JP2001098314A - 溶銑の処理方法 - Google Patents
溶銑の処理方法Info
- Publication number
- JP2001098314A JP2001098314A JP27315499A JP27315499A JP2001098314A JP 2001098314 A JP2001098314 A JP 2001098314A JP 27315499 A JP27315499 A JP 27315499A JP 27315499 A JP27315499 A JP 27315499A JP 2001098314 A JP2001098314 A JP 2001098314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot metal
- cao
- slag
- treatment
- dephosphorization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
続けて脱硫処理を行う方法において、従来に比べて脱硫
率を高くすることができる溶銑の処理方法を提供する。 【解決手段】 (1)酸素をキャリアーガスとしてCa
O含有脱燐剤を溶銑に吹き付けて脱燐し、脱燐処理後の
スラグ塩基度(重量比:CaO/SiO2 )を1.7以
上とした脱燐スラグを排出することなく脱硫剤を脱燐処
理後の溶銑中に吹き込んで脱硫する。(2)CaO含有
脱燐剤が、CaO分と、Al2 O3 分、Fe2 O3 分の
内少なくとも一種とを含有する。(3)脱硫剤が、Ca
O、CaO含有金属Al、Na2 CO3 、CaC2 、金
属Mgの内少なくとも一種を含有する。
Description
に脱燐スラグの排出を行わないで、連続して溶銑脱硫を
行う溶銑の処理方法に関するものである。
中の燐、硫黄濃度を低減しておくことは、転炉操業の精
錬剤添加量を低減できるメリットがある。
離して実施する方法が主流となっている。その理由は、
例えば脱硫処理後に、脱硫スラグを排出しないで続けて
脱燐処理を行うと、残留するスラグ中の硫黄分が溶銑中
に復硫するからである。
続けて脱硫処理を行うと、残留するスラグ中の燐分が溶
銑中に復燐するからである。また、溶融状態の脱燐スラ
グ存在下で脱硫剤を溶銑中へ吹き込んでも、脱燐スラグ
が脱硫反応を阻害するからである。
を分けて行う場合、全処理時間が長くなり溶銑温度が低
下し、装入スクラップ量を低減する必要があり、スクラ
ップ比率が低下するという問題がある。
を転炉方式の溶銑処理専用炉を用いて、酸素上底吹き脱
燐処理と底吹き脱硫とを行う方法が文献(CAMP−I
SIJ、VOL4(1991)P.1153)に開示さ
れている。
体底吹き機能を活用し、脱燐中はCaCO3 の吹き込み
による攪拌力の確保・脱燐促進を図るとともに、脱硫処
理中は脱硫剤の高速吹き込みによって短時間脱硫が可能
なことである。
溶銑脱燐処理後、脱燐スラグを排出しないで続けて脱硫
処理を行うため、溶銑温度の低下という問題を回避でき
るが、溶融脱燐スラグの影響を受けるため、脱硫率が4
0〜50%と低いという問題がある。
ラグを排出しないで続けて脱硫処理を行う方法におい
て、従来に比べて脱硫率を高くすることができる溶銑の
処理方法を提供することにある。
を達成すべく種々検討を重ね、以下(A)〜(I)の知
見を得た。
式にて進行する。 3(CaO)+5(FeO)+2[P]=3CaO・P2 O5+5[Fe](1) ( ):スラグ内、[ ]:溶銑内を示す。上記溶銑脱燐
反応を効率的に進めるには、CaO量を増加させ、しか
も溶融させることが必要である。
あり、溶銑温度(1300〜1400℃)よりかなり高
く、CaOを溶融させるためCaF2 フラックスを用い
ざるを得なかった。しかし、溶銑中へのCaF2 添加
は、耐火物の溶損を促進するという問題があり、CaF
2 を使用しないでCaOを溶融させる方法が求められて
いた。
討した結果、CaO含有脱燐剤を酸素をキャリアーガス
として溶銑に吹き付けると、CaOが溶融し効率的な脱
燐処理が可能となることを見出した。
ーガスとして溶銑に吹き付けると、吹き付け部の溶銑温
