JP2001104936A - 水域のうつろを利用した浄化水路のシステム - Google Patents

水域のうつろを利用した浄化水路のシステム

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JP2001104936A JP32732699A JP32732699A JP2001104936A JP 2001104936 A JP2001104936 A JP 2001104936A JP 32732699 A JP32732699 A JP 32732699A JP 32732699 A JP32732699 A JP 32732699A JP 2001104936 A JP2001104936 A JP 2001104936A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】公知の水域の浄化システムによって水をきれい
にし、静穏浄化水域に流れを発生させ、きれいな水を移
動させる。 【解決手段】多空隙を有する透過堤を浄化堤と言い、浄
化堤によって囲い締め切られた水域を「水域のうつろ」
と言う。水位変化の度に浄化堤を透過したきれいな水が
「水域のうつろ」を構成する浄化堤にそって設置された
水路を通じて流出入することを特徴とする水域のうつろ
を利用した浄化水路のシステムである。 【効果】 水域のうつろにより自然のエネルギーを利用
して水をきれいにし、この水に流れを発生させることに
より新たな水辺環境を創造し、きれいな水の移動や静穏
浄化水域の撹拌効果を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水域のうつろを利用し
た浄化水路のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】浄化しようとする水域を多空隙を有する
砕波堤で囲い締め切り、静穏浄化水域を創造する“水域
の浄化システム”が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】公知の水域の浄化シ
ステムは多空隙を有する砕波堤で囲い締め切られた、波
も無い、流れの無い、静穏化水域で、水がよどむ等の問
題点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】(うつろとは堤体構造
によって囲まれた囲繞水域をいう。) したがって、公知のうつろによる水域の浄化システムや
水域のうつろを利用した外水域の浄化システムによっ
て、うつろ内外の水をきれいにし、さらに公知の海洋の
うつろを利用した潮流発生装置により、新たにきれいな
水に流れを発生させ、きれいな水の移動を可能にようと
するものである。水位変化のある水域で、多空隙を有す
る浄化堤によって囲い締め切られた、水域のうつろを構
成する浄化堤にそって水路を設置することにより、潮汐
等の水位変化の度に浄化堤を透過したきれいな水が水路
を通じて流出入する。このような公知の水域の浄化シス
テムにより創造される静穏浄化水域に、きれいな水の流
れを発生させるとともに、浄化水路を通じて大量のきれ
いな水を移動させようとするシステムである。
【0005】
【作用】自然のエネルギーを利用して水をきれいにし、
この水に流れを発生させることにより新たな水辺環境を
創造するもので、水位変化のある水域で、多空隙を有す
る浄化堤によって囲い締め切られた水域のうつろの浄化
堤にそって水路を設置し、水位変化の度に浄化堤を透過
した浄化されたきれいな水が浄化水路を通じて流出入さ
せることにより、きれいな水の流れを発生させるもので
ある。このような浄化水路を活用することにより、従来
の水域のうつろにおける静穏浄化水域に新たな水の流れ
を発生させると共に、公知の海洋うつろを利用した潮流
発生装置の原理を利用して大量のきれいな水を移動させ
ようとするシステムである。
【0006】
【実施例】下記の本願発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 〈うつろ内に設置した開放型浄化水路〉図−1−(1)
は水位変化のある外水域3に浄化堤1で囲われた、公知
の水域のうつろを構成し、この公知の静穏浄化水域2に
流れを発生させるために、浄化堤1にそって、水路状に
連続した堤体4又は5を設置することにより、浄化水路
8を構成する。即ち外水位3の変化の度に浄化堤1を透
過したきれいな水が浄化水路8を通じて流出入を繰り返
す、うつろ内に設置した開放型浄化水路システムの平面
図である。さらに、激しい流れを発生させるために、堤
体4及び5の片側6及び7は水路を締切り、さらに他方
の開放口8及び9はジット流を発生させるために少し絞
り込んで開放する。また点線の矢印は外水域3の水位の
上昇に伴って浄化堤を透過し、うつろ内水域2に流入す
るきれいな水の流れの方向を表している。浄化堤1は公
知の捨石堤、コンクリートブロック堤、じやかご、フト
ンかご等で多空隙を有する透過型の連続した堤体構造で
ある。堤体4は公知のケイソン堤、矢板堤等の不透過性
の連続した堤体構造である。また、堤体5は公知の捨石
堤、コンクリートブロック堤、じやかご、フトンかご等
で多空隙を有するの連続した堤体構造である。堤体6及
び7は締切堤で堤体4及び5を延進したものである。図
−1−(2)は閉鎖性水域2に浄化水路8を通じる外水
域3の沿岸10に沿って構成された浄化水路8に結合さ
れた内水域開放型浄化水路システムの平面図である。ま
た点線の矢印は外水域3の水位の上昇に伴って浄化堤を
透過しうつろ内水域2に流入するきれいな水の流れの方
向を表している。閉鎖性水域2に流れを発生させるた
め、内部の開放口に導流堤11を設けた。導流堤11は
公知の捨石堤、コンクリートブロック堤、ケイソン堤、
矢板堤等の堤体構造である。 〈外水域開放型浄化水路〉図−2−(1)は公知の“水
域のうつろを利用した外水域の浄化システム”の特異な
ケースとして、水位変化のある閉鎖性水域(内湾)に、
内湾部の沿岸に沿ってを帯び状に水路を取りながら浄化
堤1により内湾を取り巻き締め切る公知の水域のうつろ
を構成することによって、外水域3の水位降下の度に浄
化堤1を透過したきれいな水が浄化水路8を通じて外水
域3に放出される外水域開放型の海洋のうつろを利用し
た浄化水路システムの平面図である。点線の矢印は外水
域3の水位の降下に伴って閉鎖性水域に設置した水域の
うつろ内2より浄化堤1を透過しうつろ外水域3に流出
する浄化水路8のきれいな水の流れの方向を表してい
る。、当システムは浄化水路を通してきれいな大量の水
を流出させることにより、きれいな水を大量に移動させ
る外水域開放型の水域のうつろを利用した浄化水路シス
テムである。図−2−(2)は閉鎖性水域2の沿岸に沿
って浄化堤1で囲い締め切られた水域のうつろを利用し
た外水域開放型の浄化水路のシステムの平面図である。
点線の矢印は外水域3の水位の降下に伴って閉鎖性水域
に設置した水域のうつろ内2より浄化堤を透過しうつろ
外水域3に流出するきれいな水の流れの方向を表してい
る。当システムは水路を通してきれいな水を流出させる
ことにより、大量のきれいな水を移動させる外水域開放
型の水域のうつろを利用した浄化水路システムである。 〈閉鎖型浄化水路〉上記の〈うつろ内に設置した開放型
浄化水路〉の開放口と〈外水域開放型浄化水路〉の開放
口を連結させたもので、水位の上昇時は外側の浄化堤1
で、水位の降下時は内側の浄化堤1又は5で浄化水路8
の水を浄化する。図−3−(1)は上記図−1−(1)
の堤体4及び5を連結させたもので堤体の透過能力の位
差を利用して浄化水路8に流れを発生するもので閉鎖型
の水域ののうつろを利用した浄化水路システムの平面図
である。点線の矢印は外水域3の水位の降下に伴って閉
鎖性水域に設置した水域のうつろ内2より浄化堤を透過
しうつろ外水域3に流出するきれいな水の流れの方向を
表している。図−3−(2)は図−2−(2)の外水域
開放型浄化水路の開放口に図−1−(2)内水域開放型
浄化水路の開口部を接続させた閉鎖型の水域ののうつろ
を利用した浄化水路システムの平面図である。点線の矢
印は外水域3の水位の降下に伴って閉鎖性水域に設置し
た水域のうつろ内2より浄化堤を透過しうつろ外水域3
に流出するきれいな水の流れの方向を表している。図−
3−(3)は図−2−(1)の外水域開放型の浄化水路
の開放口に図−1−(2)のような内水域開放型の浄化
水路の開口部を接続させた閉鎖型の水域のうつろを利用
した浄化水路システムの平面図である。閉鎖性水域の開
口部は水域のうつろを構成させるために浄化水路を残し
て締切堤13で締め切る。点線の矢印は外水域3の水位
の降下に伴って閉鎖性水域に設置した水域のうつろ内2
より浄化堤を透過しうつろ外水域3に流出するきれいな
水の流れの方向を表している。締切堤12は公知の捨石
堤、コンクリートブロック堤等の透過堤及びケイソン
堤、矢板堤等不透過堤の堤体構造や図−2−(1)の
島、埋め立て地等の陸地10である。
【0007】
【発明の効果】水域のうつろにより自然のエネルギーを
利用して水をきれいにし、この水に流れを発生させるこ
とにより新たな水辺環境を創造し、きれいな水の移動や
静穏浄化水域の撹拌効果を高める。
【0008】
【図面の簡単な説明】
図−1−(1)はうつろ内に設置した内水域開放型浄化
水路システムの平面図である。図−1−(2)は閉鎖性
水域の水域のうつろを利用した内水域開放型浄化水路シ
ステムの平面図である。図−2−(1)は閉鎖性水域内
に設置した水域のうつろを利用した外水域開放型浄化水
路システムの平面図である。図−2−(2)は閉鎖性水
域(内湾)内に設置した水域のうつろを利用した外水域
開放型浄化水路システムの平面図である。図−3−
(1)は水域のうつろ内に設置した閉鎖型の水域のうつ
ろを利用した浄化水路システムの平面図である。図−3
−(2)は閉鎖性湾内に設置した閉鎖型の水域のうつろ
を利用した浄化水路システムの平面図である。図−3−
(3)は閉鎖性水域に設置した閉鎖型の水域のうつろを
利用した浄化水路システムの平面図である。
【符号の説明】
1:うつろを構成する浄化堤 2:うつろ内の水域 3:うつろ外(外洋)の水域 4:浄化水路を構成する不透過堤 5:浄化水路を構成する透過堤 6:不透過堤の締切堤 7:透過堤の締切堤 8:浄化水路 9:浄化水路の開口部 10:陸地 11:導流堤 12:締切堤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多空隙を有する透過堤を浄化堤と言い、浄
    化堤によって囲い締め切られた水域を「水域のうつろ」
    と言う。水位変化の度に浄化堤を透過したきれいな水が
    「水域のうつろ」を構成する浄化堤にそって設置された
    水路を通じて流出入することを特徴とする水域のうつろ
    を利用した浄化水路のシステム
JP32732699A 1999-10-12 1999-10-12 水域のうつろを利用した浄化水路のシステム Pending JP2001104936A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006205000A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Kazuaki Akai 「海洋の空(utsuro)」による閉鎖性水域を利用した高度浄化システム
JP2011088075A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Ohbayashi Corp 石積み浄化堤の機能維持方法及びシステム

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JP2006205000A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Kazuaki Akai 「海洋の空(utsuro)」による閉鎖性水域を利用した高度浄化システム
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