JP2014165217A - 基板搬送装置および剥離システム - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の損傷を防止すること。
【解決手段】実施形態に係る基板搬送装置は、複数のノズルと、本体部とを備える。複数のノズルは、基板の表面に向けて気体を噴出することによって基板を非接触で保持する。本体部は、複数のノズルが設けられる。また、ノズルは、少なくとも表面が樹脂で形成される。
【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、基板搬送装置および剥離システムに関する。
従来、シリコンウェハや化合物半導体ウェハ等の基板を非接触で保持して搬送する基板搬送装置が知られている。
たとえば、特許文献1に記載の基板搬送装置は、気体を噴出する複数のノズルを備え、各ノズルから噴出する気体によってノズルと基板との間にベルヌーイ効果を生じさせて、基板を非接触状態で保持する。
特開2007−176637号公報
基板を非接触で保持して搬送する基板搬送装置は、基板とノズルとが接触しないことを前提としているが、たとえば基板が反っていたりすると基板がノズルに接触する可能性があり、基板が損傷するおそれがあった。
実施形態の一態様は、基板の損傷を防止することができる基板搬送装置および剥離システムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る基板搬送装置は、複数のノズルと、本体部とを備える。複数のノズルは、基板の表面に向けて気体を噴出することによって基板を非接触で保持する。本体部は、複数のノズルが設けられる。また、ノズルは、少なくとも表面が樹脂で形成される。
実施形態の一態様によれば、基板の損傷を防止することができる。
図1は、第1の実施形態に係る剥離システムの構成を示す模式平面図である。 図2は、重合基板の模式側面図である。 図3は、第1の実施形態に係る第3搬送装置の模式側面図である。 図4は、第1の実施形態に係る第3搬送装置の模式斜視図である。 図5Aは、ノズルの模式平面図である。 図5Bは、ノズルの模式側断面図である。 図6Aは、第1の実施形態の第1の変形例に係る第3搬送装置の模式平面図である。 図6Bは、第1ノズルの模式側断面図である。 図6Cは、第2ノズルの模式側断面図である。 図7Aは、第1の実施形態の第2の変形例に係るノズルの模式平面図である。 図7Bは、第1の実施形態の第2の変形例に係るノズルの模式側断面図である。 図8は、第1の実施形態の第3の変形例に係るノズルの模式側断面図である。 図9は、第2の実施形態に係る第3搬送装置の模式斜視図である。 図10Aは、第2の実施形態に係る第3搬送装置による保持動作の説明図である。 図10Bは、第2の実施形態に係る第3搬送装置による保持動作の説明図である。 図10Cは、第2の実施形態に係る第3搬送装置による保持動作の説明図である。 図11は、第2の実施形態に係る流量制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12Aは、剥離システムの他の構成を示す図である。 図12Bは、被処理基板の反りと気体噴出部から噴出される気体の流量との関係を示す図である。 図12Cは、被処理基板の反りと気体噴出部の作動タイミングとの関係を示す図である。 図13は、第3の実施形態に係る第3搬送装置の模式側面図である。 図14は、第3の実施形態に係る流量制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 図15Aは、第4の実施形態に係る第3搬送装置の模式平面図である。 図15Bは、ノズルと送気装置との接続関係を示す模式図である。 図16は、第4の実施形態に係る流量制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する基板搬送装置および剥離システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態では、重合基板の剥離を行う剥離システムに対して本願の開示する基板搬送装置を適用する場合の例について説明するが、本願の開示する基板搬送装置は、剥離システム以外にも適用可能である。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る剥離システムの構成について、図1および図2を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る剥離システムの構成を示す模式平面図であり、図2は、重合基板の模式側面図である。
なお、以下においては、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示す第1の実施形態に係る剥離システム1は、被処理基板Wと支持基板Sとが接着剤Gで接合された重合基板T(図2参照)を、被処理基板Wと支持基板Sとに剥離する。
以下では、図2に示すように、被処理基板Wの板面のうち、接着剤Gを介して支持基板Sと接合される側の板面を「接合面Wj」といい、接合面Wjとは反対側の板面を「非接合面Wn」という。また、支持基板Sの板面のうち、接着剤Gを介して被処理基板Wと接合される側の板面を「接合面Sj」といい、接合面Sjとは反対側の板面を「非接合面Sn」という。
被処理基板Wは、たとえば、シリコンウェハや化合物半導体ウェハなどの半導体基板に複数の電子回路が形成された基板であり、電子回路が形成される側の板面を接合面Wjとしている。また、被処理基板Wは、たとえば非接合面Wnが研磨処理されることによって薄型化されている。具体的には、被処理基板Wの厚みは、約20〜50μmである。
一方、支持基板Sは、被処理基板Wと略同径の基板であり、被処理基板Wを支持する。支持基板Sの厚みは、約650〜750μmである。かかる支持基板Sとしては、シリコンウェハの他、ガラス基板などを用いることができる。また、これら被処理基板Wおよび支持基板Sを接合する接着剤Gの厚みは、約40〜150μmである。