度が2000℃以上の高温となり、しかも酸素と溶銑と
の反応により(FeO)が多量に生成する。
る場所(以下、火点ともいう)にCaOを吹き付ける
と、CaOがFeOと反応して融点の低い化合物を生成
する。従って、添加されたCaOは極めて速やかに溶融
化(スラグ化ともいう)し、脱燐反応が効率的に進行す
る。
%(以下、単に%で重量%を表す))を脱燐する場合、
SiO2 の生成が少なくなるため、スラグ塩基度(重量
比:CaO/SiO2 )が非常に高くなり生成スラグの
融点が上がるため脱燐終了時にはスラグが固化する。
に吹き付けられたCaOは火点付近ではスラグ化するた
め、脱燐に十分寄与し、処理後の溶銑中の[P]濃度を
0.025%以下にすることができる。
銑に吹き付けられたCaOは火点付近ではスラグ化し、
脱燐に十分寄与する。しかし、吹き付け処理を終了する
と、直ちにスラグが固化する。
%)を脱燐する場合でも、酸素をキャリアーガスとして
溶銑にCaOを吹き付けて、塩基度(重量比:CaO/
SiO2 )を1.7以上にまで高めると、スラグ融点が
急激に上がり、スラグが固化す る。
をキャリアーガスとして溶銑に吹き付けられたCaOは
火点付近ではスラグ化するため、脱燐に十分寄与し、処
理後の溶銑中の[P]濃度を0.025%以下にするこ
とができる。
ると、スラグ中の(P2 O5 )が溶銑中の[C]によっ
て還元される速度が低下するため、復燐はほとんど生じ
ない。
を溶銑に吹き込むと、脱燐スラグが溶融状態である場合
に比べ、非常に効率よく脱硫できる。これは、脱硫剤と
固化した脱燐スラグとの反応速度が極めて遅く、脱燐ス
ラグが脱硫反応をほとんど阻害しないからである。
元反応も生じにくいため、脱硫処理時の復燐反応もほと
んど生じない。
もので、その要旨は、下記の通りである。 (1)酸素をキャリアーガスとしてCaO含有脱燐剤を
溶銑に吹き付けて脱燐し、脱燐処理後のスラグ塩基度
(重量比:CaO/SiO2 )を1.7以上とした脱燐
スラグを排出することなく脱硫剤を脱燐処理後の溶銑中
に吹き込んで脱硫することを特徴とする溶銑の処理方
法。
Al2 O3 分、Fe2 O3 分の内少なくとも一種とを含
有することを特徴とする上記(1)に記載の溶銑の処理
方法。
Al、Na2 CO3 、CaC2 、金属Mgの内少なくと
も一種を含有することを特徴とする上記(1)または
(2)に記載の溶銑の処理方法。
吹き転炉が良い。しかしながら、脱燐処理は、脱炭より
負荷が軽いので、脱燐専用炉を用いることもできる。
燐剤を溶銑に吹き付けるには、上吹きランスが使用でき
る。キャリアーガスとして使用する酸素は、工業用の純
酸素が使用できる。使用する酸素量は溶銑1トン(以
下、単にtともいう)当たり7〜13kgが望ましい。
な酸素量を付与できないおそれがあり、13kg/tを超え
ると過剰な脱炭反応が生じ、この後の脱炭工程での熱源
不足を生じるおそれがあるからである。
度や[P]濃度に依存するが、溶銑中の[P]濃度が約
0.1%の場合、溶銑t当たり5〜20kgが望まし
い。CaO量が5kg未満では、スラグ中CaOの活量
が小さすぎて溶銑中の[P]をスラグ中の(FeO)で
酸化しても、スラグ中に燐酸カルシウム(例えば3Ca
O・P2 O5 )の形で安定して固定できない可能性があ
る。その結果、処理後の[P]を目標値:0.025%
以下にできないおそれがある。
き付けても、脱燐率は飽和し、ほとんど変わらないおそ
れがある。脱燐剤はCaO分と、Al2 O3 分、Fe2
O3 分の少なくとも一種とを含有すると脱燐率が向上で
きて好ましい。
aOがAl2 O3 と反応して融点が降下し、火点付近に
おけるCaOのスラグ化がさらに促進され脱燐率が向上
できる。CaO量に対するAl2 O3 量の重量比(Al
2 O3 /CaO)は、1/20〜1/2とするのが望ま
しい。
O3 によるCaOの融点降下効果が小さすぎて、脱燐率
向上に寄与できないおそれがあり、1/2より大きい
と、脱燐率向上が飽和し、スラグ量が増加するおそれが
あり好ましくないからである。
合、火点付近における(FeO)濃度が増加するため、
