JP2001109082A - 印画紙搬送装置 - Google Patents

印画紙搬送装置

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JP2001109082A
JP2001109082A JP28673799A JP28673799A JP2001109082A JP 2001109082 A JP2001109082 A JP 2001109082A JP 28673799 A JP28673799 A JP 28673799A JP 28673799 A JP28673799 A JP 28673799A JP 2001109082 A JP2001109082 A JP 2001109082A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】露光中に第1搬送ローラユニットから印画紙を
渡される第2露光搬送ローラによる印画紙の挟持動作時
に、できるだけ印画紙搬送に関して負荷変動を与えない
印画紙搬送装置を提供することである。 【解決手段】露光時に印画紙2を圧着搬送するため露光
ヘッド5aの上流側に配置された第1露光駆動ローラ8
1と圧着位置から圧着解除位置へ変位可能な第1露光圧
着ローラ82を含む第1露光搬送ローラユニット80A
と、露光時に前記印画紙を圧着搬送するため露光ヘッド
の下流側に配置された第2露光駆動ローラ83と圧着位
置から圧着解除位置へ変位可能な第2露光圧着ローラ8
4とを含む第2露光搬送ローラユニット80Bとを備
え、かつ前記第2露光圧着ローラが圧着解除位置から圧
着位置に変位する際に前記第2露光圧着ローラは、印画
紙との接触箇所での移動の向きが印画紙搬送方向となる
ように回転させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印画紙に画像を露
光するための露光ヘッドによる印画紙の露光時に印画紙
を圧着搬送するため前記露光ヘッドの搬送方向上流側に
配置された第1露光駆動ローラと第1露光圧着ローラを
含む第1露光搬送ローラユニットと、前記印画紙の露光
時に前記印画紙を圧着搬送するため前記露光ヘッドの下
流側に配置された第2露光駆動ローラと第2露光圧着ロ
ーラとを含む第2露光搬送ローラユニットとを備えた印
画紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルミニラボ(写真焼付装
置)など露光ヘッドとして光プリントヘッドを用いた印
画紙露光が採用されているが、その際、露光範囲が主走
査方向に延びた光プリントヘッドを固定し、この光プリ
ントヘッドの両側(印画紙搬送方向上流側と下流側)に
配置された、露光駆動ローラと露光圧着ローラとからな
る第1露光搬送ローラユニットと第2露光搬送ローラユ
ニットによって光プリントヘッドの主走査方向に直交す
る副走査方向に印画紙を搬送し、順次ライン露光を行
い、画像全体の面露光を完成させている。このような印
画紙搬送装置の場合、露光中の印画紙は第1露光搬送ロ
ーラユニットから第2露光搬送ローラユニットに引き継
がれる。例えば特開平9−15768号公報から知られ
ているような、従来の印画紙搬送装置では、印画紙が第
1露光搬送ローラユニットに達する前は、第1露光圧着
ローラは印画紙を受け入れる準備態勢を取るためにばね
力によって第1露光駆動ローラに圧着した状態を維持し
ており、印画紙が進入してくると、この印画紙の進入圧
によって第1露光圧着ローラはばね力に抗して変位させ
られ、そのまま印画紙を第2露光搬送ローラユニットの
方へ挟持圧着搬送する。同様に、第2露光圧着ローラ
も、印画紙が第2露光搬送ローラユニットに達する前
は、印画紙を受け入れる準備態勢としてばね力によって
第2露光駆動ローラに接当した状態を維持しており、第
