JP2001110682A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JP2001110682A JP29032299A JP29032299A JP2001110682A JP 2001110682 A JP2001110682 A JP 2001110682A JP 29032299 A JP29032299 A JP 29032299A JP 29032299 A JP29032299 A JP 29032299A JP 2001110682 A JP2001110682 A JP 2001110682A
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electrolytic capacitor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2次電解重合時に形成される重合層の形状を良
好にしてコンデンサを小型化すると共に、コンデンサの
静電容量を減少させない高性能な固体電解コンデンサを
提供することを目的とする。 【解決手段】導電性高分子層の一部を電解重合で形成す
る固体電解コンデンサの製造工程において、電解重合す
る溶液中に界面活性作用が有る支持電解質、及び界面活
性作用が無い支持電解質をそれぞれ少なくとも1種類以
上それぞれ所定の濃度の範囲で添加することによって、
2次電解重合時に形成される重合層の形状を良好にする
とともに、コンデンサの静電容量減少をも抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリピロール
系、ポリチオフェン系などの導電性高分子を支持電解質
とする固体電解コンデンサの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】表面に誘電体酸化皮膜を形成したアルミ
ニウムやタンタルなどの弁作用金属からなる陽極体と、
ポリピロール系、ポリチオフェン系などの導電性高分子
を支持電解質とする陰極体とからなる固体電解コンデン
サが良く知られている。特にタンタルを陽極体とした固
体コンデンサは、小型大静電容量であり、低温から高温
まで広範囲で特性が安定している。また電圧依存性が少
なく、漏れ電流が小さい等の長所がある。
【0003】以下に従来のタンタルを用いて陽極体を形
成した場合の固体電解コンデンサの製造方法を示す。 (1)プレス成形によりタンタル金属粉にタンタル陽極
リードを埋設した成形体を作製し、真空焼結を行って多
孔質の固体電解コンデンサ用タンタル素子を得る。 (2)次に(1)で得たタンタル素子をリン酸水溶液
(0.6wt%)に浸せきし、タンタル陽極リードに正電極と
し、水溶液中の電極を負電極として電圧を印加して化成
を行う。 (3)化成により絶縁性(誘電性)酸化皮膜Ta2O5をタ
ンタル素子表面に形成する。 (4)酸化皮膜を形成したタンタル素子を酸化剤である
p-トルエンスルフォン酸鉄塩水溶液30wt%に5分間浸漬
し、乾燥した後、重合材であるエチレンジオキシチオフ
ェンモノマーに1分間浸漬し、乾燥を行い導電性高分子
プレコート層をタンタル素子多孔質内部に形成し1次化
学重合層を形成させる。 (5)モノマーとしてピロール0.7mol/lを用いて、電解
重合溶液にタンタル素子を浸漬し、給電端子を前期の化
学重合を実施したタンタル素子に接近させ、素子表面に
電解重合による導電性高分子層を形成し2次電解重合層
を形成させる。このときの重合電圧は標準電極電位で1
Vとし、通電時間は20分とした。 (6)上記電解重合完了後のタンタル素子の表面に、グ
ラファイト層、銀層をペースト塗布・硬化により形成
し、さらにその上に陰極引き出しリードを接続する。 (7)構成された素子を樹脂モールド等により外装する
事によりタンタル固体電解コンデンサを得る。
【0004】上記の製法により得られる固体電解コンデ
ンサを改良する方法として、特開平6−12086号の
固体電解コンデンサの製造方法、及び特開平3−640
14号の固体電解コンデンサ及びその製造方法の発明が
開示されている。特開平6−12086号の固体電解コ
ンデンサの製造方法によれば、2次電解重合層を形成す
る上記(5)の工程において、電解重合溶液に界面活性
剤を添加することにより誘電正接値と高周波領域での等
価直列抵抗値が少ない固体電解コンデンサを得られると
されている。また特開平3−64014号の固体電解コ
ンデンサ及びその製造方法の発明によれば、上記(5)
の工程において2次電解重合層を形成する電解重合溶液
