JPS6343843A - 移動農機のセンサチエツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、移動農機のセンサチェック装置に関するも
ので、コンバインやトラクタ作業機等に利用できる。

従来の技術 ］ンバインでは、走行方向を制御する走向センサ、刈取
装置の刈高さを制御する刈高センサ、及び、脱穀装置に
おける脱穀殻稈の供給深さ制御する扱深センサ、その他
を設け、これら各センサはコンバイン作業運転前に作動
状態の良否をチエツクするセンサチェック装置を設けて
いる。

発明が解決しようとする問題点 コンバインの運転走行中に、各種センサのチエツクを行
いうる構成とすると、センサチェックか。

制御センサの働きかの区別ができ難く、又制御中にセン
サチェックによるチエツク作動が働くなど混乱を生じる
虞れがあるため、センサによる制御運転と、センサチェ
ックとに切替えが行えるようにする。しかし、この場合
は、走行運転中に誤ってセンサチェックに切替えたり、
センサチェックのまへて走行運転すると、自動制御を行
わない状態で走行運転して運転者の操縦感覚と合わない
まＮ刈取が進み、正確な制御を行い得ないことがある。

問題点を解決するための手段 この発明は、制御情報を検出する各センサ（１）の良否
を点検するセンサチェック装置（２）の作動と、該セン
サ（１）の検出にもとづく制御装置（３）の制御とに切
替える切替スイッチ（４）を、機体（５）の走行運転時
は該センサチェック装置（２）の作動を不能に設けてな
る移動農機のセンサチェック装置の構成とする。

発明の作用 機体（５）をエンジンの動力によって伝動走行させなが
ら、センサ（１）の情報入力によって制御装置（３）を
経て各制御部を制御させる。このような制御装置（３）
によって制御を行わせるときは、切替スイッチ（４）に
よってこの制御装置（３）の制御が働きうる関係に切替
えておく。又、センサチェック装置（２）による各セン
サ（１）の点検を行うときは、切替スイッチ（４）をこ
のセンサチェック装置（２）の作動側へ切替えておく。

これによって機体（５）の走行を停止させた状態で各セ
ンサ（１）の点検ができる。

該機体（５）を走行しているとき、誤って切替スイッチ
（４）をセンサチェック装置（２）側に入れようとして
も、この切替スイッチ（４）は入らない。従ってセンサ
チェック作用は走行中は行われない。

発明の効果 このように走行運転時は、切替スイッチ（４）をセンサ
チェック装置（２）側へ切替えできないため、制御装置
（３）の制御が止ることがなく、又、制御中にセンサチ
ェック装置（２）作動による混乱もなく、的確な制御、
及び操作を維持できる。

実施例 なお、回倒において、コンバインは、左右一対のクロー
ラ形態の走行装置（６）を有して、エンジンからの動力
で伝動でき、この走行伝動装置には左右一対の走向クラ
ッチを備え、との走向クラッチの入切によって走向でき
る。機体（５）上には、前方の刈取装置（８）、後部の
脱穀装Ｎ（９）、操縦装置（１■、エンジン等を設けて
いる。センサ（１）としては、コンバインの場合では、
機体（５）の走向を制御するための分草枠（７）に設け
る走向センサ（１１）、刈取装置（８）の土壌面に対す
る高さを検出する刈高センサ（１イ、刈取装置（８）に
殻稈が案内されたことを検出する殻稈センサ〔１蜀、及
び、刈取装置（８）から脱穀装置（９）へ移送供給する
脱穀殻稈の供給深さを検出する抜法センサ０４］等があ
る。

制御装置（３）はセンサチェック装置（２）と共にマイ
クロコンピユータ（ＣＰＵ）等からなり、該走向センサ
（ＩＩ）では、殻稈条の検出によって走行装置（６）の
走向クラッチを作動させて、コンバインを殻稈条の方向
に沿わせて走行させるよう制御構成する。

刈高センサθりは、走行土壌面と刈取装置（８）との高
低差を検出して、刈取装置を機体（５）に対して昇降装
置を介して昇降させ、一定の刈高さに制御する。

又、殻稈センサ（１艶は、刈取装置（８）に殻稈が案内
されることを検出して、各種自動制御の制御装置（３）
を作動しうる状態にする。又、液深センサ０４は、殻稈
の穂先側の挟持移送位置を検出して、殻稈移送装置Ｃツ
を移動させて脱穀装置（９）への供給深さが一定になる
ように制御する。

