JP2001105573A - 印刷機における紙質によるプリセット方法及びプリセット装置 - Google Patents
印刷機における紙質によるプリセット方法及びプリセット装置Info
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- JP2001105573A JP2001105573A JP29296199A JP29296199A JP2001105573A JP 2001105573 A JP2001105573 A JP 2001105573A JP 29296199 A JP29296199 A JP 29296199A JP 29296199 A JP29296199 A JP 29296199A JP 2001105573 A JP2001105573 A JP 2001105573A
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Abstract
リセットを、必要な用紙特性を盛り込んで精度良く行い
得るようにすることにより、印刷作業時における調整作
業を不要として、資材の浪費を回避するとともに、印刷
作業能率を向上させ得る印刷機のプリセット方法を提供
する。 【解決手段】 用紙収納部に収納された紙を1枚ずつ分
離させて搬送する給紙部と、該給紙部から送り込まれた
紙に、版胴、ゴム胴、圧胴を介して所定の印刷を施す印
刷部と、該印刷後の紙を受け入れ搬送手段により紙放し
手段まで搬送して排紙収納部内に放す排紙部とを備えた
印刷機における紙質によるプリセット方法において、前
記紙の紙種、坪量、紙寸法、紙目を含む紙質データに基
づき、前記紙の紙厚及び弾性係数を算出し、該弾性係数
と前記紙質データの紙寸法から紙の剛性パラメータを算
出し、該剛性パラメータ及び前記紙厚を用いて前記給紙
部、印刷部、及び排紙部における調整項目のプリセット
量がデータベース化されて設定されたプリセット設定テ
ーブルを作成することを特徴とする。
Description
印刷機の給紙部、印刷部、及び排紙部における調整項目
の紙質によるプリセット方法及びその装置に関する。
成の概略を示す構成図である。図6において、200は
印刷用インキ毎に複数設けられた印刷部、100は給紙
パイル2に収納された印刷用の紙1を該印刷部200に
供給する給紙部、300は該印刷部200で印刷された
印刷物を乾燥させて排出する排紙部である。
部200は、該印刷用インキに対応するインキ供給装置
(図示省略)、版板が巻装された版胴14を備え、前記
インキ供給装置より版板の絵柄部分に転移させたインキ
をゴム胴6に転移し、前記給紙部100から供給された
紙を圧胴5及び中間胴7の下部に設けられた紙ガイド9
で案内して、搬送しながら圧胴5上でゴム胴6からイン
キを受けて印刷し、前記排紙部300へ送り込むように
なっている。
されている紙を1枚ずつさばき、はけころ4を備えたフ
ィーダボード3に乗せ、該フィーダボード3に設けられ
たはけころ4で紙の後端部の位置を規制し、見当部40
0にし、縦横の位置決めを行った後、紙を印刷速度まで
加速させ第一中間胴15を介して前記印刷部200に供
給するようになっている。
て印刷が施された印刷物を排紙胴8で受け入れ、該排紙
胴8から紙ガイド91上を該紙ガイド91に案内させな
がら搬送して排紙パイル12に積み重ねるようになって
いる。そして、該排紙部300においては、前記印刷物
(紙)の先頭部のみが挟持されていて、ばたつきが発生
し易いことから、前記 紙ガイド91や紙1に送風する
ためのファン10が適所に設けられるとともに、該紙1
を排紙パイル12に積み重ねる際に、走行中の紙にブレ
ーキをかけるため、内部から吸引し、減速させる真空車
11が設けられている。また、印刷後の紙1を乾燥させ
るためのドライヤ13が設けられている。
フセット印刷機にあっては、給紙部100における紙分
離のための分離エア供給手段の分離空気供給量、さばき
エア供給手段のさばき空気供給量、真空吸着手段の真空
圧等、印刷部における紙ガイドの位置等、排紙部におけ
る真空車の回転速度及び空気圧、ファンの空気圧、チェ
ーングリッパの紙放し位置、紙ガイドの空気圧等の調整
項目のプリセットはオペレータの経験と勘で紙厚及び紙
の寸法に基づき行っている。
記調整項目のプリセット値が、紙種、紙の坪量、紙の剛
性等によって変化するにも拘らず、前記のように紙厚や
紙の寸法のみでプリセットを行っているため、精度の高
いプリセットは困難となって、印刷作業の開始時に紙搬
送状態を見ながら前記紙種、紙の坪量、紙の剛性等を考
慮した調整を行わざるを得なくなり、かかる調整のため
に無駄な紙の消費が発生し、また、調整作業のために無
駄な作業時間を要し、資材の浪費及び印刷作業能率の低
下を来たしている。
紙部、印刷部、及び排紙部の調整項目のプリセットを、
必要な用紙特性を盛り込んで精度良く行い得るようにす
ることにより、印刷作業時における調整作業を不要とし
て、資材の浪費を回避するとともに、印刷作業能率を向
上させ得る印刷機のプリセット方法及び装置を提供する
ことを目的とする。
決するため、請求項1記載の発明として、用紙収納部に
収納された紙を1枚ずつ分離させ、フィーダボードにの
せて搬送する給紙部と、該給紙部から送り込まれた紙
に、版胴、ゴム胴、圧胴を介して所定の印刷を施す印刷
部と、該印刷後の紙を排紙胴で受け入れチェーングリッ
パ等の搬送手段により紙放し手段まで搬送して排紙収納
部内に放す排紙部とを備えた印刷機における紙質による
プリセット方法において、前記紙の紙種、坪量、紙寸
法、紙目を含む紙質データに基づき紙の剛性パラメータ
を算出し、該剛性パラメータ及び前記紙質データを用い
て前記給紙部、印刷部、及び排紙部における調整項目の
プリセット量がデータベース化されたプリセット設定テ
ーブルを作成することを特徴とする印刷機における紙質
によるプリセット方法を提案する。
具体的なプリセット量設定方法に係り、請求項2記載の
発明は、請求項1において、前記紙質データの坪量に基
づき前記紙種毎に紙厚を算出し、前記坪量と前記紙厚と
に基づき前記紙種毎に弾性係数を算出し、前記剛性パラ
メータは前記弾性係数と紙寸法とに基づき算出すること
を特徴とする。
おいて、前記剛性パラメータ(G)は、次の(1)式に
より算出することを特徴とする請求項2記載の印刷機に
おける紙質によるプリセット方法。 G=(E×T3)/(w×L3) (1) ここで、E:紙の弾性係数 T:紙厚 w:空気密度 L:紙縦長さ
いし3の発明を実施するためのプリセット装置の発明に
係り、請求項4記載の発明は、用紙収納部に収納された
紙を1枚ずつ分離させ、フィーダボードにのせて搬送す
る給紙部と、該給紙部から送り込まれた紙に、版胴、ゴ
ム胴、圧胴を介して所定の印刷を施す印刷部と、該印刷
後の紙を排紙胴で受け入れチェーングリッパ等の搬送手
段により紙放し手段まで搬送して排紙収納部内に放す排
紙部とを備えた印刷機において、前記紙の紙種、坪量、
紙サイズ、紙目を含む紙質データを入力する紙質データ
入力手段と、前記紙質データに基づき、紙の剛性パラメ
ータを算出する手段と、前記紙質データ、前記剛性パラ
メータ、及び前記給紙部、印刷部、排紙部における調整
項目のプリセット量がデータベース化されたプリセット
量設定テーブルとを備えたことを特徴とする印刷機にお
ける紙質プリセット装置にある。請求項5記載の発明
は、請求項4において、前記プリセット量設定テーブル
は、前記紙質データを含む入力データが設定された入力
データアドレスと、該入力データに基づき演算された前
記剛性パラメータを含む演算データが設定された演算デ
ータアドレスと、前記入力データ及び演算データに対応
する前記調整項目のプリセット量の出力データが設定さ
れた出力データ設定部とよりなる。
種、坪量、紙寸法及び紙目を含む紙質データから算出さ
れた紙の弾性係数と紙厚とに基づき算出した剛性と、紙
サイズとにより剛性パラメータ(G)を算出し、該剛性
パラメータと紙質データとを用いて、前記給紙部100
における紙分離のための分離エア供給手段の分離空気供
給量等、前記印刷部における紙ガイドの位置等、前記排
紙部における真空車の回転速度及び空気圧、ファンの空
気圧、チェーングリッパの紙放し位置、紙ガイドの空気
圧等の調整項目のプリセット量がデータベース化されて
設定されたプリセット設定テーブルを備えているので、
該プリセット設定テーブルを用いて、紙質データ及び演
算データの入力値に対応するプリセット量を選出するこ
とにより、前記調整項目を必要紙特性に適応した値に高
精度でもってプリセットすることができる。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
セット印刷機の紙質によるプリセット方法の制御ブロッ
