JP2001091006A - ランプボックス - Google Patents

ランプボックス

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JP2001091006A
JP2001091006A JP26930399A JP26930399A JP2001091006A JP 2001091006 A JP2001091006 A JP 2001091006A JP 26930399 A JP26930399 A JP 26930399A JP 26930399 A JP26930399 A JP 26930399A JP 2001091006 A JP2001091006 A JP 2001091006A
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JP
Japan
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lamp
box
cover
lamp cover
hood
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JP26930399A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Sato
強 佐藤
Kiyohiko Sato
清彦 佐藤
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Fuji Industrial Co Ltd
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外部に突出する締め付け具を使用せずにランプ
カバーをランプのボックス部に着脱可能に取付る。 【解決手段】吸着部8の吸着力に抗したり、吸着力を無
くすことによってランプカバーB2をボックス部B1か
ら分離してボックス部B1を開放する。ランプカバーB
2を押し付けて吸着させたり、吸着力を発揮させてボッ
クス部B1を閉口する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンジフードファ
ンに収容される排気装置(送風機)やレンジフードファ
ンを構成するフード体等に下方を照明するために装備さ
れるランプボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンジフードファンのランプボッ
クスは、実開平5−79338号公報に開示されている
ように、ボックス体に対して一端側をヒンジで連結した
ランプカバーの他端側をネジでボックス体に締め付け固
定している。そのネジには、専用工具を使用しないで締
め付けできるようにローレット加工を施したローレット
ネジが使用されており、ランプの寿命によるランプ交換
作業を簡単に行なえるように配慮されている。
【0003】ところで、近年では高寿命ランプの開発が
進み、ランプの交換頻度が格段に少なくなっているのが
現状ではあるものの、効率良く手元を照らすべくレンジ
フードファンの下部に設けられて調理で発生する油煙が
直接衝突することから、照明部(ランプボックス)の頻
繁な清掃を避けることができないのが実状である。頻繁
に行なう清掃の際、ランプカバーから突出するネジはか
えって邪魔になることが多く、ネジ頭部で邪魔される部
分に拭き残しが発生したり、布が絡まって拭き取りを面
倒にする。しかも、ローレットネジのローレット部に油
脂分が固形化して詰まり、せっかくの滑り止めの役割を
果たさなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、外部に突
出する締め付け具を使用せずにランプカバーをランプの
ボックス部に開閉可能にに設けることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に講じた技術的手段として、請求項1は、ランプのボッ
クス部を開閉するランプカバーを、両者間に設けた吸着
部による吸着及びその解除でボックス部に着脱可能に取
付ていることを要旨とする。ここで、前記する吸着部
は、磁石、吸盤、並びに互いの当接面に成形されている
鏡面仕上げ等である。この請求項において、磁石や鏡面
仕上げの場合にはランプカバーの裏面(上面)と、それ
に相対するボックス部の内面部分との片方または双方に
設けることとし、吸盤の場合はその片方である。また、
