JP2000252248A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JP2000252248A
JP2000252248A JP11050520A JP5052099A JP2000252248A JP 2000252248 A JP2000252248 A JP 2000252248A JP 11050520 A JP11050520 A JP 11050520A JP 5052099 A JP5052099 A JP 5052099A JP 2000252248 A JP2000252248 A JP 2000252248A
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processing liquid
ultrasonic
nozzle body
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JP11050520A
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Hidetaka Nakajima
英貴 中嶋
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Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は処理液によって不足させられるこ
とがなく、しかも超音波振動を繰り返して受け手も変形
や損傷し難くした超音波洗浄装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 超音波振動が付与された処理液によって
被洗浄物を洗浄するための超音波洗浄装置において、内
部に処理液が供給される本体1と、この本体に設けられ
本体内に供給された処理液を流出させるノズル体5と、
上記本体内に設けられ一方の面が本体内に供給される処
理液に接触する振動板12と、この振動板の他方の面に
設けられ振動板を超音波振動させる超音波振動子11と
を具備し、上記本体とノズル体のうち、少なくともノズ
ル体は、PBI(ポリベンゾイミダゾール)またはPE
EK(ポリエーテルエーテルケトン)の合成樹脂によっ
て形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は被洗浄物を洗浄す
る処理液に超音波振動を付与するために用いられる超音
波洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、液晶製造装置や半導体製造装
置においては、液晶用ガラス基板や半導体ウエハなどの
被洗浄物を高い清浄度で洗浄することが要求される工程
がある。上記被洗浄物を洗浄する方式としては、処理液
中に複数枚の被洗浄物を浸漬するデイップ方式や被洗浄
物に向けて処理液を噴射して一枚づつ洗浄する枚葉方式
があり、最近では高い清浄度が得られるとともに、コス
ト的に有利な枚葉方式が採用されることが多くなってき
ている。
【0003】枚葉方式の1つとして被洗浄物に噴射され
る処理液に超音波振動を付与し、その振動作用によって
上記被洗浄物から微粒子や有機物を効率よく除去するよ
うにした洗浄方式が実用化されている。
【0004】処理液に付与する振動は、従来は20〜2
00kHz程度の超音波であったが、最近では200〜
5000kHz程度の極超音波帯域の音波を付与する超
音波洗浄装置が開発されている。
【0005】ところで、上記超音波洗浄装置は本体を有
し、この本体には処理液を噴出するためのノズル体が設
けられている。また、本体内には超音波振動子が取り付
けられた振動板が保持固定されている。上記超音波振動
子には超音波発振器が接続される。この超音波発振器は
所定の周波数の電力を出力し、その電力を上記超音波振
動子に印加する。それによって、上記超音波振動子が超
音波振動するから、その超音波振動に上記振動板が連動
し、この振動板によって上記本体内に供給された処理液
に超音波振動が付与され、上記ノズル体から噴出するよ
うになっている。
【0006】処理液としては純水だけでなく、所定の汚
れに対して高い洗浄効果を有する種々の有機溶剤が用い
られる。有機溶剤は金属を溶出する。そのため、溶出し
た金属が被洗浄物に付着して汚染の原因になるというこ
とがある。
【0007】そこで、上記本体とノズル体とを耐薬品性
に優れたフッ素樹脂によって形成するということが行わ
れている。本体とノズル体とをフッ素樹脂によって形成
することで、その樹脂が溶出するのを防止し、被洗浄物
の洗浄効果を高めることができる。
【0008】しかしながら、フッ素樹脂は、耐薬品性に
は優れるものの、機械的強度が低い。そのため、本体と
ノズル体とのうち、超音波振動が付与された処理液が流
通するノズル体は、その超音波振動の影響を受けて変形
や損傷し易いということがあった。とくにノズル体は、
筒形形状となっているから、超音波振動の影響を受ける
と周壁が外方へ膨らみ、ノズル体から流出する処理液の