ク図、図2は印刷部プリセット量設定テーブルの構成
図、図3は紙厚設定例を示す説明図、図4は弾性係数の
算出例の第1例を示す説明図、図5は弾性係数の算出例
の第2例を示す説明図である。
機の概略構成を示す図6において、200は印刷用イン
キ毎に複数設けられた印刷部、100は給紙パイル2に
収納された印刷用の紙1を該印刷部200に供給する給
紙部、300は該印刷部200で印刷された印刷物を乾
燥させて排出する排紙部である。
部200は、該印刷用インキに対応するインキ供給装置
(図示省略)、版板が巻装された版胴14を備え、前記
インキ供給装置より版板の絵柄部分に転移させたインキ
をゴム胴6に転移し、前記給紙部100から供給された
紙を圧胴5及び中間胴7の下部に設けられた紙ガイド9
で案内して、搬送しながら圧胴5上でゴム胴6からイン
キを受けて印刷し、前記排紙部300へ送り込むように
なっている。
されている紙を1枚ずつさばき、はけころ4を備えたフ
ィーダボード3に乗せ、該フィーダボード3に設けられ
たはけころ4で紙の後端部の位置を規制し、見当部40
0にし、縦横の位置決めを行った後、紙を印刷速度まで
加速させ第一中間胴15を介して前記印刷部200に供
給するようになっている。
て印刷が施された印刷物を排紙胴8で受け入れ、該排紙
胴8から紙ガイド91上を該紙ガイド91に案内させな
がら搬送して排紙パイル12に積み重ねるようになって
いる。そして、該排紙部300においては、前記印刷物
(紙)の先頭部のみが挟持されていて、ばたつきが発生
し易いことから、前記 紙ガイド91や紙1に送風する
ためのファン10が適所に設けられるとともに、該紙1
を排紙パイル12に積み重ねる際に、走行中の紙にブレ
ーキをかけるため、内部から吸引し、減速させる真空車
11が設けられている。また、印刷後の紙1を乾燥させ
るためのドライヤ13が設けられている。
ト印刷機において、給紙部100、印刷部200、及び
排紙部300における調整項目の、紙質による プリセ
ット方法及びプリセット装置に係るものである。
は紙質入力手段で次のように構成されている。
る紙種入力部、32は紙の坪量を入力するための坪量入
力部、33は紙目の縦目あるいは横目の別を入力する紙
目入力部、34は紙の縦寸法を入力する紙サイズ入力部
である。
ータは、プリセット量設定手段40に入力される。該プ
リセット量設定手段40において、39は紙厚設定部
で、前記坪量入力部32から坪量が入力され、図3に示
すような、該坪量Yと紙厚Tとの関係線図から、入力さ
れた該坪量Y1に対応する紙厚T1を求める(設定す
る)。
31から紙種が、前記紙目入力部33から紙目の別(縦
目あるいは横目)が、前記坪量入力部32から紙の坪量
が夫々入力されるとともに、前記紙厚設定部39にて設
定された紙厚が入力される。
2通りの手段により紙1の弾性係数Eを算出する。
うに、紙種毎に設定された坪量Yと弾性係数Eとの関係
線図から入力された坪量Y1及び紙種に対応する弾性係
数E 1を求める(推定する)。
性係数E1を求める(推定する)。先ず、図5(A)の
ように、紙1のー端から音源により音波を投入し、該紙
1の他端に置いたマイクにて該音波を受信して、音波伝
播所要時間を計測し、この音波伝播所要時間と前記音源
とマイクとの距離から音速を算出する。
の密度qとの間には、次式の関係がある。 弾性係数E=c(q×(U)2) ここで、cは比例定数。
の間には、q=Y/Tの関係があるから、前記音速Uの
計測値と、坪量Y及び紙厚Tの入力値とにより、音速デ
ータV:(Y/T)×(U)2を算出する。そして、図
5(B)に示されている音速データV及び紙目方向(縦
方向あるいは横方向)と、弾性係数Eとの関係から、入
力された音速データV1に対応する弾性係数E2を求め
る(推定する)。
出部37においては、前記弾性係数算出部36で算出さ
れた弾性係数Eと、前記紙厚設定部39で設定された紙
厚Tとにより、次式により剛性Gを算出する。 剛性G=E×(T)3 (1)
性パラメータ算出部38においては、前記剛性算出部3
7で算出された剛性Gと、空気密度w及び紙サイズ入力
部(A)から入力される紙の縦寸法Lとにより、次式に
より剛性パラメータG1を算出する。 剛性パラメータG1=G/(w×L3) (2) 即ち本発明の実施形態においては、紙1の剛性は、紙厚
Tの3乗に比例し紙の長さの3乗に反比例するものと
