JP2010192688A - 基板処理システム、基板処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の搬送を効率よく行い、基板処理のスループットを向上させる。
【解決手段】塗布現像処理ユニット1は、平面視において環状に形成された軌道42と、基板Wを保持し、軌道42上を移動する複数の基板保持部41と、軌道42に沿って配置され、基板Wに所定の処理を行う複数の処理装置と、基板保持部41と処理装置との間の基板Wの搬送を制御する制御装置14と、基板保持部41と処理装置との間で基板の受け渡しを行う基板搬送機構と、を有している。複数の基板保持部41は、複数の処理装置の数よりも多く配置されている。制御装置14は、基板Wの処理レシピを格納するレシピ格納部170と、処理レシピに基づき基板保持部41を所定の処理装置へ移動させる基板保持部制御部171と、基板保持部41と所定の処理装置との間で基板の搬送を行うように基板搬送機構を制御する基板搬送機構制御部172と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば半導体ウェハ等の基板の処理システム、基板の処理方法、プロラム及びコンピュータに関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー処理では、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上にレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、レジスト膜に所定のパターンを露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理等の各種処理が行われている。
これらの一連の処理は、通常、塗布現像処理システムを用いて行われる。塗布現像処理システムは、例えばカセット単位でウェハを搬入出するためのカセットステーションと、各種処理を行う複数の処理装置が配置された処理ステーションと、隣接する露光装置と処理ステーションとの間でウェハの受け渡しを行うためのインターフェイスステーション等を有している。
処理ステーションには、基板を搬送する搬送装置と、搬送装置の周囲に設けられ、複数の処理装置が鉛直方向に多段に配置された処理装置群と、が設けられている。搬送装置には、ウェハを保持して搬送する1基のウェハ搬送体が設けられ、ウェハ搬送体は、鉛直方向及び水平方向に移動可能であると共に、回転できるように構成されている。そして、ウェハ搬送体は、ウェハを各処理装置に搬送することができる(特許文献1)。
特開2001−189368号公報
ところで、この塗布現像処理システムを用いて基板に一連の処理を行う場合、基板処理のスループットを向上させるために、各処理装置への基板の搬送を効率よく行うことが要求されている。
しかしながら、従来のように1基の基板搬送体のみを有する搬送装置を用いた場合、各処理装置への基板の搬送効率が悪い場合がある。例えば複数の処理装置で基板の処理が同時に終了すると、処理装置では搬送装置による基板の搬出を待たなければならい。しかも、基板搬送体の動作を高速化するにも技術的な限界がある。したがって、基板処理のスループットを向上させるには至らなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板の搬送を効率よく行い、基板処理のスループットを向上させることを目的とする。
前記の目的を達成するための本発明は、基板の処理システムであって、平面視で環状に形成された軌道と、基板を保持し、前記軌道上を移動する複数の基板保持部と、前記軌道に沿って配置され、基板に所定の処理を行う複数の処理装置と、前記基板保持部と前記処理装置との間の基板の搬送を制御する制御装置と、前記基板保持部と前記処理装置との間で基板の受け渡しを行う基板搬送機構と、を有し、前記複数の基板保持部は、前記複数の処理装置の数よりも多く配置され、前記制御装置は、基板の処理レシピを格納するレシピ格納部と、前記レシピに基づいて処理装置での処理を行った基板を保持させる基板保持部の中から、当該基板処理装置から最短距離に位置し且つ基板を保持していない基板保持部を選択し当該処理装置へ移動させると共に、前記基板搬送機構により当該処理装置から基板を搬出させる指示信号を出力する移動指示部と、前記レシピ格納部のレシピに基づいて、基板を保持している基板保持部を所定の処理装置へ移動させると共に、前記基板搬送機構により当該処理装置へ基板を搬入させる指示信号を出力する搬送指示部と、を備えていることを特徴としている。なお、処理レシピに基づいて基板保持部を所定の処理装置へ移動させるとは、例えば、処理装置での処理が終了した基板を当該処理装置から受け取るために処理装置まで移動する場合と、処理装置での処理が終了した基板を受け取った後に当該基板を保持した状態で次の処理装置まで移動する場合の両方を指す。
本発明によれば、基板保持部は処理装置の数より多く設けられ、軌道上には基板を保持していない基板保持部が常に存在するので、制御装置は、例えば所定の処理装置で処理を施された基板を基板保持部に受け渡す際に、当該基板を保持していない基板保持部の中から基板の受け渡す際の待ち時間が最短となるような基板保持部の選択を行い、当該所定の処理装置へ移動させることができる。したがって、処理装置で所定の処理が施された基板は、各処理装置から基板保持部への受け渡しを迅速に行うことができる。また、複数の処理装置で基板の処理が同時に終了したような場合でも軌道上には基板を保持していない基板保持部が常に存在するため、従来のような、処理装置での基板の搬送待ちが発生せず、基板を効率よく搬送することができる。この結果、基板処理システムのスループットを向上させることができる。
前記基板搬送機構は、前記処理装置内に配置されていてもよい。
前記基板保持部における基板保持面には、所定のガスを上方に噴射する複数のガス噴射口が形成されていてもよく、前記基板保持部はリニアモータにより前記軌道上を移動してもよい。
また、前記基板保持部は、当該基板保持部の同心円上に設けられ、鉛直方向上向きに延伸する複数の枠部材を有していてもよく、前記複数の枠部材は、基板の搬入出側が開口するように配置されていてもよい。さらには、前記基板保持部に保持される基板の上方に設けられ、所定のガスを水平方向に噴射するガスヘッダーを有していてもよい。
前記基板搬送機構は、一対のアーム部と、前記アーム部に設けられ、基板を支持する支持部とを備えた搬送アームと、前記一対のアーム部の間隔を調整すると共に、前記搬送アームを水平方向に移動させるアーム移動機構と、を有していてもよい。
また、前記基板搬送機構は、基板の外周に適合する形状を有するアーム部と、前記アーム部に設けられ、基板を支持する支持部と、を備えた搬送アームと、前記搬送アームを水平方向に移動させるアーム移動機構と、を有していてもよく、前記アーム移動機構は、前記搬送アームを鉛直方向に移動させてもよい。
さらには、前記基板搬送機構は、基板を支持して搬送する搬送アームを有し、前記搬送アームは、屈曲自在に連結された複数のアーム部と、先端の前記アーム部に設けられ、基板を支持する支持部と、を有していてもよく、前記基板搬送機構は、前記搬送アームを鉛直方向に移動させるアーム移動機構を有していてもよい。
