JP2001100957A - 印刷装置及び印刷エンジン制御方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷エンジン制御方法

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JP2001100957A
JP2001100957A JP27323799A JP27323799A JP2001100957A JP 2001100957 A JP2001100957 A JP 2001100957A JP 27323799 A JP27323799 A JP 27323799A JP 27323799 A JP27323799 A JP 27323799A JP 2001100957 A JP2001100957 A JP 2001100957A
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Japan
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JP27323799A
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English (en)
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Yasuji Otaki
靖嗣 大滝
Masanari Kubota
雅成 窪田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの記憶容量が無駄に使用されない形態
の中間コードが生成される印刷装置を提供する。 【解決手段】 生成すべき中間コードが、“2n−1”
未満の数値を表す幅、Xアドレスを含むものであった場
合には、幅、Xアドレスがnビットのデータで表された
中間コード(図3(a))が生成され、生成すべき中間
コードが、“2n−1”以上の数値を表す幅或いはXア
ドレスを含むものであった場合には、その数値が、nビ
ットのall“1”データと、その数値から“2n
1”を減じた値を示すnビットのデータとで表された中
間コード(図3(b)、(c))が生成されるように印
刷装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した印刷要求
が、中間コードに変換されてから処理される印刷装置、
及び、中間コードが用いられる印刷エンジン制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタにおいては、印刷エンジ
ンに連続的にイメージを供給しなければならない。しか
しながら、受信された印刷要求に含まれるコマンドを直
接的に解釈してイメージを生成していたのでは、必要と
される速度で印刷エンジンにイメージが供給できないこ
とがある。このため、印刷要求を、より処理が容易な中
間コードに翻訳しておき、その中間コードを展開してイ
メージを生成し、印刷エンジンに供給することが行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】中間コードに含まれる
情報の数は、その中間コードの用途等によって異なって
いるが、従来の印刷装置で用いられている中間コード
は、各情報の記憶のために固定長フィールドが採用され
たものとなっている。
【0004】図5に、従来の印刷装置で用いられている
中間コードの一例を示す。この中間コードは、バンドバ
ッファにデータを展開させるためのものであるが、図示
してあるように、コード番号、ソースアドレス、幅、高
さ、Yアドレス、及びXアドレスがそれぞれ記憶される
6つの固定長フィールドを有している。なお、コード番
号は、中間コードの種類を示す情報であり、ソースアド
レスは、バンドバッファに展開されるべきソースデータ
が記憶されているメモリアドレスを示す情報である。ま
た、幅、高さは、それぞれ、ソースデータがバンドバッ
ファ内に展開されたときの幅、高さを表す情報である。
Yアドレス、Xアドレスは、ソースデータが展開される
べきバンドバッファ内の位置を示す座標情報である。
【0005】中間コード内に設定される各固定長フィー
ルドのサイズ(ビット数)は、そこに記憶する情報に必
要とされる最小のビット数以上であり、1度のアクセス
でメモリから読み出せるデータの幅の整数倍或いは偶数
分の1と一致する値(通常、8の倍数)となるように決
定されている。すなわち、5ビットで表せる情報であっ
ても、当該情報の記憶のために、例えば、8ビット長の
固定長フィールドが用いられている。なお、各固定長フ
ィールドの長さが、1度のアクセスでメモリから読み出
せるデータの幅の整数倍或いは偶数分の1と一致する値
となるようにしているのは、その情報に関する処理(読
み出し、書きこみ等)を容易なものとするためである。
【0006】中間コードは、印刷エンジンにより印刷さ
れるイメージを作成するための情報である。このため、
中間コードには、表現すべき数値の範囲が印刷エンジン
の解像度に依存して異なったものとなる情報が含まれ
る。図5に示した中間コードには、そのような情報とし
て、幅、高さ、Yアドレス、及びXアドレスが含まれて
いる。
【0007】そして、図示した中間コードでは、それら
の情報用のフィールドとしてそれぞれmビット長のフィ
ールドが用意されている。従って、この中間コードを利
用して動作させることができる印刷エンジンは、幅、高