この制御装置（３）によって出力される出力装置（１つ
は、方向制御では走向クラッチを作動する電磁ソレノイ
ド＋１６１であり、刈高制御では刈取装置（８）を昇降
する油圧シリンダ回路の電磁弁（１ηであり、殻稈セン
サ（１（至）では制御装置（３）の自動制御回路の入力
接点（ＩＦ３であり、抜性制御では移送殻稈の受継挟持
位置を移動させるサーボモータの接点（＋９）である。

ｃ！ｅは殻稈引起装置、（５）は殻稈掻込装置、ｃ！ｅ
は刈刃装置である。

センサチェック装置（２）は、上記各センサ（１）のＯ
Ｎ、及びＯＦＦを検出して、この検出を行う毎に例えば
ホーンＣ！０を一回報知させることができ、最初のセン
サ（１）の点検側でのみ複数回ホーン１２１が鳴り、こ
れよりセンサチェックを開始する旨を報知する形態に設
けている。各センサ（１）のは、作業者が手でアクチエ
ータを作動することによって、手動でセンサ（１）をＯ
Ｎ、ＯＦＦさせる。操縦装置（ｌωのモニタシｌ）には
、切替スイッチ（４）がノブＱδの左右回動によって操
作できるように設けられ、このノブＩ２δのセンサチェ
ック装置（２）への切替側には、「センサチェック」の
モードランプ（２）を点燈するように設け、制御装置（
３）への切替側には「運転中」のモードランプＱ４１を
点燈するように設けている。

切替スイッチ（４）がセンサチェック装置（２）の制御
回路に切替えられると、この制御回路が作動しうる関係
になると共に、モードランプ（イ）が点燈する。

又、制御装置（３）の制御回路に切替えられると、この
制御回路が作動しろる関係になると共に、モードランプ
１２４１が点燈する。

（ハ）は車速センサで、走行装置（６）が走行すること
によってパルス信号を出して、該センサチェック装置（
２）の制御回路をＯＮ、ＯＦＦするもので、走行によっ
てパルス信号を出す間は、切替スイッチ（４）のＯＮ、
ＯＦＦに拘らずこのセンサチェック装置（２）の制御回
路のスイッチを○ＦＦＬ、、走行停止によりパルス信号
を停止してＯＮにする。

機体（５）の走行中は、車速センサ（ハ）によって車速
パルスが発信されるため、切替スイッチ（４）を切替え
できず、例えＯＮ、○ＦＦＬ、でも、切替えたことには
ならず、センサチェック装置（２）の制御回路は働かず
、制御装置（３）の制御回路が働く状態である。従って
、切替スイッチ（４）のノブ（２δを「運転中」側へ切
替えて機体（５）の進行により、刈取装置（８）に殻稈
が案内されると殻稈センサｆ１３１’によって検出され
て制御装置（３）の制御回路が働き、いずれかのセンサ
（１）が検出すると所定の制御を行う。又、走行中の各
センサ（１）がＯＮ、ＯＦＦされる度にホーン１２１が
鳴ることもない。

センサチェックを行うときは、機体（５）の走行を停止
して、切替スイッチ（４）のノブＱδを「センサチェッ
ク」側へ切替えて、センサチェック装置（２）の制御回
路を作動状態におき、作業者が各センサ（１）のアクチ
エータを手動で作動させる。この最初の個所のセンサ（
１）のＯＮ、又はＯＦＦ作動によって、ホーン１２１が
複数回鳴り、センサチェックの制御に入ることを作業者
に知らせる。次のセンサ（１）個所のチエツクからホー
ンｃ！１がＯＮすると一回鳴り、ＯＦＦすると一回鳴る
ように、チエツク毎に一回の報知がある。もし、この報
知がなければ、そのセンサ（１）に異常があることとな
る。

なお、走行中に「センサチェック」側に切替スイッチ（
４）を操作すると、これによってホーンシ０が警報する
ように構成するとよい。又、センサ（１）は上側の他、
各種の操作部等の操作を検出する部分に設けてもよい。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は平面図
、第２図は一部の拡大平面図、第３図はブロック図であ
る。 図中、符号（１）はセンサ、（２）はセンサチェック装
置、（３）は制御装置、（４）は切替スイッチ、（５）
は機体を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 制御情報を検出する各センサ（１）の良否を点検するセ
   ンサチェック装置（２）の作動と、該センサ（１）の検
   出にもとづく制御装置（３）の制御とに切替える切替ス
   イッチ（４）を、機体（５）の走行運転時は該センサチ
   ェック装置（２）の作動を不能に設けてなる移動農機の
   センサチェック装置。