JP4004692B2 - 回転コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のステアリング装置等に使用され、外ケース及びこれと相対的に回転可能な内ケースとの電気的接続を、可撓性を有するフラットケーブルを用いて行う回転コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回転コネクタは、自動車のステアリングコラムに固定される外ケースと、ステアリングに取り付けられステアリングと共に回転する内ケース、及びこの外ケース側と内ケース側との電気的接続を行うフラットケーブルから構成されている。
【0003】
そして、フラットケーブルの巻回方法によって、外ケースと内ケースとの間でフラットケーブルを一方向に渦巻き状に巻回したものと、フラットケーブルを中間部で逆方向に巻回したものの二つのタイプに大別されるが、回転コネクタの外径寸法が同じ場合、後者の方がフラットケーブルの長さを短くでき、部品価格の低減を図ることができるため、近年、この後者タイプの回転コネクタが多く使用されている。
【0004】
このような、従来の回転コネクタについて、フラットケーブルを一方向に渦巻き状に巻回したものを例として、図9〜図12を用いて説明する。
【0005】
図9は従来の回転コネクタの断面図、図10は同分解斜視図であり、同図において、1は上下面開口の円筒状の外ケース、2はこの外ケース1内に相対的に回転可能に収納された内ケース、3は外ケース1に固定され外ケース1下面の開口部を覆うカバーで、内ケース2には外ケース1上面の開口部を覆う蓋部2Aと下面中央に突出した内筒部2Bが設けられている。
【0006】
そして、外ケース1の内側壁1Aと内ケース2の内筒部2Bによって形成されたリング状の空間4内には、複数の導電線を一体に被覆した帯状の可撓性を有するフラットケーブル5が複数回巻回されて収納され、このフラットケーブル5の内周端には内ケース2に固定された端子5Aを介して内コネクタ6が、外周端には外ケース1に固定され外部の電子回路に接続される外コネクタ7が各々接続されている。
【0007】
また、フラットケーブル5の内周端には絶縁シート等の弾性舌片8が貼付され、その端部が端子5Aに挿入され固定されて、回転コネクタが構成されている。
【0008】
以上のような構成の回転コネクタは、外ケース1が自動車のステアリングコラム(図示せず)に固定され、内ケース2の内筒部2Bにはステアリング(図示せず)が挿入されて自動車のステアリング装置に装着されると共に、外ケース1に固定された外コネクタ7は車体側のステアリングコラムの電子回路に、内ケース2に固定された内コネクタ6はステアリング内の電子回路に各々接続されて、フラットケーブル5を介してステアリングとステアリングコラム間の電気的接続が行われる。
【0009】
そして、図9に示した、フラットケーブル5が外ケース1の内側壁1A側と内ケース2の内筒部2B側に均等に巻回された中立位置から、ステアリングの回転に伴い、これに取り付けられた内ケース2が回転し、その回転方向が時計方向である場合には、図11の断面図に示すように、フラットケーブル5は内ケース2の内筒部2B側に巻込まれ、巻回状態は内ケース2の内筒部2B側に多く巻かれた巻締め状態となる。
【0010】
また、これとは逆に、反時計方向に回転した場合には、図12の断面図に示すように、フラットケーブル5は内ケース2の内筒部2B側から巻出され、巻回状態が外ケース1の内側壁1A側が多くなった巻戻し状態となるが、この時、フラットケーブル5の内周端は、弾性舌片8にガイドされて内筒部2Bから巻出されるため、図12に破線で示すような、フラットケーブル5の座屈や変形を生じないで、巻戻しが行われるように構成されているものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の回転コネクタにおいては、弾性舌片8を用いて、巻戻し時の内周端の座屈や変形によるフラットケーブル5の破損を防止しているため、回転コネクタの構成部品数が多くなると共に、組立てにも時間を要するという課題があった。
