JP2001253349A - 回転コネクタ及びこれを用いたステアリング装置 - Google Patents

回転コネクタ及びこれを用いたステアリング装置

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JP2001253349A
JP2001253349A JP2000068320A JP2000068320A JP2001253349A JP 2001253349 A JP2001253349 A JP 2001253349A JP 2000068320 A JP2000068320 A JP 2000068320A JP 2000068320 A JP2000068320 A JP 2000068320A JP 2001253349 A JP2001253349 A JP 2001253349A
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rotary connector
steering wheel
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outer case
inner case
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Yoshiyuki Nakade
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のステアリングホイールの下方に装着
される回転コネクタ、及びこれを用いたステアリング装
置に関し、小型、軽量化が図れ安価なものを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 外ケース15内に相対的に回転可能に収
納された内ケース16の蓋部16A上面に、自動車のス
テアリングホイール21下面と嵌合する凸部16Cを設
けて回転コネクタを構成することによって、回転コネク
タの外周を小さなものとし、小型、軽量化が図れ安価な
回転コネクタを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のステアリン
グホイールの下方に装着され、外ケース及びこれと相対
的に回転可能な内ケースとの間の電気的接続を、可撓性
を有するフラットケーブルを用いて行う回転コネクタ及
びこれを用いたステアリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転コネクタは、自動車
のステアリングコラムに固定される外ケースと、ステア
リングホイールと共に回転する内ケース、及びこの外ケ
ース側と内ケース側との間の電気的接続を行うフラット
ケーブルから構成されている。
【0003】このような、従来の回転コネクタについ
て、図6〜図8を用いて説明する。
【0004】図6は従来の回転コネクタの外観斜視図、
図7は同分解斜視図であり、同図において、1は上下面
開口の円筒状の外ケース、2はこの外ケース1内に相対
的に回転可能に収納された内ケース、3は外ケース1に
固定された外ケース1下面の開口部を覆うカバーで、内
ケース2には外ケース1上面の開口部を覆う蓋部2Aと
下面中央に突出した内筒部2Bが設けられている。
【0005】そして、内ケース2の内筒部2B内周に
は、一対の溝部2Cが設けられると共に、カバー3の下
面には各々一対の、中央寄りにボス部3A、外周寄りに
爪部3Bが設けられている。
【0006】また、外ケース1の内側壁1Aと内ケース
2の内筒部2Bによって形成されたリング状の空間内に
は、複数の導電線を一体に被覆した可撓性を有する帯状
のフラットケーブル4が複数回巻回されて収納されると
共に、このフラットケーブル4の内周端には内ケース2
に固定された端子5Aを介してリード線6とコネクタ7
が、外周端には外ケース1に固定され外部の電子回路に
接続される端子5Bが各々接続されて、回転コネクタが
構成されている。
【0007】以上のような構成の回転コネクタは、図8
のステアリング装置の断面図に示すように、自動車のス
テアリングホイール11の下方に装着され、内ケース2
の内筒部2Bには、ステアリングホイール11下部の保
持部11Aが挿入されて、この保持部11A外周に設け
られた突起部11Bが内ケース2の内筒部2Bの溝部2
Cに嵌合すると共に、上端がステアリングホイール11
に固定された回転軸12を回転可能に保持したステアリ
ングコラム13の、取付板13A上面にカバー3のボス
部3Aが当接し、孔部13Bに爪部3Bが挿入係止され
ている。
【0008】また、内ケース2に固定された端子5Aか
ら延出したリード線6先端のコネクタ7はステアリング
ホイール11の電子回路(図示せず)に接続され、外ケ
ース1に固定された端子5Bはステアリングコラム13
の電子回路(図示せず)に各々接続されて、ステアリン
グ装置が構成されている。
【0009】そして、ステアリングホイール11を回転
すると、これに伴ってステアリングホイール11に取り
付けられた内ケース2が回転し、その回転方向によりフ
ラットケーブル4が内ケース2の内筒部2Bから巻出さ
れ、巻回状態が外ケース1の内側壁1A側が多くなった
巻戻し状態となったり、フラットケーブル4が内ケース
2の内筒部2B側に巻込まれた巻締め状態となることに
よって、フラットケーブル4を介してステアリングホイ
ール11とステアリングコラム13の間の電気的接続が
行われるように構成されているものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回転コネクタ及びこれを用いたステアリング装置に
おいては、内ケース2の内筒部2Bにステアリングホイ
ール11の保持部11Aが挿入嵌合されて、回転コネク
タがステアリングホイール11下方に装着されており、
ステアリングホイール11の形状や強度によって保持部
11Aがある程度以上の大きさとなるため、これに伴っ
て回転コネクタの外周も大きなものとなり、小型化及び
低価格化を図ることが困難であるという課題があった。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、小型、軽量化が図れ安価な回転コネク
タ、及びこれを用いたステアリング装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有するものである。
【0013】本発明の請求項1に記載の発明は、外ケー
ス内に相対的に回転可能に収納された内ケースの蓋部上
面または外周に、自動車のステアリングホイール下面と
嵌合する凸部または凹部を設けた回転コネクタとしたも
のであり、内ケースの蓋部上面または外周の凸部または
凹部をステアリングホイール下面と嵌合させることによ
って、回転コネクタの外周を小さなものとし、小型、軽
量化が図れ安価な回転コネクタを得ることができるとい
う作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
回転コネクタを、内ケース蓋部の凸部または凹部をステ
アリングホイール下面と嵌合させて、自動車のステアリ
ングホイール下方に装着したステアリング装置としたも
のであり、回転コネクタの外周を小さなものとし、小
型、軽量化が図れ安価なステアリング装置を実現するこ
とができるという作用を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図5を用いて説明する。
【0016】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【0017】(実施の形態)図1は本発明の一実施の形
態による回転コネクタの外観斜視図、図2は同分解斜視
図であり、同図において、15は上下面開口の円筒状の
外ケース、16はこの外ケース15内に相対的に回転可
能に収納された内ケース、17は外ケース15に固定さ
れ外ケース15下面の開口部を覆うカバーで、内ケース
16には外ケース15上面の開口部を覆う蓋部16Aと
下面中央に突出した内筒部16Bが設けられている。
【0018】そして、従来の技術の場合に比べ略半分の
外周寸法の、内ケース16の蓋部16A上面には、自動
車のステアリングホイール下面と嵌合する凸部16Cが
設けられると共に、外ケース15の外周には下方に突出
した一対の爪部15Aが、カバー17の下面には一対の
ボス部17Aが各々設けられている。
【0019】また、外ケース15の内側壁15Bと内ケ
ース16の内筒部16Bによって形成されたリング状の
空間内には、従来の技術の場合に比べ略半分の長さの、
複数の導電線を一体に被覆した可撓性を有する帯状のフ
ラットケーブル18が複数回巻回されて収納されると共
に、このフラットケーブル18の内周端には内ケース1
6に固定された端子5Aを介してリード線6とコネクタ
7が、外周端には外ケース15に固定され外部の電子回
路に接続される端子5Bが各々接続されて、回転コネク
タが構成されている。
【0020】以上のような構成の回転コネクタは、図3
のステアリング装置の断面図に示すように、自動車のス
テアリングホイール21の下方に装着され、ステアリン
グホイール21下部の保持部21Aに設けられた溝部2
1Bに、内ケース16の蓋部16A上面の凸部16Cが
嵌合すると共に、上端がステアリングホイール21に固
定された回転軸12が、内ケース16の内筒部16Bに
所定の隙間を空けて挿入されている。
【0021】そして、この回転軸12を回転可能に保持
したステアリングコラム23の、取付板23A上面にカ
バー17のボス部17Aが当接し、孔部23Bには外ケ
ース15の爪部15Aが挿入係止されて、回転コネクタ
がステアリングコラム23に取り付けられている。
【0022】また、内ケース16に固定された端子5A
から延出したリード線6先端のコネクタ7はステアリン
グホイール21の電子回路(図示せず)に接続され、外
ケース15に固定された端子5Bはステアリングコラム
23の電子回路(図示せず)に各々接続されて、ステア
リング装置が構成されている。
【0023】そして、ステアリングホイール21を回転
すると、これに伴ってステアリングホイール21に取り
付けられた内ケース16が回転し、その回転方向により
フラットケーブル18が内ケース16の内筒部16Bか
ら巻出され、巻回状態が外ケース15の内側壁15B側
が多くなった巻戻し状態となったり、フラットケーブル
18が内ケース16の内筒部16B側に巻込まれた巻締
め状態となることによって、フラットケーブル18を介