剥離システム1は、図1に示すように、搬入出ステーション10と、第1搬送領域20と、剥離処理ステーション30と、第2搬送領域40と、制御装置50とを備える。搬入出ステーション10および剥離処理ステーション30は第1搬送領域20を介してY軸方向に並べて配置される。また、搬入出ステーション10、第1搬送領域20および剥離処理ステーション30のX軸負方向側には、第2搬送領域40が配置される。
剥離システム1では、搬入出ステーション10へ搬入された重合基板Tが第1搬送領域20を介して剥離処理ステーション30へ搬送され、剥離処理ステーション30において被処理基板Wと支持基板Sとに剥離される。剥離後の被処理基板Wは第2搬送領域40を介して後処理ステーションMへ搬送され、剥離後の支持基板Sは第1搬送領域20を介して搬入出ステーション10へ搬送される。なお、剥離システム1では、不良となった被処理基板Wを第1搬送領域20を介して搬入出ステーション10へ搬送することもできる。
搬入出ステーション10では、複数の被処理基板Wが収容されるカセットCw、複数の支持基板Sが収容されるカセットCsおよび複数の重合基板Tが収容されるカセットCtが剥離システム1の外部との間で搬入出される。かかる搬入出ステーション10には、カセット載置台11が設けられており、このカセット載置台11に、カセットCw,Cs,Ctのそれぞれが載置される複数のカセット載置板12a〜12cが設けられる。なお、カセットCwには、たとえば、不良品として剥離処理ステーション30から搬送されてきた被処理基板Wが収容される。
第1搬送領域20では、搬入出ステーション10および剥離処理ステーション30間における被処理基板W、支持基板Sおよび重合基板Tの搬送が行われる。第1搬送領域20には、被処理基板W、支持基板Sおよび重合基板Tの搬送を行う第1搬送装置21が設置される。
第1搬送装置21は、水平方向への移動、鉛直方向への移動および鉛直軸を中心とする旋回が可能な搬送アーム22と、この搬送アーム22の先端に取り付けられたフォーク23とを備える搬送ロボットである。かかる第1搬送装置21は、フォーク23を用いて基板を保持するとともに、フォーク23によって保持された基板を搬送アーム22によって所望の場所まで搬送する。
剥離処理ステーション30では、重合基板Tの剥離、剥離後の被処理基板Wおよび支持基板Sの洗浄等が行われる。この剥離処理ステーション30には、剥離装置31、受渡室32、第1洗浄装置33および第2洗浄装置34が、X軸正方向に、第1洗浄装置33、受渡室32、剥離装置31、第2洗浄装置34の順で並べて配置される。
剥離装置31は、第1搬送装置21によって搬送された重合基板Tを被処理基板Wと支持基板Sとに剥離する剥離処理を行う。かかる剥離装置31としては、たとえば、特開2013−004845号公報に記載のものや特開2012−069914号公報に記載のものを用いることができる。
受渡室32には、剥離装置31によって重合基板Tから剥離された被処理基板Wを第1洗浄装置33へ搬送する第2搬送装置110が設置される。
第1洗浄装置33は、第2搬送装置110によって搬送された被処理基板Wの洗浄を行う。第1洗浄装置33は、被処理基板Wを吸着保持しながら回転するスピンチャック210を備える。第1洗浄装置33は、スピンチャック210を用いて被処理基板Wを回転させながら、被処理基板Wに対して洗浄液を吹き付けることによって被処理基板Wを洗浄する。
第1洗浄装置33によって洗浄された被処理基板Wは、第2搬送領域40を介して後処理ステーションMへ搬送され、後処理ステーションMにおいて所定の後処理が施される。所定の後処理とは、たとえば被処理基板Wをマウントする処理や、被処理基板Wをチップ毎にダイシングする処理などである。
第2洗浄装置34は、剥離装置31において重合基板Tから剥離された支持基板Sの洗浄を行う。第2洗浄装置34によって洗浄された支持基板Sは、第1搬送装置21によって搬入出ステーション10へ搬送される。
第2搬送領域40は、剥離処理ステーション30と後処理ステーションMとの間に設けられる。第2搬送領域40には、X軸方向に延在する搬送路41上を移動可能な第3搬送装置120が設置され、この第3搬送装置120によって剥離処理ステーション30および後処理ステーションM間における被処理基板Wの搬送が行われる。
また、第2搬送領域40には、第3洗浄装置43および第4洗浄装置44が、X軸負方向に、第3洗浄装置43および第4洗浄装置44の順で並べて配置される。これら第3洗浄装置43および第4洗浄装置44は、たとえば第1洗浄装置33と同様の構成の洗浄装置であり、スピンチャック210と同様のスピンチャック220,230をそれぞれ備える。被処理基板Wは、これら第3洗浄装置43および第4洗浄装置44によって洗浄されたうえで、後処理ステーションMへ受け渡される。
さらに、第2搬送領域40には、剥離システム1と後処理ステーションMとの間で被処理基板Wの受け渡しを行うための受渡部45が配置される。受渡部45は、被処理基板Wを吸着保持するポーラスチャック240を備える。被処理基板Wは、第3洗浄装置43および第4洗浄装置44によって洗浄された後、第3搬送装置120によってポーラスチャック240上に載置され、ポーラスチャック240によって吸着保持される。
なお、ポーラスチャック240は、スピンチャック210,220,230と異なり回転機能を有しておらず、また、被処理基板Wの洗浄を行うものではないためスピンチャック210と比較して径が大きい。
制御装置50は、剥離システム1の動作を制御する装置であり、たとえば搬送制御部51を備える。搬送制御部51は、第2搬送装置110および第3搬送装置120による重合基板Tや被処理基板W等の基板の搬送を制御する処理部である。
なお、制御装置50は、たとえばコンピュータであり、図示しない記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって剥離システム1の動作を制御する。かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録されていたものであって、その記録媒体から制御装置50の記憶部にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記録媒体として、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
剥離後の被処理基板Wは、上述したように20〜50μmと薄く、搬送の際に損傷を受け易い。このため、剥離システム1では、剥離後の被処理基板Wの搬送を行う第2搬送装置110および第3搬送装置120として、被処理基板Wを非接触で搬送するベルヌーイチャックを用いることとしている。
ここで、従来のベルヌーイチャックは、基板と接触しないことを前提としているが、たとえば基板が反っている場合には基板との接触が発生する可能性があり、基板を損傷させるおそれがある。
そこで、第1の実施形態に係る第2搬送装置110および第3搬送装置120は、上記のように基板との接触が生じ得ることを考慮し、仮に基板との接触が起こったとしても基板に損傷を与え難い構成とした。
以下では、かかる第2搬送装置110および第3搬送装置120の構成について具体的に説明する。なお、第2搬送装置110の構成と第3搬送装置120の構成は同様であるため、ここでは、第3搬送装置120の構成を例示して説明する。図3は、第1の実施形態に係る第3搬送装置120の模式側面図であり、図4は同模式斜視図である。
図3に示すように、第3搬送装置120は、本体部121と、複数のノズル122と、係止部124とを備える。本体部121は、被処理基板Wと略同径を有する円板状の部材である(図4参照)。かかる本体部121は、たとえばアルミニウムなどの金属で形成される。
複数のノズル122は、中央部に気体の噴出口を有する略円筒状の部材であり、被処理基板Wの表面に向けて気体を噴出することにより、ベルヌーイ効果を生じさせて被処理基板Wを非接触で保持する。
複数のノズル122は、図4に示すように、本体部121の主面に対して円周状に、かつ、内周側と外周側の二重に並べて配置される。
各ノズル122は、送気管131を介して送気装置132と接続され、送気装置132から送気管131を介して送気される気体を噴出する。各ノズル122から噴出される気体は、たとえば窒素等の不活性ガスあるいはドライエア等である。
係止部124は、本体部121の主面と直交する向きに突出する部材であり、本体部121の外周に対して所定の間隔を空けて複数設けられる。これらの係止部124によって、被処理基板Wは、本体部121からの脱落等が防止される。
なお、本体部121に設けられるノズル122および係止部124の数および配置は、図4に示したものに限定されない。
また、第3搬送装置120は、移動機構140を備える。移動機構140は、第1アーム141と、第2アーム142と、基部143とを備える。第1アーム141は、水平方向に延在し、先端部において本体部121を支持する。第2アーム142は、鉛直方向に延在し、先端部において第1アーム141の基端部を支持する。
基部143は、搬送路41(図1参照)に固定され、第2アーム142を支持する。基部143には、モータ等の駆動機構が設けられており、かかる駆動機構によって第2アーム142は鉛直方向に昇降する。
なお、第2搬送装置110が備える移動機構の基部は、たとえば、受渡室32の床面に固定される。
被処理基板Wは薄いため反りが生じ易い。被処理基板Wが反っている場合、特に、第3搬送装置120の本体部121に対して凸状に反っている場合には、被処理基板Wがノズル122に接触する可能性がある。従来のノズルは金属で形成されていたため、被処理基板Wと接触した場合に被処理基板Wを損傷させるおそれがあった。
そこで、第1の実施形態に係る第3搬送装置120では、ノズル122を樹脂で形成することとした。これにより、仮に、被処理基板Wがノズル122に接触したとしても被処理基板Wの損傷を防止することができる。
かかる樹脂としては、本体部121と熱膨張係数が同程度のものを用いることが好ましい。このような樹脂を選択することで、温度変化によって本体部121とノズル122との間に歪みが生じてノズル122が破損することを防止することができる。
たとえば、本体部121がアルミニウムで形成される場合、ノズル122を形成する樹脂として、アルミニウムと同等の熱膨張係数を有するPBI(ポリベンゾイミダゾール)樹脂を用いることができる。PBI樹脂の熱膨張係数は、アルミニウムの熱膨張係数が約23.1×E−6(1/K)であるのに対し、約23×E−6(1/K)である。また、PBI樹脂は、耐熱性および耐薬品性にも優れているため、この点においても好ましい。なお、ノズル122を形成する樹脂の熱膨張係数は、本体部121の熱膨張係数の±30%の範囲内であることが好ましい。
また、ノズル122を形成する樹脂として、上記のPBI樹脂に代えて、POM(ポリアセタール)樹脂を用いることも有効である。
次に、ノズル122の形状について図5Aおよび図5Bを参照して説明する。図5Aは、ノズル122の模式平面図であり、図5Bは同模式側断面図である。なお、図5Bは、図5AのA−A’線断面図に相当する。
図5Aに示すように、ノズル122は、中央部に気体の噴出口61を有する。この噴出口61は、内周面に図示しない連通孔を有しており、かかる連通孔に送気管131(図3参照)が接続される。送気装置132から送り出された気体は、送気管131および図示しない連通孔を介して噴出口61の内部へ供給され、噴出口61の内部において旋回流となって噴出口61から噴出する。
また、ノズル122には、複数のネジ孔62が形成される。複数のネジ孔62は、噴出口61の周囲を取り囲むように設けられる。これらのネジ孔62にネジ100を挿通することによって、ノズル122は本体部121に取り付けられる。
このように、第1の実施形態に係る第3搬送装置120では、ノズル122を本体部121に対してネジ止めする構成とすることで、ノズル122の交換容易性を高めている。
すなわち、第1の実施形態に係るノズル122は樹脂で形成されるため、被処理基板Wと接触したとしても被処理基板Wの損傷を防止することができるが、その一方で、金属製のノズルと比較して摩耗等の劣化が生じやすい。このため、劣化したノズル122を容易に交換できるように、ノズル122を本体部121に対してネジ止めする構成とした。これにより、メンテナンス性を向上させることができる。