また、前記基板搬送機構は、前記搬送アームを複数有していてもよい、
前記複数の処理装置は、前記処理レシピにおける基板の処理順に配置されていてもよく、前記複数の処理装置は、基板に所定の液体を供給して処理を行う複数の液処理装置と、基板に所定の温度で熱処理を行う複数の熱処理装置とを有し、
前記複数の液処理装置は、少なくとも水平方向に並んで配置された液処理装置群を形成し、前記複数の熱処理装置は、少なくとも水平方向に並んで配置された熱処理装置群を形成し、前記液処理装置群と前記熱処理装置群は、前記軌道に沿って配置されていてもよい。
前記軌道に沿って配置された各処理装置は、鉛直方向に多段にそれぞれ設けられ、前記複数の基板保持部及び前記軌道は、前記鉛直方向に多段に設けられた処理装置に対応する高さに多段にそれぞれ設けられていてもよい。
別な観点による本発明は、前記基板処理システムを用いて基板を処理する方法であって、前記処理レシピに基づいて、基板を保持している基板保持部を所定の処理装置に移動させる工程と、前記基板搬送機構によって前記基板保持部から前記所定の処理装置に基板を搬送する工程と、前記所定の処理装置において、基板に所定の処理を施す工程と、前記所定の処理装置から最短距離に位置し且つ基板を保持していない他の基板保持部を選択し、当該他の基板保持部を前記所定の処理装置へ移動させる工程と、前記基板搬送機構によって前記所定の処理装置から前記他の基板保持部に基板を搬送する工程と、を有することを特徴としている。
また、別な観点による本発明は、前記基板処理方法を基板処理システムによって実行させるために、当該基板処理システムを制御する制御装置のコンピュータ上で動作するプログラムであってもよく、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記録媒体であってもよい。
本発明によれば、基板の搬送を効率よく行い、基板処理のスループットを向上させることができる。
本実施の形態にかかる塗布現像処理システム内部構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる塗布現像処理システム内部構成の概略を示す側面図である。 本実施の形態にかかる塗布現像処理システム内部構成の概略を示す側面図である。 本実施の形態にかかる塗布現像処理システム内部構成の概略を示す側面図である。 基板保持部の構成の概略を示す平面図である。 基板保持部の構成の概略を示す側面図である。 レジスト塗布装置の構成の概略を示す横断面図である。 レジスト塗布装置の構成の概略を示す縦断面図である。 レジスト塗布装置の基板搬送機構が基板を搬送する様子を示す説明図である。 熱処理装置の構成の概略を示す横断面図である。 熱処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 基板処理の各工程を示したフローチャートである。 他の実施の形態にかかる塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図である。 他の実施の形態にかかる熱処理装置の構成の概略を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる熱処理装置の構成の概略を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図である。 他の実施の形態にかかる塗布現像処理システムの構成の概略を示す側面図である。 他の実施の形態にかかるレジスト塗布装置の構成の概略を示す横断面図である。 他の実施の形態にかかるレジスト塗布装置の構成の概略を示す縦断面図である。 他の実施の形態にかかる熱処理装置の構成の概略を示す横断面図である。 他の実施の形態にかかる熱処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態にかかる基板処理システムとしての塗布現像処理システム1の内部構成の概略を示す平面図である。また、図2及び図3は、塗布現像処理システム1の内部構成の概略を示す側面図である。
塗布現像処理システム1は、図1に示すように例えば外部との間でカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、フォトリソグラフィー処理の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間で基板Wの受け渡しを行うインターフェイスステーション13と、塗布現像処理システム内での基板Wの処理を制御する制御装置14を一体に接続した構成を有している。なお、本実施の形態において基板Wは、例えば半導体ウェハである。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、複数、例えば5つのカセット載置板21が設けられている。カセット載置板21は、水平方向のX方向(図1中の上下方向)に一列に並べて設けられている。これらのカセット載置板21には、塗布現像処理システム1の外部に対してカセットを搬入出する際に、カセットCを載置することができる。
カセットステーション10には、X方向に延びる搬送路30上を移動自在な基板搬送体31が設けられている。基板搬送体31は、鉛直方向、水平方向及び鉛直軸周りに移動自在な搬送アームを有している。基板搬送体31は、例えば搬送アームに基板Wを支持して、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する、カセットステーション10に隣接した処理ステーション11の基板搬送装置40との間で基板の受け渡しを行うことができる。
処理ステーション11には、各種の処理装置を備えた、例えば8つの処理装置群G1〜G8が設けられている。例えば処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)には、第1の処理装置群G1〜第6の処理装置群G6が設けられ、処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第6の処理装置群G6〜第8の処理装置群G8が設けられている。
図1に示すように第1の処理装置群G1〜第6の処理装置群G6及び第7の処理装置群G7〜第9の処理装置群G9に挟まれた領域には、基板搬送領域Aが形成されている。基板搬送領域Aには、基板搬送装置40が配置されている。
第1の処理装置群G1、第3の処理装置群G3、第6の処理装置群G6、第7の処理装置群G7、及び第9の処理装置群G9には、例えば図2及び図3に示すように、基板Wの熱処理を行う熱処理装置50〜54が、鉛直方向にそれぞれ4段重ねて設けられている。
第2の処理装置群G2には、図2に示すように基板Wのレジスト膜の下層に反射防止膜を形成する反射防止膜形成装置60が、鉛直方向に4段重ねて設けられている。
第4の処理装置群G4には、基板Wを疎水化処理するアドヒージョン装置61が、鉛直方向に4段重ねて設けられている。
