JP6430997B2 - コネクタ及びコネクタの組み付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ及びコネクタの組み付け方法に関する。
従来、相手方コネクタの端子をねじりバネの付勢力によって挟み込む一対の端子を有するコネクタがある。例えば、特許文献1には、こうしたコネクタの端子の例として、相手側の端子金具と接続する電気接触部を備え、かつこの電気接触部が互いに近づく方向に付勢されかつ互いの間に相手側の端子金具を挟む一対の接触子を備えた端子金具の技術が開示されている。
特開2003−208943号公報
ここで、ねじりバネの組み付けでは、ねじりバネを捩れ変形させたままで一対の端子の間に挿入する必要があり、困難性を伴う。ねじりバネの組み付け作業の効率を向上できることが望まれている。
本発明の目的は、ねじりバネの組み付け作業性を向上させることができるコネクタ及びコネクタの組み付け方法を提供することである。
本発明のコネクタは、壁部および前記壁部から突出する軸部を有するコネクタ本体と、前記軸部周りに相対回転自在であり、相手方端子を挟み込む一対の端子と、コイル部と、前記コイル部から半径方向の外側に向けて突出する一対のアーム部とを有し、前記コイル部に前記軸部が挿通された状態で前記一対の端子の間に配置され、前記一対のアーム部によって前記一対の端子を回転方向に付勢するねじりバネと、前記コネクタ本体に設けられ、前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに前記一対のアーム部に当接し、前記ねじりバネを弾性変形させながら前記一対の端子の間に導くガイド部と、を備え、前記ガイド部は、互いに対向し、かつ傾斜している一対のガイド面を有し、前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに、前記一対のアーム部は、前記一対のガイド面にそれぞれ当接してガイドされ、前記一対のガイド面の隙間は、前記軸部の基端側へ向かうに従って狭くなることを特徴とする。
上記コネクタにおいて、前記コネクタ本体には、前記一対の端子が複数配置され、前記コネクタ本体は、一つの前記一対の端子と、他の前記一対の端子との間を仕切る仕切り壁部を有し、前記ガイド部は、前記仕切り壁部に設けられた突起であることが好ましい。
上記コネクタにおいて、更に、前記コネクタ本体に対して前記軸部の先端側から組み付けられるケースを備え、前記ケースは、前記ねじりバネに当接して前記ねじりバネを前記軸部の基端側へ向けて押圧する押圧部を有することが好ましい。
上記コネクタにおいて、前記押圧部は、前記軸部と嵌合し、前記壁部との間に前記ねじりバネを保持することが好ましい。
また、上記コネクタにおいて、前記一対のアーム部は、前記一対のガイド面よりも前記軸部の基端側までそれぞれ通過すると、前記一対のガイド面による押圧力が開放され、前記一対の端子の端子における軸部側の面にそれぞれ当接することが好ましい。
また、本発明のコネクタの組み付け方法は、壁部および前記壁部から突出する軸部を有するコネクタ本体と、前記軸部周りに相対回転自在であり、相手方端子を挟み込む一対の端子と、コイル部と、前記コイル部から半径方向の外側に向けて突出する一対のアーム部とを有し、前記コイル部に前記軸部が挿通された状態で前記一対の端子の間に配置され、前記一対のアーム部によって前記一対の端子を回転方向に付勢するねじりバネと、前記コネクタ本体に設けられ、前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに前記一対のアーム部に当接し、前記ねじりバネを弾性変形させながら前記一対の端子の間に導くガイド部と、前記ねじりバネに当接して前記ねじりバネを前記軸部の基端側へ向けて押圧する押圧部を有し、前記コネクタ本体に対して前記軸部の先端側から組み付けられるケースと、を備えるコネクタの組み付け方法であって、前記ガイド部は、互いに対向し、かつ傾斜している一対のガイド面を有し、前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに、前記一対のアーム部は、前記一対のガイド面にそれぞれ当接してガイドされ、前記一対のガイド面の隙間は、前記軸部の基端側へ向かうに従って狭くなり、ケースをコネクタ本体に向けて移動させ、押圧部によってねじりバネを基端側に押し込む工程と、前記一対のアーム部が前記一対のガイド面とそれぞれ当接し、ねじりバネが弾性圧縮する工程と、前記一対のアーム部が前記一対のガイド面よりも前記軸部の基端側までそれぞれ通過し、前記一対のアーム部に対して前記一対のガイド面による押圧力が開放され、前記一対のアーム部が前記一対の端子における軸部側の面にそれぞれ当接する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明に係るコネクタ及びコネクタの組み付け方法は、コネクタ本体に設けられ、ねじりバネが軸部の基端側に向けて押し込まれるときに一対のアーム部に当接し、ねじりバネを弾性変形させながら一対の端子の間に導くガイド部を有する。本発明に係るコネクタによれば、ねじりバネの弾性変形をガイド部によって行わせることができ、ねじりバネの組み付け作業が単純化するという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図2は、相手方コネクタの一例を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係るコネクタの内部を示す平面図である。 図4は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図5は、実施形態のコネクタの相手方コネクタとの接続状態を示す内部平面図である。 図6は、実施形態に係るコネクタ本体の背面図である。 図7は、実施形態に係るコネクタ本体の平面図である。 図8は、実施形態のコネクタにおいてねじりバネが載置された状態を示す斜視図である。 図9は、実施形態に係るケースの斜視図である。 図10は、ケースによるねじりバネの組付けを説明する図である。 図11は、ケースによるねじりバネの組付けが完了した状態を示す図である。 図12は、比較例に係るコネクタ本体を示す斜視図である。 図13は、実施形態に係る傾き抑制構造を示す背面図である。
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図13を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタに関する。図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図、図2は、相手方コネクタの一例を示す斜視図、図3は、実施形態に係るコネクタの内部を示す平面図、図4は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図、図5は実施形態のコネクタの相手方コネクタとの接続状態を示す内部平面図である。
図1に示すコネクタ1は、メス型コネクタである。コネクタ1は、図2に示す相手方コネクタ100と接続される。コネクタ1および相手方コネクタ100は、例えば、車両のバックドアにおける給電用接続装置として用いられる。一例として、本実施形態のコネクタ1は車両側に配置され、相手方コネクタ100はバックドアに配置される。バックドアの開閉動作によって、コネクタ1に対して相手方コネクタ100のタブ101が挿抜される。コネクタ1にタブ101が挿入されると、コネクタ1の後述する端子5,6とタブ101とが電気的に接続される。なお、コネクタ1および相手方コネクタ100は、車両の着脱可能なシートに対する給電用接続装置として用いられてもよい。
コネクタ1は、図1に示すように、コネクタ本体2、ケース3、およびハウジング4を有する。コネクタ1は、更に、後述する端子5,6やねじりバネ7を含む。コネクタ本体2は、端子5,6やねじりバネ7等を収容する筐体である。ケース3は、コネクタ本体2の開口部を覆って閉空間を形成するカバーである。ハウジング4は、コネクタ本体2から突出するバスバー8を囲むと共に、電源側のコネクタと嵌合する嵌合部として機能する。
コネクタ本体2は、相手方コネクタ100のタブ101が挿入される開口部22を有する。コネクタ本体2は、側方に向けて突出する一対の固定部21a,21bを有する。固定部21a,21bは、車体等に対して固定される部分である。固定部21a,21bは、前後方向に対して直交する方向に向けて突出している。なお、コネクタ1に関して、相手方コネクタ100が挿抜される方向を「前後方向」と称し、固定部21a,21bの突出する方向を「横方向」と称する。また、コネクタ1に関して、前後方向および横方向のそれぞれと直交する方向を「縦方向」と称する。固定部21aは、横方向の一方側に向けて突出し、固定部21bは、横方向の他方側に向けて突出している。開口部22は、コネクタ本体2における前後方向の一方側の壁部(以下、「前側壁部」と称する。)2aに形成されている。以下の説明では、コネクタ1に関して、前後方向のうち相手方コネクタ100と接続される側を「前側」と称し、前側と反対側を「後側」と称する。
