JP2001113593A - 二軸延伸ポリエステルフィルム - Google Patents

二軸延伸ポリエステルフィルム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い透明性を維持しながら、フィルムを厚くせ
ずに高い衝撃吸収エネルギーを有する二軸延伸ポリエス
テルフィルムを提供すること。 【解決手段】下式(1)を満たし、且つフィルムヘイズ
が2.0%以下である二軸延伸ポリエステルフィルム。 E/t≧ 0.5 ……式(1) E:フィルムの衝撃吸収エネルギー(kgf・cm) t:フィルム厚さ(μm)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低ヘイズで且つ高
い衝撃吸収エネルギーを有した二軸延伸ポリエステルフ
ィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋外からの紫外線遮断、断熱効果、防爆
性向上等の目的で、窓にフィルムを貼ることが知られて
いる。近年、大地震や爆弾テロ等の対策のため、窓の防
爆性を向上させる必要が増しており、そのため、フィル
ムに窓が割れるときの衝撃を従来以上に吸収させ、窓の
破片飛散を抑える防爆性の向上が求められている。この
防爆性を向上させるためには、フィルム全体の衝撃吸収
エネルギーを高めればよく、フィルムを厚くすればよ
い。
【0003】しかしながら、単にフィルムの厚みを厚く
すると、透明性が低下するという問題が生じる。このた
め、防爆性と透明性の両者に優れた窓貼り用フィルムの
実現は従来困難であった。
【0004】また、高い透明性と高い衝撃吸収エネルギ
ーを有するフィルムを必要としている用途として、包装
用途が挙げられる。外観、内容物を見えやすくするため
や、印刷時にピッチを合わせるためなどの目的で、透明
性の高いフィルムが望まれている。しかし、透明性を高
くするためにフィルム厚を薄くしてしまうと、印刷やヒ
ートシール工程、運搬時などに、装置の鋭利な部分に接
触したときに破れやすくなってしまう等の加工性が低下
するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解消することにあり、高い透明性を
維持しながら、フィルムを厚くせずに高い衝撃吸収エネ
ルギーを有する二軸延伸ポリエステルフィルムを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下式
(1)を満たし、且つフィルムヘイズが2.0%以下で
ある二軸延伸ポリエステルフィルムとすることによって
達成することができる。
【0007】E/t≧ 0.5 ……式(1) E:フィルムの衝撃吸収エネルギー(kgf・cm) t:フィルム厚さ(μm)
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明のフィルムの原料、
形態などについて説明する。
【0009】本発明における二軸延伸ポリエステルフィ
ルムとは、ジカルボン酸類とグリコール類を重合して得
られるポリエステルを、必要に応じて乾燥し、従来から
知られている溶融押出し機に供給し、スリット状のダイ
からシート状に押出し、静電印加などの方式によりキャ
スティングドラムに密着、冷却固化して未延伸シートと
した後、二方向に延伸、熱処理したフィルムのことであ
る。
【0010】ここで、ジカルボン酸類としては、テレフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフ
ェニルカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、
ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスル
ホンジカルボン酸、フタル酸などの芳香族ジカルボン酸
や、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダ
イマー酸、マレイン酸、フマル酸などの脂肪族ジカルボ
ン酸、シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族ジカル
ボン酸、パラオキシ安息香酸などのオキシカルボン酸な
どが使用できる。また、グリコール類としては、エチレ
ングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペ
ンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コールなどの脂肪族グリコールや、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ルなどのポリオキシアルキレングリコール、シクロヘキ
サンジメタノールなどの脂環族グリコール、ビスフェノ
ールA、ビスフェノールSなどの芳香族グリコールなど
が使用できる。
【0011】機械的強度、耐候性や耐化学薬品性、透明
性などを考慮すると、前者にテレフタル酸もしくはナフ
タレンジカルボン酸を、後者にエチレングリコールを用
いることが好ましい。また、重合時の触媒として、アル
カリ土類金属化合物、マンガン化合物、コバルト化合
物、アルミニウム化合物、アンチモン化合物、チタン化
合物、ゲルマニウム化合物などを使用することが好まし
い。また、これらのジカルボン酸類、グリコール類、触
媒は、それぞれ2種以上を併用してもよい。
【0012】本発明においては、耐熱性や機械強度、寸
法安定性等の点から、二軸延伸することが必要である。
延伸方法としては、長手方向に延伸した後、幅方向に延
伸する逐次二軸延伸方法や、長手方向、幅方向をほぼ同
時に延伸する同時二軸延伸延伸方法などが用いられる。
また、延伸後等で熱処理を行うことが好ましく、熱処理
はオーブン中、加熱されたロール上等の任意の方法で行
うことができる。
【0013】本発明における衝撃吸収エネルギーとは、
フィルムに衝撃(インパクト)を与えて破裂させるとき
にフィルムが吸収したエネルギーである。この値が大き
いフィルムを窓に貼ることで、窓に物体が衝突するとき
のエネルギーを吸収して窓を割れにくくし、また、窓が
割れた後の破片の飛散を抑えることが可能になる。
【0014】一般に、フィルムが厚いほど衝撃吸収エネ
ルギーは大きくなるが、厚いフィルムはヘイズが高くな
り、透明性を低下せしめてしまう。
【0015】本発明者らは、鋭意検討の結果、単位厚み
当たりの衝撃吸収エネルギーE/t(ただし、E:フィ
ルムの衝撃吸収エネルギー(kgf・cm)、t:フィ
ルム厚さ(μm))を特定の値以上とすることにより、
同じ厚みの従来のフィルムに比べて優れた防爆性を発現
させることを見い出したものである。
【0016】すなわち、本発明における単位厚みあたり
の衝撃吸収エネルギーは0.5以上が必要であり、好ま
しくは0.6以上、更に好ましくは0.7以上である。
0.5未満では、充分な防爆性、耐衝撃性を得ることが
困難である。
【0017】その手段として、フィルムの面配向係数を
0.10〜0.16にすることが挙げられる。フィルム
の衝撃吸収エネルギーは面配向係数と相関がある。面配
向係数が0.10より小さい値だと、フィルムが脆くな
りすぎてしまい、0.16より大きいと弾力性が小さく
なる。そのため、その中間である0.10〜0.16の
場合に、好ましくは0.11〜0.15の場合に、更に
好ましくは0.12〜0.14の場合にフィルムの吸収
エネルギーは割高となる。
【0018】本発明における透明性の指標としてヘイズ
が有用であり、透明性が必要な用途では、この値が2.
0%以下であるとよい。フィルムのヘイズはフィルムの
厚さ、フィルムに添加する粒子の濃度等に依存する。こ
の値を達成するには、単膜の場合、添加する粒子は0.
5重量%以下が好ましく、より好ましくは0.1重量%
以下である。また、共押出しやコーティング等による複
合フィルムの場合、主層に加える粒子は0.5重量%以
下が好ましく、より好ましくは0.1重量%以下、特に
好ましくは実質無粒子であり、副層に加える粒子は0〜
3.0重量%が好ましく、より好ましくは0〜1.0重
量%である。粒子の平均粒径は、0.01〜3.5μm
が好ましく、より好ましくは0.02〜3.0μm、特
に好ましくは0.02〜2.5μmである。添加する粒
子としては、各種の添加剤、例えば、耐熱安定剤、耐酸
化安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、易滑剤としてポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリメチルメタクリレー
ト、ホルムアルデヒド樹脂、フェノール樹脂、架橋ポリ
スチレンなどの有機微粒子、同じく、湿式および乾式シ
リカ、コロイダルシリカ、ケイ酸アルミニウム、酸化チ