ランプカバーの一端側を回動可能に支承すること自由で
あるし、逆に、ボックス部からランプカバーを外すとラ
ンプカバーが落下する、所謂吸着部のみでランプカバー
をボックス部に取付ける構成を包含する。更に、鏡面仕
上げの場合には、ランプカバーでボックス部を閉口した
時に互いに当接する関係の面を形成し、その面相互を鏡
面仕上げしその仕上げ面同士が吸着し合う構造にする。
そして、請求項2記載のように吸着部を磁石、即ち永久
磁石とするのがコスト的に有利である。尚、若干構造的
に複雑にはなるものの電磁石を使用することも可能であ
る。
【0006】前記技術的手段によれば、その吸着力に抗
したり、吸着力を無くすことによってランプカバーはボ
ックス部から分離してボックス部を開放する。そして、
ランプカバーを押し付けて吸着させたり、吸着力を発揮
させてボックス部を閉口する。
【0007】そして、請求項3は、請求項2記載のボッ
クス部がフードカバー、仕切板等のフード構成部材に、
その裏側空間を利用して設けられ、前記磁石での吸着状
態においてランプカバーのその下半部がフード構成部材
の表面レベルよりも下方空間に突出する幅寸法にしてあ
ることを要旨とする。ランプカバーにおいて、フードカ
バー、仕切板等のフード構成部材の表面レベルよりも下
方空間に突出する前記下半部とは、下側から人為的にラ
ンプカバーを挟持(掴持)できる程度を指しており、ま
た下方空間とは、室内に連通する詳細には、調理用具の
上方空間である。
【0008】前記技術的手段によれば、表面をフラット
状とするランプカバーを使用して、人為的にボックス部
を開閉させる。
【0009】請求項4は、ランプのボックス部を開閉す
るランプカバーを、ボックス部に回動可能に支承し、且
つそのランプカバーをボックス部に設けたプッシュロッ
ク・プッシュオープン式マグネットキャッチで吸着及び
吸着解除可能に取付てあることを要旨とする。ここで前
記するランプカバーは、ボックス部に対して回動可能で
更に抜差し可能な構造でも良いものである。
【0010】前記技術的手段によれば、ランプカバーを
下方からプッシュする操作でボックス部を開放し、閉口
させる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明ランプボックスの実
施の形態を説明すると、図1乃至図3は、第1の実施の
形態を、図4は第2の実施の形態を、更には図5乃至図
7は第3の実施の形態を各々示している。符号Aはレン
ジフードファン、Bはランプボックスである。
【0012】図1乃至図3に示す第1の実施の形態を説
明すると、レンジフードファンAは、本実施の形態では
図1に示すように平型タイプを示しており、平型フード
体1の天井部11に開口21を設け、その開口21に、
先端にベルマウス(図示せず)を有する短尺な案内筒3
1を接続し、その案内筒31を囲繞するように送風機ユ
ニット2を取付け、天井部11の途中から幕板3を立設
し、平型フード体1の内部に同フード体1内面に油脂分
が付着するのを防止するフードカバー4を係脱可能に設
けている。
【0013】平型フード体1は、前記開口21の下側部
分を開放した内部中空なボックス状を呈し、前面を開閉
可能な箱状の蓋板41で構成し、前記下側部分の開放縁
に起立フランジ51を周設し、その蓋板41表面にファ
ン(多翼ファン)12のON・OFF用スイッチ、回転
速度調整用スイッチ、ランプのON・OFF用スイッチ
等を有する操作パネル5を配設し、内部に制御部や電装
品等を内蔵している。
【0014】フードカバー4は、図示するように頂面1
4を後方から前方に行くに従って斜め上向き傾斜状とす
る凹状を呈してなり、後端側に前記起立フランジ51に
係脱可能に係止する引っ掛け片24を曲折し、前端側を
平型フード体1下縁に着脱可能にネジ100止めしてあ
る。
【0015】このフードカバー4には、前記頂面14部
分にグリスフィルター34が係脱可能に係止されてお
り、それ故、調理用具から発生する油煙をそのグリスフ
ィルター34でその油脂分を吸着してファン12の排気
能力で外部に排気する。
【0016】ランプボックスBは、図1に示すようにフ
ードカバー4の頂面14部分後端側にその裏側空間Sを
利用して配設されている。このランプボックスBは、ボ
ックス部B1と、そのボックス部B1を開閉するランプ
カバーB2とから構成される。
【0017】ボックス部B1はフードカバー4の頂面1
4に開口する取付口14aを同頂面14上方(裏側)か