にアニオン界面活性剤等の界面活性剤を添加することに
より静電容量及びTanδ等が改善されるとされている。
【0005】しかし、以上の特開平6−12086号に
開示された固体電解コンデンサの製造方法及び特開平3
−64014号に開示された固体電解コンデンサ及びそ
の製造方法では、添加する界面活性剤の選択及び選択さ
れた界面活性剤の濃度の調整が非常に困難であった。界
面活性作用が有る支持電解質を用いて2次電解重合層を
形成させる際に、添加濃度が大きいと2次電解重合層が
剥離して、その結果コンデンサの静電容量は減少する。
一方、界面活性作用が無い支持電解質を用いて2次電解
重合層の形成させる際に、導電性高分子層に突起部分が
多くなり形状が悪くなるという不都合があった。
【0006】図1に上記(5)の電解重合層溶液に添加
する界面活性剤を1種類のみ添加した場合のコンデンサ
の静電容量をグラフに示す。また図2に界面活性剤を1
種類のみ添加した場合の2次電解重合層の外観形状を示
す。 (従来例1)支持電解質として界面活性作用の有するド
デシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム(以下Na-DBSと
略す。)のみを電解重合溶液に添加して使用した場合、
均一な重合形成ができる。しかし、本来160μF程度
得られるはずの静電容量(1kHz)が143μFとな
り、静電容量は減少する。このとき外観形状は変化して
いない。 (従来例2)支持電解質として界面活性作用が無いp-
トルエンスルフォン酸ナトリウム(以下Na-pTSと略
す。)のみを電解重合溶液に添加して使用した場合、不
均一な突起が電解重合層に形成され、結果としてコンデ
ンサの外観形状が悪くなる。このとき静電容量(1kH
z)は165μFであり、静電容量は減少しない。 (従来例3)支持電解質として界面活性作用の有るブチ
ルナフタレンスルフォン酸ナトリウム(以下Na-BNSと略
す。)のみを電解重合溶液に添加して使用した場合、本
来160μF程度得られるはずの静電容量(1kHz)が
141μFとなり、静電容量は減少する。このとき外観
形状は変化しない。 (従来例4)支持電解質として界面活性作用が無いナフ
タレンスルフォン酸ナトリウム(以下Na-NSと略す。)
のみを電解重合溶液に添加して使用した場合、不均一な
突起が形成され、コンデンサの外観形状が悪くなる。静
電容量(1kHz)は164μFであり、静電容量は減少
しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の従来技
術における問題に鑑みてなされたものであって、2次電
解重合時に形成される重合層の形状を良好にしてコンデ
ンサを小型化すると共に、コンデンサの静電容量を減少
させない高性能な固体電解コンデンサを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、陽極と、陰極と、誘電体とから成り、
誘電体の表面に1次化学重合層を形成した後、所定の溶
液中で電解重合を行うことによって、1次化学重合層の
表面に2次電解重合層が形成されてなる陰極を具備した
固体電解コンデンサにおいて、2次電解重合層を形成す
る所定の溶液に、前記溶液の溶媒に対して界面活性作用
が有る支持電解質と界面活性作用が無い支持電解質と
が、それぞれ所定の濃度で添加されて2次電解重合層が
形成されることを特徴とする固体電解コンデンサであ
る。
【0009】したがって本出願第1の発明の固体電解コ
ンデンサによれば、2次電解重合層を形成する所定の溶
液に、前記溶液の溶媒に対して界面活性作用が有る支持
電解質と界面活性作用が無い支持電解質とが、それぞれ
所定の濃度で添加されて2次電解重合層が形成される
と、2次電解重合時に形成される重合層の形状を良好に
するとともに、コンデンサの静電容量も減少させない利
点がある。
【0010】また本出願第2の発明は、本出願第1の発
明の固体電解コンデンサにおいて、前記界面活性作用が
有る支持電解質は少なくとも1種類の界面活性作用が有
る支持電解質からなることを特徴とする。
【0011】また本出願第3の発明は、本出願第1の発
明又は本出願第2の発明に記載の固体電解コンデンサに
おいて、前記界面活性作用が無い支持電解質は少なくと
も1種類の界面活性作用が無い支持電解質からなること
を特徴とする。
【0012】したがって本出願第2及び第3の発明の固
体電解コンデンサによれば、界面活性作用が有る支持電
解質を少なくとも1種類と界面活性作用が無い支持電解