第5の処理装置群G5には、基板Wにレジスト液を塗布して基板W表面にレジスト膜を形成するレジスト塗布装置62が、鉛直方向に4段重ねて設けられている。
第8の処理装置群G8には、図3に示すように基板Wに現像液を供給して現像処理する現像処理装置63が、鉛直方向に4段重ねて設けられている。
基板搬送装置40は、例えば基板Wを水平に保持する複数の基板保持部41と、平面視において環状に設けられた軌道42を有している。基板保持部41は、軌道42上を移動可能になっている。基板搬送装置40は、例えば図4に示すように鉛直方向に例えば4段配置され、例えば各第1の処理装置群G1〜第9の処理装置群G9に積層された各処理装置と同じ高さに配置されている。
インターフェイスステーション13には、図1に示すように基板搬送体70、受け渡し装置71及び基板Wの外周部を露光する周辺露光装置72が設けられている。基板搬送体70は、鉛直方向、水平方向及び鉛直軸周りに移動自在な搬送アームを有している。基板搬送体70は、例えば搬送アームに基板Wを支持して、インターフェイスステーション13に隣接した露光装置12と、受け渡し装置71、周辺露光装置72及び基板搬送装置40との間で基板Wを搬送できる。
次に、処理ステーション11の基板搬送装置40の構成について説明する。
基板搬送装置40の基板保持部41は、図1に示すように各基板処理装置で同時に処理可能な基板枚数よりも多い台数が設置されている。本実施の形態においては、例えば第1の処理装置群G1〜第9の処理装置群G9の各同一平面上に9台の処理装置が設けられ、同時に処理可能な基板の枚数は9枚となっている。そして、基板保持部41は、例えば12台設けられている。なお、基板保持部41の数は本実施の形態に限定されず、基板処理装置の台数より多い台数であれば、任意に設定することができる。
基板保持部41は、例えば図5に示すように、平面視で略円状に形成された本体部41aを有している。本体部41aその上面には、窒素ガスや空気等のガスを噴射するための複数のガス噴射口80が形成されている。ガス噴射口80は、基板Wの裏面に均一にガスを噴射できる位置に配置されている。基板保持部41の内部には、図6に示すようにガス噴射口80に連通し、図示しないガス供給源からのガスをガス噴射口80に供給するガス供給管80aが設けられている。このため、基板保持部41はガス噴射口80から噴射されるガスによって、基板Wを水平姿勢で基板保持部41の表面から所定の距離浮いた状態とすることができるようになっている。
本体部41a上には、鉛直方向に延伸する枠部材81と、枠部材81に設けられ、当該枠部材81の内側に突出して設けられた円環状のガスヘッダー82とが設けられている。枠部材81は、基板保持部41へ基板を受け渡す際に干渉しない位置、例えば図5に示すように基板Wの搬入出側が開口するように基板保持部41の同心円上に等間隔で半円状に3本設けられ、基板Wが基板保持部41から脱落することを防止している。ガスヘッダー82にはガスを水平方向内側に噴射するための複数のガス噴射口(図示せず)が所定の位置に形成されている。基板保持部41に保持される基板Wは、図6に示すようにガス噴射口から噴射されるガスによって形成される、いわゆるエアカーテンによって基板Wの浮き上がりを防止している。このような構成により、基板保持部41は、枠部材81の側面の開口部分から基板Wを搬入して保持することができる。なお、枠部材81の数及び配置は本実施の形態の内容に限定されるものではなく、基板保持部41での基板Wの受け渡し時に基板Wと干渉しない配置であれば、任意の位置に設けてもよい。
基板保持部41の下面には、図6に示すように駆動部(図示せず)などを内蔵した基板保持部搬送機構90が設けられている。基板保持部搬送機構90は、図1に示した軌道42上に取り付けられている。基板保持部41は、この基板保持部搬送機構90によって軌道42上を移動自在となっている。基板保持部41は、通常は軌道42上を、例えば時計回りに周回しながら、第1の処理装置群G1〜第9の処理装置群G9、及び基板搬送体31、70に対して基板Wの搬送を行っている。なお、軌道42の形状は、処理装置の台数や種類に応じて任意に設定可能であり、例えば円環状等であってもよい。また、基板保持部搬送機構90の駆動部としては、動作時の騒音が小さく、駆動部の摩擦によるパーティクルの発生の恐れの少ない、リニアモータを用いることが好ましい。
次に、レジスト塗布装置62の構成について説明する。図7は、レジスト塗布装置62の構成の概略を示す横断面図であり、図8は、レジスト塗布装置62の構成の概略を示す縦断面図である。
レジスト塗布装置62は、図7に示すように内部を閉鎖可能な処理容器100を有している。処理容器100の基板搬送装置41に対向する面には、基板Wの搬入出口101が形成されている。
処理容器100内には、図8に示すように基板Wを保持して回転させるスピンチャック102が設けられている。スピンチャック102は、水平な上面を有し、当該上面には、例えば基板Wを吸引する吸引口(図示せず)が設けられている。この吸引口からの吸引により、基板Wをスピンチャック102上に吸着保持できる。
スピンチャック102は、例えばモータ(図示せず)などを内蔵した駆動機構103を有し、この駆動機構103によって所定の速度に回転できる。また、駆動機構103には、シリンダなどの昇降駆動源が設けられており、スピンチャック102は上下動可能である。
スピンチャック102の周囲には、基板Wから飛散又は落下する液体を受け止め、回収するカップ104が設けられている。カップ104の下面には、回収した液体を排出する排出管105と、カップ104内の雰囲気を排気する排気管106が接続されている。
図7に示すようにカップ104のX方向負方向(図7の下方向)側には、Y方向(図7の左右方向)に沿って延伸するレール110が形成されている。レール110は、例えばカップ104のY方向負方向(図7の左方向)側の外方からY方向正方向(図7の右方向)側の外方まで形成されている。レール110には、アーム111が取り付けられている。
アーム111には、レジスト液を吐出する塗布ノズル112が支持されている。アーム111は、ノズル駆動部113により、レール110上を移動自在である。また、アーム111は、ノズル駆動部113によって昇降自在であり、塗布ノズル112の高さを調節できる。
処理容器100内のスピンチャック102の上方には、図8に示すように基板搬送機構120が設けられている。基板搬送機構120は、基板Wを保持して搬送する搬送アーム121を有している。搬送アーム121は、図7に示すように基板Wの搬送方向D(図7中のX方向)に延伸する一対のアーム部122、122と、各アーム部122を支持し、基板Wの搬送方向Dと直角方向(図7中のY方向)に延伸する連結部123とを有している。各アーム部122の上面には、基板Wの裏面を吸着して水平に支持する支持部としての吸着パッド124が設けられている。
搬送アーム121には、図8に示すように例えばモータ(図示せず)などを内蔵したアーム移動機構125が設けられている。アーム移動機構125は、連結部123を基板Wの搬送方向Dと直角方向に移動させて、一対のアーム部122、122の間隔を調整することができる。また、アーム移動機構125は、搬送アーム121を鉛直方向に移動させることもできる。このように搬送アーム121が上下動することによって、搬送アーム121は、スピンチャック102に基板Wを受け渡すと共に、スピンチャック102から基板Wを受け取ることができる。
処理容器100の内側面には、図7に示すように基板Wの搬送方向Dに延伸する一対のレール126、126が設けられている。アーム移動機構125は、図8に示すようにレール126に取り付けられ、レール126に沿って移動可能になっている。そしてこのアーム移動機構125によって、搬送アーム121は、図9に示すように基板Wを保持した状態で、基板搬送装置40とレジスト塗布装置62との間で基板Wの受け渡しを行うことができる。
なお、反射防止膜形成装置60、現像処理装置63も、上述したレジスト塗布装置62と同様の構成を有し、基板搬送機構120を備えている。さらに、アドヒージョン装置61も同様に、基板搬送機構120を備えている。
次に、熱処理装置50〜53の構成について説明する。図10は、熱処理装置50の構成の概略を示す横断面図であり、図11は、熱処理装置50の構成の概略を示す縦断面図である。
熱処理装置50内には、図10に示すように内部を閉鎖可能な処理容器130を有している。処理容器130の基板保持部41に対向する側面には、基板Wの搬入出口131が形成されている。また、熱処理装置50は、図11に示すように処理容器130内に、基板Wを加熱処理する加熱部132と、基板Wを冷却処理する冷却部133を備えている。
加熱部132には、基板Wを載置して加熱する熱板140が設けられている。熱板140は、厚みのある略円盤形状を有している。熱板140は、水平な上面を有し、当該上面には、例えば基板Wを吸引する吸引口(図示せず)が設けられている。この吸引口からの吸引により、基板Wを熱板140上に吸着保持できる。
熱板140の内部には、給電により発熱するヒータ141が取り付けられている。このヒータ141の発熱により熱板140を所定の設定温度に調節できる。
熱板140には、上下方向に貫通する複数の貫通孔142が形成されている。貫通孔142には、昇降ピン143が設けられている。昇降ピン143は、シリンダなどの昇降駆動機構144によって上下動できる。昇降ピン143は、貫通孔142内を挿通して熱板140の上面に突出し、基板Wを支持して昇降できる。
熱板140には、当該熱板140の外周部を保持する環状の保持部材145が設けられている。保持部材145には、当該保持部材145の外周を囲み、昇降ピン143を収容する筒状のサポートリング146が設けられている。
加熱部132に隣接する冷却部133には、基板Wを載置して冷却する冷却板150が設けられている。冷却板150は、厚みのある略円盤形状を有している。冷却板150は、水平な上面を有し、当該上面には、例えば基板Wを吸引する吸引口(図示せず)が設けられている。この吸引口からの吸引により、基板Wを冷却板150上に吸着保持できる。
冷却板150の内部には、例えばペルチェ素子などの冷却部材(図示せず)が内蔵されており、冷却板150を所定の設定温度に調整できる。
冷却部133のその他の構成は、加熱部132と同様の構成を有している。すなわち、冷却板150には、上下方向に貫通する複数の貫通孔151が形成されている。貫通孔151には、昇降ピン152が設けられている。昇降ピン152は、シリンダなどの昇降駆動機構153によって上下動できる。昇降ピン152は、貫通孔151内を挿通して冷却板150の上面に突出し、基板Wを支持して昇降できる。
冷却板150には、当該冷却板150の外周部を保持する環状の保持部材154が設けられている。保持部材154には、当該保持部材154の外周を囲み、昇降ピン152を収容する筒状のサポートリング155が設けられている。
熱板140と冷却板150の上方には、基板搬送機構160が設けられている。基板搬送機構160は、図10に示すように基板Wの外周部を保持して搬送する搬送アーム161を有している。搬送アーム161は、基板Wの外周に適合する形状、例えば略3/4円環状に構成されたアーム部162と、このアーム部162と一体に形成され、かつアーム部162を支持するための連結部163とを有している。アーム部162には、基板Wの外周部を直接支持する支持部164が例えば3箇所設けられている。支持部164はアーム部162の内円周に等間隔に設けられ、アーム部162の内側に突出している。
搬送アーム161には、図11に示すように例えばモータ(図示せず)などを内蔵したアーム移動機構165が設けられている。アーム移動機構165は、搬送アーム161を支持し、鉛直方向に延伸する鉛直移動部166と、鉛直移動部166を支持し、基板Wの搬送方向Dと直角方向(図10中のY方向)に延伸する水平移動部167とを有している。この鉛直移動部166によって、搬送アーム161は鉛直方向に移動することができる。このように搬送アーム161が上下動することによって、搬送アーム161は、昇降ピン143、152に基板Wを受け渡すと共に、昇降ピン143、152から基板Wを受け取ることができる。
処理容器130の内側面には、図10に示すように基板Wの搬送方向D(図10中のX方向)に延伸する一対のレール168、168が設けられている。アーム移動機構165の水平移動部167は、レール168に取り付けられ、レール168に沿って移動可能になっている。このアーム移動機構165によって、搬送アーム161は、基板Wを加熱部132と冷却部133との間を搬送することができる。また、搬送アーム161は、基板Wを保持した状態で、第1のバッファ装置41と熱処理装置56との間で基板Wを搬送することができる。
なお、熱処理装置51〜54の構成については、上述した熱処理装置50と同様であるので説明を省略する。
次に、塗布現像処理システム1内の基板処理の制御を行う、制御装置14について説明する。制御装置14は、例えばCPUやメモリなどを備えたコンピュータにより構成されている。制御装置14は、例えば基板Wの処理レシピに基づいて、各種処理装置や基板搬送装置40に指示信号を出力し、各種処理装置や基板搬送装置40はその指示信号に基づいて、カセットC内の各ロットの基板Wの処理を実行する。
制御装置14は、基板Wの処理レシピを格納するとともに当該処理レシピの進行状況を監視するレシピ格納部170と、レシピ格納部170の処理レシピに基づいて、基板保持部41を所定の処理装置及び基板搬送体31、70へ移動させる制御を行う基板保持部制御部171と、基板保持部制御部171によって移動した基板保持部41と当該所定の処理装置及び基板搬送体31、70との間で基板を搬送する制御を行う基板搬送機構制御部172とを有している。
制御装置14による、基板搬送装置40の制御について詳述する。先ず、カセット載置板21に載置されたカセットCの基板Wを基板搬送体31により基板搬送装置40へ受け渡す際には、時計回りで軌道42上を周回している基板保持部41の中から、基板保持部制御部171が、基板Wを保持しておらず且つ基板搬送体31から最短距離、すなわち基板搬送体31の正面に最も早く到着する基板保持部41を選択する。次いで、基板保持部制御部171が当該基板保持部41に対して基板搬送体31の正面に移動させる指示信号を出力する。選択された基板保持部41は、基板搬送体31の正面に移動し、一旦停止する。その後、基板搬送機構制御部172は、基板搬送体31に対して、基板Wを基板保持部41へ搬送する指示信号を出力する。基板搬送体31から基板保持部41へ基板Wが搬送されると、基板保持部制御部171はその基板Wの処理レシピに基づき、当該基板保持部41の行き先を所定の処理装置として、例えば熱処理装置50に設定する。それと共に、基板搬送機構制御部172は、熱処理装置50の基板搬送機構160に対して、当該基板保持部41、すなわち熱処理装置50が行き先として指定されている基板保持部41上の基板Wを熱処理装置50に搬入する指示信号を出力する。基板保持部制御部171により行き先を設定された基板保持部41は、設定に従い熱処置装置50の正面に移動した後、一旦停止する。その後、基板搬送機構160は、基板保持部41から基板Wを受け取り熱処理装置50に搬入し、熱処理装置50内で当該基板Wの処理レシピに従い熱処理を行う。
熱処理装置50での熱処理が終了すると、レシピ格納部170内の当該基板Wの処理レシピに、処理レシピの進行状況、例えば熱処理終了の情報が記録される。熱処理終了の情報が処理レシピに記録されると、基板搬送機構制御部172は基板搬送機構160に対して基板Wを基板保持部41に搬送するよう指示信号を出力する。それと共に、基板保持部制御部171は、熱処理終了の情報が記録された処理レシピを確認することで、熱処理装置50から基板Wが搬出されることを認識し、軌道42上を周回している基板保持部41の中から、基板Wを保持しておらず且つ熱処理装置50から最短距離、すなわち熱処理装置50の正面に最も早く到着する基板保持部41を選択し、当該基板保持部41を熱処理装置50の正面で一旦停止させる指示信号を出力する。そして、基板保持部制御部171の指示に従い、処理装置50の正面で停止した基板保持部41に、基板搬送機構160によって、熱処理済みの基板Wが搬送される。その後、基板保持部制御部171は、その基板Wの処理レシピの進行状況に基づき、基板保持部41の次の行き先となる処理装置を設定する。そして、制御装置14は上述の制御を、その基板Wの処理レシピによる処理が終了するまで行う。
なお、例えば、行き先を指定された基板保持部41が指定された処理装置に移動した際に、当該処理装置で他の基板Wの処理が実行されており、当該基板保持部41の基板Wを指定された処理装置に搬入できない場合がある。そのような場合、当該基板保持部41は、制御装置14により、例えば指定された処理装置を一旦通り過ぎ、軌道42上を時計回りに周回した後、再度当該処理装置まで移動するように制御される。また、制御装置14は、上述の制御を、基板搬送装置40で搬送される複数の基板Wに対して並行して行う。
したがって、本実施の形態にかかる塗布現像処理システム1においては、各処理装置に基板Wを搬送する基板保持部41と、処理終了時に基板Wが受け渡される基板保持部41を変えることができる。すなわち、各処理装置と基板保持部41との間の基板Wの受け渡しにおいて、任意の基板保持部41を設定することができる。
また、制御装置14は、カセットCの基板Wを基板搬送装置40に対して、各処理装置で処理可能な枚数を超えて搬送しないように基板搬送体31の制御を行う。これにより、基板搬送装置40には、基板Wを保持していない基板保持部41が常に存在することになる。したがって、各処理装置から搬出される処理済みの基板Wの行き先が常に確保される。このため、例えば他の処理装置において基板Wの搬入出を行っている場合においても、他の処理装置での基板Wの搬入出を待つことなく基板搬送装置40と処理装置の間で基板Wの受け渡しを行うことができる。
本実施の形態にかかる塗布現像処理システム1は以上のように構成されている。次に、この塗布処理システム1で行われる基板Wの処理について説明する。図12は、かかる基板処理の主な工程を示すフローチャートである。
先ず、カセットステーション10のカセット載置板21にカセットCが載置されると、基板搬送機構制御部172の指示により、カセットC内の基板Wが基板搬送体31によって取り出され、基板保持部制御部171により選択された基板保持部41に受け渡される。
基板Wを保持した基板保持部41は、当該基板Wの処理レシピに基づき最初の処理装置である、例えば熱処理装置50の搬入出口131に対応する位置で停止する。次いで、熱処理装置50の基板搬送機構160によって当該熱処理装置50に搬送され、温度調節される(図12の工程S1)。
この際、基板搬送機構制御部172の指示により、カセットC1内からは順次基板Wが基板保持部41に搬送され、各基板保持部41は軌道上を時計回りに周回している。このため、熱処理装置50に搬入された基板Wを搬送してきた基板保持部41は、既に熱処理装置50の搬入出口131に対応する位置には存在していない。したがって、基板保持部制御部171は熱処理装置50での熱処理終了に伴い、基板Wを保持していない基板保持部41の中から、熱処理装置50の搬入出口131に最も早く到着するものを選択し、当該搬入出口131の正面に移動させる。その後、温度調節後の基板Wを、基板搬送機構160によって基板保持部41に受け渡す。それと共に、基板保持部制御部171は、処理レシピに基づき当該基板保持部41の次の行き先を指定する。なお、制御装置14は基板搬送機構制御部172に対して、塗布現像処理システム1内の各処理装置で処理可能な基板Wの枚数を超えて基板Wを塗布現像処理システム1に搬入しないように制御を行っている。この場合、基板保持部41は塗布現像処理システム1が同時に処理可能な基板枚数よりも多い台数が設けられているので、基板を保持していない基板保持部41が常に所定の台数確保された状態が維持される。
行き先を指定された基板保持部41は、軌道42上を時計回りに移動し、次の処理装置である反射防止膜形成装置60の搬入出口101に対応する位置で停止する。次いで、基板Wは基板搬送機構120によって当該反射防止膜形成装置60に搬送され、基板W上に反射防止膜が形成される(図12の工程S2)。反射防止膜形成後、基板Wは、基板搬送機構120によって基板保持部制御部171に選択された基板保持部41に受け渡される。それと共に、基板保持部制御部171は、当該基板保持部41の次の行き先として熱処理装置51を指定する。なお、例えば行き先を熱処理装置51として指定された基板保持部41が熱処理装置51に移動した際に、当該熱処理装置51で他の基板Wの処理が実行されており、当該基板保持部41の基板Wを指定された処理装置に搬入できない場合は、当該基板保持部41は、熱処理装置51を一旦通り過ぎ、軌道42上を時計回りに周回した後、再度当該処理装置まで移動するように制御される。
熱処理装置51の搬入出口131の正面に移動した基板Wは、基板搬送機構160によって当該熱処理装置51に搬送され、温度調節される。温度調節後、基板Wは、基板搬送機構160によって基板保持部41に戻されると共に、基板保持部41の次の行き先として指定されたアドヒージョン装置51に移動する。
その後、基板Wは、アドヒージョン装置61の基板搬送機構120によって当該アドヒージョン装置61に搬送され、疎水化処理される(図12の工程S3)。疎水化処理後、基板Wは、基板搬送機構120によって基板保持部制御部171に選択された基板保持部41に戻され、基板保持部の次の行き先として指定されたレジスト塗布装置62に移動する。
その後、基板Wは、レジスト塗布装置62の基板搬送機構120によって当該レジスト塗布装置62に搬送され、基板W上にレジスト膜が形成される(図12の工程S4)。レジスト膜形成後、基板Wは、基板搬送機構120によって基板保持部制御部171に選択された基板保持部41に戻され、基板保持部41の次の行き先として指定された熱処理装置52にて熱処理が施される。その後、基板保持部制御部171に選択された基板保持部41に戻され、基板保持部41の次の行き先として指定された基板搬送体70の正面に移動する。
その後、基板Wは、基板搬送機構制御部172の指示により、基板搬送体70によって周辺露光装置72に搬送され、周辺露光処理される(図12の工程S5)。その後、基板Wは、基板搬送体70によって露光装置12に搬送され、露光処理される(図12の工程S6)。
その後、基板Wは、基板搬送体70により露光装置12から搬出され、基板保持部制御部171により選択された基板保持部41に受け渡される。そして、基板保持部41は次の行き先として指定された熱処理装置52に移動する。
その後、基板Wは、熱処理装置52の基板搬送機構160によって当該熱処理装置52に搬送され、露光後ベーク処理される(図12の工程S7)。露光後ベーク処理された基板Wは、熱処理装置52の基板搬送機構160によって基板保持部制御部171に選択された基板保持部41に戻され、基板保持部41の次の行き先として指定された現像処理装置63に移動する。
その後、基板Wは、現像処理装置63の基板搬送機構120によって現像処理装置63に搬送され、現像される(図12の工程S8)。現像処理後、基板Wは、
基板搬送機構120によって基板保持部制御部171に選択された基板保持部41に戻され、基板保持部41の次の行き先として指定された熱処理装置53に移動する。
その後、基板Wは、熱処理装置53の搬送機構160によって当該熱処理装置53に搬送されて、ポストベーク処理される(図12の工程S9)。ポストベーク処理後、基板Wは、基板搬送機構120によって基板保持部制御部171に選択された基板保持部41に戻され、基板保持部41の次の行き先として指定された基板搬送体31に対応する位置に移動する。
その後、基板Wは、基板搬送体31によって所定のカセット載置板21のカセットCに搬送される。こうして、一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
以上の実施の形態によれば、基板保持部41に基板Wを受け渡す際に、基板保持部制御部171が基板Wの受け渡す際の待ち時間が最短となるような基板保持部41の選択を行うことができる。その際、基板保持部41が処理装置の数より多く設けられ、且つ基板搬送装置40には処理装置の数以上の基板Wが搬送されないよう制御を行うため、基板搬送装置40には基板Wを保持していない基板保持部41が常に存在する。したがって、複数の処理装置で基板の処理が同時に終了したような場合でも、各処理装置の搬送機構によって、各処理装置から基板保持部41への受け渡しを迅速に行うことができる。また、各処理装置は基板Wの処理レシピの順序で、軌道42に沿って配置されているので、各処理装置から基板保持部41に受け渡された基板Wを次の処理装置に搬送する際、基板保持部41の移動距離は最小限に抑えられている。この結果、従来のような、処理装置での基板の搬送待ちが発生せず、且つ基板を効率よく搬送することができるので、塗布現像処理システム1のスループットを向上させることができる。
また、基板保持部41は、基板Wと接触することなく基板Wを保持することができるので、基板搬送の際に基板Wの裏面へパーティクルが付着することを防止できる。
さらには、基板搬送装置40の基板保持部41をリニアモータにより搬送しており、基板保持部搬送機構90と軌道42の駆動部は非接触であるため、基板保持部搬送機構90及び軌道42に磨耗が発生することがない。このため、基板搬送装置40から駆動部の磨耗よりゴミが発生することを防止できると共に、基板搬送時の騒音を低減することができる。また、従来は駆動部の磨耗により経時的に発生していた、搬送装置の搬送誤差も防止することができる。
以上の実施の形態では、基板保持部41が基板保持部制御部171により指定された処理装置に移動した際、当該処理装置が他の基板Wの処理を実行中の場合は、基板保持部41を一旦通過させ次の周回で当該処理装置に停止させていたが、基板保持部41が通過した場合は、例えば処理装置側で、当該処理装置が行き先として指定されている基板保持部41の中から任意の基板保持部41を選択し、選択された基板保持部41から基板Wを受け取ってもよい。かかる場合、処理装置で基板Wを処理できる状態になれば、たとえば、一旦通過した基板保持部41が軌道42上を周回してくることを待つことなく、最短距離にある基板保持部41との間で基板Wの受け渡しを行うことができる。その結果、当該処理装置の搬送機構によって処置装置内に基板Wを迅速に搬入することができ、基板Wを効率よく搬送できる。したがって、塗布現像処理システム1のスループットを向上させることができる。
また、以上の実施の形態では、基板保持部制御部171はレシピ格納部170の処理レシピの進行状況の情報に基づき、基板保持部41の行き先を決定していたが、例えば基板Wの処理レシピの進行状況を基板保持部制御部171と基板搬送機構制御部172とによって管理してもよい。具体的には、例えば基板搬送体31により基板保持部41に基板Wが搬送される際に、レシピ格納部170の当該基板Wに対応する処理レシピを全て基板保持部制御部171に受け渡すと共に、レシピ格納部170の当該処理レシピ情報を削除する。そして、基板保持部制御部171は受け取った処理レシピ情報から行き先を割り出し、行き先として指定される所定の処理装置まで基板保持部41を移動させる。次いで、処理装置の基板搬送機構により基板Wが処理装置に搬送される際に、基板保持部制御部171は持っていた処理レシピを基板搬送機構制御部172受け渡す。この際も、基板保持部制御部171の当該処理レシピ情報は、上述のレシピ格納部170との受け渡しの際と同様に削除される。
その後、処理レシピを受け取った基板搬送機構制御部172は、当該処理レシピに基づき処理装置内で基板Wに所定の処理を施す。基板Wの処理終了後、基板搬送機構制御部172により当該処理装置での処理終了の情報が処理レシピに記録される。その後、処理済の基板Wは、基板搬送機構制御部172の指示により当該処理装置の基板搬送機構により基板保持部41に受け渡される。その際、基板搬送機構制御部172が持っていた処理レシピも、基板保持部41に受け渡される。この際も、基板搬送機構制御部172当該レシピ情報は、上述のレシピ格納部170及び基板保持部制御部171との受け渡しの際と同様に削除される。
そして、基板Wと共に処理レシピを受け取った基板保持部制御部171は、再び当該処理レシピから行き先、すなわち処理レシピで指定される次の処理装置を割り出し、その処理装置まで基板保持部41を移動させ、この作業を処理レシピに基づく全ての基板処理が終了するまで継続する。
かかる場合、例えばレシピ格納部170に異常が発生し、基板保持部制御部171及び基板搬送機構制御部172がレシピ格納部170の処理レシピ情報を確認することができなくなった場合でも、既に基板保持部制御部171及び基板搬送機構制御部172に処理レシピが受け渡された基板W、すなわち塗布現像処理ユニット1で処理中の基板Wはレシピ格納部170の処理レシピを必要としないので、レシピ格納部170の異常により中断することなく、処理レシピの全ての基板処理工程を終了させることができる。このため、塗布現像処理ユニット内に、処理中の半製品が取り残されることがなく、レシピ格納部170の復旧後に、速やかに塗布現像処理ユニット1を再起動させることができる。
以上の実施の形態では、露光装置12との基板Wの受け渡しを行う基板搬送体70は、基板保持部41と基板Wのやり取りを行っていたが、図13に示すように例えば第6の処理装置群G6及び第7の処理装置群G7を基板搬送装置40のインターフェイスステーション13側に配置してもよい。その場合、例えば第6の処理装置群G6の熱処理装置52は、図14に示すように処理容器130の搬入出口131に対向する側面に、基板Wの搬入出口169が形成される。かかる場合、熱処理装置52の加熱部132は基板搬送体70側に配置され、冷却部133は基板保持部41側に配置されている。こうすることで、熱処理装置52での処理が終了した基板を、基板搬送体70により周辺露光装置72に受け渡することができる。
また、第7の処理装置群G7の熱処理装置53については、熱処理装置53と基板の搬送方向が勝手反対となるので、図15に示すように処理容器130の搬入出口131に対向する側面に、基板Wの搬入出口169が形成される。かかる場合、熱処理装置53の冷却部133は基板搬送体70側に配置され、加熱部132は基板保持部41側に配置されている。こうすることで、露光装置13での処理が終了した基板を、基板搬送体70により熱処理装置52に受け渡し、熱処理終了後、熱処理装置52の基板搬送機構160により、基板搬送装置40に基板Wを搬送することができる。
以上の実施の形態では、各処理装置が、例えば軌道42に沿って処理レシピの処理順序どおりに配置されていたが、必ずしも処理レシピの処理順序に従って配置する必要はない。また、例えば図16及び図17に示すように、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)に、例えば露光処理前の基板Wに対して熱処理を施す熱処理装置260を複数配置した処理装置群G9、露光処理前の基板Wに対して液処理を施す液処理装置240を集約して配置した処理装置群G10を配置し、処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)に、露光処理後の基板Wに対して熱処理を施す熱処理装置260を複数配置した処理装置群G11、露光処理後の基板Wに対して液処理を施す液処理装置240を複数配置した処理装置群G12というように、各処理装置を集約して配置することも可能である。
上述のように、各処理装置を集約して配置を行う場合、例えば処理装置群G2の液処理装置240は、図18、及び図19に示すように、レジスト塗布や反射防止膜塗布用のカップ104を複数備え、液処理装置240内に基板Wを搬送する、基板搬送機構250を有していてもよい。基板搬送機構250は、基板Wを保持して搬送する多関節状の搬送アーム251を例えば2つ有している。各搬送アーム251は、複数、例えば4つのアーム部252を有している。4つのアーム部252のうちの一のアーム部252は、その端部において他のアーム部252に屈曲自在に連結されている。各アーム部252の間には動力が伝達され、搬送アーム251は屈伸及び旋回可能になっている。先端のアーム部252aには、基板Wの裏面を吸着して水平に保持する保持部としての吸着パッド253が設けられている。
基端のアーム部252bの下面には、アーム移動機構254が設けられている。アーム移動機構254は、アーム部252bを支持するシャフト255と、シャフト255の下方に設けられ、例えばモータ(図示せず)などを内蔵した駆動機構256とを有している。このアーム移動機構254によって、搬送アーム251は、鉛直方向に移動し、基板Wを保持する際や、搬送アーム251が移動する際に互いに干渉しないように、搬送アーム51の高さ方向の位置を変えることができる。そして、搬送アーム251は、複数のカップ104と基板搬送装置40との間で基板Wを搬送することができる。
また、例えば処理装置群G3の熱処理装置260は、複数の基板Wを並行して処理することができるように、例えば図20及び図21に示すように露光後ベーク処理やポストベーク処理を行う熱処理装置52、53を水平方向に複数備え、上述した搬送機構160に代えて、別の構成の基板搬送機構270を有していてもよい。基板搬送機構270は、処理容器130の搬入出口131に対向する領域に設けられたY方向に延びる搬送路271上を移動自在な搬送アーム272を有している。アーム部272は昇降機構273、水平移動機構274、回転機構275により、鉛直方向、X方向及び鉛直軸周りにも移動自在であり、熱処理装置の各熱板140、冷却板150及び基板搬送装置40との間で基板Wの受け渡しを行うことができる。なお、上述した搬送機構120、160、250、270と各処理装置の組み合わせは、本実施の形態に限定されるものではなく、それぞれ他の処理装置においても適用が可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板が基板以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。また、本発明は、処理装置で行われる処理がCVD処理以外のプラズマ処理、例えばエッチング処理にも適用でき、さらにプラズマ処理以外の処理にも適用できる。さらに、本発明は、本実施の形態の搬送アームの形状に限定されず、他の種々の搬送アームにも適用できる。
本発明は、例えば半導体ウェハ等の基板の処理システムに有用である。
1 塗布現像処理システム
10 カセットステーション
11 処理ステーション
12 露光装置
13 インターフェイスステーション
14 制御装置
20 カセット載置台
21 カセット載置板
30 搬送路
31 基板搬送体
40 基板搬送装置
41 基板保持部
41a 本体部
42 軌道
50〜54 熱処理装置
60 反射防止膜形成装置
61 アドヒージョン装置
62 レジスト塗布装置
63 現像処理装置
70 基板搬送体
72 周辺露光装置
80 ガス噴射口
81 枠部材
82 ガスヘッダー
90 基板保持部搬送機構
100 処理容器
101 搬入出口
102 スピンチャック
103 駆動機構
104 カップ
105 排出管
106 排気管
110 レール
111 アーム
112 塗布ノズル
113 ノズル駆動部
120 基板搬送機構
121 搬送アーム
122 アーム部
123 連結部
124 吸着パッド
125 アーム移動機構
126 レール
130 処理容器
131 搬入出口
132 加熱部
133 冷却部
140 熱板
141 ヒータ
142 貫通孔
143 昇降ピン
144 昇降駆動機構
145 保持部材
146 サポートリング
150 冷却板
151 貫通孔
152 昇降ピン
153 昇降駆動機構
154 保持部材
155 サポートリング
160 基板搬送機構
161 搬送アーム
162 アーム部
163 連結部
164 支持部
165 アーム移動機構
166 鉛直移動部
167 水平移動部
168 レール
170 レシピ格納部
171 移動指示部
172 搬送指示部
240 液処理装置
250 基板搬送機構
251 搬送アーム
252 アーム部
252a アーム部
253 吸着パッド
260 熱処理装置
270 基板搬送機構
271 搬送路
272 アーム部
C カセット
W 基板

Claims (19)

  1. 基板の処理システムであって、
    平面視において環状に形成された軌道と、
    基板を保持し、前記軌道上を移動する複数の基板保持部と、
    前記軌道に沿って配置され、基板に所定の処理を行う複数の処理装置と、
    前記基板保持部と前記処理装置との間の基板の搬送を制御する制御装置と、
    前記基板保持部と前記処理装置との間で基板の受け渡しを行う基板搬送機構と、
    を有し、
    前記複数の基板保持部は、前記複数の処理装置の数よりも多く配置され、
    前記制御装置は、
    基板の処理レシピを格納するレシピ格納部と、
    前記処理レシピに基づいて、前記基板保持部を所定の処理装置へ移動させる基板保持部制御部と、
    前記基板保持部制御部によって移動した前記基板保持部と前記所定の処理装置との間で基板の搬送を行うように前記基板搬送機構を制御する基板搬送機構制御部と、を有することを特徴とする、基板処理システム。
  2. 前記基板搬送機構は、前記処理装置内に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の基板処理システム。
  3. 前記基板保持部における基板保持面には、所定のガスを上方に噴射する複数のガス噴射口が形成されていることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の基板処理システム。
  4. 前記基板保持部はリニアモータにより前記軌道上を移動することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理システム。
  5. 前記基板保持部は、当該基板保持部の同心円上に設けられ、鉛直方向上向きに延伸する複数の枠部材を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理システム。
  6. 前記複数の枠部材は、基板の搬入出側が開口するように配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の基板搬送装置。
  7. 前記基板保持部に保持される基板の上方に設けられ、所定のガスを水平方向に噴射するガスヘッダーを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の基板処理システム。
  8. 前記基板搬送機構は、一対のアーム部と、前記アーム部に設けられ、基板を支持する支持部とを備えた搬送アームと、前記一対のアーム部の間隔を調整すると共に、前記搬送アームを水平方向に移動させるアーム移動機構と、を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の基板処理システム。
  9. 前記基板搬送機構は、基板の外周に適合する形状を有するアーム部と、前記アーム部に設けられ、基板を支持する支持部と、を備えた搬送アームと、前記搬送アームを水平方向に移動させるアーム移動機構と、を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の基板処理システム。
  10. 前記アーム移動機構は、前記搬送アームを鉛直方向に移動させることを特徴とする、請求項8又は9に記載の基板処理システム。
  11. 前記基板搬送機構は、基板を支持して搬送する搬送アームを有し、前記搬送アームは、屈曲自在に連結された複数のアーム部と、先端の前記アーム部に設けられ、基板を支持する支持部と、を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の基板処理システム。
  12. 前記基板搬送機構は、前記搬送アームを鉛直方向に移動させるアーム移動機構を有することを特徴とする、請求項11に記載の基板処理システム。
  13. 前記基板搬送機構は、前記搬送アームを複数有することを特徴とする、請求項8〜12のいずれかに記載の基板処理システム。
  14. 前記複数の処理装置は、前記処理レシピにおける基板の処理順に配置されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の基板処理システム。
  15. 前記複数の処理装置は、基板に所定の液体を供給して処理を行う複数の液処理装置と、基板に所定の温度で熱処理を行う複数の熱処理装置とを有し、
    前記複数の液処理装置は、少なくとも水平方向に並んで配置された液処理装置群を形成し、
    前記複数の熱処理装置は、少なくとも水平方向に並んで配置された熱処理装置群を形成し、
    前記液処理装置群と前記熱処理装置群は、前記軌道に沿って配置されていることを特徴とする、請求項1〜13に記載の基板処理システム。
  16. 前記軌道に沿って配置された各処理装置は、鉛直方向に多段にそれぞれ設けられ、
    前記複数の基板保持部及び前記軌道は、前記鉛直方向に多段に設けられた処理装置に対応する高さに多段にそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の基板処理システム。
  17. 請求項1〜16のいずれかに記載の基板処理システム用いて、基板を処理する方法であって、
    前記処理レシピに基づいて、基板を保持している基板保持部を所定の処理装置に移動させる工程と、
    前記基板搬送機構によって前記基板保持部から前記所定の処理装置に基板を搬送する工程と、
    前記所定の処理装置において、基板に所定の処理を施す工程と、
    前記所定の処理装置から最短距離に位置し且つ基板を保持していない他の基板保持部を選択し、当該他の基板保持部を前記所定の処理装置へ移動させる工程と、
    前記基板搬送機構によって前記所定の処理装置から前記他の基板保持部に基板を搬送する工程と、を有することを特徴とする、基板処理方法。
  18. 請求項16の基板処理方法を基板処理システムによって実行させるために、当該基板処理システムを制御する制御装置のコンピュータ上で動作するプログラム。
  19. 請求項17に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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