ネジ100のネジ頭が配置される先端部621は、ネジ頭よりも深く形成される。これにより、ネジ頭がネジ孔62から露出しないため、ネジ頭が被処理基板Wに接触して被処理基板Wが損傷するおそれがない。なお、図5Aでは、ノズル122に4個のネジ孔62が形成される場合の例を示したが、ノズル122に形成されるネジ孔62の数は、4個に限定されない。
ノズル122は、被処理基板Wとの対向面である先端面が面取りされている。これは、被処理基板Wが本体部121に対して凸状に沿っている場合に、被処理基板Wがノズル122の先端面の周縁部に最も接触しやすいためである。このように、ノズル122の形状を先端面が面取りされた形状とすることで、被処理基板Wがノズル122に接触し難くすることができる。また、仮に、被処理基板Wがノズル122に接触したとしても、ノズル122の先端面が面取りされているため、被処理基板Wは損傷し難い。
面取部63を大きくする程、ノズル122の先端面(平坦面)の面積が小さくなり、ベルヌーイ効果が薄くなる、すなわち、被処理基板Wの保持力が低下する。このため、面取部63のアールd1は、たとえばノズル122の径d2の10%未満とすることが好ましい。
次に、第3搬送装置120の変形例について説明する。まず、第1の変形例について図6A〜図6Cを参照して説明する。図6Aは、第1の実施形態の第1変形例に係る第3搬送装置の模式平面図である。また、図6Bは、第1ノズルの模式側断面図であり、図6Cは、第2ノズルの模式側断面図である。
図6Aに示すように、第1の変形例に係る第3搬送装置120Aは、ノズル122Aとして、本体部121の周縁部に円周状に並べて配置される第1ノズル122Aaと、第1ノズル122Aaよりも内周側において円周状に並べて配置される第2ノズル122Abとを備える。
第1ノズル122Aaは、上述したノズル122と同様の形状であり、図6Bに示すように、先端面に面取部63を有する。一方、第2ノズル122Abは、図6Cに示すように、上述したノズル122や第1ノズル122Aaとは異なり、先端面が面取りされていない形状を有する。
被処理基板Wが本体部121に対して凸状に沿っている場合、被処理基板Wは、外周側に配置された第1ノズル122Aaの先端面の周縁部に最も接触しやすい。そこで、第1の変形例に係る第3搬送装置120Aでは、被処理基板Wとの接触が生じやすい第1ノズル122Aaにのみ面取部63を設け、被処理基板Wとの接触が生じ難い第2ノズル122Abについては面取部を設けないこととした。これにより、保持力の低下を抑えつつ、被処理基板Wと第1ノズル122Aaとの接触を生じ難くすることができる。
つづいて、第2の変形例について図7Aおよび図7Bを参照して説明する。図7Aは、第1の実施形態の第2の変形例に係るノズルの模式平面図である。また、図7Bは、第1の実施形態の第2の変形例に係るノズルの模式側断面図である。なお、図7Bは、図7AのB−B’線断面図に相当する。
図7Aおよび図7Bに示すように、第2の変形例に係るノズル122Bは、先端面の一部が面取りされた形状を有する。かかるノズル122Bは、面取部63Bが本体部121の外周側を向いた状態で本体部121に設けられる。
このように、本体部121の外周側に面する部分にのみ面取部63Bを設けることにより、保持力の低下をさらに抑えることができる。
なお、本体部121には、ノズル122Bを円周状に二重に並べて配置してもよいし、本体部121の周縁部に対してノズル122Bを円周状に並べて配置し、ノズル122Bよりも内周側に第2ノズル122Ab(図6C参照)を円周状に並べて配置してもよい。
つづいて、第3の変形例について図8を参照して説明する。図8は、第1の実施形態の第3の変形例に係るノズルの模式側断面図である。
上述してきた例では、ノズル122、122A、122Bの全てが樹脂で形成されることとしたが、ノズルは、少なくとも表面が樹脂で形成されていればよい。
たとえば、図8に示すノズル122Cのように、金属で形成されるノズル本体65の表面を樹脂64でコーティングしたものであってもよい。
上述してきたように、第1の実施形態に係る剥離システム1は、剥離装置31と、第3搬送装置120,120Aを備える。剥離装置31は、被処理基板W(第1基板)と支持基板S(第2基板)とが接合された重合基板Tを被処理基板Wと支持基板Sとに剥離する。第3搬送装置120,120Aは、剥離装置31によって剥離された被処理基板Wを非接触で保持して搬送する。
また、第3搬送装置120,120Aは、複数のノズル122,122A,122B,122Cと、本体部121とを備える。複数のノズル122,122A,122B,122Cは、被処理基板Wの表面に向けて気体を噴出することによって被処理基板Wを非接触で保持する。本体部121は、複数のノズル122,122A,122B,122Cが設けられる。そして、複数のノズル122,122A,122B,122Cは、少なくとも表面が樹脂で形成される。
したがって、第1の実施形態に係る剥離システム1によれば、仮に、被処理基板Wがノズル122,122A,122B,122Cに接触したとしても、これによる被処理基板Wの損傷を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る第3搬送装置について説明する。図9は、第2の実施形態に係る第3搬送装置の模式斜視図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9に示すように、第2の実施形態に係る第3搬送装置120Cは、第1の実施形態に係る第3搬送装置120が備える各構成要素に加え、気体噴出部123をさらに備える。
気体噴出部123は、外周側に配置されるノズル122のさらに外周側において、ノズル122と同心円状に並べて配置され、被処理基板Wの周縁部に対して気体を噴出する部材である。各気体噴出部123は、図示しない送気管を介して図示しない送気装置と接続される。
