JP2001095345A - 作業機械の表示装置 - Google Patents

作業機械の表示装置

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JP2001095345A JP27691899A JP27691899A JP2001095345A JP 2001095345 A JP2001095345 A JP 2001095345A JP 27691899 A JP27691899 A JP 27691899A JP 27691899 A JP27691899 A JP 27691899A JP 2001095345 A JP2001095345 A JP 2001095345A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の運転操作を極力妨げない状態で、作
業機械の動作状態の異常に関する異常情報を適切に表示
させるようにする。 【解決手段】 作業機械の運転において作業者に知らせ
るべき報知情報として、通常の報知情報である通常情報
及び動作状態の異常に関する異常情報を管理する制御手
段CUが、異常情報の発生を判別するに伴って、異常情
報の発生を報知する異常発生報知手段IHを作動させ、
異常情報の表示指令を指示する手動式の表示指令手段H
Sにて前記表示指令が指示されるに伴って、画像情報を
表示する画像表示部70eに、通常情報に代えて前記異
常情報を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械の運転に
おいて作業者に知らせるべき報知情報として、通常の報
知情報である通常情報及び動作状態の異常に関する異常
情報を管理する制御手段と、その制御手段によって前記
報知情報を画像情報として表示するように制御される画
像表示部とが設けられている作業機械の表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記作業機械の表示装置では、例えば特
開平10−75625号公報に示されるように、作業機
械の一例である刈取収穫用のコンバインにおいて、運転
中に動作状態の異常が発生すると、その異常の内容や異
常に対する処置等の動作状態の異常に関する異常情報
を、例えば動力装置の負荷情報を通常情報として表示し
ている画像表示部に、その通常情報に代えて表示させる
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、動
作状態の異常に関する異常情報が発生すると、その異常
情報を直ちに画像表示部に表示させるようにしていたの
で、例えば、異常情報ではあるが報知情報として直ちに
表示させるまでの必要度はない異常情報でも、その異常
情報が生じる毎に通常情報に代えて表示されることにな
り、その結果、画像表示部に表示されている通常情報を
見ながら作業者が行う運転操作が、上記異常情報への突
然の表示切換えによって妨げられて、適切にできなくな
るおそれがあった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消させ
るために、作業者の運転操作を極力妨げない状態で上記
異常情報の表示を適切に行わせるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、前記
異常情報の発生を報知する異常発生報知手段と、前記異
常情報の表示指令を指示する手動式の表示指令手段とが
設けられ、前記制御手段が、前記異常情報の発生を判別
するに伴って前記異常発生報知手段を作動させ、且つ、
前記表示指令手段にて前記表示指令が指示されるに伴っ
て、前記画像表示部に、前記通常情報に代えて前記異常
情報を表示させるように構成されているいる。つまり、
動作状態の異常に関する異常情報が発生すると、先ずそ
の異常情報の発生が報知され、次にその異常情報の表示
指令が手動操作によって指示されると、画像表示部に通
常情報に代えて異常情報が表示される。従って、作業機
械の運転中に動作状態の異常に関する異常情報が発生し
ても、その異常情報が直ちに画像表示部に表示されるの
ではなく、異常情報の発生が報知され、それに応じて作
業者が表示指令を指示したときに始めて、通常情報に代
えて異常情報が表示されることになるので、従来のよう
に、異常情報が発生すると、直ちに通常情報に代えて異
常情報を画像表示部に表示させるものでは、作業者が通
常情報を見ながら行う運転操作が、上記異常情報への突
然の表示切換えによって妨げられて、適切にできなくな
くおそれがあるのに比べて、作業者が上記異常情報を表
示させても運転等に支障がないと判断したときに異常情
報を表示させるようにして、作業者の運転操作を極力妨
げない状態で上記異常情報の表示を適切に行わせること
ができる。
【0006】請求項2によれば、請求項1において、前
記制御手段が、前記異常情報を文章によって表示させる
ように構成されている。従って、例えば動作状態の異常
が検出されたセンサやモータ等の名称だけが単に表示さ
れるものに比べて、異常情報を文章によって迅速且つ容
易に理解させるようにすることができ、もって、請求項
1の好適な手段が得られる。
【0007】請求項3によれば、請求項1又は2におい
て、前記制御手段が、前記報知情報として、報知させる
必要度の高い緊急情報をも管理するとともに、その緊急
情報の発生を判別した場合には、前記通常情報及び前記
異常情報に優先させて前記緊急情報を前記画像表示部に
表示させるように構成されている。従って、作業機械の
運転中に作業者に報知させる必要度の高い緊急情報が発
生したときには、前記通常情報や前記異常情報を表示し
ている画像表示部に、その通常情報や異常情報に優先さ
せて緊急情報が表示されるので、かかる緊急情報を直ち
に作業者に知らせて適切な処置を取らせるようにするこ
とができ、もって、請求項1又は2の好適な手段が得ら
れる。
【0008】請求項4によれば、請求項1〜3のいずれ
か1項において、前記制御手段が、作業機械を動作させ
るために複数の制御を実行可能に構成されるとともに、
その複数の制御夫々の入り切り状態を表示する複数個の
制御入切表示手段が設けられ、前記異常発生報知手段
が、前記複数個の制御入切表示手段によって構成され、
前記制御手段が、前記複数の制御のいずれかの異常を判
別した場合には、前記複数個の制御入切表示手段のうち
で前記異常を判別した制御に対応する制御入切表示手段
を、その制御の入り切りを表示する通常の表示状態とは
異なる異常表示状態で表示作動させるように構成されて
いる。従って、作業機械を動作させるために複数の制御
が実行され、その複数の制御の入り切り状態が表示され
る場合に、いずれかの制御の異常が判別されると、その
異常と判別された制御に対応する制御入切表示手段の表
示状態が制御の入り切りを表示する通常の表示状態とは
異なる異常表示状態で表示されるので、作業者がその異
常表示状態の表示を見て、異常が発生した制御を的確に
知ることができ、さらに、表示指令を指示してその制御
についての異常情報を画像表示部に表示させて確認する
ことができ、もって、請求項1〜3のいずれか1項の好
適な手段が得られる。
【0009】請求項5によれば、請求項4において、前
記制御手段に対して前記複数の制御夫々の入り切りを指