タン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、アルミナ、マイカ、カオリン、クレーなどの無機微
粒子などが使用できる。
【0019】フィルムの厚みは、特に限定されないが、
窓貼り時や製袋時などの取り扱い性や加工性を考慮する
と、5〜200μmが好ましく、より好ましくは10〜
100μm、特に好ましくは、20〜50μmである。
また、本発明のフィルムは、接着性や易滑性等に優れた
層を少なくとも片面に積層した複合構成フィルムである
ことが好ましい。
【0020】積層は、共押出し法、インラインコーティ
ング法、オフラインコーティング法などが挙げられる
が、特に生産性の点から、共押出し法、インラインコー
ティング法が好ましい。構成としては、主層(A)と副
層(B、C)が、A/B、B/A/B、B/A/C、C
/B/A/B/Cなどであることが可能である。さらに
は、接着性を向上せしめるために、フィルム表面にコロ
ナ処理を施しても構わない。
【0021】本発明のポリエチレンテレフタレートフィ
ルムにおいては、延伸前予熱温度および延伸温度を好ま
しくは100℃〜130℃、より好ましくは110℃〜
120℃に、延伸倍率を好ましくは1.8〜3.2倍、
より好ましくは2.0〜3.0倍に、延伸後の熱固定温
度を好ましくは200℃以下、より好ましくは190℃
以下にすれば、該フィルムの面配向係数が0.10〜
0.16となり、その結果、単位厚み当たりの衝撃吸収
エネルギーE/t(ただし、E:フィルムの衝撃吸収エ
ネルギー(kgf・cm)、t:フィルム厚さ(μ
m))が0.5以上という、従来値0.4以下に比べて
高い値を有し、且つフィルムヘイズが2.0%以下とな
ることを見いだした。但し、この方法は、あくまで一例
であって、本発明は、例えば、上に示すような方法によ
って、フィルムを厚くせず低ヘイズ(2.0%以下)な
がら、高い衝撃吸収エネルギーを有する二軸延伸ポリエ
ステルフィルムを提供することにその技術的思想の中核
がある。
【0022】なお、本発明における評価基準は、次の通
りである。 (1)衝撃吸収エネルギー 東洋精機製、フィルムインパクトテスターを使用し、J
IS−P−8134に準じて該値を測定した。なお、テ
スターのアームの先端には、底面の直径が11mm、高
さが18mmである円錐状の真鍮を取り付けた。 (2)フィルムヘイズ スガ試験器製、ヘイズメーターを使用し、JIS−K−
7105に従ってフィルムの拡散透過率(Td)および
全光線透過率(Tt)を測定し、式(2)によって該値
を求めた。
【0023】 ヘイズ(%)=Tt/Td×100……式(2) (3)面配向係数 アタゴ製、アッベ屈折計を使用し、JIS−K−710
5に従ってフィルムの複屈折率を測定し、式(3)によ
って該値を求めた。
【0024】 面配向係数(fn)=(nMD+nTD)/2−nZD……式(3) (nMD、nTD、nZD;それぞれ、フィルムの長手
方向、幅方向、垂直方向の屈折率である。) (4)衝撃による窓ガラス破片の飛散防止実験 ANSI規格(米国建築安全ガラス規格)に従った。す
なわち、45.5kgのインパクターを落下高30.5
cm、45.7cmから速度2.45m/sec、2.
99m/secで落下させて破片の飛散状態を測定し
た。
【0025】破片の落下(飛散)割合が、6割以上の場
合を×、6〜3割の場合を△、3〜1割の場合を○、1
割以下の場合を◎とした。
【0026】
【実施例】以下に示す実施例は一例であり、これに限定
されるものではない。 実施例1、2 フィラーを含まないポリエチレンテレフタレートを29
0℃で溶融押出し、静電印加された20℃のキャストド
ラム上にキャストし無延伸シートとした後、これを11
5℃で予熱し、この温度にてロール延伸で長手方向に
3.0倍延伸した。この後、フィルムの両面に易滑剤
(粒径0.3μmのコロイダルシリカ0.03重量%)
を塗布した後、120℃で幅方向に3.0倍延伸し、1
90℃で熱処理した。
【0027】これにより、易滑剤層0.2μmが積層さ
れた、ポリエチレンテレフタレートをベースとする12
μm(実施例1)、および25μm(実施例2)の複合
フィルムを得た。表1の通り、式(1)の値は、実施例
1が0.56、実施例2が0.63であり、且つフィル
ムヘイズ値は、実施例1が0.4、実施例2が0.7で
あった。 実施例3 フィラーを含まないポリエチレンテレフタレートを主
層、平均粒径0.8μmの炭酸カルシウム微粒子を0.