さ、Yアドレス、及びXアドレスのいずれとしても、
“2m−1”を超える値が使用されないものに限られて
いる。逆に、“幅”等として“2m−1”を超える値が
使用されることがある印刷エンジンを用いる場合には、
図5に示したものとは異なるフォーマットの中間コード
が生成されるように印刷装置を構成しなければならな
い。
【0008】そのような印刷装置は、mビット以上が必
要とされる各情報に対してサイズのより大きなフィール
ドが用意された中間コード、例えば、図6に示したよう
に、幅、Xアドレス用に2mビット長のフィールドが用
意された中間コードが生成されるようにすれば構成でき
る。しかしながら、図6に示した中間コードを用いたの
では、メモリの記憶容量が無駄に使用されてしまうこと
になる。以下、その理由を説明する。
【0009】例えば、図5に示した中間コードを用いた
印刷装置が存在しており、その印刷装置を基により高解
像度の印刷エンジンを備えた印刷装置を製造するに際し
て、印刷エンジンの解像度が高くなった結果、図5に示
した中間コードが使用できなくなり、図6に示した中間
コードを使用したものとする。
【0010】このようなケースにおいて、製造する印刷
装置に備えられることになる印刷エンジンは、通常は、
元の印刷エンジンの解像度の2倍或いは4倍程度の解像
度を有するものである。従って、幅等は、m+1(或い
はm+2)ビットあれば表現できることになる。一方、
図6に示した中間コードでは、幅、Xアドレス用に、そ
れぞれ、2mビット長のフィールドが用意されている。
このため、各フィールドを構成している2m個のビット
のうち、m−1(あるいはm−2)個のビットが実際に
は利用されない(常に同じ値をとる)ことになる。ま
た、印刷エンジンを元の印刷エンジンの解像度で動作さ
せた場合には、各情報用に追加したmビットが実際には
利用されないことになる。
【0011】このように、図6に示したようなフォーマ
ットの中間コードは、実際にはその値が参照されること
がないビットを多く含むものとなるので、このような中
間コードを用いたのでは、メモリの記憶容量が無駄に使
用されてしまうことになる。換言すれば、図6に示した
ようなフォーマットの中間コードを用いたのでは、他の
情報の記憶に使用可能な記憶容量が制限されてしまうこ
とになる。
【0012】また、既存の印刷装置の印刷エンジンを高
解像度のものに交換することによって印刷装置の高機能
化を図りたい場合もある。このような場合において、交
換する印刷エンジンが、その印刷装置で用いられている
中間コードでは対応できない解像度の印刷エンジンでで
あった場合には、中間コードの生成を行っている制御部
の改造が必要となってしまう。
【0013】そこで、本発明の課題は、メモリの記憶容
量が無駄に使用されない形態の中間コードが生成される
印刷装置を提供することにある。
【0014】本発明の他の課題は、印刷エンジンを高解
像度のものに交換することが容易に行える印刷装置を提
供することにある。
【0015】また、本発明のさらに他の課題は、印刷エ
ンジンに対する中間コードを用いた制御が、メモリの記
憶容量が無駄に使用されない形態で行える印刷エンジン
制御方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の印刷装置は以下のように構成される。
【0017】本発明の第1の態様の印刷装置は、受信し
た印刷要求を基に、その印刷要求に応答するために使用
される中間コードを生成する生成手段であって、生成す
べき中間コードに含めるべき数値が所定条件を満たす場
合には、数値を表す所定サイズのデータからなる数値情
報を含む中間コードを生成し、数値が所定条件を満たさ
ない場合には、所定内容を有する所定サイズのデータと
数値に応じた内容の所定サイズのデータとからなる数値
情報を含む中間コードを生成する生成手段と、この生成
手段によって生成された中間コードを記憶する記憶手段
と、印刷を行う印刷エンジンと、記憶手段に記憶された
中間コードを印刷エンジンに供給するためにイメージ化
する中間コード展開手段とを備える。そして、中間コー
ド展開手段として、イメージ化すべき中間コード内の所
定位置に存在する所定サイズのデータを取得し、取得し
たデータが所定内容を有するデータでなかった場合に
は、そのデータに基づき数値を認識し、取得したデータ
が所定内容を有するデータであった場合には、そのデー
タに続く所定サイズのデータを当該中間コードから取得
し、その取得したデータに基づき数値を認識する数値認
識手段を有する手段が用いられる。
【0018】すなわち、この印刷装置では、ある数値を
その内部に含めるべき中間データが生成される際に、当
該数値を表す所定サイズのデータを数値情報として含む
タイプの中間データ、及び、2個の所定サイズのデータ
(所定内容のデータと、数値に応じた内容を有するデー
タ)を数値情報として含むタイプの中間データのいずれ
かが生成される。そして、中間コードを基にイメージを
作成して印刷を行う際(中間コード展開手段が機能する
際)には、数値情報を構成している最初のデータ(所定
位置に存在する所定サイズのデータ)の内容に基づき、
数値情報が2個のデータからなるか否かが判別される。
そして、その判別結果に応じてデータが処理され、中間
コード内に設定されている数値情報が表している数値が
認識される。
【0019】このように、本発明の第1の態様の印刷装
置では、1個、或いは2個の所定サイズのデータで数値