令する複数個の制御入切指令手段が設けられ、前記制御
手段が、前記異常を判別した制御に対応する前記制御入
切表示手段を前記異常表示状態で表示作動させていると
きに、前記複数個の制御入切指令手段のうちで前記異常
を判別された制御に対応する制御入切指令手段が操作さ
れるに伴って、前記制御入切表示手段の前記異常表示状
態での表示作動を停止させるように構成されている。従
って、前記複数の制御のいずれかの異常の発生が前記制
御入切表示手段の前記異常表示状態での表示作動によっ
て報知され、例えばそれに対して作業者が前記表示指令
を指示して異常情報を表示させて異常情報の内容を確認
した後、上記異常と判別された制御に対応する制御入切
指令手段を操作することにより、前記制御入切表示手段
の前記異常表示状態の表示作動を停止させて、元の制御
の入り切りを表示する通常の表示状態に適切に戻すよう
にすることができ、もって、請求項4の好適な手段が得
られる。
【0010】請求項6によれば、請求項1〜5のいずれ
か1項において、前記表示指令手段が、前記制御手段に
対して通常の操作情報を入力するために設けられている
手動操作手段によって構成され、且つ、その手動操作手
段が、表示用の条件が満たされるように操作されるに伴
って、前記表示指令を指示するように構成されている。
従って、制御手段に対して通常の操作情報を入力するた
めに設けられている手動操作手段を用いて、前記異常情
報の表示指令を指示することができるので、前記表示指
令手段として専用のスイッチ等を設けることが不要とな
り、装置構成の簡素化を実現することができ、もって、
請求項1〜5のいずれか1項の好適な手段が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明の
作業機械の表示装置の第1実施形態を、作業機械として
のコンバインに適用した場合について図面に基づいて説
明する。図1〜図3に示すように、コンバインは、左右
一対のクローラ走行装置30を備える機体Vの前部に、
刈取昇降シリンダ5によって横軸心X周りに上下揺動操
作自在な状態で刈取部1が付設され、その刈取部1の後
方に、操縦部31、刈取穀稈を脱穀・選別する脱穀部
2、脱穀部2から供給される穀粒を貯溜するタンク3、
及びこのタンク3内の穀粒を排出するための穀粒排出用
のアンローダ32等が搭載されて構成されている。
【0012】図2に示すように、刈取部1は、先端部に
付設された分草具33、穀稈の引き起こし装置34、引
き起こした穀稈の株元を切断する刈り刃35、刈り取ら
れた穀稈を寄せ集めて後方へ搬送する補助搬送装置3
7、先端側で刈取穀稈を受け取って脱穀部2のフィード
チェーン52に受け渡す縦搬送装置36等を備えてい
る。又、刈取部1の地面に対する高さを検出するための
超音波センサS6と、穀稈が触れるとオン作動して刈取
り作業中であることを検出する株元センサS2とが設け
られている。そして、上記超音波センサS6の情報に基
づいて、刈取部1の対地高さが目標設定高さに維持され
るように、前記刈取昇降シリンダ5の作動を制御する刈
高制御が実行される。尚、上記補助搬送装置37や、縦
搬送装置36等の穀稈搬送経路には、穀稈の詰まりを検
出するための刈取詰まり検出スイッチS14が設けられ
ている(図11参照)。
【0013】前記縦搬送装置36(尚、図2では、縦搬
送装置36の機能を説明するために、図1と一部記載が
異なっている部分がある)は、穀稈の株元側を挟持搬送
する株元搬送装置36a、穀稈の穂先側を係止搬送する
穂先搬送装置36b及び穂先案内板36cからなり、刈
取部1の揺動軸心Xと同一軸心周りで揺動自在に支持さ
れるとともに、扱深さモータM1によって揺動調節自在
に設けられ、これによって、補助搬送装置37から受け
取る穀稈の挟持箇所が稈長方向に変更され、脱穀部2で
の扱深さが調節できるように構成されている。又、刈取
穀稈の搬送経路中において、上記扱深さモータM1によ
る扱深さ調節箇所よりも搬送方向下手側に、稈長方向に
間隔を置いて並置されて、穀稈が接触すると揺動してオ
ン作動するスイッチ式の一対の穂先センサS8a,S8
bが設けられている。そして、上記一対の穂先センサS
8a,S8bの間に穀稈の穂先が位置する状態(株元側
センサS8bがオンで、穂先側センサS8aがオフの状
態)を適正扱深さ状態として、その適正扱深さ状態に維
持されるように、上記扱深さモータM1の作動を制御す
る扱深さ制御が実行される。
【0014】図3に示すように、機体前方に向かって左
から2番目の分草具33には、複数個の分草具33の間
に導入される穀稈列に対する機体Vの機体横方向での位
置を検出するために、穀稈に接当して機体後方側に揺動
する検出バーを備えた左右一対の方向センサS1が設け
られている。そして、走行機体Vが植立穀稈に沿って自
動走行するように、上記一対の方向センサS1の情報に
基づいて、左右の各クローラ走行装置30への動力伝達
を入り切りする左右の操向用クラッチ(図示しない)を
夫々作動させる操向用シリンダ9L,9R(図11参
照)の作動を制御する方向制御が実行される。つまり、
左右のクローラ走行装置30のうち動力伝達が切られた
側に機体V が旋回するので、機体Vが適正位置からずれ
ている場合には、上記ずれとは反対側のクローラ走行装
置30への動力伝達を切るように上記操向用シリンダ9
L,9Rを作動させて走行方向を修正する。
【0015】左右の各クローラ走行装置30には、駆動
スプロケット30a、テンション転輪30b、及び複数
の従動輪30cを備えた左右のトラックフレーム30d
が設けられるとともに、左右のトラックフレーム30d
を機体Vに対して各別に昇降駆動するためのローリング
用シリンダ30eが設けられ、機体Vには、その水平面
に対する機体の傾きを検出するローリングセンサS4が
設けられている。そして、地面の状態にかかわらず機体
姿勢を水平姿勢等の所定姿勢に維持するように、上記ロ
ーリングセンサS4の情報に基づいて、左右のローリン
グ用シリンダ30eの作動を制御する水平制御が実行さ
れる。
【0016】前記アンローダ32は、先端部に下向き姿
勢の排出口32aを備え、基端側が横軸心Z周りに上下
揺動自在な状態で支持部32bに支持されるとともに、
その上下揺動駆動するためのアンローダ用油圧シリンダ
62が設けられ、又、支持部32bが縦軸心Y周りに旋
回操作自在な状態で機体Vに枢支されるとともに、その
旋回駆動用の旋回用モータM3が設けられている。又、
上記支持部32bの旋回位置を検出するために、ポテン
ショメータからなるアンローダ位置センサS3が設けら
れている。尚、図3には、刈取作業中等においてアンロ
ーダ32を格納用のホーム位置に操作した状態が示され
ている。そして、上記アンローダ位置センサS3や、上
昇操作及び左右方向への旋回操作の限界位置を検出する
リミットスイッチ(図示しない)等の情報に基づいて、
アンローダ32の作動を制御するアンローダ制御が実行
される。
【0017】脱穀部2は、図4に示すように、扱胴51
を収納する扱室A、刈取部1から供給される穀稈を搬送
するフィードチェーン52、トウミ53と揺動選別板5
4とからなる選別装置B、穀粒回収用の一番口55、及
び、穀粒と藁屑との混合物(二番物)を回収するための
二番口56等を備えている。そして、扱室Aで脱穀され
た処理物のうち単粒化したものは、扱室Aの下部に設け
