JP4221693B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばオートバイや自動車をはじめとする各種移動体に搭載される計器装置に関し、詳しくはその照明構造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
各種車両等の移動体に搭載される計器装置は、回路基板に回転軸を突設した計器本体を装着し、回転軸の先端に指針を装着し、この指針の背後に、指針に対応した計測値表示部を有する目盛板からなるパネル体を配置し、このパネル体の背後に配置した光源により、計測値表示部や指針を透過(バックライト)照明する構造が一般的である。
【0003】
この種の計器装置は、通常、複数種の計測値の指針式表示を可能とするため、複数の計器本体にて駆動される複数の指針とこれら各指針に応じた複数の計測値表示部とでなる複数種の指針式表示部、例えば速度計,回転計,水温計,燃料計からなる指針式表示部を有し、これら複数種の指針式表示部を照明する際、その視認性、識別性、デザイン性等を向上させる目的から、各指針式表示部に指針の回転軌道に対応したリング状発光部を設けるものが例えば特開平10−207408号公報にて知られている。
【0004】
当該公報に開示のものは、透光性材料からなるリング状部材に光を導入して円弧状に発光させるもので、発光意匠自体をシャープ(明確)に表現できる点では優れるものの、透過光によるリング発光では、表現し得る発光意匠に限界があり、例えばリング状部材自体の質感やその造形感を表現するのが困難である。
【0005】
一方、例えば実開平3−90018号公報には、パネル体の前方に配置した光源からの光にて、指針や目盛と合わせてリング状部材をフロントライト照明する構造が示されており、この構造によれば、リング状部材の表面からの反射光により発光意匠が形成されるため、リング状部材自体の質感やその造形感を表現するのが容易で、表現し得る発光意匠の自由度が大きい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前掲実開平3−90018号公報では、指針、パネル体(目盛)、リング状部材を含む広い表示範囲を一様にフロントライト照明する構造であるため、表示範囲とこれら表示範囲の前方に配置される光源との間に空間を空ける必要があり、装置が大型化しやすく、しかも光源配置の都合上等から、部品点数が増加しやすい。またリング状部材以外の比較的広い表示範囲を一様に照明する構造であることから、リング状部材を採用しているにも係わらず、それを際だたせることができず、リング状部材の意匠効果を十分に引き出すことができない。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、表現し得る発光意匠の自由度が大きく、しかも小型化を達成し得る計器装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、回路基板と、この回路基板に装着される駆動装置と、この駆動装置の回転軸によって軸回り駆動される指針と、この指針の背後に配置されるパネル体と、このパネル体と前記回路基板との間に配置される枠体と、少なくとも前記指針の動作範囲に対応する前記パネル体の前面側領域を取り巻くように配置されるリング状部材と、前記回路基板に設けられると共に前記パネル体の背後に配置される光源とを備え、前記パネル体が前記指針と前記回転軸との連結を可能とする貫通孔を有しこの貫通孔の周縁から外側に向けて延びる第1の板面部と、この第1の板面部を取り巻いて回路基板側に屈曲して延びると共に前記リング状部材に対応した立ち壁部からなる第2の板面部とを有し、この第2の板面部に前記パネル体に前記光源からの光を前記リング状部材側に通過させ前記リング状部材を照明する照射部を設け、前記枠体に、前記光源からの光を回転軸を中心とした外周方向に反射する第1の反射部とこの第1の反射部を通じて反射された光を前記パネル体側に反射する第2の反射部とでなり、前記光源からの光を前記照射部に導く照明室を形成したことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記照射部に光拡散部を形成したことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記リング状部材の表面が金属色調に形成されることを特徴とする。
【0011】
また本発明は、前記リング状部材に前記照射部に対応する傾斜面を設けたことを特徴とする。
【0012】