情報が表されるので、所定サイズのデータのビット長を
Kと表記すると、数値情報によって、“2×2K−1”
種(1個のデータで“2K−1”種、2個のデータで2K
種)の数値を表現できることになる。そして、所定条件
として、数値が満たすことが少ない条件が設定しておけ
ば、2個のデータからなる数値情報が生成される頻度を
少なくすることができる。
【0020】従って、この態様の印刷装置を、印刷エン
ジンとして、その表現に“K+1”ビットが必要な数値
を使用することがあるものが用いられた形態で実現した
場合、印刷装置は、記憶手段(メモリ)の記憶容量が無
駄に使用されない形態の中間コードが生成される装置と
して機能することになる。
【0021】また、この態様の印刷装置を、印刷エンジ
ンとして、その表現に“K+1”ビットが必要な数値を
使用することがないものが用いられた形態で実現した場
合、本印刷装置は、印刷エンジンを高解像度のものに交
換することが容易に行える印刷装置であって、印刷エン
ジンの交換前並びに交換後において、記憶手段(メモ
リ)の記憶容量が無駄に使用されない形態の中間コード
が生成される装置として動作することになる。
【0022】本発明の第1の態様の印刷装置を実現する
際には、所定内容を有する所定サイズのデータを、n個
のビットからなる“2n −1”を表すデータとし、生成
手段として、数値が“2n −1”未満であった場合に
は、その数値を表す所定サイズのデータを数値情報とし
て含む中間コードを生成し、数値が“2n −1”未満で
なかった場合には、その数値から“2n −1”を減じた
値を表す所定サイズのデータを所定内容を有する所定サ
イズのデータ(つまり、“2n −1”を表すnビットデ
ータ)と共に数値情報として含む中間コードを生成する
手段を採用し、数値認識手段として、取得した所定サイ
ズのデータが所定内容を有するデータであった場合に
は、その直後に取得した所定サイズのデータが表す数値
に“2n −1”を加算した結果を当該中間コードの処理
に用いる数値として認識する手段を採用することができ
る。
【0023】すなわち、第1の態様の印刷装置を実現す
るに際しては、所定条件として数値が満たすことが少な
い条件を設定してさえおけば、2個のデータからなる数
値情報が生成される頻度を少なくすることができる。そ
して、中間コードに用いられる数値は、大きな値を取る
ことが少ない数値であるので、上記のように、数値と
“2n−1”との大小関係によって、1個のデータから
なる数値情報と2個のデータからなる数値情報のいずれ
が用いられるかが決定されるようにしておけば、2個の
データからなる数値情報が生成される頻度を少なくする
ことができることになる。
【0024】本発明の第1の態様の印刷装置を実現する
に際して、中間コードを、複数種類の数値情報を含む、
X方向の長さの方がY方向の長さよりも長い矩形領域内
に印刷イメージを形成するための情報としておき、生成
手段として、X方向に関する各数値情報が、1個或いは
2個の所定サイズのデータで表された数値情報であり、
その他の各数値情報が、固定長のデータで表された数値
情報である中間コードを生成する手段を用いることがで
きる。
【0025】すなわち、本発明の印刷装置を実現するに
際して、中間コードに、1個或いは2個のデータからな
る数値情報が何個含まれるようにしておいても良いこと
は当然である。しかしながら、一般に用いられている中
間コードは、バンドと呼ばれるX方向の長さの方がY方
向の長さよりも長い矩形領域内に印刷イメージを形成す
るための情報であるので、X方向に関係する情報の方
が、Y方向に関係する情報を含む他の情報よりも表現可
能とすべき数値範囲が広いものとなっている。そして、
各情報には、8或いは16の倍数のビットが割り当てら
れてるので、通常、Y方向に関係する各情報に対して
は、必要以上のビット数が割り当てられている。すなわ
ち、印刷エンジンの解像度がかなり高く(例えば、10
0倍)ならない限り、Y方向に関係する各情報に関して
は、1個の固定長データで表現できる。従って、上記の
ように、X方向に関する各情報に対してのみ、1個ある
いは2個のデータで表された数値情報が用いられるよう
に印刷装置を構成しておいても良いことになる。
【0026】本発明の第2の態様の印刷装置は、受信し
た印刷要求を基に、その印刷要求に応答するために用い
られる、数値を表す数値情報を含む中間コードを生成す
る生成手段であって、数値を“2n−1”で割ったとき
の商と剰余とを求め、求めた商に等しい数の、所定内容
を有するnビット長のデータと、求めた剰余を表すnビ
ット長のデータとからなる数値情報を含む中間コードを
生成する生成手段と、この生成手段によって生成された
中間コードを記憶する記憶手段と、印刷を行う印刷エン
ジンと、記憶手段に記憶された中間コードを印刷エンジ
ンに供給するためにイメージ化する中間コード展開手段
であって、イメージ化すべき中間コード内の所定位置に
存在するnビット長のデータを1番目に取得するデータ
として、所定内容を有さないデータが取得されるまでn
ビット長のデータの取得を繰り返し、所定内容を有さな
いデータが取得されたときには、その取得の前に取得さ
れたnビット長のデータの個数と“2n−1”との乗算
結果に、取得された所定内容を有さないデータが表す数
値を加算した結果を当該中間コードの処理に用いる数値
として認識する数値認識手段を有する中間コード生成手
段を備える。