なお、図9に示すように、各気体噴出部123は、外周側に配置されるノズル122同士の略中間にそれぞれ設けられる。これにより、ノズル122から噴出される気体と気体噴出部123から噴出される気体との干渉を防止することができる。
第2の実施形態に係る第3搬送装置120Cは、かかる気体噴出部123から噴出される気体を用いて被処理基板Wの反りを矯正する。ここで、第2の実施形態に係る第3搬送装置120Cによる被処理基板Wの保持動作について、図10A〜図10Cを参照して説明する。図10A〜図10Cは、第2の実施形態に係る第3搬送装置120による保持動作の説明図である。
なお、第3搬送装置120Cによる保持動作は、制御装置50が備える搬送制御部51によって制御される。また、図10A〜図10Cでは、一例として、第3搬送装置120Cが、第1洗浄装置33のスピンチャック210から被処理基板Wを受け取る場合の例について説明する。
図10Aに示すように、被処理基板Wは、スピンチャック210上で凹状に反っているものとする。すなわち、被処理基板Wは、外周部がスピンチャック210の吸着保持部212から離れる方向に反っているものとする。
第3搬送装置120Cは、図10Bに示すように、気体噴出部123から気体をZ軸負方向(鉛直下向き)に噴出させながら、スピンチャック210上の被処理基板Wへ向けて降下する。
本体部121は、被処理基板Wとほぼ同径であり、気体噴出部123は、本体部121の外周部近傍に設けられる。このため、気体噴出部123から噴出される気体は、被処理基板Wの外周部に当たることとなる。この結果、被処理基板Wの外周部が鉛直下向きに押し下げられ、被処理基板Wの反りが矯正される。また、気体噴出部123によって反りが矯正されることで、被処理基板Wは、スピンチャック210の吸着保持部212全面で吸着保持されるようになる。
このようにして、第3搬送装置120Cは、気体噴出部123を被処理基板Wの反りを矯正しながら、ノズル122が被処理基板Wの保持を行う位置(以下、「受渡位置」と記載する)まで降下する。
そして、第3搬送装置120Cは、被処理基板Wの受渡位置に到達すると、ノズル122から気体を噴出して被処理基板Wを非接触で保持する。これにより、被処理基板Wは、スピンチャック210から第3搬送装置120Cへ受け渡される(図10C参照)。なお、スピンチャック210による吸着保持は、第3搬送装置120Cが被処理基板Wを保持した後に解除される。
このように、第2の実施形態に係る第3搬送装置120Cは、気体噴出部123を用いて被処理基板Wの反りを矯正しつつ、ノズル122を用いて被処理基板Wの保持を行う。このため、被処理基板Wとノズル122との接触をより生じ難くすることができる。また、第2の実施形態に係る第3搬送装置120Cによれば、被処理基板Wの反りを矯正することで、反りのある被処理基板Wの受け渡しおよび保持を適切に行うことができる。
なお、被処理基板Wが凸状に反っている場合、すなわち、被処理基板Wが図10Aとは逆方向に反っている場合には、スピンチャック210の上面が被処理基板Wによって覆われて略密閉状態となる。この結果、被処理基板Wは、スピンチャック210によって吸着され、反りが矯正されることとなる。このように、被処理基板Wが凸状に反っている場合には、第3搬送装置120Cの気体噴出部123を用いずとも、被処理基板Wの保持や受け渡しを比較的容易に行うことができる。
次に、搬送制御部51が実行する流量制御処理の処理手順について図11を用いて説明する。図11は、流量制御処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図11には、気体噴出部123から気体を噴出させる処理を開始してから、第3搬送装置120Cによって被処理基板Wが保持されるまでの処理手順を示している。
図11に示すように、搬送制御部51は、まず、気体噴出部123から気体を噴出させる(ステップS101)。たとえば、搬送制御部51は、第3搬送装置120Cがスピンチャック210へ向けて降下を開始したときにステップS101の処理を実行する。このとき、ノズル122からの気体の噴出は未だ行われない。
つづいて、搬送制御部51は、第3搬送装置120Cのノズル122が受渡位置に到達したか否かを判定する(ステップS102)。そして、搬送制御部51は、受渡位置に到達したと判定すると(ステップS102,Yes)、ノズル122からの気体噴出を開始し(ステップS103)、その後、気体噴出部123からの気体噴出を停止する(ステップS104)。
なお、被処理基板Wは薄いため、かかる被処理基板Wの反りを矯正するための力は、比較的小さくてよい。このため、気体噴出部123から噴出される気体の流量は、ノズル122から噴出される気体の流量よりも少なく設定される。
つづいて、搬送制御部51は、ノズル122が被処理基板Wを保持した後、スピンチャック210をオフして(ステップS105)、流量制御処理を終了する。なお、ステップS102において第3搬送装置120Cのノズル122が受渡位置に到達していない場合(ステップS102,No)、搬送制御部51は、第3搬送装置120Cが受渡位置に到達するまで、ステップS102の判定処理を繰り返す。
このように、第2の実施形態に係る第3搬送装置120Cは、ノズル122よりも被処理基板Wの外周部側に設けられ、被処理基板Wの外周部に対して気体を噴出する気体噴出部123をさらに備える。したがって、第2の実施形態に係る第3搬送装置120Cによれば、被処理基板Wとノズル122との接触をより生じ難くすることができる。また、反りのある被処理基板Wの受け渡しおよび保持を容易に行うことができる。
なお、ここでは、ノズル122からの気体噴出を開始した後、気体噴出部123からの気体噴出を停止することとしたが、ノズル122によって被処理基板Wを保持させた後も、気体噴出部123からの気体噴出を継続させてもよい。これにより、第3搬送装置120Cによる被処理基板Wの搬送中においても被処理基板Wの反りが気体噴出部123によって矯正され続けるため、被処理基板Wと第3搬送装置120Cとの接触等をより確実に防止することができる。
