JP2001335650A - 金属缶蓋用二軸延伸ポリエステルフィルム - Google Patents

金属缶蓋用二軸延伸ポリエステルフィルム

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JP2001335650A
JP2001335650A JP2001080710A JP2001080710A JP2001335650A JP 2001335650 A JP2001335650 A JP 2001335650A JP 2001080710 A JP2001080710 A JP 2001080710A JP 2001080710 A JP2001080710 A JP 2001080710A JP 2001335650 A JP2001335650 A JP 2001335650A
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film
acid
metal
lid
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Kozo Takahashi
弘造 高橋
Ryosuke Matsui
良輔 松井
Masahiro Kimura
将弘 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形性、耐衝撃性、開口性に優れ成形加工によ
って製造される金属缶蓋に好適な金属缶蓋用二軸延伸ポ
リエステルフィルムを得る。 【解決手段】エチレンテレフタレート及び/またはエチ
レンナフタレートを主たる構成成分とするポリエステル
A60〜95重量%と、ガラス転移温度が60℃以下の
ポリエステルB5〜40重量%とからなるポリエステル
フィルムであって、主たる融点が230〜265℃、面
配向係数が0.05〜0.15である金属缶蓋用二軸延
伸ポリエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属缶蓋用二軸延伸
ポリエステルフイルムに関するものである。更に詳しく
は鋼板にラミネート後、成形加工によって製造される缶
蓋、特に飲料缶用の缶蓋として好適なフイルムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属缶蓋の缶内面及び外面は腐食
防止を目的として、エポキシ系、フェノ−ル系等の各種
熱硬化性樹脂を溶剤に溶解または分散させたものを塗布
し、金属表面を被覆することが広く行われてきた。しか
しながら、このような熱硬化性樹脂の被覆方法は塗料の
乾燥に長時間を要し、生産性が低下したり、多量の有機
溶剤による環境汚染など、好ましくない問題がある。
【0003】これらの問題を解決する方法として、金属
缶の材料である鋼板、アルミニウム板あるいは該金属板
にめっき等各種の表面処理を施した金属板にフイルムを
ラミネ−トする方法がある。かかるフイルムのラミネ−
ト金属板を用いて、V字型のスコア成形や近年提案され
ている段差加工、押圧加工により金属缶蓋を製造する場
合、フイルムには次のような特性が要求される。 (1)金属板との接着性に優れていること。 (2)成形性に優れ、成形後に欠陥を生じないこと。 (3)成形後の耐衝撃性に優れていること。 (4)缶蓋を開ける際の抵抗力を実用に耐える程、低く
抑えること(開口性)。 (5)缶胴部分への巻締の際に、フィルム部分が破れた
り、ピンホール等を生じないこと。
【0004】ところで、これまでに缶胴部分への貼合せ
成形を主目的とした多くのフィルムが提案されてきてい
る。例えば特開昭64−22530号公報には特定の密
度、面配向係数を有するポリエステルフイルム、特開平
2−57339号公報には特定の結晶性を有する共重合
ポリエステルフイルム等が開示されている。さらに、最
近では耐衝撃性を向上させるためにポリブチレンテレフ
タレート成分を混合する方法が特開平5−156040
号、特開平6−218895号、特開平7−14525
2号など、特開平7−47650号には炭素数10以上
の脂肪族ジカルボン酸残基を共重合したポリエステルを
積層する方法が開示されている。しかしながら、これら
の提案は上述のような多岐にわたる特徴的な缶蓋用フィ
ルムとしての要求特性を総合的に満足できるものではな
く、特に成形性、成形後の耐衝撃性、開口性を両立する
点に対しては十分に満足できるレベルにあるとは言えな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上記し
た要求特性を満足させるフィルムを提供することにあ
り、成形性、耐衝撃性、開口性に優れ成形加工によって
製造される金属缶蓋に好適な金属缶蓋用二軸延伸ポリエ
ステルフィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の課題
は、エチレンテレフタレート及び/またはエチレンナフ
タレートを主たる構成成分とするポリエステルA60〜
95重量%と、ガラス転移温度が60℃以下のポリエス