また本発明は、前記パネル体が前記指針に対応した透光性の計測値表示部を有する目盛板からなり、少なくともこの計測値表示部と前記リング状部材とを共通の前記光源にて照明することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明による計器装置は、所定の駆動装置から突出する回転軸によって軸回り駆動される指針と、この指針に対応した例えば目盛や文字からなる計測値表示部を有する目盛板またはこの目盛板と指針を含む所定領域以外を隠蔽する見返し板(パネル材)からなるパネル体と、このパネル体の前方側であって少なくとも指針の動作範囲に対応するパネル体領域を取り巻くように配置されるリング状部材と、パネル体の背後に配置される光源とを備えており、パネル体には光源からの光をリング状部材側に通過させてリング状部材を照明する照射部を設けたもので、リング状部材は照射部からの光を反射することによりリング状に発光するものである。
このように照射部を通じてパネル体の背後から前方側へと光を通過させ、その通過した光がリング状部材の表面に当たることでリング状部材を反射照明することにより、透過光による発光方式と比べ表現し得る発光意匠の自由度を高めることができ、例えば透過光による発光方式では困難であったリング状部材自体の質感や造形感を容易に表現することができる。
またフロントライト照明方式のように、パネル体の前方に光源を配置する必要がないため、装置の小型化、簡素化を達成することができる。また照射部を通じてリング状部材が集中的に照明されるため、リング状部材を際だたせた照明意匠を形成でき、リング状部材の色調や質感表現と相まって斬新でインパクトのある見栄えを実現でき、商品性を高めることができる。
【0014】
光源からの光を通過させる照射部は、パネル体の背後に配置された光源からの光を前方側に通過させてリング状部材を照らすことができれば、その構造は任意である。例えばパネル体にリング状部材に対応して部分的に隆起する立ち壁部を形成し、この立ち壁部に照射部を設ければ、パネル体の構造を工夫するだけで照射部を形成でき、構成をシンプルにできる。またパネル体を例えば複数の目盛板または見返し板、もしくは目盛板と見返し板とに分割形成し、これら複数のパネル体間に光源からの光を通過させる空間部を設ければ、この空間部を照射部として機能させることができ、この構造によれば、パネル体の構造をシンプルにすることができる。
【0015】
またこのような照射部は、リング状部材の内周側または外周側の少なくとも一方側に設ければよいが、照射部にシボ加工や光拡散印刷層、光拡散フィルム、光拡散板等からなる光拡散部を設ければ、光拡散部を通じた拡散光でリング状部材が照明されるため、照明の均一化に有利である。
【0016】
リング状部材は、パネル体の前方側であって、少なくとも指針の回転動作範囲を連続的に取り巻くリング状構造体であればよく、その表面に例えば金属色調、カーボン調、ヘアライン調等の所定の質感あるいは装飾を有するものや、所定のデザイン造形を有するものが好ましいが、照射部からの光によって発光意匠を形成することができれば、任意のリング状部材を使用することができる。
【0017】
またリング状部材の照射部に対応する位置に、照射部からの光を前方側に反射する傾斜面を設けると、リング状部材を通じた光反射を良好となすことができる。
【0018】
またパネル体が指針に対応した透光性の計測値表示部を有する目盛板からなる場合、少なくともこの計測値表示部とリング状部材とを共通の光源にて照明するように構成すると、光源の数を削減でき、コストダウンを達成することができる。
【0019】
【実施例】
以下、添付図面に基づき、本発明による計器装置の実施例を説明する。
【0020】
図1及び図2は、本発明の実施例を示し、図1は計器装置の外観を示す正面図、図2は図1のA−A線に沿った部分断面図である。
【0021】
図1及び図2において、本実施例による計器装置は、回路基板1と、回転軸2が前方に延びる計器本体3と、回転軸2にて回転駆動される指針4と、この指針4の背後に位置する目盛板(パネル体)5と、この目盛板5の前方側に配置されたリング状部材6と、指針4、目盛板5、リング状部材6を含む前方側を露出するパネル材からなる見返し板(パネル体)7と、回路基板1に設けられた光源8と、目盛板5と回路基板1との間に配置される枠体9とから構成される。
【0022】
回路基板1は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、光源8と、例えば計器本体3の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)や例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。
【0023】
計器本体3は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回転軸2が回路基板1を貫通するように、その主要部が回路基板1の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(前記駆動手段)に電気接続される。
【0024】
指針4は、透光性の合成樹脂からなり、回転軸2の先端に連結され、その回転中心部には遮光性カバーが装着されている。そしてこの指針4は光源8からの光を受けて発光する発光式指針である。
【0025】
目盛板5は、回転軸2と指針4との連結を可能とする貫通孔51と、指針4先端部の回動軌道に沿って複数配列される文字部52a及び目盛部52bでなる計測値表示部52と、これら計測値表示部52の背景となる地色部53と、光源8側となる背面に設けられる反射層(図示しない)を有し、計測値表示部52は、文字部52aの外側に目盛部52が位置するように各々が指針4の回転動作に応じた円弧状の配列形状を有して複数個配置されている。
【0026】
これら計測値表示部52、地色部53、前記反射層は、目盛板5のベース材となる基板54に形成された印刷層からなり、計測値表示部52が適宜色を有する透光性インクにより、地色部53及び前記反射層が遮光性インクにより、それぞれ印刷形成され、遮光性を有する地色部53は、透光性を有する計測値表示部52に対応する箇所を除く所定領域であって基板54の前面側に一様に設けられ、また前記反射層は光反射性の高い白色の色調を有すると共に、地色部53に対応した基板54の背面領域に一様に設けられている。
【0027】
目盛板5はまた、図2に示した断面形状において、前方に突出する略凸形状に形成され、回転軸2付近となる貫通孔51の周縁から外側に向けて延びる第1の板面部55と、この第1の板面部55を取り巻いて背後(枠体9または回路基板1側)に屈曲して延びる第2の板面部(立ち壁部)56と、この第2の板面部56から外周に向けて第1の板面部54と略平行に延びる第3の板面部57とを有し、計測値表示部52、地色部53、前記反射層を形成した平板状の基板54を熱変形させて段部を設ける絞り加工、または予め段部を形成しておいた基板54に計測値表示部52、地色部53、前記反射層の箔を転写する箔成形により形成することができる。
【0028】
第1の板面部55は、指針4の延長方向に沿って平面形状を有し、この部分に文字部52aが配置される。
【0029】
第2の板面部56は、第1の板面部55に対し所定角度、本実施例では略90度背後に折れ曲がる立ち壁部に形成され、リング状部材6の後述する内周側面に対向しており、この立ち壁部からなる第2の板面部56には、地色部53及び前記反射層が部分的に除去(抜き形成)され、光源8からの光をリング状部材6の内周面に通過(透過)させることを可能とする透光性の照射部58が形成されている。
【0030】
この照射部58にはこの部分から外側に照射される光を拡散する光拡散部58aが形成され、この場合、光拡散部58aは、表面に微細な凹凸を有する光拡散印刷層から設けられており、この光拡散印刷層は、詳しくは図示しないが、地色部53を覆うオーバーコート層として計測値表示部52を除く目盛板5の略全体に設けられている。
【0031】
第3の板面部57には、目盛部52bが配置され、さらにその外周縁前方側にリング状部材6が配置されている。
【0032】
そして計測値表示部52は、指針4と組み合わされて指針式表示部Dを構成するが、本実施例の場合、指針式表示部Dは、計測表示対象に応じて複数(図1中、左から燃料計表示部、回転計表示部、速度計表示部、水温計表示部)設けられている。
【0033】
リング状部材6は、遮光性合成樹脂からなる成型部61と、この成形部61の表面所要部に施された金属色調(例えばシルバー色調)の樹脂メッキ層または蒸着層からなる表面被膜62とを有しており、その断面形状は、図2に示すように、目盛板5側が幅広で目盛板5とは反対側(先端側)が幅狭となる先細り形状に形成され、照射部58に対向するリング状部材6箇所は、第2の板面部56に対して所定角度傾斜する傾斜面63に設定されている。
【0034】
見返し板7は、リング状部材6の一部とこれに囲まれた指針式表示部Dを露出し、それ以外の所要領域を隠蔽するもので、リング状部材6に対応する箇所に開口部71を備えている。
【0035】
光源8は、回転軸2の周囲に複数個、集中的に配置された例えば表面実装型の発光ダイオードからなり、これら複数の光源8のうち、回転軸2を挟んで隣接する光源81は、指針4を照明するもので、これら光源81の外側に位置する光源82は、目盛板5の計測値表示部52とリング状部材6とを照明するものである。
【0036】
枠体9は、例えば白色系の合成樹脂よりなり、目盛板5と回路基板1との間に位置して目盛板5を支持するケース体である。この枠体9には、光源81を収納しその光を指針4に導く筒部91と、この筒部91の外周より光源82に対向するように外周方向に延び、光源82からの光を回転軸2を中心とした外周方向に反射する第1の反射部92と、この第1の反射部92を通じて反射された光を目盛板5側に反射する第2の反射部93とを有し、これら反射部92,93は、光源82からの光を計測値表示部52と照射部58に導く照明室を形成している。
【0037】
この際、目盛板5の前記反射層は、この前記反射層により光を前記照明室内に再反射させ、照明効率を高める機能を有している。なお本実施例では図2にて回転計表示部からなる指針式表示部Dを構成する計器部分の断面図のみを示したが、これに隣接する速度計表示部からなる指針式表示部Dを有する計器も回転計表示部からなる指針式表示部Dを構成する計器と同様の構成を有している。
【0038】
このような構成において、光源81が発光すると、その光は筒部91を通じて指針4が照明され、指針4が線状に光輝する。一方、光源82から発せられた光は、前記照明室を通じて反射・拡散され、目盛板5の計測値表示部52を照明すると共に、その光の一部は照射部58を通過して目盛板5の前方側に放射され、その放射光がリング状部材6(この場合、特に傾斜面59a)を照らす。これにより指針式表示部Dの周囲でリング状部材6が金属調を帯びて環状に発光する。
【0039】
以上のように、本実施例では、駆動装置3の回転軸2によって軸回り駆動される指針4と、この指針4の背後に配置される目盛板5と、この目盛板5の前方側にその所定領域を取り巻くように配置されるリング状部材6と、パネル体5の背後に配置される光源8(82)とを備えており、目盛板5に光源8からの光をリング状部材6側に通過させてその表面を照明する照射部58を設けたことにより、照射部58から照射される光でリング状部材6の表面を反射照明することができ、これにより透過光による発光方式では困難であったリング状部材6自体の質感(本実施例では金属調)を表現することができ、表現し得る発光意匠の自由度を高めることができる。また照射部58を通過した光にてリング状部材6を照明する構成であるため、目盛板5の前方に光源を配置する必要がなく、装置の小型化、簡素化を達成することができる。また照射部58を通じてリング状部材6が集中的に照明されるため、リング状部材6が際だつ照明意匠を形成でき、リング状部材6の色調や質感表現と相まって斬新でインパクトのある見栄えを実現でき、商品性を高めることができる。
【0040】
また本実施例では、目盛板5にリング状部材6に対応して、前方側に隆起する第2の板面部(立ち壁部)56を形成し、この第2の板面部56に照射部58を設けたことにより、目盛板5の構造を工夫するだけで照射部58を形成でき、構成をシンプルにすることができる。
【0041】
また本実施例では、照射部58に光拡散部58aを設けたことにより、リング状部材6の照明を均一化することができる。
【0042】
また本実施例では、リング状部材6の照射部58に対応する位置に、照射部58からの光を前方側に反射する傾斜面63を設けたことにより、リング状部材6を通じた光反射を良好となすことができる。
【0043】
また本実施例では、目盛板5が指針4に対応した透光性の計測値表示部52を有する目盛板5からなり、計測値表示部52とリング状部材6とを共通の光源にて照明するように構成したことにより、光源の数を削減でき、コストダウンを達成することができる。
【0044】
図3は、本発明の第2の実施例を示す断面図であり、本実施例では、見返し板7に形成した凹部71にリング状部材6を配置すると共に、この凹部71の前方側に所定の空間を隔てて略フラットな目盛板5を配置し、この目盛板5と見返し板7との間に形成された空間部(放射部)580から光源8の光を通過させ、その通過させた光によってリング状部材6の内周側をリング状に発光させるもので、本実施例でも前記第1の実施例と同様な効果を期待でき、しかも目盛板5や見返し板7の構造をシンプルにすることができる。
【0045】
