JP2001083386A - 光ファイバケーブル成端端末の収納構造 - Google Patents

光ファイバケーブル成端端末の収納構造

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JP2001083386A
JP2001083386A JP26035099A JP26035099A JP2001083386A JP 2001083386 A JP2001083386 A JP 2001083386A JP 26035099 A JP26035099 A JP 26035099A JP 26035099 A JP26035099 A JP 26035099A JP 2001083386 A JP2001083386 A JP 2001083386A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber cable
fiber tape
tape
storage structure
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JP26035099A
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English (en)
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Shiroshi Yamamoto
素 山本
Kazuo Hokari
和男 保苅
Hideki Hiratsuka
秀樹 平塚
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバケーブルの末端から延びる光ファ
イバテープの収納部材を短くすることのできる光ファイ
バケーブル成端端末の収納構造を提供する。 【解決手段】 光ファイバケーブル11の末端から延び
る各光ファイバテープ10が保護チューブ12内に蛇行
状に屈曲して収納されていることから、保護チューブ1
2の長さを十分に短くすることができる。この場合、各
光ファイバテープ10の屈曲半径を20mm以上にする
ことにより、光ファイバ10aの長期信頼性を十分に確
保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムを
構成する際に用いる光ファイバケーブル成端端末の収納
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、成端用の光ファイバケーブルは、
とう道またはマンホールから局内の光ファイバ成端架へ
引き込み成端するために使用されている。この場合、布
設後の光ファイバケーブルに光コネクタを現場付けする
よりも、予め先端に光コネクタを取付けた光ファイバケ
ーブルを布設した方がコストを低減することができるた
め、成端用の光ファイバケーブルには予め工場等で光コ
ネクタを取付けた光コネクタ付き光ファイバケーブルが
用いられている。
【0003】前記光ファイバケーブル成端端末として
は、図10に示すように複数の光ファイバテープ1を実
装した光ファイバケーブル2の端末に設けられ、光ファ
イバテープ1を光ファイバケーブル2の末端部で固定す
る光ファイバテープ固定部3と、光ファイバケーブル2
の末端から延びる光ファイバテープ1を収納する保護チ
ューブ4とから形成されたものが知られている。
【0004】この光ファイバケーブル成端端末では、光
ファイバテープ固定部3から光コネクタ5の取付けられ
た光ファイバテープ1の先端部までを保護チューブ4内
に直線状に収納する方法が主流であり、この方法では収
納作業や解体作業を容易に行うことができるという利点
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように光ファイバケーブル2の末端から延びる光ファイ
バテープ1を保護チューブ4内に直線状に収納する場
合、保護チューブ4は光ファイバテープ固定部3から光
ファイバテープ1の先端までを覆う長さが必要となる。
このため、光ファイバを成端架に成端する際、例えば光
ファイバテープ固定部3からの光ファイバテープ長が
3.5mであるとすると、保護チューブ4には4.0m
程度の長さが必要となる。このため、保護チューブ4が
長大なものとなり、その材料コストが高くつくととも
に、布設作業における光ファイバケーブル成端端末の取
扱いに支障を来すという問題点があった。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、光ファイバケーブル
の末端から延びる光ファイバテープの収納部材を短くす
ることのできる光ファイバケーブル成端端末の収納構造
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、複数本の光ファイバを一括
被覆してなる光ファイバテープを実装した光ファイバケ
ーブルの端末に設けられ、光ファイバケーブルの末端か
ら延びる光ファイバテープを筒状の収納部材に収納した
光ファイバケーブル成端端末の収納構造において、前記
光ファイバケーブルの末端から延びる光ファイバテープ
を前記収納部材内に延長方向に対し屈曲させて収納して
いる。これにより、収納部材内には各光ファイバテープ
が蛇行状に屈曲して収納されていることから、収納部材
の長さが十分に短くなる。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載の光フ
