JP5011910B2 - コンバインの制御装置 - Google Patents
コンバインの制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5011910B2 JP5011910B2 JP2006263385A JP2006263385A JP5011910B2 JP 5011910 B2 JP5011910 B2 JP 5011910B2 JP 2006263385 A JP2006263385 A JP 2006263385A JP 2006263385 A JP2006263385 A JP 2006263385A JP 5011910 B2 JP5011910 B2 JP 5011910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- controller
- cutting height
- control controller
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
そして、一連の農作業を効率よく行うために、一台のコンバインに多くの機能が搭載されており、それぞれの機能を達成するための操作スイッチ類が設けられ、コンバインの操縦席のある運転台には、前記各種機能を達成するための操作スイッチ類及び作業内容、車速などを表示する表示装置等が配置されている。
そこで、オペレータがすぐに異常を感知できるように、各操作状態を示すランプ(作業表示ランプ)を異常表示ランプと兼用した構成が提案されている(特許文献1)。
上記構成によって、オペレータは作業機の作業表示ランプにより異常を感知できるため、当該異常に対して即座に対応可能である。
請求項1記載の発明は、刈取装置(7)と脱穀装置とグレンタンク(11)を機体に備え、
操縦席(8)を備えた運転台(10)の前壁部(19)の上部の右側寄りの部位に操向レバー(16)と該操向レバー(16)を操作するときに手を置くための受台(21)を設け、
該受台(21)の左側には、機体の走行速度と機体に備えたグレンタンク(11)内の穀粒貯留量を表示するモニタパネル(24)を設け、
該モニタパネル(24)の左側には操作パネル(25)を設け、
操作パネル(25)の制御装置である操作パネルコントローラ(60)を設け、
該操作パネル(25)に機体の走行方向を制御する方向制御機能を有効とする方向スイッチ(31)と刈取装置(7)の刈高さを調整する刈高調整ダイヤル(36)と該刈高調整ダイヤル(36)で設定した高さに自動的に保持する刈高制御機能を有効とする刈高スイッチ(33)を配置し、
前記方向スイッチ(31)が入り操作された状態で点灯し、該方向スイッチ(31)が切り操作された状態では消灯する第1スイッチランプ(31a)を前記方向スイッチ(31)の上側に設け、
前記刈高スイッチ(33)が入り操作された状態で点灯し、該刈高スイッチ(33)が切り操作された状態では消灯する第2スイッチランプ(33a)を前記刈高スイッチ(33)の上側に設け、
前記方向スイッチ(31)によって方向制御を行なう方向制御コントローラ(31b)と該方向制御コントローラ(31b)による方向制御のセンサ値を検出する方向制御用センサ(31c)を設け、
前記刈取装置(7)の高さを調整する刈高調整ダイヤル(36)と該刈高調整ダイヤル(36)によって刈高制御を行なう刈高制御コントローラ(33b)と前記刈取装置(7)の高さを検出する刈取装置上下制御用センサ(33c)を設け、
前記方向制御用センサ(31c)と方向制御コントローラ(31b)との間、および前記刈取装置上下制御用センサ(33c)と刈高制御コントローラ(33b)との間に通信回線をそれぞれ備え、
前記方向スイッチ(31)の操作情報を出力信号に変換して前記方向制御コントローラ(31b)に送信すると共に該方向制御コントローラ(31b)からの作動情報の出力信号を受信し、前記刈高スイッチ(33)と刈高調整ダイヤル(36)の操作情報を出力信号に変換して前記刈高制御コントローラ(33b)に送信するCAN通信ユニット(55)と、
該CAN通信ユニット(55)を介して前記前記方向制御コントローラ(31b)と前記刈高制御コントローラ(33b)からの作動情報の出力信号を受信するCPU(50)を設け、
該CPU(50)が前記方向制御コントローラ(31b)または刈高制御コントローラ(33b)からの異常情報を受信した場合に、この異常情報を出力している制御機能側の方向スイッチ(31)または刈高スイッチ(33)の入り操作状態及び切り操作状態に拘らず、この異常情報を出力している制御機能側に設けた第1スイッチランプ(31a)または第2スイッチランプ(33a)を一定時間間隔で点滅させる構成とし、
メイン電源を入れた場合に前記CPU(50)から方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)に特定信号が送信され、該方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)からCPU(50)へ信号が返信されることで該CPU(50)と方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)との間の通信処理状態が成立する構成とし、
