JP2001099685A - 計器装置 - Google Patents

計器装置

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JP2001099685A
JP2001099685A JP27639599A JP27639599A JP2001099685A JP 2001099685 A JP2001099685 A JP 2001099685A JP 27639599 A JP27639599 A JP 27639599A JP 27639599 A JP27639599 A JP 27639599A JP 2001099685 A JP2001099685 A JP 2001099685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面パネルの照明に際して導光体を不要にで
き、安価で軽量化を達成し得る計器装置を提供する。 【解決手段】 回路基板1と、この回路基板1に配置さ
れ駆動軸2が前方に延びる計器本体3と、駆動軸2の先
端側に装着される指針4と、この指針4と回路基板1と
の間に配置され指針4に対応する表示部52を有する前
面パネル5と、表示部52よりも駆動軸2側となる回路
基板1の前方側に配置され少なくとも表示部52を照明
する光源6と、前面パネル5と回路基板1との間に配置
される反射体7とを備え、反射体7が光源6と対向し光
源6からの照明光を外周に反射する第1の反射部75
と、光源6を取り巻くように前面パネル5とは適宜空間
を空けて外側に延長し照明光を前面パネル5側に反射す
る第2の反射部77とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
される計器装置に関し、詳しくはその照明構造に係わる
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の計器装置として、回路基板に駆
動軸を突設した計器本体を装着し、駆動軸の先端に回動
中心部より光供給を受けて光輝する指針を装着し、この
指針の背後に、指針の回動軌道に沿って目盛や文字等の
透光性の表示部が配された前面パネルを配置し、この前
面パネルの背後に配置した光源により、前面パネルの表
示部や指針を照明するものが知られている。
【0003】具体的には、例えば特開平9−10564
9号公報に示されているように、回路基板の前方側に計
器本体と光源とを並設状態に配置し、前面パネルの背後
に計器本体を迂回する形状の導光体を配置し、この導光
体により前面パネルの背後に照明光を導いて表示部を照
明(この場合、導光体で指針も同時に照明)するものが
一般的である。このように導光体を使用した構成は、前
面パネルの直下に複数個の光源を配置して表示部を直接
照明する構造(例えば実開平5−33020号公報参
照)に比べ、表示部全体の照明ムラを抑制しやすい点で
有利である。
【0004】また例えば特開平9−21655号公報に
示されているように、回路基板の背後に計器本体を配置
し、計器本体を背後に配置することによって空いた回路
基板の前方側領域(駆動軸の近傍領域)に、発光ダイオ
ードからなる光源と、駆動軸の近傍領域から前面パネル
に沿って外方に延びる導光体と、この導光体を背後から
支持する反射体とを配置し、導光体により駆動軸外周に
照明光を導いて表示部を照明(この場合、指針は直接光
で同時に照明)する構成も知られている。かかる構成
は、計器本体が回路基板の背後に位置することにより光
源と前面パネルとの近接配置が可能となることに加え、
反射体と前面パネルとの間に平板状の導光体を設けるこ
とにより、照明構造全体の薄型化を図りながら、均一で
明るい照明が可能となる等、多くの利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−105649号公報並びに前記特開平9−2165
5公報の計器装置は、何れも導光体を必要とするため、
その分、部品費や装置全体の重量が嵩み、照明構造も複
雑化するという問題を有している。またこれら各公報の
計器装置において、単純に導光体を廃止するのみでは、
照明ムラや輝度低下が発生しやすく、照明品質が著しく
低下するおそれがある。本発明はこれらの点に鑑みてな
されたものであり、その主な目的は、照明構造を改良す
ることにより、少なくとも前面パネルの照明に際して導
光体を廃止でき安価で軽量化を達成できる計器装置を提
供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、回路基板と、この回路基板に配置され駆動軸
が前方に延びる計器本体と、前記駆動軸の先端側に装着
される指針と、この指針と前記回路基板との間に配置さ
れ前記指針に対応する表示部を有する前面パネルと、前
記表示部よりも前記駆動軸側となる前記回路基板の前方
側に配置され少なくとも前記表示部を照明する光源と、
前記前面パネルと前記回路基板との間に配置される反射
体とを備え、前記反射体は前記光源と対向し前記光源か
らの照明光を外周に反射する第1の反射部と、前記光源
を取り巻くように前記前面パネルとは適宜空間を空けて
外側に延長し前記照明光を前記前面パネル側に反射する