ァイバケーブル成端端末の収納構造において、前記収納
部材内に光ファイバテープの延長方向に対し屈曲した溝
を有する弾性体を備え、収納部材内の光ファイバテープ
を弾性体の溝に係合している。これにより、請求項1の
作用に加え、収納部材内の光ファイバテープが弾性体に
よって保持されることから、外部からの衝撃や振動に対
して各光ファイバテープが保護される。
【0009】また、請求項3では、請求項1または2記
載の光ファイバケーブル成端端末の収納構造において、
前記光ファイバテープの屈曲半径を20mm以上にして
いる。これにより、請求項1または2の作用に加え、光
ファイバの曲げ半径が過度に小さくなることがない。
【0010】また、請求項4では、請求項1、2または
3記載の光ファイバケーブル成端端末の収納構造におい
て、前記収納部材内の光ファイバテープの一部を延長方
向に少なくとも一回反転させている。これにより、請求
項1、2または3の作用に加え、収納部材内の各光ファ
イバテープの長さが反転させた分だけ短くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の第1の実
施形態を示すもので、図1は光ファイバケーブル成端端
末の一部断面側面図、図2は光ファイバテープの斜視
図、図3は光ファイバケーブル端部の側面図、図4は光
ファイバケーブル端面の構成図、図5はその部分拡大図
である。
【0012】本実施形態の光ファイバケーブル成端端末
は、光ファイバテープ10を実装したスロット形光ファ
イバケーブル11の端末に設けられ、光ファイバケーブ
ル11の末端から延びる光ファイバテープ10を収納部
材としての保護チューブ12に収容している。
【0013】光ファイバテープ10は、図2に示すよう
に複数本の光ファイバ10aを一括被覆したもので、光
ファイバケーブル11の末端で光ファイバテープ固定部
13により固定されている。また、各光ファイバテープ
10の先端にはそれぞれ光コネクタ10bが取付けられ
ている。
【0014】光ファイバケーブル11は、多数の光ファ
イバテープ10と、各光ファイバテープ10を保持する
スロットロッド14と、スロットロッド14を被覆する
外装体15とからなり、スロットロッド14は中心に鋼
線やFRP等からなる抗張力体14aを備えている。ま
た、スロットロッド14の外周面には周方向に等間隔で
配置された多数の溝14bが設けられ、各溝14b内に
は互いに積層された複数の光ファイバテープ10がそれ
ぞれ収容されている。この場合、スロットロッド14の
外周面には、光ファイバテープ10を各溝14b内に拘
束するための押さえ部材16が巻き付けられている。
【0015】保護チューブ12は筒状に形成され、その
一端を光ファイバテープ固定部13に固定され、その他
端は閉塞部材17によって閉塞されている。この場合、
保護チューブ12内には光ファイバテープ固定部13か
ら延びる各光ファイバテープ10がその延長方向に対し
蛇行状に屈曲して収納されている。
【0016】以上のように構成された光ファイバケーブ
ル成端端末においては、保護チューブ12内に収納され
ている光ファイバテープ10を局内の光ファイバ成端架
へ引き込み成端することにより、光ファイバケーブル1
1が布設される。その際、保護チューブ12内には各光
ファイバテープ10が蛇行状に屈曲して収納されている
ことから、保護チューブ12の長さを十分に短くするこ
とができる。これにより、保護チューブ12の材料コス
トを大幅に低減することができるとともに、保護チュー
ブ12が短くなった分、布設作業時の取扱いが極めて容
易になる。
【0017】尚、前記各光ファイバテープ10の蛇行状
屈曲部分では、光ファイバ10aに曲げ歪みが生ずる
が、この曲げ半径が過度に小さいと光ファイバ10aの
長期信頼性が著しく低下する。そこで、各光ファイバテ
ープ10の屈曲半径を20mm以上にすることにより、
光ファイバ10aの長期信頼性を十分に確保することが
できる。
【0018】図6乃至図8は本発明の第2の実施形態を
示すもので、保護チューブ12内に各光ファイバテープ
10を保持する弾性体18を備えたものである。
【0019】弾性体18はスポンジ等の緩衝性を有する
部材からなり、その一側面には蛇行状に屈曲した複数の
溝18aが設けられ、各溝18aには各光ファイバテー
プ10がそれぞれ係合している。この場合、図8に示す
ように溝18aの屈曲半径Rは20mm以上に形成され
ている。
【0020】以上の構成により、保護チューブ12内の
各光ファイバテープ10は弾性体18によって保持され
ることから、外部からの衝撃や振動に対して各光ファイ
バテープ10を確実に保護することができる。この場
合、各光ファイバテープ10は弾性体18に設けた屈曲
半径20mm以上の溝18aに係合されているので、各
光ファイバテープ10の屈曲半径を常に20mm以上に
保つことができ、長期信頼性の確保において極めて有利
である。
【0021】図9は本発明の第3の実施形態を示すもの
で、各光ファイバテープ10の先端からほぼ中間部分ま
でを光ファイバケーブル11の末端側に折り曲げたもの
である。尚、図示していないが、各光ファイバテープ1
0の先端側は弾性体18の図中後方に位置し、図示され
ている部分と同様、蛇行状に屈曲している。即ち、本実
施形態では各光ファイバテープ10をほぼ中間部分で折
り返した状態で保護チューブ12内に収納しているの
で、各光ファイバテープ10の収納長さを約半分にする
ことができ、保護チューブ12の長さを更に短くするこ
とができる。
【0022】尚、前記第3の実施形態では、保護チュー
ブ12内に弾性体18を備えたものを示したが、弾性体
18を備えていない場合でもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の光ファ
イバケーブル成端端末の収納構造によれば、光ファイバ
ケーブルの末端から延びる光ファイバテープ収納用の収
納部材を短くすることができるので、収納部材の材料コ
ストを大幅に低減することができるとともに、布設作業
時の取扱いが極めて容易になる。
【0024】また、請求項2の光ファイバケーブル成端
端末の収納構造によれば、請求項1の効果に加え、外部
からの衝撃や振動に対して光ファイバテープを確実に保
護することができるので、実用に際して極めて有利であ
る。
【0025】また、請求項3の光ファイバケーブル成端
端末の収納構造によれば、請求項1または2の効果に加
え、光ファイバの曲げ半径が過度に小さくなることがな
いので、光ファイバの長期信頼性を十分に確保すること
ができる。
【0026】また、請求項4の光ファイバケーブル成端
端末の収納構造によれば、請求項1、2または3の効果
に加え、収納部材内の光ファイバテープの長さをその反
転回数分だけ短くすることができるので、収納部材の長
さを更に短くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す光ファイバケー
ブル成端端末の一部断面側面図
【図2】光ファイバテープの斜視図
【図3】光ファイバケーブル端部の側面図
【図4】光ファイバケーブル端面の構成図
【図5】光ファイバケーブル端面の部分拡大図
【図6】本発明の第2の実施形態を示す光ファイバケー
ブル成端端末の一部断面側面図
【図7】弾性体の斜視図
【図8】溝の拡大図
【図9】本発明の第3の実施形態を示す光ファイバケー
ブル成端端末の一部断面側面図
【図10】従来例を示す光ファイバケーブル成端端末の
一部断面側面図
【符号の説明】
10…光ファイバテープ、10a…光ファイバ、11…
光ファイバケーブル、12…保護チューブ、18…弾性
体、18a…溝。
フロントページの続き (72)発明者 平塚 秀樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H001 BB07 BB14 BB16 BB23 DD04 DD18 FF07 FF08 KK06 KK17 KK22 2H038 AA21 CA38 CA73 CA74

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバを一括被覆してなる
    光ファイバテープを実装した光ファイバケーブルの端末
    に設けられ、光ファイバケーブルの末端から延びる光フ
    ァイバテープを筒状の収納部材に収納した光ファイバケ
    ーブル成端端末の収納構造において、 前記光ファイバケーブルの末端から延びる光ファイバテ
    ープを前記収納部材内に延長方向に対し屈曲させて収納
    したことを特徴とする光ファイバケーブル成端端末の収
    納構造。
  2. 【請求項2】 前記収納部材内に光ファイバテープの延
    長方向に対し屈曲した溝を有する弾性体を備え、収納部
    材内の光ファイバテープを弾性体の溝に係合したことを
    特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル成端端末
    の収納構造。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバテープの屈曲半径を20
    mm以上にしたことを特徴とする請求項1または2記載
    の光ファイバケーブル成端端末の収納構造。
  4. 【請求項4】 前記収納部材内の光ファイバテープの一
    部を延長方向に少なくとも一回反転させたことを特徴と
    する請求項1、2または3記載の光ファイバケーブル成
    端端末の収納構造。
JP26035099A 1999-09-14 1999-09-14 光ファイバケーブル成端端末の収納構造 Pending JP2001083386A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008216483A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Advanced Cable Systems Corp 光ファイバケーブルおよびその通線方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05303018A (ja) * 1991-09-09 1993-11-16 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケーブル端末内光ファイバ余長処理機構
JPH06174942A (ja) * 1992-12-02 1994-06-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケーブル端末内光ファイバ余長処理機構

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120