火点付近におけるCaOのスラグ化がAl2 O3 を混合
した場合と同様に促進され、さらに脱燐反応が進行する
領域の酸素ポテンシャルが増加するため脱燐率が飛躍的
に向上できる。
e2 O3 /CaO)を1/2以下とするのが望ましい。
ので、1/2を超えて添加しても火点における酸素ポテ
ンシャルは増加するものの、火点の温度が低下してCa
Oのスラグ化が困難となるおそれがあるからである。
当量添加混合すると、相乗効果により脱燐率は飛躍的に
向上するので、さらに好ましい。脱燐処理後のスラグ塩
基度(重量比:CaO/SiO2 )としては1.7以上
とする。
グが十分に固化しないおそれがあるからである。CaO
添加溶銑脱燐処理後、脱燐スラグを排出することなくC
aO、CaO含有金属Al、Na2 CO3 、CaC2 、
金属Mgの内少なくとも一種を含有する脱硫剤を添加す
ると、脱硫率60%以上を達成できる。
吹き羽口、浸漬ノズルが使用できる。なお、Na2 CO
3 以外は全て強還元性物質なので、脱燐スラグ中の(P
2 O5)を還元して復燐を生じる可能性があるが、脱燐
スラグが脱燐処理終了時には固化しているため復燐は認
められない。
10〜1000μmであればよい。10μm未満とする
には、製造コストが非常に高くなるおそれがあり、10
00μmを超えるとキャリアーガスと混合してもスムー
スに流れないため配管内に堆積するおそれがあるからで
ある。
%、[Si]約0.25%、[P]約0.10%、
[S]約0.025%、脱燐処理前温度1320℃の溶
銑2tを装入した。
鉱石24kg、塊状(平均粒径:30mm)の生石灰1
9.3kgを上置き添加し、塩基度(重量比:CaO/
SiO2 )を1.8とした後、上吹きランスから溶銑t
当たり1.3Nm3 /min の酸素を約7分間溶銑に吹き
付けた。
溶銑t当たり、0.50Nm3 /min 吹き込んで溶銑お
よびスラグを攪拌した。脱燐吹錬終了時の溶銑温度は1
350℃、スラグ塩基度(重量比:CaO/SiO2 )
1.5で、処理後の[P]濃度は0.024%、[S]
0.024%、(T.Fe)10%であった。
溶銑に吹き付けない状態で、底吹き羽口からArガスを
継続して吹き込んで溶銑およびスラグを攪拌する操作を
いう)を3分行った後、底吹き羽口から溶銑中へ溶銑t
当たり4kgのNa2 CO3を4分間で吹き込んだ。な
お、リンスを3分行ってもスラグフォーミングは鎮静し
きらず、スラグは半溶融状態であった。
[S]濃度は0.015%であり、脱硫率は40%と低
かった。なお、脱硫処理中に復燐は進行せず、溶銑中の
[P]濃度は0.024%のままだった。
4.5%、[Si]約0.24%、[P]約0.10
%、[S]約0.024%、脱燐処理前温度1315℃
の溶銑2tを装入した。
鉱石24kgを上置き添加した後、上吹きランスから溶
銑t当たり1.3Nm3 /min の酸素と共に粉状(平均
粒径:100μm)のCaO19.6kgを約7分間溶
銑に吹き付けて塩基度(重量比:CaO/SiO2 )を
1.9とした。
溶銑t当たり、0.50Nm3 /min 吹き込んで溶銑お
よびスラグを攪拌した。脱燐吹錬終了時の溶銑温度は1
345℃、塩基度(重量比:CaO/SiO2)1.9
で、処理後の[P]濃度は0.018%、[S]0.0
24%、(T.Fe)8%であった。
口から溶銑中へ溶銑t当たり4kgの粉状(平均粒径:
200μm)のNa2 CO3 を4分間で吹き込んだ。な
お、リンスを2分行うと、スラグフォーミングは完全に
鎮静し、スラグはほぼ固化していた。
[S]濃度は、0.005%であり脱硫率は79%と高
かった。また脱硫処理中に復燐はなく、溶銑中の[P]
濃度は0.018%と低く、目標[P]濃度の0.02
5%以下を達成できた。
に装入しておいた試験転炉に、成分が[C]約4.5
%、[Si]約0.10%、[P]約0.10%、
[S]約0.024%、脱燐処理前温度1315℃の溶
銑2tを装入した。
鉱石24kgを上置き添加した後、上吹きランスから溶
銑t当たり1.3Nm3 /min の酸素と共に粉状(平均
粒径:100μm)のCaO15kgを約7分間溶銑に
吹き付けて塩基度(重量比:CaO/SiO2 )を3.
5とした。また、処理中底吹き羽口からはArガスを溶
銑t当たり、0.50Nm3 /min 吹き込んで溶銑およ
びスラグを攪拌した。
塩基度(重量比:CaO/SiO2)3.4で、処理後
の[P]濃度は0.020%、[S]0.020%、
(T.Fe)8%であった。なお、吹錬終了直後にスラ
グはほぼ固化した。そこで直ちに、底吹き羽口から溶銑
中へ溶銑t当たり4kgの粉状(平均粒径:200μ
m)の90%CaO−10%Alを4分間で吹き込ん
だ。
の溶銑中の[S]濃度は0.007%であり、脱硫率は
71%と高かった。また脱硫処理中に復燐はなく、溶銑
中の[P]濃度は0.020%と低く、目標[P]濃度
の0.025%以下を達成できた。
4.5%、[Si]約0.25%、[P]約0.10
%、[S]約0.025%、脱燐処理前温度1315℃
の溶銑2tを装入した。
添加した後、上吹きランスから溶銑t当たり1.3Nm
3 /min の酸素と共に粉状(平均粒径:100μm)の
80%CaO−20%Al2 O3 混合物24.5kgを
約7分間溶銑に吹き付けて塩基度(重量比:CaO/S
iO2 )を1.8とした。
溶銑t当たり、0.50Nm3 /min 吹き込んで溶銑お
よびスラグを攪拌した。脱燐吹錬終了時の溶銑温度は1
340℃、塩基度(重量比:CaO/SiO2)1.8
で、処理後の[P]濃度は0.014%、[S]0.0
24%、(T.Fe)8%、(Al2 O3 )12%であ
った。
口から溶銑中へ溶銑t当たり4kgの粉状(平均粒径:
200μm)のCaC2 を4分間で吹き込んだ。なお、
リンスを2分行うと、スラグフォーミングは完全に鎮静
し、スラグはほぼ固化していた。
濃度は0.002%であり、脱硫率は92%と高かっ
た。また脱硫処理中に復燐はなく、溶銑中の[P]濃度
は0.014%と低く、目標[P]濃度の0.025%
以下を達成できた。
4.5%、[Si]約0.24%、[P]約0.10
%、[S]約0.023%、脱燐処理前温度1318℃
の溶銑2tを装入した。
鉱石18kgを上置き添加した後、上吹きランスから溶
銑t当たり1.3Nm3 /min の酸素と共に粉状(平均
粒径:100μm)の70%CaO−10%Al2 O3
−20%Fe2 O3 混合物30kgを約7分間溶銑に吹
き付けて塩基度(重量比:CaO/SiO2 )を2.0
とした。
溶銑t当たり、0.50Nm3 /min 吹き込んで溶銑お
よびスラグを攪拌した。脱燐吹錬終了時の溶銑温度は1
342℃、塩基度(重量比:CaO/SiO2)2.0
で、処理後の[P]濃度は0.002%、[S]0.0
24%、(T.Fe)8%、(Al2 O3 )5%であっ
た。
口から溶銑中へ溶銑t当たり4kgの粒状(平均粒径:
500μm)の金属Mgを4分間で吹き込んだ。なお、
リンスを2分行うと、スラグフォーミングは完全に鎮静
し、スラグはほぼ固化していた。
濃度は0.003%であり、脱硫率は87%と高かっ
た。また脱硫処理中に復燐はなく、溶銑中の[P]濃度
は0.002%と低く、目標[P]濃度の0.025%
以下を達成できた。
に装入しておいた試験転炉に、成分が[C]約4.5
%、[Si]約0.10%、[P]約0.10%、
[S]約0.024%、脱燐処理前温度1315℃の溶
銑2tを装入した。
鉱石24kgを上置き添加した後、上吹きランスから溶銑
t当たり1.3Nm3 /min の酸素と共に粉状(平均粒
径:100μm)のCaO15kgを約7分間溶銑に吹
き付けて塩基度(重量比:CaO/SiO2 )を3.5
とした。
溶銑t当たり、0.50Nm3 /min吹き込んで溶銑お
よびスラグを攪拌した。脱燐吹錬終了時の溶銑温度は1
342℃、塩基度(重量比:CaO/SiO2)3.4
で、処理後の[P]濃度は0.020%、[S]0.0
20%、(T.Fe)8%であった。
た。そこで直ちに、底吹き羽口から溶銑中へ溶銑t当た
り4kgの粉状(平均粒径:200μm)のCaO単体
を4分間で吹き込んだ。
度は0.008%であり、脱硫率は67%と高かった。
また脱硫処理中に復燐はなく、溶銑中の[P]濃度は
0.0020%と低く、目標[P]濃度の0.025%
以下を達成できた。
型の溶銑予備処理専用炉を用いて、脱燐処理後、スラグ
を排出することなく続けて脱硫処理を行うことができ
る。(2)脱硫率は従来法の50%を大きく凌駕するを
実現できるのである。
Claims (3)
- 【請求項1】 酸素をキャリアーガスとしてCaO含有
脱燐剤を溶銑に吹き付けて脱燐し、脱燐処理後のスラグ
塩基度(重量比:CaO/SiO2 )を1.7以上とし
た脱燐スラグを排出することなく脱硫剤を脱燐処理後の
溶銑中に吹き込んで脱硫することを特徴とする溶銑の処
理方法。 - 【請求項2】CaO含有脱燐剤が、CaO分と、Al2
O3 分、Fe2 O3 分の内少なくとも一種とを含有する
ことを特徴とする請求項1に記載の溶銑の処理方法。 - 【請求項3】脱硫剤が、CaO、CaO含有金属Al、
Na2 CO3 、CaC2 、金属Mgの内少なくとも一種
を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の
