JPH04253598A - 多段加圧装置 - Google Patents

多段加圧装置

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JPH04253598A
JPH04253598A JP3171991A JP3171991A JPH04253598A JP H04253598 A JPH04253598 A JP H04253598A JP 3171991 A JP3171991 A JP 3171991A JP 3171991 A JP3171991 A JP 3171991A JP H04253598 A JPH04253598 A JP H04253598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide table
surface plate
mold
pressurizing device
hemming
Prior art date
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Pending
Application number
JP3171991A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Sakai
光男 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3171991A priority Critical patent/JPH04253598A/ja
Publication of JPH04253598A publication Critical patent/JPH04253598A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加圧装置に関し、特
に自動車用外板等の加圧成形に適した加圧装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な加圧装置としては、例え
ば図4に示すものがある。この加圧装置1は、定盤部2
の四隅にそれぞれ垂直にガイドポスト3が設けられ、こ
れらガイドポスト3の上端にはクラウン部4が水平に設
けられている。
【0003】また、定盤部2とクラウン部4との中間に
は、スライドテーブル5が、4本のガイドポスト3を四
隅のガイド孔に挿通させて、上下方向にスライド可能に
設けられている。また下部の前記定盤部2の上面には下
型6が、また中間のスライドテーブル5の下面には上型
7がそれぞれセットされている。
【0004】さらに、前記スライドテーブル5は、クラ
ウン部4上に設けられた加圧シリンダ8のピストンロッ
ド8aの下端に接続されて昇降駆動されるとともに、こ
の加圧シリンダ8は、下降時に上型7を下型6に押圧し
て、上型7と下型6との間で被加工材を加圧成形するよ
うに構成されている。
【0005】しかし、上記した従来の加圧装置1の場合
には、1台で1種類1部品の加工しかできず、そのため
、多種多部品の加工を行なう場合には、その都度、上下
型の段取り換えを必要とし生産性に難があった。また、
この加圧装置1を多数台用いて異なる種類の部品の加工
を行なうと、生産性は向上するが、装置の設置スペース
および設備費が大幅に増加するという問題があった。
【0006】そこで、実開昭61−167211号公報
には、1台の装置で複数の加工を同時に行なうことので
きる加圧装置について提案されている。
【0007】この加圧装置11は図5に示すように、定
盤部12の四隅にそれぞれ垂直にガイドポスト13が設
けられ、これらガイドポスト13の上端にはクラウン部
14が水平に設けられている。
【0008】また、定盤部12とクラウン部14との中
間には、第1スライドテーブル15と第2スライドテー
ブル16とが、4本のガイドポスト13をそれぞれの四
隅のガイド孔に挿通して、上下方向にスライド可能に設
けられている。また両スライドテーブル15,16は、
下方の第1スライドテーブル15と定盤部12との間お
よび第1スライドテーブル15とその上方の第2スライ
ドテーブル16との間にそれぞれ設けられたスプリング
17によって、押し上げ方向に付勢されている。
【0009】さらに、定盤部12の上面には第1下型1
8aが、第1スライドテーブル15の下面には第1上型
18bがそれぞれセットされ、また第1スライドテーブ
ル15の上面には第2下型19aが、第2スライドテー
ブル16の下面には第2上型19bがそれぞれセットさ
れている。
【0010】一方、上端のクラウン部14には加圧シリ
ンダ20が、そのロッドを下方へ向けて垂直に設けられ
ている。また前記第2スライドテーブル16の上方には
プレッシャプレート20aが、その四隅に形成されたガ
イド孔にそれぞれガイドポスト13を挿通して、上下方
向へスライド可能に設けられており、このプレッシャプ
レート20aは、前記加圧シリンダ20のロッドの下端
に連結されて昇降駆動される。
【0011】そして、前記プレッシャプレート20aは
、加圧シリンダ20に駆動されて下降する際に、スプリ
ング17によって上方に向けて付勢されている第2スラ
イドテーブル16を押し下げるとともに、この第2スラ
イドテーブル16を介して第1スライドテーブル15を
押し下げて、第1上型18bと第1下型18aとの間の
被加工材と、第2上型19bと第2下型19aとの間の
被加工材とを同時に加圧成形できるように構成されてい
る。
【0012】したがって、この加圧装置11においては
、所謂2段構造であることから、1台で2種類の部品の
加工を同時に行なうことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した第1
スライドテーブル15と第2スライドテーブル16とを
有する従来の2段構造の加圧装置11の場合には、2種
類の部品を同時に加工でき、設備費を低く抑え、また設
置スペースを増加させることなく生産性を高めることが
できるが、第1上下型18a,18bと第2上下型19
a,19bの2組の型を加圧シリンダ20によって同時
に加圧して成形することから大きな加圧力が必要とされ
、そのため加圧シリンダ20が大型となるとともに、各
部材の必要強度も増して装置が大型になるという問題が
あった。
【0014】また、第1の型および第2の型で同時に加
工できる反面、製品の取出しや素材の供給を、第1の型
および第2の型で同時に行ない、その間は装置のアイド
ルタイムとなるので、サイクルタイムを短縮することが
できないという不都合があった。
【0015】この発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、コンパクトでしかも生産性を向上させることのでき
る多段加圧装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明の多段加圧装置は、上定盤と下
定盤とが互いに平行に配置されるとともに、これら上下
定盤の間に上下定盤に対して平行な状態を維持して上下
動するスライドテーブルが配置され、そのスライドテー
ブルを上定盤および下定盤に押圧する駆動機構が設けら
れていることを特徴としている。
【0017】
【作用】この発明の装置では、駆動機構によってスライ
ドテーブルを上昇させることにより、スライドテーブル
と上定盤との間で加圧が行なわれ、またスライドテーブ
ルを下降させることによって、スライドテーブルと下定
盤との間で加圧が行なわれる。
【0018】したがって、上定盤の下面、スライドテー
ブルの上下両面、ならびに下定盤の上面のそれぞれにヘ
ミング型や曲げ型等の加工型を設けておけば、一方の型
を閉じて加工を行なっている間は、他方の型を開いて製
品の取出しや素材の供給を行なっていることとなり、装
置全体としては、実質上アイドルタイムが殆どなく、高
生産性を得ることができる。また駆動機構は、スライド
テーブルのみを駆動するためのものでよく、全体として
コンパクト化される。
【0019】
【実施例】以下、この発明の多段加圧装置を、自動車の
パネルをヘミング加工する多段ヘミング機に適用した一
実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。
【0020】多段ヘミング機21は、複動式の4本の加
圧用シリンダ22をガイドポストとして用いたもので、
この加圧用シリンダ22は、図3に示すように、ピスト
ンロッド23の長さ方向ほぼ中央に形成されたピストン
部23aを、シリンダチューブ24内に液密に摺動可能
に収容したもので、ピストン部23aの両側と、シリン
ダチューブ24の両端を閉塞する両エンドブロック25
,25との間には第1油圧室24aおよび第2油圧室2
4bが形成されている。
【0021】また、各ピストンロッド23の下半部には
、その内部に第1油路23bおよび第2油路23cが形
成され、両油路23b,23cの下端には配管ポート2
3dが設けられるとともに、第1油路23bの上端は第
1油圧室24aに、また第2油路23cの上端は第2油
圧室23cにそれぞれ連通している。このように、ピス
トンロッド23内に油路23b,23c等を形成するこ
とにより、昇降作動するシリンダチューブ24への耐圧
ホース等の外部配管を無くし、装置の小型化および耐久
性の向上が図られている。
【0022】そして、4本の加圧用シリンダ22は、そ
れぞれのピストンロッド23の下端を下定盤26の四隅
にそれぞれ固定して垂直に立設され、またその上端には
上定盤27が水平に取付けられている。また、各加圧用
シリンダ22のシリンダチューブ24には、スライドテ
ーブル28が四隅を連結支持されて水平に設けられてい
る。
【0023】また、上下2段のうち下段型となる下定盤
26の上面とスライドテーブル28の下面とには、例え
ばA車種のドア用ヘミング型である第1下型29aと第
1上型29bとがセットされ、また上段型となるスライ
ドテーブル28の上面と上定盤27の下面とには、B車
種のフード用ヘミング型である第2下型30aと第2上
型30bとがそれぞれセットされている。
【0024】また、下定盤26の側部には、油圧を発生
させるとともに、発生した油圧の供給を制御するポンプ
、モータ、油圧バルブ等のポンプユニット31が設けら
れており、各ピストンロッド23の下端の配管ポート2
3dに圧油を供給可能に接続され、また下定盤26には
、図示してないが作動油を貯留するタンクが設けられ、
前記ポンプユニット31および各加圧用シリンダ22に
配管接続されている。
【0025】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明する。
【0026】上下2段に種類の異なるヘミング型を備え
た多段ヘミング機21は、先ず、複動式の加圧用シリン
ダ22の第1油圧室24aから圧油を排出するとともに
第2油圧室24bに圧油を供給すると、ピストンロッド
23が固定されているためシリンダチューブ24が上方
へ駆動され、このシリンダチューブ24に設けられたス
ライドテーブル28が上昇する。その結果、上段の第2
下型30aが、第2上型30bに加圧接触するとともに
、下段の第1上型29bが、第1下型29aから離隔し
て型開きする(図1の状態)。
【0027】この状態で、下段の製品を取り出した後、
ヘミング加工する2つの成形品の下段へのセッティング
を行なう。
【0028】次に、加圧用シリンダ22の第2油圧室2
4bから圧油を排出しながら第1油圧室24aに圧油を
供給すると、シリンダチューブ24が下方へ駆動されて
、スライドテーブル28が下降する。その結果、上段の
第2下型30aが、第2上型30bから離隔し型開きす
るとともに、下段の第1上型29bが第1下型29aに
加圧接触する(図2の状態)。
【0029】この状態で上段の製品を取り出した後、ヘ
ミング加工する2つの成形品の上段へのセッティングを
行なう。
【0030】このようにして、上下2段に種類の異なる
ヘミング型をセットできるので、スライドテーブル28
を上下1往復させる間に、2種類の製品をヘミング加工
することができる。
【0031】したがって、上下2段でヘミング加工を行
なうため、従来のサイクルで2倍の生産が可能となる。
【0032】また、多車種生産する場合には、1台ヘミ
ング機に2種類のヘミング型をセットできるため、設備
スペースを従来の半分にすることができる。
【0033】なお、上記実施例においては、種類の異な
るヘミング型としてA車種のドア用ヘミング型とB車種
のフード用ヘミング型とが取付けられている場合につい
て説明したが、他の車種やフェンダあるいはラッゲージ
等の他の部分のパネルを任意に組合せてヘミング加工を
行なうこともできる。
【0034】またこの実施例は、この発明を多段ヘミン
グ機に適用した一実施例について説明したが、多段式の
他の加圧装置にも好適に実施することができる。
【0035】さらに、この実施例においては、駆動機構
として、ガイドポストに複動式のシリンダを組込んだ場
合について説明したが、駆動機構をガイドポストと別体
に設けることもでき、また複動式のシリンダ以外の駆動
機構を用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の多段加圧
装置は、上定盤と下定盤とが互いに平行に配置されると
ともに、これら上下定盤の間に上下定盤に対して平行な
状態を維持して上下動するスライドテーブルが配置され
、そのスライドテーブルを上定盤および下定盤に押圧す
る駆動機構が設けられているので、1台の装置で従来の
2倍の加工ができるため、生産性を向上し、設備費を大
幅に削減することができる。
【0037】また、上下2段を同時に加圧成形する従来
の装置に比べて、使用する駆動機構の容量を小さくして
小型化でき、また各部材の必要強度も小さくなるため装
置全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の多段ヘミング機の上昇加
圧工程を示す正面図である。
【図2】同じく多段ヘミング機の下降加圧工程を示す正
面図である。
【図3】加圧用シリンダの断面図である。
【図4】従来の加圧装置の正面図である。
【図5】従来の多段加圧装置の正面図である。
【符号の説明】
21  多段ヘミング機 22  加圧用シリンダ 23  ピストンロッド 23a  ピストン部 24  シリンダチューブ 24a  第1油圧室 24b  第2油圧室 25  エンドブロック 26  下定盤 27  上定盤 28  スライドテーブル 29a  第1下型 29b  第1上型 30a  第2下型 30b  第2上型 31  ポンプユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上定盤と下定盤とが互いに平行に配置
    されるとともに、これら上下定盤の間に上下定盤に対し
    て平行な状態を維持して上下動するスライドテーブルが
    配置され、そのスライドテーブルを上定盤および下定盤
    に押圧する駆動機構が設けられていることを特徴とする
    多段加圧装置。
JP3171991A 1991-01-31 1991-01-31 多段加圧装置 Pending JPH04253598A (ja)

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JP3171991A JPH04253598A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 多段加圧装置

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JPH04253598A true JPH04253598A (ja) 1992-09-09

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ID=12338861

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JP3171991A Pending JPH04253598A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 多段加圧装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998022238A1 (fr) * 1996-11-18 1998-05-28 Sanyo Machine Works, Ltd. Structure de montage de cylindres guides de presse de bordure
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