JP2001111924A - プリンタ付き電子スチルカメラ - Google Patents

プリンタ付き電子スチルカメラ

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JP2001111924A
JP2001111924A JP28406799A JP28406799A JP2001111924A JP 2001111924 A JP2001111924 A JP 2001111924A JP 28406799 A JP28406799 A JP 28406799A JP 28406799 A JP28406799 A JP 28406799A JP 2001111924 A JP2001111924 A JP 2001111924A
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JP28406799A
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English (en)
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Shigeto Kobayashi
繁人 小林
Seisuke Muroki
成介 室木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/44Typewriters or selective printing mechanisms having dual functions or combined with, or coupled to, apparatus performing other functions
    • B41J3/445Printers integrated in other types of apparatus, e.g. printers integrated in cameras
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/21Intermediate information storage
    • H04N1/2104Intermediate information storage for one or a few pictures
    • H04N1/2112Intermediate information storage for one or a few pictures using still video cameras
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイルムパック内の残り枚数を超える枚数を
入力した場合、使用者にそれを警告、またはプリント処
理を行うことを禁止するプリンタ付き電子スチルカメラ
を提供するものである。を提供する。 【解決手段】 カメラボディ2の前面中央部には、装填
蓋14が開閉自在に設けられ、フイルムパック23は、
この装填蓋14を開閉して装填室16に装填される。プ
リンタ付きカメラ1は、フイルム検出スイッチ17、及
び排出フイルムカウンタ機構(図示せず)からの信号に
より、フイルムパック23の中のインスタントフイルム
の残り枚数を認識する。装填室16にフイルムパック2
3が装填され、フイルムパック検出スイッチ17がオン
となったとき、先ずインスタントフイルムの残り枚数が
10枚であることを認識する。そして、プリント処理に
よりインスタントフイルムが1枚排出されるごとに排出
フイルムカウンタ機構がオンとなり、インスタントフイ
ルムの残り枚数が1枚ずつ減少していくことを認識す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被写体画像を撮像し
て電気的な画像データをメモリに記憶する電子スチルカ
メラに関し、さらに詳しくは、メモリに記憶された画像
データにより被写体画像のハードコピーが簡単に得られ
るプリンタ内蔵型の電子スチルカメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CCDイメージセンサなどにより光学的
な被写体画像を電気的な画像信号に変換し、さらにデジ
タル変換して得られた画像データをメモリに保存するよ
うにした携帯型の電子スチルカメラが普及している。メ
モリに記録された画像データを適宜に読み出すことによ
って、カメラボディに組み込まれた液晶(LCD)表示
パネルのほか、CRTモニタやパーソナルコンピュータ
などの外部機器を利用して被写界画像を再生することが
できる。
【0003】撮像によって得られた画像データのハード
コピーを得るには、ビデオプリンタが用いられる。ビデ
オプリンタには熱転写プリンタや熱昇華型プリンタなど
のサーマルプリンタ、あるいはインクジェットプリンタ
などが一般に用いられている。これらのビデオプリンタ
では、プリンタにセットしたプリンタ用紙が不足したと
きには、適宜にその補給を行うことができるため、プリ
ント用紙の残数に係わりなく任意にプリント枚数の設定
を行うことができる。
【0004】また、本出願人は、小型で大容量の電源を
必要としない光プリンタを内蔵したプリンタ付き電子ス
チルカメラを特開平11−127409号で提案してい
る。このプリンタ付き電子スチルカメラには、記録材料
として自己現像処理型のインスタントフイルムが用いら