し、該剛性を無次元的に表わすものとして、前記のよう
な剛性パラメータG1を設定している。
ル、102は印刷部プリセット量設定テーブル、103
は排紙部プリセット量設定テーブルであり、これらのプ
リセット量設定テーブル101、102、103には、
前記剛性パラメータ算出部38において算出された剛性
パラメータG1、及び紙厚設定部39にて設定された紙
厚Tが入力されるとともに、前記紙質入力手段30から
紙種、坪量、紙目、紙サイズ等の紙質データが入力され
る。
ブル102の構成を示す。同図は、該印刷部プリセット
量設定テーブル102における、印刷される紙の紙種等
の紙質データ及び剛性パラメータGに対する紙ガイド位
置Sのデータベース化された設定テーブルを示してい
る。
定テーブル102は、紙ガイド位置Sのプリセット量を
設定するための入力データとして紙種(コート紙00、
上質紙01...等)、坪量(00(Y11〜
Y12)、01(Y21〜Y22)...等)、紙目
(縦目0、横目1)、紙サイズ(00(Z11〜
Z12)、01(Z21〜Z22)...等)が入力ア
ドレスにデータ化されている。
紙質データに基づき算出された紙厚(00(T11〜T
12)、01(T21〜T22)...等)及び剛性パ
ラメータ(00(G11〜G12)、01(G21〜G
22)...等)がデータ化されている。そして出力デ
ータには、前記入力アドレスの紙質データ及び演算アド
レスの演算データに基づき印刷部紙ガイド位置S(00
(S11〜S12)、01(S2 1〜S22)...
等)が設定されている。
えば紙種=00(アート紙)、坪量01(Y21〜Y
22)、紙目0(縦目)、紙サイズ10(Z31〜Z
32)とし、上記紙質データにより演算されたアドレス
の紙厚01(T21〜T22の間)、剛性パラメータ
(G21〜G22の間)とすると、これらの入力データ
及び演算データに対応する紙ガイド位置Sのプリセット
量は001(S2)と設定される。
データ化されて設定されたプリセット量設定テーブル
(102等)を用いれば、前記紙質データを入力する
と、これに対応する剛性パラメータ等の演算データが算
出され、さらに該紙質データ及び演算データに対応する
紙ガイド位置Sのプリセット量が自動的に選出されるこ
ととなる。
1には、印刷される紙の紙種及び前記剛性パラメータと
紙分離用空気の空気量との関係等がデータベース化され
て設定されており、また、前記印刷部プリセット量設定
テーブル102には前記紙種及び剛性パラメータと紙ガ
イドの位置との関係等が設定されている。
103には、前記紙の紙種及び紙厚及び剛性パラメータ
と排紙用真空車の回転速度あるいは吸着空気圧との関
係、前記紙種及び前記剛性パラメータと紙の挙動安定化
用ファンの空気圧との関係、前記紙種及び前記剛性パラ
メータと空気の表面流によって紙を案内する紙ガイドの
空気圧との関係、前記紙種及び前記剛性パラメータと印
刷後の紙を乾燥させるドライヤーの空気圧との関係等が
夫々データベース化されて設定されている。尚、前記給
紙部プリセット量設定テーブル101及び排紙部プリセ
ット量設定テーブル103も、図2に示された印刷部プ
リセット量設定テーブル102と同様な構成となってい
る。
紙の紙種、坪量、紙目、紙サイズ等の紙質データ及び紙
厚と前記剛性パラメータとが、前記給紙部プリセット量
設定テーブル101、印刷部プリセット量設定テーブル
102、及び排紙部プリセット量設定テーブル103に
夫々入力されると、これらの設定テーブル101、10
2、103から、前記入力値に対応する前記給紙部10
0、印刷部200、及び排紙部300における調整項目
のプリセット値が求められる。
排紙部300における調整項目のプリセット値は、夫々
の調整項目の調整手段に入力され、該調整手段におい
て、夫々の調整項目を前記プリセット値に設定する。従
って、前記給紙部100、印刷部200、及び排紙部3
00における調整項目は、紙の紙質データ、紙厚、及び
剛性パラメータに適応した値に高精度で以ってプリセッ
トされることとなる。
刷される紙の紙種、坪量、紙寸法及び紙目を含む紙質デ
ータに基づき剛性パラメータを算出し、該剛性パラメー
タと紙質データとを用いて、給紙部、印刷部、及び排紙
部における調整項目のプリセット量がデータベース化さ
れて設定されたプリセット設定テーブルを備えているの
で、該プリセット設定テーブルを用いて、前記調整項目
の入力値に対応するプリセット量を選出することによ
り、前記調整項目を必要紙特性に適応した値に高精度で
もってプリセットすることができる。
部、及び排紙部の調整項目のプリセットを、該調整項目
毎に必要な用紙特性をもれなく盛り込んで高精度で行う
ことができ、印刷作業時における調整作業が不要とな
り、印刷作業能率を向上することができるとともに、無
駄な紙等の資材の浪費を回避することが出来る。
刷機の紙質によるプリセット方法の制御ブロック図であ
る。
ある。
る。
る。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 用紙収納部に収納された紙を1枚ずつ分
離させ、フィーダボードにのせて搬送する給紙部と、該
給紙部から送り込まれた紙に、版胴、ゴム胴、圧胴を介
して所定の印刷を施す印刷部と、該印刷後の紙を排紙胴
で受け入れチェーングリッパ等の搬送手段により紙放し
手段まで搬送して排紙収納部内に放す排紙部とを備えた
印刷機における紙質によるプリセット方法において、前
記紙の紙種、坪量、紙サイズ、紙目を含む紙質データに
基づき、紙の剛性パラメータを算出し、該剛性パラメー
タ及び前記紙質データを用いて前記給紙部、印刷部、及
び排紙部における調整項目のプリセット量がデータベー
ス化されたプリセット量設定テーブルを作成することを
特徴とする印刷機における紙質によるプリセット方法。 - 【請求項2】 前記紙質データの坪量に基づき前記紙種
毎に紙厚を算出し、前記坪量と前記紙厚とに基づき前記
紙種毎に弾性係数を算出し、前記剛性パラメータは前記
弾性係数と紙サイズとに基づき算出することを特徴とす
る請求項1記載の印刷機における紙質によるプリセット
方法。 - 【請求項3】 前記剛性パラメータ(G)は、次の
(1)式により算出することを特徴とする請求項2記載
の印刷機における紙質によるプリセット方法。 G=(E×T3)/(w×L3) (1) ここで、E:紙の弾性係数 T:紙厚 w:空気密度 L:紙縦長さ - 【請求項4】 用紙収納部に収納された紙を1枚ずつ分
離させ、フィーダボードにのせて搬送する給紙部と、該
給紙部から送り込まれた紙に、版胴、ゴム胴、圧胴を介
して所定の印刷を施す印刷部と、該印刷部の紙を排紙胴
で受け入れチェーングリッパ等の搬送手段により紙放し
手段まで搬送して排紙収納部内に放す排紙部とを備えた
印刷機において、前記紙の紙種、坪量、紙サイズ、紙目
を含む紙質データを入力する紙質データ入力手段と、前
記紙質データに基づき紙の剛性パラメータを算出する手
段と、前記紙質データ、前記剛性パラメータ、前記給紙
部、排紙部における調整及び前記項目のプリセット量が
データベース化されたプリセット量設定テーブルとを備
えたことを特徴とする印刷機における紙質によるプリセ
ット装置。 - 【請求項5】 前記プリセット量設定テーブルは、前記
紙質データを含む入力データが設定された入力データア
ドレスと、該入力データに基づき演算された、前記剛性
パラメータを含む演算データが設定された演算データア
ドレスと、前記入力データ及び演算データに対応する前
記調整項目のプリセット量の出力データが設定された出
力データ設定部とよりなる請求項4記載の印刷機におけ
る紙質によるプリセット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29296199A JP3842933B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 印刷機における紙質によるプリセット方法及びプリセット装置 |
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001105573A true JP2001105573A (ja) | 2001-04-17 |
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JP29296199A Expired - Fee Related JP3842933B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 印刷機における紙質によるプリセット方法及びプリセット装置 |
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