られた受網57から選別装置Bに漏下し、それ以外の処
理物は受網57の後端部より選別装置Bに落下する。
尚、上記二番口56にて回収された二番物は、スクリュ
ー式の二番搬送装置63によって、上記揺動選別板54
の始端側に戻されるように構成され、その二番搬送装置
63の回転駆動軸には、その回転数を検出する2番回転
センサS16が設けられている。又、脱穀部2の後方側
には、脱穀部2から排出される排藁を切断する排ワラカ
ッタ部64が設けられ、その排ワラカッタの詰まりを検
出するためのカッタ詰まり検出スイッチS15が設けら
れている(図1参照)。
【0018】上記フィードチェーン52には、図2に示
すように、挟持レール52aがフィードチェーン52側
に押圧付勢される状態で対向配置され、回動駆動される
フィードチェーン52と挟持レール52aとによって穀
稈の株元部を挟持保持して搬送するように構成されてい
る。ただし、扱室Aの前部側に位置する挟持レール部分
が、レール上げモータM2等によって、フィードチェー
ン52から離間する上方位置に移動自在に構成されてい
る。これによって、刈取穀稈を扱室Aの横側方で挟持搬
送しながら脱穀処理する通常状態とともに、刈取穀稈の
稈長が極端に短いような場合に、穀稈の全稈を扱室Aに
投入するように、上記レール上げモータM2等を駆動さ
せるレール制御が実行できるように構成されている。
【0019】選別装置Bの揺動選別板54は、トウミ5
3の上方に位置するグレンパン58、その後方に位置す
るチャフシーブ59、その下方に位置するグレンシーブ
61等を備えている。チャフシーブ59は、処理物移送
方向に並置された複数個の帯板状部材からなり、その隣
接する帯板状部材の間隔(チャフ開度)がチャフ開度調
節モータM4によって変更されるように構成されてい
る。尚、S10は、揺動選別板54上の処理物の層厚を
検出するシーブセンサである。トウミ53は、揺動選別
板54上の藁屑を吹き飛ばすためのものであり、後方側
のファンケースカバー53aをトウミ風力調節モータM
5にて開閉操作することにより、揺動選別板54上の処
理物に及ぼす風力(トウミ風力)が変更されるように構
成されている。つまり、カバーの開度が大きいほど前方
側への風力が小さくなって、トウミ風力が小さくなる。
【0020】そして、選別装置Bでの選別処理が適正に
行われるように、扱室Aからの漏下処理物量に応じて、
チャフ開度調節モータM4及びトウミ風力調節モータM
5の作動を制御する脱穀制御が実行される。ここで、走
行速度が速くなると、扱室Aに供給される刈取穀稈量が
多くなって扱室Aからの漏下処理物量が多くなるので、
後述の車速センサS7の情報に基づいて判別される扱室
Aへの穀稈供給量が多いほど、上記チャフ開度及び上記
トウミ風力が大になるように制御される。
【0021】次に、動力伝達系を図5に示す。機体Vに
搭載されたエンジンEの出力は、脱穀クラッチ37を介
して脱穀部2に伝達されるとともに、走行クラッチ38
及び無段変速装置39を介してクローラ走行装置30の
ミッション部40に伝達される。ミッション部40に伝
達された出力は、ミッション部40に設けた副変速装置
(図示しない)を経てクローラ走行装置30に伝達され
るとともに、刈取クラッチ47を介して刈取部1に伝達
される。S9は、脱穀クラッチ37の入切状態を検出す
る脱穀スイッチであり、S7は、ミッション部40への
入力回転数により走行速度を検出するための車速センサ
であり、S5は、電磁ピックアップ式のエンジン回転数
センサである。又、無段変速装置39を変速操作するた
めの変速モータM6、及び副変速装置の変速用の油圧ク
ラッチ等(図示しない)が設けられている。ここで、エ
ンジンEに対する負荷が大きくなるほど、エンジン回転
数が低下することから、無負荷時のエンジン回転数(基
準回転数)からの回転数低下量によって、エンジンEの
負荷が判別される。そして、エンジンEの能力を極力有
効に利用できるようにするために、上記車速センサS7
にて検出される走行速度が設定上限速度を超えない条件
で、前記エンジン回転数センサS5の情報に基づいて判
別されるエンジン負荷が適正範囲に維持されるように、
変速モータM6の作動を制御する車速制御が実行され
る。
【0022】次に、上述した各種の制御(刈高制御、扱
深制御、方向制御、水平制御、アンローダ制御、レール
制御、脱穀制御等)の起動指令や、制御目標値等の情報
を入力する入力手段、及び、各種情報の表示手段につい
て説明する。図6及び図7に示すように、操縦部31の
座席31Aの左横脇に、座席に近い側から順に、上記各
制御の起動スイッチや調整ボリューム等を備えた基本ス
イッチモジュールMU1(図7参照)と、水平制御の起
動スイッチや手動操作スイッチ等を備えた水平制御スイ
ッチモジュールMU3(図9参照)とが配置され、さら
に、走行速度を変速操作するための手動変速レバー7
が、握り部7Aを上記基本スイッチモジュールMU1の
上方に位置させる状態で設けられている。尚、この手動
変速レバー7の操作に応じて前記変速モータM6が駆動
される。一方、座席31Aの右側前方には、乗降部31
Bが設けられ、座席右側後部位置には、前記アンローダ
32を操作するためのスイッチ等を備えたアンローダス
イッチモジュールMU2(図8参照)が配置されてい
る。
【0023】操縦部31の右前方側には、刈取部1を手
動で昇降操作する刈取昇降レバーと走行機体Vを手動で
左右に旋回操作するステアリングレバーとに兼用構成さ
れた十字操作式の刈高操向レバー8が設けられている。
つまり、この刈高操向レバー8を後方側に揺動操作する
と刈取部1が上昇する一方、前方側に揺動操作すると刈
取部1が下降し、刈高操向レバー8を左側に揺動操作す
ると機体が左旋回する一方、右側に揺動操作すると機体
が右旋回する。尚、この刈高操向レバー8の刈取昇降及
び操向操作の各方向での揺動操作量を検出するために、
夫々ポテンショメータにて構成された刈取昇降検出セン
サS12及び操向操作検出センサS13が設けられてい
る(図12参照)。操縦部31の左前方側のパネルに
は、各種の情報を表示するための表示用モジュールMU
4(図10参照)が設けられている。
【0024】前記基本スイッチモジュールMU1には、
図7に示すように、脱穀及び扱深さ制御用操作ユニット
部41、車速制御用操作ユニット部42、方向制御用操
作ユニット部43、刈高制御用操作ユニット部44、レ
ール制御用操作ユニット部45、及び、予備用の操作ユ
ニット部46とが装備されている。尚、予備用の操作ユ
ニット部46は、上記以外の制御を追加したような場合
に、その操作ユニット部として使用される。
【0025】前記脱穀及び扱深さ制御用操作ユニット部
41には、照光式の押しボタンスイッチに構成された扱
深さ制御の起動スイッチ41a、麦、稲及び濡れの中か
ら1つの作物条件を選択する作物切換ボリューム41
b、チャフ開度を調節するためのチャフボリューム41
c、及び、トウミ風力を調節するためのトウミボリュー
ム41dが一体形成されている。ここで、上記1つの作
物条件において、チャフボリューム41cを開側に回す
ほど、前記穀稈供給量に対するチャフ開度の制御状態が
全体として開き側に変更調節され、トウミボリューム4
1dを強側に回すほど、前記穀稈供給量に対するトウミ
風力の制御状態が全体として強側に変更調節される。
又、作物条件の選択により、麦、稲、濡れの順で、上記
チャフ開度の制御状態が全体として開き側に変更調節さ
れ、トウミ風力の制御状態が全体として強側に変更調節
される。
【0026】車速制御用操作ユニット部42には、照光
式の押しボタンスイッチに構成された車速制御の起動ス
イッチ42aと、上限車速を設定する車速制限ボリュー
ム42bとが一体形成されている。方向制御用操作ユニ
ット部43には、照光式の押しボタンスイッチに構成さ
れた方向制御の起動スイッチ43aと、旋回力を調節す
るための旋回力切換ボリューム43bとが一体形成され
ている。ここで、旋回力切換ボリューム43bを大側に
回すと、ディーティ駆動される前記操向用シリンダ9
L,9Rのオフ時間に対するオン時間の比(ディーティ
比)が大側に変更されて旋回力が大きくなり、小側に回
すと、上記ディーティ比が小側に変更されて旋回力が小
さくなる。刈高制御用操作ユニット部44には、照光式
の押しボタンスイッチに構成された刈高制御の起動スイ
ッチ44aと、目標刈高さを設定するための刈高さ調整
ボリューム44bとが一体形成されている。レール制御
用操作ユニット部45には、レール制御を入り切りする
起動スイッチ45aと、レール制御の入り切り状態を表
示するレール制御ランプ45bとが一体形成されてい
る。尚、図7は、チャフボリューム41c、トウミボリ
ューム41d、車速制限ボリューム42b、旋回力切換
ボリューム43b、及び刈高さ調整ボリューム44bに
よる各切換えを7段階に調整できるもの(クリック付
き)を例示する。
【0027】アンローダスイッチモジュールMU2に
は、図8に示すように、照光式の押しボタンスイッチに
構成されたアンローダ32の自動作動の起動又は停止用
の自動・停止スイッチ50a、照光式の押しボタンスイ
ッチに構成されたタンク張出し開スイッチ50bとタン
ク張出し閉スイッチ50c、十字操作キーに構成されて
アンローダ32を手動で上昇・下降・右旋回・左旋回操
作するための手動操作スイッチ50d、及び、アンロー
ダ32の目標停止位置を機体左側、機体後部側、機体右
側のうちから選択する停止位置選択ボリューム50eが
一体形成されている。
【0028】水平制御スイッチモジュールMU3には、
図9に示すように、照光式の押しボタンスイッチに構成
された水平制御の起動用の自動スイッチ60a、照光式
の押しボタンスイッチに構成されて水平制御モードを上
げ基準と下げ基準とに切り換える水平モード切替スイッ
チ60b、照光式の押しボタンスイッチに構成された後
進時機体上昇スイッチ60c、十字操作キーに構成され
て機体姿勢を右上げ・左上げ・上げ・下げの各状態に操
作するための手動操作スイッチ60d、及び、水平制御
の作動時(自動モード)における目標傾斜状態を設定す
る水平調整ボリューム60eが一体形成されている。
【0029】表示用モジュールMU4には、図10に示
すように、図示しない燃料タンク内の燃料残量を示す指
示針式の燃料メータ70a、指示針式のタコメータ70
b、水温メータ70c、前記タンク3内のモミの量を表
示するモミLCD70d、及び、各種のメッセージやグ
ラフ等の画像情報を表示する主LCD70eが設けら
れ、さらに、左右のウインカランプ70fや、充電(チ
ャージ)70g4、ブレーキ70g3、オイル70g
2、及びチェック70g1の各種の警報ランプや、前記
副変速装置の切換状態が高速、標準、倒伏及び中立のい
ずれの状態であるかを表示する副変速ランプ70hが設
けられている。尚、図には、上記主LCD70eに、エ
ンジンの負荷レベルを示すバーグラフを上側に、前記シ
ーブセンサS10にて検出される脱穀部2の揺動選別板
54上での処理物量を示すバーグラフを下側に、夫々表
示したものを例示している。又、表示用モジュールMU
4の右側方には、チェックスイッチ71と、表示切換ス
イッチ72とが設けられ、この両スイッチ71,72
は、押し操作されているときだけオン状態になり、押し
操作されないときはオフ状態となる押ボタン式のスイッ
チに構成されている。
【0030】そして、図11及び図12に示すように、
コンバイン全体の制御を集中して実行する中央制御部C
Uと、刈取部1、脱穀部2、タンク部(タンク3とアン
ローダ32にて構成される)及び本機部4等の機体各部
に分散配置される複数個の端末制御部LU(LU1〜L
U5),及び各モジュールMU(MU1〜MU4)と
が、高速通信線T1及び低速通信線T1を介して通信可
能に接続されている。
【0031】制御情報検出用のセンサ類SW及び作業用
のアクチュエータ類AKが、前記複数個の端末制御部L
Uのいずれかに接続されて、その接続された端末制御部
LUに対して信号を入出力するように構成されている。
アクチュエータ類AKは、機体各部に備えた作業装置を
作動させるための前記油圧シリンダや電動モータ等から
なり、センサ類SWは、各種の制御情報をON/OFF
の二値情報として検出するスイッチ等からなる。
【0032】具体的には、図11に例示するように、刈
取部1に配置される端末制御部LU3から、前記扱深さ
モータM1に対する駆動信号が出力されるとともに、端
末制御部LU3に、前記方向センサS1、前記株元セン
サS2、前記穂先センサS8a,S8b、及び前記刈取
詰まり検出スイッチS14の各検出信号が入力されてい
る。脱穀部2に配置される端末制御部LU4から、前記
レール上げモータM2、前記チャフ開度調節モータM4
及び前記トウミ風力調節モータM5に対して駆動信号が
出力されるとともに、端末制御部LU4に、前記カッタ
詰まり検出スイッチS15の検出信号が入力されてい
る。
【0033】本機部4に配置される2つの端末制御部L
U1,2のうちで、1つの端末制御部LU2から、前記
変速モータM6に対する駆動信号が出力されるととも
に、端末制御部LU2に、前記脱穀スイッチS9及び前
記副変速装置の変速状態を切り換えるための副変速スイ
ッチ(図示しない)の信号が入力され、他の端末制御部
LU1は、油圧出力専用の端末制御部に構成されて、こ
の端末制御部LU1から、前記刈取昇降シリンダ5、前
記操向用シリンダ9L,9R、前記ローリング用シリン
ダ30e、及び前記アンローダ用油圧シリンダ62を駆
動するための各ソレノイドに対する各駆動信号が出力さ
れている。タンク部に配置される端末制御部LU5か
ら、前記旋回用モータM3に対する駆動信号が出力され
るとともに、端末制御部LU5に、タンク3内に貯溜さ
れている穀粒の量を検出するモミセンサS11の検出信
号が入力されている。
【0034】アクチュエータ類AKの駆動のために高速
通信処理が要求される信号が入出力する端末制御部(以
下、高速端末部と称す)LU1〜LU5が、高速通信線
T1によって前記中央制御部CUに接続される一方、高
速通信処理が要求されない信号が入出力する前記各スイ
ッチモジュールMU1〜3及び表示用モジュールMU4
が、低速通信線T2によって前記中央制御部CUに接続
されている。そして、中央制御部CUが、高速通信線T
1に接続された各高速端末部LU1〜5に対して、各ア
ドレスを指定するポーリングセレクティング方式にて多
重通信しながら、各高速端末部LU1〜5との間で高速
の通信処理を実行するように構成されている。
【0035】図12に示すように、中央制御部CUに
は、制御処理用のマイクロコンピュータCPUと、高速
通信用の通信用ドライバーDRと、低速通信用の通信用
ドライバーDR’とが設けられている。上記制御用のマ
イクロコンピュータCPUには、ポテンショメータ等の
連続的に変化する情報を検出するアナログ式センサから
のアナログ入力信号や、回転数等を検出するためのパル
ス式センサからのパルス入力信号が入力されるととも
に、前記エンジンEに対する燃料供給を遮断してエンジ
ン停止させるためのエンジン停止ソレノイドSOLに対
する駆動信号や、警報用のブザー48及び警報ランプ4
9に対する駆動信号が出力されている。上記アナログ入
力信号として、前記アンローダ位置センサS3、前記ロ
ーリングセンサS4、前記超音波センサS6、前記シー
ブセンサS10、前記刈取昇降検出センサS12及び操
向操作検出センサS13からの各検出信号が入力され、
上記パルス入力信号として、前記車速センサS7と、前
記2番回転センサS16からの検出信号が入力され、さ
らに、電源投入用のメインスイッチMWの信号が入力さ
れている。
【0036】上記制御用のマイクロコンピュータCPU
には、制御データ記憶用のRAM等からなるメモリRA
Mが内蔵されるとともに、EEPROM等の不揮発性の
メモリMEMが接続され、メモリRAMには、センサ類
の検出データや、各スイッチモジュールMU1〜MU3
のスイッチ等の入力データや、前記アクチュエータ類A
Kに対する駆動データ等が記憶され、不揮発性のメモリ
MEMには、機械稼働中に発生した各種のエラー情報
(後述の自己診断データ)等が記憶される。
【0037】又、前記中央制御部CUのマイクロコンピ
ュータCPUが、標準機能としてシリアル通信インター
フェース機能を備えており、一方、図13及び図14に
示すように、各スイッチ及び表示モジュールMU1〜4
に設けられる入出力信号処理用のコントローラ29が、
同様にシリアル通信インターフェース機能を標準機能と
して備えたワンチップマイコン等にて構成されている。
そして、中央側のマイクロコンピュータCPUと各モジ
ュール側のコントローラ29に備えた両方のシリアル通
信インターフェース機能を用いて、中央制御部CUが、
前記低速通信線T2を介して直接、各モジュールMU1
〜4との間で低速の通信処理を実行するように構成され
ている。具体的には、中央制御部CUは、各モジュール
MU1〜4に対して設定されたアドレスを順次指定しな
がら、ポーリングセレクティング方式にて、各モジュー
ルMU1〜4からのデータ(各手動スイッチや調整用ボ
リュームのデータ)の入力、及び、各モジュールMU1
〜4に対するデータの出力(各ランプや表示部の表示デ
ータ)を行う。
【0038】図14に示すように、表示用モジュールM
U4において、コントローラ29に、燃料(フューエ
ル)センサ、水温センサ、前記エンジン回転数センサS
5、及びオイルスイッチからの各検出信号と、オルタネ
ータの出力電圧とが入力され、コントローラ29は、こ
れらの入力信号及び中央制御部CUから送信される表示
用データに基づいて、燃料メータ70a、タコメータ7
0b、水温メータ70c、モミLCD70d、主LCD
70e、副変速ランプ70h、及び、チェックランプ7
0g1を表示作動させる。尚、コントローラ29は、上
記エンジン回転数センサS5、燃料センサ、水温センサ
等の検出情報を、中央制御部CUからの送信要求に応じ
て送信する。一方、左右のウインカランプ70fは、各
ウインカスイッチの入り操作によって点灯し、チャージ
ランプ70g4は、オルタネータからの出力電圧によっ
て消灯し、ブレーキランプ70g3は、ブレーキスイッ
チの入り操作によって点灯し、オイルランプ70g2
は、オイルスイッチの入り操作によって点灯する。又、
前記チェックスイッチ71と、前記表示切換スイッチ7
2の各情報も、前記コントローラ29に入力されてい
る。尚、表示切換スイッチ72は、機械の稼動時間(以
下、アワーメータという)とバッテリー電圧の情報を、
所定時間(例えば5秒間)表示させるように(図15
(イ)参照)、前記主LCD70eの表示内容を切り換
えるために使用される。
【0039】前記中央制御部CUを利用して、コンバイ
ンの運転において作業者に知らせるべき報知情報とし
て、通常の報知情報である通常情報及び動作状態の異常
に関する異常情報(以下、自己診断データという)を管
理する制御手段CUが構成され、前記主LCD70eを
利用して、上記中央制御部CUによって前記報知情報を
画像情報として表示するように制御される画像表示部7
0eが構成されるとともに、中央制御部CUが、上記自
己診断データを文章によって表示させるように構成され
ている。又、前記チェックランプ70g1によって、前
記自己診断データの発生を報知する異常発生報知手段I
Hが構成されるとともに、前記チェックスイッチ71に
よって、前記自己診断データの表示指令を指示する手動
式の表示指令手段HSが構成されている。
【0040】そして、前記中央制御部CUが、前記自己
診断データの発生を判別するに伴って前記チェックラン
プ70g1を作動させ、且つ、前記チェックスイッチ7
1にて前記表示指令が指示されるに伴って、前記主LC
D70eに、前記通常情報に代えて前記自己診断データ
を表示させるように構成されている。尚、中央制御部C
Uは、上記発生した自己診断データを前記メモリMEM
に記憶させている。上記通常情報について説明すると、
図15に示すように、アワーメータとバッテリー電圧の
情報、及びエンジン回転数の情報、あるいは、図10に
示すように、エンジンの負荷レベルを示すバーグラフを
上側に、脱穀部2の揺動選別板54上での処理物量(シ
ーブレベル)を示すバーグラフを下側に表示したものな
どが表示される。
【0041】上記自己診断データとしては、図16に例
示するように、前記ボリューム類やセンサ類の検出エラ
ー(例えば、有り得ない値となったり、値が全く変化し
ないような場合等)、モータ等のアクチュエータ類の作
動エラー(例えば、作動がロックしたり、全く動作しな
いような場合等)の情報が管理されて表示される。図1
6において、(イ)は前記作物切換ボリューム41bの
故障を表わす「作物選択SW故障」、(ロ)は前記車速
制限ボリューム42bの故障を表わす「車速制限VR故
障」、(ハ)は前記シーブセンサS10の故障を表わす
「シーブセンサ故障」、(ニ)は前記チャフ開度調節モ
ータM4の故障を表わす「チャフモータ故障」を表示し
た例を示す。
【0042】上記以外の自己診断データとしては、「微
調整データ異常」、「機種データ異常」、「アンローダ
収納位置異常」、「チャフ全開値異常」、「チャフ全閉
値異常」、「トウミ全開値異常」、「トウミ全閉値異
常」、「アンローダセンサ故障」、「アンローダモータ
故障」、「アンローダ手動スイッチ故障」、「チャフセ
ンサ故障」、「トウミセンサ故障」、「トウミモータ故
障」、「チャフ調整ボリューム故障」、「トウミ調整ボ
リューム故障」、「エンジン回転入力異常」、「増速出
力異常」、「減速出力異常」、「電気ブレーキ異常」、
「方向右出力異常」、「方向左出力異常」等が管理され
て表示される。
【0043】又、前記中央制御部CUが、前記報知情報
として、報知させる必要度の高い緊急情報(以下、警報
情報という)をも管理するとともに、その警報情報の発
生を判別した場合には、前記通常情報及び前記異常情報
に優先させて前記警報情報を前記主LCD70eに表示
させるように構成されている。上記警報情報としては、
図16及び図17に示するように、前記自己診断データ
に比べて緊急度の高い異常の内容、及び、その異常に対
する処置等が管理されて表示されるが、さらに、その緊
急度に応じて2種類に分けられている。
【0044】図17には、より緊急度の高い第1警報情
報を示しており、(イ)は前記刈取詰まり検出スイッチ
S14にて刈取部1での穀稈詰まりが検出されているこ
とを表わす「刈取詰まり」、(ロ)は、前記カッタ詰ま
り検出スイッチS15にて排藁の詰まりが検出されてい
ることを表わす「カッタ詰まり」、(ハ)は、前記2番
回転センサS16にて二番搬送装置63での二番物の詰
まりが検出されていることを表わす「2番詰まり」、
(ニ)は、前記モミセンサS11にて貯溜タンク3での
穀粒の満杯状態が検出されていることを表わす「モミ満
杯」、(ホ)は、藁屑等の付着によって前記穂先センサ
S8a,S8bの検出状態が異常であり、点検を要する
ことを表わす「穂先センサ→点検」、(ヘ)は、エンジ
ンEが過負荷状態であることを表わす負荷警報としての
「減速して下さい」、もしくは、前記シーブセンサS1
0にて検出される処理物量が過大であることを表わすシ
ーブ警報としての「減速して下さい」の各表示である。
尚、この第1の警報情報は、異常が解消されるまで連続
して表示され、さらに、上記(イ)(ロ)(ハ)の各場
合においては、上記警報表示と共に、前記エンジン停止
ソレノイドSOLが作動されて、エンジンEが停止され
る。
【0045】図18には、より緊急度の低い第2警報情
報を示しており、(イ)は、前記燃料センサにて検出さ
れる燃料残量が少ないことを表わす「燃料切れ」、
(ロ)は、駆動電源であるバッテリーの充電が不足状態
であることを表わす「バッテリー充電不足」、(ハ)
は、前記水温センサにて前記エンジンEの過熱状態が検
出されていることを表わす「オーバーヒート」の各表示
である。尚、この第2の警報情報は、異常が解消される
まで、時間間隔をおいて繰り返し表示される。
【0046】前記中央制御部CUは、コンバインを動作
させるために複数の制御(前述の扱深制御、脱穀制御、
車速制御、方向制御、刈高制御、レール制御、アンロー
ダ制御、水平制御等)を実行可能に構成されるととも
に、その複数の制御夫々の入り切り状態を表示する複数
個の制御入切表示手段100と、中央制御部CUに対し
て上記複数の制御夫々の入り切りを指令する複数個の制
御入切指令手段200とが設けられている。具体的に
は、複数個の制御入切表示手段100は、夫々照光式の
押しボタンスイッチに構成された、前述の扱深さ制御の
起動スイッチ41a、車速制御の起動スイッチ42a、
方向制御の起動スイッチ43a、刈高制御の起動スイッ
チ44a、アンローダ制御用の自動・停止スイッチ50
a、及び水平制御の起動用の自動スイッチ60aと、単
独のランプからなるレール制御ランプ45bとによって
構成される。同様に、複数個の制御入切指令手段200
は、前述の扱深さ制御の起動スイッチ41a、車速制御
の起動スイッチ42a、方向制御の起動スイッチ43
a、刈高制御の起動スイッチ44a、アンローダ制御用
の自動・停止スイッチ50a、及び水平制御の起動用の
自動スイッチ60aと、単独のスイッチからなるレール
制御の起動スイッチ45aとによって構成される。そし
て、制御の入り切りを表示する通常の表示状態では、制
御入りのときに点灯し、制御切りのときに消灯するよう
に作動される。
【0047】前記中央制御部CUは、前記各制御を実行
する場合に、各高速端末部LU1〜5及び各モジュール
MU1〜4から通信線T1,T2を介して送信されたセ
ンサ類SW及びスイッチ等の各入力データに基づいて、
アクチュエータ類AKに対する適正駆動内容を判定し
て、その適正駆動内容を駆動データとして、通信線T1
を介してアクチュエータ類AKが接続された高速端末部
LUに送信し、アクチュエータ類AKが接続された高速
端末部LUが、上記受信した駆動データに基づいてアク
チュエータ類AKに対して駆動信号を出力するように構
成されている。
【0048】例えば、前記刈高制御の場合について具体
的に説明すると、中央制御部CUは、前記基本スイッチ
モジュールMU1との通信によって、刈高制御用操作ユ
ニット部44に備えた刈高制御の起動スイッチ44aが
オンしていると判断したときには、前記刈高さ調整ボリ
ューム44bにて入力される目標高さ情報及び前記超音
波センサS6の対地高さ情報に基づいて刈取高さを目標
高さに維持するための前記刈取昇降シリンダ5に対する
適正駆動内容を判別し、その適正駆動内容を制御データ
として上記刈取昇降シリンダ5が接続された高速端末部
LU1に送信する。そして、上記高速端末部LU1は、
受信した制御データに従って前記ゲートアレイGA2の
ポート出力端子a,bの一方からHIGH信号を、他方
からLOW信号を出力して前記ソレノイドL1,L2の
いずれか一方を駆動して、刈取昇降シリンダ5を昇降作
動させる。
【0049】又、前記中央制御部CUは、各高速端末部
LU1〜5及び各モジュールMU1〜4から通信線T
1,T2を介して送信されたセンサ類SW及びスイッチ
等の各入力データに基づいて、前記ランプやLCD表示
器等の各種の表示手段に表示する適正表示内容を判定し
て、その適正表示内容を表示用データとして通信線T1
を介して各モジュールMU1〜4に送信し、一方、各モ
ジュールMU1〜4は、中央制御部CUから受信した前
記表示用データに基づいて、上記表示手段に対して駆動
信号を出力するように構成されている。
【0050】上記刈高制御の場合について具体的に説明
すると、中央制御部CUは、前記基本スイッチモジュー
ルMU1からの受信データによって、刈高制御の起動ス
イッチ44aのオン状態を確認すると、基本スイッチモ
ジュールMU1に対して、照光式スイッチに構成された
上記起動スイッチ44aを点灯させる指令データを送信
するとともに、表示用モジュールMU4に対して、主L
CD70eに刈高制御の起動メッセージを表示する表示
指令を送信する。そして、基本スイッチモジュールMU
1は、中央制御部CUから受信した点灯指令データに従
って、上記刈高制御の起動スイッチ44aを点灯作動さ
せ、表示用モジュールMU4は、中央制御部CUから受
信した表示指令に従って、上記主LCD70eに、「刈
高自動[入]」のメッセージを、所定時間(例えば、5
秒間)表示する。尚、刈高制御の起動スイッチ44aを
オフしたときには、上記主LCD70eに、「刈高自動
[切]」のメッセージが、所定時間(例えば、5秒間)
表示され、又、前記刈高さ調整ボリューム44bを操作
して、目標高さ情報を変更するときにも、中央制御部C
Uと表示用モジュールMU4の間の通信に基づいて、刈
高さ調整ボリューム44bによって変更される目標刈高
さの値が、主LCD70eにバーグラフ表示される。
【0051】次に、図19〜図23に示すフローチャー
トに基づいて、前記中央制御部CUによる制御動作につ
いて説明する。メインフロー(図19)では、メインス
イッチMWがオンされて電源が投入され、中央制御部C
Uに電力が供給されて(尚、このとき、各高速端末部L
U1〜5及び各モジュールMU1〜4にも電力が供給さ
れる。)、制御がスタートすると、前記チェックスイッ
チ71のオンオフ状態を検出して、チェックスイッチ7