前側壁部2aには、三つの開口部22が横方向に並んで配置されている。コネクタ本体2内には、一つの開口部22に対応して一対の端子5,6が配置される。図3に示すように、コネクタ本体2は、前側壁部2aに加えて、底壁部2b、後側壁部2c、および一対の側壁部2d,2eを有する。各壁部2a,2b,2c,2d,2eは合成樹脂によって一体成形されている。底壁部2bは、矩形の板状の構成部である。前側壁部2aは、底壁部2bの前端から縦方向に向けて突出している。後側壁部2cは、底壁部2bの後端近傍の部分から縦方向に向けて突出している。後側壁部2cには、ハウジング4に対応する切欠き部2fが設けられている。コネクタ本体2において、底壁部2bと対向する部分は、開口部となっている。ハウジング4は、切欠き部2fから後側に向けて突出した状態でコネクタ本体2に対して固定される。
第一側壁部2dおよび第二側壁部2eは、底壁部2bの横方向端部から縦方向に向けて突出している。より具体的には、第一側壁部2dは、底壁部2bにおける横方向の一端から縦方向に向けて突出し、第二側壁部2eは、底壁部2bにおける横方向の他端から縦方向に向けて突出している。側壁部2d,2eは、底壁部2bを間に挟んで横方向において対向している。また、壁部2a,2c,2d,2eは、底壁部2bと共に端子5,6等を収容する収容空間を形成する。コネクタ本体2は、底壁部2bから縦方向に向けて突出する軸部23を有する。軸部23は、円柱形状の構成部であり、底壁部2bと直交している。軸部23は、底壁部2bにおける前後方向の中央部に配置されている。本実施形態のコネクタ本体2には、横方向に沿って三本の軸部23が配置されている。
隣接する軸部23の間には、それぞれ仕切り壁部24が配置されている。仕切り壁部24は、底壁部2bと一体に形成されており、かつ底壁部2bから縦方向に向けて突出している平板状の壁部である。仕切り壁部24は、一対の端子5,6と、他の一対の端子5,6とを仕切る。コネクタ本体2には、一対の側壁部2d,2eおよび一対の仕切り壁部24によって、端子収容部25が形成されている。各端子収容部25には、それぞれ一対の端子5,6が配置される。コネクタ本体2は、三つの端子収容部25を有している。各端子収容部25には、それぞれ一対の端子5,6が収容される。三対の端子5,6のうち、一対はグランド線と接続され、他の二対は電源と接続される。
第一端子5および第二端子6は、相手方コネクタ100のタブ101と電気的に接続される端子である。端子5,6は、軸部23周りに相対回転自在に支持される。図3および図4に示すように、第一端子5は、略S字形状に屈曲した板状の本体51と、支持部52とを有する。本体51および支持部52は、導電性を有する金属等によって形成されている。第一端子5は、例えば、一枚の金属板からプレス等によって加工して形成される。本体51は、板厚方向の一方側に向けて凸となるように屈曲した第一屈曲部51a、および板厚方向の他方側に向けて凸となるように屈曲した第二屈曲部51bを有する。本体51において、第一屈曲部51aは前端側に設けられており、第二屈曲部51bは後端側に設けられている。支持部52は、本体51に対して直交するように折れ曲がっている。支持部52は、本体51の後端部分に繋がっている。支持部52には、貫通孔52aが設けられている。本体51の前端には、カバー9が装着される。カバー9は、合成樹脂等で形成された絶縁性の部材である。
第二端子6は、板状の本体61および支持部62を有する。本体61は、板厚方向の一方側に向けて凸となるように屈曲した第一屈曲部61a、および板厚方向の他方側に向けて凸となるように屈曲した第二屈曲部61bを有する。本体61において、第一屈曲部61aは前端側に設けられており、第二屈曲部61bは後端側に設けられている。支持部62は、本体61に対して直交するように折れ曲がっている。支持部62は、本体61の後端部分に繋がっている。支持部62には、貫通孔62aが設けられている。本体61の前端には、カバー9が装着される。
第二端子6の形状は、実質的に第一端子5の形状と面対称である。より具体的に説明すると、図3に示すように、端子収容部25に配置された状態において、平面視における第一端子5の本体51の形状はS字形状である。一方、端子収容部25に配置された状態において、平面視における第二端子6の本体61の形状は逆S字形状である。また、第一端子5の支持部52が本体51から横方向の一方側へ向けて折れ曲がっているのに対して、第二端子6の支持部62は本体61から横方向の他方側へ向けて折れ曲がっている。
第一端子5および第二端子6は、第一屈曲部51aと第一屈曲部61aとが横方向において対向するように配置されている。第一端子5の第一屈曲部51aは、第二端子6側に向けて凸となっており、第二端子6の第一屈曲部61aは、第一端子5側に向けて凸となっている。一対の端子5,6は、第一屈曲部51a,61aの間に相手方コネクタ100のタブ101を挟み込み、タブ101と電気的に接続される。ねじりバネ7は、一対の端子5,6に対して、第一屈曲部51a,61aを互いに近づける向きの押圧力を作用させる。より具体的には、ねじりバネ7は、弾性を有する一本の線状部材で構成されており、コイル部7a、第一アーム部7b、および第二アーム部7cを有する。
コイル部7aは、螺旋状に巻かれた構成部である。アーム部7b,7cは、線状部材の端部であり、コイル部7aから半径方向の外側に向けて突出している。本実施形態のねじりバネ7では、コイル部7aの一端から接線方向に向けて第一アーム部7bが突出しており、コイル部7aの他端から接線方向に向けて第二アーム部7cが突出している。ねじりバネ7は、例えば、外力が加えられない状態で第一アーム部7bと第二アーム部7cとが鋭角をなすように構成される。ねじりバネ7のコイル部7aには、軸部23が挿通される。ねじりバネ7は、第一アーム部7bおよび第二アーム部7cが軸部23から後側に向けて突出する姿勢で第一端子5と第二端子6との間に配置される。第一アーム部7bは、第一端子5における第二屈曲部51b側の端部(以下、「後端部」と称する。)51cを押圧する。第二アーム部7cは、第二端子6における第二屈曲部61b側の端部(以下、「後端部」と称する。)61cを押圧する。つまり、ねじりバネ7は、端子5,6の後端部51c,61cを離間させ、かつ第一屈曲部51a,61aを互いに接近させる回転方向の付勢力を発生する。
バスバー8は、導電性を有する接続部材である。バスバー8は、車両に搭載された電源等に端子5,6を接続する。図4に示すように、端子5,6およびバスバー8は、それぞれ貫通孔52a,62a,8aを有している。端子5,6およびバスバー8が端子収容部25に配置される際には、図4に示すように、貫通孔8a,62a,52aの順序で軸部23が挿通される。従って、バスバー8はコネクタ本体2の底壁部2bによって支持され、第二端子6はバスバー8によって支持され、第一端子5は第二端子6によって支持される。バスバー8は、第二端子6の支持部62を摺動可能に支持する突起8bを有する。突起8bの形状は、長円形状であり、支持部62と線接触または点接触する。突起8bは、支持部62との電気的な接点である。第一端子5は、支持部52の下面に突起52b(図13参照)を有する。第一端子5の突起52bは、第二端子6の支持部62によって摺動可能に支持される。突起52bは、支持部62との電気的な接点である。ねじりバネ7は、貫通孔8a,62a,52aにそれぞれ軸部23が挿通された後に組み付けられる。
図2に戻り、相手方コネクタ100は、タブ101と、筐体102とを有する。タブ101は、相手方コネクタ100の端子であり、導電性の金属等によって形成されている。筐体102は、凹形状の嵌合部102aを有する。タブ101は、嵌合部102aの底部から突出している。嵌合部102aは、本実施形態のコネクタ1の前端部と嵌合する。この嵌合により、相手方コネクタ100のタブ101がコネクタ1の開口部22に挿入される。
図5には、相手方コネクタ100と係合したコネクタ1の内部が示されている。図5に示すように、一対の端子5,6は、ねじりバネ7の付勢力によって相手方コネクタ100のタブ101を挟み込み、タブ101と電気的に接続される。より詳しくは、一対の端子5,6は、軸部23周りに相対回転して、第一屈曲部51a,61aの間にタブ101を挟み込む。ねじりバネ7は、第一屈曲部51a,61aをタブ101に向けて押圧し、コネクタ1と相手方コネクタ100との電気的な接続状態を維持させる。
ここで、本実施形態に係るコネクタ1は、以下に説明するように、ねじりバネ7の組付け作業の効率を向上させる構成を有している。具体的には、コネクタ本体2は、図6および図7に示すように、第一ガイド部26および第二ガイド部27を有する。第一ガイド部26は、ねじりバネ7の第一アーム部7bをガイドする。第二ガイド部27は、ねじりバネ7の第二アーム部7cをガイドする。第一ガイド部26は、コネクタ本体2の第一側壁部2dおよび各仕切り壁部24における第二側壁部2e側に設けられている。第一ガイド部26は、第一側壁部2dおよび各仕切り壁部24から横方向に向けて突出する突起である。第二ガイド部27は、コネクタ本体2の第二側壁部2eおよび各仕切り壁部24における第一側壁部2d側に設けられている。第二ガイド部27は、第二側壁部2eおよび各仕切り壁部24から横方向に向けて突出する突起である。第一ガイド部26および第二ガイド部27は、それぞれ仕切り壁部24の後側端部に設けられている。
第一ガイド部26および第二ガイド部27は、それぞれ傾斜したガイド面26a,27aを有する。第一ガイド部26のガイド面26aは、縦方向における軸部23の基端側(以下、単に「基端側」と称する。)へ向かうに従って横方向の第二側壁部2e側へ向かうように傾斜している。第二ガイド部27のガイド面27aは、縦方向における基端側へ向かうに従って第一側壁部2d側へ向かうように傾斜している。ガイド面26aとガイド面27aとは横方向において互いに対向している。従って、ガイド面26aとガイド面27aとの横方向の距離L1(図6参照)は、縦方向の基端側へ向かうに従って短くなる。言い換えると、一対のガイド面26a,27aの隙間は、縦方向の基端側へ向かうに従って狭くなる。
図6に示すように、ガイド部26,27は、それぞれストッパ面26b,27bを有する。ストッパ面26b,27bは、縦方向の基端側を向く面である。ストッパ面26b,27bは、ガイド面26a,27aの基端側の端部に連続している。つまり、仕切り壁部24には、ガイド面26a,27aの基端側に段差が形成されている。隣接する二つの仕切り壁部24の間隔は、ガイド面26a,27aよりも基端側において広くなっている。
コネクタ本体2および端子5,6に対するねじりバネ7の組み付け方法について説明する。図8には、コネクタ本体2の軸部23に対して第一端子5、第二端子6、およびバスバー8が既に組み付けられた状態が示されている。図8に示すように、ねじりバネ7は、コイル部7aに軸部23の先端部が挿入された状態で、コネクタ本体2に載置される。このときのねじりバネ7の姿勢は、アーム部7b,7cがコイル部7aから後側に向けて延在する姿勢である。本実施形態のねじりバネ7は、第一アーム部7bがコイル部7aよりも縦方向の基端側に位置し、第二アーム部7cがコイル部7aよりも縦方向の先端側、すなわち縦方向における軸部23の先端側に位置している。ねじりバネ7は、第一アーム部7bが第一ガイド部26のガイド面26aに接触するようにして載置される。全ての軸部23に対してねじりバネ7が載置されると、全てのねじりバネ7がまとめて基端側に向けて押し込まれる。本実施形態では、以下に説明するように、ケース3によってねじりバネ7が一括して押し込まれる。
図9に示すように、ケース3には、押圧部31が設けられている。押圧部31は、ケース3におけるコネクタ本体2の底壁部2bと対向する面3aから突出している。本実施形態の押圧部31の形状は、先端が開放した円筒形状である。三本の押圧部31が、横方向に並んで配置されている。それぞれの押圧部31は、コネクタ本体2の軸部23に対応する位置に設けられている。押圧部31の内径の値は、軸部23の外径の値よりもわずかに大きい。すなわち、押圧部31は、その内部に軸部23が挿入可能となっている。
組み付け作業者は、図10に矢印Y1で示すように、ケース3をコネクタ本体2に向けて移動させ、押圧部31によってねじりバネ7を基端側に押し込む。つまり、ケース3は、コネクタ本体2に対して軸部23の先端側から組み付けられる。ケース3によって押し込まれるねじりバネ7は、軸部23に沿って基端側に移動する。基端側へのねじりバネ7の移動により、第一アーム部7bはガイド面26aに当接し、第二アーム部7cはガイド面27aに当接する。この状態でねじりバネ7が更に基端側に向けて移動すると、ガイド面26a,27aは、第一アーム部7bと第二アーム部7cとを近づけるようにねじりバネ7を弾性変形させる。ねじりバネ7は、ガイド面26a,27aによってガイドされることでコイル部7aの巻き数を増加させるねじり方向に弾性変形する。この弾性変形量は、ねじりバネ7が基端側へ向かうに従って大きくなる。
ねじりバネ7がケース3によって基端側に向けて更に押し込まれると、第一アーム部7bがガイド面26aを通過する。第一アーム部7bがガイド面26aよりも基端側の領域に入ると、ガイド面26aによる押圧力が開放される。これにより、第一アーム部7bは、ねじりバネ7の復元力によって第一端子5における軸部23側の面に当接する。同様に、第二アーム部7cがガイド面27aよりも基端側まで移動すると、ガイド面27aによる押圧力が開放される。これにより、第二アーム部7cが第二端子6における軸部23側の面に当接する。
また、仕切り壁部24は、ねじりバネ7が端子5,6を付勢する動作を妨げないように形成されている。具体的には、隣接する仕切り壁部24の隙間の大きさは、ガイド面26a,27aよりも基端側の範囲においてアーム部7b,7cとの干渉が生じないように定められている。同様にして、仕切り壁部24と第一側壁部2dとの隙間の大きさ、および仕切り壁部24と第二側壁部2eとの隙間の大きさが定められている。
上記のように、ガイド面26aは、第一端子5と第二端子6との隙間に第一アーム部7bを導き入れる。同様に、ガイド面27aは、第一端子5と第二端子6との隙間に第二アーム部7cを導き入れる。つまり、互いに対向する一対のガイド面26a,27aは、ねじりバネ7をねじれ変形させながら、第一端子5と第二端子6との隙間にねじりバネ7をガイドする。
ケース3の押圧部31は、ねじりバネ7を基端側に向けて押し込みながら、図11に示すように軸部23に嵌合する。軸部23に嵌合した押圧部31は、先端側へ向かうねじりバネ7の移動を規制する抜け止めとして機能する。押圧部31は、軸部23と嵌合し、底壁部2bとの間にねじりバネ7を保持する。押圧部31が軸部23に嵌合すると、ねじ等によってケース3がコネクタ本体2に対して固定される。本実施形態では、軸部23にねじ穴が形成されており、ケース3には、ねじが挿通される貫通孔3b(図10参照)が形成されている。
なお、本実施形態のコネクタ1では、コネクタ本体2に対するねじりバネ7の組み付けが作業者の手作業で行われてもよい。例えば、図8に示すように載置されたねじりバネ7が、作業者の手によって基端側に向けて押し込まれてもよい。また、作業者は、治具を用いてねじりバネ7を基端側に向けて押し込むこともできる。
本実施形態のコネクタ1では、ねじりバネ7を組み付ける作業性が向上する。図12には、比較例に係るコネクタ本体が示されている。図12に示す比較例のコネクタ本体200は、ガイド部26,27を有していない。このため、組み付け作業者は、矢印Y2で示すようにねじりバネ7に対して力を加えてねじれ変形させながら、基端側に向けてねじりバネ7を押し込む必要がある。この組み付け作業には、複雑な動作が要求され、困難性を伴う。
これに対して、本実施形態のコネクタ1では、ねじりバネ7に対して加えられる基端側へ向かう力が、ガイド面26a,27aによってねじりバネ7をねじれ変形させる力に変換される。従って、作業者は、基端側へ向かう一方向の力を加えるだけでねじりバネ7をコネクタ本体2に対して組み付けることができる。よって、ケース3によって複数のねじりバネ7をまとめて押し込み、コネクタ本体2に対して組み付けることが可能となる。
また、作業者が手作業によってねじりバネ7を押し込む場合であっても、基端側へ向かう一方向の力を加えるだけでねじりバネ7を組み付けることができる。作業者が治具を用いてねじりバネ7を押し込む場合も同様である。作業者がねじりバネ7のコイル部7aを手や治具によって押し込むと、ガイド面26a,27aによってねじりバネ7が自動的にねじれ変形させられる。その結果、組み付けにおいて異なる二方向の力を同時に加える必要がないため、比較例のコネクタ本体200と比べてねじりバネ7の組み付け作業性が向上する。また、ガイド部26,27がねじりバネ7をねじれ変形させることで、組み付け時のねじりバネ7の変形量が大きくなりすぎることが抑制される。
また、本実施形態のコネクタ1では、ケース3によってねじりバネ7が押し込まれることで、縦方向の狙いの位置までより確実にねじりバネ7をセットすることが可能となる。
また、本実施形態のコネクタ1は、端子5,6の傾きを抑制できる構成を有している。図13に示すように、第二端子6の支持部62は、第一端子5の支持部52とバスバー8とによって挟み込まれている。第二端子6は、ねじりバネ7の二つのアーム部7b,7cのうち先端側に位置する第二アーム部7cから付勢力F2を受ける。一方、第一端子5は、二つのアーム部7b,7cのうち基端側に位置する第一アーム部7bから付勢力F1を受ける。ねじりバネ7の付勢力F1,F2は、端子5,6を傾けようとするモーメントを発生させる。第二端子6に対しては、第二アーム部7cの付勢力F2によって、突起8bとの接触部を支点として傾けようとするモーメントが作用する。第一端子5に対しては、第一アーム部7bの付勢力F1によって、支持部52の突起52bと支持部62との接触部を支点として傾けようとするモーメントが作用する。支点から付勢力F2の作用点までの縦方向の距離が長い分だけ、第二端子6には大きなモーメントが作用する。
しかしながら、本実施形態のコネクタ1では、第二端子6の支持部62は、第一端子5の支持部52とバスバー8とによって縦方向の両側から挟み込まれている。第一端子5の支持部52は、バスバー8との間に支持部62を挟み込むことで、第二端子6の傾きを抑制する。第一端子5については、支点から付勢力F1の作用点までの縦方向の距離が短いため、第二端子6と比べて受けるモーメントが小さい。従って、本実施形態のコネクタ1によれば、端子5,6の傾きが抑制される。
端子5,6の傾きが抑制されることにより、端子5,6とタブ101との電気的な接続状態が安定する。