ら被蓋するようにボックス体B1’を設けて構成されて
いる。前記取付口14aは、図2、図3に示すようにフ
ードカバー4の頂面14に凹部14bを凹設し、その凹
部14b底に、周面に平面部14cを残して開口されて
いる。
【0018】ボックス体B1’は下方を開放する矩形箱
状を呈する本体部6の下縁から階段状の縁片部16を外
向きに折曲して形成され、その縁片部16の下片部16
aを前記頂面14上面(裏面)に固定して、前記取付口
14aをフードカバー4の裏側空間Sから被蓋してい
る。
【0019】ランプカバーB2は、透光板であるガラス
17を嵌合固定する平面視矩形状のカバープレート7の
縁からフランジ27を立ち上げ形成してなり、前記ボッ
クス部B1との間に設けられている吸着部8でボックス
部B1に対して着脱可能に取付けられる。
【0020】この吸着部8は、前記平面部14cの下面
(表面)と、その平面部14cが相対するカバープレー
ト7の上面(裏面)部分どちらか一方または双方に設け
られた永久磁石であり、その吸着力で取付口14aをラ
ンプカバーB2で閉口する。尚、フードカバー4、カバ
ープレート7は共に、磁性を有するステンレス製等の金
属製である場合には、敢えて双方に設ける必要はなく、
片方に設けてあれば良い。永久磁石8の固定個所は、図
2、図3に示すようにカバープレート7の短手側両端部
の中央部位や、長手側両端部の中央部位に1個宛設ける
のが好ましいものであるが、それに限定されるものでは
ない。
【0021】従って、通常は永久磁石8の吸着力でラン
プカバーB2が取付口14aを閉口し、ランプLから透
光板17を介して下方に向けて照射する。ランプLが切
れた時等には、ランプカバーB2をその吸着力に抗して
外せば良いものである。無論、ランプカバーB2を外す
時の操作性を考慮して指掛け部10をカバープレート7
に設けること自由である。本実施の形態では指掛け部1
0は凹部であるが、凸部であっても良いものである。ま
た、図4で示す第2の実施の形態のようにランプカバー
B2は、フードカバー4の頂面14下面(表面)レベル
よりもその下半部が下方空間に突出する幅寸法(高さ寸
法)を有するものでも良いものである。このように構成
することによって、フードカバー頂面14から下側に突
出する対向する両フランジ27、27部分にあてがう指
でランプカバーB2を挟持(掴持)して外すことが可能
となり、前記指掛け部が敢えて不要となる。
【0022】次に図5乃至図7に示す第3の実施の形態
について説明すると、この実施の形態は、ランプカバー
B2を、ボックス部B1に設けたプッシュロック・プッ
シュオープン式マグネットキャッチ(吸着部)8で吸着
及び吸着解除可能に取付た例を示している。
【0023】この場合には、ランプカバーB2の長手縁
一端中央部位からT字状のフック9を突設し、そのT字
状のフック9を、凹部14bの周壁14dと本体部6の
縁片部16とに連通状に開孔した矩形長尺孔部14e’
と矩形短尺孔部14e”とを上下に連通して有する係止
孔14eに、回動可能で且つ抜差し可能に係止し、その
T字状のフック9とは逆側の本体部6の内面26部分に
前記するプッシュロック・プッシュオープン式マグネッ
トキャッチ8を固定する。前記係止孔14eの矩形長尺
孔部14e’は、フック9の横片19に対応し、矩形短
尺孔部14e”は同縦片29に対応する。従って、矩形
長尺孔部14e’に横片19を差入れ、矩形短尺孔部1
4e”に縦片29を係止して、ランプカバーB2はその
横片14が係止孔14eの外側上縁に衝合するまでの範
囲だけ下方向に回動可能に係止され、若干上方に持上げ
れば、矩形長尺孔部14e’から引き抜くことができ
る。尚、ランプカバーB2の長手縁一端中央部位を蝶番
(図示せず)で凹部14bの周壁14dに連結し、その
蝶番(図示せず)とは逆側の本体部6の内面26部分に
前記するプッシュロック・プッシュオープン式マグネッ
トキャッチ8を固定しても良いものである。
【0024】このプッシュロック・プッシュオープン式
マグネットキャッチ8は、プッシュの度に吸着と吸着解
除とが交互に繰り返される周知構造のものである。
【0025】従って、このプッシュロック・プッシュオ
ープン式マグネットキャッチ8を使用すると、ランプカ
バーB2が前記フック9と係止孔14eとから構成され
るヒンジ部分を中心に若干上方に回動するようにランプ
カバーB2の下面(表面)を指先でプッシュするだけの
簡単な作業でボックス部B1の閉口と開放とが行え、前
