JP2001102145A - 回転コネクタ - Google Patents

回転コネクタ

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JP2001102145A
JP2001102145A JP28130699A JP28130699A JP2001102145A JP 2001102145 A JP2001102145 A JP 2001102145A JP 28130699 A JP28130699 A JP 28130699A JP 28130699 A JP28130699 A JP 28130699A JP 2001102145 A JP2001102145 A JP 2001102145A
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case
fixing pin
insertion hole
flat cable
inner case
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JP28130699A
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English (en)
Inventor
Naoaki Matsui
直昭 松居
Yoshiyuki Nakade
義幸 中出
Ryoichi Yanai
良一 谷内
Ichiro Tateishi
一郎 立石
Takeo Nakamura
武夫 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のステアリング装置等に使用され、外
ケース及びこれと相対的に回転可能な内ケースとの電気
的接続を、可撓性を有するフラットケーブルを用いて行
う回転コネクタに関し、フラットケーブルの中立位置を
確実に保持でき、小型化も図れる回転コネクタを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 フラットケーブル5が外ケース11の内
側壁11A側と内ケース12の内筒部12B側に均等に
巻回された中立位置で、固定ピン19の中間部を内ケー
ス12の蓋部12Aの挿通孔12Cとガイドリング18
の挿着孔18B内に挿通すると共に、固定ピン19下端
の係止部19Aをカバー13の係止孔13Aに保持し
て、両ケース間の回転を規制するように回転コネクタを
構成することによって、フラットケーブルの中立位置を
確実に保持でき、小型化も図れる回転コネクタを得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のステアリン
グ装置等に使用され、外ケース及びこれと相対的に回転
可能な内ケースとの電気的接続を、可撓性を有するフラ
ットケーブルを用いて行う回転コネクタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転コネクタは、自動車
のステアリングコラムに固定される外ケースと、ステア
リングに取り付けられステアリングと共に回転する内ケ
ース、及びこの外ケース側と内ケース側との電気的接続
を行うフラットケーブルから構成されている。
【0003】このような従来の回転コネクタについて、
図6〜図10を用いて説明する。
【0004】図6は従来の回転コネクタの外観斜視図、
図7は同分解斜視図、図8は同平面断面図であり、同図
において、1は上下面開口の円筒状の外ケース、2はこ
の外ケース1内に相対的に回転可能に収納された内ケー
ス、3は外ケース1に固定され外ケース1下面の開口部
を覆うカバーで、内ケース2には外ケース1上面の開口
部を覆う蓋部2Aと下面中央に突出した内筒部2Bが設
けられている。
【0005】そして、外ケース1の内側壁1Aと内ケー
ス2の内筒部2Bによって形成されたリング状の空間4
内には、複数の導電線を一体に被覆した帯状の可撓性を
有するフラットケーブル5が複数回巻回されて収納さ
れ、このフラットケーブル5の内周端には内ケース2に
固定された端子5Aを介して内コネクタ6が、外周端に
は外ケース1に固定され外部の電子回路に接続される外
コネクタ7が各々接続されている。
【0006】また、空間4内には切欠き部8Aを備えた
ガイドリング8が回転移動可能に収納されると共に、フ
ラットケーブル5は空間4内で外ケース1の内側壁1A
側と内ケース2の内筒部2B側とに逆方向に巻回した状
態で収納され、この巻回方向の反転するU字状の反転部
5Bがガイドリング8の切欠き部8Aに挿通されて、回
転コネクタが構成されている。
【0007】以上のような構成の回転コネクタは、外ケ
ース1が自動車のステアリングコラム(図示せず)に固
定され、内ケース2の内筒部2Bにはステアリング(図
示せず)が挿入されて自動車のステアリング装置に装着
されると共に、外ケース1に固定された外コネクタ7は
車体側のステアリングコラムの電子回路に、内ケース2
に固定された内コネクタ6はステアリング内の電子回路
に各々接続されて、フラットケーブル5を介してステア
リングとステアリングコラム間の電気的接続が行われ
る。
【0008】そして、図8に示した、フラットケーブル
5が外ケース1の内側壁1A側と内ケース2の内筒部2
B側に均等に巻回された中立位置から、ステアリングを
回転すると、これに伴いステアリングに取り付けられた
内ケース2が回転し、その回転方向が時計方向である場
合には、図9の断面図に示すように、フラットケーブル
5は内ケース2の内筒部2B側に巻込まれ、反転部5B
がガイドリング8の切欠き部8Aの凸状の側壁面8B側
を押圧するため、ガイドリング8も空間4内を時計方向
に回転移動して、フラットケーブル5の巻回状態は内ケ
ース2の内筒部2B側に多く巻かれた巻締め状態とな
る。
【0009】また、これとは逆に、反時計方向に回転し
た場合には、図10の断面図に示すように、フラットケ
ーブル5は内ケース2の内筒部2B側から巻出され、反
転部5Bがガイドリング8の切欠き部8Aの凹部の側壁
面8C側を押圧するため、ガイドリング8も空間4内を
反時計方向に回転移動して、フラットケーブル5の巻回
状態は外ケース1の内側壁1A側が多くなった巻戻し状
態となるように構成されている。
【0010】なお、以上のように、回転するステアリン
グと車体側に固定されたステアリングコラム間の電気的
接続を、限られた長さのフラットケーブル5によって行
っているため、ステアリングの時計方向と反時計方向の
回転を同等のものとするためには、回転コネクタを直進
位置状態にある自動車のステアリング装置に装着する際
に、フラットケーブル5は内ケース2の内筒部2B側と
外ケース1の内側壁1A側が均等長さに巻回された中立
位置の状態であることが必要となる。
【0011】このため、従来の回転コネクタは、図8に
示したように、製作時にフラットケーブル5を内ケース
2の内筒部2B側と外ケース1の内側壁1A側が均等長
さに巻回された中立位置の状態とした後、図6及び図7
に示すように、固定ピン9の側方に突出した凸部9Aの
U字状の切込みを、内ケース2の蓋部2A上面に突出し
た保持部2Cに結合させると共に、下部の先端部9B
を、外ケース1の外側壁に設けた箱状の収納部1Bに挿
入して回転コネクタに固定ピン9を装着し、内ケース2
が回転しないように仮止めした状態で、回転コネクタの
保管や搬送を行い、自動車のステアリング装置に装着す
る直前或いは直後に、固定ピン9を上方に引抜いて回転
コネクタの装着を行うものであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の回転コネクタにおいては、挿抜可能な固定ピン9を用
いてフラットケーブル5の中立位置の仮止めを行ってお
り、回転コネクタを製作した後の保管や搬送時に、誤っ
て固定ピン9が引抜かれ、内ケース2が回転されて中立
位置ではなくなった状態でも再び固定ピン9を装着する
ことが可能であるため、自動車のステアリング装置に回
転コネクタを装着する際、固定ピン9が装着されていた
としても、フラットケーブル5が正しく中立位置である
かどうかの確認が困難であると共に、固定ピン9を装着
する外ケース1の収納部1Bが外周に突出しているた
め、回転コネクタの外形が大きくなり、小型化の妨げと
なるという課題があった。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、フラットケーブル5の中立位置を確実に
保持でき、小型化も図れる回転コネクタを提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フラットケーブルが外ケースの内側壁側と
内ケースの内筒部側に均等に巻回された中立位置で、固
定ピンの中間部を内ケースの蓋部の挿通孔とガイドリン
グの挿着孔内に挿通すると共に、固定ピン下端の係止部
をカバーの係止孔に保持して、量ケース間の回転を規制