該通信処理が成立した状態において、前記方向スイッチ(31)および刈高スイッチ(33)の入り操作状態及び切り操作状態に拘らず、方向制御機能および刈高制御機能の異常を方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)で監視し、方向制御用センサ(31c)から方向制御コントローラ(31b)へ送信される信号、または刈取装置上下制御用センサ(33c)から刈高制御コントローラ(33b)へ送信される信号が異常であることが検出された場合に、この異常情報を方向制御コントローラ(31b)または刈高制御コントローラ(33b)からCPU(50)に送信し、該CPU(50)からの出力によって前記第1スイッチランプ(31a)または第2スイッチランプ(33a)を点滅させる構成とし、
前記方向制御用センサ(31c)から方向制御コントローラ(31b)へ送信される信号、または刈取装置上下制御用センサ(33c)から刈高制御コントローラ(33b)へ送信される信号が正常であることが検出された場合には、前記第1スイッチランプ(31a)または第2スイッチランプ(33a)を点滅状態から点灯状態に切り換える構成としたことを特徴とするコンバインである。
この新しい操作パネルコントローラ(60)を起動させることで、CPU(50)が方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)からの情報を受信して操作パネルコントローラ(60)に備えた初期状態のEEPROM(56)に記憶させる構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
請求項3記載の発明は、前記方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)からCPU(50)へ送信される通信情報が一定時間以上受信できなくなった場合に、前記第1スイッチランプ(31a)および第2スイッチランプ(33a)を一定時間間隔で点滅させる構成としたことを特徴とする請求項2記載のコンバイン。
また、方向制御用センサ(31c)又は刈取装置上下制御用センサ(33c)の各センサ値が異常情報を出力すると、方向制御コントローラ(31b)又は刈高制御コントローラ(33b)にその異常情報が送信され、更にCPU50が方向制御コントローラ(31b)又は刈高制御コントローラ(33b)から異常情報を受信して、方向制御コントローラ(31b)又は刈高制御コントローラ(33b)が方向制御用センサ(31c)又は刈取装置上下制御用センサ(33c)のセンサ値の変化状態により、異常または正常を判定するので、CPU50は、方向スイッチ(31)又は刈高スイッチ(33)が入り又は切りであっても、その状態に関係なく、異常が発生している機能側のスイッチランプ(第1スイッチランプ31a又は第2スイッチランプ33a)を点滅させる出力を行うことができる。
こうして、コンバインのどの機能に異常が発生しているのか分かりづらい場合や、また、作動させている機能とは全く別の機能に異常が発生している場合などがあっても、異常が発生しているスイッチ(方向スイッチ31又は刈高スイッチ33)の入り、切り状態に関わらず、スイッチランプ(第1スイッチランプ31a又は第2スイッチランプ33a)を点滅させることで、オペレータにとってどの機能に異常が発生しているのか分かりやすく、作業機を操作する上で、より安全性が高まる。
また、異常が発生している機能が正常になった場合に、異常が発生していた制御用センサ(方向制御用センサ31c又は刈取装置上下制御用センサ33c)が正常な信号を検出すると、正常な信号の検出情報は異常が発生していた制御コントローラ(方向制御コントローラ31b又は刈高制御コントローラ33b)に送信され、更にこの制御コントローラ(方向制御コントローラ31b又は刈高制御コントローラ33b)からCPU(50)に送信されて、CPU(50)は、異常が発生していたスイッチランプ(第1スイッチランプ31a又は第2スイッチランプ33a)を点滅から点灯に変える制御を行うので、異常が発生しているスイッチ(第1スイッチランプ31又は第2スイッチランプ33)に関わる制御状態の変化が、当該スイッチランプ(第1スイッチランプ31a又は第2スイッチランプ33a)の表示状態を変化させることで容易に把握でき、システム構成部位の正常、異常の判断が容易にできる。そして、異常が発生している機能が正常に戻った場合には、異常が発生していた制御コントローラ(方向制御コントローラ31b又は刈高制御コントローラ33b)の制御用センサ(方向正制御用センサ31c又は刈取装置上下制御用センサ33c)が正常な信号を検出することで、機能が正常に戻ったことをスイッチランプ(第1スイッチランプ31a又は第2スイッチランプ33a)が点滅から点灯に変えるという表示状態の変化により、容易に正常復帰を確認できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の上記効果に加えて、CPU(50)が一定時間以上、各制御コントローラ(方向制御コントローラ31b又は刈高制御コントローラ33b)からの通信情報が受信できなくなった場合に、操作パネルコントローラ(60)のCPU(50)が制御しうるスイッチランプ(第1スイッチランプ31a又は第2スイッチランプ33a)を一定間隔で点滅させる出力を行うこともでき、通信回線の異常をオペレータに報知させることができる。
本発明の一実施形態の制御装置を設けたコンバイン1の右側面図を図1に、正面図を図2に示す。なお、本明細書では、幅方向又は左側及び右側とはコンバイン1が前進する方向に向いたときの方向を言う。