質を少なくとも1種類とを組み合わせて用いることがで
きるため、2次電解重合時に形成される重合層の形状を
良好にするとともに、コンデンサの静電容量も減少させ
ない利点に加えて、固体電解コンデンサに所望の特性に
応じた添加物を添加することができる利点がある。
【0013】また本出願第4の発明は、本出願第1から
第3の発明のいずれか一に記載の固体電解コンデンサに
おいて、前記界面活性作用が有る支持電解質は臨界ミセ
ル濃度以上の界面活性作用を持つことを特徴とする。
【0014】したがって本出願4の発明の固体電解コン
デンサによれば、2次電解重合時に形成される重合層の
形状を良好にするとともに、コンデンサの静電容量を減
少させない利点がある。
【0015】また本出願第5の発明は、本出願第1から
第4の発明のいずれか一に記載の固体電解コンデンサに
おいて、前記界面活性作用が有る支持電解質には、ドデ
シルベンゼンスルフォン酸ナトリウムが用いられること
を特徴とする。
【0016】したがって本出願5の発明の固体電解コン
デンサによれば、2次電解重合時に形成される重合層の
形状を良好にするとともに、コンデンサの静電容量を減
少させない利点がある。
【0017】また本出願第6の発明は、本出願第1から
第5の発明のいずれか一に記載の固体電解コンデンサに
おいて、前記界面活性作用が有る支持電解質には、ブチ
ルナフタレンスルフォン酸ナトリウムが用いられること
を特徴とする。
【0018】したがって本出願6の発明の固体電解コン
デンサによれば、2次電解重合時に形成される重合層の
形状を良好にするとともに、コンデンサの静電容量を減
少させない利点がある。
【0019】また本出願第7の発明は、本出願第1から
第6の発明のいずれか一に記載の固体電解コンデンサに
おいて、前記界面活性作用が無い支持電解質には、p−
トルエンスルフォン酸ナトリウムが用いられることを特
徴とする。
【0020】したがって本出願7の発明の固体電解コン
デンサによれば、2次電解重合時に形成される重合層の
形状を良好にするとともに、コンデンサの静電容量を減
少させない利点がある。
【0021】また本出願第8の発明は、本出願第1から
第7の発明のいずれか一に記載の固体電解コンデンサに
おいて、前記界面活性作用が無い支持電解質には、ナフ
タレンスルフォン酸ナトリウムが用いられることを特徴
とする。
【0022】したがって本出願8の発明の固体電解コン
デンサによれば、2次電解重合時に形成される重合層の
形状を良好にするとともに、コンデンサの静電容量を減
少させない利点がある。
【0023】
【発明の実施の形態】図11は本発明の実施の形態に基
づく固体電解コンデンサの素子構造を説明するための断
面図である。係る固体電解コンデンサは、陽極リード
1、及び陽極2より正極端子を成し、また陰極リード
7、グラファイト層および銀ペースト6、2次電解重合
層5、及び1次化学重合層4より負極端子を成し、絶縁
性酸化皮膜3が誘電体を成す構造と成っている。この実
施の形態の固体電解コンデンサにあっては2次電解重合
層5を形成する支持電解質に特徴がある。界面活性作用
が無い支持電解質により2次電解重合を行った場合は、
1次化学重合層4と2次電解重合層5との間隙に分子膜
が形成されないために、タンタル酸化皮膜3および1次
化学重合層4上に形成された突起部に電解重合中に電荷
集中を起こす。そのために、その突起部は優先的に成長
し、突起部の多い2次電解重合層5を形成する。しか
し、界面活性作用が無いため、タンタル酸化皮膜3と1
次化学重合層4との吸着の弱い箇所に支持電解質が進入
して1次化学重合層4を剥離させることは無い。そのた
めに、コンデンサの静電容量は減少しない。一方、界面
活性作用が有る支持電解質は1次化学重合層4と電解重
合液との界面に分子膜を形成し、高分子モノマーを分子
膜の疎水性領域に取り込むことによって高分子モノマー
の濃度を局所的に高める。そのため、2次電解重合層5
が上記の1次化学重合層4と電解重合液との界面に沿っ
て成長する傾向が強くなり、1次化学重合層4に突起部
がある場合でも2次電解重合層5は、突起部の成長を抑
制する。しかし、界面活性作用が有る支持電解質は、タ
ンタル酸化皮膜3と1次化学重合層4とが弱く吸着して
いる箇所に進入して1次化学重合層4を酸化皮膜3から
剥離させる。このためタンタル酸化皮膜3上の導電性高
分子層の被覆率が減少してコンデンサの静電容量は減少
する。本発明では、界面活性作用が無い支持電解質に界
面活性作用が有る支持電解質を所定の濃度の範囲で混合
して電解重合溶液に添加した溶液にて2次電解重合を行