【0027】すなわち、この態様の印刷装置では、ある
数値をその内部に含めるべき中間データが生成される際
に、当該数値を表すnビット長のデータを数値情報とし
て含むタイプの中間データ、及び、一個以上の所定内容
のデータと当該数値に応じた内容を有するデータとから
なる数値情報として含むタイプの中間データのいずれか
が生成される。そして、中間コードをイメージ化して印
刷を行う際には、数値情報を構成している最初のデータ
(所定位置に存在する所定サイズのデータ)から順に所
定サイズのデータの内容が検査されていき、数値情報が
何個のデータからなるか等が判別される。そして、その
判別結果に応じてデータが処理され、中間コード内に設
定されている数値情報が表している数値が認識される。
【0028】このように、本発明の第2の態様の印刷装
置では、ある数値情報の構成に用いられるデータ数が制
限されていないので、中間コード内に、どのような内容
の数値も含められることになる。そして、中間コード内
に含まれる数値は、比較的小さなものであることが多
い。
【0029】従って、この印刷装置は、印刷エンジンを
高解像度のものに交換することが容易に行える印刷装置
であって、印刷エンジンの交換前並びに交換後におい
て、記憶手段(メモリ)の記憶容量が無駄に使用されな
い形態の中間コードが生成される装置として動作するこ
とになる。
【0030】本発明の印刷エンジン制御方法は、印刷要
求に応じた中間コードをメモリ上に生成し、当該メモリ
上に生成された中間コードを展開したイメージに基づき
印刷エンジンを制御するための方法であり、印刷要求に
応じた中間コードをメモリ上に生成する生成ステップで
あって、生成する中間コードに含めるべき数値が所定条
件を満たす場合には、数値を表す所定サイズのデータか
らなる数値情報を含む中間コードを生成し、数値が所定
条件を満たさない場合には、所定内容を有する所定サイ
ズのデータと数値に応じた内容の所定サイズのデータと
からなる数値情報を含む中間コードを生成する生成ステ
ップと、メモリに記憶された中間コードを印刷エンジン
に供給するためにイメージ化する中間コード展開ステッ
プとを含み、中間コード展開ステップは、イメージ化す
べき中間コード内の所定位置に存在する所定サイズのデ
ータを取得し、取得したデータが所定内容を有するデー
タでなかった場合には、そのデータに基づき数値を認識
し、取得したデータが所定内容を有するデータであった
場合には、そのデータに続く所定サイズのデータを当該
中間コードから取得し、その取得したデータに基づき数
値を認識する数値認識ステップを含む。
【0031】この印刷エンジン制御方法では、1個、或
いは2個の所定サイズのデータで数値情報が表されるの
で、所定サイズのデータのビット長をKと表記すると、
数値情報によって、“2×2K−1”種(1個のデータ
で“2K−1”種、2個のデータで2K種)の数値を表現
できることになる。そして、所定条件として、数値が満
たすことが少ない条件が設定しておけば、2個のデータ
からなる数値情報が生成される頻度を少なくすることが
できる。従って、この印刷エンジン制御方法によって、
その表現に“K+1”ビットが必要な数値を使用するこ
とがある印刷エンジンに対して用いれば、メモリの記憶
容量が無駄に使用されない形態で印刷エンジンを制御で
きることになる。また、この印刷エンジン制御方法によ
れば、より解像度の高い印刷エンジンも制御できること
になる。
【0032】本発明の他の態様のエンジン制御方法は、
印刷要求を中間コードに変換し、変換した中間コードを
展開したイメージに基づき印刷エンジンに印刷要求に応
じた印刷物を出力させるための方法であり、印刷要求に
応じた中間コードを生成する生成ステップであって、生
成すべき中間コードに含めるべき数値を“2n−1”で
割ったときの商と剰余とを求め、求めた商に等しい数
の、所定内容を有するnビット長のデータと、求めた剰
余を表すnビット長のデータとからなる数値情報を含む
中間コードをメモリ上に生成する生成ステップと、メモ
リに記憶された中間コードを印刷エンジンに供給するた
めにイメージ化する中間コード展開ステップであって、
イメージ化すべき中間コード内の所定位置に存在するn
ビット長のデータを1番目に取得するデータとして、所
定内容を有さないデータが取得されるまでnビット長の
データの取得を繰り返し、所定内容を有さないデータが
取得されたときには、所定内容を有さないデータが取得
される前に取得されたnビット長のデータの個数と“2
n−1”との乗算結果に、取得された所定内容を有さな
いデータが表す数値を加算した結果を数値として認識す
る数値認識ステップを含む中間コード展開ステップを含
む。
【0033】この印刷エンジン制御方法では、ある数値
情報の構成に用いられるデータ数が制限されていないの
で、中間コード内に、どのような内容の数値も含められ
ることになる。そして、中間コード内に含まれる数値
は、比較的小さなものであることが多い。従って、この
印刷エンジン制御方法によれば、その解像度がどのよう
なものであっても、メモリの記憶容量が無駄に使用され
ない形態で、印刷エンジンを制御できることになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。
【0035】まず、図1を用いて、本発明の一実施形態
に係る印刷装置の構成並びに動作の概要を説明する。図
示したように、本実施形態に係る印刷装置11は、主な