図4は、本発明の第3の実施例を示す断面図であり、本実施例では、見返し板7を凹状に窪ませて側壁部(立ち壁部)72を形成し、この側壁部72にリング状部材6の外周部に対応する開口部(照射部)780を設け、この開口部780に光源8との間に導光体10を配置し、光源8の光を導光体10通じて開口部780に導き、この開口部780よりリング状部材6に照射し、リング状部材6を発光させるもので、本実施例でも前記第1の実施例と同様な効果を期待できる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、回路基板と、この回路基板に装着される駆動装置と、この駆動装置の回転軸によって軸回り駆動される指針と、この指針の背後に配置されるパネル体と、このパネル体と前記回路基板との間に配置される枠体と、少なくとも前記指針の動作範囲に対応する前記パネル体の前面側領域を取り巻くように配置されるリング状部材と、前記回路基板に設けられると共に前記パネル体の背後に配置される光源とを備え、前記パネル体が前記指針と前記回転軸との連結を可能とする貫通孔を有しこの貫通孔の周縁から外側に向けて延びる第1の板面部と、この第1の板面部を取り巻いて回路基板側に屈曲して延びると共に前記リング状部材に対応した立ち壁部からなる第2の板面部とを有し、この第2の板面部に前記パネル体に前記光源からの光を前記リング状部材側に通過させ前記リング状部材を照明する照射部を設け、前記枠体に、前記光源からの光を回転軸を中心とした外周方向に反射する第1の反射部と前記この第1の反射部を通じて反射された光を前記パネル体側に反射する第2の反射部とでなり、前記光源からの光を前記照射部に導く照明室を形成したことにより、表現し得る発光意匠の自由度が大きく、しかも小型化を達成し得る計器装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による計器装置の正面図。
【図2】図1のA−A線に沿った部分断面図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板
2 回転軸
3 計器本体
4 指針
5 目盛板
6 リング状部材
7 見返し板
8(81,82) 光源
9 枠体
10 導光体
51 貫通孔
52 計測値表示部
52a 文字部
52b 目盛部
53 地色部
54 基板
55 第1の板面部
56 第2の板面部(立ち壁部)
57 第3の板面部
58 照射部
61 成形部
62 表面皮膜
63 傾斜部
71 凹部
72 側壁部(立ち壁部)
91 筒部
92,93 第1,第2の反射部
580 空間部(照射部)
780 開口部(照射部)
D 指針式表示部

Claims (5)

  1. 回路基板と、
    この回路基板に装着される駆動装置と、
    この駆動装置の回転軸によって軸回り駆動される指針と、
    この指針の背後に配置されるパネル体と、
    このパネル体と前記回路基板との間に配置される枠体と、
    少なくとも前記指針の動作範囲に対応する前記パネル体の前面側領域を取り巻くように配置されるリング状部材と、
    前記回路基板に設けられると共に前記パネル体の背後に配置される光源とを備え、
    前記パネル体が前記指針と前記回転軸との連結を可能とする貫通孔を有しこの貫通孔の周縁から外側に向けて延びる第1の板面部と、この第1の板面部を取り巻いて回路基板側に屈曲して延びると共に前記リング状部材に対応した立ち壁部からなる第2の板面部とを有し、
    この第2の板面部に前記パネル体に前記光源からの光を前記リング状部材側に通過させ前記リング状部材を照明する照射部を設け、
    前記枠体に、前記光源からの光を回転軸を中心とした外周方向に反射する第 1 の反射部とこの第1の反射部を通じて反射された光を前記パネル体側に反射する第2の反射部とでなり、前記光源からの光を前記照射部に導く照明室を形成したことを特徴とする計器装置。
  2. 前記照射部に光拡散部を形成したことを特徴とする請求項1記載の計器装置。
  3. 前記リング状部材の表面が金属色調に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の計器装置。
  4. 前記リング状部材に前記照射部に対応する傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか一つに記載の計器装置。
  5. 前記パネル体が前記指針に対応した透光性の計測値表示部を有する目盛板からなり、少なくともこの計測値表示部と前記リング状部材とを共通の前記光源にて照明することを特徴とする請求項1から請求項4のうち何れか一つに記載の計器装置。
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