テルB5〜40重量%とからなるポリエステルフィルム
であって、主たる融点が230〜265℃、面配向係数
が0.05〜0.15である金属缶蓋用二軸延伸ポリエ
ステルフィルムによって達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるポリエステエルA
は、エチレンテレフタレート及び/またはエチレンナフ
タレート単位を主たる構成成分とするポリエステルであ
り、70モル%以上をエチレンテレフタレート単位及び
/またはエチレンナフタレート単位とするポリエステル
であることが好ましく、耐熱性等の点から85モル%以
上であることがより好ましく、さらには95モル%以上
であることが好ましい。また他のジカルボン酸成分、グ
リコ−ル成分を共重合することができ、ジカルボン酸成
分としては、例えばイソフタル酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシ
エタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマ−酸、マレイン
酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサン
ジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息
香酸等のオキシカルボン酸等を挙げることができる。な
かでもこれらのジカルボン酸成分のうち、イソフタル酸
が耐熱性、耐衝撃性の点から好ましい。一方、グリコ−
ル成分としては例えばプロパンジオ−ル、ブタンジオ−
ル、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペンチ
ルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シクロヘキサンジ
メタノ−ル等の脂環族グリコール、ビスフェノールA、
ビスフェノールS等の芳香族グリコール、ジエチレング
リコール、ポリエチレングリコールなどのポリオキシエ
チレングリコール等が挙げられる。なお、これらのジカ
ルボン酸成分、グリコ−ル成分は2種以上を併用しても
よい。
【0008】また、本発明の効果を阻害しない限りにお
いて、共重合ポリエステルにトリメリット酸、トリメシ
ン酸、トリメチロ−ルプロパン等の多官能化合物を共重
合することができる。
【0009】本発明におけるポリエステルAの融点は2
30〜265℃であることが好ましく、より好ましくは
246〜260℃であり、特に好ましくは250〜25
5℃である。ポリエステルAの融点を該範囲とすること
によりフィルムのバルクとしての耐熱性、耐経時性、生
産性が向上するので望ましい。
【0010】本発明において、ポリエステルBはガラス
転移温度が60℃以下のポリエステルである必要があ
り、好ましくは−50〜50℃、特に好ましくは−20
〜40℃である。ガラス転移温度を該範囲に制御するこ
とにより低温での耐衝撃性を向上させることができる。
また、ポリエステルBの融点は180〜250℃である
ことが好ましく、より好ましくは190〜240℃、さ
らに好ましくは200〜235℃である。またポリエス
テルBとしては、炭素数10以上のアルキレン基を有す
る長鎖脂肪族成分を1〜30モル%含有していることが
好ましく、より好ましくは5〜20モル%、さらに好ま
しくは7〜15モル%である。炭素数10以上のアルキ
レン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸としては、ドデ
カジオン酸、ブラシル酸、テトラデカジオン酸、ペンタ
デカジオン酸、ヘキサデカジオン酸、ヘプタデカジオン
酸、オクタデカジオン酸、ノナデカジオン酸、エイコサ
ンジオン酸、ヘネイコサンジオン酸、ドコサンジオン
酸、トリコサンジオン酸、テトラコサンジオン酸、ペン
タコサンジオン酸、ヘキサコサンジオン酸、ヘプタコサ
ンジオン酸、オクタコサンジオン酸、ノナコサンジオン
酸、トリアコンタンジオン酸およびそれらのエステル形
成性誘導体、炭素数10〜25の不飽和脂肪酸を二量化
して得られる非水添タイプのダイマー酸及びその水添
体、およびそのエステル形成性誘導体等を挙げることが
できる。特にダイマー酸成分を含有するものは、成形
性、耐衝撃性に優れるので好ましく、中でも衛生性の点
から非水添タイプのダイマー酸が好ましい。他のジカル
ボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエ
タンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、その他脂肪族ジ
カルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジ
カルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸
等を使用することができる。なかでもこれらのジカルボ
ン酸成分のうち、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸が成形性の点から好ましい。一方、グ
リコ−ル成分としては例えばエチレングリコ−ル、プロ
パンジオ−ル、ブタンジオ−ル、ペンタンジオ−ル、ヘ
キサンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グ
リコ−ル、シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリ
コール、ビスフェノールA、ビスフェノールS等の芳香
族グリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコールなどのポリオキシエチレングリコール等が挙げ
られる。中でもこれらのグリコール成分のうちエチレン
グリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール
が接着性の点から好ましく、特にブタンジオール成分を
使用するとレトルト処理後の耐衝撃性が良好となるので
好ましい。なお、これらのジカルボン酸成分、グリコ−
ル成分はそれぞれ2種以上を併用することができる。特
に本発明においては、生産性、耐熱性、成形性の点から
非水添タイプのダイマー酸を共重合したポリエチレンテ
レフタレートを好ましく用いることができ、その際の非
水添タイプのダイマー酸の含有量は5〜20モル%であ
ることが好ましく、ポリエステルBの融点は220〜2
40℃であることが好ましい。
【0011】また、本発明においてはポリエステルBと
してポリプロピレンテレフタレートを用いることが成形
性を向上させる観点から好ましい。
【0012】本発明では成形性、耐衝撃性、開口性を良
好にする上で、ポリエステルAが60〜95重量%と、
ガラス転移温度が60℃以下のポリエステルBが5〜4
0重量%とからなるポリエステルフィルムとする必要が
あり、好ましくはポリエステルAが70〜90重量%、
ポリエステルBが10〜30重量%、さらに好ましくは
ポリエステルAが75〜85重量%、ポリエステルBが
15〜25重量%である。
【0013】また、本発明においては、特性を損なわな
い範囲においてポリエステルA、ポリエステルB以外の
ポリエステルを添加しても構わない。なお、ポリエステ
ルA、B以外のポリエステルを添加する場合は、その添
加量はポリエステル全体に対して5重量%以下とするこ
とが好ましい。5重量%を超えると、成形性、耐衝撃性
が低下する傾向にある。
【0014】また、ポリエステルAとポリエステルBは
完全または部分的にエステル交換されていてもよく、ほ
とんどエステル交換が行われてなくてもよい。ポリエス
テルA中にポリエステルB成分が平均粒径0.001〜
10μmで微分散していると耐衝撃性、成形性が良好と
なるので好ましい。またポリエステルAとポリエステル
Bの融点差が、好ましくは0〜80℃、より好ましくは
10〜50℃であると耐衝撃性が良好となるので好まし
い。
【0015】本発明においては、密着性向上やハンドリ
ング性の点から、ポリエステルAとポリエステルBとか
らなるポリエステルフィルムの少なくとも片面に、さら
にエチレンテレフタレート及び/またはエチレンナフタ
レートを主たる構成成分とするポリエステル(ここでポ
リエステルCとする)を積層することができる。ポリエ
ステルCとポリエステルAが同一であっても良い。ポリ
エステルCの融点は好ましくは210〜260℃であ
り、より好ましくは215〜255℃であり、さらに好
ましくは220〜250℃である。
【0016】本発明積層比としては、2層の場合1/2
0〜20/1であることが好ましく、ポリエステルC層
の厚みが1μm以上であることが接着性、味特性の点で
望ましい。3層の場合は1/40/1〜1/2/1が好
ましい。
【0017】フィルム全体の厚みとしては、5〜60μ
mとすることが好ましく、さらに好ましくは、8〜50
μm、特に好ましくは10〜40μmである。さらにポ
リエステルCと異なるエチレンテレフタレート単位/エ
チレンナフタレート単位を主たる構成成分とするポリエ
ステルを積層してもよい。
【0018】本発明のポリエステルフィルムにおいてラ
ミネート性、耐衝撃性、耐経時性、耐熱性を良好にする
上で、フィルムの主たる融点が230〜265℃である
ことが必要であり、好ましくは246〜260℃、より
好ましくは248〜258℃である。ここで主たる融点
とはフィルムを示差走査熱量計(パ−キン・エルマ−社
製DSC−2型)により、20℃/minの昇温速度で
測定した際に検出される主融解ピーク(複数のピークが
得られる場合は熱量が最も高いピーク温度とする)であ
る。
【0019】本発明のポリエステルフィルムにおいてラ
ミネート性、耐衝撃性を良好にする上で、フィルムを二
軸延伸することが必要であり、特性のバランスの点で面
配向係数が0.05〜0.15であることが必要であ
り、好ましくは0.1〜0.14、より好ましくは0.