1がオン状態であれば微調節モードに起動される。一
方、チェックスイッチ71がオフ状態であれば通常モー
ドに起動され、この通常モードにおいてチェックスイッ
チ71のオンオフ状態を検出して、チェックスイッチ7
1がオン状態に変化すれば、自己診断モードに起動され
る。
【0052】上記微調節モードでは、刈取部1、脱穀部
2等の機械各部が基準状態にあるときの前記各センサ類
の検出情報に対応させて、各センサ類の検出情報から機
械各部の実動作状態を求めるための基準値の情報(微調
節データという)を、前記メモリMEMに記憶させる。
具体的には、以下に例示するような微調節データが記憶
される。 (1)左右の各方向センサS1が機体横方向位置に復帰
している状態を基準状態としてそのときの各方向センサ
S1の検出値 (2)刈取部1を対象として基準状態として上限位置に
上昇させたときの刈取昇降検出センサS12の検出値 (3)アンローダ32を対象として基準状態として前記
ホーム位置に旋回させたときのアンローダ位置センサS
3の検出値 (4)機体Vを対象として基準状態として水平状態にし
たときのローリングセンサS4の検出値
【0053】通常モードでは、図20に示すように、各
高速端末部LU1〜5及び各モジュールMU1〜4との
間で通信するための通信制御処理、前記報知情報の管理
処理、表示制御処理、及び、前記複数の制御を実行する
ための作業制御処理を行う。尚、この作業制御処理で
は、各センサ類の検出情報と前記記憶させた微調節デー
タの情報に基づいて機械各部の実動作状態を求めて、そ
の実動作状態の情報に基づいて前記アクチュエータ類A
Kの作動を制御する。
【0054】表示制御処理では、図21〜図22に示す
ように、先ず、前記第1警報情報が発生しているか否か
を判断して、第1警報情報が発生しているときは、その
第1警報情報を前記主LCD70eに連続表示させると
ともに、前記警報用のブザー48及び警報ランプ49を
連続作動させる。尚、図示しないが、このとき同時に、
前記作業制御処理において、エンジンEの停止作動が実
行される。前記第1警報情報が発生していないときは、
第2警報情報が発生しているか否かを判断して、第2警
報情報が発生しているときは、その第2警報情報を主L
CD70eに表示させるとともに、その第2警報表示と
同時に、前記警報用のブザー48及び警報ランプ49を
作動させる。尚、上記第2警報表示は、設定時間間隔
(例えば30秒間隔)で繰り返し表示させる。
【0055】上記警報情報が発生していないときは、自
己診断データが発生しているか否かを判断する。自己診
断データが発生しているときは、既に自己診断データが
表示されているときを除いて、前記チェックランプ70
g1を点灯させると共に、前記チェックスイッチ71が
オン状態になるか否かを判断する。チェックスイッチ7
1がオン状態になれば、上記自己診断データを主LCD
70eに表示させる。そして、自己診断データの表示中
に、チェックスイッチ71が再度オン状態になると、チ
ェックランプ70g1を消灯するとともに、自己診断デ
ータの表示を消して、主LCD70eを通常情報の表示
状態に戻す。
【0056】上記第1、第2警報情報及び自己診断デー
タが発生していないときは、エンジンEが始動されるま
で、アワメータとバッテリー電圧の情報を主LCD70
eに表示させる。エンジンEが始動された後、作業状態
になるまでは、主LCD70eにエンジン回転数を表示
させ、作業状態になるに伴って、前記負荷レベルとシー
ブレベルの情報を主LCD70eに表示させる。尚、上
記作業状態であることは、前記脱穀クラッチ37が入り
操作されて、脱穀スイッチS9がオン状態になることに
よって判断される。
【0057】自己診断モードでは、図23に示すよう
に、前記メモリMEMに記憶されている自己診断データ
の情報を読み出して、前記主LCD70eに表示させ
る。そして、前記チェックスイッチ71が押されると、
自己診断モードを終了する。
【0058】〔第2実施形態〕次に、本発明の作業機械
の表示装置の第2実施形態について説明する。この第2
実施形態では、以下の点で第1実施形態と相違するが、
他の構成については、第1実施形態と同様に構成されて
いる。つまり、前記異常発生報知手段IHが、前記複数
個の制御入切表示手段100によって構成され、前記制
御手段CU(中央制御部CU)が、前記複数の制御のい
ずれかの異常を判別した場合には、前記複数個の制御入
切表示手段100のうちで前記異常を判別した制御に対
応する制御入切表示手段100を、その制御の入り切り
を表示する通常の表示状態とは異なる異常表示状態で表
示作動させるように構成され、さらに、前記制御手段C
U(中央制御部CU)が、前記異常を判別した制御に対
応する前記制御入切表示手段100を前記異常表示状態
で表示作動させているときに、前記複数個の制御入切指
令手段200のうちで前記異常を判別された制御に対応
する制御入切指令手段200が操作されるに伴って、前
記制御入切表示手段100の前記異常表示状態での表示
作動を停止させるように構成されている。
【0059】具体的な表示制御処理について説明する
と、第1実施形態での図22に示す処理の代わりに図2
4に示す処理が実行される。自己診断データが発生して
いるときは、既に自己診断データが表示されているとき
を除いて、前記異常と判別された制御の制御入切表示手
段100つまり制御入切表示ランプを点滅作動させると
共に、前記チェックスイッチ71がオン状態になるか否
かを判断する。チェックスイッチ71がオン状態になれ
ば、上記自己診断データを主LCD70eに表示させ
る。そして、自己診断データの表示中に、上記点滅作動
させている制御入切表示ランプに対応する制御入切指令
手段200つまり制御入切スイッチがオン状態になれ
ば、上記制御入切表示ランプの点滅作動を停止させて通
常の作動に戻すとともに、自己診断データの表示を消し
て、主LCD70eを通常情報の表示状態に戻す。
【0060】〔第3実施形態〕次に、本発明の作業機械
の表示装置の第3実施形態について説明する。この第3
実施形態では、以下の点で第1実施形態と相違するが、
他の構成については、第1実施形態と同様に構成されて
いる。つまり、前記表示指令手段HSが、前記制御手段
CU(中央制御部CU)に対して通常の操作情報を入力
するために設けられている手動操作手段72によって構
成され、且つ、その手動操作手段72が、表示用の条件
が満たされるように操作されるに伴って、前記表示指令
を指示するように構成されている。具体的には、上記手
動操作手段72が前記表示切換スイッチ72にて構成さ
れ、前記チェックランプ70g1が点灯している状態
で、上記表示切換スイッチ72が設定時間(例えば3
秒)連続してオンすると、上記表示用の条件が満たされ
るように構成されている。
【0061】具体的な表示制御処理について説明する
と、第1実施形態での図22に示す処理の代わりに図2
5に示す処理が実行される。自己診断データが発生して
いるときは、既に自己診断データが表示されているとき
を除いて、前記チェックランプ70g1を点灯させると
共に、前記表示切換スイッチ72が設定時間(例えば3
秒)連続してオンするか否かを判断する。この条件が満
たされれば、上記自己診断データを主LCD70eに表
示させる。そして、自己診断データの表示中に、表示切
換スイッチ72がオン状態になると、チェックランプ7
0g1を消灯するとともに、自己診断データの表示を消
して、主LCD70eを通常情報の表示状態に戻す。
【0062】〔別実施形態〕次に、別実施形態について
説明する。上記第1〜第3実施形態においては、本発明
を作業機械としての刈取収穫用のコンバインに適用した
が、本発明をコンバイン以外の作業機械に適用すること
もできる。そして、コンバイン以外の作業機械では、通
常情報や、異常情報(自己診断データ)や、警報情報に
ついて適宜変更されることになる。
【0063】上記第1〜第3実施形態では、複数個の制
御入切表示手段100及び制御入切指令手段200を、
照光式のスイッチや、各別のスイッチ及びランプにて構
成したが、かかる個別のスイッチやランプの代わりに、
例えばタッチパネル式の表示器の表示画面を用いて、上
記複数個の制御入切表示手段100及び制御入切指令手
段200を構成するようにしてもよい。
【0064】上記第3実施形態では、表示指令手段HS
を構成する手動操作手段として、表示切換スイッチ72
を用いたが、これ以外の他の手動スイッチを表示指令手
段HSとして適宜用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの前部側面図
【図3】コンバインの概略平面図
【図4】脱穀部の縦断側面図
【図5】コンバインの動力伝達図
【図6】操縦部の平面図
【図7】基本スイッチモジュールの正面図
【図8】アンローダスイッチモジュールの正面図
【図9】水平制御スイッチモジュールの正面図
【図10】表示用モジュールの正面図
【図11】コンバインの制御構成の全体を示すブロック
【図12】コンバインの制御構成の主要部を示す回路ブ
ロック図
【図13】スイッチモジュールの制御構成を示すブロッ
ク図
【図14】表示用モジュールの制御構成を示すブロック
【図15】通常情報を表示する表示画面の図
【図16】異常情報を表示する表示画面の図
【図17】警報情報を表示する表示画面の図
【図18】警報情報を表示する表示画面の図
【図19】制御作動を示すフローチャート
【図20】制御作動を示すフローチャート
【図21】制御作動を示すフローチャート
【図22】制御作動を示すフローチャート
【図23】制御作動を示すフローチャート
【図24】第2実施形態での制御作動を示すフローチャ
ート
【図25】第3実施形態での制御作動を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
70e 画像表示部 72 手動操作手段 100 制御入切表示手段 200 制御入切指令手段 CU 制御手段 HS 表示指令手段 IH 異常発生報知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲島 鉄弥 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B074 AA02 AB01 AC02 AF02 DA01 DA02 DB03 DB04 DC03 DC04 DC05 DC06 DE03 DE05 EA03 EA09 EA10 EA12 EA13 EB08 EB09 EB11 EB12 EB13 EC01 EC02 ED01 ED03 ED05 EE06 FA04 FA05 FB01 FB02 GC04 GJ06 2B076 AA03 EA04 EA05 EA10 EB05 ED21 ED22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械の運転において作業者に知らせ
    るべき報知情報として、通常の報知情報である通常情報
    及び動作状態の異常に関する異常情報を管理する制御手
    段と、 その制御手段によって前記報知情報を画像情報として表
    示するように制御される画像表示部とが設けられている
    作業機械の表示装置であって、 前記異常情報の発生を報知する異常発生報知手段と、前
    記異常情報の表示指令を指示する手動式の表示指令手段
    とが設けられ、 前記制御手段が、前記異常情報の発生を判別するに伴っ
    て前記異常発生報知手段を作動させ、且つ、前記表示指
    令手段にて前記表示指令が指示されるに伴って、前記画
    像表示部に、前記通常情報に代えて前記異常情報を表示
    させるように構成されている作業機械の表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記異常情報を文章に
    よって表示させるように構成されている請求項1記載の
    作業機械の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記報知情報として、
    報知させる必要度の高い緊急情報をも管理するととも
    に、その緊急情報の発生を判別した場合には、前記通常
    情報及び前記異常情報に優先させて前記緊急情報を前記
    画像表示部に表示させるように構成されている請求項1
    又は2記載の作業機械の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、作業機械を動作させる
    ために複数の制御を実行可能に構成されるとともに、そ
    の複数の制御夫々の入り切り状態を表示する複数個の制
    御入切表示手段が設けられ、 前記異常発生報知手段が、前記複数個の制御入切表示手
    段によって構成され、 前記制御手段が、前記複数の制御のいずれかの異常を判
    別した場合には、前記複数個の制御入切表示手段のうち
    で前記異常を判別した制御に対応する制御入切表示手段
    を、その制御の入り切りを表示する通常の表示状態とは
    異なる異常表示状態で表示作動させるように構成されて
    いる請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機械の表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段に対して前記複数の制御夫
    々の入り切りを指令する複数個の制御入切指令手段が設
    けられ、 前記制御手段が、前記異常を判別した制御に対応する前
    記制御入切表示手段を前記異常表示状態で表示作動させ
    ているときに、前記複数個の制御入切指令手段のうちで
    前記異常を判別された制御に対応する制御入切指令手段
    が操作されるに伴って、前記制御入切表示手段の前記異
    常表示状態での表示作動を停止させるように構成されて
    いる請求項4記載の作業機械の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示指令手段が、前記制御手段に対
    して通常の操作情報を入力するために設けられている手
    動操作手段によって構成され、且つ、その手動操作手段
    が、表示用の条件が満たされるように操作されるに伴っ
    て、前記表示指令を指示するように構成されている請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の作業機械の表示装置。
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