れ、撮像を行ってメモリに画像データを記録した後に、
メモリから読み出した画像データに基づいて光プリンタ
を駆動し、インスタントフイルムに光学記録(露光)を
行ってハードコピーを得る構成となっている。このた
め、独立したプリンタに接続する必要がなく、撮影した
その場でプリントした画像を楽しむことができる。この
インスタントフイルムは、複数枚がセットされたフイル
ムパックの形で本体に装填される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプリンタ付き電子スチルカメラでは、記録媒体として
用いられるインスタントフイルムが遮光性のフイルムパ
ックに収納され、その収納枚数も10枚程度となってい
る。したがって、例えば何枚かのプリントを行った後で
は、一度のプリント操作によってプリントできる枚数は
さらに限られてしまうことになり、従来のビデオプリン
タのようにプリント枚数の設定を任意に行った場合に
は、所望のプリント枚数が得られないことにもなりかね
ない。このため、プリントを実行する操作を行った後で
別の作業のためその場を離れ、プリント終了を見計らっ
て戻ってきたときに、初めてプリント枚数の不足に気づ
くという事態が懸念される。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、フイルムパック内の残り枚数を認識して、その残り
枚数を超える枚数を入力した場合、使用者にそれを警
告、またはプリント処理を行うことを禁止するプリンタ
付き電子スチルカメラを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のプリンタ付き電子スチルカメラで
は、被写体画像を撮像して撮像信号を出力し、その撮像
信号をデジタル変換した画像データをメモリに記憶する
撮像記録手段と、前記メモリから読み出された画像デー
タに基づいて、記録材料に画像をプリントするプリント
手段と、前記記録材料を装填する装填室とから構成され
るプリンタ付き電子スチルカメラにおいて、前記装填室
に装填されている前記記録材料の残り枚数と、外部から
の操作入力により画像をプリントする枚数を入力した入
力枚数とを比較して、前記残り枚数よりも、前記入力枚
数のほうが多い場合、そのことを使用者に警告する。
【0008】請求項2記載のプリンタ付き電子スチルカ
メラでは、前記装填室に装填されている前記記録材料の
残り枚数と、外部からの操作入力により画像をプリント
する枚数を入力した入力枚数とを比較して、前記残り枚
数よりも、前記入力枚数のほうが多い場合、前記プリン
ト手段による画像のプリントを行わない。
【0009】請求項3記載のプリンタ付き電子スチルカ
メラでは、外部からの操作入力により画像をプリントす
る枚数を入力するとき、前記装填室に装填されている前
記記録材料の残り枚数よりも多い枚数を入力しようとし
た場合、その入力を無効にする。
【0010】さらに、前記装填室に前記感光材料を装填
する際に開閉される装填蓋を備え、前記感光材料に残り
枚数が有るときに、前記装填蓋を開けた場合は、そのこ
とを使用者に警告することが好ましい。または、前記装
填室に前記感光材料を装填する際に開閉される装填蓋を
備え、前記感光材料に残り枚数が有るときには、前記装
填蓋が開かないことが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明を実施した
プリンタ付き電子スチルカメラ(以下、単にプリンタ付
きカメラとする。)の正面側及び背面側外観を示す。プ
リンタ付カメラ1は、カメラボディ2の前面上方に、カ
メラレンズ3、ストロボ発光窓4、及びロック解除ボタ
ン8が設けられている。また、グリップ5の側面に電池
室蓋7が設けられ、これを開放することによって電源電
池が交換される。グリップ部5の前面には、シャッタボ
タン6が設けられ、シャッタボタン6を押すとカメラレ
ンズ3を通して一回の撮像が行われる。
【0012】カメラボディ2の上面には、スリット状の
排出口11が形成され、プリント操作を行ったときに
は、この排出口11から露光済みのインスタントフイル
ム21が排出される。排出口11の奥には一対の展開ロ
ーラ22(図3参照)が設けられており、露光済みのイ
ンスタントフイルム21が一対の展開ローラの間を通っ
て搬送されるときに現像処理液の展開が行われ、1分〜
数分程度の間にインスタントフイルム21上にポジ画像
が得られる。
【0013】このプリンタ付カメラでは画像のハードコ
ピーを得るために、周知のモノシートタイプのインスタ
ントフイルムが用いられている。モノシートタイプのイ
ンスタントフイルムは、本出願人などによる商品化によ
ってすでに広く普及しており、感光シート、受像シー
ト、及び現像処理液を内包したポッドを基本的な構成要
素としている。そして、感光シートに露光を与えること
によって光化学的に潜像を形成した後、ポッドを加圧し
て、感光シートと受像シートとの間に現像処理液を展開
することにより受像シートにポジ画像が転写される。
【0014】インスタントフイルム21は、図1に示す
ように、フイルムパック23と称されるプラスチック製
のケースに10枚積層して収納される。カメラボディ2
の前面中央部には、ヒンジ部13を介して装填蓋14が
開閉自在に設けられており、フイルムパック23は、こ
の装填蓋14を開閉して装填室16に装填される。装填
室16の奥には、装填室16と隣接して、プリント部1
5(図3参照)が設けられている。フイルムパック23
の背面には、インスタントフイルム21の露光面を露呈
する開口が形成されており、フイルムパック23は、こ
の開口がプリント部15と対面する向きで装填される。
なお、ヒンジ部13の内部には、装填蓋14を図1に示
すような開き位置に付勢するバネ(図示せず)が組み込
まれている。
【0015】装填室16の奥側下方には、フイルムパッ
ク検出スイッチ17が設けられている。このフイルムパ
ック検出スイッチ17は、装填室16にフイルムパック
23が装填されることにより押圧を受けるとオンにな
り、フイルムパック23が取り出され、押圧が解除され
るとオフになる。また、装填室16の上方には、装填蓋
開閉検出スイッチ18、及びロック機構19が設けられ
ている。装填蓋開閉スイッチ18は装填蓋14が閉じら
れることにより押圧を受けるとオンになり、装填蓋14
が開けられて押圧が解除されるとオフになる。ロック機
構19は、装填蓋14が閉じられたとき、内部に組み込
まれた係合部(図示せず)が装填蓋14に形成されてい
る爪14aに係合して、装填蓋14を閉じ位置にロック
する。なお、ロック解除ボタン8を押圧すると、ロック
機構19は装填蓋14のロックを解除し、ヒンジ部13
に組み込まれたバネの付勢により、装填蓋14は開き位
置に向けて回動される。
【0016】また、カメラボディ2背面側には、液晶
(LCD)パネル25、マルチオペレーションボタン2
6、プリントスタートキー27、電源スイッチ28が設
けられている。LCDパネル25は、カメラレンズ3を
通して撮像される被写体画像をリアルタイムで表示し、
いわゆる電子ビューファインダーを構成している。
【0017】マルチオペレーションボタン26は、プリ
ント枚数の設定をはじめ、デジタルズームのズーミン
グ、様々な撮影モードでの操作や再生,プリント時のコ
マ選択等の操作に使用される。また、プリントスタート
キー27を押圧操作すると、液晶パネル25に表示され
ている画像のプリントが開始される。
【0018】図3に、プリンタ部15の構成を示す。プ
リンタ部15は、露光ヘッド30と,ヘッド移動機構3
1と,インスタントフイルム21を排出口11(図3参
照)から排出するための展開ローラ22及びクロー部材
32と、排出フィルムカウンタ機構33とから構成され
る。露光ヘッド30は、その長手方向がインスタントフ
イルム21の排出方向(図中矢線方向)に対して直交し
た主走査方向に沿うように配されている。露光ヘッド3
0の両端部には軸30a,30bが設けられており、イ
ンスタントフイルム21の排出方向と平行に長く設けら
れた長孔34a,34bに挿通されている。これによ
り、露光ヘッド30は、インスタントフイルム21の排
出方向と平行な副走査方向に移動自在となっている。
【0019】ヘッド移動機構31は、例えば走査用モー
タ36,この走査用モータ40で回転されるリードスク
リュー37,リードスクリュー37の回転によってリー
ドスクリュー37軸心方向(副走査方向)に移動する移
動部材38等からなり、露光ヘッド30の一方の軸30
aが移動部材38に固定されている。これにより、走査
用モータ36が回転すると、露光ヘッド30が副走査方
向に移動される。
【0020】走査用モータ36は、正逆両方向に回転可
能なステッピングモータであり、正方向に回転した時
に、露光ヘッド30は、図3で実線で示される展開ロー
ラ22側の記録開始位置から副走査方向に移動され、二
点鎖線で示す記録終了位置まで移動する。この露光ヘッ
ド30の副走査方向の1回の移動中に、インスタントフ
イルム21の感光シートに1色の画像が1ラインずつ露
光され、3回の移動により3色面順次でカラー画像が露
光される。なお、最初の色の露光が終了して次の色の画
像を露光する際に、この色の画像を記録終了位置から記
録開始位置に向けて露光ヘッド30が移動している間に
露光するようにすれば、プリント時間を短縮することが
できる。
【0021】展開ローラ22は、3色の露光後に互いに
異なる向きでインスタントフイルム21を排出口11か
ら外部に送りだす方向に回転される。また、3色の露光
後には、クロー部材32がフイルムパック23の端部に
設けられた切欠き23aよりフイルムパック23内に進
入し、露光済みのインスタントフイルム21をフイルム
パック23より押し出す。これにより、露光済みのイン
スタントフイルム21が、回転中の展開ローラ22に送
り込まれ、この展開ローラ22の回転で排出口11より
排出される。インスタントフイルム21は、展開ローラ
22を通る間に、ポッド21a(図3参照)が破裂され
て現像処理液が内部で展開され、排出された時には現像
処理が完了する。
【0022】上記の展開ローラ22,クロー部材32等
で排出機構が構成されているが、この排出機構の構成
は、例えば特開平4−194832号公報などに記載さ
れたように、従来のインスタントカメラに用いられてい
るものと同じでよく、その機能も全く同一である。
【0023】排出フィルムカウンタ機構33は、展開ロ
ーラ22にギヤ39を介して連動する連動カム40と、
マイクロスイッチ41とから構成される。連動カム40
は、ギヤ比の設定により、展開ローラ22が、インスタ
ントフイルム21を1枚排出するごとに1回転するよう
に調整されている。そして、連動カム40が1回転する
ごとに凸部41aが押圧を受けてマイクロスイッチ41
がオンになる。
【0024】露光ヘッド30の断面を図4に示す。露光
ヘッド30は遮光されたケース42内に、その長手方向
に沿って、蛍光表示管47が組み込まれている。蛍光表
示管47からの照射光には赤色(R),緑色(G),青
色(B)の各色が含まれている。
【0025】また、図4に示すように蛍光表示管47か
らの照射光の光路中に、カラーフィルタ43が設けられ
ている。カラーフィルタ43は、R透過フィルタ部,G
透過フィルタ部,B透過フィルタ部を帯状に並べて構成
され、上記3色の各フィルタ部のいずれかひとつが蛍光
表示管47の照明光路内に位置するようにしてある。そ
して、フィルタ切替え信号の入力によってカラーフィル
タ43が矢印Y方向(副走査方向)に移動し、フィルタ
部の切替えが行われる。
【0026】カラーフィルタ43を透過することによっ
て、蛍光表示管47からの照明光はR,G,Bのいずれ
か一色のプリント光になる。プリント光は、ミラー4
4、セルフォックレンズアレイ45、ミラー46を経て
開口42aから射出され、インスタントフイルム21に
達する。
【0027】図5及び図6の断面図及び分解斜視図に示
すように、蛍光表示管47は、ガラスケース48の下方
に形成される開口48aをガラス基板49で塞いで、そ
の内部を真空にした空間の中にメッシュ51、フィラメ
ント52が配置されている。ガラス基板49には、透明
なガラス板53の表面に配線パターン54が設けられ、
その配線パターン54を覆うようにして、絶縁皮膜56
が形成されている。絶縁皮膜56の表面には、正方形の
アノード電極57が、千鳥状に2列に並んで設けられて
いる。アノード電極57は、エッチング処理等により形
成された例えば黒鉛等の導体58の上に蛍光体59を塗
布して形成されている。アノード電極57と、配線パタ
ーン54とは、絶縁皮膜56に形成されたスルーホール
63を通して電気的に接触している。なお、配線パター
ン54は表示の妨げにならないように極めて細く形成さ
れており、ガラスケース48を貫通するリード接片55
に接続されている。
【0028】フィラメント52は表示の妨げにならない
ように極めて細いタングステンの芯線にバリウム等の酸
化物が被覆されたもので、両端のリード接片61、62
から電圧を印加することにより、電子が放射される。な
お、リード接片61、62はとリード接片55と同様に
ガラスケース48を貫通して外部に突出している。そし
て、メッシュ51も表示の妨げにならないように、ステ
ンレス等の薄板をフォトエッチング成形したものであ
る。このメッシュ51に正電圧を加えて、フィラメント
52から放射された電子をアノード電極57の方向へ導
く、あるいは負電圧を加えてアノード電極57へ向かう
電子を遮断する。
【0029】アノード電極57は、配線パターン54か
ら導体58へ正電圧が印加されることにより、上述した
メッシュ51により導かれた電子を引き寄せて、蛍光体
59が励起、発光する。上述したリード接片55、6
1、62、及びメッシュ51はヘッドドライバ89(図
8参照)に接続され、このヘッドドライバ89がフィラ
メント52、メッシュ51、アノード電極57という3
つの電極に電圧を印加することにより、各アノード電極
57の蛍光体59をそれぞれ発光させる。そして、蛍光
体59からの発光は、ガラス板53を透過して、上述し
たようにカラーフィルタ42に照射し、ミラー43、セ
ルフォックレンズアレイ44、ミラー45を経て、イン
スタントフイルム21を露光する。
【0030】図7は、蛍光表示管47を下面から見た図
である(但し、配線パターン54は省略している)。ア
ノード電極57の一個の面積は、プリントを行うときの
1画素の大きさに対応しており、このアノード電極57
が蛍光表示管47の長手方向に沿って、第1電極列6
4、第2電極列65として、それぞれ等間隔に整列され
ている。アノード電極57の一片の長さをaとすると、
第1電極列64、第2電極列65ともに、隣り合うアノ
ード電極57のピッチは2aである。第1電極列64
と、第2電極列65とは、千鳥状に配置されているの
で、両者を合わせるとアノード電極57が一列に隙間無
く並んでいることになる。
【0031】第1電極列64、第2電極列65ともに2
40個のアノード電極57から構成されており、上述し
たように各電極に印加して第1電極列64により露光を
行った後、電極列同士の間隔bだけ、露光ヘッド35が
副走査方向に移動し、第2電極列65による露光が行わ
れる。このようにして、第1電極列64と第2電極列6
5とを合わせた480個のアノード電極57が発光する
ことにより、画像の1ライン分の露光を行うことにな
る。この際に、画素の濃度に応じて各アノード電極57
の発光量を調節する。そして、1ラインずつの露光を行
うごとに露光ヘッド30が副走査方向へ移動し、640
ライン分の露光を行う。これにより、インスタントフイ
ルム21には、480×640画素のプリントが行われ
る。
【0032】なお、本発明を実施する上では、露光ヘッ
ド30の構成は上記のものに限られない。例えば、蛍光
表示管47の代わりに、R,G,Bの発色を行う3種類
の微小な発光ダイオード(LED)をそれぞれ画素ごと
に1列に並べて構成し、面順次式にこれらのLEDを点
灯させながらセルフォッグレンズアレイを通して露光す
る構成を採れば、カラーフィルタ42を設けなくても済