1露光搬送ローラユニットから印画紙を受け渡される
と、この印画紙の進入圧によって第2露光圧着ローラが
ばね力に抗して変位させられ、そのまま印画紙を挟持圧
着搬送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような印画紙搬送装置では、印画紙に無駄な余白を残
さずに画像を形成するには、印画紙の先端が露光部に達
するやいなや、露光を開始する必要があり、そのような
露光中の印画紙の先端が第2露光搬送ローラユニットに
進入していくことになる。この場合露光中の印画紙を第
2露光搬送ローラユニットが挟み付ける時に印画紙搬送
に関して無視できない負荷変動が生じ、印画紙の搬送に
影響を与え、露光むらを生じさせていることがよく観察
された。上記実状に鑑み、本発明の課題は、露光中に第
1搬送ローラユニットから印画紙を渡される第2露光搬
送ローラユニットによる印画紙の挟持動作時に、できる
だけ印画紙搬送に関して負荷変動を与えない印画紙搬送
装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による印画紙搬送装置では、印画紙に画像を
露光するための露光ヘッドによる印画紙の露光時に印画
紙を圧着搬送するため前記露光ヘッドの上流側に配置さ
れた第1露光駆動ローラと前記第1露光駆動ローラに接
当する圧着位置と前記第1露光駆動ローラから離間した
圧着解除位置との間で変位可能な第1露光圧着ローラを
含む第1露光搬送ローラユニットと、前記印画紙の露光
時に前記印画紙を圧着搬送するため前記露光ヘッドの下
流側に配置された第2露光駆動ローラと前記第2露光駆
動ローラに接当する圧着位置と前記第2露光駆動ローラ
から離間した圧着解除位置との間で変位可能な第2露光
圧着ローラとを含む第2露光搬送ローラユニットとを備
え、かつ前記第2露光圧着ローラが圧着解除位置から圧
着位置に変位して前記圧着搬送を開始する際に、前記第
2露光圧着ローラは、搬送されている前記印画紙との接
触箇所での移動の向きが印画紙搬送方向となるように外
部からの動力によって回転させられる。
【0005】この構成では、第2露光圧着ローラは外部
からの動力によって印画紙搬送方向に回転させられなが
ら、露光中の印画紙に接当するので、露光中の印画紙に
前述したような露光むらを生じさせるような負荷変動を
与えることなしに、印画紙を挟持搬送し始めることがで
きる。
【0006】本発明の好適な実施形態では、偏芯カム体
とこの偏芯カム体の回転に合わせて転動追従するカムフ
ォロアとからなるカム機構を備え、前記偏芯カム体の偏
芯量に基づいて第2露光圧着ローラが圧着解除位置から
圧着位置に変位させられるとともに、前記カムフォロア
の転動に基づいて前記第2露光圧着ローラを、搬送され
ている前記印画紙との接触箇所での移動の向きが印画紙
搬送方向となるよう回転させる。つまり、第2露光圧着
ローラを圧着解除位置と圧着位置との間で変位させるた
めに偏芯カム機構を採用するとともに、第2露光圧着ロ
ーラを圧着解除位置から圧着位置に変位させる時にカム
体上を転動するカムフォロアの回転力をそのまま圧着ロ
ーラの回転に利用する。これにより、第2露光圧着ロー
ラの回転だけに回転動力源やその制御系を用意する必要
がなくなり、第2露光圧着ローラを回転させるにもかか
わらず、この印画紙搬送装置の全体構造はコンパクトさ
を維持することができる。
【0007】さらに、このような第2露光圧着ローラの
自発的な回転が印画紙搬送の正確な速度維持に悪影響を
与えないように、本発明の好適な実施形態では、カムフ
ォロアの転動に基づく第2露光圧着ローラの回転速度を
第2露光駆動ローラの回転速度より低くなるように設定
するとともに、カムフォロアと第2露光圧着ローラとの
間の伝動系に前記第2露光駆動ローラ側からの前記第2