構成要素として、印刷機構18とコントロールパネル1
9と制御部20とを備える。印刷機構18は、用紙上へ
の印刷を実際に実行する機構である。印刷機構18は、
用紙搬送機構、印刷エンジン等から構成されている。コ
ントロールパネル19は、ユーザと印刷装置11との間
のインタフェースである。コントロールパネル19は、
印刷装置11の動作内容を指定するための複数のボタ
ン、印刷装置11の動作状態等を表示するための幾つか
のLED及び液晶パネルから構成されている。
【0036】制御部20は、ネットワークインタフェー
ス部21、CPU22、SDRAM23、HDD24、
メモリ制御部25、ROM26、及びインターフェース
回路部27を備える。コントロールパネル19は、イン
タフェース回路部27に接続されており、印刷機構18
は、インタフェース回路部27及びメモリ制御部25に
接続されている。
【0037】ネットワークインタフェース部21は、ホ
ストコンピュータから送信されてくる印刷要求を受信す
る回路である。ROM26は、プログラムコード等が記
憶されたメモリである。CPU22は、ROM26に記
憶されたプログラムコードに従って、制御部20内の各
部を制御することにより印刷装置11内の各部を統合的
に制御する回路である。
【0038】SDRAM23及びHDD(ハードディス
クドライブ)24は、ネットワークインタフェース部2
1によって受信された印刷要求や、当該印刷要求に基づ
きCPU22が生成する中間コード等を記憶するために
用いられる記憶装置である。また、SDRAM23の一
部の記憶領域は、印刷エンジンに供給されるバンド単位
のイメージデータを一時記憶するためのバンドバッファ
としても用いられる。
【0039】メモリ制御部25は、CPU22の指示に
従って、ネットワークインタフェース部21からSDR
AM23(場合によってはHDD24)にデータを転送
する処理や、SDRAM23のバンドバッファから印刷
機構18内の印刷エンジンへデータを転送する処理を行
う回路である。インタフェース回路部27は、コントロ
ールパネル19、印刷機構18内の搬送機構との間で情
報交換を行うための幾つかのインタフェース回路からな
る。CPU22は、このインタフェース回路部27を介
して、コントロールパネル19内の各ボタンの状態(各
ボタンが押下されているか否か)を認識し、コントロー
ルパネル19内のLED、液晶パネルを制御する。ま
た、CPU22は、インタフェース回路部27を介し
て、印刷機構18内の搬送機構を制御する。
【0040】以下、本実施形態に係る印刷装置11にお
ける中間コードの生成手順、解釈手順を具体的に説明す
る。なお、以下では、図5に示した中間コードと同じ種
類の情報(コード番号、ソースアドレス、幅、高さ、Y
アドレス、及びXアドレス)が同じ順に並んだ中間コー
ドが生成される場合を例に、印刷装置11の動作(CP
U22の制御手順)を説明することにする。
【0041】CPU22は、受信された印刷要求に応じ
た中間コードを生成する際には、中間コードが生成され
る一般的な印刷装置内のCPUと同様に、まず、印刷要
求に含まれるコマンドを解釈することによって、ソース
データと、中間コード内に含める幅、高さ、Yアドレ
ス、Xアドレス等を求める。そして、求めた情報をSD
RAM23に書き込むことによって、中間コードをSD
RAM23上に生成する処理(以下、中間コード書込処
理と表記する)を行う。
【0042】この中間コード書込処理時、本印刷装置1
1が備えるCPU22は、幅、Xアドレスを除く各情報
については、各情報を表す固定長のデータをSDRAM
23に書き込む。一方、幅、Xアドレスに対しては、そ
れぞれ、図2に示した手順の処理を行うことによって情
報のSDRAM23への書き込みを行う。
【0043】すなわち、CPU22は、まず、SDRA
M23に書き込むべき情報X(幅或いはXアドレス)が
“2n−1”未満であるか否かを判断する(ステップS
101)。ここで、nは、SDRAM23が出力できる
データ幅等に基づき予め定められている整数である。
【0044】Xが“2n−1”未満でなかった場合(ス
テップS101;NO)、CPU22は、Xから“2n
−1”を減じた値をXとする(ステップS102)。ま
た、CPU22は、各ビットが“1”であるnビットの
データを、SDRAM23上の、前回書き込んだデータ
(ソースアドレス或いは前回のステップS103で書き
こんだall“1”データ)の次位置に書き込む(ステッ
プS103)。その後、CPU22は、ステップS10
1に戻り、値を変更したXが“2n−1”未満であるか
否かを判断する。そして、Xが“2n−1”未満でなか
った場合(ステップS101;NO)には、ステップS
102以降の処理を再び実行する。
【0045】値を変更したX、或いは、SDRAM23
に書きこむべきXが“2n−1”未満であった場合(ス
テップS101;YES)、CPU22は、そのXのS
DRAM23への書き込み(ステップS104)を行っ
て、図示した処理を終了する。すなわち、CPU22
は、処理していた情報が“幅”であった場合には、“高
さ”以降の情報のSDRAM23への書き込みを開始す
る。一方、処理していた情報が“Xアドレス”であった
場合には、次の中間コードに関する処理を開始する。
【0046】以下、印刷装置11が、幅、Xアドレスと
して、“2n−1”以上、2×(2n−1)以下のデータが
用いられることがある(但し、2×(2n−1)を超える