むようになる。この際に、画素の濃度に応じて各LED
の発光量を画素ごとに調節する。また、各色のLEDを
一斉に点灯させて露光ヘッド30でインスタントフイル
ム21を走査すれば、3色面順次式ではなく一回の走査
でプリントを行うことができる。
【0033】図5に本発明を実施したプリンタ付カメラ
の電気的構成の概略を示す。プリンタ付きカメラ1は大
別して、カメラ部67、プリンタ部15に分けられ、こ
れらはシステムコントローラ69によって制御される。
【0034】カメラ部67は、被写体画像をイメージセ
ンサで撮像するために必要な部材を中心に構成されてい
る。カメラレンズ3の背後にCCDイメージセンサ70
が位置しており、カメラレンズ3のピント合わせにより
CCDイメージセンサ70の光電面には被写体画像が結
像される。CCDドライバ71の駆動により、CCDイ
メージセンサ70は光学的な被写体画像を電気的な撮像
信号に変換して出力する。CCDイメージセンサ71の
光電面にはR,G,Bの微小なマイクロカラーフィルタ
がマトリクス状に配列され、色ごとにシリアルに出力さ
れる撮像信号はアンプ72で適当なレベルに増幅された
後、A/Dコンバータ73によってデジタル変換され
る。なお、周知のようにCCDドライバ71の駆動及び
A/Dコンバータ73のサンプリングタイミングとの間
には同期がとられている。
【0035】A/Dコンバータ73は撮像信号をデジタ
ル変換して画像データを生成し、これを順次に画像デー
タ処理回路75に入力する。画像データ処理回路75
は、入力されてくる画像データに対してホワイトバラン
ス調節、ガンマ補正などの信号処理を行う。画像データ
処理回路75は、さらに処理済みの画像データを基に、
NTSC方式のコンポジット信号に対応した映像信号を
生成し、これをD/Aコンバータ76,アンプ77を経
て映像信号用の出力端子79に出力する。
【0036】したがって、出力端子79に家庭用のテレ
ビジョンを接続すれば、CCDイメージセンサ70で撮
像される連続的な画像を観察することができる。アンプ
77からの映像信号はLCDドライバ78にも入力され
る。LCDドライバ78はLCDパネル25を駆動する
から、LCDパネル25には被写体画像が連続的に表示
されるようになり、LCDパネル25は電子ビューファ
インダとして利用される。
【0037】システムコントローラ69は、上記画像デ
ータ処理回路75を含め、このプリンタ付きカメラ1の
電気的な作動を全体的に管理している。システムコント
ローラ69はI/Oポート80によりマルチオペレーシ
ョンボタン26及びプリントスタートキー27等の操作
入力部81や外部接続端子群82からの信号を監視し、
入力信号に応じた信号処理を行う。
【0038】メモリカード83は、書き込みと読み出し
の両方に利用されるものである。メモリカード83は、
画像データ処理回路75から得られた画像データを1画
面ごとに記憶するもので、例えば50画面分の画像デー
タを記憶できる記憶容量をもつ。また、メモリカード8
3には、被写体画像を取り囲む画面枠の形状や模様を様
々な形態に変える装飾フレームの画像データが、例えば
50種類、予め圧縮して書き込まれている。
【0039】メモリーカード83の圧縮画像データを伸
張するデータ伸張部85は、メモリーカード83の圧縮
画像データや撮像で得た被写体画像の画像データを読み
だす読出回路や、圧縮画像データの伸張処理を行うデー
タ伸張回路などを備えており、その駆動はシステムコン
トローラ69で制御される。再生モード時に、データ伸
張部85で伸張された装飾フレームの画像データと、メ
モリーカード83から読み出された画像データは画像デ
ータ処理回路75に転送され、被写体画像と装飾フレー
ムを合成した合成画像をLCDパネル15に表示させる
ことができる。
【0040】また、OSD(オン・スクリーン・ディス
プレイIC)87は、各種設定値をLCDパネル25の
一部に表示しながら、設定できるようするICである。
このOSD87を組み込んだことにより、各種設定値を
LCDパネル25で確認しながら、操作入力部81で調
整することができる。
【0041】EEPROM86には、プリンタ付きカメ
ラ1を所定のシーケンスにしたがって作動させたとき
に、システムコントローラ69によって参照される各種
の調整データが予め格納されている。これらの調整デー
タは、プリンタ付きカメラ1の組み立て完了後の検査工
程で一台ごとに調節される。こうした調整データには、
例えばカメラレンズ3のピント合わせに関するデータ
や、プリントを行うときの色ごとの補正データなどがあ
る。
【0042】プリンタ部15は、露光ヘッド30,走査
用モータ36の他に、ラインメモリ88,ヘッドドライ
バ89,モータドライバ91、排出用モータ92等で構
成されている。プリント時には、メモリカード83から
記録すべき色の画像データが1ラインずつ読み出されて
ラインメモリ88書き込まれる。ヘッドドライバ89
は、システムコントローラ69の指令により、ラインメ
モリ88の画像データに基づいて露光ヘッド30を駆動
する。ヘッドドライバ89は、画像データに基づいて、
蛍光表示管47を構成しているアノード電極57の個々
の発光量を制御することで、画像データに応じた光量の
プリント光をインスタントフイルム21に照射する。
【0043】さらに、システムコントローラ69は、フ
イルムパック検出スイッチ17、及び排出フイルムカウ
ンタ機構33からの信号により、インスタントフイルム
21の残り枚数を認識する。装填室16にフイルムパッ
ク23が装填され、フイルムパック検出スイッチ17が
オンとなったとき、システムコントローラ69は、先ず
インスタントフイルムの残り枚数が10枚であることを
認識する。そして、プリント処理によりインスタントフ
イルム21が1枚排出されるごとに排出プリントカウン
タ機構33がオンとなり、システムコントローラ69は
インスタントフイルム21の残り枚数が1枚ずつ減少し
ていくことを認識する。
【0044】警告ブザー93は、インスタントフイルム
21の残り枚数よりも、入力設定したプリント枚数の方
が多いときに、警告音を発して使用者に知らせるための
ものである。
【0045】以下、上記構成の作用について説明する。
本発明のプリンタ付きカメラ1を使用する際には、先ず
電源スイッチ28を押圧し、電源をオンにする。そし
て、マルチオペレーションボタン26の操作より、撮像
/再生の各モードを選択する。
【0046】撮像モード下では、CCDイメージセンサ
70が被写体画像を連続的に撮像し、その画像は電子ビ
ューファインダーとして機能するLCDパネル25に表
示される。フレーミングを行ってシャッタボタン6をレ
リーズ操作すると、その時点でLCDパネル25に表示
されていた被写体画像の画像データがメモリカード83
に書き込まれる。撮像モードで使用を繰り返すことによ
り、メモリカード83には最大で50画面分の静止画像
に関する画像データを記憶させることができる。
【0047】また、記憶できる画面数の撮像を行った後
であっても、適宜のコマの画像データを消去すれば新た
な撮像で得た画像データを記憶させることが可能であ
る。これらの処理は、マルチオペレーションボタン26
からの入力で行うことができ、また外部接続端子群58
の出力端子に他の記憶媒体を接続しておけば、外部記憶
媒体に新たな撮像で得た画像データを記憶させたり、メ
モリカード83から読み出した画像データを転送して記
憶させることも可能である。
【0048】再生モード下では、マルチオペレーション
ボタン26からの入力により、メモリカード83の中か
ら任意の画像データを選択すれば、その画像データが画
像データ処理回路75,D/Aコンバータ76,アンプ
77を経てLCDドライバ78に供給され、LCDパネ
ル25に表示される。
【0049】また、マルチオペレーションボタン26か
らの入力により、装飾フレームの合成が選択されている
ときには、メモリカード83から圧縮画像データが読み
出されて、データ伸張部86で伸張処理が行われた後、
マルチオペレーションボタン26からのキー入力によ
り、任意の装飾フレームが選択される。メモリカード8
3から読み出された装飾フレームと被写体画像の画像デ
ータは画像データ処理回路75に転送され、LCDパネ
ル25に被写体画像と装飾フレームを合成した合成画像
が表示される。
【0050】撮像/再生に引き続き、プリント処理に移
行したいときは、先ず、マルチオペレーションボタン2
6でプリント枚数の入力を行う。撮像からプリント処理
に移行した場合には、最後に撮像された画像がLCDパ
ネル25に表示されており、再生からプリント処理に移
行した場合にはメモリカード83から読み出された任意
のコマの画像がLCDパネル25に表示されている。そ
して、入力枚数を操作入力部81から受信したシステム
コントローラ69は、インスタントフイルム21の残り
枚数と比較して、入力枚数の方が多かった場合、警告ブ
ザー93を作動させて使用者にそのことを警告する。さ
らに、この状態で、プリントスタートキー27を押圧し
ても、プリンタ部15を作動させず、ハードコピーを行
わない方式にしてもよい。
【0051】警告ブザー93による警告を受けて、使用
者が入力枚数を変更した場合、あるいは、最初の入力枚
数がインスタントフイルム21の残り枚数以下だった場
合、使用者は引き続きプリントスタートキー27を押圧
してプリント処理を開始する。プリントスタートキー2
7からの入力信号を受け取ったシステムコントローラ6
9は、その時点でLCDパネル25に表示されている画
像に関する画像データのうち、最初の1ライン分の中の
さらに赤色に相当する部分の画像データを順次に読み出
し、これをラインメモリ88に転送する。
【0052】システムコントローラ69は、カラーフィ
ルタ42のRフィルタ部がプリント光路内に挿入されて
いること、また蛍光表示管47のアノード電極57が発
光していないことを確認した上で、フィラメント52に
電圧を印加する。
【0053】露光ヘッド30は、図3に示すインスタン
トフイルム21の最下端部に対面した初期位置にあり、
この位置が最初の1ライン分の記録位置となっている。
図示せぬフォトセンサなどにより、露光ヘッド35が最
初の記録位置にあることがシステムコントローラ69に
よって確認されると、ラインメモリ88に格納された1
ライン分の画像データが順次に蛍光表示管47に送ら
れ、各々のアノード電極57の発光量は、画像データに
応じた光量に切替えられ、一定時間の後に発光を中止す
る。
【0054】アノード電極57からの発光はカラーフィ
ルタ42のRフィルタ部を透過してRプリント光とな
り、インスタントフイルム21に赤色の露光を与える。
こうして1ライン分のRプリント光による露光が完了す
ると、走査用モータ36が一定角度回転して露光ヘッド