図3に示すステップ17と操縦席8を備えた運転台10は、フロント側壁面である前壁部19と左サイド側壁部20を備え、運転台10の右側面はオペレータの乗降用の空間が設けられ、フロント側の前壁部19の右寄り部分にはパワステレバーと略称される操向レバー16と、その後方に近接する位置に操向レバー16を操作する時に操作腕や操作手を置くための受台(ハンドレスト)21と該受台21を支持し、かつオペレータが乗降する時の支えバーとなるアーム22aが車体2上に設けられている。また受台21の左側には走行速度、グレンタンク11内の穀粒の貯留量などを表示するモニタパネル24が設けられ、受台21とモニタパネル24は車体2と一体化した前記アーム22a、22b、22cにより構成されるブリッジと一体的に合成樹脂で成形され、支持されている。
前壁部19にはモニタパネル24などが装着されているが、モニタパネル24の下方に開放空間を有し、アーム22と左サイド側壁部20側をブリッジ型に一体成形した構成からなる。
さらに操向レバー16のグリップ高さとモニタパネル24の上面とをほぼ同じ高さとすることで、操向レバー16の操作中に、モニタパネル24の上面に配置した前記スイッチ類の操作がし易くなる。
刈高スイッチ33は左の刈高調整ダイヤル36で設定した高さに刈取装置7を自動保持するための制御を行うスイッチであり、刈高調整ダイヤル36は前記刈高スイッチ33が「入り」の時に作用する。刈取装置自動上昇スイッチ34は刈取装置7の内部に設けた穀稈センサ(図示せず)が穀稈を検出しなくなり、さらに所定距離走行すると刈取装置7を所定高さまで上昇させるための制御を行うスイッチであり、自動で刈取装置7を上昇させることができる。畦際スイッチ35は畦際で刈り取った穀稈を搬送するためのスイッチであり、コンバイン1が畦際に来て刈取装置7を所定高さに上げると主変速レバー14を前進側にしても走行せず、刈取装置7と脱穀装置を作動させるスイッチである。なお、刈取装置自動上昇スイッチ34と畦際スイッチ35は刈高調整ダイヤル36とは関連していない。
そして、本実施形態によれば入り切りスイッチ(30〜35、38〜40、43〜45)による操作状態の情報が入力されると、操作パネルコントローラ60のCPU50が該入力信号を受信して、演算処理を行い、該操作状態の情報に基づいてスイッチランプ(LED1〜12)(30a、31a、32a…)を点灯又は消灯させる出力を行う。更に図6に示すように、操作パネル25に配置されたスイッチ、ダイヤル類の各機能制御用の機能制御コントローラ(30b、31b、…)がコンバイン1に設けられている。
更に各機能制御コントローラ(30b、31b、…)は、機能制御のセンサ値を検出する各機能制御用センサ(30c、31c、…)との間に受信回線を備えている。
なお、方向センサ31cがセンサ値の変化を検出しない場合は制御フローをリターンする。
図7のフローは方向制御に異常がある場合のものであり、その他の機能に異常がある場合も同様である。
CPU50と機能制御コントローラ(30b、31b、…)との間の通信処理が成立すると、CPU50は機能制御コントローラ(30b、31b、…)のメモリー情報(記憶情報)を読み込む。
そして、ステップHにおいて、記憶情報が受信情報と違う場合は、CPU50が読み込んだEEPROM56のメモリ情報(記憶情報)を各機能制御コントローラ(30b、31b、…)に更新させるべく送信して記憶させる。
3 走行装置(走行クローラ) 4 走行装置本体
6 分草杆 7 刈取装置
8 操縦席 9 作業用ライト
10 運転台 11 グレンタンク
12 オーガ 13 防塵カバー
14 主変速レバー 14a 主変速レバー回動支点
15 副変速レバー 16 操向レバー
17 ステップ 18 前照灯
19 前壁部 20 側壁部
21 受台 22、22a、22b、22c アーム
23 取っ手 24 モニタパネル
24a 液晶表示画面 24b エンジン回転計
24c 右ウィンカスイッチ 24d 左ウィンカスイッチ
24e 前照灯スイッチ 24f 作業用ライトスイッチ
24g ホーン 24h 表示切換スイッチ
25 操作パネル 26 刈取レバー
27 脱穀レバー 28 アクセルレバー
29 ガイド板 30 注油スイッチ
30a 注油スイッチランプ 31 方向スイッチ
31a 方向スイッチランプ 31b 方向制御コントローラ
31c 方向制御用センサ 32 扱ぎ深さスイッチ
32a 扱ぎ深さスイッチランプ 33 刈高スイッチ
33a 刈高スイッチランプ 33b 刈高制御コントローラ
33c 刈取装置上下制御用センサ 34 刈取装置自動上昇スイッチ
34a 刈取装置自動上昇スイッチランプ
35 畦際スイッチ 35a 畦際スイッチランプ
36 刈高調整ダイヤル 38 知能スイッチ
38a 知能スイッチランプ 39 緩旋回スイッチ
39a 緩旋回ランプ 40 標準スイッチ
40a 標準スイッチランプ 41 知能スイッチの調整ダイヤル
43 左右スイッチ 43a 左右スイッチランプ
44 前後スイッチ 44a 前後スイッチランプ
45 湿田スイッチ 45a 湿田スイッチランプ
46 傾き調整ダイヤル 50 CPU
55 CAN通信ユニット 56 EEPROM
59 コネクタ 60 操作パネルコントローラ
Claims (3)
- 刈取装置(7)と脱穀装置とグレンタンク(11)を機体に備え、
操縦席(8)を備えた運転台(10)の前壁部(19)の上部の右側寄りの部位に操向レバー(16)と該操向レバー(16)を操作するときに手を置くための受台(21)を設け、
該受台(21)の左側には、機体の走行速度と機体に備えたグレンタンク(11)内の穀粒貯留量を表示するモニタパネル(24)を設け、