露光圧着ローラの印画紙搬送方向での回転を空回りさせ
るワンウエイクラッチを設けている。従って、印画紙と
接当する前の第2露光圧着ローラは印画紙搬送速度より
低い周速で回転しているが、第2露光駆動ローラとの間
で印画紙を挟持するやいなや、印画紙搬送方向での自由
回転を許すワンウエイクラッチのおかげで第2露光駆動
ローラと同じ速度で回転することが可能となる。つま
り、第2露光圧着ローラは回転しながら印画紙に接当
し、印画紙を圧着すると第2露光駆動ローラと同速で回
転するので、露光搬送中の印画紙に与える負荷変動はほ
とんど生じない。本発明によるその他の特徴及び利点
は、以下図面を用いた実施例の説明により明らかになる
だろう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、いわゆるデジタルミニ
ラボとして知られているプリンタプロセッサの概略ブロ
ック図が示されている。このデジタルミニラボの露光部
にはデジタル露光式が採用されており、ここでは図示さ
れていないフィルム現像機によって現像処理された写真
フィルム(以後単にフィルムと称す)1の画像コマから
撮影画像を読み取るフィルムスキャナ3と、フィルムス
キャナ3を通じて読み取られたデジタル画像データを処
理してプリントデータを作成するコントローラ7と、こ
のプリントデータに基づいて印画紙2にコマ画像に対応
する画像を露光する露光ヘッド5aを有するデジタルプ
リント部5と、露光された印画紙2を現像処理する現像
処理部6とを備えている。現像処理部6で現像された印
画紙2は、乾燥工程を経て仕上がりプリントとして排出
される。
【0009】フィルムスキャナ3は、主な構成要素とし
て、照明光学系30、撮像光学系40、光電変換素子と
してラインCCDセンサ51を用いた光電変換部50、
フィルム1に対する光の照射範囲を決定するとともにフ
ィルム1をラインCCDセンサによるスキャニングのた
めに副走査方向に搬送するオートフィルムマスク10を
備えている。
【0010】照明光学系30は、白色光源としてのハロ
ゲンランプ31、調光フィルタ32、ミラートンネル3
3などから構成され、光源からの光ビームの色分布や強
度分布を整えてフィルム1を照射する。フィルム2から
の透過光ビームを処理する撮像光学系40は、レンズユ
ニット41と光の方向を変えるミラー42とから構成さ
れている。
【0011】撮像光学系40によって導かれた光ビーム
を光電変換する光電変換部50は、ラインCCDセンサ
51としてRGBの各色を検出するために割り当てられ
た3つのCCDセンサ51a、51b、51cを備えて
おり、各CCDセンサは多数(例えば5000個)のC
CD素子が主走査方向、つまりフィルム1の幅方向に配
列されている。赤色用CCDセンサ51aの撮像面には
フィルム1を透過した光の赤色成分のみを通過させるカ
ラーフィルタが、緑色用CCDセンサ51bの撮像面に
はフィルム1を透過した光の緑色成分のみを通過させる
カラーフィルタが、青色用CCDセンサ51cの撮像面
にはフィルム1を透過した光の青色成分のみを通過させ
るカラーフィルタが設けられており、それぞれ、青色成
分、赤色成分、緑色成分のみを光電変換する。
【0012】フィルム1のコマ画像がオートフィルムマ
スク10に設定されているスキャン位置に位置決めされ
ると、コマ画像の読取処理が開始され、コマ画像の透過
光は、フィルム搬送機構9によるフィルム1の送りによ
り、順次3つのCCDセンサ51a、51b、51cに
よって読み取られるが、各CCDセンサがフィルム1の
搬送方向に沿って数画素分の間隔を隔てて配置されてい
るので、同一の画素におけるR、G、Gの各成分色の検
出タイミングには時間差が生じるが、これは光電変換部
50の後段での信号処理により同一の画素のR、G、B
画像信号が対応づけられてコントローラ7の所定のメモ
リに格納される。このような、フィルムスキャナー3の
照明光学系30、撮像光学系40、光電変換部50の各
制御はコントローラ7によって行われる。
【0013】デジタルプリント部5には、この実施形態
では、PLZTシャッター方式が採用されている。つま
り、露光ヘッド5aとして、PLZT素子からなるシャ
ッタアレイを採用したものである。このPLZT素子か
らなるシャッタアレイは、チタン酸ジルコン酸鉛にラン
タンを添加することにより得られる透明強誘電性セラミ
ックス材料から構成され、その材料の有する電気光学効
果を利用したもので、各シャッターには光源5bから多
数の光ファイバを介してR、G、B各色の光が導入され
る。このシャッタアレイは印画紙2の幅方向、つまり搬
送方向の横断方向に沿って延びている。各シャッターに
所定レベルの電圧が印加されると、光透過状態になり、
その電圧の印加が停止されると光遮断状態となる。従っ
て、コントローラ7からプリントデータに基づいて各画
素に対応するシャッターに駆動電圧が印加されると、そ
のシャッターが開いて光源から導入されている色の光が
印画紙2に照射される。光源5bには、R、G、Bの3
色の光学フィルタからなる回転フィルタが備えられてお
り、この回転フィルタを回転位相制御することにより、
R、G、Bの内の1つが選択的に光源に対向し、その色
のフィルタを介して選択色の光が光ファイバーを通じて
シャッターに送られる。デジタルプリント部の方式とし
ては、このPLZTシャッター方式以外に液晶シャッタ
ー方式、蛍光ビーム方式、FOCRT方式、DMD(デ
ジタルマイクロミラーデバイス)方式などが知られてお
り、設計時に露光仕様に応じて選択することができる。
【0014】このデジタルプリント部5は、2列に並ん
だカット印画紙2のそれぞれを同時に露光できるので、
印画紙搬送ライン8は、カット印画紙2を単列で搬送す
る印画紙供給ライン8Aと、カット印画紙2を2列で搬
送可能な露光搬送ライン8Bと現像搬送ライン8Cとに
区分けされ、印画紙供給ライン8Aと露光搬送ライン8
Bとの間に、印画紙供給ライン8Aから順次送られてく
る印画紙2を露光搬送ライン8Bの各列に振り分ける振
り分け装置4が設けられている。
【0015】印画紙供給ライン8Aは、乳剤面を外側に
して印画紙2をロール状に収納している2つの印画紙マ
ガジン2Aと2Bのいずれか一方から選択的に印画紙2
を引き出す引き出しローラ群からなる引き出し搬送部
と、振り分け装置4に印画紙2を受け渡す振り分け前搬
送部とから構成されている。
【0016】振り分け前搬送部の上流端には、印画紙マ
ガジン2A又は2Bから引き出された印画紙2をプリン
トサイズに合わせてカットするペーパーカッター12が
設けられており、このペーパーカッター12の下流側に
位置するバックプリント部13が設けられている。バッ
クプリント部13は、印画紙2の裏面(非乳剤面)に、
フィルムIDやコマ番号、さらにプリントデータ作成時
に行われた画像処理を示す補正情報などを印字するもの
であり、通常ドットインパックトプリンタが用いられて
いる。
【0017】振り分け装置4は、ペーパーカッター12
によってカットされた印画紙2を受け取って、中間搬送
ローラユニット80Cの左右の列位置に交互に移載する
チャッカー式のX−Y移動機構から構成されている。も
ちろん、幅広の大型印画紙2を取り扱う場合は1列での
露光となるので、単に印画紙供給ライン8Aから受け取
った印画紙2をそのまま中間搬送ローラユニット80C
に引き渡すだけである。
【0018】露光搬送ライン8Bは、搬送方向の順で、
露光搬送ライン8Bの2列の搬入エリアを構成する中間
搬送ローラユニット80C、デジタルプリント部5の露
光ヘッド5aを挟むように配置された入り口側の第1露
光搬送ローラユニット80Aと出口側の第2露光搬送ロ
ーラユニット80Bとを備えているが、特に露光品質に
大きな影響を与える第1露光搬送ローラユニット80A
と出口側の第2露光搬送ローラユニット80Bは、露光
用印画紙搬送装置80として一体的なユニットとして高
精度に製作されている。
【0019】図2に示すように、第1露光搬送ローラユ
ニット80Aはカット印画紙2の非乳剤面側に接当する
第1露光駆動ローラ81とこの第1露光駆動ローラ81
に対して遠近変位可能な第1露光圧着ローラ82を、そ
して第2露光搬送ローラユニット80Bはカット印画紙
2の非乳剤面側に接当する第2露光駆動ローラ83とこ
の第2露光駆動ローラ83に対して遠近変位可能な第2
露光圧着ローラ84を有している。第1・第2露光駆動
ローラ81、83はモータに接続された1つの駆動プー
リ89によってベルト伝動機構89aを介して同期駆動
される。第1・第2露光圧着ローラ82、84は、カム
機構60によって、対向する露光駆動ローラ81、83
に対してそれぞれ独立的に遠近変位し、その結果、第1
露光搬送ローラユニット80Aのみで、又は第2露光搬
送ローラユニット80Bのみで、さらには第1・第2露
光搬送ローラユニット80A、80Bの両方で印画紙2
を搬送することができる。
【0020】次に、図3、図4、図5、図6を用いて、
印画紙搬送装置80、特にカム機構60を詳しく説明す
る。第1露光圧着ローラ82が第1露光駆動ローラ81
に対して遠近変位できるように、第1露光圧着ローラ8
2の回転軸85aの両端は揺動軸芯87a周りで揺動可
能にハウジング80aに支持されている揺動アーム86
aに軸受けされている。同様に、第2露光圧着ローラ8
4の回転軸85bの両端は揺動軸芯87b周りで揺動可
能にハウジング80aに支持されている揺動アーム86
bに軸受けされている。この揺動により、第1・第2露
光圧着ローラ82、84は第1・第2露光駆動ローラ8
1、83との間を通過する印画紙2を押しつける圧着位
置から印画紙2から完全に離脱した完全圧着解除位置ま
で変位することができる。なお、揺動アーム86a、8
6bは、いずれもばね88によって第1・第2露光圧着
ローラ82、84を圧着方向に変位するように付勢され
ている。
【0021】この第1・第2露光圧着ローラ82、84
の揺動変位させるカム機構60は、第1露光圧着ローラ
82用の第1回転カム体61と、第2露光圧着ローラ8
4用の第2回転カム体62と、これらの回転カム体を遊
転可能に支持する支持軸65を備えている。図5に示す
ように、図番なしのベアリングが支持軸65と各回転カ
ム体61、62の間に介装されている。さらに、図4に
示すように、第1回転カム体61の周面に形成されたカ
ム面を転動しながら偏芯カムとしての第1回転カム体6
1の動きに追従する第1カムフォロア63が回転軸85
aの一方側に延びた延長部の端部にベアリング91を介
して取り付けられている。従って、第1カムフォロア6
3は回転軸85a回りで遊転できる。これに対して、第
2回転カム体62の周面に形成されたカム面を転動しな
がら偏芯カムとしての第2回転カム体62の動きに追従
する第2カムフォロア64が第2露光圧着ローラ84の
回転軸85bの一方側に延びた延長部の端部にワンウエ
イクラッチ92を介して取り付けられている。
【0022】このワンウエイクラッチ92は、第2カム
フォロア64側から回転軸85bを時計方向に(図6に
おいて矢印B方向に)回転させる時には伝動状態とな
り、回転軸85b側から第2カムフォロア64を時計方
向に(図6において矢印B方向に)回転させる時には非
伝動状態、つまり遊転状態となるように設定されてい
る。つまり、第2露光駆動ローラ83と第2露光圧着ロ
ーラ84が印画紙2を圧着して挟持搬送している時は、
第2露光圧着ローラ84の回転軸85bは第2カムフォ
ロア64とは非伝動状態で遊転ローラとして回転し、も
し第2カムフォロア64が第2回転カム体62と接触し
ていても、そこから受ける負荷を十分に抑制できる。逆
に、第2露光圧着ローラ84を圧着解除位置から圧着位
置に変位させるため第2回転カム体62が矢印A方向に
回転し、第2カムフォロア64が第2回転カム体62の
カム面を転動するときには、この第2カムフォロア64
の矢印B方向の回転は、ワンウエイクラッチ92によっ
て回転軸85bに伝動され、結果的に第2露光圧着ロー
ラ84を矢印B方向、つまり印画紙搬送方向に回転させ
ることになる。
【0023】第1回転カム体61と第2回転カム体62
は軸方向に並んで配置されており、連結手段68、ここ
ではピン68aとこのピン68aを受け入れる凹部68
bによって互いに連結されている。つまり、ピン68a
は第1カム体61の第2カム体62に面している側面に
立設されており、このピン68aの自由端部が入り込む
ことができるように、第2カム体62の側面に凹部68
bが形成されている。この凹部68bは、支持軸65の
軸芯を中心とする円弧状に延びた溝であり、約270度
の中心角をもつ長さを有している。
【0024】第1回転カム体61の第2回転カム体62
とは反対側の側部にはタイミングベルト用のギヤ部66
が形成されており、コントローラ7に構築されているカ
ム制御手段70によって制御されるカム操作用パルスモ
ータ67の回転変位がタイミングベルト伝動機構69を
介してギヤ部66に伝達される。凹部68bは、支持軸
65の軸芯を中心とする円弧であるので、ピン68aが
その凹部68bを内を移動する範囲だけ第1回転カム体
61と第2回転カム体62との相対回転を許すようにな
っている。第1回転カム体61が一方方向に、通常図3
で反時計方向(矢印A方向)に回転している限り、ピン
68aは凹部68の端部に接当することで常に第1回転
カム体61と第2回転カム体62は一体的に連動回転す
るので、第1回転カム体61と第2回転カム体62の回
転角度位置がずれることはないが、必要に応じて第1回
転カム体61が一方方向の回転から凹部68bの長さ以
下の所定量だけ逆方向の回転を行うと、第1回転カム体
61と第2回転カム体62の相対位置が変化し、前述し
た一方回転時には実現しなかった第1回転カム体61と
第2回転カム体62の回転角度位置の組み合わせパター
ン、結果的には第1・第2露光圧着ローラ82、84の
印画紙2に対する遠近位置の組み合わせパターンを実現
することができる。そのような第1回転カム体61の逆
回転時に第2回転カム体62が連れ回りしないように、
支持軸65と第2回転カム体62との間でわずかな力の
摩擦連結を実現する押さえばねユニット65aが設けら
れている。
【0025】つぎに、図7〜図12の動作模式図と図1
3の回転角チャート図を用いて、露光されるべき印画紙
2の搬送位置にともなう第1・第2回転カム体61、6
2の回転角変化と第1・第2露光圧着ローラ82、84
の遠近変位の様子を説明する。なお、図13の回転角チ
ャート図は、第1回転カム体61と第2回転カム体62
において、所定のカム面の位置をリファレンスポジショ
ンR. Pと定め、このリファレンスポジションR. Pに
第1・第2カムフォロア63、64が向き合うところを
回転角度を0°とし、回転にともなって変化する偏芯カ
ムとしての第1・第2回転カム体61、62の径の変化
及び、対応する露光駆動ローラに対する変位量(圧着状
態から完全圧着解除状態までの範囲)を示している。
【0026】まず、露光工程が開始されると、露光され
るべき印画紙2は中間搬送ローラユニット80Cによっ
て搬送されてくるが、この印画紙2の先端を受け入れる
ため第1露光圧着ローラ82は第1露光駆動ローラ81
との間隔を数ミリあけた完全圧着解除位置となるが、こ
れは第1回転カム体61のリファレンスポジションR.