うことにより、双方の支持電解質が有する特性を生かし
て、電解重合層の形状を良好とし、電解重合後のコンデ
ンサの静電容量減少を抑制する効果を得ることができ
る。
【0024】本発明の固体電解コンデンサを作成する工
程を以下に示す。 (1)プレス成形によりタンタル金属粉にタンタル陽極
リード1を埋設した成形体を作製し、真空焼結を行って
陽極2である多孔質の固体電解コンデンサ用タンタル素
子を得る。 (2)次に(1)で得られたタンタル素子をリン酸水溶
液に浸漬し、タンタル陽極リード1を正電極とし、水溶
液中の電極を負電極として電圧を印加して化成を行う。 (3)化成により絶縁性(誘電性)酸化皮膜3をタンタ
ル素子表面に形成する。 (4)絶縁性酸化皮膜3を形成したタンタル素子を酸化
剤水溶液に浸漬し、乾燥した後、重合材であるチオフェ
ン系モノマーに1分間浸漬し、乾燥を行い導電性高分子
プレコート層をタンタル素子多孔質内部に形成し1次化
学重合層4を形成させる。 (5)溶媒中に、界面活性剤、支持電解質、及び導電性
高分子のドーパントを兼ねて用いる溶媒に対して界面活
性作用が有る支持電解質と界面活性作用が無い支持電解
質とを、それぞれ所定の濃度で添加した電解重合溶液に
タンタル素子を浸漬し、給電端子を前期の化学重合を実
施したタンタル素子に接近させ、素子表面に電解重合に
よる導電性高分子層を形成し2次電解重合層5を形成さ
せる。 (6)上記電解重合完了後のタンタル素子の表面に、グ
ラファイト層及び銀ペースト6をペースト塗布・硬化に
より形成し、さらにその上に陰極引き出しリード7を接
続する。 (7)構成された素子を樹脂モールド等により外装する
事により係る本願発明のタンタル固体電解コンデンサを
得る。
【0025】
【実施例】(実施例1)以下に本発明による実施例1を
示す。 (1)プレス成形によりタンタル金属粉にタンタル陽極
リードを埋設した成形体を作製し、真空焼結を行って多
孔質の固体電解コンデンサ用タンタル素子を得る。 (2)次に(1)で得たタンタル素子をリン酸水溶液
(0.6wt%)に浸せきし、タンタル陽極リードに正電極と
し、水溶液中の電極を負電極として電圧を印加して化成
を行う。 (3)化成により絶縁性(誘電性)酸化皮膜Ta2O5をタ
ンタル素子表面に形成する。 (4)酸化皮膜を形成したタンタル素子を酸化剤である
p-トルエンスルフォン酸鉄塩水溶液30wt%に5分間浸漬
し、乾燥した後、重合材であるエチレンジオキシチオフ
ェンモノマーに1分間浸漬し、乾燥を行い導電性高分子
プレコート層をタンタル素子多孔質内部に形成し1次化
学重合層を形成させる。 (5)モノマーとしてピロール0.7mol/lを用いて、界面
活性剤、支持電解質、及び導電性高分子のドーパントを
兼ねてNa-DBSを0.01mol/l 、Na-pTSを0.5mol/l含む水溶
媒の電解重合溶液にタンタル素子を浸漬し、給電端子を
前期の化学重合を実施したタンタル素子に接近させ、素
子表面に電解重合による導電性高分子層を形成し2次電
解重合層を形成させる。このときの重合電圧は標準電極
電位で1Vとし、通電時間は20分とした。 (6)上記電解重合完了後のタンタル素子の表面に、グ
ラファイト層、銀層をペースト塗布・硬化により形成
し、さらにその上に陰極引き出しリードを接続する。 (7)構成された素子を樹脂モールド等により外装する
事によりタンタル固体電解コンデンサを得る。
【0026】図3に本実施例で作製した実施例1のコン
デンサと、従来例1及び従来例2で得られたコンデンサ
の静電容量の比較を示す。また図4に実施例1で作成さ
れた2次電解重合層の外観形状を示す。従来例1は、前
述のNa-DBSのみを用いて2次電解重合層を形成したコン
デンサであり、従来例2は、前述の界面活性作用が無い
Na-pTSのみを用いて2次電解重合層を形成したコンデン
サである。本実施例のコンデンサは図3より静電容量は
減少しないこと、及び図4より2次電解重合層の形状が
良好であることがわかる。
【0027】(実施例2)実施例1の(4)の工程によ
り得られた素子に2次電解重合層を形成する工程におい
て界面活性作用が無い支持電解質としてNa-pTS0.5mol/l
と界面活性作用が有る支持電解質としてNa-DBS0.03mol/
lを混合した電解重合溶液にタンタル素子を浸漬し、以
下実施例1と同様に電解重合を行って実施例2の導電性
高分子層を得た。図3に本実施例で作製したコンデンサ
の静電容量の比較をグラフに示す。2次電解重合層の外
観形状は、実施例1とほぼ同様であるため省略した。図