該モニタパネル(24)の左側には操作パネル(25)を設け、
操作パネル(25)の制御装置である操作パネルコントローラ(60)を設け、
該操作パネル(25)に機体の走行方向を制御する方向制御機能を有効とする方向スイッチ(31)と刈取装置(7)の刈高さを調整する刈高調整ダイヤル(36)と該刈高調整ダイヤル(36)で設定した高さに自動的に保持する刈高制御機能を有効とする刈高スイッチ(33)を配置し、
前記方向スイッチ(31)が入り操作された状態で点灯し、該方向スイッチ(31)が切り操作された状態では消灯する第1スイッチランプ(31a)を前記方向スイッチ(31)の上側に設け、
前記刈高スイッチ(33)が入り操作された状態で点灯し、該刈高スイッチ(33)が切り操作された状態では消灯する第2スイッチランプ(33a)を前記刈高スイッチ(33)の上側に設け、
前記方向スイッチ(31)によって方向制御を行なう方向制御コントローラ(31b)と該方向制御コントローラ(31b)による方向制御のセンサ値を検出する方向制御用センサ(31c)を設け、
前記刈取装置(7)の高さを調整する刈高調整ダイヤル(36)と該刈高調整ダイヤル(36)によって刈高制御を行なう刈高制御コントローラ(33b)と前記刈取装置(7)の高さを検出する刈取装置上下制御用センサ(33c)を設け、
前記方向制御用センサ(31c)と方向制御コントローラ(31b)との間、および前記刈取装置上下制御用センサ(33c)と刈高制御コントローラ(33b)との間に通信回線をそれぞれ備え、
前記方向スイッチ(31)の操作情報を出力信号に変換して前記方向制御コントローラ(31b)に送信すると共に該方向制御コントローラ(31b)からの作動情報の出力信号を受信し、前記刈高スイッチ(33)と刈高調整ダイヤル(36)の操作情報を出力信号に変換して前記刈高制御コントローラ(33b)に送信するCAN通信ユニット(55)と、
該CAN通信ユニット(55)を介して前記前記方向制御コントローラ(31b)と前記刈高制御コントローラ(33b)からの作動情報の出力信号を受信するCPU(50)を設け、
該CPU(50)が前記方向制御コントローラ(31b)または刈高制御コントローラ(33b)からの異常情報を受信した場合に、この異常情報を出力している制御機能側の方向スイッチ(31)または刈高スイッチ(33)の入り操作状態及び切り操作状態に拘らず、この異常情報を出力している制御機能側に設けた第1スイッチランプ(31a)または第2スイッチランプ(33a)を一定時間間隔で点滅させる構成とし、
メイン電源を入れた場合に前記CPU(50)から方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)に特定信号が送信され、該方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)からCPU(50)へ信号が返信されることで該CPU(50)と方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)との間の通信処理状態が成立する構成とし、
該通信処理が成立した状態において、前記方向スイッチ(31)および刈高スイッチ(33)の入り操作状態及び切り操作状態に拘らず、方向制御機能および刈高制御機能の異常を方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)で監視し、方向制御用センサ(31c)から方向制御コントローラ(31b)へ送信される信号、または刈取装置上下制御用センサ(33c)から刈高制御コントローラ(33b)へ送信される信号が異常であることが検出された場合に、この異常情報を方向制御コントローラ(31b)または刈高制御コントローラ(33b)からCPU(50)に送信し、該CPU(50)からの出力によって前記第1スイッチランプ(31a)または第2スイッチランプ(33a)を点滅させる構成とし、
前記方向制御用センサ(31c)から方向制御コントローラ(31b)へ送信される信号、または刈取装置上下制御用センサ(33c)から刈高制御コントローラ(33b)へ送信される信号が正常であることが検出された場合には、前記第1スイッチランプ(31a)または第2スイッチランプ(33a)を点滅状態から点灯状態に切り換える構成としたことを特徴とするコンバイン。 - 前記CPU(50)およびCAN通信ユニット(55)を有する操作パネルコントローラ(60)を新しいものに交換した場合に、
この新しい操作パネルコントローラ(60)を起動させることで、CPU(50)が方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)からの情報を受信して操作パネルコントローラ(60)に備えた初期状態のEEPROM(56)に記憶させる構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。 - 前記方向制御コントローラ(31b)および刈高制御コントローラ(33b)からCPU(50)へ送信される通信情報が一定時間以上受信できなくなった場合に、前記第1スイッチランプ(31a)および第2スイッチランプ(33a)を一定時間間隔で点滅させる構成としたことを特徴とする請求項2記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006263385A JP5011910B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | コンバインの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006263385A JP5011910B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | コンバインの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008079542A JP2008079542A (ja) | 2008-04-10 |