Pが第1カムフォロア63と接触する回転角度関係で実
現する。図12ではこの回転角度を0°としている。同
様にこの時点では、第2回転カム体62のリファレンス
ポジションR. Pが第2カムフォロア64と対向してお
り、第2露光圧着ローラ84は第1露光駆動ローラ83
と接触する圧着位置となっている(図7参照)。この状
態で、第2回転カム体62と第2カムフォロア64が接
触していても、第2露光駆動ローラ83から第2露光圧
着ローラ84、回転軸85bに伝達された回転はワンウ
エイクラッチ92によって第2カムフォロア64には伝
達されない。
【0027】印画紙2の先端が第1露光搬送ローラユニ
ット80Aに進入すると、第1回転カム61が反時計方
向に回転し、その回転角度が45°に達すると、第1露
光圧着ローラ82が圧着位置に変位して、第1露光駆動
ローラ81に対して印画紙2を押しつけて印画紙2を挟
持搬送する。同様に、第2回転カム体62も回転する
が、この回転角度範囲では第2回転カム体62の径が変
化しないので、第2カムフォロア64、結果的には第2
露光圧着ローラ84は変位せず、圧着位置のままであ
る。ただし、中間搬送ローラユニット80Cはその印画
紙2の搬送の役目を終えて圧着解除状態となる(図8参
照)。
【0028】さらに、第1・第2回転カム体61、62
が回転し、その回転角度が90°に達すると、第2露光
圧着ローラ84が完全圧着解除位置に変位して、第1露
光搬送ローラユニット80Aから第2露光搬送ローラユ
ニットへの印画紙の搬送受け渡しに備える。この回転角
度範囲では第1回転カム体61の径が変化しないので、
第1露光圧着ローラ82は変位せず、圧着位置のままで
あり、印画紙2は、第1露光搬送ローラユニット80A
によって搬送されながら露光ヘッド5aで露光される
(図9参照)。
【0029】印画紙2の先端が第2露光搬送ローラユニ
ット80Bに進入すると、第2露光圧着ローラ84を圧
着位置方向に変位させるために、第1・第2回転カム体
61、62がさらに回転する。図13から明らかなよう
に、第2回転カム体62は回転角度範囲90°から25
0°の範囲にかけてその径を緩やかな傾斜をもって減少
させており、第2露光圧着ローラ84は緩やかに印画紙
2を押しつけることとなり、第1露光搬送ローラユニッ
ト80Aによって露光搬送中の印画紙2に急激な負荷変
動を与えない。さらに、その際第2回転カム体62のカ
ム面を転動する第2カムフォロア64は矢印B方向に回
転するが、その回転はワンウエイクラッチ92によって
回転軸85bに伝達され、第2露光圧着ローラ84を矢
印B方向に回転させる。つまり、第2露光圧着ローラ8
4は印画紙搬送方向に回転しながら印画紙2に接当する
ことになり、露光搬送中の印画紙2に急激な負荷変動を
与えないことに貢献する。第1回転カム体61では回転
角度範囲90°から250°の範囲にかけてその径は変
化しないので、第1露光圧着ローラ82は変位せず、な
お圧着位置のままである(図10参照)。
【0030】第1・第2回転カム体61、62の回転角
度が250°に達すると、第2露光圧着ローラ84は圧
着位置となり、第2露光圧着ローラ84は印画紙2の搬
送速度に対応する周速度で回転するが、その場合はワン
ウエイクラッチ92の働きで回転軸84bは第2カムフ
ォロア64に対して相対回転することになる(図11参
照)。つづいて第1露光圧着ローラ82が微少圧着解除
位置に変位しはじめる。この微少圧着解除位置とは、完
全圧着解除位置と違って、第1露光駆動ローラ81との
間隔を10分の数ミリ程度にするもので、露光中の印画
紙2を完全に解放することによって生じる露光むらを避
ける目的である。図12に示すように、この微少圧着解
除位置への変位は回転角度が290°程度で実現する。
このまま印画紙搬送を続行することにより、印画紙2の
露光が終了し、印画紙2の後端が第2露光搬送ローラユ
ニット80Bを通過すると、第1・第2回転カム体6
1、62が回転角度が360°に達するまで回転し、つ
まりリファレンスポジションR. Pがそれぞれのカムフ
ォロア63、64に接触する元の状態に戻り、印画紙露
光搬送のワンサイクルが終了する。続いて、次の露光す
べき印画紙2が中間搬送ローラユニット80Cから搬送
されてくる場合は、再び上述した手順を繰り返して新た
な印画紙露光搬送を行う。
【0031】上記の実施の形態では、第2露光圧着ロー
ラ84は圧着解除位置から圧着位置に変位する際にカム
機構60から回転動力を得ていたが、この構成に代えて
第2露光圧着ローラ84の回転のためにモータ等による
専用の動力源を設けることも本発明の枠内である。
