JP2001112218A - モータ給電ブラシ及びモータ給電ブラシ装置 - Google Patents

モータ給電ブラシ及びモータ給電ブラシ装置

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JP2001112218A JP28812099A JP28812099A JP2001112218A JP 2001112218 A JP2001112218 A JP 2001112218A JP 28812099 A JP28812099 A JP 28812099A JP 28812099 A JP28812099 A JP 28812099A JP 2001112218 A JP2001112218 A JP 2001112218A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で高出力なモータを実現しながらモータ
給電ブラシの放熱効果の低下を抑止することができるモ
ータ給電ブラシ及びモータ給電ブラシ装置を提供する。 【解決手段】 ブラシホルダ12内には、ブラシ30が
配設されている。ブラシ30は、略直方体形状を呈し、
そのコンミテータ2側の一側が切り欠かれた形状になっ
ており、幅狭部31および幅広部32が形成される。そ
して、ブラシ30は幅狭部31においてコンミテータ2
に摺接するようになっており、幅広部32においてはピ
ッグテール33が取着されるようになっている。ブラシ
ホルダ12は、その両側壁12a,12bにてブラシ3
0の幅広部32を、両側壁12a,12bのいずれか一
方に形成されたガイド片16にてブラシ30の幅狭部3
1を摺接支持するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ給電ブラシ
及びモータ給電ブラシ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、コンミテータに電流
を供給するブラシ51は、ブラシホルダ52内に往復摺
動可能に収容され、ブラシホルダ52内に収容された図
示しないコイルスプリングによりコンミテータ側に付勢
されている。
【0003】ブラシ51は略直方体形状をなし、その上
面後端部近傍にはピッグテール53が接続されている。
このピッグテール53を介して電源側から供給された電
流がブラシ51によってコンミテータに給電される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータを小
型化しようとした場合、これに伴って、ブラシ51も小
型化する必要がある。また、このブラシ51の小型化に
よって、ブラシ51に接続されるピッグテール53に関
してもその断面形状を小さくする必要がある。
【0005】しかしながら、このピッグテール53の断
面形状を小さくすると、ピッグテール53に通電可能な
電流が減少する。その結果、コンミテータへの給電量が
減少し、モータの出力低下を招くという問題がある。
【0006】また、ブラシ51を小型化すると、ブラシ
51自身の表面積が減少するため、放熱効果が低下する
という問題がある。本発明は、上記問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、小型で高出力
なモータを実現しながらもモータ給電ブラシの放熱効果
の低下を抑止することができるモータ給電ブラシ及びモ
ータ給電ブラシ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ブラシホルダ内に配設
され、コンミテータ側に向かって案内されてピッグテー
ルを介して供給される電流をコンミテータに給電するモ
ータ給電ブラシにおいて、前記モータ給電ブラシのブラ
シ本体のコンミテータが摺接する方向の幅を、コンミテ
ータ側を反コンミテータ側より幅狭に形成し、そのコン
ミテータ側の幅狭部にてコンミテータと摺接させるとと
もに、反コンミテータ側の幅広部にピッグテールを取着
したことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、ピッグテールを
介して供給される電流をコンミテータに給電するモータ
給電ブラシと、同モータ給電ブラシをコンミテータ側に
向かって案内するホルダ基板に設けられたブラシホルダ
とからなるモータ給電ブラシ装置において、前記モータ
給電ブラシは、そのブラシ本体のコンミテータが摺接す
る方向の幅を、コンミテータ側を反コンミテータ側より