するように回転コネクタを構成するものである。
【0015】これにより、フラットケーブルの中立位置
を確実に保持でき、小型化も図れる回転コネクタを得る
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、円筒状の外ケースと、この外ケース内に相対的に回
転可能に収納され、外ケース上面の開口部を覆う蓋部及
び下面中央に突出した内筒部を有すると共に、蓋部に挿
通孔を設けた内ケースと、この内ケースと外ケースによ
って形成される空間内にU字状の反転部を介して逆向き
に巻回されて収納され、両端が外ケースと内ケースに各
々固定された可撓性を有するフラットケーブルと、この
フラットケーブルの反転部が挿通される切欠き部及び上
記内ケースの挿通孔に対応した挿着孔を有し、上記空間
内に収納されて回転移動を行うガイドリングと、上記内
ケースの挿通孔に対向した位置に係止孔を有し、上記外
ケース下面の開口部を覆うカバーと、上記フラットケー
ブルが外ケースの内側壁側と内ケースの内筒部側に均等
に巻回された中立位置で、中間部が内ケースの挿通孔と
ガイドリングの挿着孔内を挿通し、下端の係止部が上記
カバーの係止孔に保持された固定ピンからなる回転コネ
クタとしたものであり、固定ピンを内ケースの蓋部の挿
通孔とガイドリングの挿着孔内に挿通して、両ケース間
の回転を規制すると共に、回転コネクタを製作した後の
保管や搬送時に、誤って固定ピンが引抜かれ内ケースが
回転された場合には、内ケースの蓋部の挿通孔に対しガ
イドリングの挿着孔の位置がずれた状態となり、中立位
置以外では固定ピンの再装着が困難なように構成されて
いるため、フラットケーブルの中立位置を確実に保持で
き、小型化も図れる回転コネクタを得ることができると
いう作用を有する。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、固定ピン下端の外周を傾斜させ、係止部
先端を外周よりも細径としたものであり、回転コネクタ
へ固定ピンを装着する際に、内ケースの蓋部の挿通孔と
ガイドリングの挿着孔に多少のズレがあった場合でも、
先ず細径となった係止部先端が挿入され、その後、外周
の傾斜面にガイドされて固定ピンが挿入されるため、固
定ピンの装着を容易に行うことができるという作用を有
する。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、固定ピン下端の係止部に、長手
方向にスリットを形成したものであり、このスリットに
よって固定ピンの下端が弾性変形してカバーの係止孔へ
の装着が行われるため、製作時に、回転コネクタへ固定
ピンをワンタッチで装着し、容易に組み立てることがで
きるという作用を有する。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、固定ピン下端の係
止部の上方に、外周より細径で窪んだ破断部を形成した
ものであり、誤って固定ピンを引抜いた際に、固定ピン
下端の係止部が破断部から破断されて、カバーの係止孔
内に残存するため、誤って再び固定ピンが装着されるこ
とを防止できるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図5を用いて説明する。
【0021】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態による回転コネクタの側面断面図、図2は同外観斜
視図、図3は同分解斜視図であり、同図において、11
は上下面開口の円筒状の外ケース、12はこの外ケース
11内に相対的に回転可能に収納された内ケース、13
は外ケース11に固定され外ケース11下面の開口部を
覆うカバーで、内ケース12に外ケース11上面の開口
部を覆う蓋部12Aと、下面中央に突出した内筒部12
Bが設けられている。
【0023】そして、外ケース11の内側壁11Aと内
ケース12の内筒部12Bによって形成されたリング状
の空間4内に、複数の導電線を一体に被覆した帯状の可
撓性を有するフラットケーブル5が複数回巻回されて収
納され、このフラットケーブル5の内周端には内ケース
12に固定された端子5Aを介して内コネクタ6が、外
周端には外ケース11に固定され外部の電子回路に接続
される外コネクタ7が各々接続されている。
【0024】また、空間4内には切欠き部18Aを備え
たガイドリング18が回転移動可能に収納されると共