30を次ライン位置に移動させる。続いてメモリカード
83から2ライン目の赤色濃度に対応した画像データが
ラインメモリ88に転送され、同様にして2ライン目の
Rプリント光による露光が行われる。引き続き、露光ヘ
ッドを展開ローラ22側にステップ送りしながらライン
ごとにRプリント光による露光が行われ、最終ラインの
プリントが終わるとRプリント光による露光が終了す
る。
【0055】次に、システムコントローラ69はヘッド
ドライバ89にフィルタ切り替え信号を送り、これによ
りカラーフィルタ42が矢印Y方向にピッチ送りされ、
プリント光路内にGフィルタ部が位置決めされる。シス
テムコントローラ69はメモリカード83にアクセスし
て、プリント対象となっている画像に関する画像データ
のうち、最終ラインの中の緑色に相当する画像データを
順次に読み出してラインメモリ88に転送する。
【0056】以後は、同様にしてGプリント光による露
光が最終ライン位置から最初の1ライン位置に向かって
行われる。Gプリント光による露光が終了した後は、B
フィルタ部がプリント光路内に挿入され、またメモリカ
ード83からは青色に相当する画像データがラインごと
に読み取られ、同様にしてBプリント光による露光が行
われる。こうしてR,G,Bの各プリント光による露光
が完了すると、露光ヘッド30は図3に示すように、初
期位置よりも展開ローラ22側に寄った退避位置に移動
する。
【0057】露光ヘッド25が退避位置に移動した後、
システムコントローラ69からの信号により排出モータ
92が駆動を開始する。クロー部材32がフイルムパッ
ク23の切り欠き23aから侵入して光プリンタによる
露光済みのインスタントフイルム21をフイルムパック
23から掻き出す。このとき、露光ヘッド30は退避位
置に移動しており、クロー部材32の移動を妨げること
はない。
【0058】クロー部材32で押し出されたインスタン
トフイルム21の上端が一対の展開ローラ22間に入り
込み、以後は展開ローラ22の回転によってインスタン
トフイルム21が搬送され、同時にポッド21aが破れ
て現像処理液の展開が行われる。クロー部材32は、そ
の移動ストロークの終端まで移動すると元の位置に戻っ
て停止する。クロー部材32が元の位置に戻ると、走査
用モータ36が駆動され、露光ヘッド30は初期位置に
戻る。
【0059】展開ローラ22で搬送されたインスタント
フイルム21は、カメラボディ上面の排出口11から排
出される。1分〜数分経過すると、被写体画像がポジ画
像として受像シートに定着され、プリントキー17を操
作した時点でLCDパネル15に表示されていた被写体
画像をハードコピーとして得ることができる。そして、
インスタントフイルム21の残り枚数に応じた入力枚数
分だけプリント処理が繰り返され、使用者はその枚数分
のハードコピーを得ることができる。また、使用者はイ
ンスタントフイルム21の残り枚数を認識して、プリン
ト処理を行っているので、その残り枚数が、所望のハー
ドコピーの枚数に足りない場合でも、プリント処理の終
了時を見計らって、交換用のフイルムパック23を用意
して、プリント処理終了後に即新しいフイルムパック2
3に交換すれば、時間の無駄を省いて、効率良くプリン
ト処理を行うことが可能となる。
【0060】上記実施形態では、入力枚数が残り枚数を
超えていることを、警告音を発することにより使用者に
認識させる方式としたが、同じことを、LCDパネル2
5に警告文を表示することで認識させる方式としてもよ
い。
【0061】あるいは、プリント枚数の入力を行うと
き、残り枚数を超える枚数を入力しようとした場合、マ
ルチオペレーションボタン26からシステムコントロー
ラ69へ送られた入力枚数の信号を無効にする方式にし
てもよい。このようなとき、使用者は自分が入力したプ
リント枚数をLCDパネル25により確認しようとする
が、残り枚数を超える枚数を入力しようとした場合、入
力が無効にされているため、LCDパネル25に所望の
枚数が表示されない。これにより、使用者は入力しよう
とした枚数が残り枚数を超えていることを認識して、入
力枚数の変更を行うことができる。
【0062】また、上記実施形態では、インスタントフ
イルム21の残り枚数に関係なく、ロック解除ボタン8
を押圧することで装填蓋14のロックが解除される方式
としたが、インスタントフイルム21がフイルムパック
23内にまだ残っているときに装填蓋14を開けた場
合、フイルムパック23の最上層にあるインスタントフ
イルム21が感光してしまうことが考えられる。そこ
で、インスタントフイルム21の残り枚数が0枚になる
前に、装填蓋14を開けてしまった場合に、装填蓋検出
スイッチ18でそのことを検知したシステムコントロー
ラ69により、最上層にあるインスタントフイルム21
が感光している可能性があることをLCDパネル25に
表示させて使用者に警告する方式にしてもよい。
【0063】あるいは、インスタントフイルム21の残
り枚数が0枚になるまで、ロック解除ボタン8を押圧し
ても装填蓋14のロックを解除しない方式としてもよ
い。また、この方式の場合、例えば、装填されているフ
イルムパック23の有効期限が切れているとき等の非常
時に、装填蓋14を開けてフイルムパック23を交換す
べき状態が発生することが考えられる。そこで、この方
式の場合には、ロック解除ボタン8を長時間押し続ける
こと、あるいは、ロック解除ボタン8を押しながら他の