【0032】また、上記の実施の形態では、2列露光可
能な印画紙搬送装置を例としていたが、本発明による印
画紙搬送装置はこの形態に限定されるわけではなく、1
列露光のための印画紙搬送装置としても、あるいは3列
以上の印画紙搬送装置としても構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のよる印画紙搬送装置を搭載したプリン
タプロセッサの概略ブロック図
【図2】印画紙搬送ラインを説明する説明図
【図3】印画紙搬送装置の側面図
【図4】印画紙搬送装置の部分断面正面図
【図5】第1・第2回転カム体の断面図
【図6】印画紙搬送装置の概略斜視図
【図7】第1・第2回転カム体の回転角変化と第1・第
2露光圧着ローラの変位変化を説明する動作模式図
【図8】第1・第2回転カム体の回転角変化と第1・第
2露光圧着ローラの変位変化を説明する動作模式図
【図9】第1・第2回転カム体の回転角変化と第1・第
2露光圧着ローラの変位変化を説明する動作模式図
【図10】第1・第2回転カム体の回転角変化と第1・
第2露光圧着ローラの変位変化を説明する動作模式図
【図11】第1・第2回転カム体の回転角変化と第1・
第2露光圧着ローラの変位変化を説明する動作模式図
【図12】第1・第2回転カム体の回転角変化と第1・
第2露光圧着ローラの変位変化を説明する動作模式図
【図13】回転角チャート図
【符号の説明】
2 印画紙 5 デジタルプリント部 5a 露光ヘッド 6 現像処理部 8 印画紙搬送装置 8A 印画紙供給ライン 8B 露光搬送ライン 8C 現像搬送ライン 60 カム機構 61 第1回転カム体 62 第2回転カム体 63 第1カムフォロア 64 第2カムフォロア 65 支持軸 67 カム操作用パルスモータ 80A 第1露光搬送ローラユニット 80B 第2露光搬送ローラユニット 81 第1露光駆動ローラ 82 第1露光圧着ローラ 83 第2露光駆動ローラ 84 第2露光圧着ローラ 85a 回転軸 85b 回転軸 91 ベアリング 92 ワンウエイクラッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印画紙に画像を露光するための露光ヘッド
    による印画紙の露光時に印画紙を圧着搬送するため前記
    露光ヘッドの上流側に配置された第1露光駆動ローラと
    第1露光圧着ローラを含む第1露光搬送ローラユニット
    と、前記印画紙の露光時に前記印画紙を圧着搬送するた
    め前記露光ヘッドの下流側に配置された第2露光駆動ロ
    ーラと第2露光圧着ローラとを含む第2露光搬送ローラ
    ユニットとを備えた印画紙搬送装置において、 前記第1露光圧着ローラは前記第1露光駆動ローラに接
    当する圧着位置と前記第1露光駆動ローラから離間した
    圧着解除位置との間で変位可能であり、前記第2露光圧
    着ローラは前記第2露光駆動ローラに接当する圧着位置
    と前記第2露光駆動ローラから離間した圧着解除位置と
    の間で変位可能であり、かつ前記第2露光圧着ローラが
    圧着解除位置から圧着位置に変位して前記圧着搬送を開
    始する際に、前記第2露光圧着ローラは、搬送されてい
    る前記印画紙との接触箇所での移動の向きが印画紙搬送
    方向となるように外部からの動力によって回転させられ
    ることを特徴とする印画紙搬送装置。
  2. 【請求項2】偏芯カム体とこの偏芯カム体の回転に合わ
    せて転動追従するカムフォロアとからなるカム機構が備
    えられ、前記偏芯カム体の偏芯量に基づいて前記第2露
    光圧着ローラが圧着解除位置から圧着位置に変位させら
    れるとともに、前記カムフォロアの転動に基づいて前記
    第2露光圧着ローラが印画紙搬送方向に回転させられる
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の印画紙搬送装
    置。
  3. 【請求項3】前記カムフォロアの転動に基づく前記第2
    露光圧着ローラの回転速度は前記第2露光駆動ローラの
    回転速度より低くなるように設定され、かつ前記カムフ
    ォロアと前記第2露光圧着ローラとの間の伝動系に前記
    第2露光駆動ローラ側からの前記第2露光圧着ローラの
    印画紙搬送方向での回転を空回りさせるワンウエイクラ
    ッチが設けられていることを特徴とする請求項第2項に
    記載の印画紙搬送装置。
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