データは用いられない)印刷エンジンを備えていると仮
定して、上記処理を、さらに具体的に説明する。
【0047】この場合、中間コードに含めるべき幅、X
アドレスが、共に、“2n−1”未満であるケースと、
中間コードに含めるべき幅、Xアドレスのいずれかが、
“2 n−1”以上であり、他方が“2n−1”未満である
ケースとが考えられる。なお、中間コードが表すイメー
ジは、X方向の長さの方がY方向の長さよりも長い矩形
形状のバンド内に描画されるものであるので、幅とXア
ドレスが共に“2n−1”以上であるといったことは通
常生じない。
【0048】中間コードに含めるべき幅、Xアドレス
が、共に、“2n−1”未満である場合、いずれの情報
に対しても、図2のステップS101において“NO”
側への分岐は行われない。従って、この場合、図3
(a)に示したように、幅、Xアドレスが共にnビット
のデータで表された中間コードが生成される。
【0049】また、幅が“2n−1”以上(かつ2×(2
n−1)以下)であり、Xアドレスが“2n−1”未満で
あった場合、幅に対する図2に示した処理時に、ステッ
プS101において“NO”側への分岐が行われる。そ
して、幅に対して2回目に実行されるステップS101
で“YES”側への分岐が行われる。また、Xアドレス
に対しては、ステップS101において“NO”側への
分岐は行われない。従って、この場合、図3(b)に示
したように、幅が、2nビットのデータ(nビットのal
l"1"データと“幅−(2n−1)”を示すnビットのデー
タ)で表され、Xアドレスがnビットのデータで表され
た中間コードが生成される。例えば、幅が“2n−1”
であった場合、幅用の2nビット長のフィールドには、
nビットのall“1”データとnビットのall“0”デー
タとが設定されることになる。
【0050】また、幅が“2n−1”未満であり、Xア
ドレスが“2n−1”以上(かつ2×(2n−1)以下)で
あった場合、幅に対しては、ステップS101において
“NO”側への分岐は行われない。一方、Xアドレスに
対しては、最初に実行されるステップS101において
“NO”側への分岐が行われる。そして、次に実行され
るステップS101で“YES”側への分岐が行われ
る。従って、この場合、図3(c)に示したように、幅
が、nビットのデータで表され、Xアドレスが2nビッ
トのデータ(nビットのall"1"データと“Xアドレス−
(2n−1)”を示すnビットのデータ)で表された中間
コードが生成される。
【0051】なお、幅、Xアドレスとして、2×(2n
1)を超える数値が使用された場合、図2に示した流れ
図から明らかなように、本印刷装置11では、その数値
を“2n−1”で割ったときの商と等しい数の、nビッ
トのall“1”データと、その数値を“2n−1”で割っ
たときの剰余を表すnビットのデータとからなる情報が
中間コード内に設定される。
【0052】次に、中間コードの解釈時の印刷装置11
の動作を説明する。
【0053】中間コードを解釈する際、CPU22は、
その中間コードが記憶されている先頭位置から、コード
番号に割り当てられているサイズの情報、ソースアドレ
スに割り当てられているサイズの情報を読み出していく
ことにより、コード番号、ソースアドレスを取得する。
そして、CPU22は、幅を取得する際には、図4に示
した手順の処理を行う。
【0054】まず、CPU22は、取得すべき情報(こ
の場合、幅)を記憶するための変数Xを“0”に初期化
する(ステップS201)。次いで、CPU22は、前
回読み出したデータ(ソースアドレス或いは前回のステ
ップS202で読み出したnビットのデータ)の次位置
に記憶されているnビットのデータxを読み込む(ステ
ップS202)。その後、CPU22は、Xの内容をx
だけ増加させる(ステップS203)。
【0055】そして、CPU22は、ステップS202
で読み出したxが“2n−1”であるか否かを判断する
(ステップS204)。xが“2n−1”であった場合
(ステップS204;YES)、CPU22は、ステッ
プS202に戻り、次位置に記憶されているnビットの
データxを読み出した後、ステップS203以降の処理
を行う。
【0056】そして、読み出したxが“2n−1”でな
かったとき(ステップS204;NO)に、その時点に
おけるXの値が“幅”であるとして、図示した処理を終
了する。
【0057】このようにして“幅”を取得した後、CP
U22は、幅に続いて記憶されているnビットのデータ
を2個読み出すことにより、高さ、Yアドレスを取得す
る。そして、CPU22は、Xアドレスを、図4に示し
た手順で取得する。そして、CPU22は、取得した各
情報を基にバンドバッファにイメージを展開する。そし
て、そのバンドバッファに展開したイメージを印刷エン
ジンに供給することによって、受信している印刷要求に
応じた印刷物を印刷エンジンに出力させる。
【0058】以上、詳細に説明したように、本印刷装置
11によって生成される中間コード(図3)は、固定長
フィールドを採用した中間コード(図6参照)に比し
て、サイズが小さなものとなっている。
【0059】従って、実施形態に係る印刷装置11は、
“2n−1”以上の数値を用いることが必要な高解像度
の印刷エンジンを備えている場合には、同じ印刷エンジ
ンを備えるとともに、“幅”、“Xアドレス”の記憶に
それぞれ固定長のデータが用いられる印刷装置に比し
て、中間コードの記憶のために使用される記憶容量が少