第2の反射部とを有することを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記計器本体は駆動軸が前
記回路基板を貫通するように前記回路基板の背後に配置
され、前記指針はその回動中心部より光供給を受けて発
光するように構成され、前記前面パネルは前記指針の回
動中心部を露出させる貫通部が形成され、前記光源は前
記貫通部に対応する位置に配置され、前記反射体は前記
貫通部に対応する位置に前記照明光を前記指針の回動中
心部側に通過させる開口部を有することを特徴とする。
【0008】また本発明は、回路基板と、この回路基板
の背後に配置され駆動軸が前記回路基板を貫通して前方
に延びる計器本体と、前記駆動軸の先端側に装着され回
動中心部より光供給を受けて発光する指針と、この指針
と前記回路基板との間に配置され前記指針に対応する表
示部と前記指針の回動中心部を露出させる貫通部とを有
する前面パネルと、前記貫通部に対応する前記回路基板
の前方側に配置され前記指針と前記表示部とを照明する
光源と、前記前面パネルと前記回路基板との間に配置さ
れる反射体とを備え、前記反射体は前記貫通部に対応す
る位置に前記光源からの照明光を前記指針の回動中心部
側に通過させる開口部と、この開口部の外側に位置して
前記光源と対向し前記照明光を外周に反射する第1の反
射部と、前記光源を取り巻くように前記前面パネルとは
適宜空間を空けて外側に延長し前記照明光を前記前面パ
ネル側に反射する第2の反射部とを有することを特徴と
する。
【0009】また本発明は、前記光源が前記駆動軸を中
心とした同心円上に複数個配置されることを特徴とす
る。
【0010】また本発明は、回路基板と、この回路基板
の背後に配置され駆動軸が前記回路基板を貫通して前方
に延びる計器本体と、前記駆動軸の先端側に装着され回
動中心部より光供給を受けて発光する指針と、この指針
と前記回路基板との間に配置され前記指針に対応する表
示部と前記指針の回動中心部を露出させる貫通部とを有
する前面パネルと、前記貫通部に対応する前記回路基板
の前方側に配置され前記指針を照明する第1の光源と、
この第1の光源よりも外側で且つ前記表示部よりも前記
駆動軸側となる前記回路基板の前方側に配置され前記表
示部を照明する第2の光源と、前記前面パネルと前記回
路基板との間に配置される反射体とを備え、前記反射体
は前記第1の光源からの照明光を前記指針の回動中心部
側に通過させる開口部と、この開口部の外側に位置して
前記第2の光源と対向し前記第2の光源からの照明光を
外周方向に反射する第1の反射部と、前記第2の光源を
取り巻くように前記前面パネルとは適宜空間を空けて外
側に延長し前記第2の光源からの照明光を前記前面パネ
ル側に反射する第2の反射部とを有することを特徴とす
る。
【0011】また本発明は、前記反射体は前記開口部を
取り巻いて前記駆動軸の軸方向に延び前記第1の光源と
前記第2の光源とを区画する仕切部を有することを特徴
とする。
【0012】また本発明は、前記仕切部に前記第1の反
射部を設けたことを特徴とする。
【0013】また本発明は、前記第1,第2の各光源が
前記駆動軸を中心とした同心円上に複数個配置されるこ
とを特徴とする。
【0014】また本発明は、前記第1の光源と前記第2
の光源とが異なる発光色を有することを特徴とする。
【0015】また本発明は、前記第1の反射部が前記前
面パネルに対して所定角度傾斜した傾斜面または傾斜曲
面からなることを特徴とする。
【0016】また本発明は、前記傾斜面または傾斜曲面
が前記駆動軸を取り巻く円錐形に形成されることを特徴
とする。
【0017】また本発明は、前記第2の反射部が外側に
向かうに従い前記前面パネルに近接する傾斜面もしくは
傾斜曲面からなることを特徴とする。
【0018】また本発明は、前記傾斜面もしくは前記傾
斜曲面は前面パネルに対する傾斜角が外側に向かうに従
い次第に大きくなるように形成されることを特徴とす
る。
【0019】前記反射体が白色系の合成樹脂材料からな
ることを特徴とする。
【0020】前記反射体の壁面を光沢面としたことを特
徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明による計器装置は、回路基
板と、この回路基板に配置され駆動軸が前方に延びる計
器本体と、駆動軸の先端側に装着される指針と、この指
針と回路基板との間に配置され指針に対応する目盛や文
字等からなる表示部を有する前面パネルと、表示部より
も内側(駆動軸側)となる回路基板の前方側位置に配置
され表示部を照明する光源と、前面パネルと回路基板と
の間に配置される反射体とから構成される。
【0022】反射体には、駆動軸の軸方向において光源
と対向する位置に、光源からの光を外周方向に反射する
第1の反射部が形成され、またこの第1の反射部の外側
(外周位置)には光源を取り巻くように前面パネルとは
空気層を介して外側に延長し、第1の反射部にて反射さ
れた照明光を前面パネル側に反射する第2の反射部が形
成され、この第2の反射部を通じて導かれた照明光によ
って表示部が照明される。
【0023】このように反射体の第1,第2の反射部を
通じて前面パネル(表示部)が照明されることにより、