に、フラットケーブル5は空間4内で外ケース11の内
側壁11A側と内ケース12の内筒部12B側とに逆方
向に巻回した状態で収納され、この巻回方向の反転する
U字状の反転部5Bがガイドリング18の切欠き部18
Aに挿通されていることも従来の技術の場合と同様であ
るが、内ケース12の蓋部12Aには挿通孔12Cが、
カバー13にはこの挿通孔12Cに対向しこれよりもや
や細径の係止孔13Aが各々設けられている。
【0025】そして、図4の平面断面図に示すように、
フラットケーブル5が外ケース11の内側壁11A側と
内ケース12の内筒部12B側に均等に巻回された中立
位置において、弾性を有する絶縁樹脂製の固定ピン19
の中間部が、内ケース12の蓋部12Aの挿通孔12C
内と、この挿通孔12Cに対応し中立位置で同一中心線
上になるように設けられた、ガイドリング18の挿着孔
18B内に挿通されている。
【0026】さらに、固定ピン19下端の係止部19A
は、外周が傾斜して先端が固定ピン19よりも細径にな
ると共に、長手方向にスリット19Bが形成され、この
スリット19Bによって係止部19Aが弾性変形し、カ
バー13の係止孔13Aに弾接保持されて、回転コネク
タが構成されている。
【0027】以上のように構成される回転コネクタは、
組立てを行って、フラットケーブル5を内ケース12の
内筒部12B側と外ケース11の内側壁11A側が均等
に巻回された中立位置状態にした後、固定ピン19を上
方から内ケース12の蓋部12Aの挿通孔12Cに挿入
し、ガイドリング18の挿着孔18B内を挿通させて、
下端の係止部19Aをカバー13の係止孔13Aに保持
し、内ケース12やガイドリング18が回転しないよう
に仮止めした状態で保管や搬送が行われる。
【0028】そして、外ケース11を自動車の直進位置
状態にあるステアリングコラム(図示せず)に固定し、
内ケース12の内筒部12Bにステアリング(図示せ
ず)を挿入して、回転コネクタを自動車のステアリング
装置に装着した後、固定ピン19を上方に引抜くと共
に、外ケース11に固定された外コネクタ7を車体側の
ステアリングコラムの電子回路に、内ケース12に固定
された内コネクタ6をステアリング内の電子回路に各々
接続することによって、ステアリングとステアリングコ
ラム間の電気的接続が行われる。
【0029】なお、回転コネクタを製作した後の保管や
搬送時に、誤って固定ピン19が引抜かれ内ケース12
が回転された場合には、内ケース12の回転に伴って、
フラットケーブル5が内ケース12の内筒部12B側に
巻込み、またはこれから巻出され、反転部5Bがガイド
リング18の切欠き部18Aの凸状の側壁面18Cまた
は凹状の側壁面18Dを押圧するため、ガイドリング1
8が時計方向または反時計方向に回転して、内ケース1
2の蓋部12Aの挿通孔12Cに対しガイドリング18
の挿着孔18Bの位置がずれた状態となるため、中立位
置以外では固定ピン19の再装着が困難なように構成さ
れている。
【0030】このように本実施の形態によれば、固定ピ
ン19を内ケース12の蓋部12Aの挿通孔12Cと、
ガイドリング18の挿着孔18B内に挿通して、両ケー
ス間の回転を規制すると共に、回転コネクタを製作した
後の保管や搬送時に、誤って固定ピン19が引抜かれ内
ケース12が回転された場合には、内ケース12の蓋部
12Aの挿通孔12Cに対しガイドリング18の挿着孔
18Bの位置がずれた状態となり、中立位置以外では固
定ピン19の再装着が困難なように構成されているた
め、フラットケーブルの中立位置を確実に保持でき、小
型化も図れる回転コネクタを得ることができるものであ
る。
【0031】そして、固定ピン19下端の外周を傾斜さ
せ、係止部19A先端が外周よりも細径となっているた
め、回転コネクタの製作時に固定ピン19を装着する
際、内ケース12の蓋部12Aの挿通孔12Cとガイド
リング18の挿着孔18Bに多少のズレがあった場合で
も、先ず細径となった係止部19A先端が挿入され、そ
の後、外周の傾斜面にガイドされて固定ピン19が挿入
されることによって、固定ピン19の装着を容易に行う
ことができる。
【0032】また、固定ピン19下端の係止部19A
に、長手方向にスリット19Bが形成され、このスリッ
ト19Bによって固定ピン19の下端が弾性変形してカ
バー13の係止孔13Aへの装着が行われるため、製作
時に、回転コネクタへ固定ピン19をワンタッチで装着
し、容易に組立てを行うことができる。