記指掛け部10を必要としない。
【0026】尚、本実施の形態のランプカバでは、平型
フードについて詳述しているが、本発明ランプボックス
は、ブーツ型やその他のタイプのレンジフードに等しく
使用することができる。ブーツ型等で前記フードカバー
を使用しない構造等の場合には、仕切板をフード構成部
材として、その裏側空間を利用してボックス部を設け、
前記する各実施の形態と同様な構造でもってランプカバ
ーを開閉可能に設ける。尚、ボックス部を設けるフード
構成部材は、前記するフードカバー、仕切板に限定され
るものではなく、例えばフード体の背板や側板や、送風
機を収容するケーシング等に直接設ける場合等も本発明
は包含するものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように、ボックス部を開
閉するランプカバーを、両者間に設けた吸着部による吸
着及びその解除でボックス部に着脱可能に取付る構造で
あるから、ボックス部を開閉するランプカバーの表面
(下面)には、締め付け具が存在せず、清掃の際に突出
するネジで怪我をしたりする虞れがない安全なランプボ
ックスを提供することができる。その上、請求項3のよ
うに吸着部が磁石であって、ランプのボックス部がフー
ド構成部材に、その裏側空間を利用して設けられ、吸着
状態においてランプカバーのその下半部がフード構成部
材の表面レベルよりも下方空間に掴持可能に突出する幅
寸法にしてあると、表面をフラット状とするランプカバ
ーが使用可能となり、構造簡単で低廉である上、フード
内を清掃する時にランプカバーの表面に付着した油脂分
を安全且つ綺麗に隅々まで清掃することができる。しか
も、請求項4のようにプッシュロック・プッシュオープ
ン式マグネットキャッチを使用すると、力を要しないプ
ッシュ(タッチ)操作でボックス部を開閉でき、ランプ
を交換する際の労力をより軽減し背丈の低い婦女子の身
になった親切設計であるし、ランプカバーの表面(下
面)は完全なフラット状となり、請求項3と同様に表面
を隅々まで綺麗に払拭できるし、開放時には、ランプカ
バーはぶら下がり状態を維持し、近傍に置いたランプカ
バーを手で持っていちいち嵌め付けるような煩わしさも
無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のランプボックスの使用状態
を示すレンジフードファンの側面断面図。
【図2】ランプボックスの拡大断面図。
【図3】図2の(A)−(A)線断面図。
【図4】第2の実施の形態のランプボックスの拡大断面
図。
【図5】第3の実施の形態のランプカバーのフックと係
止孔との関係を示す部分拡大斜視図。
【図6】ランプボックスの拡大断面図。
【図7】ランプカバーを下方向に回動した状態を示す拡
大断面図。
【符号の説明】
B:ランプボックス B1:ボックス部 B2:ランプカバー 7:カバープ
レート 8:吸着部(磁石(永久磁石)、プッシュロック・プッ
シュオープン式マグネットキャッチ)
B1’:ボックス体 L:ランプ 17:透光板 4:フードカバー(フード構成部材) 2:送風機ユニ
ット 12:ファン 9:フック 14e:係止孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプのボックス部を開閉するランプカ
    バーを、両者間に設けた吸着部による吸着及びその吸着
    解除でボックス部に着脱可能に取付ていることを特徴と
    するランプボックス。
  2. 【請求項2】 前記吸着部が磁石であることを特徴とす
    る請求項1記載のランプボックス。
  3. 【請求項3】 前記ボックス部がフードカバー、仕切板
    等のフード構成部材に、その裏側空間を利用して設けら
    れ、前記磁石での吸着状態においてランプカバーのその
    下半部がフード構成部材の表面レベルよりも下方空間に
    突出する幅寸法にしてあることを特徴とする請求項2記
    載のランプボックス。
  4. 【請求項4】 ランプのボックス部を開閉するランプカ
    バーを、ボックス部に一端側を回動可能に支承し、更に
    そのランプカバーをボックス部に設けたプッシュロック
    ・プッシュオープン式マグネットキャッチで吸着及び吸
    着解除可能に取付てあることを特徴とするランプボック
    ス。
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