【0012】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、構成部品数が少なく組立ても容易で、安価な回転コネクタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、フラットケーブル内周端が固定された近傍の内ケースの内筒部の窪み部に、内ケースの蓋部下面または内筒部外周に一端が一体となったガイド片を内筒部外周に沿って形成し、このガイド片の内側壁と内ケースの内筒部の窪み部外周との間の間隙部に、フラットケーブルの内周端近傍を挿通すると共に、ガイド片の先端を外周方向に傾斜させて設けた開口部端面からフラットケーブルを導出して回転コネクタを構成するものである。
【0014】
これにより、フラットケーブルの座屈や変形を防ぎ、構成部品数が少なく組立ても容易で、安価な回転コネクタを得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、円筒状の外ケースと、この外ケース内に相対的に回転可能に収納され、外ケース上面の開口部を覆う蓋部及びこの下面中央に突出した内筒部を有する内ケースと、これら外ケースと内ケースによって形成される空間内に巻回して収納され、内周端が内ケースに、外周端が外ケースに各々固定された可撓性を有するフラットケーブルからなり、上記内ケースの内筒部の上記フラットケーブル内周端が固定された近傍に形成された窪み部内に、上記内ケースの蓋部下面に一端が一体となったガイド片を外側面が上記内筒部外周に沿うように内筒部の突出方向に形成し、このガイド片の内側壁と上記内筒部の窪み部外周との間の間隙部に、上記フラットケーブルの内周端近傍を挿通すると共に、内ケースが回転して上記フラットケーブルが巻戻しとなった時に、上記フラットケーブルが開口部端面に当接して捩れながら内筒部から巻出されるように、上記ガイド片の他端を内筒部外周方向に傾斜させて設けた上記開口部端面から上記フラットケーブルを導出したことによって、巻戻し時にフラットケーブルがガイド片の傾斜した開口部端面に当接して、やや捩れながら内筒部側から巻出されるため、フラットケーブルの座屈や変形を防ぎ、構成部品数が少なく組立ても容易で、安価な回転コネクタを得ることができるという作用を有する。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、フラットケーブルがU字状の反転部を介して、外ケースの内側壁側と内ケースの内筒部側で逆向きに巻回されるように収納されると共に、このフラットケーブルの反転部が挿通する切欠部を有するガイドリングを、フラットケーブルと共に上記外ケースと内ケースによって形成される空間内に回転可能に収納したものであり、外ケースと内ケースによって形成される空間内でフラットケーブルが反転して巻回されているため、フラットケーブルの長さを短くでき、より安価な回転コネクタが得られるという作用を有する。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、内ケースの窪み部外周と内筒部外周の接合部を、直線状またはなだらかな円弧状としたものであり、フラットケーブルが直線状または円弧状の面に沿って内筒部から導出されるため、フラットケーブルに偏った力が加わらず、滑らかにフラットケーブルの巻回を行うことができるという作用を有する。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、内ケースの窪み部外周とガイド片の内側壁との間隙部に弾性部材を装着し、これをフラットケーブルの内周端近傍に弾接させたものであり、弾性部材を弾接させてフラットケーブルの内周端近傍を保持することによって、フラットケーブルの間隙部内でのガタツキをおさえ、巻回時の異音の発生等を防止することができるという作用を有する。
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、内ケースの窪み部外周またはガイド片の内側壁に、凹または凸状の保持部を各々形成し、この保持部に沿って略S字状にフラットケーブルの内周端近傍を保持したものであり、間隙部内に形成された凹または凸状の保持部に沿ってフラットケーブルの内周端近傍を保持することによって、窪み部外周または内側壁とフラットケーブル内周端近傍の摩擦を大きくし、巻回時にフラットケーブル内周端に加わる力を低減して、フラットケーブルの破損を防ぐことができるという作用を有する。