3から静電容量は減少しないことがわかる。
【0028】(実施例3)実施例1の(4)の工程によ
り得られた素子に2次電解重合層を形成する工程におい
て支持電解質として界面活性作用が無い支持電解質とし
てNa-pTS0.5mol/lと界面活性作用が有る支持電解質とし
てNa-DBS0.1mol/lを混合した電解重合溶液にタンタル素
子を浸漬し、以下実施例1と同様に電解重合を行って実
施例3の導電性高分子層を得た。図3に本実施例で作製
したコンデンサの静電容量の比較をグラフに示す。実施
例1及び実施例2のコンデンサの静電容量は(1kHz)は1
63〜164μFであるが、本実施例のコンデンサの静電容
量(1kHz)は平均で148μFとなり静電容量減少があ
る。しかし、従来例1と比較すれば静電容量の減少が抑
制されている。以上に示す様に、界面活性作用が有る支
持電解質と界面活性作用が無い支持電解質とを、それぞ
れ所定の濃度で添加する必要がある。本実施例における
系では、Na-DBSの濃度は0.1mol/lが限界である。
【0029】(実施例4)実施例1の(4)の工程によ
り得られた素子に2次電解重合層を形成する工程におい
て界面活性作用が無い支持電解質としてNa-NS0.3mol/l
と界面活性作用が有る支持電解質としてNa-BNS0.01mol/
lを混合した電解重合溶液にタンタル素子を浸漬し、以
下実施例1と同様に電解重合を行って導電性高分子層を
得た。図5に本実施例4で得られたコンデンサと、従来
例3および従来例5で得られたコンデンサの静電容量の
比較を示す。また図6に実施例4で作成された2次電解
重合層の外観形状を示す。従来例3は前述のNa-DBSのみ
を用いた場合、従来例4は前述のNa-NSのみを用いた場
合である。図5より本実施例4は従来例4に比べて静電
容量は減少していないことがわかる。また図6より2次
電解重合層の外観形状も良好である。よってNa-DBSの代
わりに同じ界面活性作用を有する Na-BNSを用いても同
じ効果が得られる。
【0030】(実施例5)実施例1の(4)の工程によ
り得られた素子に2次電解重合層を形成する工程におい
て界面活性作用が無い支持電解質としてNa-NS0.3mol/l
と界面活性作用が有る支持電解質としてNa-DBS0.05mol/
lを混合した電解重合溶液にタンタル素子を浸漬し、以
下実施例1と同様に電解重合を行って導電性高分子層を
得た。図5に本実施例5で作製したコンデンサの静電容
量を比較したグラフを示す。2次電解重合層の外観形状
は実施例4とほぼ同様であるため省略した。図5から本
発明の実施例5の静電容量は減少していないことがわか
る。
【0031】(実施例6)実施例1の(4)の工程によ
り得られた素子に2次電解重合層を形成する工程におい
て界面活性作用が無い支持電解質としてNa-NS0.3mol/l
と界面活性作用が有る支持電解質としてNa-DBS0.10mol/
lを混合した電解重合溶液にタンタル素子を浸漬し、以
下実施例1と同様に電解重合を行って導電性高分子層を
得た。図5に本実施例6で作製したコンデンサの静電容
量を比較したグラフを示す。得られた2次電解重合層の
外観形状は実施例4とほぼ同様であるため省略した。図
5から本実施例のコンデンサの静電容量は実施例4およ
び5と比較して減少するが従来例3と比較して静電容量
の減少が抑制されている。実施例5及び実施例6に示す
様に、界面活性作用が有る支持電解質と界面活性作用が
無い支持電解質とが、それぞれ所定の濃度で添加される
必要があり、本実施例における界面活性作用が無いNa-p
TSの代わりにNa-NS を用いた場合で本実施例で用いられ
ている系では、Na-DBSの濃度は0.1mol/lが限界である。
【0032】(実施例7)実施例1の(4)の工程によ
り得られた素子に2次電解重合層を形成する工程におい
て、界面活性作用が無い支持電解質Na-pTS0.2mol/lとNa
-NS0.3mol/lを混合して用いて、界面活性作用が有る支
持電解質としてNa-DBS0.03mol/lを用いた電解重合溶液
にタンタル素子を浸漬し、以下実施例1と同様に電解重
合を行って導電性高分子層を得た。図5に本実施例7で
作製したコンデンサの静電容量を比較するグラフを示
す。得られた重合層の外観形状は実施例4とほぼ同様で
あるため省略した。図5から実施例7は実施例4とほぼ
同程度の静電容量が得られた。
【0033】(実施例8)実施例1の(4)の工程によ
り得られた素子に2次電解重合層を形成する工程におい
て、界面活性作用が無い支持電解質Na-pTS0.5mol/lを用