導光体を使用することなく前面パネルを明るくしかも略
均一に照明することができる。これにより十分な照明品
質を確保することができるため、前面パネルの照明に際
して導光体を廃止し、コスト低減並びに軽量化を達成す
ることができる。
【0024】この場合、光源は、表示部に対して所定距
離、駆動軸側に離間した位置に配置するのが望ましく、
また第2の反射部は少なくとも表示部を含む前面パネル
の背後領域を覆うように形成すればよい。
【0025】また計器本体を回路基板の背後に配置して
駆動軸を回路基板に貫通させ、指針をその回動中心部よ
り光供給を受けて発光する発光指針から構成し、前面パ
ネルには指針の回動中心部を露出させる貫通部を形成
し、光源は貫通部に対応する位置に配置し、反射体には
貫通部に対応する位置に照明光を指針の回動中心部側に
通過させる開口部を設ければ、指針の照明も行うことが
できる。
【0026】このように構成することにより、光源から
の光は、反射体の第1,第2の反射部を通じて前面パネ
ルの表示部を照明すると同時に、反射体の開口部及び前
面パネルの貫通部を通じて指針を照明するため、前面パ
ネルだけでなく指針の照明に際しても導光体を廃止で
き、また前面パネルと指針とを共通の光源で照明するこ
とができるため、別途指針専用の光源を設ける必要がな
く、コスト低減、軽量化を達成することができる。
【0027】この場合、光源は駆動軸の軸方向において
第1の反射部に対向し、しかも反射体の開口部及び前面
パネルの貫通部を通して指針側に照明光を供給できる位
置に配置すればよい。また、反射体において第1の反射
部の内側に開口部を取り巻く筒状部を形成すれば、光源
からの照明光を指針にガイドすることができ、指針の照
明効率を高めることができる。
【0028】また光源は駆動軸を中心とした同心円上に
複数個配置するのが望ましく、このように配置すること
で、明るく且つバランスのとれた照明を行うことができ
る。
【0029】また計器本体を回路基板の背後に配置して
駆動軸を回路基板に貫通させ、指針をその回動中心部よ
り光供給を受けて発光する発光指針から構成し、前面パ
ネルには指針の回動中心部を露出させる貫通部を形成
し、この貫通部に対応する回路基板の前方側に指針を照
明する第1の光源を配置し、この第1の光源よりも外側
で且つ表示部よりも駆動軸側(内側)に表示部を照明す
る第2の光源を配置し、反射体には第1の光源からの照
明光を指針の回動中心部側に通過させる開口部と、第2
の光源と対向し第2の光源からの照明光を外周に反射す
る第1の反射部と、第2の光源を取り巻くように前面パ
ネルとは空気層を介して外側に延長し第1の反射部にて
反射された照明光を前面パネル側に反射する第2の反射
部とを設けることによっても、表示部と指針を同時に照
明することができる。
【0030】このように構成することにより、第1の光
源からの照明光は、反射体の開口部及び前面パネルの貫
通部を通じて指針の回動中心部に到達して指針を照明
し、また第2の光源から発せられた照明光は、反射体の
第1,第2の反射部を通じて前面パネルの表示部に到達
して表示部を照明するため、前面パネルだけでなく指針
の照明に際しても導光体を廃止でき、コスト低減並びに
軽量化を達成することができ、また前面パネルと指針の
それぞれに対して第1,第2の光源を有することで、前
面パネルと指針のそれぞれに到達する光量を増加させる
ことができ、照明輝度を高めることができる。
【0031】この場合、第2の光源は、表示部に対して
所定距離、駆動軸側に離間した位置に配置するのが望ま
しく、また第2の反射部は少なくとも表示部を含む前面
パネルの背後領域を覆うように形成すればよい。
【0032】また反射体に開口部を取り巻いて駆動軸の
軸方向に延び仕切部を設け、この仕切部により第1の光
源と第2の光源とを区画すれば、仕切部を第1の光源か
らの照明光を指針に導く光案内部として機能させ、指針
の照明効率を高めることができる。なお反射体が開口部
を取り巻く筒状部を有する場合は、筒状部に連続して仕
切部を設ければよい。
【0033】また仕切部に第1の反射部を設けることも
でき、このように構成することにより反射体の構成をシ
ンプルにできる。
【0034】また第1,第2の各光源は、駆動軸を中心
とした同心円上に複数個配置するのが望ましく、このよ
うに配置することで、明るく且つバランスのとれた照明
を行うことができる。
【0035】またこのように反射体が仕切部を有する構
成は、第1の光源と第2の光源とが異なる発光色を有す
る場合に特に有用であり、仕切壁により各光源の発光色
の干渉を防止することができる。
【0036】また第1の反射部としては、前面パネルに
対して所定角度傾斜し、光源からの光を外周方向(第2
の反射部側)に反射する傾斜面または傾斜曲面から形成
することが望ましいが、この際、第1の反射部を構成す
る傾斜面または傾斜曲面を、駆動軸を取り巻く円錐形に
形成すると、光源からの光を外周方向にバランスよく反
射することができる。
【0037】また第2の反射部としては、外側に向かう
に従い前記前面パネルに近接する傾斜面もしくは傾斜曲
面から形成することが望ましいが、第2の反射部を構成
する傾斜面もしくは傾斜曲面を、前面パネルに対する傾
斜角が外側に向かうに従い次第に大きくなるように設け
れば、前面パネルをより均一に照明することができる。
【0038】また反射体としては、白色系の合成樹脂材
料から形成すると、軽量化に有利である。
【0039】また反射体の壁面を光沢面とすれば、反射
効率を高めることができる。
【0040】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明による計器
装置の実施例を説明する。
【0041】図1から図5は本発明の第1実施例を示
し、図1は計器装置の分解斜視図、図2は図1の組み付
け状態を示す平面図、図3は反射体の斜視図、図4は図
2のA−A線に沿った断面図、図5は図2のB−B線に
沿った断面図である。
【0042】図1において、本実施例による計器装置
は、回路基板1と、この回路基板1に導通固定され駆動
軸2が前方に延びる計器本体3と、駆動軸2の先端側に
装着される指針4と、この指針4と回路基板1との間に
配置される前面パネル5と、駆動軸2の周囲に近接して
回路基板1の前方側位置に配置される光源6と、前面パ
ネル5と回路基板1との間に配置される反射体7とから
構成される。
【0043】回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基
材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板か
らなり、計器本体3の駆動・制御を行う駆動手段(図示
せず)や例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図
示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
【0044】計器本体3は、可動磁石式計器またはステ
ッピングモータからなり、駆動軸2が回路基板1に形成
した軸孔11を貫通するように、回路基板1の背後に装
着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線
パターン(前記駆動手段)に電気接続されている。
【0045】指針4は、図4に詳しく示すように、透光
性合成樹脂からなる指示部41と、この指示部41の回
動中心部R外周を覆うカバー42とでなり、指示部41
は、前面パネル5に沿うように線状に延び、また回動中
心部Rには、背後に配置された光源6から発せられる光
を受光しその照明光を先端側に反射導光する受光反射部
43が形成されている。
【0046】前面パネル5は、透光性合成樹脂からなる
薄板状基材(図示せず)に、例えば遮光性インクでなる
地色部51と、透光性着色インクでなる表示部52とを
備え、表示部52のみ光透過性に形成され、表示部52
は、指針4の回動軌道に沿ってその指示対象となるべく
配列された目盛や文字からなり、また駆動軸2に対応す
る位置には、指針4の回動中心部Rを露出する貫通部5
3が形成されている。
【0047】光源6は、例えばチップ型発光ダイオード
からなり、回路基板1の前方側であって、前面パネル5
の表示部52からは所定距離を隔てた駆動軸2側位置、
この場合、軸孔11または駆動軸2の周囲近傍に複数、
駆動軸2を中心とした同心円上に略等間隔に複数個配置
されている。
【0048】反射体7は、白色系の合成樹脂にてケース
形状に形成された射出成形体からなり、図3から図5に
示すように、前面パネル5の表示部52の配列形状に対
応して環状に設けられた周壁部71と、この周壁部71
の前方側から部分的に前面パネル5に沿って中央側(駆
動軸2側)に延びる延長部72と、この延長部72に支
持され前面パネル5の貫通部53に対応した開口部73
を有する筒状部74と、この筒状部74を所定間隔を空
けて取り巻くと共に光源6と対向するように筒状部74
の背後側端部より斜め方向に伸長する第1の反射部75
と、この第1の反射部75及び筒状部74に対応して底
部側に形成されこれら第1の反射部75及び筒状部74
を型形成する際の型抜き孔となる環状の開放部76と、
延長部72を除く周壁部71の前方側より光源6側(開
放部側)に延びる第2の反射部77とから構成されてい
る。
【0049】なおこの場合、少なくとも筒状部74内側
外壁面、第1の反射部75の光源6側外壁面、第2の反
射部77の前面パネル5側外壁面は、成形金型の面研磨
あるいは成形後のクリア塗装等により光沢面として形成
されている。また本実施例では反射体7を計器本体3の
個数に対応して複数個配置しているが、これら複数の反
射体7は、1ピース部品にて形成することもできる。
【0050】筒状部74は、開口部73を取り巻くよう
に駆動軸2の軸方向に沿って光源6側に伸長し、開口部
73を通過して前方側(指針4側)に向かう光源6から
の照明光をガイドして指針4の回動中心部Rに導く機能
を有している。
【0051】第1の反射部75は、筒状部73を取り巻
いて前面パネル5側が径大、光源6側が径小となる略円
錐形の傾斜面からなり、所定間隔を空けて光源6に対向
している。またその傾斜角は、前面パネル5の板面に対
して略45度に設定され、光源6からの照明光を外周方
向(第2の反射部77側)に反射するように形成されて
いる。また第1の反射部75は、筒状部74と共に延長
部72に支持され、それらの断面形状は、図4,図5に
示すように略「V」字型である。
【0052】第2の反射部77は、光源6の周囲を取り
巻くように前面パネル5とは空気層Sを隔てて外側(周
壁部71の前面側)に延長すると共に、外側に向かうに
従って次第に前面パネル5に近接する傾斜面であって、
前面パネル5に対する傾斜角が外側に向かうに従って次
第に大きくなる曲面(傾斜曲面)に形成され、第1の反
射部75にて反射された照明光を前面パネル5側に反射
するように形成されている。なお第2の反射部77と第
1の反射部75とは、光源6対応箇所(開放部76)を
通じて分断されていて、これにより光源6からの直接光
と第1の反射部75による反射光を外周方向となる第2
の反射部77側に通過させることができるようになって
いる。またこのように第1,第2の反射部75,77を
互いに分断することにより、空気層Sは、光源6(第1
の反射部75)に連続しており、この結果、第1の反射
部75、第2の反射部77、空気層Sの3者で光源6か
らの照明光を前面パネル5に導く照明室を構成する。
【0053】またこの場合、光源6は、開口部73及び
貫通部53を通じて指針4の回動中心部R(受光反射部
43)に照明光を供給できると同時に、第1,第2の反
射部75,77を通じて前面パネル5(表示部52)に
光を供給できる位置に配置される。
【0054】このような構成において、光源6が発光す
ると、その照明光の一部は、反射体7の第1の反射部7
5によって外周方向(第2の反射部77側)に反射さ
れ、第2の反射部77に到達した照明光は、第2の反射
部77によって更に前面パネル5側に反射され、これに
より指針4の回動軌道に応じて配列された表示部52が
明るくしかも略均一に照明され、また光源6の照明光の
一部は、反射体7の開口部73及び前面パネル5の貫通
部53を通じて指針4の回動中心部R(受光反射部4
3)に供給され、これにより指針4の指示部41がその
全回動範囲にわたって照明される。
【0055】以上のように本実施例によれば、回路基板
1と、この回路基板1に配置され駆動軸2が前方に延び
る計器本体3と、駆動軸2の先端側に装着される指針4
と、この指針4と回路基板1との間に配置され指針4に
対応する表示部52を有する前面パネル5と、表示部5
2よりも駆動軸2側となる回路基板1の前方側に配置さ
れ少なくとも表示部52を照明する光源6と、前面パネ
ル5と回路基板1との間に配置される反射体7とを備
え、反射体7が光源6と対向し光源6からの照明光を外
周に反射する第1の反射部75と、光源6を取り巻くよ
うに前面パネル5とは空気層Sを介して外側に延長し照
明光を前面パネル5側に反射する第2の反射部77とを
有することにより、前面パネル5を明るくしかも略均一
に照明することができ、これにより十分な照明品質を確
保することができるため、前面パネルの照明に際して導
光体を廃止し、コスト低減並びに軽量化を達成すること
ができる。また、かかる照明構造を適用することで、照
明の均一化を目的とする特別な調光手段(例えば前面パ
ネル5の背面への拡散板の配置や前面パネル5自体への
調光マスク印刷)が不要となり、この点もコスト低減に
大きく寄与するものである。また第1の反射部75にて
照明光を外周に反射する構成であるため、前面パネル5
と回路基板1との間の距離を小さく抑えることができ、
装置の薄型化にも有利である。
【0056】また本実施例によれば、上述のごとき前面
パネル5の照明構造に加え、計器本体3を回路基板1の
背後に配置して駆動軸2を回路基板1に貫通させ、指針
4をその回動中心部Rより光供給を受けて発光する発光
指針から構成し、前面パネル5には指針4の回動中心部
Rを露出させる貫通部53を形成し、光源6は貫通部5
3に対応する位置に配置し、反射体7には貫通部53に
対応する位置に照明光を指針4の回動中心部R側に通過
させる開口部73を設けたことにより、反射体7の開口
部73及び前面パネル5の貫通部53を通じて指針4を
照明することができ、これにより前面パネル5だけでな
く指針4の照明に際しても導光体を廃止でき、また前面
パネル5と指針4とを共通の光源6で照明することがで
きるため、別途指針専用の光源を設ける必要がなく、コ
スト低減、軽量化を達成することができる。
【0057】なお本実施例では、前面パネル5と指針4
の双方を照明する例を示したが、少なくとも前面パネル
5側を照明できれば、指針4側の照明手段は任意であ
り、また本実施例では計器本体3を回路基板1の背後に
配置したが、指針4の照明を特に考慮しないのであれ
ば、計器本体3は、回路基板1の前方側に配置すること
もできる。
【0058】また本実施例では、反射体7が、第1の反
射部75の内側に位置し且つ開口部73を取り巻く筒状
部74を有することにより、光源6からの照明光を指針
4の回動中心部Rに効率よくガイドすることができ、指
針4の照明効率を高めることができる
【0059】また本実施例では、光源6を駆動軸2を中
心とした同心円上に複数個配置したことにより、明るく
且つバランスのとれた照明を行うことができる。
【0060】また本実施例では、第1の反射部75を、
前面パネル5に対して所定角度傾斜し、光源6からの光
を外周(第2の反射部77側)に反射する傾斜面から形
成し、この際、第1の反射部75を構成する傾斜面を、
駆動軸2を取り巻く略円錐形に形成したことにより、光
源6からの光を外周方向にバランスよく反射することが
できる。
【0061】また本実施例では、第2の反射部77を、
外側に向かうに従い前面パネル5に近接する傾斜曲面か
ら形成し、この際、第2の反射部を構成する傾斜曲面
を、前面パネル5に対する傾斜角が外側に向かうに従い
次第に大きくなるように設けたことにより、前面パネル
5をより均一に照明することができる。なお第2の反射
部77は傾斜曲面のみに限らず傾斜平面、または前面パ
ネル5に対する傾斜角が異なる複数の傾斜平面を組み合
わせたもの、また傾斜平面と傾斜曲面を組み合わせたも
のでもよい。
【0062】また本実施例では、反射体7を白色系の合
成樹脂材料から形成したことにより、安価で軽量化に有
利である。
【0063】また反射体7の壁面を光沢面としたことに
より、反射体7の反射効率を高めることができる。
【0064】図6は、本発明の第2実施例として第1の
反射部75の変形例を示すものである。
【0065】すなわち、前記第1実施例において第1の
反射部75は複数(3つ)の光源6の全てに対応する単
一の円錐形に形成したが、本実施例では、第1の反射部
75を個々の光源6に対応して複数(3つ)形成したも
ので、それぞれの第1の反射部75が各々の光源6に対
向してその照明光を外周に反射できるように、略半円錐
形に形成されており、このように構成しても前記第1実
施例と同様な効果を期待できる。
【0066】図7は、本発明の第3実施例を示す断面図
であり、本実施例では、前面パネルと指針のそれぞれが
専用の光源を有する場合を示している。
【0067】すなわち、本実施例では、計器本体3を回
路基板1の背後に配置して駆動軸2を回路基板1に貫通
させ、指針4をその回動中心部Rより光供給を受けて発
光する発光指針から構成し、前面パネル5には指針4の
回動中心部Rを露出させる貫通部53を形成し、この貫
通部53に対応する回路基板1の前方側に指針4を照明
する第1の光源61を配置し、この第1の光源61より
も外側で且つ表示部52よりも駆動軸2側(この場合、
第1の光源61に隣接する位置)に表示部52を照明す
る第2の光源62を配置している。
【0068】また反射体7には、第1の光源61からの
照明光を指針4の回動中心部R(受光反射部43)側に
通過させる開口部73と、第2の光源62と対向し第2
の光源からの照明光を外周に反射する第1の反射部75
と、第2の光源62を取り巻くように前面パネル5とは
適宜空間を空けて外側に延長し第1の反射部75にて反
射された照明光を前面パネル5側に反射する第2の反射
部77とを設け、表示部52と指針4とを同時に照明す
るものである。
【0069】このように構成される本実施例では、第1
の光源61からの照明光は、反射体7の開口部73及び
前面パネル5の貫通部53を通じて指針4の回動中心部
Rに到達して指針4(指示部41)を照明し、また第2
の光源62から発せられた照明光は、反射体7の第1,
第2の反射部75,77を通じて前面パネル5に到達し
て表示部52を照明するため、前面パネル5だけでなく
指針4の照明に際しても導光体を廃止でき、コスト低減
並びに軽量化を達成することができ、また前面パネル5
と指針4のそれぞれに対して第1,第2の光源61,6
2を有することで、前面パネル5と指針4のそれぞれに
到達する光量を増加させることができ、照明輝度を高め
ることができる。
【0070】また本実施例の場合、第2の光源62は、
表示部52に対して所定距離、駆動軸側に離間した位置
に配置するのが望ましく、また第2の反射部77は少な
くとも表示部52を含む前面パネル5の背後領域を覆う
ように形成すればよい。
【0071】また本実施例では、開口部73を取り巻く
筒状部74から連続して駆動軸2の軸方向に延びる仕切
部78を設け、この仕切部78により第1の光源61と
第2の光源62とを区画するよう構成しており、このよ
うに構成することにより、筒状部74と共に仕切部78
を第1の光源61からの照明光を指針4にガイドする光
案内部として機能させることができ、指針の照明効率を
高めることができる。なおこのように仕切部78を設け
ることにより、仕切部78を含めた筒状部74、第1の
反射部75の断面形状は略「Y」字形となっている。
【0072】また本実施例では、第1,第2の各光源6
1、62は、駆動軸2を中心とした同心円上に複数個配
置されており、このように構成することにより、明るく
且つバランスのとれた照明を行うことができる。
【0073】なお本実施例のように、仕切部78(筒状
部74)にて第1の光源61と第2の光源62とを区画
する構成を採用する場合、第1の光源61と第2の光源
62との発光色を異ならせてもよく、このように発光色
を異ならせても、仕切壁78により各光源61,62の
発光色の干渉を防止し、照明品質を高めることができ
る。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、回路基
板と、この回路基板に配置され駆動軸が前方に延びる計
器本体と、前記駆動軸の先端側に装着される指針と、こ
の指針と前記回路基板との間に配置され前記指針に対応
する表示部を有する前面パネルと、前記表示部よりも前
記駆動軸側となる前記回路基板の前方側に配置され少な
くとも前記表示部を照明する光源と、前記前面パネルと
前記回路基板との間に配置される反射体とを備え、前記
反射体は前記光源と対向し前記光源からの照明光を外周
に反射する第1の反射部と、前記光源を取り巻くように
前記前面パネルとは適宜空間を空けて外側に延長し前記
照明光を前記前面パネル側に反射する第2の反射部とを
有することにより、前面パネルの照明に際して導光体を
不要にでき、安価で軽量化を達成し得る計器装置を提供
できる。
【0075】また本発明は、回路基板と、この回路基板
の背後に配置され駆動軸が前記回路基板を貫通して前方
に延びる計器本体と、前記駆動軸の先端側に装着され回
動中心部より光供給を受けて発光する指針と、この指針
と前記回路基板との間に配置され前記指針に対応する表
示部と前記指針の回動中心部を露出させる貫通部とを有
する前面パネルと、前記貫通部に対応する前記回路基板
の前方側に配置され前記指針と前記表示部とを照明する
光源と、前記前面パネルと前記回路基板との間に配置さ
れる反射体とを備え、前記反射体は前記貫通部に対応す
る位置に前記光源からの照明光を前記指針の回動中心部
側に通過させる開口部と、この開口部の外側に位置して
前記光源と対向し前記照明光を外周に反射する第1の反
射部と、前記光源を取り巻くように前記前面パネルとは
適宜空間を空けて外側に延長し前記照明光を前記前面パ
ネル側に反射する第2の反射部とを有することにより、
前面パネルと指針との照明に際して導光体を不要にで
き、安価で軽量化を達成し得る計器装置を提供できる。
【0076】また本発明は、回路基板と、この回路基板
の背後に配置され駆動軸が前記回路基板を貫通して前方
に延びる計器本体と、前記駆動軸の先端側に装着され回
動中心部より光供給を受けて発光する指針と、この指針
と前記回路基板との間に配置され前記指針に対応する表
示部と前記指針の回動中心部を露出させる貫通部とを有
する前面パネルと、前記貫通部に対応する前記回路基板
の前方側に配置され前記指針を照明する第1の光源と、
この第1の光源よりも外側で且つ前記表示部よりも前記
駆動軸側となる前記回路基板の前方側に配置され前記表
示部を照明する第2の光源と、前記前面パネルと前記回
路基板との間に配置される反射体とを備え、前記反射体
は前記第1の光源からの照明光を前記指針の回動中心部
側に通過させる開口部と、この開口部の外側に位置して
前記第2の光源と対向し前記第2の光源からの照明光を
外周方向に反射する第1の反射部と、前記第2の光源を
取り巻くように前記前面パネルとは適宜空間を空けて外
側に延長し前記第2の光源からの照明光を前記前面パネ
ル側に反射する第2の反射部とを有することにより、前
面パネルと指針との照明に際して導光体を不要にでき、
安価で軽量化を達成し得る計器装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例となる計器装置の分解斜視
図。
【図2】図1の組み付け状態を示す平面図。
【図3】反射体単体を示す斜視図。
【図4】図2のA−A線に沿った断面図。
【図5】図2のB−B線に沿った断面図。
【図6】本発明の第2実施例を示す平面図。
【図7】本発明の第3実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 駆動軸 3 計器本体 4 指針 5 前面パネル 6 光源 7 反射体 51 地色部 52 表示部 61 第1の光源 62 第2の光源 71 周壁部 72 延長部 73 開口部 74 筒状部 75 第1の反射部 76 開放部 77 第2の反射部 78 筒状部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板と、この回路基板に配置され駆
    動軸が前方に延びる計器本体と、前記駆動軸の先端側に
    装着される指針と、この指針と前記回路基板との間に配
    置され前記指針に対応する表示部を有する前面パネル
    と、前記表示部よりも前記駆動軸側となる前記回路基板
    の前方側に配置され少なくとも前記表示部を照明する光
    源と、前記前面パネルと前記回路基板との間に配置され
    る反射体とを備え、前記反射体は前記光源と対向し前記
    光源からの照明光を外周に反射する第1の反射部と、前
    記光源を取り巻くように前記前面パネルとは適宜空間を
    空けて外側に延長し前記照明光を前記前面パネル側に反
    射する第2の反射部とを有することを特徴とする計器装
    置。
  2. 【請求項2】 前記計器本体は駆動軸が前記回路基板を
    貫通するように前記回路基板の背後に配置され、前記指
    針はその回動中心部より光供給を受けて発光するように
    構成され、前記前面パネルは前記指針の回動中心部を露
    出させる貫通部が形成され、前記光源は前記貫通部に対
    応する位置に配置され、前記反射体は前記貫通部に対応
    する位置に前記照明光を前記指針の回動中心部側に通過
    させる開口部を有することを特徴とする請求項1記載の
    計器装置。
  3. 【請求項3】 回路基板と、この回路基板の背後に配置
    され駆動軸が前記回路基板を貫通して前方に延びる計器
    本体と、前記駆動軸の先端側に装着され回動中心部より
    光供給を受けて発光する指針と、この指針と前記回路基
    板との間に配置され前記指針に対応する表示部と前記指
    針の回動中心部を露出させる貫通部とを有する前面パネ
    ルと、前記貫通部に対応する前記回路基板の前方側に配
    置され前記指針と前記表示部とを照明する光源と、前記
    前面パネルと前記回路基板との間に配置される反射体と
    を備え、前記反射体は前記貫通部に対応する位置に前記
    光源からの照明光を前記指針の回動中心部側に通過させ
    る開口部と、この開口部の外側に位置して前記光源と対
    向し前記照明光を外周に反射する第1の反射部と、前記
    光源を取り巻くように前記前面パネルとは適宜空間を空
    けて外側に延長し前記照明光を前記前面パネル側に反射
    する第2の反射部とを有することを特徴とする計器装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光源が前記駆動軸を中心とした同心
    円上に複数個配置されることを特徴とする請求項1から
    請求項3のうち何れか一つに記載の計器装置。
  5. 【請求項5】 回路基板と、この回路基板の背後に配置
    され駆動軸が前記回路基板を貫通して前方に延びる計器
    本体と、前記駆動軸の先端側に装着され回動中心部より
    光供給を受けて発光する指針と、この指針と前記回路基
    板との間に配置され前記指針に対応する表示部と前記指
    針の回動中心部を露出させる貫通部とを有する前面パネ
    ルと、前記貫通部に対応する前記回路基板の前方側に配
    置され前記指針を照明する第1の光源と、この第1の光
    源よりも外側で且つ前記表示部よりも前記駆動軸側とな
    る前記回路基板の前方側に配置され前記表示部を照明す
    る第2の光源と、前記前面パネルと前記回路基板との間
    に配置される反射体とを備え、前記反射体は前記貫通部
    に対応する位置に前記第1の光源からの照明光を前記指
    針の回動中心部側に通過させる開口部と、この開口部の
    外側に位置して前記第2の光源と対向し前記第2の光源
    からの照明光を外周に反射する第1の反射部と、前記第
    2の光源を取り巻くように前記前面パネルとは適宜空間
    を空けて外側に延長し前記第2の光源からの照明光を前
    記前面パネル側に反射する第2の反射部とを有すること
    を特徴とする計器装置。
  6. 【請求項6】 前記反射体は前記開口部を取り巻いて前
    記駆動軸の軸方向に延び前記第1の光源と前記第2の光
    源とを区画する仕切部を有することを特徴とする請求項
    5記載の計器装置。
  7. 【請求項7】 前記仕切部に前記第1の反射部を設けた
    ことを特徴とする請求項6記載の計器装置。
  8. 【請求項8】 前記第1,第2の各光源が前記駆動軸を
    中心とした同心円上に複数個配置されることを特徴とす
    る請求項5から請求項7のうち何れか一つに記載の計器
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の光源と前記第2の光源とが異
    なる発光色を有することを特徴とする請求項6から請求
    項8のうち何れか一つに記載の計器装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の反射部が前記前面パネルに
    対して所定角度傾斜した傾斜面または傾斜曲面からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のうち何れか一
    つに記載の計器装置。
  11. 【請求項11】 前記傾斜面または傾斜曲面が前記駆動
    軸を取り巻く円錐形に形成されることを特徴とする請求
    項10記載の計器装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の反射部が外側に向かうに従
    い前記前面パネルに近接する傾斜面もしくは傾斜曲面か
    らなることを特徴とする請求項1から請求項11のうち
    何れか一つに記載の計器装置。
  13. 【請求項13】 前記傾斜面もしくは前記傾斜曲面は前
    面パネルに対する傾斜角が外側に向かうに従い次第に大
    きくなるように形成されることを特徴とする請求項12
    記載の計器装置。
  14. 【請求項14】 前記反射体が白色系の合成樹脂材料か
    らなることを特徴とする請求項1から請求項13のうち
    何れか一つに記載の計器装置。
  15. 【請求項15】 前記反射体の壁面を光沢面としたこと
    を特徴とする請求項1から請求項14のうち何れか一つ
    に記載の計器装置。
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