ところで、第3搬送装置120Cは、気体噴出部123から噴出される気体の流量を被処理基板Wの反り具合に応じて変更することとしてもよい。かかる場合の変形例について図12Aおよび図12Bを用いて説明する。図12Aは、第2の実施形態の変形例を示す図である。また、図12Bは、被処理基板Wの反りと気体噴出部123から噴出される気体の流量との関係を示す図である。
図12Aに示すように、たとえば第1洗浄装置33には、CCD(Charge Coupled Device)カメラなどの撮像装置150がさらに設けられる。撮像装置150は、スピンチャック210によって吸着保持された被処理基板Wを撮像する。撮像装置150によって撮像された被処理基板Wの画像データは、図示しない通信線を介して搬送制御部51へ入力される。なお、撮像装置150としては、防水性を有するものを用いることが好ましい。
搬送制御部51は、撮像装置150から取得した被処理基板Wの画像データに基づいて、被処理基板Wの反り具合を判定し、判定結果に応じて気体噴出部123から噴出される気体の流量を変更する。具体的には、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合が大きいほど、気体噴出部123の流量を多くする。
たとえば、図12Bに示すように、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合を「大」、「中」、「小」の3段階で判定する。そして、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合を「大」と判定した場合には、気体噴出部123の流量を「多」に設定し、被処理基板Wの反り具合を「中」と判定した場合には、気体噴出部123の流量を「多」よりも少ない「中」に設定する。また、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合を「小」と判定した場合には、気体噴出部123の流量を「中」よりも少ない「少」に設定する。
このように、第3搬送装置120Cは、被処理基板Wの反りが大きいほど気体噴出部123の流量を多くすることで、被処理基板Wの反りをより適切な流量で矯正することができる。
また、第3搬送装置120Cは、気体噴出部123の流量だけでなく、気体噴出部123の作動タイミング、すなわち、気体噴出部123から気体を噴出させるタイミングを被処理基板Wの反り具合に応じて変更してもよい。かかる点について図12Cを用いて説明する。図12Cは、被処理基板Wの反りと気体噴出部123の作動タイミングとの関係を示す図である。
図12Cに示すように、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合が大きいほど、気体噴出部123を作動させるタイミングを早くする。具体的には、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合を「大」と判定した場合には、気体噴出部123の作動タイミングを「早」に設定し、被処理基板Wの反り具合を「中」と判定した場合には、気体噴出部123の作動タイミングを「早」よりも遅い「中」に設定する。また、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合を「小」と判定した場合には、気体噴出部123の作動タイミングを「中」よりも遅い「遅」に設定する。
被処理基板Wの反りが大きいほど、被処理基板Wの外周部がより高い位置に位置することとなり、被処理基板Wと第3搬送装置120Cとの干渉タイミングが早くなる。このため、第3搬送装置120Cは、被処理基板Wの反りが大きいほど気体噴出部123の作動タイミングを早めることで、第3搬送装置120Cと被処理基板Wとの接触を確実に防止することができる。
なお、上述してきた例では、気体噴出部123から噴出される気体の向きを鉛直下向きとしたが、気体噴出部123から噴出される気体の向きは、鉛直下向きに限定されない。たとえば、気体噴出部123は、被処理基板Wの反りに基づいてあらかじめ決定された角度で取り付けられてもよい。これにより、気体を鉛直下向きに向けて噴出する場合と比較して、より少ない流量で効果的に被処理基板Wの反りを矯正することができる。
また、気体噴出部123の角度をモータ等の駆動部により変更可能に構成し、被処理基板Wの反り具合に応じて気体噴出部123から噴出される気体の角度を調整してもよい。かかる場合、搬送制御部51は、撮像装置150(図12A参照)から取得した被処理基板Wの画像データに基づいて、被処理基板Wの反り具合を判定し、判定結果に応じて気体噴出部123による気体の噴出角度を変更する。具体的には、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合が大きいほど、噴出角度を大きくする。噴出角度は、気体噴出部123が本体部121の外周側を向くほど大きくなり、中央部を向くほど小さくなるものとする。
このように、被処理基板Wの反りが大きいほど気体噴出部123から噴出される気体の角度を被処理基板Wの外周部へ向けて大きくしてもよい。これにより、被処理基板Wの外周部に対して気体噴出部123から噴出される気体をより効果的に当てることができる。
また、気体噴出部123は、鉛直下向きに取り付けられた第1噴出部と、被処理基板Wの反りに基づいてあらかじめ決定された角度で取り付けられた第2噴出部とを備える構成であってもよい。第1噴出部と第2噴出部とはそれぞれ異なる送気管を介して異なる送気装置に接続される。
そして、搬送制御部51は、撮像装置150から取得した被処理基板Wの画像データに基づいて被処理基板Wの反り具合を判定し、判定結果に応じて、第1噴出部および第2噴出部のうち使用する気体噴出部を切り替えてもよい。
たとえば、搬送制御部51は、被処理基板Wの反り具合を「小」と判定した場合には、使用する気体噴出部を第1噴出部に切り替え、被処理基板Wの反り具合を「大」と判定した場合には、使用する気体噴出部を第2噴出部に切り替える。このようにすることで、気体の噴出角度を変更する機構を本体部に設けることなく、被処理基板Wの反りに応じた噴出角度で気体を噴出させることができる。
なお、被処理基板Wの反り具合の判定方法は、撮像装置150によって撮像された画像データを用いる方法に限定されない。たとえば、測距センサや超音波センサを用いて被処理基板Wまでの距離を測定し、かかる距離に応じて被処理基板Wの反り具合を判定してもよい。
(第3の実施形態)
ところで、上述してきた第2の実施形態では、第3搬送装置120Cに対して気体噴出部123を設け、かかる気体噴出部123を用いて被処理基板Wの反りを矯正する場合の例について説明した。しかし、被処理基板Wの反りを矯正する方法は、上記の例に限ったものではなく、たとえば、ノズル122を用いて被処理基板Wの反りを矯正することもできる。以下では、ノズル122を用いて被処理基板Wの反りを矯正する場合の例について説明する。
図13は、第3の実施形態に係る第3搬送装置の模式側面図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図13に示すように、第3の実施形態に係る第3搬送装置120Dは、第1の実施形態に係る第3搬送装置120が備える各構成要素に加え、流量調整部135をさらに備える。流量調整部135は、送気管131の中途部に設けられており、送気装置132から供給される気体の流量を調整する。流量調整部135の動作は、制御装置50の搬送制御部51によって制御される。搬送制御部51は、かかる流量調整部135を制御することによって、各ノズル122から噴出される気体の流量を調整する。
ここで、第3の実施形態に係る流量制御処理の内容について図14を用いて説明する。図14は、第3の実施形態に係る流量制御処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図14には、ノズル122からの気体噴出を開始してから、第3搬送装置120Dによって被処理基板Wが保持されるまでの処理手順を示している。
図14に示すように、搬送制御部51は、まず、流量調整部135を制御してノズル122の流量を「反り矯正用流量」に調節する(ステップS201)。「反り矯正用流量」とは、被処理基板Wの反りを矯正するための流量であり、ノズル122が被処理基板Wを保持するために必要な流量である「保持用流量」よりも少ない流量である。
このように、第3搬送装置120Dが受渡位置に到達する前から、ノズル122から気体を噴出させておくことで、ノズル122から噴出される気体によって被処理基板Wの反りを矯正することができる。また、ノズル122から噴出させる気体の流量を「保持用流量」よりも少ない「反り矯正用流量」とすることで、第3搬送装置120Dが、受渡位置よりも手前で被処理基板Wを保持してしまう事態を防止することができる。
つづいて、搬送制御部51は、第3搬送装置120Dのノズル122が受渡位置に到達したか否かを判定する(ステップS202)。そして、搬送制御部51は、受渡位置に到達したと判定すると(ステップS202,Yes)、ノズル122の流量を「保持用流量」に調整する(ステップS203)。これにより、被処理基板Wは、第3搬送装置120Dによって非接触で保持される。
ステップS203の処理を終えると、搬送制御部51は、流量制御処理を終了する。なお、ステップS202において第3搬送装置120Dが受渡位置に到達していない場合(ステップS202,No)、搬送制御部51は、第3搬送装置120Dが受渡位置に到達するまで、ステップS202の判定処理を繰り返す。
このように、第3の実施形態では、搬送制御部51が、ノズル122が被処理基板Wの保持を行う位置に到達するまでの間、被処理基板Wとの間で負圧を発生させる流量である保持用流量よりも少ない反り矯正用流量でノズル122から気体を噴出させることとした。これにより、第3の実施形態に係る第3搬送装置120Dによれば、気体噴出部123のような専用部材をあらたに付加することなく、既存の部材を用いて被処理基板Wの反りを矯正することができる。
(第4の実施形態)
上述した第3の実施形態では、各ノズル122の流量制御を一律に行う場合の例について説明したが、ノズル122を複数のエリアで分割し、このエリアごとに流量制御を行うこととしてもよい。
以下では、吸着保持部の流量制御をエリアごとに行う場合の例について説明する。図15Aは、第4の実施形態に係る第3搬送装置の模式平面図である。また、図15Bは、ノズルと送気装置との接続関係を示す模式図である。
図15Aに示すように、第3搬送装置120Eは、ノズル122Eとして、第1ノズル122Eaと第2ノズル122Ebとを備える。
第1ノズル122Eaは、ノズル122Eのうち、本体部121の周縁部に円周状に並べて配置され、第2ノズル122Ebは、第1ノズル122Eaよりも内周側に円周状に並べて配置される。第1ノズル122Eaおよび第2ノズル122Ebは、たとえば図6Bに示した第1ノズル122Aaおよび図6Cに示した第2ノズル122Abとそれぞれ同一形状としてもよい。
図15Bに示すように、第1ノズル122Eaは、送気管131Eaを介して第1送気装置132Eaに接続され、第2ノズル122Ebは、送気管131Ebを介して第2送気装置132Ebに接続される。また、送気管131Eaには、第1送気装置132Eaから供給される気体の流量を調整するための流量調整部135Eaが設けられ、送気管131Ebには、第2送気装置132Ebから供給される気体の流量を調整するための流量調整部135Ebが設けられる。これら流量調整部135Ea,135Ebは、搬送制御部51によって制御される。
次に、第4の実施形態に係る流量調整処理の内容について図16を用いて説明する。図16は、第4の実施形態に係る流量制御処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図16には、ノズル122Eからの気体噴出を開始してから、第3搬送装置120Eによって被処理基板Wが保持されるまでの処理手順を示している。
図16に示すように、搬送制御部51は、まず、第2ノズル122Ebをオフとしつつ、第1ノズル122Eaから「反り矯正用流量」で気体を噴出させる(ステップS301)。これにより、第1ノズル122Eaから噴出される気体によって被処理基板Wの反りを矯正することができる。
本体部121の中央部に配置される第2ノズル122Ebは、被処理基板Wの反りの矯正には直接的には寄与し難い。このため、第1ノズル122Eaが「反り矯正用流量」で気体を噴出している間、第2ノズル122Ebの流量をゼロとすることで、気体の無駄な噴出を抑えることができる。
つづいて、搬送制御部51は、第3搬送装置120Eが受渡位置に到達したか否かを判定する(ステップS302)。そして、搬送制御部51は、受渡位置に到達したと判定すると(ステップS302,Yes)、第1ノズル122Eaおよび第2ノズル122Ebから「保持用流量」で気体を噴出させる(ステップS303)。これにより、被処理基板Wは、第3搬送装置120Eによって非接触で保持される。
ステップS303の処理を終えると、搬送制御部51は、流量制御処理を終了する。なお、ステップS302において第3搬送装置120Eが受渡位置に到達していない場合(ステップS302,No)、搬送制御部51は、第3搬送装置120Eが受渡位置に到達するまで、ステップS302の判定処理を繰り返す。
このように、第4の実施形態では、搬送制御部51が、第3搬送装置120Eが受渡位置に到達するまでの間、第1ノズル122Eaのみから「反り矯正用流量」で気体を噴出させることとした。これにより、気体の無駄な噴出を防止することができる。
なお、上述した第2の実施形態では、気体噴出部123から噴出する気体を用いて被処理基板Wの反りを矯正する場合の例を、第3の実施形態および第4の実施形態では、ノズル122,122Eから噴出する気体を用いて被処理基板Wの反りを矯正する場合の例を、それぞれ示した。しかし、これに限ったものではなく、気体噴出部123およびノズル122,122Eの双方を用いて被処理基板Wの反りの矯正を行ってもよい。
上述してきた各実施形態では、第3搬送装置120,120A,120C〜120Eが、第1洗浄装置33との間で被処理基板Wの受け渡しを行う場合の例について説明した。しかし、これに限らず、第3搬送装置120,120A,120C〜120Eは、第3洗浄装置43、第4洗浄装置44および受渡部45との間においても同様の保持動作を行う。また、第3搬送装置120,120A,120C〜120Eに限らず、第2搬送装置110も、第3搬送装置120,120A,120C〜120Eと同様の保持動作を剥離装置31や第1洗浄装置33等との間で行う。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
T 重合基板
W 被処理基板
S 支持基板
1 剥離システム
10 搬入出ステーション
20 第1搬送領域
30 剥離処理ステーション
31 剥離装置
32 受渡室
33 第1洗浄装置
40 第2搬送領域
41 搬送路
50 制御装置
51 搬送制御部
61 噴出口
62 ネジ孔
63 面取部
120 第3搬送装置
121 本体部
122 ノズル
123 気体噴出部
124 係止部
131 送気管
132 送気装置
140 移動機構

Claims (10)

  1. 基板の表面に向けて気体を噴出することによって前記基板を非接触で保持する複数のノズルと、
    前記複数のノズルが設けられる本体部と
    を備え、
    前記ノズルは、少なくとも表面が樹脂で形成されること
    を特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記樹脂は、前記本体部と熱膨張係数が同程度であること
    を特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記本体部は、アルミニウムで形成され、
    前記樹脂は、PBI(ポリベンゾイミダゾール)樹脂であること
    を特徴とする請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記ノズルは、先端面が面取りされること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の基板搬送装置。
  5. 前記ノズルは、前記本体部に対して円周状に並べて配置される第1ノズルと、前記第1ノズルよりも内周側において前記本体部に対して円周状に並べて配置される第2ノズルとを含み、前記第1ノズルのみ前記先端面が面取りされること
    を特徴とする請求項4に記載の基板搬送装置。
  6. 前記ノズルは、前記本体部に対してネジ止めされること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の基板搬送装置。
  7. 前記ノズルは、前記ネジが挿通させるネジ孔を備え、
    前記ネジのネジ頭が配置される前記ネジ孔の先端部が、前記ネジ頭よりも深く形成されること
    を特徴とする請求項6に記載の基板搬送装置。
  8. 前記ノズルよりも前記本体部の外周側に設けられ、前記基板の外周部へ向けて気体を噴出する気体噴出部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の基板搬送装置。
  9. 前記気体噴出部は、
    前記ノズルから噴出される気体よりも少ない流量で前記気体を噴出すること
    を特徴とする請求項8に記載の基板搬送装置。
  10. 第1基板と第2基板とが接合された重合基板を前記第1基板と前記第2基板とに剥離する剥離装置と、
    前記剥離装置によって剥離された前記第1基板を非接触で保持して搬送する基板搬送装置と
    を備え、
    前記基板搬送装置は、
    前記第1基板の表面に向けて気体を噴出することによって前記第1基板を非接触で保持する複数のノズルと、
    前記複数のノズルが設けられる本体部と
    を備え、
    前記ノズルは、少なくとも表面が樹脂で形成されること
    を特徴とする剥離システム。
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