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を用いて説明する。
【0021】
なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0022】
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態による回転コネクタの断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、1は上下面開口の円筒状の外ケース、12はこの外ケース1内に相対的に回転可能に収納された内ケースで、カバー3が外ケース1下面の開口部を覆って固定されていることや、内ケース12に外ケース1上面の開口部を覆う蓋部12Aと、下面中央に突出した内筒部12Bが設けられていることは従来の技術の場合と同様である。
【0023】
そして、外ケース1の内側壁1Aと内ケース12の内筒部12Bによって形成されたリング状の空間4内に、複数の導電線を一体に被覆した帯状の可撓性を有するフラットケーブル5が複数回巻回されて収納されていることや、このフラットケーブル5の内周端には内ケース12に固定された端子5Bを介して内コネクタ6が、外周端には外ケース1に固定され外部の電子回路に接続される外コネクタ7が各々接続されていることも従来の技術の場合と同様であるが、フラットケーブル5の内周端が固定された近傍の内ケース12の内筒部12B外周壁には、窪み部12Cが形成されている。
【0024】
また、この窪み部12Cには、内ケース12の蓋部12A下面に一端が一体に形成されたガイド片13が、内筒部12B外周に沿って設けられると共に、内筒部12Bの窪み部12Cの外周とガイド片13の内側壁との間の間隙部14には、フラットケーブル5の内周端近傍が挿通され、ガイド片13他端の外周方向に傾斜した開口部13A端面からはフラットケーブル5が導出されて、回転コネクタが構成されている。
【0025】
以上のような構成の回転コネクタが、外ケース1を自動車のステアリングコラム(図示せず)に固定され、内ケース12の内筒部12Bにはステアリング(図示せず)が挿入されて自動車のステアリング装置に装着されると共に、外ケース1に固定された外コネクタ7は車体側のステアリングコラムの電子回路に、内ケース12に固定された内コネクタ6はステアリング内の電子回路に各々接続されて、フラットケーブル5を介してステアリングとステアリングコラム間の電気的接続が行われることは従来の技術の場合と同様である。
【0026】
そして、図1に示した、フラットケーブル5が外ケース1の内側壁1A側と内ケース12の内筒部12B側に均等に巻回された中立位置から、ステアリングの回転に伴い、これに取り付けられた内ケース12が回転し、その回転方向が時計方向である場合には、フラットケーブル5は内ケース12の内筒部12B側に巻込まれ、巻回状態は内ケース12の内筒部12B側に多く巻かれた巻締め状態となることも従来の技術の場合と同様である。
【0027】
また、これとは逆に反時計方向に回転した場合は、フラットケーブル5は内ケース12の内筒部12B側から巻出され、巻回状態が外ケース1の内側壁1A側が多くなった巻戻し状態となることも従来の技術の場合と同様であるが、この時、図3の要部斜視図に示すように、フラットケーブル5はガイド片13の、端面が外周方向に傾斜した開口部13Aから導出されているため、フラットケーブル5がこの開口部13A端面に当接して、やや捩れこの箇所の応力を緩和しながら内筒部12B側から巻出されるように構成されている。
【0028】
このように本実施の形態によれば、ガイド片13を内ケース12の蓋部12A下面に一体に形成すると共に、このガイド片13の他端を外周方向に傾斜させて設けた開口部13A端面からフラットケーブル5を導出することによって、巻戻し時にフラットケーブル5がガイド片13の傾斜した開口部13A端面に当接して、やや捩れながら内筒部12B側から巻出されるため、フラットケーブル5の座屈や変形を防ぎ、構成部品数が少なく組立ても容易で、安価な回転コネクタを得ることができるものである。
【0029】
