JP2001087821A - ハイドロフォーミング装置 - Google Patents

ハイドロフォーミング装置

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JP2001087821A
JP2001087821A JP26651899A JP26651899A JP2001087821A JP 2001087821 A JP2001087821 A JP 2001087821A JP 26651899 A JP26651899 A JP 26651899A JP 26651899 A JP26651899 A JP 26651899A JP 2001087821 A JP2001087821 A JP 2001087821A
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JP
Japan
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hydroforming
fixed
die
press machine
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP26651899A
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English (en)
Inventor
Takashi Koshimizu
小清水孝志
Masaichi Hashimoto
橋本政一
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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Priority to CA002312229A priority patent/CA2312229C/en
Priority to US09/598,727 priority patent/US6530252B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クラッチブレーキやクランク軸を具備した汎用
のプレス機械でハイドロフォーミング加工を行うことを
目的とする。 【解決手段】上型をダイプレートを介してプレス機械の
スライドに固設する。一方、型締めシリンダを下型が固
設された中間プレートとボルスタ間に設ける。材料供給
やメンテナンスで上型を上昇させる場合は、スライドを
上昇させ、ハイドロフォーミング加工をするときの型締
めは、型締めシリンダにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧により管状素
材を加工するハイドロフォーミング装置であり、さらに
詳細には、前記ハイドロフォーミング装置をプレス機械
に搭載可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管等を素材とし、管内に高圧の
流体を送り込むことにより加工を行うハイドロフォーミ
ング装置では、型締めシリンダをストロークさせること
で上型を昇降させ、型内への材料の供給や、型のメンテ
ナンスなどを行っていた。そのため、ハイドロフォーミ
ング加工専用のプレス機械を製作する必要があった。
【0003】例えば、特開平5−329693では、床
面に据え付けられたベッドと、ベッドに上下摺動自在に
貫通する4本のコラムと、該コラムの上端に設けられた
クラウンと、該コラムの下端に設けられた下部フレーム
と、ベッド下部に固設され、該下部フレームを上下に駆
動する4本の油圧シリンダを具備するハイドロフォーミ
ング加工用のプレス機械が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】引用例のように、従
来、ハイドロフォーミング加工を行う場合は、ハイドロ
フォーミング加工専用のプレス機械を製作していた。し
かし、塑性加工製品を業とする当業者においては、クラ
ッチブレーキやクランク軸を具備する汎用のプレス機械
が既に導入されている場合が多く、ハイドロフォーミン
グ加工を低コストで導入するには、それら既存のプレス
機械を有効に利用することが課題となっている。そこで
本発明では、専用のプレス機械を用いることなく、クラ
ッチブレーキやクランク軸を具備する汎用のプレス機械
においてハイドロフォーミング加工を行うことができる
ハイドロフォーミンク装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クラ
ッチブレーキやクランク軸を具備する汎用のプレス機械
において、スライドとボルスタの間にハイドロフォーミ
ング装置を有し、前記ハイドロフォーミング装置は、上
下に分割した型と、対向して設けられた軸押しシリンダ
と、型締めシリンダと、を有することを特徴とするプレ
ス機械である。
【0006】請求項2の発明は、液圧により管状素材を
加工するハイドロフォーミング装置において、プレス機
械のボルスタに固設されたベースプレートと、ベースプ
レート上面に固設された型締めシリンダと、ベースプレ
ート上面に立設されたガイド部と、該ガイド部と上下自
在に嵌合する摺動部を有する中間プレートと、該中間プ
レート上面に固設された下型と、プレス機械のスライド
に固設されたダイプレートと、該ダイプレート下面に固
設された上型と、前記中間プレートに固設され、前記ダ
イプレート下面に設けられたキー溝に嵌合するキーを具
備する軸押しシリンダが設けられたことを特徴とするハ
イドロフォーミング装置である。
【0007】請求項1及び2の発明は、クラッチブレー
キやクランク軸を具備した汎用のプレス機械にハイドロ
フォーミング装置を搭載する。上型はダイプレートを介
してスライドに固設し、型締めシリンダはベースプレー
トを介してボルスタ上面に固設する。型への材料の供給
やメンテナンスのため上型を上昇させる場合は、プレス
機械のスライドを上昇させることにより行う。ハイドロ
フォーミング加工を行う際はスライドを下死点で停止さ
せ、型締めシリンダにより上型と下型を型締めする。す
なわち、本発明のハイドロフォーミング装置により、ハ
イドロフォーミング加工を行うプレス機械としてクラッ
チブレーキやクランク軸を具備した汎用のプレス機械を
用いることができる。従って、既存のプレス機械を利用
することができるため、ハイドロフォーミング加工を行
うための専用機を製作する必要が無くなり、低コスト
で、高度なハイドロフォーミング加工を導入することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1において、プレス機械1
は図示しない駆動機構によりスライド2を上下に昇降す
ることができる汎用のプレス機械1である。該プレス機
械1の該スライド2とボルスタ3の間にハイドロフォー
ミング装置5が設けられている。図2にハイドロフォー
ミング装置5の詳細図を示す。なお、図2はスライド2
が下死点にある状態を示している。また、流体の回路図
は省略されている。
【0009】図2において、ベースプレート4はボルス
タ3に固設し、ダイプレート14はスライド2に固設さ
れている。ベースプレート4上には型締めシリンダ7が
固設される。また、該ベースプレート4上の四隅にはガ
イドポストを利用したガイド部6が立設している。一
方、中間プレート9の四隅には摺動部8が設けられ、該
摺動部8は前記ガイド部6と上下自在に嵌合し、該中間
プレート9を支持している。また、該型締めシリンダ7
の上面は該中間プレート9の下面に当接し、型締めシリ
ンダ7のピストン7aの上昇及び下降に合わせて中間プ
レート9は上昇及び下降する。
【0010】前記中間プレート9の上面中央部に下型1
0bが固設されている。また、ダイプレート14の下面
中央部には上型10aが固設されている。一方、型10
の左右両側には軸押しシリンダ11が設けられている。
軸押しシリンダ11に固設されたブロック12の下部
は、中間プレート9に固設されている。また、ブロック
12の上部に設けられたキー13aはダイプレート14
に設けられたキー溝15aと、ブロック12の下部に設
けられたキー13bは中間プレート9に設けられたキー
溝15bと夫々嵌合している。ここで、スライド2が下
死点で、ピストン7aが下限位置のとき、キー溝15a
の底部とキー13aの上面は隙間を有している。
【0011】ハイドロフォーミング加工を行うときは、
まずスライド2を上死点にし、型10内に材料を供給す
る。材料を供給した後、スライド2を下死点にし、型締
めシリンダ7のピストン7aを上昇させる。すると、中
間プレート9が押し上げられると共に型10は型締めさ
れる。このとき、キー溝15aの底部とキー13aの上
面は隙間を有している。
【0012】型締めがされると、軸押しシリンダ11の
ロッド部11aは、型10左右側面に設けられた穴16
から型内に進入し、素材の鋼管端部に挿入される。そし
て、高圧の流体が鋼管内に流入され、鋼管は任意の形状
に加工される。このとき、軸押しシリンダ11はロッド
11aの長さ方向の反力を受ける。しかし、キー13
a,13bがキー溝15a,15bに嵌合しているた
め、軸押しシリンダ11は反力によりずれることはな
い。加工終了後、軸押しシリンダ11のロッド部11a
を後退させ、型締めシリンダ7のピストン7aを下降し
て型締めを解除させる。その後、スライド2を上死点に
し、型内より製品を取り出して、加工完了となる。
【0013】上述の例では、型締めシリンダ数は1基で
あるが、図3に示すように、複数設けることもできる。
この場合におけるその他の構成及び動作は上述の例と同
様である。
【0014】ここで、使用するプレス機械1のフレーム
構造は、門形、Cフレームの何れにおいても、型締め力
に耐えうるフレーム剛性をもつプレス機械であれば使用
可能である。また、スライド2の駆動機構も、クランク
機構、ナックル機構等の形式によらず、本発明のハイド
ロフォーミング装置を用いることにより、ハイドロフォ
ーミング加工を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
クラッチブレーキやクランク軸を具備した汎用のプレス
機械でハイドロフォーミング加工を行うことができる。
そのため、ハイドロフォーミング加工の専用機を製作す
る必要が無くなるので、低コストでハイドロフォーミン
グ加工を導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス機械の正面図
【図2】ハイドロフォーミング装置の詳細図
【図3】他の実施例におけるハイドロフォーミング装置
の詳細図
【符号の説明】
1はプレス機械、2はスライド、3はボルスタ、4はベ
ースプレート、5はハイドロフォーミング装置、6はガ
イド部、7は型締めシリンダ、7aはピストン、8は摺
動部、9は中間プレート、10は型、10aは上型、1
0bは下型、11は軸押しシリンダ、11aはロッド、
12はブロック、13a,13bはキー、14はダイプ
レート、15a,15bはキー溝、16は穴である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチブレーキやクランク軸を具備する
    汎用のプレス機械において、スライドとボルスタの間に
    ハイドロフォーミング装置を有し、前記ハイドロフォー
    ミング装置は、上下に分割した型と、対向して設けられ
    た軸押しシリンダと、型締めシリンダと、を有すること
    を特徴とするプレス機械。
  2. 【請求項2】液圧により管状素材を加工するハイドロフ
    ォーミング装置において、プレス機械のボルスタに固設
    されたベースプレートと、ベースプレート上面に固設さ
    れた型締めシリンダと、ベースプレート上面に立設した
    ガイド部と、該ガイド部と上下自在に嵌合する摺動部を
    有する中間プレートと、該中間プレート上面に固設され
    た下型と、プレス機械のスライドに固設されたダイプレ
    ートと、該ダイプレート下面に固設された上型と、前記
    中間プレートに固設され、前記ダイプレート下面に設け
    られたキー溝に嵌合するキーを具備する軸押しシリンダ
    と、を有することを特徴とするハイドロフォーミング装
    置。
JP26651899A 1999-06-21 1999-09-21 ハイドロフォーミング装置 Pending JP2001087821A (ja)

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CA002312229A CA2312229C (en) 1999-06-21 2000-06-21 Hydroforming method and hydroforming device
US09/598,727 US6530252B1 (en) 1999-06-21 2000-06-21 Hydroforming method and hydroforming device

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105366330A (zh) * 2014-08-27 2016-03-02 亿和精密工业(苏州)有限公司 轴类零件一体式封装设备的控制方法

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