JP2001082508A - 駆動力伝達装置 - Google Patents

駆動力伝達装置

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JP2001082508A
JP2001082508A JP26247499A JP26247499A JP2001082508A JP 2001082508 A JP2001082508 A JP 2001082508A JP 26247499 A JP26247499 A JP 26247499A JP 26247499 A JP26247499 A JP 26247499A JP 2001082508 A JP2001082508 A JP 2001082508A
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cam
driving force
friction clutch
cam ring
transmission device
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Masayuki Shimada
正幸 島田
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁式パイロット機構、カム機構を有する駆動
力伝達装置を簡単な構造に構成する。 【解決手段】内外両回転部材10a,10bと、外側回
転部材10aにカムフォロア17を介して連結されて両
回転部材10a,10b間にて軸方向へ移動可能に位置
するカムリング16と、カムリング16および内側回転
部材10b間に位置する摩擦クラッチ10cと、摩擦ク
ラッチ10cにカムリング16の移動方向とは逆方向の
力を作用させる押圧部材18と、カムリング16にカム
フォロア17側への吸引力を作用させる電磁石14を備
えた構成とし、これらの構成部品10a,14,16,
17にてパイロット機構10dおよびカム機構10eを
一体に構成して、装置を簡単な構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の回転軸間に
配設されてこれら両回転軸間でトルク伝達を行う駆動力
伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動力伝達装置の一形式として、電磁式
のパイロット機構を備えた形式の駆動力伝達装置があ
る。当該形式の駆動力伝達装置は、例えば特開平10−
30656号公報に示されているように、互いに同軸的
かつ相対回転可能に位置する内外両回転部材間に、摩擦
クラッチ、電磁式パイロット機構およびカム機構を備え
ているもので、パイロット機構を構成する電磁石に通電
することにより、パイロット機構を動作して作用力を発
生させ、この作用力をカム機構を介して摩擦クラッチに
伝達して摩擦クラッチの摩擦係合を制御し、両回転部材
間でのトルク伝達を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該形式の
駆動力伝達装置においては、両回転部材、摩擦クラッ
チ、パイロット機構およびカム機構は互いに関連して配
設されてはいるが、互いに独立した構造に構成されてい
るため、装置全体が極めて複雑な構造になっており、ま
た、この複雑な構造に起因して構成部品点数が多く、か
つ、それらの組付けが複雑で面倒である。
【0004】従って、本発明の目的は、これらの問題に
対処すべく、当該形式の駆動力伝達装置を簡単な構造に
構成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は駆動力伝達装置
に関し、特に、一対の回転軸間に配設されてこれら両回
転軸間でトルク伝達を行う駆動力伝達装置に関する。
【0006】しかして、本発明に係る駆動力伝達装置
は、互いに同軸的かつ相対回転可能に位置する外側回転
部材および内側回転部材と、これら両回転部材の一方に
カムフォロアを介して連結されこれら両回転部材間にて
軸方向へ移動可能に位置するカムリングと、同カムリン
グおよび前記両回転部材の他方との間に位置する摩擦ク
ラッチと、同摩擦クラッチに前記カムリングの移動方向
とは逆方向の力を作用させる押圧部材と、前記カムリン
グに前記カムフォロア側への吸引力を作用させる電磁石
を備えていることを特徴とするものである。
【0007】本発明に係る駆動力伝達装置においては、
前記カムフォロアと前記押圧部材とを前記摩擦クラッチ
を挟んで互いに対向して位置させ、かつ、前記カムフォ
ロアと前記電磁石とを前記両回転部材の一方を挟んで互
いに対向して位置させる構成とすることができ、また、
前記押圧部材を、前記両回転部材の相対回転に応じて押
圧力を発生させる押圧力発生機構の構成部材として、同
押圧力発生機構にて発生する押圧力を前記摩擦クラッチ
に伝達すべく機能するように構成することができる。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明に係る駆動力伝達装置にお
いては、カムリング、カムフォロア、両回転部材の一
方、および電磁石が、パイロット機構およびカム機構を
一体に構成していて、電磁石への通電により、カムリン
グをその通電量に応じて電磁石側に吸引して、パイロッ
ト機構およびカム機構を作動させ、摩擦クラッチの摩擦
係合を制御する。
【0009】例えば、電磁石には、設定された範囲の最
大値の電流を常時通電してカムリングを最大吸引力で吸
引し、カムリングをカムフォロアを介して両回転部材の
一方(一方の回転部材)に結合しておく。この結合状態
では、カムリングと一方の回転部材とは一体回転してカ
ム機構は作動せず、パイロット機構からの摩擦クラッチ
への作用力は伝達されず、パイロット機構により摩擦ク
ラッチの摩擦係合が制御されることはない。
【0010】この状態で、電磁石に最大電流値より低い
電流を通電すると、カムリングに対する吸引力が弱くな
ってカムリングと一方の回転部材との結合力が低下し
て、カムリングと一方の回転部材とは相対回転可能とな
る。これにより、摩擦クラッチの摩擦係合力がカムリン
グに対する電磁石の吸引力に打ち勝つときカム機構が作
動して、カムフォロアがカムリングを摩擦クラッチ側へ
押動し、摩擦クラッチはロック状態となる。摩擦クラッ
チは、電磁石へ通電する電流値を制御することによりロ
ックポイントを制御される。
【0011】このように、本発明に係る駆動力伝達装置
においては、パイロット機構およびカム機構が、カムリ
ング、カムフォロア、一方の回転部材、および電磁石に
て一体に構成されている。このため、本発明に係る駆動
力伝達装置は、両回転部材、パイロット機構およびカム
機構がそれぞれ独立して構成されて互いに関連ずけられ
て組付けられている、従来のこの種形式の駆動力伝達装
置に比較して、構造が簡単であって構成部品点数が少な
く、かつ、それらの組付けが容易である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明すると、図1には本発明の一例に係る駆動力伝達装置
が示されている。当該駆動力伝達装置10は、図4に示
すように、四輪駆動車における後輪側への駆動力伝達経
路に搭載される。なお、駆動力伝達装置10の主要部
は、軸線に対して略対称の構成であるため、図1には、
駆動力伝達装置10の略半分の部位を示し、他の略半分
の部位を省略している。
【0013】当該四輪駆動車において、トアランスアク
スル21はトランスミッション、トランスファおよびフ
ロントディファレンシャルを一体に備えるもので、エン
ジン22の駆動力をトランスアクスル21のフロントデ
ィファレンシャル23を介して、両アクスルシャフト2
4a,24aに出力して左右の前輪24b,24bを駆
動させるとともに、第1プロペラシャフト25側に出力
させる。第1プロペラシャフト25は、駆動力伝達装置
10を介して第2プロペラシャフト26に連結されてお
り、第1プロペラシャフト25と第2プロペラシャフト
26がトルク伝達可能に連結された場合には、駆動力は
リヤディファレンシャル27に伝達され、リヤディファ
レンシャル27から両アクスルシャフト28a,28a
へ出力されて左右の後輪28b,28bを駆動させる。
【0014】駆動力伝達装置10は、第1プロペラシャ
フト25と第2プロペラシャフト26間に配設されてい
るもので、図1に示すように、アウタケース10a、イ
ンナシャフト10b、摩擦クラッチ10c、パイロット
機構10d、カム機構10e、および押圧力発生機構1
0fを備えている。
【0015】駆動力伝達装置10を構成するアウタケー
ス10aは、有底筒状のハウジング11と、ハウジング
11の後端開口部に螺着されて同開口部を覆蓋するリヤ
カバー12とにより形成されている。ハウジング11は
非磁性材料であるアルミ合金にて、かつ、リヤカバー1
2は磁性材料である鉄にてそれぞれ形成されている。な
お、リヤカバー12にはその中間部に、非磁性材料であ
るステンレス製の筒体12aが埋設されており、筒体1
2aは環状の非磁性部位を形成している。
【0016】インナシャフト10bは、リヤカバー12
の中央部を液密的に貫通してハウジング11内に同軸的
に挿入されていて、軸方向を規制された状態で、ハウジ
ング11とリヤカバー12に回転可能に支持されてい
る。インナシャフト10bには、第2プロペラシャフト
26の先端部が挿入されて、トルク伝達可能に連結され
る。なお、アウタケース10aを構成するハウジング1
1の前端部には、第1プロペラシャフト25がトルク伝
達可能に連結されている。
【0017】摩擦クラッチ10cは湿式多板式の摩擦ク
ラッチであり、多数のクラッチプレート(インナクラッ
チプレート13a、アウタクラッチプレート13b)を
備え、ハウジング11内に配設されている。摩擦クラッ
チ10cを構成する各インナクラッチプレート13a
は、インナシャフト10bの外周にスプライン嵌合して
軸方向へ移動可能に組付けられ、かつ、各アウタクラッ
チプレート13bは後述するカムリング16の筒部16
aの内周にスプライン嵌合して軸方向へ移動可能に組付
けられている。各インナクラッチプレート13aと各ア
ウタクラッチプレート13bは交互に位置していて、互
いに当接して摩擦係合するとともに互いに離間して自由
状態となる。
【0018】パイロット機構10dとカム機構10eと
は一体に構成されている。パイロット機構10dは、リ
ヤカバー12、電磁石14、電磁石14を一体に支持す
るヨーク15、およびカムリング16にて構成されてい
る。また、カム機構10eは、リヤカバー12、カムリ
ング16、およびカムフォロア17にて構成されてい
る。パイロット機構10dを構成するヨーク15は、電
磁石14を支持した状態でリヤカバー12の凹所12b
内に嵌合されて、リヤカバー12に回転可能に支持され
ている。リヤカバー12の先端面にはカム溝12cが形
成されている。カム溝12cは、リヤカバー12の先端
面の円周方向に所定間隔を保持して複数形成されてい
る。
【0019】カムリング16は、パイロット機構10d
を構成するアーマチャとして機能するとともに、カム機
構10eを構成する可動カムとして機能するもので、所
定長さの筒部16aと、筒部16aの後端に位置する環
状の内向フランジ部16bとからなり、筒部16aの内
周には摩擦クラッチ10cの各アウタクラッチプレート
13bが嵌合する内スプライン16cが形成され、か
つ、内向フランジ部16bの後端面にはカム溝16dが
形成されている。カム溝16dは、内向フランジ部16
bの円周方向に所定間隔を保持して複数形成されてい
て、リヤカバー12の先端面の各カム溝12cと対向す
る。
【0020】カムリング16は、ハウジング11内に回
転可能に嵌合されて、筒部16aの内周とインナシャフ
ト10bの外周間にクラッチ室を形成していて、このク
ラッチ室に摩擦クラッチ10cが配設されている。摩擦
クラッチ10cを構成する各インナクラッチプレート1
3aはインナシャフト10bに、各アウタクラッチプレ
ート13bはカムリング16の筒部16aにそれぞれス
プライン嵌合している。
【0021】カムリング16は、ハウジング11内では
リヤカバー12の先端側に位置して、その内向フランジ
部16bをリヤカバー12の先端面に対向させ、かつ、
内向フランジ部16bの各カム溝16dをリヤカバー1
2の先端面の各カム溝12cに対向させている。ボール
状の各カムフォロア17は、これら両カム溝12c,1
6d間に介在している。
【0022】押圧力発生機構10fは、ハウジング11
とインナシャフト10b間にて、パイロット機構10d
およびカム機構10eとは摩擦クラッチ10cを挟んで
反対側の部位に配設されているもので、図1および図2
に示すように、作動ピストン18、ロータ19、および
流体室Rに封入された粘性流体にて構成されている。作
動ピストン18は、本発明における押圧部材を構成する
もので、ハウジング11内にて、インナシャフト10b
の外周に液密的に回転可能で軸方向へ移動可能に組付け
られ、かつ、カムリング16に対しては一体回転可能で
軸方向へ移動可能に組付けられている。
【0023】作動ピストン18は、この状態でハウジン
グ11の奥壁の内側面に設けた凹所11aを流体室Rに
形成している。ロータ19は、筒状基部19aの外周に
径方向へ延びる3枚のベーン部19bを有するととも
に、筒状基部19aの内周にスプライン部19cを有す
るもので、インナシャフト10bの外周にスプライン嵌
合した状態で流体室Rに収容されている。各ベーン部1
9bは流体室Rを複数の滞留室に区画していて、各滞留
室にはシリコンオイル等の高粘性の粘性流体が封入され
ている。
【0024】当該駆動力伝達装置10を搭載した車両に
おいて、第1プロペラシャフト25と第2プロペラシャ
フト26間に差動回転が発生し、これに起因してアウタ
ケース10aとインナシャフト10b間に相対回転が発
生した場合には、押圧力発生機構10fを構成するロー
タ19は流体室R内でアウタケース10aに対して相対
回転して、流体室R内には第1プロペラシャフト25と
第2プロペラシャフト26間の差動回転数に応じた押圧
力が発生する。この押圧力は、作動ピストン18を押圧
して摩擦クラッチ10cに伝達され、摩擦クラッチ10
cは差動回転数に応じて摩擦係合する。このため、第1
プロペラシャフト25は、アウタケース10a、摩擦ク
ラッチ10c、インナシャフト10bを介して第2プロ
ペラシャフト26に連結され、第1プロペラシャフト2
5から第2プロペラシャフト26へ差動回転数に応じた
トルクが伝達され、車両はリアルタイムの四輪駆動状態
となる。図3に示すグラフは、押圧力発生機構10fの
作動による、第1プロペラシャフト25と第2プロペラ
シャフト26間での差動回転数と伝達トルクの関係を示
している。
【0025】しかして、当該駆動力伝達装置10におい
ては、リヤカバー12、電磁石14、ヨーク15、カム
リング16、およびカムフォロア17が、パイロット機
構10dおよびカム機構10eを一体に構成していて、
電磁石14への通電により、カムリング16をその通電
量に応じて電磁石14側に吸引して、パイロット機構1
0dおよびカム機構10eを作動して、摩擦クラッチ1
0cのロック(結合)ポイントを制御する。
【0026】例えば、電磁石14には、設定された範囲
の最大値の電流を常時通電してカムリング16を最大吸
引力で吸引し、カムリング16をカムフォロア17を介
してリヤカバー12と結合しておく。この結合状態で
は、カムリング16とリヤカバー12とは一体回転して
カム機構10eは作動せず、パイロット機構10dから
の摩擦クラッチ10cへの作用力は伝達されず、摩擦ク
ラッチ10cがロックされることはない。
【0027】この状態で、電磁石14に最大電流値より
低い電流を通電すると、カムリング16に対する吸引力
が弱くなってカムリング16とリヤカバー12との結合
力が低下して、カムリング16とリヤカバー12とは相
対回転可能となる。これにより、摩擦クラッチ10cの
摩擦係合力がカムリング16に対する電磁石14の吸引
力に打ち勝つときカム機構10eが作動し、カムフォロ
ア17がカムリング16を摩擦クラッチ10c側へ押動
して、摩擦クラッチ10cの摩擦係合力が増大する。こ
の摩擦係合力はカム機構10e側へフィードバックさ
れ、最終的には摩擦クラッチ10cがロック状態とな
る。
【0028】当該パイロット機構10dにおいて、電磁
石14への通電量をスイッチやボリューム等の手段で数
段階に変化させるようにすれば、両プロペラシャフト2
5,26間の差動回転数に対する摩擦クラッチ10cの
ロックポイントを変化させることができる。例えば、電
磁石14への通電量を最大電流値を基点として2段に変
化するように構成すれば、摩擦クラッチ10cのロック
ポイントを、例えば図3のグラフに示すA点とB点の2
点に変更することができる。
【0029】このように、当該駆動力伝達装置10にお
いては、カム機構10eの作動により、パイロット機構
10dで発生した作動力を推力に変換されて摩擦クラッ
チ10cを押圧して、摩擦クラッチ10cを瞬時に結合
状態として車両を直結状態の四輪駆動状態に構成するこ
とができる。これにより、車両の脱輪状態からの脱出、
悪路走行、砂地走行等の過酷な走行条件下での走行性能
を向上させることができ、過酷な状態に遭遇した場合に
は、車両をこの過酷な走行条件に適した走行性能に容易
に切換えることができる。
【0030】しかして、当該駆動力伝達装置10におい
ては、パイロット機構10dおよびカム機構10eを、
アウタケース10aを構成するリヤカバー12、電磁石
14、ヨーク15、カムリング16、およびカムフォロ
ア17にて一体に構成されている。このため、当該駆動
力伝達装置10は、パイロット機構およびカム機構がそ
れぞれ独立して形成されて互いに関連ずけられて組付け
られている従来のこの種駆動力伝達装置に比較して、構
造が簡単であって、構成部品点数が少なく、かつ、それ
らの組付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る駆動力伝達装置の部分断面
図である。
【図2】同駆動力伝達装置を構成する押圧力発生機構の
縦断面図である。
【図3】同押圧力発生機構の作動による、車両の両プロ
ペラシャフト間での差動回転数と伝達トルクの関係を示
すグラフである。
【図4】同駆動力伝達装置を搭載した四輪駆動車の概略
構成図である。
【符号の説明】
10…駆動力伝達装置、10a…アウタケース、10b
…インナシャウト、10c…摩擦クラッチ、10d…パ
イロット機構、10e…カム機構、10f…押圧力発生
機構、11…ハウジング、11a…凹所、12…リヤカ
バー、12a…筒体、12b…凹所、12c…カム溝、
13a…インナクラッチプレート、13b…アウタクラ
ッチプレート、14…電磁石、15…ヨーク、16…カ
ムリング、16a…筒部、16b…内向フランジ部、1
6c…スプライン、16d…カム溝、17…カムフォロ
ア、18…作動ピストン、19…ロータ、19a…筒状
基部、19b…ベーン部、19c…スプライン部、21
…トランスアクスル、22…エンジン、23…フロント
ディファレンシャル、24a…アクスルシャフト、24
b…前輪、25,26…プロペラシャフト、27…リヤ
ディファレンシャル、28a…アクスルシャフト、28
b…後輪、R…流体室。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の回転軸間に配設されてこれら両回転
    軸間でトルク伝達を行う駆動力伝達装置であり、互いに
    同軸的かつ相対回転可能に位置する外側回転部材および
    内側回転部材と、これら両回転部材の一方にカムフォロ
    アを介して連結されこれら両回転部材間にて軸方向へ移
    動可能に位置するカムリングと、同カムリングおよび前
    記両回転部材の他方との間に位置する摩擦クラッチと、
    同摩擦クラッチに前記カムリングの移動方向とは逆方向
    の力を作用させる押圧部材と、前記カムリングに前記カ
    ムフォロア側への吸引力を作用させる電磁石を備えてい
    ることを特徴とする駆動力伝達装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の駆動力伝達装置におい
    て、前記カムフォロアと前記押圧部材とは前記摩擦クラ
    ッチを挟んで互いに対向して位置し、かつ、前記カムフ
    ォロアと前記電磁石とは前記両回転部材の一方を挟んで
    互いに対向して位置していることを特徴とする駆動力伝
    達装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の駆動力伝達装置
    において、前記押圧部材は、前記両回転部材の相対回転
    に応じて押圧力を発生させる押圧力発生機構を構成し、
    同押圧力発生機構にて発生する押圧力を前記摩擦クラッ
    チに伝達すべく機能することを特徴とする駆動力伝達装
    置。
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