そして、図4の断面図に示すように、内ケース12の窪み部12C外周と内筒部12B外周の接合部12Dを、直線状またはなだらかな円弧状とすることによって、フラットケーブル5が直線状または円弧状の接合部12D面に沿って内筒部12Bから導出されるため、フラットケーブル5に偏った力が加わらず、滑らかにフラットケーブル5の巻回を行うことができる。
【0030】
また、図5の断面図に示すように、内ケース12の窪み部12C外周とガイド片13の内側壁との間隙部14に、ゴムやエラストマー等の弾性部材15を装着し、これを弾接させてフラットケーブル5の内周端近傍を保持することによって、フラットケーブル5の間隙部14内でのガタツキをおさえ、巻回時の異音の発生等を防止することができる。
【0031】
さらに、図6の断面図に示すように、内ケース12の窪み部12C外周に凸状の保持部16を、ガイド片13に凹状の切欠部17を各々形成し、この保持部16と切欠部17に沿って略S字状に、フラットケーブル5の内周端近傍を保持することによって、窪み部12C外周やガイド片13内側壁とフラットケーブル5の内周端近傍の摩擦を大きくし、巻回時にフラットケーブル5内周端に加わる力を低減して、フラットケーブルの破損を防ぐことができる。
【0032】
(実施の形態2)
図7は本発明の第2の実施の形態による回転コネクタの断面図、図8は同分解斜視図であり、同図において、上下面開口の円筒状の外ケース21内に相対的に回転可能に内ケース12が収納され、カバー23が外ケース21下面の開口部を覆って固定されていることや、内ケース12に外ケース21上面の開口部を覆う蓋部12Aと、下面中央に突出した内筒部12Bが設けられていることは実施の形態1の場合と同様である。
【0033】
そして、内ケース12の内筒部12Bに形成された窪み部12Cに、内ケース12の蓋部12A下面に一端が一体に形成されたガイド片13が内筒部12B外周に沿って設けられていることや、内筒部12Bの窪み部12Cの外周とガイド片13の内側壁との間の間隙部14に、フラットケーブル5の内周端近傍が挿通されると共に、ガイド片13の外周方向に傾斜した開口部13A端面からフラットケーブル5が導出されていることも実施の形態1の場合と同様である。
【0034】
また、フラットケーブル5の内周端には内ケース2に固定された端子5Bを介して内コネクタ6が、外周端には外ケース1に固定され外部の電子回路に接続される外コネクタ7が各々接続されていることも実施の形態1の場合と同様であるが、外ケース21の内側壁21Aと内ケース12の内筒部12Bによって形成されたリング状の空間4内には、フラットケーブル5が中間部のU字状の反転部5Cを介して、外ケース21の内側壁21A側と内ケース12の内筒部12B側に逆向きに巻回されて収納されている。
【0035】
そして、このフラットケーブル5の反転部5Cが挿通する切欠部24Aを有するガイドリング24が、フラットケーブル5と共にリング状の空間4内に回転可能に収納されて、回転コネクタが構成されている。
【0036】
以上のような構成の回転コネクタが、外ケース21を自動車のステアリングコラム(図示せず)に固定され、内ケース12の内筒部12Bにはステアリング(図示せず)が挿入されて自動車のステアリング装置に装着されると共に、外ケース21に固定された外コネクタ7は車体側のステアリングコラムの電子回路に、内ケース12に固定された内コネクタ6はステアリング内の電子回路に各々接続され、フラットケーブル5を介してステアリングとステアリングコラム間の電気的接続が行われることは実施の形態1の場合と同様である。
【0037】
また、図7に示したフラットケーブル5が均等に巻回された中立位置から、ステアリングを回転すると、これに取り付けられた内ケース12が回転し、フラットケーブル5の巻回状態が変化することも実施の形態1の場合と同様であるが、この時、ガイドリング24がフラットケーブル5の巻込みや巻出しに伴って、内ケース12と同じ方向に回転すると共に、ガイドリング24の切欠部24Aに反転部5Cが挿通してガイドされたフラットケーブル5は、この反転部5Cから反転して内ケース12の内筒部12B側、或いは外ケース21の内側壁21A側に巻回される。
【0038】