08重量%含むポリエチレンテレフタレートを副層と
し、副層:主層:副層の比が1:18:1になるように
290℃で溶融共押出し、静電印加された20℃のキャ
ストドラム上にキャストし無延伸シートとした後、これ
を115℃で予熱し、この温度にてロール延伸で長手方
向に2.8倍延伸した。この後、115℃で幅方向に
2.8倍延伸し、185℃で熱処理して25μmの複合
フィルムを得た。表1の通り、式(1)の値は0.81
であり、且つフィルムヘイズ値は0.7であった。 比較例1、2 フィラーを含まないポリエチレンテレフタレートを29
0℃で溶融押出し、静電印加された20℃のキャストド
ラム上にキャストし無延伸シートとした後、これを90
℃で予熱し、120℃にてロール延伸で長手方向に3.
5倍延伸した。この後、フィルムの両面に易滑剤(粒径
0.3μmのコロイダルシリカ0.03重量%)を塗布
し、続いて、95℃で予熱した後、100℃にて幅方向
に3.6倍延伸し、220℃で熱処理した。更に150
℃にて幅方向に6.0%リラックスさせた。得られた厚
さ12μm(比較例1)および25μm(比較例2)の
フィルムヘイズと衝撃吸収エネルギーは、表1の通り、
式(1)の値は、比較例1が0.31、比較例2が0.
37であり、且つフィルムヘイズ値は、比較例1が0.
4、比較例2が0.8であった。 比較例3 フィラーを含まないポリエチレンテレフタレートを主
層、平均粒径0.8μmの炭酸カルシウム微粒子を0.
08重量%含むポリエチレンテレフタレートを副層と
し、副層:主層:副層の比が1:18:1になるように
290℃で溶融共押出し、後は比較例1と同様にして、
25μmの複合フィルムを得た。得られたフィルムのヘ
イズと衝撃吸収エネルギーは、表1の通り、フィルムヘ
イズは1.0であったが、式(1)の値は0.41程度
であった。 比較例4、5 フィラーを含まないポリエチレンテレフタレートを29
0℃で溶融押出し、静電印加された20℃のキャストド
ラム上にキャストし無延伸シートとした後、これを12
0℃で予熱し、135℃にてロール延伸で長手方向に
1.5倍延伸した。続いて、120℃で予熱した後、1
35℃にて幅方向に1.5倍延伸し、180℃で熱処理
した。得られた厚さ12μm(比較例4)および25μ
m(比較例5)のフィルムヘイズと衝撃吸収エネルギー
は、表1の通り、式(1)の値は、比較例4が0.4
2、比較例5が0.42であり、且つフィルムヘイズ値
は、比較例4が0.6、比較例5が1.2であった。
【0028】実施例1、2、3のフィルムは、同じ厚み
の比較例1、2、3、4、5のフィルムと比べて高い衝
撃吸収エネルギーを有することがわかった。実施例1、
2、3及び比較例1、2、3、4、5のフィルムを窓用
ガラスに貼り、衝撃による飛散防止の実験を行った結果
を表1に示す。比較例1、2、3、4、5のフィルムを
貼ったガラスより、実施例1、2、3のフィルムを貼っ
たガラスは、同じフィルム厚さで比べると、高い防爆効
果を示した。
【0029】
【発明の効果】本発明により、窓貼り用フィルムに高い
透明性と高い破裂強度を共存させることが可能になり、
結果、窓の明視性を損なわずに、窓の防爆性を向上する
ことができた。
【0030】
【表1】
【0031】なお、表中の記号は、次の通りである。
【0032】E:フィルムの衝撃吸収エネルギー(kg
f・cm) t:フィルム厚さ(μm)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA46 AF30 AF30Y AF35Y AH03 AH11 BB08 BC01 BC12 BC17 4F210 AA24 AB07 AG01 AG03 AH46 QA03 QC06 QG01 QG15 QG18 QW05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下式(1)を満たし、且つフィルムヘイズ
    が2.0%以下である二軸延伸ポリエステルフィルム。 E/t≧ 0.5 ……式(1) E:フィルムの衝撃吸収エネルギー(kgf・cm) t:フィルム厚さ(μm)
  2. 【請求項2】面配向係数が、0.10〜0.16である
    請求項1に記載の二軸延伸ポリエステルフィルム。
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