幅狭に形成し、そのコンミテータ側の幅狭部にてコンミ
テータと摺接させるとともに、反コンミテータ側の幅広
部にピッグテールを取着し、前記ブラシホルダは、同ブ
ラシホルダの両側側壁にてブラシの幅広部を摺接支持
し、両側側壁のいずれか一方にガイド部材を形成し、該
ガイド部材にて前記モータ給電ブラシの幅狭部を摺接支
持するようにしたことを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のモータ給電ブラシ装置において、前記モータ給電ブラ
シの幅広部は、前記ガイド部材と係合する係合部を備
え、同ガイド部材と係合したとき、それ以上のコンミテ
ータ側への移動が規制されるようにしたことを要旨とす
る。
【0010】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
モータ給電ブラシは、コンミテータが摺接する方向の幅
について、コンミテータと摺接するコンミテータ側は幅
狭に形成され、ピッグテールの取着される反コンミテー
タ側は幅広に形成される。つまり、モータ給電ブラシ
は、コンミテータと摺接するコンミテータ側が小型化さ
れている。従って、コンミテータを小型化するとともに
小型なモータを実現する。さらに、幅広に形成された反
コンミテータ側には大径化されたピッグテールを取着す
ることができるため、電流供給量を増加することがで
き、高出力なモータを実現する。また、コンミテータ側
が幅狭に、反コンミテータ側が幅広に形成されたモータ
給電ブラシは表面積の減少が抑えられている。これによ
りモータ給電ブラシの放熱効果の低下は抑えられてい
る。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、モータ給
電ブラシは、コンミテータが摺接する方向の幅につい
て、コンミテータと摺接するコンミテータ側は幅狭に形
成され、ピッグテールの取着される反コンミテータ側は
幅広に形成される。モータ給電ブラシは、コンミテータ
と摺接するコンミテータ側が小型化されており、コンミ
テータを小型化するとともに小型なモータを実現する。
さらに、幅広に形成された反コンミテータ側には大径化
されたピッグテールを取着することができるため、電流
供給量を増加することができ、高出力なモータを実現す
る。また、コンミテータ側が幅狭に、反コンミテータ側
が幅広に形成されたモータ給電ブラシは表面積の減少が
抑えられており、放熱効果の低下は抑えられている。そ
して、モータ給電ブラシは、ブラシホルダの両側側壁に
て幅広部が摺接支持され、両側側壁のいずれか一方に形
成されたガイド部材にて幅狭部が摺接支持される。即
ち、モータ給電ブラシはコンミテータとの摺接方向につ
いてのがたつきが防止される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、モータ給
電ブラシは、同モータ給電ブラシの幅広部に設けられた
係合部がブラシホルダに設けられたガイド部材に係合す
ると、それ以上のコンミテータ側への移動について規制
される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。図1,図2は、モ
ータ給電ブラシ装置1の要部平面図であって、モータ給
電ブラシ装置1は、その中心部にコンミテータ2を配し
た環状を呈している。そして、モータ給電ブラシ装置1
のホルダ基板11上には、金属製(本実施形態では黄銅
板製)のブラシホルダ12が組付けられている。
【0014】ブラシホルダ12は、門型に折り曲げ形成
され、図1に示すように、右側壁12a、左側壁12
b、及び、右側壁12aと左側壁12bの上端部間を結
ぶ上壁12cから構成されている。
【0015】ブラシホルダ12を構成する右側壁12a
の下端部にはホルダ基板11に沿って固定部13が延出
形成され、その固定部13のコンミテータ側端部と反コ
ンミテータ側端部にはそれぞれ折り曲げ連結片14a,
14bが形成されている。そして、両折り曲げ連結片1
4a,14bはそれぞれホルダ基板11に形成された取
付孔15a、切り欠き部15bを介してホルダ基板11
の裏面まで折り曲げ形成されている。
【0016】また、右側壁12aのコンミテータ側の開
口端部は、その一部が内側に直角に折り曲げ形成されて
ガイド部材としてのガイド片16を形成している。つま
り、ガイド片16によって、ブラシホルダ12のコンミ
テータ側の開口端部において、右側壁12aと左側壁1
2bとで形成される間隔より狭くなるように形成してい
る。