即ち、内ケース12の回転方向が時計方向である場合には、フラットケーブル5が内ケース12の内筒部12B側に巻込まれるため、反転部5Cに切欠部24Aの側壁24Bを押圧されたガイドリング24も時計方向に回転して、フラットケーブル5の巻回状態が巻締め状態となり、これとは逆の反時計方向に回転した場合は、フラットケーブル5は内ケース12の内筒部12B側から巻出されるため、反転部5Cに切欠部24Aの側壁24Cを押圧されたガイドリング24も反時計方向に回転して、その巻回状態が巻戻し状態となるように構成されている。
【0039】
このように本実施の形態によれば、外ケース21と内ケース12によって形成される空間4内で、フラットケーブル5が、ガイドリング24の切欠部24Aに挿通してガイドされた反転部5Cから反転して巻回されるため、実施の形態1の場合に比べ、フラットケーブル5の長さを短くすることができ、より安価な回転コネクタを得ることができるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、フラットケーブルの座屈や変形を防ぎ、構成部品数が少なく組立ても容易で、安価な回転コネクタを得ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による回転コネクタの断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同要部斜視図
【図4】同接合部を直線状または円弧状とした断面図
【図5】同間隙部に弾性部材を装着した断面図
【図6】同凹または凸状の保持部を形成した断面図
【図7】本発明の第2の実施の形態による回転コネクタの断面図
【図8】同分解斜視図
【図9】従来の回転コネクタの断面図
【図10】同分解斜視図
【図11】同巻締め状態の断面図
【図12】同巻戻し状態の断面図
【符号の説明】
1,21 外ケース
1A,21A 内側壁
3,23 カバー
4 空間
5 フラットケーブル
5B 端子
5C 反転部
6 内コネクタ
7 外コネクタ
12 内ケース
12A 蓋部
12B 内筒部
12C 窪み部
12D 接合部
13 ガイド片
13A 開口部
14 間隙部
15 弾性部材
16 保持部
17 切欠部
24 ガイドリング
24A 切欠部
24B,24C 側壁
Claims (5)
- 円筒状の外ケースと、この外ケース内に相対的に回転可能に収納され、外ケース上面の開口部を覆う蓋部及びこの下面中央に突出した内筒部を有する内ケースと、これら外ケースと内ケースによって形成される空間内に巻回して収納され、内周端が内ケースに、外周端が外ケースに各々固定された可撓性を有するフラットケーブルからなり、上記内ケースの内筒部の上記フラットケーブル内周端が固定された近傍に形成された窪み部内に、上記内ケースの蓋部下面に一端が一体となったガイド片を外側面が上記内筒部外周に沿うように内筒部の突出方向に形成し、このガイド片の内側壁と上記内筒部の窪み部外周との間の間隙部に、上記フラットケーブルの内周端近傍を挿通すると共に、内ケースが回転して上記フラットケーブルが巻戻しとなった時に、上記フラットケーブルが開口部端面に当接して捩れながら内筒部から巻出されるように、上記ガイド片の他端を内筒部外周方向に傾斜させて設けた上記開口部端面から上記フラットケーブルを導出した回転コネクタ。
- フラットケーブルがU字状の反転部を介して、外ケースの内側壁側と内ケースの内筒部側で逆向きに巻回されるように収納されると共に、このフラットケーブルの反転部が挿通する切欠部を有するガイドリングを、フラットケーブルと共に上記外ケースと内ケースによって形成される空間内に回転可能に収納した請求項1記載の回転コネクタ。
- 内ケースの窪み部外周と内筒部外周の接合部を、直線状またはなだらかな円弧状とした請求項1または2記載の回転コネクタ。
- 内ケースの窪み部外周とガイド片の内側壁との間隙部に弾性部材を装着し、これをフラットケーブルの内周端近傍に弾接させた請求項1〜3のいずれか一つに記載の回転コネクタ。
- 内ケースの窪み部外周またはガイド片の内側壁に、凹または凸状の保持部を各々形成し、この保持部に沿って略S字状にフラットケーブルの内周端近傍を保持した請求項1〜4のいずれか一つに記載の回転コネクタ。
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