してステアリングホイール21とステアリングコラム2
3の間の電気的接続が行われるように構成されている。
【0024】以上のように本実施の形態によれば、内ケ
ース16の蓋部16A上面に凸部16Cを設け、これを
ステアリングホイール21下部の保持部21Aにけられ
た溝部21Bに嵌合されることによって、回転コネクタ
の外周を小さなものとすることができるため、小型、軽
量化が図れ安価な回転コネクタを得ることができるもの
である。
【0025】そして、この回転コネクタを用いてステア
リング装置を構成することによって、小型、軽量化が図
れ安価なステアリング装置を実現することができる。
【0026】なお、以上の説明では、回転コネクタの内
ケース16の蓋部16A上面に、自動車のステアリング
ホイール21下面と嵌合する凸部16Cを設けた構成に
ついて説明したが、図4の分解斜視図に示すように、内
ケース25の蓋部25A上面に凹部25Bを設け、これ
をステアリングホイール26下部の保持部26Aに設け
た突部26Bと嵌合させたり、或いは、図5の分解斜視
図に示すように、内ケース27の蓋部27A外周に突出
する凹部27Bを設け、これをステアリングホイール2
8下部の保持部28Aに設けた突部28Bと嵌合させる
構成としても、本発明の実施は可能である。
【0027】また、回転コネクタを、外ケース15と内
ケース16との間の空間内に、フラットケーブル18が
一方向に渦巻き状に巻回された構成として説明したが、
空間内に切欠き部を備えたガイドリングを回転移動可能
に収納し、この切欠き部でフラットケーブル18を反転
して、外ケース15の内側壁15B側と内ケース16の
内筒部16B側を逆方向に巻回した構成の回転コネクタ
においても、本発明の実施は可能であり、この場合に
は、フラットケーブル18の長さをさらに短くし、より
安価なものとすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転コネ
クタの外周を小さなものとし、小型、軽量化が図れ安価
な回転コネクタ、及びこれを用いたステアリング装置を
得ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による回転コネクタの外
観斜視図
【図2】同分解斜視図
【図3】同ステアリング装置の断面図
【図4】同他の実施の形態による分解斜視図
【図5】同分解斜視図
【図6】従来の回転コネクタの外観斜視図
【図7】同分解斜視図
【図8】同ステアリング装置の断面図
【符号の説明】
5A,5B 端子 6 リード線 7 コネクタ 12 回転軸 15 外ケース 15A 爪部 15B 内側壁 16,25,27 内ケース 16A,25A,27A 蓋部 16B 内筒部 16C 凸部 17 カバー 17A ボス部 18 フラットケーブル 21,26,28 ステアリングホイール 21A,26A,28A 保持部 21B 溝部 23 ステアリングコラム 23A 取付板 23B 孔部 25B 凹部 26B 突部 27B 凹部 28B 突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の外ケースと、この外ケース内に
    相対的に回転可能に収納され、外ケース上面の開口部を
    覆う蓋部及びこの下面中央に突出した内筒部を有する内
    ケースと、上記外ケースと内ケースによって形成される
    空間内に巻回して収納され、両端が外部の電気回路に接
    続された可撓性を有するフラットケーブルからなり、上
    記内ケースの蓋部上面または外周に、自動車のステアリ
    ングホイール下面と嵌合する凸部または凹部を設けた回
    転コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転コネクタを、自動車
    のステアリングホイールの下方に装着すると共に、回転
    コネクタの内ケース蓋部の凸部または凹部をステアリン
    グホイール下面と嵌合させたステアリング装置。
JP2000068320A 2000-03-13 2000-03-13 回転コネクタ及びこれを用いたステアリング装置 Withdrawn JP2001253349A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086890A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Tokai Rika Co Ltd ステアリングロールコネクタ及びステアリングホイールの取付構造
CN114735070A (zh) * 2022-05-09 2022-07-12 浙江吉利控股集团有限公司 一种包含新型线束转换装置的方向盘

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010086890A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Tokai Rika Co Ltd ステアリングロールコネクタ及びステアリングホイールの取付構造
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