【0017】一方、ブラシホルダ12を構成する左側壁
12bの反コンミテータ側端部の下端部には、図示しな
い折り曲げ連結片が形成されている。そして、その折り
曲げ連結片はホルダ基板11に形成された取付孔15c
を介してホルダ基板11の裏面まで折り曲げ形成されて
いる。つまり、ブラシホルダ12は前記各折り曲げ連結
片によってホルダ基板11に連結固定されている。ま
た、左側壁12bの中間部の下端部には、上方に向かっ
て折り曲げ形成された保持金具17が形成されている。
【0018】右側壁12a及び左側壁12bの反コンミ
テータ側端部は、それぞれ反コンミテータ側に向かって
延出片18,19が延出形成されている。そして、右側
壁12aの反コンミテータ側端部は、延出片18の基端
部の上面18aからコンミテータ側に向かってバネ案内
溝20が切り欠き形成されている。また、その右側壁1
2aの延出片18の先端部の上面18aには上方に向か
ってバネ係止突起21が延出形成されている。
【0019】尚、前記両側壁12a,12bの上端部間
を結ぶ上壁12cには、反コンミテータ側からコンミテ
ータ側に向かって切り欠かれたガイド溝部22が形成さ
れている。そして、右側壁12a、左側壁12b、及
び、上壁12cとホルダ基板11とで形成される空間に
モータ給電ブラシとしてのブラシ30が配設される。
【0020】ブラシ30は、図1〜図3に示すように直
方体をなし、そのブラシ本体のコンミテータ側の一側
(図1において右側)が切り欠かれている。そして、こ
のブラシ30において、切り欠かれたコンミテータ側の
部分を幅狭部31とし、切り欠かれない反コンミテータ
側の部分を幅広部32としている。幅狭部31の幅(コ
ンミテータ2が摺接する方向であって、図1において左
右方向の幅)は、左側壁12bの内側面と右側壁12a
に形成したガイド片16の先端面との間を同ブラシ30
の幅狭部31が摺接してコンミテータ側に案内される幅
に設定されている。また、幅広部32の幅(図1におい
て左右方向の幅)は、左側壁12bの内側面と右側壁1
2aの内側面との間を同ブラシ30の幅広部32が摺接
してコンミテータ側に案内される幅に設定されている。
【0021】従って、ブラシ30は、幅狭部31の左右
両側面がそれぞれ左側壁12bとガイド片16に支持さ
れながら、幅広部32の左右両側面がそれぞれ左側壁1
2bと右側壁12aに支持されながらコンミテータ側に
案内されることになる。その結果、ブラシ30は、左右
方向においてはがたつくことなく案内される。そして、
幅広部32のコンミテータ側の係合部としての面32a
が、ガイド片16に係合することによって、ブラシ30
のそれ以上のコンミテータ側への移動は規制される。
【0022】前記幅広部32の上面32bの中央部に
は、前記保持金具17に支持されたピッグテール33が
取着されている。また、幅広部32の反コンミテータ側
の面32cは、該面32cが右側壁12a側を向くよう
に斜状形成され、該面32cはコイル捩じりバネ40に
てブラシ30をコンミテータ側に移動させるべく弾圧さ
れるようになっている。
【0023】コイル捩じりバネ40は、ホルダ基板11
上において前記ブラシホルダ12の隣接した位置に設け
たバネ支持ピン41に支持されていて、一端のホルダア
ーム40aが前記バネ係止突起21と係合し、他端のブ
ラシアーム40bが幅広部32の反コンミテータ側の面
32cと係合する。そして、コイル捩じりバネ40のブ
ラシアーム40bは、ブラシ30をコンミテータ側に押
圧していくとき、右側壁12aに形成したバネ案内溝2
0に沿って案内されていくようになっている。
【0024】次に、上記実施形態の特徴を以下に記載す
る。 (1)上記実施形態では、ブラシ30の形状を、コンミ
テータ2と摺接するコンミテータ側については幅狭に、
ピッグテール33が取着される反コンミテータ側につい
ては幅広に形成した。そのため、ブラシ30のコンミテ
ータ側を小型化するとともにコンミテータ2を小型化す
ることができ、かつ、ピッグテール33を大径化するこ
とが可能である。従って、モータを小型化することがで
きるとともに、ピッグテール33の電流供給量を増加さ
せることができ、モータの出力を向上させることができ
る。
【0025】(2)上記実施形態では、ブラシ30の形
状を、コンミテータ2と摺接するコンミテータ側につい
ては幅狭に、ピッグテール33が取着される反コンミテ
ータ側については幅広に形成したため、その表面積の減
少は抑えられている。つまり、放熱効果の減少を抑止す
ることができる。
【0026】(3)上記実施形態では、ブラシホルダ1
2の右側壁12aのコンミテータ側の開口端部にガイド
片16を形成し、その先端面がブラシ30の幅狭部31
を案内するように形成した。そのため、ブラシ30は、
左右方向においてはがたつくことなく案内され、コンミ
テータ2との摺接によってブラシ30に発生する振動を
抑えることができ、安定した電流供給を行うことができ
る。
【0027】(4)上記実施形態では、ブラシホルダ1
2の右側壁12aのコンミテータ側の開口端部にガイド
片16を形成し、そのガイド片16に対して幅広部32
の面32aが係合するようにして、ブラシ30のコンミ
テータ側への移動を規制している。そのため、ブラシ3
0のブラシホルダ12からの脱落を防止し、このブラシ
30の脱落によるモータ損傷を防止することができる。
【0028】(5)上記実施形態では、ブラシ30の幅
狭部31を案内しコンミテータ側への移動を規制するガ
イド片16を、ブラシホルダ12の右側壁12aのコン
ミテータ側の開口端部に、その一部を内側に直角に折り
曲げて形成した。即ち、ガイド片16は、ブラシホルダ
12と一体形成されている。従って、部品点数の増加を
防止することができる。
【0029】(6)上記実施形態では、ブラシ30をコ
ンミテータ側へ付勢するために、コイル捩じりバネ40
をブラシホルダ12の側方に設けたバネ支持ピン41に
支持されるように配置し、このコイル捩じりバネ40か
ら延設されたホルダアーム40aおよびブラシアーム4
0bがそれぞれブラシホルダ12のバネ係止突起21お
よびブラシ30の面32cに係合するようにした。つま
り、ブラシ30の反コンミテータ側に配置される部品の
ためのスペースを削減した。これにより、ブラシ30の
反コンミテータ側のスペースを縮小することができ、モ
ータを小さくすることができる。
【0030】(7)上記実施形態では、ブラシホルダ1
2の右側壁12aの反コンミテータ側端部に、コンミテ
ータ側に向かってバネ案内溝20を切り欠き形成し、右
側壁12aの延出片18の先端部の上面18aに上方に
向かってバネ係止突起21を延出形成した。そして、バ
ネ支持ピン41に支持されたコイル捩じりバネ40の一
端のホルダアーム40aを前記バネ係止突起21と係合
させ、他端のブラシアーム40bをブラシ30に係合さ
せて、ブラシアーム40bがブラシ30をコンミテータ
側に押圧していくとき、バネ案内溝20に沿って案内さ
れるようにした。従って、コイル捩じりバネ40は、よ
り確実にブラシ30をコンミテータ側に付勢することが
できる。
【0031】(8)上記実施形態では、ブラシ30の幅
広部32の反コンミテータ側の面32cは、該面32c
が右側壁12a側を向くように斜状形成され、該面32
cはコイル捩じりバネ40にてブラシ30をコンミテー
タ側に移動させるべく弾圧されるようにした。つまり、
コイル捩じりバネ40のブラシアーム40bの付勢荷重
方向が面32cに対してより垂直に近くなるようになっ
ている。これにより、コイル捩じりバネ40は、ブラシ
30に対して、より効率よく付勢荷重を伝達することが
できる。
【0032】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・上記実施形態では、ブラシ30は、幅狭部31及び幅
広部32によって、コンミテータ2が摺接する方向にお
ける2種類の幅が設定されたが、3種類以上の幅が設定
されていてもよい。
【0033】・上記実施形態では、ブラシホルダ12の
側方に設けたバネ支持ピン41に支持されたコイル捩じ
りバネ40から延びた各アーム40a,40bによって
ブラシ30をコンミテータ側へ付勢するようにしたが、
ブラシ30の幅広部32の反コンミテータ側の面32c
側にコイルスプリングなどを設けて付勢するようにして
もよい。この場合においても、上記実施形態の効果
(1)〜(4)と同様の効果を得ることができる。
【0034】・上記実施形態では、ブラシ30を付勢す
るためにコイル捩じりバネ40を用いたが、リーフスプ
リングや線バネなど、他の付勢手段を用いてもよい。次
に、上記実施形態及び別例から把握できる請求項に記載
した発明以外の技術的思想について、それらの効果と共
に以下に記載する。
【0035】(1) 請求項2または請求項3に記載の
モータ給電ブラシにおいて、前記ガイド部材は、ブラシ
ホルダのコンミテータ側開口端部の一側壁を内側に折り
曲げ形成したガイド片であるモータ給電ブラシ装置。こ
の場合、ガイド部材はブラシホルダと一体形成されるた
め、部品点数の増加を防止できる。
【0036】(2) 請求項2〜請求項4のうちいずれ
か一項に記載のモータ給電ブラシ装置において、前記ブ
ラシホルダは、ブラシを弾圧するコイル捩じりバネの一
端と係合するバネ係止突起と、そのコイル捩じりバネの
ブラシホルダと当接する他端を案内するバネ案内溝を一
体形成したモータ給電ブラシ装置。この場合、コイル捩
じりバネはより確実にブラシホルダを付勢することがで
きる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、小型で高出力なモータを提供することがで
きるとともにモータ給電ブラシの放熱効果の低下を抑止
することができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、小型で高
出力なモータを提供することができるとともにモータ給
電ブラシの放熱効果の低下を抑止することができること
に加え、モータ給電ブラシはコンミテータとの摺接方向
についてのがたつきが防止されるため、安定した電流供
給を行うことができる。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、ブラシホルダからのモー
タ給電ブラシの脱落によるモータ損傷を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるモータ給電ブラシ装置を
示す平面図(モータ給電ブラシがブラシホルダの係合部
に係合していない状態)。
【図2】 同じくモータ給電ブラシ装置を示す平面図
(モータ給電ブラシがブラシホルダの係合部に係合して
いる状態)。
【図3】 同じくモータ給電ブラシの全体を示す拡大斜
視図。
【図4】 従来技術におけるモータ給電ブラシ装置を示
す拡大斜視図。
【符号の説明】
1…モータ給電ブラシ装置、2…コンミテータ、11…
ホルダ基板、12…ブラシホルダ、12a…右側壁、1
2b…左側壁、16…ガイド部材としてのガイド片、3
0…モータ給電ブラシとしてのブラシ、31…幅狭部、
32…幅広部、32a…係合部としての面、33…ピッ
グテール。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月20日(1999.10.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシホルダ内に配設され、コンミテー
    タ側に向かって案内されてピッグテールを介して供給さ
    れる電流をコンミテータに給電するモータ給電ブラシに
    おいて、 前記モータ給電ブラシのブラシ本体のコンミテータが摺
    接する方向の幅を、コンミテータ側を反コンミテータ側
    より幅狭に形成し、そのコンミテータ側の幅狭部にてコ
    ンミテータと摺接させるとともに、反コンミテータ側の
    幅広部にピッグテールを取着したことを特徴とするモー
    タ給電ブラシ。
  2. 【請求項2】 ピッグテールを介して供給される電流を
    コンミテータに給電するモータ給電ブラシと、同モータ
    給電ブラシをコンミテータ側に向かって案内するホルダ
    基板に設けられたブラシホルダとからなるモータ給電ブ
    ラシ装置において、 前記モータ給電ブラシは、そのブラシ本体のコンミテー
    タが摺接する方向の幅を、コンミテータ側を反コンミテ
    ータ側より幅狭に形成し、そのコンミテータ側の幅狭部
    にてコンミテータと摺接させるとともに、反コンミテー
    タ側の幅広部にピッグテールを取着し、 前記ブラシホルダは、同ブラシホルダの両側側壁にてモ
    ータ給電ブラシの幅広部を摺接支持し、両側側壁のいず
    れか一方にガイド部材を形成し、該ガイド部材にて前記
    モータ給電ブラシの幅狭部を摺接支持するようにしたモ
    ータ給電ブラシ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のモータ給電ブラシ装置
    において、 前記モータ給電ブラシの幅広部は、前記ガイド部材と係
    合する係合部を備え、同ガイド部材と係合したとき、そ
    れ以上のコンミテータ側への移動が規制されるようにし
    たモータ給電ブラシ装置。
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Cited By (5)

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