いて、界面活性作用が有る支持電解質Na-DBS0.03mol/l
と、Na-BNS0.03mol/lを混合した用いた電解重合溶液に
タンタル素子を浸漬し、以下実施例1と同様に電解重合
を行って導電性高分子層を得た。
【0034】(実施例9)また、実施例1の(4)の工
程により得られた素子に2次電解重合層を形成する工程
において、界面活性作用が無い支持電解質Na-pTS0.5mol
/lを用いて、界面活性作用が有る支持電解質Na-DBS0.03
mol/l、 Na-BNS0.05mol/lを混合して用いた電解重合溶
液にタンタル素子を浸漬し、以下実施例1と同様に電解
重合を行って同様な導電性高分子層を得た。
【0035】図7に本実施例8および本実施例9により
作製されたコンデンサの静電容量の比較を示すグラフを
示す。また実施例8により得られた2次電解重合層の外
観形状を示す。実施例9の重2次電解重合層の形状は実
施例8とほぼ同様であるため省略した。図7より実施例
8および実施例9から得られたコンデンサの静電容量は
従来例2とほぼ同様の静電容量が得られた。また図8よ
り良好な外観形状が得られた。
【0036】(実施例10)実施例1の(4)の工程に
より得られた素子に2次電解重合層を形成する工程にお
いて、界面活性作用が無い支持電解質Na-pTS0.25mol/
l、Na-NS0.15mol/lと界面活性作用が有る支持電解質Na-
DBS0.03mol/l、 Na-BNS0.05mol/lを混合した電解重合溶
液にタンタル素子を浸漬し、以下実施例1と同様に電解
重合を行って導電性高分子層を得た。図7に本実施例1
0で作製したコンデンサの静電容量を示す。また得られ
た2次電解重合層の外観形状は実施例8と同様であるた
め省略した。図7に示す様に実施例10のコンデンサの
静電容量(1kHz)は156μFであった。この静電容量値
は従来例2とほぼ同等の数値であり、図1に示す従来例
1および従来例3で見られる静電容量減少は、しなかっ
た。界面活性作用が有る支持電解質を2種類以上と界面
活性作用が無い支持電解質を2種類以上混合した電解重
合溶液を用いた場合でも2次電解重合層の外観形状が良
好で有ると共に静電容量減少の生じないコンデンサが得
られた。ただし、実施例3の結果からも明らかな様に、
電解重合溶液に添加する界面活性作用が有る支持電解質
濃度の和は0.1mol/l程度以下に調製する必要がある。
【0037】(実施例11)実施例1の(4)の工程に
より得られた素子に2次電解重合層を形成する工程にお
いて、ピロールの代わりにチオフェン(0.35mol/l)を
モノマーとした。チオフェンは水に難溶であるため、溶
媒として水とアセトニトリルの混合溶媒(各50wt%)を
用いた。この混合溶媒に支持電解質として界面活性作用
が有るNa-DBSを0.015mol/l、界面活性作用が無いNa-pTS
を0.25mol/l添加して得た電解重合溶液にタンタル素子
を浸漬し、以下実施例1と同様に電解重合を行って導電
性高分子層を得た。図9に本実施例で作成したコンデン
サの静電容量の比較を示すグラフを示す。また図10に
本実施例11と得られた2次電解重合層の外観形状を示
す。図9に示す様に静電容量(1kHz)は実施例1とほぼ
同等の161μFであった。また図10に示す様に2次電
解重合層の外観形状は良好であった。
【0038】本実施例は陽極材料としてタンタルが用い
たが、固体電解コンデンサにはアルミニウムを用いるこ
とも多く、本願発明は陽極材料にアルミニウムを用いた
場合でも同様な効果を有し、また陽極材料に弁作用金属
以外の金属を用いた場合でも同様な効果が得られる。ま
た2次電解重合層溶液のモノマーは実施例で用いたピロ
ールの他に、他のポリピロール系溶液や、ポリチオフェ
ン系溶液を用いても同様な効果が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、導電性高
分子層の一部を電解重合で形成する固体電解コンデンサ
の製造工程において、電解重合する溶液中に界面活性作
用が有る支持電解質を添加することにより、2次電解重
合の外観形状を良好にする特性、及び界面活性作用が無
い支持電解質を添加することによりコンデンサの静電容
量を減少させない特性に基づき、双方の特性を持つ界面
活性剤をそれぞれ少なくとも1種類以上それぞれ所定の
濃度の範囲で添加することによって、2次電解重合時に
形成される重合層の形状を良好にするとともに、コンデ
ンサの静電容量も減少させない効果がある。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例1から従来例4におけるコンデンサの
