JP2893047B2 - 光ファイバ余長処理モジュール - Google Patents

光ファイバ余長処理モジュール

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JP2893047B2
JP2893047B2 JP2174685A JP17468590A JP2893047B2 JP 2893047 B2 JP2893047 B2 JP 2893047B2 JP 2174685 A JP2174685 A JP 2174685A JP 17468590 A JP17468590 A JP 17468590A JP 2893047 B2 JP2893047 B2 JP 2893047B2
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optical fiber
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三千人 松本
茂 冨田
正 灰原
広明 花房
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明は、光ファイバ制御部の心線余長部を簡易に且
つ小型に収納する場合に好適な光ファイバ余長処理モジ
ュールに関する。
【従来の技術】
従来、光ファイバケーブルの接続部においては、光フ
ァイバの接続に専用の装置/工具類を必要とする等の特
殊性から、片側に約1mの心線余長が設けられている。ま
た、端末に予め光コネクタを取付けたコネクタ付ケーブ
ルにおいても、端末を小型にするために各コネクタ端ま
での長さを変えて収納している。従って、前記いずれの
場合においても接続部内で該心線余長を処理しなければ
ならないが、光ファイバは曲げによって伝送損失を生ず
るため、特別の配慮が必要とされている。
【発明が解決しようとする課題】
このため、一定の曲率以上に光ファイバを処理する方
法として、円筒形のボビンに余長を巻き付けて処理する
方法、あるいは、加入者光ケーブルの場合には切替等の
ために接続点で心線を取扱うことが必要なため、第3図
に示す如く通信用光ファイバ1の各心線をまるめて収納
シート2へ収納する方法等が用いられている。尚、図中
3は光ファイバ接続部である。これは、切替える心線以
外の現用心線に損失変動が生じないように、作業者が出
来るだけ触れないで作業を行うためである。この場合、
前記の方法では光ファイバの曲率半径が30mm以下になら
ないように各心線をまるめる作業は非常に熟練を要する
ため、光ファイバ心線の接続作業以上に時間が掛かり、
特に心線数が多い場合には作業性が悪化するという不具
合がある。更に、前記通信用光ファイバ1の各心線が収
納された複数の収納シート2は、第4図に示す如くの形
態で余長処理部4内に収容されるが、収納シート2の枚
数が多数枚になると余長処理部4内に収容することが困
難となる不具合がある。尚、図中5は複数の通信用光フ
ァイバ1を束ねた光ケーブルである。 そして現状においては、8心テープで構成された1000
心ケーブルの接続部までは前記第4図に示した方法で収
納出来るようになっているが、1000心以上の大束のケー
ブルに対しては殆ど適用することが出来ないという問題
がある。 本発明は前記課題を解決するもので、光ファイバコネ
クタ接続部の心線余長処理の作業性を改善すると共に、
余長処理部の小型化及び低損失化を達成した簡易かつ小
型の光ファイバ余長処理モジュールの提供を目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、高強度光ファイ
バで且つモードフィールド直径が小なるシングルモード
光ファイバと、加熱によりモードフィールド直径が拡大
された前記光ファイバの両端末に各々取付けられた光コ
ネクタと、前記光ファイバが半径30mm以下に巻き付けら
れた巻付部材と、該巻付部材が収納される収納体とを具
備することを特徴とする。 また、前記光ファイバが半径30mm以下に巻き付けられ
た巻付部材は1対の半円状の部材から構成されると共
に、前記1対の半円状の部材の直線部が対向して配置さ
れ且つその間隔が可変であることを特徴とする。
【作用】
本発明によれば、余長処理モジュールに使用する光フ
ァイバとして、通常の通信に使用されている光ファイバ
と比較し曲げに対して強度的に強い光ファイバで且つ伝
送特性上も曲げに対して強いモードフィールド直径の小
さな光ファイバを使用しているため、小さな曲率半径で
収納することができる。また、モジュール端末のモード
フィールド直径を拡大しているため、モジュールの光フ
ァイバと通信用の光ファイバとの接続点における接続損
失を小さく抑えることができる。また、モジュール端末
から引出せる光ファイバの長さを可変とすることができ
る。
【実施例】
以下、本発明の各実施例による光ファイバ余長処理モ
ジュールを図面に基づいて説明する。 第1実施例 第1図は第1実施例による余長処理モジュールの斜視
図であり、図中符号11はモードフィールド直径が通常の
光ファイバと比較して小径に形成された金属コート光フ
ァイバ、12は前記金属コート光ファイバ11の両端末に取
付けられた光コネクタ、13は半径が30mm以下に形成され
ると共に前記金属コート光ファイバ11が巻き付けられた
ボビン、14は前記金属コート光ファイバ11が巻き付けら
れたボビン13を収納するための収納ケースである。現
在、加入者系ではモードフィールド直径が9.5±1μm
のシングルモード光ファイバが主として使用されている
が、該シングルモード光ファイバでは半径30mm以下に曲
げると損失を生ずるため、余り小さく曲げることができ
ない。該シングルモード光ファイバの曲がりによる損失
増加量はQなるパラメータによって決定され、該パラメ
ータQが小さいほど曲がりによる損失が生じにくい。
(「SMファイバの曲げ感度パラメータの検討」1989年電
子情報通信学会春期全国大会C−589) そして、前記パラメータQは次式で表すことができ
る。 Q=2W/λc この場合、2Wはモードフィールド直径、λcは実効カ
ットオフ波長である。従って、本実施例のように、モー
ドフィールド直径が小さな光ファイバを使用することに
よって、損失を生じることなく光ファイバを小さく曲げ
ることが可能となる。 他方、光ファイバを小さく曲げることによって光ファ
イバには大きな曲げ歪が生ずることになり、この曲げ歪
を長期間放置した場合には破断する虞れがあるため、こ
のような不具合を解決するためには強度が強い光ファイ
バ、あるいは疲労特性に優れた光ファイバを使用する必
要があるが、本実施例の第1図または後述の第2図に示
すような金属コート光ファイバ、あるいはカーボンコー
トファイバ等を使用することにより、前記不具合を解決
することができる。 また、接続損失は主として、接続される光ファイバの
軸ずれ、及びモードフィールド直径の違い等によって生
じ、モードフィールド直径が小さいほど低損失な接続が
困難となる。モジュールに使用する光ファイバの直径が
小さいため、モジュールと通信用光ファイバとの接続点
で大きな損失を生ずる可能性があるが、この不具合を解
決するために、モジュールの光ファイバ端末を加熱する
ことによって、光ファイバコア部を形成するドーパント
を拡散させ、モードフィールド直径を接続される光ファ
イバのモードフィールド直径と同一としておくことによ
り、接続点における損失を小さく抑えることが可能とな
る。 第2実施例 第2図は第2実施例による余長処理モジュールの断面
図であり、図中符号21は金属コート光ファイバ、22は光
コネクタ、23・23は前記金属コート光ファイバ21が巻付
けられた断面半円状の1対のボビン、24は前記金属コー
ト光ファイバ21が巻付けられた断面半円状の1対のボビ
ン23を収納するための収納ケース、25…は前記ボビン23
を固定するためのボビン固定用突起である。この場合、
前記両ボビン23の各直線部分が対向状態に配設されると
共に、両ボビン23を任意のボビン固定用突起25により固
定することにより両ボビン23の間隔が可変とされるよう
になっている。即ち、第2実施例における両ボビン23は
第4図に示す距離Lの範囲で移動可能とされており、ま
た、余長処理モジュールから取出すことが可能な光ファ
イバ21の長さを0〜2Lの範囲で変えることができるよう
になっている。これにより、ケーブル端末との接続を作
業性よく行うことができる。 尚、上記実施例における余長処理モジュールは大束の
ケーブル接続点のみならず、構内あるいは住宅等の光コ
ネクタ接続点が有る箇所全てに適用することが可能であ
る。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏
することができる。 強度面及び伝送特性面から曲げに強い光ファイバを使
用するため、光ファイバを小さく収納することが可能で
あり、且つ取扱いも簡単に行うことができるため、コネ
クタ接続部を小型に且つ作業性よく収納することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の余長処理モジュールの斜
視図、第2図は第2実施例の余長処理モジュールの断面
図、第3図は従来の心線余長を収納するシートの斜視
図、第4図は第3図の収納シートから構成される余長処
理部の斜視図である。 11……金属コート光ファイバ、12……光コネクタ、13…
…円筒形ボビン(巻付部材)、14……収納ケース(収納
体)、21……金属コート光ファイバ、22……光コネク
タ、23……半円状ボビン(巻付部材)、24……収納ケー
ス(収納体)、25……ボビン固定用突起。
フロントページの続き (72)発明者 花房 広明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/00 336 G02B 6/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高強度光ファイバで且つモードフィールド
    直径が小なるシングルモード光ファイバと、加熱により
    モードフィールド直径が拡大された前記光ファイバの両
    端末に各々取付けられた光コネクタと、前記光ファイバ
    が半径30mm以下に巻き付けられた巻付部材と、該巻付部
    材が収納される収納体とを具備することを特徴とする光
    ファイバ余長処理モジュール。
  2. 【請求項2】前記光ファイバが半径30mm以下に巻き付け
    られた巻付部材は1対の半円状の部材から構成されると
    共に、前記1対の半円状の部材の直線部が対向して配置
    され且つその間隔が可変であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光ファイバ余長処理モジュール。
JP2174685A 1990-07-02 1990-07-02 光ファイバ余長処理モジュール Expired - Lifetime JP2893047B2 (ja)

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