5〜0.14であることが望ましい。
【0020】また、本発明において特に耐衝撃性を良好
にするためには、好ましくはフィルムの固有粘度が0.
55〜0.7dl/g、さらに好ましくは固有粘度が0.5
8〜0.65dl/gであると、ポリマ分子鎖の絡み合い密
度が高まるためと考えられ、好ましい。
【0021】本発明のポリエステルを製造する際には、
反応触媒を使用することができ、反応触媒としては例え
ばアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、亜鉛
化合物、鉛化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、
アルミニウム化合物、アンチモン化合物、チタン化合物
等、着色防止剤としては例えばリン化合物等を使用する
ことができ、好ましくは、通常ポリエステルの製造が完
結する以前の任意の段階において、重合触媒としてアン
チモン化合物またはゲルマニウム化合物、チタン化合物
を添加することが好ましい。このような方法としては例
えば、ゲルマニウム化合物を例にすると、ゲルマニウム
化合物粉体をそのまま添加する方法や、あるいは特公昭
54−22234号公報に記載されているように、ポリ
エステルの出発原料であるグリコ−ル成分中にゲルマニ
ウム化合物を溶解させて添加する方法等を挙げることが
できる。ゲルマニウム化合物としては、例えば二酸化ゲ
ルマニウム、結晶水含有水酸化ゲルマニウム、あるいは
ゲルマニウムテトラメトキシド、ゲルマニウムテトラエ
トキシド、ゲルマニウムテトラブトキシド、ゲルマニウ
ムエチレングリコキシド等のゲルマニウムアルコキシド
化合物、ゲルマニウムフェノレ−ト、ゲルマニウムβ−
ナフトレ−ト等のゲルマニウムフェノキシド化合物、リ
ン酸ゲルマニウム、亜リン酸ゲルマニウム等のリン含有
ゲルマニウム化合物、酢酸ゲルマニウム等を使用するこ
とができる。中でも二酸化ゲルマニウムが好ましい。ア
ンチモン化合物としては、例えば、三酸化アンチモンな
どのアンチモン酸化物、酢酸アンチモンなどが使用でき
る。チタン化合物としては、テトラエチルチタネート、
テトラブチルチタネートなどのアルキルチタネート化合
物などが好ましく使用される。
【0022】例えばポリエチレンテレフタレ−トを製造
する際に、ゲルマニウム化合物として二酸化ゲルマニウ
ムを添加する場合で説明する。テレフタル酸成分とエチ
レングリコ−ルをエステル交換またはエステル化反応せ
しめ、次いで二酸化ゲルマニウム、リン化合物を添加
し、引き続き高温、減圧下で一定のジエチレングリコー
ル含有量になるまで重縮合反応せしめ、ゲルマニウム元
素含有重合体を得る。さらに、好ましくは得られた重合
体をその融点以下の温度において減圧下または不活性ガ
ス雰囲気下で固相重合反応せしめ、アセトアデルヒドの
含有量を減少させ、所定の固有粘度、カルボキシル末端
基を得る方法等を挙げることができる。
【0023】本発明では、ポリエステルAとポリエステ
ルBとの相溶性を向上させる点などから、ポリエステル
のカルボキシル末端基量が30〜55当量/トンである
ことが好ましく、より好ましくは35〜50当量/ト
ン、特に好ましくは40〜48当量/トンである。
【0024】本発明におけるポリエステルは、好ましく
はジエチレングリコール成分量が0.01〜4重量%、
さらに好ましくは0.01〜3重量%、特に好ましくは
0.01〜2重量%であることが衛生性、経時後や加工
で熱履歴を受けても良好な衛生性を維持する上で望まし
い。さらに酸化防止剤を0.0001〜1重量%添加し
てもよい。また、特性を損ねない範囲でジエチレングリ