静電容量を示すグラフである。
【図2】 従来例1から従来例4における2次電解重合
層の外観形状を示す。
【図3】 本発明における実施例1から実施例3のコン
デンサの静電容量と従来例1および従来例2とのコンデ
ンサの静電容量の比較を示すグラフである。
【図4】 実施例1におけるコンデンサの外観形状を示
す。
【図5】 本発明における実施例4から実施例7のコン
デンサの静電容量と従来例3および従来例4とのコンデ
ンサの静電容量の比較を示すグラフである。
【図6】 実施例4における2次電解重合層の外観形状
を示す。
【図7】 本発明における実施例8から実施例10のコ
ンデンサの静電容量と従来例1および従来例2とのコン
デンサの静電容量の比較を示すグラフである。
【図8】 実施例8における2次電解重合層の外観形状
を示す。
【図9】 本発明における実施例11のコンデンサの静
電容量と従来例1とのコンデンサの静電容量の比較を示
すグラフである。
【図10】実施例11における2次電解重合層の外観形
状を示す。
【図11】本発明の実施の形態に基づく固体電解コンデ
ンサの素子構造を説明するための断面図である。
【0041】
【符号の説明】
1 陽極リード 2 陽極 3 絶縁性酸化皮膜 4 1次化学重合層 5 2次電解重合層 6 グラファイト層及び銀ペースト 7 陰極リード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陽極と、陰極と、誘電体とから成り、誘電
    体の表面に1次化学重合層を形成した後、所定の溶液中
    で電解重合を行うことによって、1次化学重合層の表面
    に2次電解重合層が形成されてなる陰極を具備した固体
    電解コンデンサにおいて、2次電解重合層を形成する所
    定の溶液に、前記溶液の溶媒に対して界面活性作用が有
    る支持電解質と界面活性作用が無い支持電解質とが、そ
    れぞれ所定の濃度で添加されて2次電解重合層が形成さ
    れることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】前記界面活性作用が有る支持電解質は少な
    くとも1種類の界面活性作用が有る支持電解質からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の固体電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】前記界面活性作用が無い支持電解質は少な
    くとも1種類の界面活性作用が無い支持電解質からなる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の固体電解
    コンデンサ。
  4. 【請求項4】前記界面活性作用が有る支持電解質は臨界
    ミセル濃度以上の界面活性作用を持つことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の固体電解コ
    ンデンサ。
  5. 【請求項5】前記界面活性作用が有る支持電解質には、
    ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウムが用いられる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に
    記載の固体電解コンデンサ。
  6. 【請求項6】前記界面活性作用が有る支持電解質には、
    ブチルナフタレンスルフォン酸ナトリウムが用いられる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一に
    記載の固体電解コンデンサ。
  7. 【請求項7】前記界面活性作用が無い支持電解質には、
    p−トルエンスルフォン酸ナトリウムが用いられること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載
    の固体電解コンデンサ。
  8. 【請求項8】前記界面活性作用が無い支持電解質には、
    ナフタレンスルフォン酸ナトリウムが用いられることを
    特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一に記載の
    固体電解コンデンサ。
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