溶銑の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27315499A JP3736229B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 溶銑の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27315499A JP3736229B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 溶銑の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001098314A true JP2001098314A (ja) | 2001-04-10 |
JP3736229B2 JP3736229B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=17523872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27315499A Expired - Fee Related JP3736229B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 溶銑の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3736229B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862821B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 용강의 질소제거제와 이를 이용한 환류식 진공탈가스정련방법 |
CN104060049A (zh) * | 2013-09-16 | 2014-09-24 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 一种脱硫脱磷剂和半钢同时脱硫脱磷的方法 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27315499A patent/JP3736229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862821B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2008-10-13 | 주식회사 포스코 | 용강의 질소제거제와 이를 이용한 환류식 진공탈가스정련방법 |
CN104060049A (zh) * | 2013-09-16 | 2014-09-24 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 一种脱硫脱磷剂和半钢同时脱硫脱磷的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3736229B2 (ja) | 2006-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6693536B2 (ja) | 転炉製鋼方法 | |
JP3557910B2 (ja) | 溶銑脱燐方法と低硫・低燐鋼の溶製方法 | |
JP2001064713A (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
JP5904238B2 (ja) | 転炉における溶銑の脱燐処理方法 | |
JP2006009146A (ja) | 溶銑の精錬方法 | |
JP5182322B2 (ja) | 溶銑の脱燐方法 | |
JP3711835B2 (ja) | 溶銑脱燐用の焼結剤および溶銑の脱燐方法 | |
JP3440630B2 (ja) | 溶銑脱燐方法 | |
JP3525766B2 (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
JP2003239009A (ja) | 溶銑の脱りん精錬方法 | |
JP3288208B2 (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
JP2001098314A (ja) | 溶銑の処理方法 | |
JP3297801B2 (ja) | 溶銑の脱p方法 | |
JP2001288507A (ja) | 低燐溶銑の製造方法 | |
JP5131872B2 (ja) | 溶銑の脱燐処理方法 | |
JP5131870B2 (ja) | 溶銑の脱燐処理方法 | |
WO2018128135A1 (ja) | 脱りん処理装置およびそれを用いた溶銑の脱りん方法 | |
JP2003105423A (ja) | 溶銑の脱りんおよび脱硫処理方法 | |
JPS6121285B2 (ja) | ||
JP3832386B2 (ja) | 低燐溶銑の製造方法 | |
JP3297997B2 (ja) | 溶銑の脱p方法 | |
JP6665654B2 (ja) | 脱珪処理方法 | |
JPS636606B2 (ja) | ||
JPH1088216A (ja) | 溶銑の脱硫方法 | |
JP2022185789A (ja) | 転炉吹錬方法及び転炉設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050719 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |