JPH0410501Y2 - - Google Patents

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JPH0410501Y2
JPH0410501Y2 JP1986067570U JP6757086U JPH0410501Y2 JP H0410501 Y2 JPH0410501 Y2 JP H0410501Y2 JP 1986067570 U JP1986067570 U JP 1986067570U JP 6757086 U JP6757086 U JP 6757086U JP H0410501 Y2 JPH0410501 Y2 JP H0410501Y2
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housing
pin
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hole
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は空気清浄機の前面蓋の半開状態係止機
構に関するものである。
[従来の技術] 空気清浄機はその前面側に空気取入口となるル
ーバーを有する蓋体が開閉自在に設けられてお
り、この蓋体を開いてフイルタの交換や清掃等を
行なつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来の空気清浄機にあつては全面蓋は
前開か全閉かの、いずれかの状態しか保持でき
ず、半開状態を保持するものとしてはチエーンな
どを用いて吊る方法が採用されていた。
従つて、全開型のものはフイルタの交換時など
に場所をとりすぎ、チエーンを用いたものではフ
イルタの交換時はよいが、内部の清掃時に全開で
きず、前面蓋が邪魔になると言う問題点があつ
た。
[問題点を解決するための手段] 本考案においては上述した問題点を解決するた
めに、本体側の筐体と前面蓋を構成する蓋体とを
蝶番をもつて枢止し、蓋体に設けたピンを、筐体
に一端を枢止をし他端側に長孔を備えた保持レバ
ーの長孔に係合させて蓋体を筐体に対し開閉自在
に連結し、その長孔の先端を蓋体側へ向うわん曲
部に形成すると共に長孔途中をピン頭部より大き
い大径部に形成するようにしたものである。
[作用] 上述した構造を採用すると、保持レバーを介し
て蓋体を半開状態に保持できるため、フイルタの
交換等を容易に行なえ、保持レバーと蓋体との連
結状態を外せば、蓋体は全開でき、清掃等の邪魔
にならない。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基いて本考案の詳細
を説明する。
第1図以下は本考案の一実施例を説明するもの
で、第2図および第5図には本考案が適用される
空気清浄機の全体構造が示されている。
図において、全体を符号1で示す空気清浄機は
スタンドタイプ型の筐体2を有し、その左右の側
面の上端には手がかり用の凹部3が形成されてお
り、下端の両側には前後方向に沿つて脚4,4が
設けられている。
筐体2の前面の右側の部分は操作パネル5とな
つており、この部分には風量調整用のダイヤル
6、各種の表示ランプ7が設けられている。
この操作パネル5の上方には筐体2に固定され
たルーバー8が設けられている。
筐体2の奥行き方向の途中には垂直な状態で仕
切板9が筐体2と一体に設けられている。仕切板
9は断面がコ字状に形成されており、その底板1
0は筐体2の底板2a側に固定されており、頂板
11は手前側に向かつて水平に延びており、その
前端縁には上方に向かつて垂直に折曲部11aが
形成されている。
この仕切板9の中央開口部9aにはフアン12
が対面し、仕切板9の後方にはモーターその他の
駆動源12aが取付けられる。
頂板11の上面と筐体2の頂板2bとの間には
もう1枚の仕切板13が垂直な状態で固定されて
おり、この仕切板13には長方形の開口部13a
が水平な状態で形成されている。この開口部13
aから清浄化された空気が排出される。
筐体2の頂板2bの手前側の端部には水平な状
態で、所定幅の突片14が突設されている。この
突片14と前記折曲部11aとを利用して左側の
小ルーバー15と、中央の大ルーバー16とがね
じ17等を利用して設けられている。中央の大ル
ーバー16には風向板18が回動自在に設けられ
ており、風向板18の両端には操作用のつまみ1
9が細長く突設されており、その手前側の端部は
ルーバー16のフインの隙間から外方に突出して
いる。
一方、仕切板9の底板10と頂板11との間に
はその左右の両端部近傍には隔壁20a,20a
および底板20bを有する枠体20が固定されて
いる。
この隔壁20aの内側面には手前側の上端部近
傍から下部の奥側に向かつて傾斜した案内溝21
が形成されており、この案内溝21の上端は手前
側に向かつて開口部21aとなつている。
案内溝21の上方には隔壁20aの内側面にほ
ぼ水平な状態で案内溝22が、手前側を開口した
状態で形成されている。
これら案内溝21,22を利用してフイルタユ
ニツト23が取付けられる。
フイルタユニツト23は比較的奥行きのある筐
体上に形成されており、前面にフイルタ24を設
け、内部に空気浄化装置を有し、着脱用の把手2
5が取付けられている。このフイルタユニツト2
3は底板10、頂板11および左右の隔壁20
a,20aで囲まれた空間とほぼ等しい大きさを
有する。
このフイルタユニツト23の左右の側面の上下
には突起26,27が突設されている。突起26
は前記案内溝22中に入り、突起27は案内溝2
1中に入り、筐体2内に交換自在に取付けられ
る。
なお、枠体20の底板20b側にはフイルタユ
ニツト23の位置決め用の突起28,28が設け
られ、底板20bの切欠部からは底板2bから突
出し、フイルタユニツト23の取外し時に、これ
を上方へ押し上げる弾性部材29が上方に向かつ
て突出している。
また、筐体2の前面側を覆つて筐体30がその
下端を蝶番31を介して開閉自在に設けられてい
る。
蓋体30は大面積のルーバー32を有し、この
ルーバー32が空気の取入口となる。
また、符号33で示すものは蓋体30を停止す
るための保持レバーで、その一端は筐体1の側板
2cの基部の先端部に軸34を介して回動自在に
軸承されている。また、保持レバー33の自由端
側には長孔35が形成されており、この長孔35
中には蓋体30の左側の側縁に形成された折曲部
30aの内側に突設されたピン36が摺動自在に
嵌合されている。この保持レバー33は図に示す
ように蓋体30を半開状態に保持し、フイルタユ
ニツト23の着脱を容易にする役目を果たす。
保持レバー33の取付構造の詳細を第1図に示
す。保持レバー33は細長い板状に形成されてお
り、その基端には透孔33aが形成されている。
また、筐体2の一方の側板2cの先端の折曲部
2dの内側面にはブロツク37が固定されてお
り、このブロツク37には折曲部2dを貫通して
ねじ孔38が形成されている。そして、このねじ
状38を挟んで上下には水平な状態で長孔39が
形成されている。
一方、符号40で示すものは支持枠で、折曲部
2dの幅とほぼ同一の幅を有し、その上下端には
前記長孔39中に嵌合される突片40aが直角に
突設されており、ねじ41をねじ孔38中に螺合
されて固定される。支持枠40は突片42を有
し、これに形成された透孔42aと保持レバー3
3の基端の透孔33aとを合わせ、ねじ43を嵌
合させ、皿ワツシヤ44を圧入することにより、
保持レバー33の基端が回動自在に軸承されてい
る。
保持レバー33の自由端側に形成されている長
孔35は複雑な形状をしており、その中央部には
大径部35aが形成されている。また、長孔35
の先端部には蓋体30側に向かつてわん曲部35
bが形成されている。
一方、長孔35中に嵌合されるピン36は次の
ようにして取付けられている。
即ち、蓋体30の裏面で、折曲部30aの近傍
にはブロツク45,45が突設されている。各ブ
ロツク45の上端面の外方端に寄つた位置には開
口部45aが形成されており、内方端側に寄つた
位置にはねじ孔45bが形成されている。
一方、符号46で示すものは支持枠で、その長
手方向の両端には前記開口部45a中に嵌合され
る折曲部46aが形成されており、その近傍には
ねじ47が嵌合される透孔46bが形成されてお
り、支持枠46はこのねじ47によつて固定され
る。
支持枠46には突片48が突設されており、こ
こには透孔48aが形成されている。この透孔4
8a中には頭部の大きなピン36の先端が長孔3
5を介して嵌合され、皿ワツシヤ49によつて抜
けないように取付けられる。ピン36の大なる頭
部の直径は保持レバー33の長孔35の途中に形
成された大径部35aよりひと回り小さい。
次に、以上のように構成された本実施例の動作
について説明する。
フイルタユニツト23を筐体2内に装着し、蓋
体30を閉じ、ダイヤル6を回してフアン12を
回転させると、ルーバー32、フイルタ24を介
して空気が吸引され、フイルタ24及びフイルタ
ユニツト23内の空気浄化装置によつて空気が清
浄化され、仕切板13の開口部13aを介してル
ーバー8,15,16を通つて手前側および上方
へと排出される。
この時には蓋体30は閉じており、保持レバー
33はピン43を中心として第4図中時計方向に
回動され、ピン36は長孔35の基端に位置し、
保持レバー33はほぼ垂直状態にある。
この状態で所定時間使用し、フイルタユニツト
23を交換したい場合には蓋体30を開くが、こ