コールをポリマ製造時に添加してもよい。
【0025】また、衛生性を良好にする上で、フィルム
中のアセトアルデヒドの含有量は好ましくは30ppm
以下、さらに好ましくは25ppm以下、特に好ましく
は20ppm以下が望ましい。フィルム中のアセトアル
デヒドの含有量を30pm以下とする方法は、例えばポ
リエステルを重縮反応等で製造する際の熱分解によって
生じるアセトアルデヒドを除去するため、ポリエステル
を減圧下あるいは不活性ガス雰囲気下において、ポリエ
ステルの融点以下の温度で熱処理する方法、好ましくは
ポリエステルを減圧下あるいは不活性ガス雰囲気下にお
いて150℃以上、融点以下の温度で固相重合する方
法、真空ベント式押出機を使用して溶融押出する方法、
ポリマを溶融押出する際に押出温度を高融点ポリマ側の
融点+30℃以内、好ましくは融点+25℃以内で、短
時間、好ましくは平均滞留時間1時間以内で押出す方法
等により実施できる。
【0026】本発明において、ポリエステルA、B、C
は、触媒、ジエチレングリコール量、カルボキシル末端
基量はそれぞれ異なっていてもよい。ポリマを回収する
場合は、主層に回収することが生産性の点で好ましい。
【0027】また、本発明のフイルムの取扱い性、加工
性を向上させるために、平均粒子径0.01〜10μm
の内部粒子、無機粒子および/または有機粒子などの外
部粒子の中から任意に選定される1種以上の粒子が0.
01〜50重量%含有されていることが好ましい。特に
平均粒子径0.1〜5μmの内部粒子、無機粒子および
/または有機粒子が0.01〜3重量%含有されている
ことが缶内面に使用されるフィルムとして好ましい。内
部粒子の析出方法としては、例えば特開昭48−615
56号公報、特開昭51−12860号公報、特開昭5
3−41355号公報、特開昭54−90397号公報
などに記載の技術が挙げられる。さらに特開昭55−2
0496号公報、特開昭59−204617号公報など
の他の粒子との併用も行うことができる。10μmを越
える平均粒子径を有する粒子を使用するとフィルムの欠
陥が生じ易くなる。無機粒子および/または有機粒子と
しては、例えば湿式および乾式シリカ、コロイダルシリ
カ、珪酸アルミ、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸
カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、マイカ、カオリ
ン、クレ−等の無機粒子およびスチレン、シリコ−ン、
アクリル酸類等を構成成分とする有機粒子等を挙げるこ
とができる。なかでも湿式および乾式コロイド状シリ
カ、アルミナ等の無機粒子およびスチレン、シリコー
ン、アクリル酸、メタクリル酸、ポリエステル、ジビニ
ルベンゼン等を構成成分とする有機粒子等を挙げること
ができる。これらの内部粒子、無機粒子および/または
有機粒子は二種以上を併用してもよい。
【0028】さらに、密着性の点からは、中心線平均粗
さRaは好ましくは0.005〜0.07μm、さらに
好ましくは0.008〜0.05μmである。さらに、
最大粗さRtとの比Rt/Raが4〜50、好ましくは
6〜40であると高速製缶性が向上する。また、A層の
中心線平均粗さRaは好ましくは0.002〜0.04
μm、さらに好ましくは0.003〜0.03μmであ
ると味特性が向上するので好ましい。
【0029】また、フィルムにコロナ放電処理などの表
面処理を施すことにより接着性を向上させることはさら
に特性を向上させる上で好ましい。その際、処理強度と
しては通常5〜50W・min/m2、好ましくは10〜45
W・min/m2である。
【0030】本発明のポリエステルフイルムには、帯電
防止剤、熱安定剤、酸化防止剤、結晶核剤、耐候剤、紫
外線吸収剤などの添加剤を本発明の目的を損なわない程
度において用いることができる。また、エンボス加工、
サンドマット加工などの表面凹凸加工、あるいはコロナ
放電処理、プラズマ処理、アルカリ処理などの表面処理
を必要に応じて施してもよい。さらに、本発明のフイル
ムに易接着処理剤、帯電防止剤、水蒸気・ガスバリア剤
(ポリ塩化ビニリデンなど)、離型剤、粘着剤、接着
剤、難燃剤、紫外線吸収剤、マット化剤、顔料、染料な
どのコーティングや印刷を行なってもよく、アルミニウ
ム、酸化アルミニウム、酸化珪素、パラジウムなどの金
属やその化合物を遮光、水蒸気・ガスバリア、表面導電
性、赤外線反射などの目的で真空蒸着してもよく、その
目的、方法については上記に限定されない。
【0031】本発明における二軸延伸フィルムの製造方
法としては、例えば各ポリエステルを必要に応じて乾燥
した後、公知の溶融押出機に供給し、スリット状のダイ
からシート状に押出し、静電印加などの方式によりキャ
スティングドラムに密着させ冷却固化し未延伸シートを
得る。延伸方式としては、同時二軸、逐次二軸延伸いず
れでもよいが、該未延伸シートをフイルムの長手方向及
び幅方向に延伸、熱処理し、目的とする面配向度のフィ
ルムを得る。好ましくはフィルムの品質の点でテンター
方式によるものが好ましく、長手方向に延伸した後、幅
方向に延伸する逐次二軸延伸方式、長手方向、幅方向を
ほぼ同時に延伸していく同時二軸延伸方式が望ましい。
延伸倍率としてはそれぞれの方向に1.5〜4.0倍、
好ましくは1.8〜4.0倍である。長手方向、幅方向
の延伸倍率はどちらを大きくしてもよく、同一としても
よい。また、延伸速度は1000%/分〜200000
%/分であることが望ましく、延伸温度はポリエステル
のガラス転移温度以上ガラス転移温度+80℃以下であ
れば任意の温度とすることができるが、通常は80〜1
50℃が好ましい。更に二軸延伸の後にフイルムの熱処
理を行うが、この熱処理はオ−ブン中、加熱されたロ−
ル上等、従来公知の任意の方法で行なうことができる。
熱処理温度は120℃以上245℃以下の任意の温度と
することができるが、好ましくは120〜240℃であ
る。また熱処理時間は任意とすることができるが、通常
1〜60秒間行うのが好ましい。熱処理はフイルムをそ
の長手方向および/または幅方向に弛緩させつつ行って
もよい。さらに、再延伸を各方向に対して1回以上行っ
てもよく、その後熱処理を行っても良い。
【0032】本発明ではフィルム巾方向の120℃×3
0分での熱収縮率が5%以下であることが好ましい。熱
収縮率が5%以下、好ましくは4%以下、さらに好まし
くは3%以下であると金属との熱ラミネート性が優れる
だけでなく、耐衝撃性が向上する。
【0033】本発明のフィルムが貼合される金属板とし
ては、成形性の点で鉄やアルミニウムなどを素材とする
金属板が好ましく、中でも鉄が好ましい。さらに、鉄を
素材とする金属板の場合、その表面に接着性や耐腐食性
を改良する無機酸化物被膜層、例えばクロム酸処理、リ
ン酸処理、クロム酸/リン酸処理、電解クロム酸処理、
クロメート処理、クロムクロメート処理などで代表され
る化成処理被覆層を設けてもよい。特に金属クロム換算
値でクロムとして6.5〜150mg/m2のクロム水
和酸化物が好ましく、さらに、展延性金属メッキ層、例
えばニッケル、スズ、亜鉛、アルミニウム、砲金、真ち
ゅうなどを設けてもよい。スズメッキの場合0.5〜1
5mg/m2、ニッケルまたはアルミニウムの場合1.