JP5011910B2 true JP5011910B2 (ja) | 2012-08-29 |
Family
ID=39351021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006263385A Expired - Fee Related JP5011910B2 (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | コンバインの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5011910B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57146842U (ja) * | 1981-03-12 | 1982-09-14 | ||
JPS60142436A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 農機におけるマイクロコンピユ−タの異常表示方式 |
JPH1023820A (ja) * | 1996-07-09 | 1998-01-27 | Kubota Corp | 作業機械の制御装置 |
JPH1075625A (ja) * | 1996-09-04 | 1998-03-24 | Kubota Corp | 作業機械の表示装置 |
JP2003182403A (ja) * | 2001-12-19 | 2003-07-03 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 作業機における制御装置 |
JP3904917B2 (ja) * | 2001-12-20 | 2007-04-11 | ヤンマー農機株式会社 | 作業機における制御装置 |
JP3831694B2 (ja) * | 2002-09-04 | 2006-10-11 | ヤンマー農機株式会社 | 作業車両の操作スイッチ配置構造 |
-
2006
- 2006-09-27 JP JP2006263385A patent/JP5011910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008079542A (ja) | 2008-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018186728A (ja) | コンバイン | |
JP2006246728A (ja) | 多目的農業機械 | |
JP2020018238A (ja) | 収穫機 | |
JP2001095345A (ja) | 作業機械の表示装置 | |
JP5011910B2 (ja) | コンバインの制御装置 | |
JP2017086048A (ja) | コンバイン | |
JP2005080549A (ja) | コンバインにおける制御装置 | |
CN106973620B (zh) | 联合收割机 | |
KR102539520B1 (ko) | 콤바인, 수확기, 및 자동 조타 시스템 | |
JP4314987B2 (ja) | コンバイン | |
JP3853693B2 (ja) | コンバインにおける制御装置 | |
JP4935142B2 (ja) | コンバイン | |
JP4904790B2 (ja) | コンバイン | |
JP6999471B2 (ja) | 圃場作業機 | |
JP2012010680A (ja) | コンバイン | |
JP2004313035A (ja) | コンバイン等の作業車の操作装置 | |
JP3540967B2 (ja) | コンバインの表示装置 | |
JP2007111008A (ja) | コンバイン | |
JP2008237086A (ja) | 農業機械用の制御装置 | |
JP2005080550A (ja) | 作業機における制御装置 | |
JP2007143532A5 (ja) | ||
JPS6343843A (ja) | 移動農機のセンサチエツク装置 | |
JP4516703B2 (ja) | 農作業機における制御装置 | |
JP2014054188A (ja) | 作業車両 | |
JP2007244335A (ja) | コンバイン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111025 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120508 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120521 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5011910 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |