に限定されるものではない。
【0027】上記昇降装置119にて上記加熱位置11
91と上記移載位置1192との間にて昇降する上記昇
降用板120には、図9〜図11に示すように、ターン
テーブル1112の周囲にて周方向に等間隔で4箇所に
対応するように4本の支柱123が立設されている。各
支柱123の先端には、上記ターンテーブル1112の
周囲に形成されている歯11127に係合し、かつ昇降
用板120の上記昇降に対応して上記ターンテーブル1
112を上記加熱位置1191と上記移載位置1192
との間にて昇降させるガイドローラ122が、各支柱1
23に回転可能に支持されている。各ガイドローラ12
2は、上記支柱123にベアリング1225にて回転可
能に支持された円筒体と、該円筒体の下端部及び上端部
にて該円筒体の直径方向に突出した下フランジ1221
及び上フランジ1222とを一体的に形成し、さらに、
図7に示すように、下フランジ1221及び上フランジ
1222の各周縁部にて下フランジ1221及び上フラ
ンジ1222の間にピン1223を設けた構造をなす。
下フランジ1221及び上フランジ1222の周方向に
沿って配列されたピン1223のピッチは、ターンテー
ブル1112の歯11127の配列ピッチに等しい。よ
って、上記旋回装置112の動作によるターンテーブル
1112の回転に応じて、ガイドローラ122も回転す
る。このように構成されるガイドローラ122は、上記
ターンテーブル載置板1131上でのターンテーブル1
112の直径方向へのずれを防止するとともに、下フラ
ンジ1221とターンテーブル1112の歯11127
との接触により上述のようにターンテーブル1112の
昇降を行う。
【0028】ガイドローラ122の上述の機能によれば
ガイドローラ122は、必ずしも、ターンテーブル11
12とともに一対一に旋回する必要はなく、図8に示す
ように、ピン1223を設けず、下フランジとターンテ
ーブル1112の歯11127とを接触させても良い。
しかしながら該構造では、ガイドローラはターンテーブ
ル1112の旋回に一対一に対応して回転しないので、
本実施形態における上記ガイドローラ122の場合に比
べて、上記下フランジと歯11127とはより多く擦れ
合う。よって、摩耗による粉塵が発生する可能性が高い
ので別途粉塵対策が必要となる。本実施形態のガイドロ
ーラ122では上述のように粉塵の発生は少ないが、下
フランジ1221には耐蝕耐熱焼入れ鋼を使用して粉塵
発生をさらに低減させている。
【0029】又、図12に示すように、4つのガイドロ
ーラ122は、上記旋回装置112の歯車1122によ
ってターンテーブル1112が旋回したとき、上記歯車
1122に対して遠い位置に設けられる2つのガイドロ
ーラ122−1では、ターンテーブル1112の歯11
127における谷と該谷に係合する上記ピン1223と
の間に隙間が生じず、一方、上記歯車1122に対して
近い位置に設けられる2つのガイドローラ122−2で
は、ターンテーブル1112の歯11127における谷
と該谷に係合する上記ピン1223との間に隙間122
6が生じるように配置されている。尚、本実施形態で
は、上記隙間1226は、ターンテーブル1112の直
径方向において常温時で0.27mmに設定している。
上述のようにターンテーブル1112は約210℃程度
に加熱されるが、上記隙間1226を設けることで、熱
によるターンテーブル1112の熱膨張分を吸収でき、
ターンテーブル1112の反り等の変形を防止しターン
テーブル1112の全体がほぼ均一の温度となるように
作用し、ひいてはウエハ載置台1111上のバンプ形成
前ウエハ201の全体がほぼ均一の温度になるように作
用する。
【0030】さらに当該バンプボンディング用加熱装置
110には、ウエハ載置台1111上にバンプ形成前ウ
エハ201が載置されたとき、バンプ形成前ウエハ20
1をウエハ載置台111上の規定位置にセットするた
め、図3及び図13に示すように、ウエハ規正装置12
5が設けられる。該ウエハ規正装置125は、ウエハ載
置台111上のバンプ形成前ウエハ201の周囲に接触
する2つの規正ローラ1252と、該規正ローラ125
2を上記バンプ形成前ウエハ201の直径方向へ移動さ
せる、制御装置180にて動作制御される駆動部125
1とを有する。該ウエハ規正装置125は、バンプ形成
前ウエハ201をウエハ載置台1111から浮上させた
状態で、駆動部1251にて規正ローラ1252を上記
直径方向に移動させて、ウエハ載置台111上に設けら
れている上記位置決めローラ11114に上記バンプ形
成前ウエハ201のオリエンテーションフラットがなら
うようにバンプ形成前ウエハ201を数回回転してバン
プ形成前ウエハ201の位置決めを行う。
【0031】以上説明したバンプボンディング用加熱装
置110は、図3に示すように、上記バンプ形成前ウエ
ハ201上の回路部分の電極にバンプを形成するバンプ
形成装置101に組み込むことができる。尚、該バンプ
形成装置101は、バンプ形成前の圧電基板ウエハ20
1を層状に収納した第1収納容器と、バンプ形成後の圧
電基板ウエハ202を層状に収納する第2収納容器との
両方を備えた、いわゆる両マガジンタイプであるが、該
タイプに限定されるものではなく、上記バンプ形成前圧
電基板ウエハ201及び上記バンプ形成後圧電基板ウエ
ハ202を一つの収納容器に収納するいわゆる片マガジ
ンタイプを構成することもできる。上記バンプ形成装置
101は、大別して、一つの上記バンプボンディング用
加熱装置110と、一つのバンプ形成ヘッド190と、
搬送装置130と、搬入側と搬出側にそれぞれ設けた移
載装置140と、上記収納容器についてそれぞれ設けら
れそれぞれの収納容器を昇降させる昇降装置150と、
プリヒート装置160と、ポストヒート装置170と、
制御装置180とを備える。
【0032】上記バンプ形成ヘッド190は、上記バン
プボンディング用加熱装置110に載置され上記バンプ
ボンディング用温度に加熱されたバンプ形成前ウエハ2
01の上記電極にバンプを形成するための公知の装置で
あり、バンプの材料となる金線を供給するワイヤ供給部
191の他、上記金線を溶融してボールを形成し該溶融
ボールを上記電極に押圧するバンプ作製部、上記押圧時
にバンプに超音波を作用させる超音波発生部等を備え
る。又、このように構成されるバンプ形成ヘッド190
は、例えばボールねじ構造を有し平面上で互いに直交す
るX,Y方向に移動可能なX,Yテーブル192上に設
置されており、固定されている上記バンプ形成前ウエハ
201の各上記電極にバンプを形成可能なように上記
X,Yテーブル122によって上記X,Y方向に移動さ
れる。
【0033】当該バンプ形成装置101では、上記搬送
装置130として2種類設けられている。その一つであ
る搬入装置131は、上記第1収納容器から上記バンプ
形成前ウエハ201を取り出す装置であり、他の一つで
ある搬出装置132は、バンプ形成後のバンプ形成後ウ
エハ202を上記第2収納容器へ搬送し収納する装置で
ある。搬出装置132も搬入装置131と同様の構造を
有し、同様に動作する。又、搬入装置131の設置箇所
には、第1収納容器205から搬入装置131にて取り
出したバンプ形成前ウエハ201のオリエンテーション
フラットを所定方向に配向させる、オリフラ合わせ装置
133が設けられている。
【0034】上記移載装置140は、当該バンプ形成装
置101では、搬入側移載装置141と搬出側移載装置
142とを備える。搬入側移載装置141は、上記搬入
装置131の保持台1311に保持された上記バンプ形
成前ウエハ201をウエハ保持部1411にて挟持し、
プリヒート装置160への搬送と、プリヒート装置16
0からバンプボンディング用加熱装置110への搬送を
行う。一方、搬出側移載装置142は、バンプボンディ
ング用加熱装置110の上記ウエハ載置台111上の上
記バンプ形成後ウエハ202をウエハ保持部1421に
て挟持し、ポストヒート装置170への搬送と、ポスト
ヒート装置170から上記搬出装置132の保持台13
21への搬送とを行う。
【0035】上記昇降装置150は、上記第1収納容器
を載置する第1昇降装置151と、上記第2収納容器を
載置する第2昇降装置152とを備える。第1昇降装置
151は、上記バンプ形成前ウエハ201が上記搬入装
置131によって取り出し可能な位置に配置されるよう
に、上記第1収納容器を昇降する。第2昇降装置152
は、上記搬出装置132にて保持されているバンプ形成
後ウエハ202を第2収納容器内の所定位置へ収納可能
なように、上記第2収納容器を昇降する。
【0036】上記プリヒート装置160は、搬入装置1
31からウエハ保持部1411にて保持したバンプ形成
前ウエハ201を載置して、室温から、バンプボンディ
ング用加熱装置110にてバンプ形成を行うときの上記
バンプボンディング用温度である約210℃付近まで昇
温する装置である。上記ポストヒート装置170は、バ
ンプ形成後、バンプボンディング用加熱装置110から
ウエハ保持部1421にて保持したバンプ形成後ウエハ
202を載置して、上記バンプボンディング用温度の約
210℃付近から室温付近まで徐々に降温するための装
置である。
【0037】尚、本実施形態のバンプ形成装置では、プ
リヒート装置160及びポストヒート装置170を設け
た場合を示しているが、プリヒート装置160及びポス
トヒート装置170を設けず、バンプボンディング用加
熱装置110にてプリヒート動作からポストヒート動作
までの昇降温動作を行うように構成することもできる。
【0038】以上説明したバンプ形成装置101に備わ
るバンプボンディング用加熱装置110の動作について
以下に説明する。尚、各動作は、制御装置180にて制
御される。図14のステップ(図では「S」にて示す)
101では、図15に示すように、上述したように上記
ウエハ保持部1411にて保持されたバンプ形成前ウエ
ハ201が上記プリヒート装置160からバンプボンデ
ィング用加熱装置110へ搬入される。次のステップ1
02では、上記加熱装置113に備わる上記ターンテー
ブル載置板1131へのターンテーブル1112の上記
吸引装置11311による吸着動作を停止する。尚、該
吸着動作停止前に、ターンテーブル1112及びウエハ
載置台111は、加熱装置110にて既に上記約210
℃程度に昇温されている。
【0039】次のステップ103では、上記昇降装置1
19を動作させ、昇降用板120を上記加熱位置119
1から上記移載位置1192へ向かって上昇させる。該
上昇動作により、昇降用板120に固定されている接続
部材116、及び昇降用板120に立設されている支柱
123に回転自在に支持されている上記ガイドローラ1
22がともに同時に上昇する。ガイドローラ122の上
昇により、図11に示すように、ガイドローラ122の
下フランジ1221に接触している歯11127を介し
てウエハ載置台111を載置しているターンテーブル1
112が上記移載位置1192まで上昇する。尚、ター
ンテーブル1112に固定されている上記継手115も
ターンテーブル1112とともに上昇するので、上記接
続部材116と継手115の接続部分1153とは昇降
方向に位置ずれを起こすことなく一体的に上昇する。
又、下降するときも上昇時と同様に動作するので、上記
接続部材116と継手115の接続部分1153とが上
記昇降方向に位置ずれを起こすことはない。
【0040】上記ステップ103にてウエハ載置台11
1が移載位置1192に到達することで、ステップ10
4にて図16及び図19に示すように、ウエハ載置台1
11が上記ウエハ保持部1411に保持されているバン
プ形成前ウエハ201に接触し、バンプ形成前ウエハ2
01のウエハ載置台111上への受け取りが行われ、ウ
エハ載置台111上にバンプ形成前ウエハ201が載置
される。この状態において、ステップ105では、ウエ
ハ載置台111上でのバンプ形成前ウエハ201の位置
規正動作が行われる。即ち、図17に示すようにウエハ
保持部1411の保持爪1412が開きバンプ形成前ウ
エハ201の保持を解除し、さらに、上記吸引ブロー装
置118が動作し上記吸引ブロー通路1155及び気体
出入用通路11115を介して気体、本実施形態ではク
リーンエアー又は窒素ガスがウエハ載置台111の上記
気体出入孔11112から噴出される。尚、このときバ
ンプ形成前ウエハ201はプリヒートされているので、
噴出する気体は、バンプ形成前ウエハ201の温度をほ
とんど低下させない温度に加熱されている。上記気体の
噴出により、バンプ形成前ウエハ201はウエハ載置台
111上より約0.5mm程度浮き上がる。該浮上して
いる間に、図20に示すように、ウエハ規正装置125
の規正ローラ1252が駆動部1251によってバンプ
形成前ウエハ201の直径方向に移動して、バンプ形成
前ウエハ201の外周に接触し、バンプ形成前ウエハ2
01のオリエンテーションフラットが上記位置決めロー
ラ11114に当接するまでバンプ形成前ウエハ201
を押し進め、位置決めローラ11114に上記オリエン
テーションフラットがならうように、バンプ形成前ウエ
ハ201のオリエンテーションフラットの規正を行う。
該動作にて上記位置規正が行われる。該位置規正動作の
終了後、吸引ブロー装置118は気体噴出動作を停止
し、吸引動作を開始する。よって該吸引動作により上記
気体出入孔11112から空気が吸引され、バンプ形成
前ウエハ201はウエハ載置台111上に吸着される。
【0041】次のステップ106では、旋回装置112
の駆動源1121が動作し、図21に示すように、上記
歯車1122にてターンテーブル1112がボンディン
グ角度分旋回する。ここで、上記ボンディング角度とは
以下のような角度である。即ち、バンプ形成ヘッド19
0がX,Yテーブル192にてX,Y方向にのみ移動可
能であることから、ウエハの結晶の方位に対して傾斜し
た方向に素子を形成したウエハに対してバンプを形成す
るときには、上記X,Y方向のいずれか一方向と上記傾
斜方向とを一致させた方がX,Yテーブル192の移動
量が少なくなりタクト短縮を図れることから好ましい。
よって上記ボンディング角度とは、上記X,Y方向のい
ずれか一方向、即ち、回路素子を形成する前の半導体ウ
エハにおける例えば結晶方位又は該結晶方位方向に直交
する方向と、上記傾斜方向とを一致させるための、ウエ
ハの回転角度である。又、このようなボンディング角度
は、処理対象であるウエハの種類毎に制御装置180内
の記憶部に記憶されており、必要に応じて制御装置18
0にて読み出さる。そして制御装置180は、上記ボン
ディング角度分の旋回がなされるように、駆動源112
1の動作制御を行う。
【0042】上述のように本実施形態では、駆動源11
21としてサーボモータを使用し、かつ歯車1122に
係合する歯11127を設けたターンテーブル1112
を上記サーボモータにて回転される上記歯車1122に
て旋回させるように構成したことから、従来の気体浮上
式に比べて、遥かに高い精度にてバンプ形成前ウエハ2
01を旋回させることができる。したがって、上記ボン
ディング角度分の旋回を要する場合であっても、高精度
にてバンプ形成前ウエハ201を旋回させることができ
る。尚、歯車1122と歯11127とを係合させてい
ることから、旋回動作を行ったときにはバックラッシュ
に起因する旋回量誤差が生じる。よって、本実施形態で
も、例えば正転、反転を行う等の公知の誤差是正方法を
採っている。
【0043】次のステップ107では、図18に示すよ
うに、上記昇降装置119を動作させ、昇降用板120
を上記移載位置1192から上記加熱位置1191へ向
かって下降させる。該下降動作により、ガイドローラ1
22も下降するのでターンテーブル1112が下降し、
ターンテーブル1112上のウエハ載置台111が上記
加熱位置1191へ配置される。そして次のステップ1
08では、再び上記吸引装置11311を動作させて、
ターンテーブル1112を加熱装置110のターンテー
ブル載置板1131へ吸着させる。これにてターンテー
ブル1112は、上述の上昇動作にて若干冷えた分、再
び約210℃程度に加熱され、バンプ形成前ウエハ20
1はバンプボンディング用温度に加熱される。尚、バン
プ形成前ウエハ201もプリヒート動作にて既にほぼバ
ンプボンディング用温度に加熱されている。そして次の
ステップ109では、バンプ形成ヘッド190によって
バンプ形成前ウエハ201の回路部分の電極上にバンプ
が形成されていく。該バンプ形成終了後、ステップ11
0にて、バンプ形成後ウエハ202は、搬出側移載装置
142のウエハ保持部1421にてウエハ載置台111
上から搬出される。
【0044】上記実施形態によれば、上記バンプボンデ
ィング用加熱装置110を備えたことで、従来の気体浮
上式のような半導体ウエハの大きさや重さによって噴出
する気体の圧力、流量等の制御を要するという煩わしさ
はなくなり、取り扱いが容易になる。さらに又、従来の
気体浮上式に比べて、遥かに高い精度にてバンプ形成前
ウエハ201を旋回させることができ、上記ボンディン
グ角度分の旋回を要する場合であっても、高精度にてバ
ンプ形成前ウエハ201を旋回させることができる。さ
らに又、ターンテーブル1112等を加熱する加熱装置
110は旋回しない構造であるので、コンパクトな装置
構成を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
バンプボンディング用加熱装置、及び第2態様のバンプ
ボンディング方法によれば、旋回部材、旋回装置、及び
ウエハ加熱装置を備え、上記ウエハ加熱装置を旋回させ
ることなく、上記旋回装置にて上記旋回部材を旋回させ
上記旋回部材に載置されている半導体ウエハの旋回を行
うようにした。したがって、ウエハ加熱装置が旋回しな
いので装置構成をコンパクト化でき、かつ上記旋回装置
にて上記旋回部材を直接に旋回させるので、従来の気体
浮上式の旋回方法に比べて、半導体ウエハの旋回角度を
高精度にて実現可能である。
【0046】又、本発明の第3態様における、上述のバ
ンプボンディング用加熱装置を備えたバンプ形成装置で
は、上述のように半導体ウエハの旋回角度を高精度に制
御できることから、半導体ウエハ上へのバンプ形成位置
を従来に比べて高精度に制御することができる。
【0047】又、本発明の第4態様における、上述の第
2態様のバンプボンディング方法を使用してバンプをボ
ンディングした半導体ウエハでは、上述のように半導体
ウエハの旋回角度を高精度に制御できることから、半導
体ウエハ上のバンプ形成位置に、従来に比べて高精度に
て、バンプを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるバンプボンディン
グ用加熱装置の斜視図である。
【図2】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置の
断面図である。
【図3】 本発明の実施形態にかかるバンプ形成装置の
斜視図である。
【図4】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置に
備わるウエハ載置台部分を示す斜視図である。
【図5】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置に
備わるターンテーブルを示す斜視図である。
【図6】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置に
備わる加熱装置を示す斜視図である。
【図7】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置に
備わるガイドローラを示す斜視図である。
【図8】 図7に示すガイドローラの変形例を示す斜視
図である。
【図9】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置に
備わるガイドローラを昇降させる部分を示す斜視図であ
る。
【図10】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
に備わるターンテーブル及びウエハ載置台が加熱位置に
あるときの図である。
【図11】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
に備わるターンテーブル及びウエハ載置台が移載位置に
あるときの図である。
【図12】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
に備わるターンテーブルとガイドローラとの位置関係を
示す図である。
【図13】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
に備わるウエハ規正装置の斜視図である。
【図14】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
の動作を示すフローチャートである。
【図15】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
にウエハが搬入された状態を示す図である。
【図16】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
が移載位置へ上昇しウエハの受け取りを行う状態の図で
ある。
【図17】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
がウエハの受け取った状態の図である。
【図18】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
がウエハの受け取り加熱位置に戻った状態を示す図であ
る。
【図19】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
にウエハが載置された状態を示す平面図である。
【図20】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
に備わるウエハ規正装置がウエハの規正を行う状態を示
す図である。
【図21】 図1に示すバンプボンディング用加熱装置
に備わるウエハ規正装置によるウエハ規正動作が行われ
た後の状態を示す平面図である。
【図22】 半導体ウエハの結晶方位に沿って回路を形
成した、従来のウエハを示す図である。
【図23】 半導体ウエハの結晶方位に対して傾斜した
方向に沿って回路を形成したウエハを示す図である。
【図24】 従来のバンプボンディング用加熱装置の斜
視図である。
【図25】 従来のバンプボンディング用加熱装置にて
行われる気体噴出にてウエハが浮上した状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
101…バンプ形成装置、110…バンプボンディング
用加熱装置、111…ウエハ旋回部材、112…旋回装
置、113…加熱装置、118…吸引ブロー装置、11
9…将校機構、125…ウエハ規正装置、180…制御
装置、1111…ウエハ載置台、1112…ターンテー
ブル、1121…駆動源、1122…歯車、1123…
回転力伝達機構、1131…ターンテーブル載置板、1
132…ヒータ、1133…支持部材、1191…加熱
位置、1192…載置位置、11127…歯。
フロントページの続き (72)発明者 前 貴晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 展久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 金山 真司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンプボンディングが行われる半導体ウ
    エハ(201)を載置し、載置された上記半導体ウエハ
    の周方向へ旋回されるウエハ旋回部材(111)と、 上記ウエハ旋回部材を上記周方向へ旋回させる旋回装置
    (112)と、 上記ウエハ旋回部材を載置し該ウエハ旋回部材を介して
    上記半導体ウエハをバンプボンディング温度に加熱し、
    かつ旋回する上記ウエハ旋回部材に対して非旋回状態に
    設置されるウエハ加熱装置(113)と、 を備えたことを特徴とするバンプボンディング用加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 上記旋回装置の動作制御を行い上記ウエ
    ハ旋回部材に載置されている上記半導体ウエハに要求さ
    れる旋回角度にて上記ウエハ旋回部材を旋回させる制御
    装置(180)をさらに備えた、請求項1記載のバンプ
    ボンディング用加熱装置。
  3. 【請求項3】 上記ウエハ旋回部材は、上記半導体ウエ
    ハが載置されるウエハ載置台(1111)と、上記ウエ
    ハ載置台を載置し吸着動作にて上記ウエハ載置台を保持
    するとともに上記ウエハ加熱装置上に載置されるターン
    テーブル(1112)と、を有する、請求項1又は2記
    載のバンプボンディング用加熱装置。
  4. 【請求項4】 上記ウエハ加熱装置は、上記ターンテー
    ブルを載置するターンテーブル載置板(1131)と、
    該ターンテーブル載置板に該ターンテーブル載置板の厚
    み方向に直交する方向にあけられた穴に挿入されたヒー
    タ(1132)と、上記ターンテーブル載置板を支持す
    る支持部材であって当該支持部材への上記ヒータの熱の
    伝導が偏らず上記支持部材における上記ターンテーブル
    載置部分における温度をほぼ均一にするため上記ヒータ
    の延在方向及び上記厚み方向に直交する方向に延在する
    支持部材(1133)と、を有する、請求項1ないし3
    のいずれかに記載のバンプボンディング用加熱装置。
  5. 【請求項5】 上記ターンテーブルの周囲には歯(11
    127)が形成されており、 上記旋回装置は、駆動源(1121)と、上記ターンテ
    ーブルの上記歯に係合する歯車(1122)と、上記タ
    ーンテーブルの熱が上記駆動源に伝達するのを防止し、
    かつ上記駆動源にて発生した駆動力を上記歯車に伝達し
    て上記歯車を回転させる回転力伝達機構(1123)
    と、有する、請求項3又は4記載のバンプボンディング
    用加熱装置。
  6. 【請求項6】 上記ウエハ加熱装置に上記ウエハ旋回部
    材が接触しウエハ旋回部材を介して上記半導体ウエハを
    バンプボンディング温度に加熱する加熱位置(119
    1)と、上記ウエハ旋回部材を旋回するときに上記ウエ
    ハ旋回部材が配置される位置であって上記半導体ウエハ
    が当該ウエハ旋回部材上に移載される移載位置(119
    2)との間を、ウエハ旋回部材に載置された上記半導体
    ウエハの厚み方向に沿って上記ウエハ旋回部材を昇降さ
    せる昇降機構(119)をさらに備えた、請求項1ない
    し5のいずれかに記載のバンプボンディング用加熱装
    置。
  7. 【請求項7】 上記ウエハ旋回部材に載置された上記半
    導体ウエハを上記ウエハ旋回部材から浮上させるブロー
    装置(118)と、上記半導体ウエハが上記ウエハ旋回
    部材から浮上しているとき、上記ウエハ旋回部材上にお
    ける上記半導体ウエハの位置規正を行う規正装置(12
    5)と、をさらに備えた、請求項1ないし6のいずれか
    に記載のバンプボンディング用加熱装置。
  8. 【請求項8】 上記半導体ウエハは、SAWフィルタ素
    子を形成したウエハであり、上記旋回装置の動作制御に
    て上記ウエハ旋回部材に載置されている上記半導体ウエ
    ハに要求される旋回角度は、上記SAWフィルタ素子の
    形成前におけるウエハの結晶方位に対して傾斜した方向
    に上記SAWフィルタ素子を形成したとき、上記結晶方
    位と上記傾斜方向との差異に基づいた角度である、請求
    項2ないし7のいずれかに記載のバンプボンディング用
    加熱装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれかに記載のバ
    ンプボンディング用加熱装置(110)を備えたことを
    特徴とするバンプ形成装置。
  10. 【請求項10】 バンプを形成する半導体ウエハ(20
    1)をウエハ旋回部材(111)上に載置し、 上記ウエハ旋回部材を介して上記半導体ウエハをバンプ
    ボンディング温度に加熱するウエハ加熱装置(113)
    を旋回させることなく、上記半導体ウエハを載置した上
    記ウエハ旋回部材のみを上記半導体ウエハに要求される
    旋回角度にて上記半導体ウエハの周方向へ旋回させ、 上記旋回後、上記半導体ウエハにバンプボンディング温
    度にてバンプボンディングを行う、 ことを特徴とするバンプボンディング方法。
  11. 【請求項11】 上記ウエハ旋回部材上に上記半導体ウ
    エハを載置した後、上記ウエハ旋回部材の旋回前に、上
    記ウエハ旋回部材上にて上記半導体ウエハを浮上させて
    上記ウエハ旋回部材上における上記半導体ウエハの位置
    規正を行う、請求項10記載のバンプボンディング方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載のバンプボン
    ディング方法にてバンプが形成されたことを特徴とする
    半導体ウエハ。
  13. 【請求項13】 半導体ウエハの結晶方位とは異なりか
    つ上記結晶方位に傾斜した方向に沿って回路を形成した
    回路形成後半導体ウエハを上記結晶方位と上記傾斜方向
    との差異に基づいた角度にて旋回装置にて旋回して上記
    回路にバンプが形成されたことを特徴とする半導体ウエ
    ハ。
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