流量が変化し、所望する洗浄効果が得られなくなるとい
うことがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の超
音波振動装置においては、処理液によるノズル体からの
金属の溶出を防止するため、金属に代わりフッ素樹脂が
用いられているが、これらの樹脂は機械的強度が低いた
め、超音波振動の影響を受けて変形したり、損傷するな
どのことがあった。
【0010】この発明は、本体とノズル体のうちの、少
なくともノズル体が物理的特性のうちの少なくとも有機
溶剤に対する耐性及び超音波振動によって変形や損傷す
ることのない機械的強度を備えることができるようにし
た超音波振動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、超音
波振動が付与された処理液によって被洗浄物を洗浄する
ための超音波洗浄装置において、内部に処理液が供給さ
れる本体と、この本体に設けられ本体内に供給された処
理液を流出させるノズル体と、上記本体内に設けられ一
方の面が本体内に供給される処理液に接触する振動板
と、この振動板の他方の面に設けられ振動板を超音波振
動させる超音波振動子とを具備し、上記本体とノズル体
のうち、少なくともノズル体は、PBI(ポリベンゾイ
ミダゾール)またはPEEK(ポリエーテルエーテルケ
トン)の合成樹脂によって形成されていることを特徴と
する。
【0012】請求項2の発明は、超音波振動が付与され
た処理液によって被洗浄物を洗浄するための超音波洗浄
装置において、内部に処理液が供給される本体と、この
本体に設けられ本体内に供給された処理液を流出させる
ノズル体と、上記本体内に設けられ一方の面が本体内に
供給される処理液に接触する振動板と、この振動板の他
方の面に設けられ振動板を超音波振動させる超音波振動
子とを具備し、上記本体とノズル体のうち、少なくとも
ノズル体は、有機溶剤に対する耐性を有するとともに、
物理的特性のうちの少なくとも機械的特性がフッ素樹脂
よりも優れた合成樹脂によって形成されていることを特
徴とする。
【0013】請求項1と請求項2の発明によれば、本体
とノズル体のうちの少なくともノズル体は有機溶剤によ
って溶出されにくく、しかも超音波振動によって変形や
損傷しにくい強度を備えることができるから、長期間に
わたって良好な性能を維持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。
【0015】図1はこの発明の第1の実施の形態を示す
ポイント型の超音波洗浄装置を示し、この装置は本体1
を有する。この本体1は、耐薬品性を備えたフッ素樹脂
あるいはフッ素系樹脂によって内部を処理液の流通部2
とした中空状に形成されている。上記本体1の側面には
上記流通部2に連通する供給口3が形成され、下端面に
は同じく流通部2に連通する流出口4が形成されてい
る。
【0016】上記供給口3は図示しない処理液の供給源
に配管接続される。上記流出口4にはノズル体5が取付
けられている。それによって、上記供給口3から流通部
2内に供給された処理液は上記ノズル体5から図示しな
い被洗浄物に向けて噴出するようになっている。上記ノ
ズル体5は有機溶剤に対する耐性(耐薬品性)とフッ素
樹脂に比べて機械的特性に優れた合成樹脂、たとえばP
BI(ポリベンゾイミダゾール)またはPEEK(ポリ
エーテルエーテルケトン)の合成樹脂によって形成され
ている。
【0017】なお、ノズル体5だけでなく、本体1もフ
ッ素樹脂に代わりPBIやPEEKの材料で形成しても
よい。
【0018】上記本体1には一端が上記流通部2に連通
し他端が本体1の上端面に開放した大径部6が形成され
ている。この大径部6は上記流通部2よりも大径に形成
されている。したがって、流通部2と大径部6との境界
部には段部7が形成されている。
【0019】上記段部7には環状溝8が設けられ、この
環状溝8にはOリング9が収容されている。上記段部7
には、上面に超音波振動子11が取付けられた振動板1
2が下面の周辺部を上記Oリング9に接合させて設けら
れている。この振動板12は耐薬品性を備えた材料、た
とえばサファイヤなどによって上記超音波振動子11と
ほぼ同じ大きさに形成されている。
【0020】上記超音波振動子11には、図2に示すよ
うに第1の電極11aと第2の電極11bとが設けられ
ている。上記第1の電極11aは、上記超音波振動子1
1の上面の中央部分に設けられ、上記第2の電極11b
は、上記振動板12に接合された超音波振動子11の下
面全体と上面の周辺部とにわたって設けられている。し
たがって、この超音波振動子11は第1、第2の電極1
1a、11bに後述するごとく給電されることで、第1
の電極11aと第2の電極11bとが対向した部分が超
音波振動する。
【0021】上記段部7に下面周辺部を係合させた上記
振動板12の上面、つまり超音波振動子11の上面の第
1の電極11aには、第1の接触子となるコイルばね1
3が下端を接触させて設けられ、上面の周辺部の第2の