8〜20g/m2のメッキ量を有するものが好ましい。
【0034】本発明の金属缶蓋用二軸延伸ポリエステル
フィルムは、V字型のスコア加工や曲率を持たせた段差
加工により製造される缶蓋の内面及び外面被覆用に好適
に使用することができる。
【0035】
【実施例】以下実施例によって本発明を詳細に説明す
る。なお特性は以下の方法により測定、評価した。 (1)ポリエステルの固有粘度 ポリエステルをオルソクロロフェノ−ルに溶解し、25
℃において測定した。なお、不溶ポリマは濾過して取り
除いて測定した。 (2)ポリエステルの融点、ガラス転移温度 融点はポリエステル及びフィルムを示差走査熱量計(パ
−キン・エルマ−社製DSC−2型)により、20℃/
minの昇温速度で測定した。また、ガラス転移温度
は、フィルムを融点+30℃で5分間溶融保持し、液体
窒素で急冷後に測定し求めた。 (3)面配向係数 ナトリウムD線(波長589nm)を光源として、アッ
ベ屈折計を用いて測定した。長手方向、幅方向、厚み方
向の屈折率(Nx,Ny,Nz)から得られる面配向係
数fn=(Nx+Ny)/2−Nzを計算して求めた。 (4)成形性 100m/分でラミネート後の非鋼板側のフィルムの面
配向係数が0.06となる様に加熱された鋼板にフィル
ムをラミネート、急冷した後、段差押圧加工などにより
缶蓋を得た。得られた蓋の通電テストを行い(6vの電
圧をかけて3秒後の電流値を読取)、10個測定後の平
均値を求めた。 A級:0.5mA未満 B級:0.5mA以上1mA未満 C級:1mA以上2mA未満 D級:2mA以上 (5)耐衝撃性 上記缶蓋を120℃、30分のレトルト処理を行った
後、水中に35℃で5日間放置後、上記通電テストを行
い、5個測定後の平均値を求めた。 A級:0.5mA未満 B級:0.5mA以上1mA未満 C級:1mA以上2mA未満 D級:2mA以上 (6)開口性 上記缶蓋を開口し、下記の様に判定した。 A級:極めてスムーズに開口でき、開口後の端面にフィ
ルムが残らない。 B級:スムーズに開口でき、開口後の端面にフィルムが
残らない。 C級:開口しずらく、開口後の端面にフィルム残査が多
量に残る。 実施例1 ポリエステルAとして平均粒子径0.15μmの湿式凝
集シリカ粒子を含有するエチレングリコールスラリーを
190℃で2時間熱処理した後、エステル化反応終了後
にスラリーを添加し、重縮合反応を行い該粒子を0.0
8重量%含有するポリエチレンテレフタレート(ゲルマ
ニウム元素量45ppm、固有粘度0.66、ジエチレ
ングリコール0.9重量%、融点254℃)のポリエス
テルAを製造し、ポリエステルBとして平均粒子径1.
2μmの凝集湿式シリカを0.08重量%含有する非水
添タイプのダイマー酸成分を10重量%含有するダイマ
ー酸共重合ポリエチレンテレフタレート(固有粘度0.
74、融点233℃、ガラス転移温度33℃)のチップ
を重量比で80:20となるようにブレンドして、15
0℃、4時間真空乾燥して単軸押出機に供給し、口金か
ら吐出後、静電印加(7kv)で鏡面冷却ドラムにて冷
却固化して未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルム
を温度95℃にて延伸速度15000%/分で長手方向
に3.05倍延伸し、予熱温度90℃、5秒後に温度1
15℃で延伸速度3000%/分で幅方向に3.1倍延
伸した後、180℃にてリラックス5%、5秒間熱処理
し、120℃、5秒冷却後室温まで冷却し巻き取った。
得られたフィルムの特性は表1に示した通り、炭素数1
0以上のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸
成分が20重量%含有してあり極めて優れた成形性、耐
衝撃性を得ることができ、更に開口性にも優れるもので
あった。 実施例2〜5 ポリエステルの種類、添加量、積層比、製膜条件などを
変更し実施例1と同様にして製膜し、フィルムを得た。
結果を表1に示す。
【0036】実施例2は、ダイマー酸を水添タイプとす
る以外は実施例1と同様にして二軸延伸フィルムを得
た。成形性、耐衝撃性が良好であったが、ややレトルト
後の耐衝撃性は低下し、開口性は良好であった。
【0037】実施例3は、ポリエステルBの非水添タイ
プのダイマー酸の共重合量を15モル%とする以外は実
施例1と同様にして二軸延伸フィルムを得た。成形性、
耐衝撃性は極めて良好であり、開口性も良好である。
【0038】実施例4は、ポリエステルBとして非水添