の時には蝶番31を介して開き、これに伴なつて
保持レバー33も回動され、ピン36は長孔35
中を先端にまで移動し、わん曲部35bに入り、
ここで止まる。この状態では第5図に示すように
ピン36に作用する蓋体の重量により長溝35の
蓋体側に向うわん曲部35bに入つたピンは蓋体
を持ち上げない限りわん曲部35bから抜き出な
いから蓋体の半開状態は確実に保持され、フイル
タユニツト23の交換を自由に行なえる。
一方、蓋体30を全開したい場合にはピン36
の頭部を長孔35の大径部35aに位置させ、ピ
ン36から保持レバー33を外せば蓋体30は自
由に開くことができ、全開にすることができる。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば筐体と蓋体とを蝶番をもつて枢止すると共に筐
体と蓋体とを保持レバーを介して開閉自在に連結
し、その保持レバーの長孔先端を蓋体側へ向うわ
ん曲部に形成をし、かつ長孔途中を長孔と係合す
る蓋体側に設けたピンの頭部より大きい大径部に
形成してあるため、ピンをわん曲部へ落し込んで
蓋体を半開状態に確実に保持できると共に、ピン
から保持レバーを外して全開状態にもすることが
でき、フイルタの交換や内部の清掃を自由にでき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図は要部の分解斜視図、第2図は全体斜視図、第
3図は第2図のA−A線断面図、第4図は第2図
のB−B線断面図、第5図は全体分解斜視図であ
る。 1……空気清浄機、2……筐体、8,15,1
6,32……ルーバー、12……フアン、23…
…フイルタユニツト、24……フイルタ、30…
…蓋体、33……保持レバー、36,43……ピ
ン、35……長孔、35a……大径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体側の筐体2と蓋体30を蝶番31を介して
    開閉自在に取付け、蓋体停止用の保持レバー33
    をこれの一端を前記筐体2側に回動自在に軸承さ
    せると共に他端の先部に軸線方向に沿つて形成し
    た長孔35に蓋体30に設けたピン36を摺動自
    在に嵌合させて蓋体30と筐体2とに跨つて設け
    るようにした空気清浄機の前面蓋の半開状態係止
    機構において、前記長孔35の途中に前記ピン3
    6の大長径の頭部が通過可能に大径部35aを形
    成すると共に長孔35の先端部に蓋体30側へ向
    うわん曲部35bを形成したことを特徴とする空
    気清浄機の前面蓋の半開状態係止機構。
JP1986067570U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH0410501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986067570U JPH0410501Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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JP1986067570U JPH0410501Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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Publication Number Publication Date
JPS62179535U JPS62179535U (ja) 1987-11-14
JPH0410501Y2 true JPH0410501Y2 (ja) 1992-03-16

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ID=30906597

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6898281B2 (ja) * 2018-09-06 2021-07-07 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 空気清浄機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820135U (ja) * 1971-07-15 1973-03-07
JPS5816884U (ja) * 1981-07-27 1983-02-02 松下冷機株式会社 冷蔵庫の扉

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