ボタン(例えば、プリントスタートキー27)を押すこ
とといった非通常の操作で、強制的に装填蓋14を開け
る機能を追加すればよい。
【0064】
【発明の効果】以上に述べたように、装填室に装填され
ているインスタントフイルムの残り枚数と、外部からの
操作入力による入力枚数とを比較して、入力枚数が残り
枚数を超えている場合、それを使用者に警告、またはプ
リント処理を行うことを禁止することによって、残り枚
数が使用者の所望するハードコピーの枚数に足りない場
合でも、残り枚数分のプリント処理を行っている間に、
新しいフイルムパックを用意しておくことにより、効率
良くプリント処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたプリンタ付電子スチルカメラ正
面外観図である。
【図2】図1に示すプリンタ付電子スチルカメラの背面
外観図である。
【図3】露光ヘッド及びその移動機構を示す概略図であ
る。
【図4】露光ヘッドの内部構造の概略を示す要部断面図
である。
【図5】蛍光表示管の内部構造の概略を示す要部断面図
である。
【図6】図5に示す蛍光表示管の構成を示す分解斜視図
である。
【図7】図5に示す蛍光表示管の下面図である。
【図8】プリンタ付きカメラの電気的構成の概略を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 プリンタ付きカメラ 2 カメラボディ 3 カメラレンズ 8 ロック解除ボタン 13 ヒンジ部 14 装填蓋 16 装填室 17 フイルム検出スイッチ 18 装填蓋検出スイッチ 19 ロック機構 21 インスタントフィルム 22 展開ローラ 23 フィルムパック 25 LCDパネル 26 マルチオペレーションボタン 27 プリントキー 30 露光ヘッド 33 排出フイルムカウンタ機構 47 蛍光表示管 48 ガラスケース 49 ガラス基板 51 メッシュ 52 フィラメント 57 アノード電極 26 露光ヘッドの移動機構 48 システムコントローラ 50 CCDイメージセンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体画像を撮像して撮像信号を出力
    し、その撮像信号をデジタル変換した画像データをメモ
    リに記憶する撮像記録手段と、前記メモリから読み出さ
    れた画像データに基づいて、記録材料に画像をプリント
    するプリント手段と、前記記録材料を装填する装填室と
    から構成されるプリンタ付き電子スチルカメラにおい
    て、 前記装填室に装填されている前記記録材料の残り枚数
    と、外部からの操作入力により画像をプリントする枚数
    を入力した入力枚数とを比較して、前記残り枚数より
    も、前記入力枚数のほうが多い場合、そのことを使用者
    に警告することを特徴とするプリンタ付き電子スチルカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 被写体画像を撮像して撮像信号を出力
    し、その撮像信号をデジタル変換した画像データをメモ
    リに記憶する撮像記録手段と、前記メモリから読み出さ
    れた画像データに基づいて、記録材料に画像をプリント
    するプリント手段と、前記記録材料を装填する装填室と
    から構成されるプリンタ付き電子スチルカメラにおい
    て、 前記装填室に装填されている前記記録材料の残り枚数
    と、外部からの操作入力により画像をプリントする枚数
    を入力した入力枚数とを比較して、前記残り枚数より
    も、前記入力枚数のほうが多い場合、前記プリント手段
    による画像のプリントを行わないことを特徴とするプリ
    ンタ付き電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体画像を撮像して撮像信号を出力
    し、その撮像信号をデジタル変換した画像データをメモ
    リに記憶する撮像記録手段と、前記メモリから読み出さ
    れた画像データに基づいて、記録材料に画像をプリント
    するプリント手段と、前記記録材料を装填する装填室と
    から構成されるプリンタ付き電子スチルカメラにおい
    て、 外部からの操作入力により画像をプリントする枚数を入
    力するとき、前記装填室に装填されている前記記録材料
    の残り枚数よりも多い枚数の入力をした場合、その入力
    を無効にすることを特徴とするプリンタ付き電子スチル
    カメラ。
  4. 【請求項4】 前記装填室に前記感光材料を装填する際
    に開閉される装填蓋を備え、前記感光材料に残り枚数が
    有るときに、前記装填蓋を開けた場合は、そのことを使
    用者に警告することを特徴とする請求項1ないし3いず
    れか1つ記載のプリンタ付き電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記装填室に前記感光材料を装填する際
    に開閉される装填蓋を備え、前記感光材料に残り枚数が
    有るときには、前記装填蓋が開かないことを特徴とする
    請求項1ないし3いずれか1つ記載のプリンタ付き電子
    スチルカメラ。
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