以上説明したように、実施形態のコネクタ1は、コネクタ本体2と、一対の端子5,6と、ねじりバネ7と、ガイド部26,27とを有する。コネクタ本体2は、底壁部2bおよび底壁部2bから突出する軸部23を有する。一対の端子5,6は、軸部23周りに互いに相対回転自在であり、相手方コネクタ100のタブ101を挟み込む。
ねじりバネ7は、コイル部7aと、一対のアーム部7b,7cとを有する。アーム部7b,7cは、コイル部7aから半径方向の外側に向けて突出している。ねじりバネ7は、コイル部7aに軸部23が挿通された状態で一対の端子5,6の間に配置され、一対のアーム部7b,7cによって一対の端子5,6を回転方向に付勢するトーションスプリングである。
ガイド部26,27は、コネクタ本体2に設けられている。ガイド部26,27は、ねじりバネ7が軸部23の基端側に向けて押し込まれるときに一対のアーム部7b,7cに当接し、ねじりバネ7を弾性変形させながら一対の端子5,6の間に導く。本実施形態のコネクタ1は、ガイド部26,27によってねじりバネ7のねじり方向の弾性変形がなされるため、ねじりバネ7の組み付け作業性を向上させることができる。
また、本実施形態のガイド部26,27は、互いに対向し、かつ傾斜している一対のガイド面26a,27aを有する。ねじりバネ7が軸部23の基端側に向けて押し込まれるときに、一対のアーム部7b,7cは、一対のガイド面26a,27aにそれぞれ当接してガイドされる。一対のガイド面26a,27aの隙間は、軸部23の基端側へ向かうに従って狭くなる。隙間が徐々に狭くなるガイド面26a,27aによってアーム部7b,7cがガイドされることで、ねじりバネ7の変形がスムーズになされる。
コネクタ本体2には、一対の端子5,6が複数配置されている。コネクタ本体2は、一つの一対の端子5,6と他の一対の端子5,6との間を仕切る仕切り壁部24を有する。ガイド部26,27は、仕切り壁部24に設けられた突起である。ガイド部26,27が仕切り壁部24に設けられることで、コネクタ本体2の形状の複雑化が抑制される。
本実施形態のコネクタ1は、更に、コネクタ本体2に対して軸部23の先端側から組み付けられるケース3を有する。ケース3は、ねじりバネ7に当接してねじりバネ7を軸部23の基端側へ向けて押圧する押圧部31を有する。押圧部31は、ねじりバネ7の組み付け時にはねじりバネ7を基端側へ押し込む治具として機能する。また、押圧部31は、コネクタ本体2に対して組み付けられた後は、ねじりバネ7の抜けを規制する抜け止めとして機能する。
押圧部31は、軸部23と嵌合し、底壁部2bとの間にねじりバネ7を保持する。よって、押圧部31は、ねじりバネ7を位置決めし、ねじりバネ7の動作を安定させることができる。
なお、第一ガイド部26および第二ガイド部27の配置や形状等は、実施形態に例示されたものには限定されない。また、押圧部31の配置や形状は、実施形態に例示されたものには限定されない。端子5,6やねじりバネ7の形状についても、実施形態に例示されたものには限定されない。
[実施形態の変形例]
第一ガイド部26と第二ガイド部27は、縦方向の異なる範囲に延在していてもよい。例えば、図8に示すようにねじりバネ7が載置される際に、第一アーム部7bが第一ガイド部26のガイド面26aに接触するだけでなく、第二アーム部7cが第二ガイド部27のガイド面27aに当接するように、ガイド部26,27が構成されてもよい。このようにした場合、ガイド部26,27は、より安定してねじりバネ7をガイドすることができる。
実施形態の変形例について説明する。ケース3の押圧部31は、押圧部31に対するねじりバネ7の相対回転を規制する突起等の規制部を有していてもよい。このような押圧部31は、コネクタ本体2に対してねじりバネ7を組み付ける際に、ねじりバネ7の回転を規制することができる。従って、このような押圧部31は、ガイド面26a,27aに対してより適切にアーム部7b,7cを当接させることができる。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 コネクタ
2 コネクタ本体
2a 前側壁部
2b 底壁部
2c 後側壁部
2d 第一側壁部
2e 第二側壁部
2f 切欠き部
3 ケース
4 ハウジング
5 第一端子
6 第二端子
7 ねじりバネ
7a コイル部
7b 第一アーム部
7c 第二アーム部
8 バスバー
9 カバー
21a,21b 固定部
22 開口部
23 軸部
24 仕切り壁部
25 端子収容部
26 第一ガイド部
26a ガイド面
27 第二ガイド部
27a ガイド面
31 押圧部
51 本体
51a 第一屈曲部
51b 第二屈曲部
51c 後端部
52 支持部
52a 貫通孔
52b 突起
61 本体
61a 第一屈曲部
61b 第二屈曲部
61c 後端部
62 支持部
62a 貫通孔
100 相手方コネクタ
101 タブ(相手方端子)
102 筐体
200 比較例のコネクタ本体

Claims (6)

  1. 壁部および前記壁部から突出する軸部を有するコネクタ本体と、
    前記軸部周りに相対回転自在であり、相手方端子を挟み込む一対の端子と、
    コイル部と、前記コイル部から半径方向の外側に向けて突出する一対のアーム部とを有し、前記コイル部に前記軸部が挿通された状態で前記一対の端子の間に配置され、前記一対のアーム部によって前記一対の端子を回転方向に付勢するねじりバネと、
    前記コネクタ本体に設けられ、前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに前記一対のアーム部に当接し、前記ねじりバネを弾性変形させながら前記一対の端子の間に導くガイド部と、を備え
    前記ガイド部は、互いに対向し、かつ傾斜している一対のガイド面を有し、
    前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに、前記一対のアーム部は、前記一対のガイド面にそれぞれ当接してガイドされ、
    前記一対のガイド面の隙間は、前記軸部の基端側へ向かうに従って狭くなる
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタ本体には、前記一対の端子が複数配置され、
    前記コネクタ本体は、一つの前記一対の端子と、他の前記一対の端子との間を仕切る仕切り壁部を有し、
    前記ガイド部は、前記仕切り壁部に設けられた突起である
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 更に、前記コネクタ本体に対して前記軸部の先端側から組み付けられるケースを備え、
    前記ケースは、前記ねじりバネに当接して前記ねじりバネを前記軸部の基端側へ向けて押圧する押圧部を有する
    請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記押圧部は、前記軸部と嵌合し、前記壁部との間に前記ねじりバネを保持する
    請求項に記載のコネクタ。
  5. 前記一対のアーム部は、前記一対のガイド面よりも前記軸部の基端側までそれぞれ通過すると、前記一対のガイド面による押圧力が開放され、前記一対の端子の端子における軸部側の面にそれぞれ当接する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 壁部および前記壁部から突出する軸部を有するコネクタ本体と、
    前記軸部周りに相対回転自在であり、相手方端子を挟み込む一対の端子と、
    コイル部と、前記コイル部から半径方向の外側に向けて突出する一対のアーム部とを有し、前記コイル部に前記軸部が挿通された状態で前記一対の端子の間に配置され、前記一対のアーム部によって前記一対の端子を回転方向に付勢するねじりバネと、
    前記コネクタ本体に設けられ、前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに前記一対のアーム部に当接し、前記ねじりバネを弾性変形させながら前記一対の端子の間に導くガイド部と、
    前記ねじりバネに当接して前記ねじりバネを前記軸部の基端側へ向けて押圧する押圧部を有し、前記コネクタ本体に対して前記軸部の先端側から組み付けられるケースと、
    を備えるコネクタの組み付け方法であって、
    前記ガイド部は、互いに対向し、かつ傾斜している一対のガイド面を有し、
    前記ねじりバネが前記軸部の基端側に向けて押し込まれるときに、前記一対のアーム部は、前記一対のガイド面にそれぞれ当接してガイドされ、
    前記一対のガイド面の隙間は、前記軸部の基端側へ向かうに従って狭くなり、
    ケースをコネクタ本体に向けて移動させ、押圧部によってねじりバネを基端側に押し込む工程と、
    前記一対のアーム部が前記一対のガイド面とそれぞれ当接し、ねじりバネが弾性圧縮する工程と、
    前記一対のアーム部が前記一対のガイド面よりも前記軸部の基端側までそれぞれ通過し、前記一対のアーム部に対して前記一対のガイド面による押圧力が開放され、前記一対のアーム部が前記一対の端子における軸部側の面にそれぞれ当接する工程と、
    を含むことを特徴とするコネクタの組み付け方法。
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