電極11bには押圧手段を構成するリング状の第2の接
触子としての押圧部材14が接触している。上記コイル
ばね13は絶縁材からなるカラ−15に収容されてい
る。上記押圧部材14は上記第2の電極11bに電気的
に接触している。
【0022】上記本体1の大径部6には、導電材によっ
て形成された中空円板状電極16が設けられている。こ
の中空円板状電極16は、下端面を上記押圧部材14に
電気的に接触させて設けられている。
【0023】さらに、上記大径部6には上記中空円板状
電極16の上方からフッ素樹脂によって形成された加圧
部材17が螺合されている。この加圧部材17の下面に
は絶縁部材18が設けられ、この絶縁部材18と上記コ
イルばね13との間には上記カラ−15内に入り込んで
上記コイルばね13を加圧するとともにこのコイルばね
13と電気的に接触した電極部材19が設けられてい
る。
【0024】上記加圧部材17の中央部には挿通孔22
が形成され、ここには同軸ケ−ブル21の一端部が挿通
固定されている。この同軸ケ−ブル21の一端部の芯線
21aは上記電極部材19に接続され、被覆線21bは
上記中空円板状電極16に接続される。そして、この同
軸ケ−ブル21の他端部は超音波発振器23に接続され
る。
【0025】したがって、上記超音波発振器23によっ
て上記超音波振動子11の第1の電極11aと第2の電
極11bとに電圧を印加し、この超音波振動子11を超
音波振動させることができるようになっている。
【0026】なお、上記本体1の大径部6の開口部に
は、液体が大径部6に流入するのを防止するためのOリ
ング26が設けられ、さらに上端面には加圧部材17が
大径部6から抜け出るのを防止するための押え板24が
ねじ25によって固定されている。
【0027】上記構成の超音波振動装置においては、本
体1の供給口3から流通部2内へ処理液が供給される
と、その処理液は超音波振動子11によって超音波振動
される振動板12によって超音波振動が付与され、ノズ
ル体5の流出口4を通って図示しない被洗浄物に噴射さ
れる。それによってその被洗浄物は超音波振動が付与さ
れた処理液によって洗浄処理されることになる。
【0028】上記ノズル体5は有機溶剤に対する耐性を
有するとともに、物理的特性のうちの少なくとも機械的
強度がフッ素樹脂よりも高い合成樹脂、たとえばPBI
(ポリベンゾイミダゾール)またはPEEK(ポリエー
テルエーテルケトン)によって形成されている。
【0029】そのため、上記ノズル体5に超音波振動が
付与された有機溶剤などの薬品からなる処理液が流れて
も、溶出したり、早期に溶融されるなどのことがない。
しかも、PBIやPEEKの合成樹脂は機械的特性や熱
的特性などの物理的特性がフッ素樹脂よりも優れてい
る。それによって、上記ノズル体5に、振動板12から
の超音波振動が直接的あるいは処理液を介して繰り返し
て伝播しても、その超音波振動によって早期に損傷した
変形するということがない。
【0030】下記[表1]は、フッ素樹脂と、この発明
のノズル体5に用いられるPBIおよびPEEKとの材
料特性を比較したものである。フッ素樹脂としては三フ
ッ化エチレン樹脂(商品名:ダイフロン)であり、PB
Iとしてはクラリアントジャパン株式会社が成形品とし
て商品化しているセラゾールU−60(商品名)であ
り、PEEKとしてはビクトレックス・エムシー株式会
社が商品化しているナチュラル(商品名)である。
【0031】なお、物理的特性の比較データについては
カタログに掲載されているデータだけを[表1]に示
す。
【0032】
【表1】
【0033】この表1から分かるように、機械的特性で
ある引張り強度はPBIやPEEKがフッ素樹脂に比べ
て優れていることが分かり、熱的特性である熱膨張係数
はPBIがフッ素樹脂に比べて優れ、PEEKがほぼ同
等であることが分かる。
【0034】機械的特性が優れていれば、ノズル体5に
超音波振動が伝播されても、変形や損傷が発生しにくく
なり、また熱膨張係数が低ければ、超音波振動が伝播さ
れることで発熱しても、熱変形が発生しにくくなる。そ
のため、PBIやPEEKの合成樹脂で形成されたノズ
ル体5は、長期の使用によっても変形や損傷が発生しに
くくなる。
【0035】また、耐溶剤性については、PBIは、ト
ルエン、キシレン、アセトン、MEK、メタノール、I
PAについて7日間の常圧試験で強度保持及び外観変化
なしの結果を得ており、その点はフッ素樹脂、PEEK
ともにほぼ同様の性能である。また、希釈したフッ化水
素酸に対しても、PBIはフッ素樹脂と同等レベルの耐
性があることが確認されている。
【0036】上記一実施の形態ではノズル体5をPBI
やPEEKなどの合成樹脂で形成したが、ノズル体5だ
けでなく本体1もノズル体5と同様の材料で形成するよ
うにしてもよい。
【0037】また、ノズル体5と本体1を形成する材料
は、PBIやPEEKの合成樹脂に限られず、物理的特
性のうち、少なくとも機械的特性がフッ素樹脂よりも優
れた他の合成樹脂によって形成するようにしてもよい。
【0038】上記第1の実施の形態では超音振動動装置
としてポイント型を挙げたが、図3に示すようにバー型
であってもよい。つまり、図3に示す超音波振動装置
は、本体1Aが断面矩形状をなしていて、この本体1A
には上面に開放した収容部31が形成されている。上記
本体1Aの底部壁には嵌合孔32が形成されている。
【0039】上記本体1Aの下面にはノズル体5Aが接
合され、ねじ33によって固定されている。このノズル
体5Aには上記嵌合孔32に嵌合する凸部34が形成さ
れ、この凸部34の部分にはテーパ状の流出口35が形
成されている。
【0040】上記流出口35の両側には洗浄液の供給路
36が形成され、この供給路36には一端を上記収容部
31内に連通させた流路37が他端を連通させて形成さ
れている。
【0041】上記収容部31の内底面の上記供給路36
の一端が開口した部分の周辺部には枠状の仕切り部材3
7が液密に接合されている。この仕切り部材37の上面
には超音波振動子11Aが取着された振動板12Aが同
じく液密に接合されている。この振動板12は押え部材
38によって上記仕切り部材37に対して液密に保持固
定されている。
【0042】上記振動板12Aの上方には端子板39が
配置されている。この端子板39には上記超音波振動子
11Aの図示しない電極に電気的に接触する板ばね41
が設けられている。
【0043】上記端子板39にはコイルばね42が電気
的に接触して設けられ、このコイルばね42は端子43
を介して図示しない超音波発振器に接続されている。し
たがって、上記超音波振動子11Aに上記超音波発振器
から給電されることで、この超音波振動子11Aが超音
波振動するようになっている。
【0044】そして、この第2の実施の形態において
も、上記本体1Aとノズル体5Aの両方あるいはノズル
体5Aだけが第1の実施の形態と同様、PBIやPEE
Kなどの合成樹脂によって形成されている。なお、本体
1Aはフッ素樹脂で形成しても差し支えない。
【0045】このような構成によれば、第1の実施の形
態と同様、上記ノズル体5Aが処理液によって侵食され
たり、超音波振動を繰り返して受けても、変形したり、
損傷するのを防止することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1と請求項2の発
明によれば、超音波洗浄装置を構成する本体とノズル体
のうちの、少なくともノズル体を、有機溶剤に対する耐
性を備え、しかも物理的特性のうちの少なくとも機械的
特性がフッ素樹脂よりも優れた合成樹脂で形成するよう
にした。
【0047】そのため、種々の薬品などの処理液に対し
て腐食されることがないばかりか、超音波振動子からの
超音波振動を長期にわたって繰り返し受けても、フッ素
樹脂によって形成されている場合に比べて変形や損傷し
難いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す超音波洗浄
装置の縦断面図。
【図2】同じく振動子の拡大断面図。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示す超音波洗浄
装置の縦断面図。
【符号の説明】
1,1A…本体 5,5A…ノズル体 11…超音波振動子 12…振動板 14…押圧部材(第2の接触子)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動が付与された処理液によって
    被洗浄物を洗浄するための超音波洗浄装置において、 内部に処理液が供給される本体と、 この本体に設けられ本体内に供給された処理液を流出さ
    せるノズル体と、 上記本体内に設けられ一方の面が本体内に供給される処
    理液に接触する振動板と、 この振動板の他方の面に設けられ振動板を超音波振動さ
    せる超音波振動子とを具備し、 上記本体とノズル体のうち、少なくともノズル体は、P
    BI(ポリベンゾイミダゾール)またはPEEK(ポリ
    エーテルエーテルケトン)の合成樹脂によって形成され
    ていることを特徴とする超音波振動装置。
  2. 【請求項2】 超音波振動が付与された処理液によって
    被洗浄物を洗浄するための超音波洗浄装置において、 内部に処理液が供給される本体と、 この本体に設けられ本体内に供給された処理液を流出さ
    せるノズル体と、 上記本体内に設けられ一方の面が本体内に供給される処
    理液に接触する振動板と、 この振動板の他方の面に設けられ振動板を超音波振動さ
    せる超音波振動子とを具備し、 上記本体とノズル体のうち、少なくともノズル体は、有
    機溶剤に対する耐性を有するとともに、物理的特性のう
    ちの少なくとも機械的特性がフッ素樹脂よりも優れた合
    成樹脂によって形成されていることを特徴とする超音波
    洗浄装置。
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Cited By (5)

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