ない装置として、動作することになる。また、印刷装置
11は、“2n−1”未満の幅、Xアドレスしか必要と
しない解像度の印刷エンジンを備えている場合には、制
御部17を改造しなくとも(プログラムを変更しなくと
も)印刷エンジンをより高い解像度のものに変更できる
とともに、中間コードの記憶のために使用される記憶容
量が少ない装置として、動作することになる。
【0060】<変形形態>上記した印刷装置11は、各
種の変形を行うことができる。例えば、幅、Xアドレス
以外の情報に対しても、図2、4に示した処理が行われ
るように印刷装置を構成しても良い。また、中間コード
に含めるべき数値の最大値が2×2n−1であることが
分かっている場合には、ステップS103(図2)の実
行後に、ステップS101ではなく、ステップS104
が行われるように印刷装置を構成することが望ましい。
このように構成しておけば、数値“2×2n−1”が、
3個のnビットデータ(2個のall“1”データと1個
のall“0”データ)ではなく2個のnビットデータ
(2個のall“1”データ)によって表されることにな
るので、中間コードの平均的なサイズをより小さなもの
とすることができる。なお、この場合、ステップS20
4(図4)の判断が最初に読み出されたデータxに対し
てのみ行われるように(2個目のデータxが読み出さ
れ、Xにxが加算されたら、そのxがall“1”であっ
ても処理が終了するように)印刷装置を構成しておくこ
とが必要である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、特殊な形態の数値情報
を含む中間コードが作成されるので、メモリの記憶容量
が無駄に使用されない形態で印刷エンジンを動作させる
ことができる。また、本発明によれば、印刷エンジンを
高解像度のものに交換することが容易に行えることにも
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷装置の構成を示
したブロック図である。
【図2】実施形態に係る印刷装置において、中間データ
書込処理時に行われる処理の流れ図である。
【図3】実施形態に係る印刷装置において、生成される
中間コードの構成の説明図である。
【図4】実施形態に係る印刷装置において、中間データ
の解釈時に行われる処理の流れ図である。
【図5】従来の印刷装置において用いられている中間コ
ードの構成を示した図である。
【図6】印刷エンジンの解像度が高くなったときに生ず
る問題を説明するための図である。
【符号の説明】 11 印刷装置 18 印刷機構 19 コントロールパネル 20 制御部 21 ネットワークインタフェース部 22 CPU 23 SDRAM 24 HDD 25 メモリ制御部 26 ROM 27 インターフェース回路部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した印刷要求を基に、その印刷要求
    に応答するために使用される中間コードを生成する生成
    手段であって、生成すべき中間コードに含めるべき数値
    が所定条件を満たす場合には、前記数値を表す所定サイ
    ズのデータからなる数値情報を含む中間コードを生成
    し、前記数値が前記所定条件を満たさない場合には、所
    定内容を有する前記所定サイズのデータと前記数値に応
    じた内容の前記所定サイズのデータとからなる数値情報
    を含む中間コードを生成する生成手段と、 この生成手段によって生成された中間コードを記憶する
    記憶手段と、 印刷を行う印刷エンジンと、 前記記憶手段に記憶された中間コードを前記印刷エンジ
    ンに供給するためにイメージ化する中間コード展開手段
    とを備え、 前記中間コード展開手段は、イメージ化すべき中間コー
    ド内の所定位置に存在する前記所定サイズのデータを取
    得し、取得したデータが前記所定内容を有するデータで
    なかった場合には、そのデータに基づき前記数値を認識
    し、取得したデータが前記所定内容を有するデータであ
    った場合には、そのデータに続く前記所定サイズのデー
    タを当該中間コードから取得し、その取得したデータに
    基づき前記数値を認識する数値認識手段を有することを
    特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記所定内容を有する前記所定サイズの
    データは、n個のビットからなる“2n−1”を表すデ
    ータであり、 前記生成手段は、前記数値が“2n−1”未満であった
    場合には、その数値を表す前記所定サイズのデータを数
    値情報として含む中間コードを生成し、前記数値が“2
    n−1”未満でなかった場合には、その数値から“2n
    1”を減じた値を表す前記所定サイズのデータを前記所
    定内容の前記所定サイズのデータと共に数値情報として
    含む中間コードを生成し、 前記数値認識手段は、取得した前記所定サイズのデータ
    が前記所定内容を有するデータであった場合には、その
    直後に取得した前記所定サイズのデータが表す数値に
    “2n−1”を加算した結果を当該中間コードの処理に
    用いる数値として認識することを特徴とする請求項1記
    載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記中間コードは、複数種類の数値情報