【0033】さらに、図5(a)の側面断面図に示すよ
うに、カバー13の係止孔13Aに弾接圧入された固定
ピン20下端の係止部20Aの上方に、外周より細径で
窪んだ破断部20Bを形成することによって、図5
(b)に示すように、回転コネクタを製作した後の保管
や搬送時に、誤って固定ピン20を引抜いた場合、固定
ピン20下端の係止部20Aが破断部20Bから破断さ
れて、カバー13の係止孔13A内に残存するため、誤
って再び固定ピン20が装着されることを防止すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フラット
ケーブルの中立位置を確実に保持でき、小型化も図れる
回転コネクタを得ることができるという有利な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による回転コネクタの側
面断面図
【図2】同外観斜視図
【図3】同分解斜視図
【図4】同平面断面図
【図5】同固定ピン近傍の側面断面図
【図6】従来の回転コネクタの外観斜視図
【図7】同分解斜視図
【図8】同平面断面図
【図9】同巻締め状態の平面断面図
【図10】同巻戻し状態の平面断面図
【符号の説明】
4 空間 5 フラットケーブル 5A 端子 5B 反転部 6 内コネクタ 7 外コネクタ 11 外ケース 11A 内側壁 12 内ケース 12A 蓋部 12B 内筒部 12C 挿通孔 13 カバー 13A 係止孔 18 ガイドリング 18A 切欠き部 18B 挿着孔 18C,18D 側壁面 19,20 固定ピン 19A、20A 係止部 19B スリット 20B 破断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷内 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 立石 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 武夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の外ケースと、この外ケース内に
    相対的に回転可能に収納され、外ケース上面の開口部を
    覆う蓋部及び下面中央に突出した内筒部を有すると共
    に、蓋部に挿通孔を設けた内ケースと、この内ケースと
    外ケースによって形成される空間内にU字状の反転部を
    介して逆向きに巻回されて収納され、両端が外ケースと
    内ケースに各々固定された可撓性を有するフラットケー
    ブルと、このフラットケーブルの反転部が挿通される切
    欠き部及び上記内ケースの挿通孔に対応した挿着孔を有
    し、上記空間内に収納されて回転移動を行うガイドリン
    グと、上記内ケースの挿通孔に対向した位置に係止孔を
    有し、上記外ケース下面の開口部を覆うカバーと、上記
    フラットケーブルが外ケースの内側壁側と内ケースの内
    筒部側に均等に巻回された中立位置で、中間部が内ケー
    スの挿通孔とガイドリングの挿着孔内を挿通し、下端の
    係止部が上記カバーの係止孔に保持された固定ピンから
    なる回転コネクタ。
  2. 【請求項2】 固定ピン下端の外周を傾斜させ、係止部
    先端を外周よりも細径とした請求項1記載の回転コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 固定ピン下端の係止部に、長手方向にス
    リットを形成した請求項1または2記載の回転コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 固定ピン下端の係止部の上方に、外周よ
    り細径で窪んだ破断部を形成した請求項1〜3のいずれ
    か一つに記載の回転コネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102822011A (zh) * 2010-03-30 2012-12-12 古河电气工业株式会社 旋转连接器装置
JP2014017078A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Yazaki Corp 回転コネクタ

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