タイプのダイマー酸を15モル%共重合したポリブチレ
ンテレフタレートとし、融点が246℃のイソフタル酸
共重合ポリエチレンテレフタレートであるポリエステル
Cを非ラミネート面に3μm積層とする以外は実施例1
と同様にして二軸延伸フィルムを得た。いずれの特性も
良好である。
【0039】実施例5は、ポリエステルBをポリプロピ
レンテレフタレート(融点225℃、ガラス転移温度4
7℃)とした他は、実施例1と同様にして二軸延伸フィ
ルムを得た。このフィルムは成形性に優れるなど良好な
特性を示した。
【0040】
【表1】 比較例1〜2 比較例1では、ポリエステルAとしてイソフタル酸15
モル共重合ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル
Bとしてアジピン酸を20モル共重合したポリエチレン
テレフタレートとし、延伸温度を変更し実施例1と同様
にしてフィルムを得た。表2に示すとおり、得られたフ
ィルムは成形性、耐衝撃性が大きく低下し、開口時に抵
抗力が実施例1と比較して増加しておりやや開けにくか
った。
【0041】比較例2では、ポリエステルAとしてアジ
ピン酸を20モル共重合したポリエチレンテレフタレー
トポリエステルBとしてセバシン酸を20モル共重合し
たポリエチレンテレフタレートとし、延伸温度を変更し
実施例1と同様にしてフィルムを得た。表2に示すとお
り、得られたフィルムは成形性、耐衝撃性が大きく低下
した。
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明により、成形性、耐衝撃性、開口
性に優れ成形加工によって製造される金属缶蓋に好適な
金属缶蓋用二軸延伸ポリエステルフィルムを提供するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA43 AA45 AA84 AA86 AF23 AF53 AH05 BA01 BB06 BB08 BC01 BC02 BC17 4F100 AK41A AK41B AK42A AK42B AL05A BA02 BA07 BA16 EJ38A EJ381 GB18 JA04A JA04B JA05A JK10 JL01 YY00A YY00B 4J002 CF002 CF032 CF042 CF052 CF061 CF062 CF072 CF081 CF082 CF092 CF102 CF182 CF222 GG01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレンテレフタレート及び/またはエチ
    レンナフタレートを主たる構成成分とするポリエステル
    A60〜95重量%と、ガラス転移温度が60℃以下の
    ポリエステルB5〜40重量%とからなるポリエステル
    フィルムであって、フィルムの主たる融点が230〜2
    65℃、フィルムの面配向係数が0.05〜0.15で
    ある金属缶蓋用二軸延伸ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】ポリエステルAの融点が246〜265℃
    である請求項1に記載の金属缶蓋用二軸延伸ポリエステ
    ルフィルム。
  3. 【請求項3】ポリエステルBが炭素数10以上の長鎖脂
    肪族成分を共重合したポリエステルであり、かつポリエ
    ステルBの融点が180〜250℃である請求項1〜2
    のいずれか1項に記載の金属缶蓋用二軸延伸ポリエステ
    ルフィルム。
  4. 【請求項4】長鎖脂肪族成分が非水添タイプのダイマー
    酸である請求項3に記載の金属缶蓋用二軸延伸ポリエス
    テルフィルム。
  5. 【請求項5】ポリエステルBがポリプロピレンテレフタ
    レートである、請求項1〜4のいずれかに記載の金属缶
    蓋用二軸延伸ポリエステルフィルム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5項のいずれか1項に記載のフ
    ィルムの少なくとも片面に、エチレンテレフタレート及
    び/またはエチレンナフタレートを主たる構成成分とす
    る融点が210〜260℃のポリエステルCを積層して
    なる金属缶蓋用二軸延伸積層ポリエステルフィルム。
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