    を含む、X方向の長さの方がY方向の長さよりも長い矩
    形領域内に印刷イメージを形成するための情報であり、 前記生成手段は、X方向に関する各数値情報が、1個或
    いは2個の前記所定サイズのデータで表された数値情報
    であり、その他の各数値情報が、固定長のデータで表さ
    れた数値情報である中間コードを生成することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 受信した印刷要求を基に、その印刷要求
    に応答するために用いられる、数値を表す数値情報を含
    む中間コードを生成する生成手段であって、前記数値を
    “2n−1”で割ったときの商と剰余とを求め、求めた
    商に等しい数の、所定内容を有するnビット長のデータ
    と、求めた剰余を表す前記nビット長のデータとからな
    る数値情報を含む中間コードを生成する生成手段と、 この生成手段によって生成された中間コードを記憶する
    記憶手段と、 印刷を行う印刷エンジンと、 前記記憶手段に記憶された中間コードを前記印刷エンジ
    ンに供給するためにイメージ化する中間コード展開手段
    とを備え、 前記中間コード展開手段は、イメージ化すべき中間コー
    ド内の所定位置に存在する前記nビット長のデータを1
    番目に取得するデータとして、前記所定内容を有さない
    データが取得されるまで前記nビット長のデータの取得
    を繰り返し、前記所定内容を有さないデータが取得され
    たときには、その取得の前に取得された前記nビット長
    のデータの個数と“2n−1”との乗算結果に、取得さ
    れた前記所定内容を有さないデータが表す数値を加算し
    た結果を当該中間コードの処理に用いる数値として認識
    する数値認識手段を有することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 印刷要求に応じた中間コードをメモリ上
    に生成し、当該メモリ上に生成された中間コードを展開
    したイメージに基づき印刷エンジンを制御する印刷エン
    ジン制御方法において、 前記印刷要求に応じた中間コードを前記メモリ上に生成
    する生成ステップであって、生成する中間コードに含め
    るべき数値が所定条件を満たす場合には、前記数値を表
    す所定サイズのデータからなる数値情報を含む中間コー
    ドを生成し、前記数値が前記所定条件を満たさない場合
    には、所定内容を有する前記所定サイズのデータと前記
    数値に応じた内容の前記所定サイズのデータとからなる
    数値情報を含む中間コードを生成する生成ステップと、 前記メモリに記憶された中間コードを前記印刷エンジン
    に供給するためにイメージ化する中間コード展開ステッ
    プとを含み、 前記中間コード展開ステップは、イメージ化すべき中間
    コード内の所定位置に存在する前記所定サイズのデータ
    を取得し、取得したデータが前記所定内容を有するデー
    タでなかった場合には、そのデータに基づき前記数値を
    認識し、取得したデータが前記所定内容を有するデータ
    であった場合には、そのデータに続く前記所定サイズの
    データを当該中間コードから取得し、その取得したデー
    タに基づき前記数値を認識する数値認識ステップを含む
    ことを特徴とする印刷エンジン制御方法。
  6. 【請求項6】 印刷要求を中間コードに変換し、変換し
    た中間コードを展開したイメージに基づき印刷エンジン
    に前記印刷要求に応じた印刷物を出力させる印刷エンジ
    ン制御方法において、 印刷要求に応じた中間コードを生成する生成ステップで
    あって、生成すべき中間コードに含めるべき数値を“2
    n−1”で割ったときの商と剰余とを求め、求めた商に
    等しい数の、所定内容を有するnビット長のデータと、
    求めた剰余を表す前記nビット長のデータとからなる数
    値情報を含む中間コードをメモリ上に生成する生成ステ
    ップと、 前記メモリに記憶された中間コードを前記印刷エンジン
    に供給するためにイメージ化する中間コード展開ステッ
    プとを含み、 前記中間コード展開ステップは、イメージ化すべき中間
    コード内の所定位置に存在する前記nビット長のデータ
    を1番目に取得するデータとして、前記所定内容を有さ
    ないデータが取得されるまで前記nビット長のデータの
    取得を繰り返し、前記所定内容を有さないデータが取得
    されたときには、前記所定内容を有さないデータが取得
    される前に取得された前記nビット長のデータの個数と
    “2n−1”との乗算結果に、取得された前記所定内容
    を有さないデータが表す数値を加算した結果を前記数値
    として認識する数値認識ステップを含むことを特徴とす
    る印刷エンジン制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020065709A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 株式会社藤商事 遊技機
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